JP2001053891A - 携帯端末装置のプログラム更新方法およびその装置 - Google Patents

携帯端末装置のプログラム更新方法およびその装置

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JP2001053891A JP11230194A JP23019499A JP2001053891A JP 2001053891 A JP2001053891 A JP 2001053891A JP 11230194 A JP11230194 A JP 11230194A JP 23019499 A JP23019499 A JP 23019499A JP 2001053891 A JP2001053891 A JP 2001053891A
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晋一 平田
Masakazu Oyamada
応一 小山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の携帯端末装置においては、プログラムの
ダウンロードによる更新を実行中に通信回線の異常ある
いは電源の異常が発生した場合等では、更新されたプロ
グラムが不完全なものとなるか、あるいはそれを避ける
ためにはメモリに大容量のものが必要とされていた。こ
のため、メモリの容量の増加を抑えたプログラム更新中
の異常対策が可能な方法及び装置の開発が課題となって
いた。 【手段】本発明においては、携帯端末装置のメモリとし
て第1記憶領域および第2記憶領域の2組のメモリを搭
載し、第1記憶領域には携帯端末装置の全プログラムを
格納しておき、プログラムの更新に際しては各プログラ
ム毎に第2記憶領域を利用するか否かの選択を行う方法
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯端末装置のプロ
グラム更新方法とこの機能を有する携帯端末装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯端末装置におけるプログラム
の更新は、図12に示すように、プログラムを実行し携
帯端末装置1全体の動作を制御するCPU(中央処理装
置)11と、一時的にデータを記憶するためのSRAM
やDRAM等のRAM12と、プログラムやテーブル等
を格納するF−ROMやEEPROM等の記憶装置13
と、ホストとの通信制御を行う通信制御装置14とを少
なくとも備えている携帯端末装置1を用いて実行されて
いた。この携帯端末装置1におけるプログラム更新方法
としては、例えば以下の3方法等が用いられている。
【0003】すなわち、第1の方法としては、ダウンロ
ードするプログラムを更新前のプログラムが記憶されて
いるメモリへ直接上書きすることによって更新する方法
である。
【0004】第2の方法としては、RAM12にプログ
ラムを一旦ダウンロードし、そのプログラムを記憶装置
13に記憶する更新方法である。
【0005】また、第3の方法としては、図13に示す
ような装置、すなわちプログラムを実行し携帯端末装置
2全体の動作を制御するCPU11と、一時的にデータ
を記憶するためのSRAMやDRAM等で構成されてい
るRAM12と、プログラムやテーブル等を格納するF
−ROMやEEPROM等の記憶装置15および16
と、記憶装置15および16のメモリバンクの切り替え
を制御するバンク切り替え制御装置17とを少なくとも
備えた携帯端末装置1を用いて、プログラムのメモリ領
域を2バンク用意し、バンク切り替えにより、更新前の
プログラムをダウンロードした新しいプログラムで更新
する方法がある。
【0006】しかしながら、無線回線等の回線品質の変
動が激しい回線を介してのダウンロード、あるいは携帯
端末装置の電源電圧の低下または遮断等によるダウンロ
ードの中断が発生した場合、上記第1の方法では、新し
いプログラムが途中まで上書き更新されるのみでそれ以
降は従来のプログラムが残ることにより、不完全なプロ
グラムとなる。これに対応するために通信制御を行うプ
ログラムをダウンロードによる更新の対象外とすること
により、少なくとも携帯端末装置1の制御だけは可能な
状態としておく方法もあるが、この場合、制御プログラ
ムの更新や、ソフトウェアバグ等の対策として、ダウン
ロードが使用できないといった問題がある。上記第2の
方法では、プログラムをRAM12に記憶するため、ダ
ウンロードが途中で止まっても上記第1の方法における
不完全なプログラムが記録されるような問題は起きない
が、ダウンロードするためのRAM12の領域をプログ
ラムサイズ分だけ十分に確保する必要があり、携帯端末
装置の小型化、軽量化にとって大きな妨げとなる。さら
に上記第3の方法では、第2の方法同様、記憶装置15
と記憶装置16とを重複して有しておく必要があり、携
帯端末装置の小型化、軽量化にとって大きな妨げとな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の方
法では、プログラム更新中に通信回線に異常が発生した
場合、あるいは携帯端末装置の電源電圧低下又は電源遮
断等の異常が発生した場合、更新プログラムがその時点
から誤りデータとなりプログラムが不完全なものとな
る。このままでは携帯端末装置の制御が不可能となって
しまうため、更新前のプログラムを予め別のメモリに記
録し退避させた後に、本来の更新前のプログラムの更新
動作を行う方法が採用される。しかし、この方法ではプ
ログラム全体を記録し得る程度の少なくとも2倍以上の
大きな容量のメモリが要求される。本発明の目的は、上
記従来技術の問題点を解決し、電源異常に対してもその
影響が少なく、かつ比較的少容量のメモリの使用で小型
軽量の、携帯端末装置を開発することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては以下の構成としている。
【0009】請求項1においては、複数のプログラムを
通信手段経由でダウンロードすることにより、プログラ
ムの更新を行う機能を有する携帯端末装置において、第
1の記憶領域に記憶されている上記複数のプログラムに
含まれる各プログラム毎にダウンロード更新プログラ
ム、格納アドレスおよび状態フラグの各項目で更新処理
を管理し、同時に、上記のプログラム更新方法として、
第1の記憶領域よりは少容量の第2の記憶領域に一旦ダ
ウンロードされた新プログラムを用いて、第1の記憶領
域にある旧プログラムを更新するか、または、ダウンロ
ードされた新プログラムを直接第1の記憶領域に上書き
して更新するかをプログラム毎に選択設定する更新方法
としている。
【0010】請求項2においては、上記複数のプログラ
ム毎の管理情報およびプログラム更新方法の少なくとも
一方の手順を記憶し、ダウンロード時に必要な制御情報
を格納する第1の記憶手段と、更新前のプログラムが記
憶されている第2の記憶手段と、第2の記憶手段とは別
の第3の記憶手段と、更新前のプログラムが記憶されて
いる第2の記憶手段に直接ダウンロードする第1のプロ
グラム更新方法と、第3の記憶手段にプログラムをダウ
ンロードし、このプログラムが正常にダウンロードされ
たときに、そのダウンロードしたプログラムが記憶され
ている第3の記憶手段と第2の記憶手段とでプログラム
の更新を行う第2のプログラム更新方法とを有する携帯
端末装置である。
【0011】また、請求項3においては、請求項2記載
の携帯端末装置において、通信手段を用いてプログラム
のダウンロードを実行するダウンロードプログラムを第
2のプログラム更新方法として用いることで、ダウンロ
ードが正常に完了できなかった場合、第2の記憶手段の
ダウンロードを実行するプログラムを用いて、プログラ
ムのダウンロード更新処理を再度実行する構成としてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0013】図1は本発明におけるプログラム更新にお
ける管理の形態を示す表で、ダウンロード対象プログラ
ムとしてはプログラム#1、プログラム#2及びホスト
からプログラムをダウンロードすることによりプログラ
ムの更新を行うためのダウンロード更新プログラムAお
よびダウンロード更新プログラムBがある。これらプロ
グラムは、それぞれ、ダウンロード更新プログラムおよ
びプログラムをダウンロードする際にダウンロードした
プログラムを格納する記憶領域の先頭アドレスを示す格
納アドレス、およびダウンロード処理中または更新処理
中の状態かそれ以外の状態かを表す状態フラグにより管
理される。ここで、プログラム#1は、もしこのプログ
ラムが破壊された場合には携帯端末装置が動作不可能と
なる属性のもので、例えば、ダウンロード更新プログラ
ムあるいは最低限のユーザインターフェース関連のプロ
グラム等がこれに属する。また、プログラム#2は、こ
のプログラムが破壊されても携帯端末装置の動作に支障
をおよぼさない属性のもので、一般のアプリケーション
プログラムあるいはダウンロードに使用しないプロトコ
ル処理プログラム等がこれに属する。なお、ダウンロー
ド更新プログラムAは第1の記憶領域にそのまま上書き
でダウンロードする機能を有しており、ダウンロード更
新プログラムBは一旦第2の記憶領域にダウンロードし
た後に第1の領域に記憶されているプログラムの更新処
理を行う機能を有している。これらダウンロード更新プ
ログラムにおいては、プログラム#1またはプログラム
#2に与えられている引数に応じて処理方法を変えた
り、外部要因によりダウンロード更新プログラムの動作
内容を変化させたりする方法も可能である。以上のこと
から本発明によれば、第1記憶領域には携帯端末装置に
搭載される全プログラムを記憶する容量が必要である
が、第2記憶領域は少なくとも上記プログラム#1に含
まれる独立したプログラム分以上の容量があれば済むこ
とになリメモリ容量の節減を図ることが出来る。
【0014】また、格納アドレスのうち、アドレス#
1、アドレス#3およびアドレス#4は更新前のプログ
ラムが格納されている第1の記憶領域とは別の第2の記
憶領域に含まれるアドレスであり、アドレス#2は更新
前のプログラムが格納されている領域と同じ第1の記憶
領域のアドレスである。この第1の記憶領域に直接ダウ
ンロードすることで、第2の記憶領域を使用する場合と
は異なり、ダウンロードに際して一時的に必要となるメ
モリは不要となり、プログラムのダウンロード及び更新
が可能となる。さらに、アドレス#1、アドレス#3お
よびアドレス#4は同一のアドレスとしても良いし、別
々のアドレスとしても良い。ただし、前者の場合には、
第2の記憶領域のサイズとしてアドレス#1、アドレス
#3およびアドレス#4に対応するプログラムのサイズ
の最大領域を確保しておく必要がある。また、アドレス
#1、アドレス#3およびアドレス#4は、装置起動時
に静的に割り当てられる記憶領域であっても良いし、装
置始動後の動作中の状況に応じて動的に割り当てられる
記憶領域であっても良い。また、第2の記憶領域は、R
AM12内の領域に確保しても良いし、記憶装置13内
に確保してもよい。また、第1の記憶領域と第2の記憶
領域は、連続した領域である必要は無く、プログラムを
格納するために最低限必要な大きさが確保されており、
ダウンロードの時にプログラムを格納できる大きさであ
れば特に制限はない。ただし、連続した領域でない場合
は、メモリの制御を必要とすることは言うまでもない。
このようにプログラムのダウンロードに必要なメモリを
プログラム毎に管理し、第2の記憶領域を使用する方法
とするか、使用しない方法とするか等プログラムのダウ
ンロードおよび更新方法を選択することで、携帯端末装
置全体のダウンロードに必要なメモリを最小限に抑える
ことができる。
【0015】プログラムのダウンロード及び更新の手順
としては、オペレータからの入力やホストからの要求等
の外部要因によりプログラムの更新が必要になると、図
2に示す手順で更新動作を開始する。ダウンロード及び
更新の手順としては、ダウンロードするプログラムの状
態フラグをONにし(ステップ101)、そのプログラ
ムに対応したダウンロード更新プログラムを実行する
(ステップ102)。次にプログラム#1、プログラム
#2の場合のダウンロード更新プログラムとしては、図
3に示すように、まず格納アドレスを特定する(ステッ
プ201)。例えばプログラム#1の場合には、アドレ
ス#1とする。ステップ201に続き、ホストよりプロ
グラムをダウンロードする(ステップ202)、プログ
ラムのダウンロード処理については制限はしないが、最
低限ある単位毎のまとまりでデータをホストからダウン
ロードし、そのダウンロードしたデータが正しいかどう
かを判断(サムチエックやCRC(Cyc1ic Redundancy C
heck Code)による誤り検出等)する機能を有しておれば
良い。また、ダウンロードを行うに当たリ、ホストとの
通信回線を接続する処理が必要であるが、ダウンロード
処理を開始する前までに、ホストとの通信回線が接続さ
れておれば良い。ステップ202に続き、ダウンロード
が正しく実行されたか否かの結果を判断し(ステップ2
03)、ダウンロードが正常に実行された場合は、プロ
グラム更新処理(ステップ204)を行う。さらに、状
態フラグをOFFに書き換え(ステップ205)一連の
処理を終了する。ここでステップ203において、ダウ
ンロードが正常に実行されなかった場合で、かつ、その
理由としてホストとの通信回線が切断されたものであっ
た場合(ステップ206)、ダウンロード異常終了とし
て処理を終了する。それ以外の理由による以上の場合に
は、再度ステップ202を実行する。
【0016】次にプログラム#2の場合におけるダウン
ロード更新プログラムの動作は、図4に示すように、ま
ず格納アドレスを特定し(ステップ301)ここから開
始する。例えば、プログラム#2の場合には、アドレス
#2とする。このアドレスは、更新前のプログラムが格
納されている領域に含まれるものである。ステップ30
1でプログラムの格納場所が決定された後、ホストより
プログラムのダウンロードを開始する(ステップ30
2)。このダウンロードが正常に実行されたか否かを判
断し(ステップ303)、ダウンロードが正常に実行さ
れた場合は、状態フラグをOFFに書き換え(ステップ
304)て処理を終了する。ステップ303において、
ダウンロードが正常に実行されなかった場合で、かつ、
その理由としてホストとの通信回線が切断されたもので
あった場合(ステップ305)はダウンロード異常終了
として処理を終了する。それ以外の理由の場合には、ス
テップ302に戻り処理を再度実行する。
【0017】プログラム更新処理は、図5(a)に示す
ようなシステム構成で行われる。すなわちこのシステム
ではプログラムを実行し携帯端末装置3全体の動作を制
御するCPU11と、一時的にデータを記憶するための
SRAMやDRAM等で構成されたRAM12と、アド
レスバスの切リ替えを制御するアドレスバス切り替え制
御装置17と、プログラムやテーブル等を格納するF−
ROMやEEPROM等で構成された記憶装置15、1
6および18と、ホストとの通信制御を行う通信制御装
置14とを少なくとも備えた携帯端末装置である。プロ
グラム更新時にはアドレスバス切り替え制御装置17に
アドレスバス切リ替えの要求を出力し、アドレスバスを
切り替えることで、図5(b)のメモリマップに示すよ
うに第1の記憶領域の内容と第2の記憶領域の内容が入
れ替わり、更新後のプログラムの実行を行うことが可能
になるプログラム更新方法がある。
【0018】また、プログラムを実行するときに、その
プログラムの開始アドレスを決定するためのジャンプテ
ーブルを用意し、更新後のプログラムの開始アドレスを
変更することで更新処理を行うプログラム更新処理方法
もある。例えば、図6に示すようなメモリマップがあ
り、図7(a)に示すテーブルを更新前のジャンプテー
ブルとすると、プログラムの更新前では、プログラム#
1を実行する時、ジャンプテーブルをアクセスし、この
テーブルに示されたプログラム開始アドレスが示す番地
にプログラムカウンタをセットすることで実行される。
図7(a)の例では、プログラムカウンタを0x100
0番地にセットすることで、プログラム#1の実行が開
始される。このプログラム#1をホストよリ第2の記憶
領域(0x7000〜0x7FFF)の領域にダウンロ
ードしたとすると、プログラムの更新処理では、図7
(b)のようにプログラム#1のプログラム開始アドレ
スを0x7000番地に変更する。この変更により、次
回、プログラム#1を実行する際、ジャンプテーブルの
プログラム開始アドレスを参照し、プログラムカウンタ
を0x7000番地に動かすことで、更新後のプログラ
ム#1の実行を開始することが出来るようになる。
【0019】また、図8に示すように第1の記憶領域の
プログラムと第2の記憶領域(Ox2000〜Ox2F
FF)のプログラムを入れ替えることで更新を実行する
プログラム更新方法がある。例えば、xを第1の記憶領
域のデータ、yを第2の記憶領域のデータとすると、 1) CPU11内のレジスタや一時記憶領域temp
を用意する方法があり、これをC言語で記述した場合、 temp=x;x=y;y=temp; となり、さらに 2) 記憶領域のみ使用する方法(ただし、^は排他的
論理和)もあり、これをC言語で記述した場合、 y=y^x;x=x^y;y=y^x; となる。
【0020】これらの方法を用いることで、入れ替えに
際してプログラム全体を記憶するための大きな記憶領域
は不要となる。また、図9に示すように、ダウンロード
した第2の記憶領域の内容をそのまま第1の記憶領域に
コピーすることで更新するプログラム更新方法もある。
【0021】次にダウンロードが異常終了した場合や、
携帯端末装置の電源断によりダウンロード処理および更
新処理が完遂されなかった場合等、プログラムが正常に
ダウンロードできなかった時の復旧処理の手順として
は、装置起動時に携帯端末装置1のオペレータからの復
旧を指示する入力があった時、及び無線回線が修復され
通信が可能になりホストとの回線が接続可能になった時
等、図10に示すように状態フラグのON/OFFを確
認することによりダウンロード中のプログラムがあるか
否かの判定処理を行う(ステップ401)。状態フラグ
がONの場合には再度ダウンロード更新プログラムを実
行(ステップ402)し、ホストからプログラムをダウ
ンロードする。また、ステップ401で状態フラグがO
FFの場合には、処理を終了する。
【0022】次にダウンロード更新プログラムのダウン
ロード処理及び更新処理が正常に終了しなかった時の復
旧処理の手順について説明する。この場合、ダウンロー
ド更新プログラムAおよびBの更新がダウンロード更新
プログラムAによって更新されるので、図11に示すよ
うに第2の記憶領域のダウンロードしたダウンロード更
新プログラムが不完全な場合でも、更新前のダウンロー
ド更新プログラムは第1の記憶領域に完全な状態で記憶
されている。すなわち、ダウンロード更新プログラムA
によって、プログラムのダウンロード及び更新処理を行
うプログラムは、ダウンロード更新プログラムAが完遂
するまで、再実行が可能となっている。このようにプロ
グラムのダウンロード処理および更新処理が不完全な場
合でも、携帯端末装置の最低限の機能を実現するプログ
ラムをダウンロード更新プログラムAでダウンロード処
理および更新処理を行うことで、端末の最低限の動作が
保証でき、また、プログラムのダウンロード処理および
更新処理を再実行することが可能になる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、プログラムのダウンロ
ードに必要なメモリをプログラム毎に管理し、第2の記
憶領域を使用する方法かあるいは使用しない方法か等の
プログラムのダウンロードおよび更新方法を選択するこ
とで、携帯端末装置のダウンロードに必要なメモリを最
小限に抑えることができる。また、プログラムのダウン
ロード処理および更新処理が、無線回線等の回線品質の
変動が激しい回線における通信回線の切断によるダウン
ロードの失敗や、携帯端末装置の電源電圧の低下または
電源遮断によリダウンロードが途中で終了してしまった
場合でも、携帯端末装置の最低限の機能を実現するプロ
グラムを第2の記憶領域を用いた第2のプログラム更新
方法でダウンロード処理および更新処理を行うことで、
端末の動作を保証することが出来、また、プログラムの
ダウンロード処理および更新処理を再実行することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプログラムおよびプログラム更新
のための管理項目内容に関する一実施の形態を示すテー
ブル図。
【図2】本発明によるプログラムのダウンロード処理及
び更新処理の一実施の形態を示すフロー図。
【図3】本発明による第2の記憶領域を用いたダウンロ
ードと更新処理の一実施の形態を示すフロー図。
【図4】本発明による第1の記憶領域を用いたダウンロ
ードと更新処理の一実施の形態を示すフロー図。
【図5】本発明によるプログラム更新処理におけるバン
ク切り替え方法を用いた一実施の形態を示す回路構成
図。
【図6】本発明によるプログラム更新処理におけるジャ
ンプテーブルを用いた一実施の形態を示す構成図。
【図7】本発明によるプログラム更新処理におけるジャ
ンプテーブルの内容を説明するテーブル図。
【図8】本発明によるプログラム更新処理における入れ
替え処理を用いた一実施の形態を示すメモリ構成図。
【図9】本発明によるプログラム更新処理におけるコピ
ー処理を用いた一実施の形態を示すメモリ構成図。
【図10】本発明によるプログラムが格納されている記
憶領域の一実施の形態を示すメモリ構成図。
【図11】本発明によるダウンロード途中か否かを判定
するプログラムの一実施の形態を示すフロー図。
【図12】従来の携帯端末装置のプログラム更新に必要
な構成を説明するための装置構成図。
【図13】従来の携帯端末装置のメモリバンクによるプ
ログラム更新に必要な構成を説明するための装置構成
図。
【符号の説明】
1:携帯端末装置 2:携帯端末装置 3:携帯端末装置 11:CPU 12:RAM 13:記憶装置 14:通信制御装置 15:記憶装置#1 16:記憶装置#2 17:バンク切り替
え制御装置 18:記憶装置#3
フロントページの続き Fターム(参考) 5B027 AA04 BB06 CC03 5B076 BB06 CA04 5K027 AA11 BB04 HH00 5K101 KK20 LL12 MM07 NN21 TT02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプログラムを通信手段経由でダウン
    ロードすることにより、プログラムの更新を行う機能を
    有する携帯端末装置において、 上記複数のプログラムに含まれる個々のプログラム毎に
    更新処理を管理し、 上記のプログラム更新方法をプログラム毎に選定するこ
    とを特徴とする携帯端末装置のプログラム更新方法。
  2. 【請求項2】複数のプログラムを通信手段経由でダウン
    ロードすることにより、プログラムの更新を行う機能を
    有する携帯端末装置において、 上記複数のプログラム毎の管理情報およびプログラム更
    新方法の少なくとも一方の手順を記憶し、ダウンロード
    時に必要な制御情報を格納する第1の記憶手段と、 更新前のプログラムが記憶されている第2の記憶手段
    と、 第2の記憶手段とは異なる第3の記憶手段と、 更新前のプログラムが記憶されている上記第2の記憶手
    段に直接ダウンロードする第1のプログラム更新手段
    と、上記第3の記憶手段にプログラムをダウンロード
    し、プログラムが正常にダウンロードされたことを確認
    した後に、上記ダウンロードしたプログラムが記憶され
    ている上記第3の記憶手段の内容を上記第2の記憶手段
    に転送することでプログラムの更新を行う第2のプログ
    ラム更新手段とを有することを特徴とする携帯端末装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の携帯端末装置において、 通信手段を用いてプログラムのダウンロードを実行する
    際にダウンロードが正常に完了できなかった場合、ダウ
    ンロードプログラムを上記第2のプログラム更新手段を
    用いることで、上記第2の記憶手段のダウンロードを実
    行するプログラムによりダウンロード更新処理を再度実
    行することを特徴とする携帯端末装置。
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