JP2001057040A - ヘッドサスペンション、ヘッド・ジンバル組立体、およびアクチュエータ - Google Patents

ヘッドサスペンション、ヘッド・ジンバル組立体、およびアクチュエータ

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JP2001057040A
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head
suspension
slider
flexure
longitudinal axis
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Kazuyuki Yamamoto
一幸 山本
Kazuo Takahashi
和夫 高橋
Toshio Mamiya
敏夫 間宮
Takashi Yamada
孝 山田
Yotaro Sanada
洋太郎 眞田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共振特性を悪化することなくワイヤレス化を
実現した、屈曲型のアクチュエータに用いられるサスペ
ンションの提供を課題とする。 【解決手段】 フレクシャー16のスライダ取り付け部
17上に信号線15の端点が並ぶボンディングパッド列
20をサスペンションの長手軸に対して所定の角度を有
するように設け、さらに、スライダ取り付け部17を保
持するジンバルをサスペンションの長手軸に対して左右
対称の形状に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドサスペンシ
ョン、ヘッド・ジンバル組立体、およびアクチュエータ
に関し、特に磁気ディスクや光ディスクなどの情報処理
装置用の回転円盤型記憶装置のヘッドサスペンション、
ヘッド・ジンバル組立体、およびアクチュエータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディスク記憶装置のうち、発明者らが開
発したリムーバブルハードディスク装置(以下、ハード
ディスク装置をHDDで、リムーバブルハードディスク
装置をR−HDDで表す)と、それに用いられるサスペ
ンションについて述べる。このR−HDDは、サスペン
ション部を屈曲して搭載した特殊な回動型アクチュエー
タである屈曲型アクチュエータを用いていることが特徴
である。
【0003】図7は、R−HDD71およびカートリッ
ジ72の構成を示す斜視図である。R−HDD71には
屈曲型アクチュエータ73、ダイナミックロード/アン
ロード用ランプ(以下、単にランプで表す)74、およ
び矢印B方向に回転可能なスピンドルモータ75等が搭
載されている。スピンドルモータ75にはチャッキング
マグネット76が取り付けられている。
【0004】R−HDD71を使用するときは、ディス
ク77を内包したカートリッジ72をこのR−HDD7
1に挿入する。するとディスク77に取り付けられた、
強磁性体によって作られているセンタコア78が、スピ
ンドルモータ75の頂部に取り付けられたチャッキング
マグネット76に吸着する。この状態で、使用時には、
スピンドルモータ75が回転することによってセンタコ
ア78が回転し、ディスク77が回転する。
【0005】図8は、屈曲型アクチュエータ73の構成
を示す分解斜視図である。屈曲型アクチュエータ73
は、駆動マグネット81と、上ヨーク82、下ヨーク8
3からなる磁気回路と、コイル84、ピボット85、ア
ーム86および図示しないヘッドが取り付けられた浮上
ヘッドスライダ(以下単にスライダ)87およびこのス
ライダ87をディスクに押し付けるばねの役割を果たす
サスペンション88からなる可動部とから成り立ってい
る。ここで、サスペンション88はアーム86に対して
“L”字型に屈曲配置されている。コイル84に通電す
ることにより、屈曲型アクチュエータ73の可動部は、
ピボット85を中心に矢印Aの方向に回動することがで
きる。
【0006】図9は、HGA91の構成を示す斜視図で
ある。ここで、HGA91とは、サスペンション88と
スライダ87の組立体のことである。HGA91は、ア
ームに取り付けるためのベース部92、ばねの役割を果
たすスプリング部93、剛体の梁であるロードビーム9
4およびスライダ87を保持するフレクシャー95から
成り立っており、フレクシャー95上のスライダ接着面
96にスライダ87が接着固定されている。
【0007】ここで、サーボ上の理由から、ヘッドは自
身の回動軌跡に対して接線をなす必要があり、ヘッドは
スライダ87の後面と平行なため、スライダ87の長手
軸と平行でヘッドを通る直線は屈曲型アクチュエータ7
3の回動中心を通らねばならない。このため、スライダ
87はサスペンション88の長手軸に対して所定の角度
θを持って固定されている。ロードビーム94上には、
ロード/アンロード用ディンプル97がロードビーム9
4と一体に形成されている。スライダ87の後端部には
信号線ワイヤ98がボンディングされている。
【0008】図7において、屈曲型アクチュエータ73
の可動部が矢印A1の方向に回動すると、ロード/アン
ロード用ディンプル97は、ディスク最外周において、
ドライブに固定されたランプ74に設けられた滑り台状
の斜面を昇降し、スライダ87をディスク77上にロー
ドする。また、屈曲型アクチュエータ73の可動部が逆
方向に動作すれば、スライダ87はディスク77上から
アンロードされる。このように、屈曲型アクチュエータ
73を用いたR−HDDでは、スライダ87を所定の角
度θで取り付ける必要がある。
【0009】ところで、装置の小型化にともない、スラ
イダ87の小型化が進んでいるために、スライダ87の
ボンディング部分が非常に小さくなり、ボンディング作
業が困難となってきている。また信号線ワイヤ98の存
在はフレクシャー95の剛性の高精度化を阻害する要因
になっている。
【0010】そのため、近年では、フレクシャー上に導
体層および絶縁層を積層し、フレクシャー上のスライダ
取り付け部にボンディングパッドを設けたパターンつき
サスペンション(ワイヤレスサスペンション)が登場し
ている。ところが現在のパターンつきサスペンション
は、すべてスライダの長手軸とサスペンションの長手軸
が一致していることを前提にしているので、スライダを
角度θで固定する必要のある屈曲型アクチュエータには
使用できないという問題があった。
【0011】この問題を解決するために、発明者らは、
フレクシャーのスライダ取り付け部とボンディングパッ
ドをサスペンションの長手軸から角度θだけ傾けて取り
付ける方法を先に提案した。しかしながら、この方法で
は、板厚の薄いフレクシャー部分の梁としての長さが長
くなり、かつ形状が左右非対称になってしまうので、共
振特性の悪化が懸念される。
【0012】この点を判定するために、以下の2条件で
FEM解析を行った。 (a)スライダ取り付け角度=62°、フレクシャー角
度=62° (b)スライダ取り付け角度=62°、フレクシャー角
度=0° これらの各FEMモデルを図10および図11にそれぞ
れ示した。ここでは簡単のために、信号線は省略して考
えている。
【0013】これらのFEMモデルに対して、FEMに
より20kHzまでの共振周波数を計算した結果を以下
に示す。 (a) 2.5k 4.7k 5.6k 11k 1
3.8k 14.2k17.4k(Hz) (b) 3.7k 11.6k 13.9k(Hz) このFEMの結果により、フレクシャーを62°の角度
で取り付けると、20kHzまでのモード数がフレクシ
ャー角度が0°の場合の3個から7個に増大してしまう
ことが分かる。フレクシャー角度が小さければ多少は改
善されるものの、フレクシャー角度が0°の場合には達
しないものと考えられる。従って、フレクシャーを屈曲
させる方法では共振特性が悪化してしまうという問題が
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
ディスク装置用ヘッドサスペンションにおいては、スラ
イダの小型化に伴って、スライダを所定の角度をつけて
取り付ける作業が困難になり、また、信号布線の配置に
も問題が生まれ、さらに従来型のパターンつきサスペン
ションはスライダを所定の角度をつけて取り付ける屈曲
型アクチュエータには用いることができないという問題
があった。また、フレクシャーを屈曲させる方法では共
振特性が悪化するという問題があった。本発明は、比較
的簡単な方法でこの問題を解決して、共振特性を悪化す
ることなく、屈曲型アクチュエータ用のサスペンション
のワイヤレス化を実現することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、取り付け用のベース部と、剛体からなる
ロードビームと、前記ベース部と前記ロードビームの間
に設けられ前記ロードビームに弾性を与えるスプリング
部と、前記ロードビーム先端に取り付けられ記録再生用
のヘッドを搭載するヘッドスライダを保持するフレクシ
ャーと、導体層とこの導体層を挟み込んでいる絶縁層か
ら構成され前記ヘッドスライダからの信号を引き出す信
号線部とを有し、回転ディスク型の記憶メディアを用い
る情報記憶装置の記録再生用に使用されるワイヤレス型
のヘッドサスペンションにおいて、前記フレクシャーは
ヘッドスライダ取り付け部とこのヘッドスライダ取り付
け部を保持するジンバルとを具備し、前記ジンバルはヘ
ッドサスペンションの長手軸に対してほぼ左右対称の形
状を有し、前記信号線部は一方の端点が前記ヘッドスラ
イダ取り付け部上に位置するボンディングパッド列を形
成し、このボンディングパッド列はヘッドサスペンショ
ンの長手軸に対して所定の角度を有していて、前記ヘッ
ドスライダをヘッドサスペンションの長手軸に対して所
定の角度で取り付けるように位置していることを特徴と
する。
【0016】また、取り付け用のベース部と、剛体から
なるロードビームと、前記ベース部と前記ロードビーム
の間に設けられ前記ロードビームに弾性を与えるスプリ
ング部と、前記ロードビーム先端に取り付けられ記録再
生用のヘッドを搭載するヘッドスライダを保持するフレ
クシャーと、導体層とこの導体層を挟み込んでいる絶縁
層から構成され前記ヘッドスライダからの信号を引き出
す信号線部とを有するワイヤレス型のヘッドサスペンシ
ョンと、前記フレクシャーに保持された記録再生用のヘ
ッドスライダとを具備し、回転ディスク型の記憶メディ
アを用いる情報記憶装置の記録再生用に使用されるヘッ
ド・ジンバル組立体において、前記ヘッドサスペンショ
ンの前記フレクシャーはヘッドスライダ取り付け部とこ
のヘッドスライダ取り付け部を保持するジンバルとを具
備し、前記ジンバルはヘッドサスペンションの長手軸に
対してほぼ左右対称の形状を有し、前記ヘッドサスペン
ションの前記信号線部は一方の端点が前記ヘッドスライ
ダ取り付け部上に位置するボンディングパッド列を形成
し、このボンディングパッド列はヘッドサスペンション
の長手軸に対して所定の角度を有していて、前記ヘッド
スライダの後端面は前記フレクシャー上のヘッドスライ
ダ取り付け部上の前記ボンディングパッド列に、前記ボ
ンディングパッド列と同じ角度で固定されることを特徴
とする。
【0017】さらにまた、取り付け用のベース部と、剛
体からなるロードビームと、前記ベース部と前記ロード
ビームの間に設けられ前記ロードビームに弾性を与える
スプリング部と、前記ロードビーム先端に取り付けられ
記録再生用のヘッドを搭載するヘッドスライダを保持す
るフレクシャーと、導体層とこの導体層を挟み込んでい
る絶縁層から構成され前記ヘッドスライダからの信号を
引き出す信号線部とを有するワイヤレス型のヘッドサス
ペンションと、前記ヘッドサスペンションの前記ベース
部を保持して前記ヘッドサスペンションを駆動する駆動
部とを具備し、回転ディスク型の記憶メディアを用いる
情報記憶装置の記録再生用に使用されるヘッドアクチュ
エータにおいて、前記ヘッドサスペンションの前記フレ
クシャーはヘッドスライダ取り付け部とこのヘッドスラ
イダ取り付け部を保持するジンバルとを具備し、前記ジ
ンバルはヘッドサスペンションの長手軸に対してほぼ左
右対称の形状を有し、前記ヘッドサスペンションの前記
信号線部は一方の端点が前記ヘッドスライダ取り付け部
上に位置するボンディングパッド列を形成し、このボン
ディングパッド列はヘッドサスペンションの長手軸に対
して所定の角度を有していて、前記ヘッドスライダをヘ
ッドサスペンションの長手軸に対して所定の角度で取り
付けるように位置していることを特徴とする。
【0018】このようにサスペンションのボンディング
パッドを回転して取り付けることで、フレクシャーを左
右対称に、かつ、その梁部分を短くすることができ、共
振特性を悪化することなく、屈曲型アクチュエータ用の
ワイヤレスサスペンションを実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるディスク装
置用ヘッドサスペンションを添付図面を参照にして詳細
に説明する。以下にのべる本発明の実施の形態は、本発
明の好適な実施の形態として種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において、とくに本発
明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限定
されるものではない。
【0020】図1は、本発明のHGAの第1の実施の形
態の構成を示す斜視図である。HGA11はアームに取
り付けるためのベース部12と、ばねの役割を果たすス
プリング部13と、剛体のロードビーム14と、スライ
ダ18を保持し、かつ、信号線15(図では一部が省略
されている)を積層したフレクシャー16から成るサス
ペンションと、フレクシャー16先端のスライダ取り付
け部17にサスペンション長手軸に対して角度θ(ここ
では34°)で接着固定されているスライダ18から成
り立っている。
【0021】ここで、サスペンションのスプリング部1
3、ロードビーム14は一体の板金で作成され、ベース
部12およびジンバル15は別部品で作成してレーザビ
ームでスポット溶接されて一体化されている。スプリン
グ部13およびロードビーム14の材質としてはt=
0.06〜t=0.08程度のばね用ステンレス鋼板
が、ベース部12にはt=0.3程度のステンレス鋼板
が、フレクシャー16にはt=0.02〜t=0.03
程度のばね用ステンレス鋼板がそれぞれ使用されてい
る。また、ロードビーム14には、剛性向上のため、側
面にリブ19が立てられている。
【0022】信号線15は、銅箔の上下を絶縁のための
ポリイミド層で挟んだ構成で、フレクシャー16上に積
層されており、一方の端点はスライダ取り付け部17に
おいて第1のボンディングパッド列20を形成してお
り、他の端点はベース部12にて第2のボンディングパ
ッド列21を形成している。ここで、第1のボンディン
グパッド列20は所定の角度θだけサスペンション長手
軸に対して回転して形成されている。
【0023】図2は、スライダ取り付け部17の構成を
示す平面図である。スライダ取り付け部17は、スライ
ダ18をピッチおよびロール方向に柔らかく支持するジ
ンバル22、スライダ接着面23、積層された信号線1
5および4個(インダクティブヘッド用×2、MRヘッ
ド用×2)のボンディングパッド24(斜線の部分)か
らなるボンディングパッド列20から成り立っており、
ボンディングパッド列20がスライダ取り付け中心を軸
としてθ°回転した位置に配置されている。
【0024】信号線15は、ほとんどの範囲ではフレク
シャー16上に積層されているが、ジンバル22の位置
では、ジンバル22の剛性に影響を与えないように、分
離されており、さらに信号線15による剛性の偏りをな
くすために左右対称に配置されている。(これは、スラ
イダ18の浮上の安定のためには、ピッチ方向およびロ
ール方向に対するジンバル22の剛性が等方的になって
いることが好ましく、したがって、ピッチ方向とロール
方向の剛性が共に等しいことが望ましいためである。)
【0025】なお、図2では、スライダ接着面23もサ
スペンション長手軸に対して左右対称になっているが、
スライダ接着面23はスライダ18と接着して一体化さ
れるため、極めて剛となり、共振特性にはほとんど影響
を与えないため、必ずしもサスペンション長手軸に対し
て対称の形状にする必要はなく、例えば、スライダ18
と平行になるように形成しても差支えない。
【0026】図3は、スライダ18の構成を示す斜視図
である。スライダ18はディスクに対向する面にABS
(Air Bearing Surface )31を具備し、後端にはヘッ
ド32および4個のボンディングパッド33を有してい
る。
【0027】図4は、スライダ取り付け部17にスライ
ダ18を接着固定したときの構成を示した斜視図であ
る。図に示すように角度θを取ってスライダ18を固定
する時、スライダ18上のボンディングパッド33と、
スライダ取り付け部17上のボンディングパッド24と
の位置合わせを行った上で、ボンディングを行うことが
できる。スライダ18上のボンディングパッド33と、
スライダ取り付け部17上のボンディングパッド24と
は、金ボール41等の導電性を有する固定手段で、ボン
ディングされる。
【0028】本発明のサスペンションをディスク記憶装
置に用いた例を以下に述べる。図5は、屈曲型ヘッドア
クチュエータを用いたR−HDD51に本発明を適用し
た場合の構成を示す斜視図である。このR−HDD51
には、屈曲型ヘッドアクチュエータ52が搭載されてお
り、HGA11上のスライダ18は角度θ(ここでは3
4°)を取って取り付けられている。このとき、スライ
ダ18の長手軸に平行でヘッドを通る直線が駆動部の回
動の中心を通るようにすることで、ヘッドと駆動部の回
動の中心との距離が、アクチュエータの回動によって変
わることがなく、操作を容易にすることができる。
【0029】図6は、高密度FDDや光磁気ディスク装
置等、直動型ヘッドアクチュエータを用いたR−HDD
61に本発明を適用した場合の構成を示す平面図とスラ
イダ取り付け部付近の拡大図(裏面視)である。R−H
DD61には直動型ヘッドアクチュエータ62が搭載さ
れており、HGA11上のスライダ18は角度θ(ここ
では62°)を取って取り付けられている。信号線63
はジンバル64上に配置されている。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、取り付け用のベース部と、剛体からなるロード
ビームと、ベース部とロードビームの間に設けられロー
ドビームに弾性を与えるスプリング部と、ロードビーム
先端に取り付けられ記録再生用のヘッドを搭載するヘッ
ドスライダを保持するフレクシャーと、導体層とこの導
体層を挟み込んでいる絶縁層から構成されヘッドスライ
ダからの信号を引き出す信号線部とを有し、回転ディス
ク型の記憶メディアを用いる情報記憶装置の記録再生用
に使用されるワイヤレス型のヘッドサスペンションにお
いて、フレクシャーはヘッドスライダ取り付け部とこの
ヘッドスライダ取り付け部を保持するジンバルとを具備
し、ジンバルはヘッドサスペンションの長手軸に対して
ほぼ左右対称の形状を有し、信号線部は一方の端点がヘ
ッドスライダ取り付け部上に位置するボンディングパッ
ド列を形成し、このボンディングパッド列はヘッドサス
ペンションの長手軸に対して所定の角度を有していて、
ヘッドスライダをヘッドサスペンションの長手軸に対し
て所定の角度で取り付けるように位置していることを特
徴とする。これにより、フレクシャーを左右対称に、か
つ、その梁部分を短くすることができ、共振特性を悪化
することなく、屈曲型アクチュエータ用のワイヤレスサ
スペンションを実現することができる。
【0031】本発明の請求項2の発明は、信号線部はジ
ンバル以外の箇所ではフレクシャー上に積層されてお
り、ジンバル部分ではフレクシャーから離れて独立に位
置することを特徴とする。これにより、ジンバルの剛性
に影響を与えることなく、信号線部を布線することがで
きる。
【0032】本発明の請求項3の発明は、ジンバル部分
でフレクシャーから離れて独立に位置する信号線部はヘ
ッドサスペンションの長手軸に対してほぼ左右対称に位
置することを特徴とする。これにより、ジンバルの剛性
に影響を与えることなく、かつ、剛性の偏りを発生する
ことなく、信号線部を布線することができる。
【0033】本発明の請求項4の発明は、ジンバルの剛
性を、ヘッドサスペンションの長手軸に対してピッチ剛
性とロール剛性とがほぼ等しくとることを特徴とする。
これにより、ピッチ方向とロール方向にジンバルの剛性
が等方的になり、スライダの浮上が安定する。
【0034】本発明の請求項5の発明は、取り付け用の
ベース部と、剛体からなるロードビームと、ベース部と
ロードビームの間に設けられロードビームに弾性を与え
るスプリング部と、ロードビーム先端に取り付けられ記
録再生用のヘッドを搭載するヘッドスライダを保持する
フレクシャーと、導体層とこの導体層を挟み込んでいる
絶縁層から構成されヘッドスライダからの信号を引き出
す信号線部とを有するワイヤレス型のヘッドサスペンシ
ョンと、フレクシャーに保持された記録再生用のヘッド
スライダとを具備し、回転ディスク型の記憶メディアを
用いる情報記憶装置の記録再生用に使用されるヘッド・
ジンバル組立体において、ヘッドサスペンションのフレ
クシャーはヘッドスライダ取り付け部とこのヘッドスラ
イダ取り付け部を保持するジンバルとを具備し、ジンバ
ルはヘッドサスペンションの長手軸に対してほぼ左右対
称の形状を有し、ヘッドサスペンションの信号線部は一
方の端点がヘッドスライダ取り付け部上に位置するボン
ディングパッド列を形成し、このボンディングパッド列
はヘッドサスペンションの長手軸に対して所定の角度を
有していて、ヘッドスライダの後端面はフレクシャー上
のヘッドスライダ取り付け部上のボンディングパッド列
に、ボンディングパッド列と同じ角度で固定されること
を特徴とする。これにより、フレクシャーを左右対称
に、かつ、その梁部分を短くすることができ、共振特性
を悪化することなく、屈曲型アクチュエータ用のヘッド
・ジンバル組立体を実現することができる。
【0035】本発明の請求項6の発明は、取り付け用の
ベース部と、剛体からなるロードビームと、ベース部と
ロードビームの間に設けられロードビームに弾性を与え
るスプリング部と、ロードビーム先端に取り付けられ記
録再生用のヘッドを搭載するヘッドスライダを保持する
フレクシャーと、導体層とこの導体層を挟み込んでいる
絶縁層から構成されヘッドスライダからの信号を引き出
す信号線部とを有するワイヤレス型のヘッドサスペンシ
ョンと、ヘッドサスペンションのベース部を保持してヘ
ッドサスペンションを駆動する駆動部とを具備し、回転
ディスク型の記憶メディアを用いる情報記憶装置の記録
再生用に使用されるヘッドアクチュエータにおいて、ヘ
ッドサスペンションのフレクシャーはヘッドスライダ取
り付け部とこのヘッドスライダ取り付け部を保持するジ
ンバルとを具備し、ジンバルはヘッドサスペンションの
長手軸に対してほぼ左右対称の形状を有し、ヘッドサス
ペンションの信号線部は一方の端点がヘッドスライダ取
り付け部上に位置するボンディングパッド列を形成し、
このボンディングパッド列はヘッドサスペンションの長
手軸に対して所定の角度を有していて、ヘッドスライダ
をヘッドサスペンションの長手軸に対して所定の角度で
取り付けるように位置していることを特徴とする。これ
により、フレクシャーを左右対称に、かつ、その梁部分
を短くすることができ、共振特性を悪化することがな
い、屈曲型のアクチュエータを実現することができる。
【0036】本発明の請求項7の発明は、アクチュエー
タの駆動部が回動型に構成され、ヘッドスライダの長手
軸に平行でヘッドを通る直線が駆動部の回動の中心を通
ることを特徴とする。これにより、ヘッドスライダに搭
載されたヘッドと駆動部の回動の中心との距離が、アク
チュエータの回動によって変わることがない屈曲型のア
クチュエータを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のHGAの実施の形態の構成を示す斜視
図。
【図2】図1の実施の形態のスライダ取り付け部の構成
を示す平面図。
【図3】図1の実施の形態に用いられるスライダの構成
を示す斜視図。
【図4】図1の実施の形態でスライダ取り付け部にスラ
イダを接着固定したときの構成を示す斜視図。
【図5】屈曲型ヘッドアクチュエータを用いたR−HD
Dに本発明を適用した場合の構成を示す斜視図。
【図6】直動型ヘッドアクチュエータを用いたR−HD
Dに本発明を適用した場合の構成を示す平面図とスライ
ダ取り付け部付近の拡大図。
【図7】従来のR−HDDおよびカートリッジの構成を
示す斜視図。
【図8】従来の屈曲型アクチュエータの構成を示す分解
斜視図。
【図9】従来のHGAの構成を示す斜視図。
【図10】サスペンションのFEMモデルの一例。
【図11】サスペンションのFEMモデルの他の例。
【符号の説明】
θ…サスペンションの長手軸とスライダの長手軸がなす
角度、A…回動型アクチュエータの回動方向、B…スピ
ンドルモータの回転方向、11、91…HGA、12、
92…ベース部、13、93…スプリング部、14、9
4…ロードビーム、15…信号線、16、95…フレク
シャー、17…スライダ取り付け部、18、87…スラ
イダ、19…リブ、20…第1のボンディングパッド
列、21…第2のボンディングパッド列、22、64…
ジンバル、23、96…スライダ接着面、24、33…
ボンディングパッド、31…ABS、32…ヘッド、4
1…金ボール、51、71…R−HDD、52、73…
屈曲型アクチュエータ、61…ディスク記憶装置、62
…直動型アクチュエータ、63、98…信号線、72…
カートリッジ、74…ランプ、75…スピンドルモー
タ、76…チャッキングマグネット、77…ディスク、
78…センタコア、81…駆動マグネット、82…上ヨ
ーク、83…下ヨーク、84…コイル、85…ピボッ
ト、86…アーム、88…サスペンション、97…ロー
ド/アンロード用ディンプル。
フロントページの続き (72)発明者 山田 孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 眞田 洋太郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D059 AA01 BA01 CA01 CA08 DA26 DA31 EA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り付け用のベース部と、剛体からなる
    ロードビームと、前記ベース部と前記ロードビームの間
    に設けられ前記ロードビームに弾性を与えるスプリング
    部と、前記ロードビーム先端に取り付けられ記録再生用
    のヘッドを搭載するヘッドスライダを保持するフレクシ
    ャーと、導体層とこの導体層を挟み込んでいる絶縁層か
    ら構成され前記ヘッドスライダからの信号を引き出す信
    号線部とを有し、回転ディスク型の記憶メディアを用い
    る情報記憶装置の記録再生用に使用されるワイヤレス型
    のヘッドサスペンションにおいて、 前記フレクシャーはヘッドスライダ取り付け部とこのヘ
    ッドスライダ取り付け部を保持するジンバルとを具備
    し、 前記ジンバルはヘッドサスペンションの長手軸に対して
    ほぼ左右対称の形状を有し、 前記信号線部は一方の端点が前記ヘッドスライダ取り付
    け部上に位置するボンディングパッド列を形成し、 このボンディングパッド列はヘッドサスペンションの長
    手軸に対して所定の角度を有していて、前記ヘッドスラ
    イダをヘッドサスペンションの長手軸に対して所定の角
    度で取り付けるように位置していることを特徴とするヘ
    ッドサスペンション。
  2. 【請求項2】 前記信号線部は前記ジンバル以外の箇所
    では前記フレクシャー上に積層されており、前記ジンバ
    ル部分では前記フレクシャーから離れて独立に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドサスペンショ
    ン。
  3. 【請求項3】 前記ジンバル部分で前記フレクシャーか
    ら離れて独立に位置する前記信号線部はヘッドサスペン
    ションの長手軸に対してほぼ左右対称に位置することを
    特徴とする請求項2に記載のヘッドサスペンション。
  4. 【請求項4】 前記ジンバルの剛性は、ヘッドサスペン
    ションの長手軸に対してピッチ剛性とロール剛性とがほ
    ぼ等しいことを特徴とする請求項1に記載のヘッドサス
    ペンション。
  5. 【請求項5】 取り付け用のベース部と、剛体からなる
    ロードビームと、前記ベース部と前記ロードビームの間
    に設けられ前記ロードビームに弾性を与えるスプリング
    部と、前記ロードビーム先端に取り付けられ記録再生用
    のヘッドを搭載するヘッドスライダを保持するフレクシ
    ャーと、導体層とこの導体層を挟み込んでいる絶縁層か
    ら構成され前記ヘッドスライダからの信号を引き出す信
    号線部とを有するワイヤレス型のヘッドサスペンション
    と、 前記フレクシャーに保持された記録再生用のヘッドスラ
    イダとを具備し、回転ディスク型の記憶メディアを用い
    る情報記憶装置の記録再生用に使用されるヘッド・ジン
    バル組立体において、 前記ヘッドサスペンションの前記フレクシャーはヘッド
    スライダ取り付け部とこのヘッドスライダ取り付け部を
    保持するジンバルとを具備し、 前記ジンバルはヘッドサスペンションの長手軸に対して
    ほぼ左右対称の形状を有し、 前記ヘッドサスペンションの前記信号線部は一方の端点
    が前記ヘッドスライダ取り付け部上に位置するボンディ
    ングパッド列を形成し、 このボンディングパッド列はヘッドサスペンションの長
    手軸に対して所定の角度を有していて、 前記ヘッドスライダの後端面は前記フレクシャー上のヘ
    ッドスライダ取り付け部上の前記ボンディングパッド列
    に、前記ボンディングパッド列と同じ角度で固定される
    ことを特徴とするヘッド・ジンバル組立体。
  6. 【請求項6】 取り付け用のベース部と、剛体からなる
    ロードビームと、前記ベース部と前記ロードビームの間
    に設けられ前記ロードビームに弾性を与えるスプリング
    部と、前記ロードビーム先端に取り付けられ記録再生用
    のヘッドを搭載するヘッドスライダを保持するフレクシ
    ャーと、導体層とこの導体層を挟み込んでいる絶縁層か
    ら構成され前記ヘッドスライダからの信号を引き出す信
    号線部とを有するワイヤレス型のヘッドサスペンション
    と、 前記ヘッドサスペンションの前記ベース部を保持して前
    記ヘッドサスペンションを駆動する駆動部とを具備し、
    回転ディスク型の記憶メディアを用いる情報記憶装置の
    記録再生用に使用されるヘッドアクチュエータにおい
    て、 前記ヘッドサスペンションの前記フレクシャーはヘッド
    スライダ取り付け部とこのヘッドスライダ取り付け部を
    保持するジンバルとを具備し、 前記ジンバルはヘッドサスペンションの長手軸に対して
    ほぼ左右対称の形状を有し、 前記ヘッドサスペンションの前記信号線部は一方の端点
    が前記ヘッドスライダ取り付け部上に位置するボンディ
    ングパッド列を形成し、 このボンディングパッド列はヘッドサスペンションの長
    手軸に対して所定の角度を有していて、前記ヘッドスラ
    イダをヘッドサスペンションの長手軸に対して所定の角
    度で取り付けるように位置していることを特徴とするヘ
    ッドアクチュエータ。
  7. 【請求項7】 前記駆動部は回動型に構成され、 前記ヘッドスライダの長手軸と平行で、前記ヘッドを通
    る直線が前記駆動部の回動の中心を通ることを特徴とす
    る請求項6に記載のヘッドアクチュエータ。
JP11229225A 1999-08-13 1999-08-13 ヘッドサスペンション、ヘッド・ジンバル組立体、およびアクチュエータ Pending JP2001057040A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003088215A1 (en) * 2002-04-09 2003-10-23 Sae Magnetics (H. K.) Ltd. Method and apparatus for maintaining alignment of a hard disk micro-actuator and magnetic head with respect to a drive arm's suspension during the curing process of a bonding agent used in their coupling
US7525767B2 (en) 2006-02-21 2009-04-28 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. System for low profile termination with robust alignment for wireless suspension in hard disk drive

Cited By (3)

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US7596859B2 (en) 2002-04-09 2009-10-06 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Method for maintaining alignment of a hard disk micro-actuator and magnetic head with respect to a drive arm's suspension during the curing process of a bonding agent used in their coupling
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