JP2001046436A - パンツ型使いすておむつ - Google Patents

パンツ型使いすておむつ

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JP2001046436A
JP2001046436A JP11273874A JP27387499A JP2001046436A JP 2001046436 A JP2001046436 A JP 2001046436A JP 11273874 A JP11273874 A JP 11273874A JP 27387499 A JP27387499 A JP 27387499A JP 2001046436 A JP2001046436 A JP 2001046436A
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JP
Japan
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tape
pants
disposable diaper
disposal
type disposable
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JP11273874A
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English (en)
Inventor
Keiko Miyata
桂子 宮田
Naoko Kaneko
尚子 金子
Katsushi Sakano
坂野賀津士
Miyuki Saisaka
美雪 齋坂
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着感に優れ、ズボン等を着用する場合には
邪魔にならず、且つ少ないテープの使用量で廃棄時の必
要長さを確保した廃棄用テープを取付けたパンツ型使い
すておむつを提供する。 【解決手段】 前身頃又は後身頃のバックシート上にお
けるウエスト周り開口縁部の伸縮弾性部材の固定領域に
廃棄用テープがその長手方向を上下方向又は左右方向に
向けて配置されており、該廃棄用テープは、おむつの開
口縁部に配置されている伸縮弾性部材の伸縮方向に直交
する直線に沿って折り曲げる場合のテープの単位長さ当
たりの曲げ剛性が2×10-3N・cm2 /cm以下であ
り、且つその長手方向の引っ張り荷重に対しテープ単位
幅当たりの破断荷重が11.3N/cm以上である、パ
ンツ型使いすておむつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳幼児又は失禁者
用おむつとして供される使いすておむつである。更に詳
しくは、本発明は、バックシート面に廃棄用テープを取
付けたパンツ型使いすておむつに関するものであり、着
用感に優れ、ズボン等を着用する場合には邪魔になら
ず、且つ使用後に廃棄する場合には、コンパクトに、手
を汚すことなく衛生的に廃棄処理することができるパン
ツ型使いすておむつに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、使いすて衛生用品の廃棄処理手段
として、胴周り側部の接合部自由端に接着剤塗布部を設
けたブリーフ型着用物品が提案されている(実開平4−
117618号公報)。これは、胴周り側部にタブを延
出させたものであるが、タブをつけるためにブリーフ素
材幅を広げる必要があるのでコスト高となり、更に接着
面積も実質上広くはできないという問題があり、必ずし
も十分なものではなかった。また、廃棄時に使用される
テープに伸縮弾性体を使用することが提案されている。
しかし、おむつを丸めた後、テープを伸ばしてバックシ
ートに固定するとテープに縮む力が働き、時としてテー
プを固定した部分のバックシートが破れたり、テープの
接着部がバックシートから剥がれたりしてテープがはず
れてしまい、廃棄に支障を来すことがあった。
【0003】また、実公平8−10305号公報には、
廃棄時止着用の細帯状テープファスナーの一端を、ウエ
スト部の開口縁部にある弾性伸縮部材の固定領域の下方
部に固定し、その長さ方向に折り畳んで上記背側部内に
位置するように配設してあるパンツ型おむつが開示され
ている。このテープファスナーは、パンツ型おむつのウ
エスト部の開口縁部にある弾性伸縮部材の固定領域の下
方部にその一端が固定されているため、ウエスト部開口
縁部を越えるためにより長さが必要となり、それだけ製
造コストが高くなる。また、折り畳まれた状態でテープ
ファスナーがおむつ下方に配設されているのでおむつの
上にズボン等をはかせる時に剥がれやすく不便である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
廃棄用テープを取り付けたパンツ型使いすておむつの有
する問題点を克服し、着用感に優れ、ズボン等を着用す
る場合に邪魔にならず、且つ使用後に廃棄する場合に
は、コンパクトに、手を汚すことなく衛生的に廃棄処理
することができるパンツ型使いすておむつを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は次の各発明を包
含する。 (1) 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシ
ートと、これら両シートの間に配置された吸収体とを有
し、前身頃と後身頃の相対する側縁を接合してウエスト
周り開口部と一対の脚周り開口部を形成し、該ウエスト
周り開口部と一対の脚周り開口部に沿って伸縮弾性部材
を配置し、且つ後身頃のバックシート表面に廃棄用テー
プを配置したパンツ型使いすておむつにおいて、該廃棄
用テープは、バックシート表面に接着固定した固定部と
固定部から連続する自由部からなり、該自由部は長手方
向に折り畳まれ、その先端部領域の少なくとも一部にお
むつ廃棄時に用いる係止手段を設けて係止部を形成し、
該固定部はウエスト周り開口部の伸縮弾性部材を配置し
た領域に位置していることを特徴とするパンツ型使いす
ておむつ。
【0006】(2) 前記廃棄用テープは、その長手方向を
おむつの上下方向に向けて配置され、廃棄用テープを伸
展した場合にその係止手段がウエスト周り開口部を越え
て位置できる長さであることを特徴とする、(1) 項記載
のパンツ型使いすておむつ。
【0007】(3) 前記廃棄用テープは、おむつの両側縁
部近傍にその固定部が位置し、且つその長手方向をおむ
つの左右方向に向けて配置され、廃棄用テープを伸展し
た場合にその係止手段がおむつのサイドシーム部分を越
えて位置できる長さであることを特徴とする、(1) 項記
載のパンツ型使いすておむつ。
【0008】(4) 前記廃棄用テープは、その自由部を固
定部側に1回折り返して折り返した部分を係止部とし、
固定部に対して係止部が上層になるように折り畳まれて
いることを特徴とする、(1) 項〜(3) 項のいずれか1項
に記載のパンツ型使いすておむつ。
【0009】(5) 前記廃棄用テープは、その自由部が固
定部と係止部との間に単一又は複数連続する中間部を有
し、固定部、中間部、係止部の順にそれぞれ外側方向に
折り返すことによって折り畳まれていることを特徴とす
る、(1) 項〜(4) 項のいずれか1項に記載のパンツ型使
いすておむつ。なお、本発明のおむつにおいては、折り
畳まれた自由部のうち、係止手段を設けた一番上層のテ
ープ部分を係止部、その他の自由部を中間部と称する。
【0010】(6) 前記廃棄用テープは、係止部が係止手
段によって対面する固定部又は中間部(係止部を除く自
由部)に剥離可能に接合されていることを特徴とする、
(1)項〜(5)項 のいずれか1項に記載のパンツ型使いす
ておむつ。
【0011】(7) 前記廃棄用テープは、その中間部(係
止部を除く自由部)の少なくとも一部が対面する固定部
及びバックシート面の少なくとも一部に剥離可能に接合
されていることを特徴とする、(1) 項〜(6) 項のいずれ
か1項に記載のパンツ型使いすておむつ。
【0012】(8) 前記廃棄用テープは、前記折り返し部
分に折り癖が付与されていることを特徴とする、(1) 項
〜(7) 項のいずれか1項に記載のパンツ型使いすておむ
つ。
【0013】(9) 前記廃棄用テープは、固定部、中間部
及び係止部のうちの少なくとも1つの部分を別体に形成
していることを特徴とする(1) 項〜(8) 項のいずれかに
記載のパンツ型使いすておむつ。
【0014】(10)前記廃棄用テープは、その固定部、中
間部及び係止部のうちの少なくとも1つの部分を他の部
分と別素材で形成していることを特徴とする、(1) 項〜
(9) 項のいずれか1項に記載のパンツ型使いすておむ
つ。
【0015】(11)前記廃棄用テープは、ウエスト周り開
口部に配置された伸縮弾性部材の伸縮方向に直交する直
線に沿って折り曲げる場合のテープの単位長さ当りの曲
げ剛性が2×10-3N・cm2 /cm以下であり、且つ
テープをその長手方向に引張った場合のテープ単位幅当
りの破断荷重が11.3N/cm以上であることを特徴
とする(1) 項〜(10)項のいずれか1項に記載のパンツ型
使いすておむつ。
【0016】(12)前記廃棄用テープは、その係止部にお
ける係止部手段が粘着剤又は面ファスナーであることを
特徴とする、(1) 〜(11)項のいずれか1項に記載のパン
ツ型使いすておむつ。
【0017】(13)前記廃棄用テープは、その係止部の先
端に摘まみ部を有することを特徴とする(1) 項〜(12)
項のいずれか1項に記載のパンツ型使いすておむつ。
【0018】(14)前記廃棄用テープは、その係止部にお
ける係止手段が粘着剤であり、該粘着剤層に対面する固
定部及び/又はバックシート面に剥離剤層が形成されて
いることを特徴とする、(1) 項〜(13)項のいずれか1項
に記載のパンツ型使いすておむつ。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のパンツ型使いすておむつ
は、後身頃のバックシートのウエスト部にある開口縁部
の弾性伸縮部材の固定領域に廃棄用テープを取り付けた
ものである。このような構成の本発明のパンツ型使いす
ておむつは、着用感に優れ、ズボン、タイツ等を着用す
る場合には邪魔にならず、さらに、少ないテープの使用
量で容易に廃棄処理時に必要な長さを確保することがで
きる廃棄用テープを備えているため、使用済みおむつを
コンパクトな状態に保ち、衛生的に廃棄することができ
る。
【0020】本発明のパンツ型使いすておむつに使用さ
れるトップシートには、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂等を原料とし
た合成繊維からなる液透過性の不織布、織布が用いられ
る。また、天然繊維からなるものでもよく、さらに合成
繊維と天然繊維との組み合わせ等、広い範囲の材料から
製造されたものを用いることができる。いずれにして
も、トップシートは、直接肌に接触する部分であるた
め、柔らかく、肌触りのよいものであれば良く、通気性
であれば良い。
【0021】トップシートの中央領域は、吸収体上に配
置されるため、速やかに液を透過させることができるよ
うに、親水性繊維であることが好ましく、また、縦方向
両端領域及び両側領域は、吸収体に吸収された液が、外
側にしみ出さないように撥水性であることが好ましい。
また、トップシートは単一のシートで構成される必要は
なく、中央部トップシートや側部トップシートといった
複数枚のシートで構成されても良い。また、複数枚のシ
ートでトップシートを構成する際、各シートとしては別
の素材を使っても良いし、同一の素材でも良い。
【0022】本発明のパンツ型使いすておむつに使用さ
れるバックシートには、ポリエチレン等の液不透過性フ
ィルム、液不透過性フィルムに不織布又は織布を貼り合
わせてある素材、防漏性のある不織布、織布等が使用で
きるが、特に制限はなく、吸収体中の水分がおむつ外側
にしみ出さないものであれば良い。また、布状外観を与
えるために模様状にエンボス処理されたり、さらに艶消
し仕上げされていても構わない。また、フィルムを使用
する場合は、液不透過性でありながら、水蒸気だけを透
過させる公知の透湿性フィルムを使用しても良く、ムレ
を防止することから好ましい。また、着用者にフィット
するように伸縮性のある素材であっても良く、ポリウレ
タン系フィルム、天然ゴムシート、発砲シート等の使用
が可能であり、さらに、伸縮性不織布などを貼りあわせ
た素材でも良い。
【0023】本発明のパンツ型使いすておむつに使用さ
れる吸収体は、綿状パルプ、高吸水性高分子物質、親水
性シート等によって形成されるが、吸水性の性質をもっ
ていれば特に制限を受けるものではなく、従来の使いす
ておむつその他の吸収性物品に通常使用される公知の吸
収性材料から形成される。すなわち、綿状パルプ、レー
ヨン等の吸収性繊維からなる単層もしくは多層のマット
が親水性シートによってくるまれており、そして、高吸
水性高分子物質が各マット中に均一に混合もしくは各マ
ット間に層状に配置されているもの等が使用できる。ま
た、高吸水性高分子物質が均一に混合された吸収体とし
ては、綿状パルプに対して3〜60重量%の熱融着性物
質を混合した後、熱圧着して形成されているものであっ
てもよいし、もしくは高吸水性高分子物質のみが親水性
シートによりくるまれているものであってもよい。
【0024】綿状パルプとしては、通常、化学パルプシ
ート、古紙パルプシート、機械パルプシートを粉砕機で
解繊することにより得られる繊維長5mm以下のものが
用いられる。パルプ原料としては、針葉樹に限らず、広
葉樹、わら、竹及びケナフも適用される。このパルプの
使用量は、目的とする吸収体により、例えば、単独に用
いるか、複数積層して用いるか、他の吸収材を併用する
かなどにより異なるが、一般には、50〜400g/m
2 である。
【0025】高吸水性高分子物質としては、デンプン
系、セルロース系、合成ポリマー系のものが使用され
る。すなわち、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト重
合体、デンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合体の
ケン化物、デンプン−メタクル酸メチルグラフト共重合
体のケン化物、デンプン−アクリロニトリルグラフト共
重合体のケン化物、デンプン−アクリルアミドグラフト
共重合体のケン化物、デンプン−アクリロニトリル−2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸グラ
フト共重合体のケン化物、アクリル酸(塩)重合体、ア
クリル酸で架橋されたポリエチレンオキシド、ナトリウ
ムカルボキシメチルセルロースの架橋物、ポリビニルア
ルコール−無水マレイン酸反応物架橋物などである。こ
れらの中で、自重の20倍以上の尿、体液及び水を吸収
するもので、ポリアクリル酸ナトリウム系のものが吸収
性能の点から最も適当である。
【0026】高吸水性高分子物質の分布量は、乾燥した
綿状パルプ100重量部に対して10〜500重量部、
好ましくは15〜300重量部であり、かかる量の高吸
水性高分子物質が綿状パルプに実質的に均一に分布して
いると、高吸水性高分子物質が吸水して膨潤したとき、
その粒子は相互の干渉が最小にとどめられ、連続的に接
触して透過障壁を形成することが少なく、尿や体液を3
次元方向に良好に透過吸水する。
【0027】また、前記吸収体の形状は、砂時計型、矩
型、T字型等特に制限はなく、股下にフィットする形状
であれば良い。一般的に着用感を向上させるために、砂
時計型やT字型等股下部を狭くした形状であることが特
に好ましい。
【0028】本発明のパンツ型使いすておむつにおい
て、伸縮弾性部材は、脚周り開口部、ウエスト周り開口
部等に伸張状態で配置され、ホットメルト接着剤により
接着固定されている。伸縮弾性部材は、ウレタンフィル
ム、ウレタン糸、ウレタンフォーム、糸ゴム等が使用さ
れる。
【0029】本発明のパンツ型使いすておむつで使用さ
れる廃棄用テープは、バックシート表面に接着固定した
固定部と、固定部から連続する自由部からなり、該自由
部分を折り畳んだ状態で配置されており、且つ、固定部
はウエスト周り開口部の伸縮弾性部材が配置されている
領域においてバックシートに接着固定されている。この
時廃棄用テープを配置する方向は限定されず、廃棄用テ
ープの長手方向がおむつの上下方向に向けていても左右
方向に向いていても構わない。また、廃棄用テープの取
り付け数の制限はなく、2つ以上でも問題ない。
【0030】さらに、廃棄用テープの固定部を形成する
材料は、廃棄用テープをウエスト周り開口縁部の伸縮弾
性部材の伸縮方向に直交する直線に沿って折り曲げた場
合のテープ単位長さ当りの曲げ剛性が、2×10-3N・
cm2 /cm以下であり、且つ、前記廃棄用テープをそ
の長手方向に引っ張った場合のテープ単位幅当りの破断
荷重が11.3N/cm以上であるものを用いる。な
お、ここで規定する曲げ剛性の値は、廃棄用テープをウ
エスト周り伸縮弾性部材に直交する方向に配置する場合
には、廃棄用テープの長手方向に平行な直線に沿って折
り曲げる場合の値であり、ウエスト周り伸縮弾性部材に
平行に配置する場合には、廃棄用テープをその長手方向
に直交する直線に沿って折り曲げる場合の値である。
【0031】本発明においては、テープ素材の曲げ剛性
を、カトーテック株式会社製の純曲げ試験機を用いて測
定し、最適な曲げ剛性の値を選定した。具体的には、長
さ20cmのテープ試験片の曲げ剛性を純曲げ試験機で
測定し、得られた曲げ剛性の値(N・cm2 )を20c
mで除して、単位長さ当りの曲げ剛性の値(N・cm 2
/cm)を求めた。また、廃棄用テープをその長手方向
に引っ張る場合の破断荷重は、1.5cm幅のテープ試
験片を、JIS−P−8113で規定する測定方法に基
づいて測定し、測定された破断荷重の値(N)を1.5
cmで除して単位幅当りの破断荷重(N/cm)を求め
た。
【0032】曲げ剛性については、2×10-3N・cm
2 /cmを越えると、曲げ剛性が大きいため、ウエスト
周り開口部の伸縮弾性部材上に接着固定する際、追従性
が悪く剥がれやすくなる。実際の使用条件では、体温に
よって加熱されるため、さらに剥がれが生じやすくなり
問題となる。また、ウエスト部付近に接着しているた
め、曲げ剛性が大きいと硬くなり、肌に触れた場合に傷
が生じる可能性が高いなどの悪影響が懸念される。ま
た、引張り強度(本発明では、単位幅当りの破断荷重で
表示する)は、11.3N/cm以上の値が必要であ
り、好ましくは13.3N/cm以上である。11.3
N/cm未満の強度では、素材が破れ易くなり、好まし
くない。
【0033】また、前記廃棄用テープの素材としては、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等ポリオ
レフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート及びこれらのコポリマー等のポリ
エステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリア
ミド系樹脂、ポリビニルアルコール系ポリエステル等の
生分解樹脂により形成したフィルム、あるいはこれらの
樹脂からなる繊維により形成した不織布を用いることが
できる。さらに、これらのフィルムと不織布を貼り合せ
た複合シートを用いることもできる。
【0034】廃棄用テープは、その目付量は、8〜15
0g/m2 が好ましく、10〜50g/m2 がさらに好
ましい。目付量が8g/m2 未満であると、強度が弱い
だけでなく、引き伸ばした際に破れ易くなる。さらに、
コシもなく、取り扱いが不便である。一方、目付量が1
50g/m2 を越えると、テープが硬くなり、おむつ装
着時にフィット感が劣る。
【0035】また、廃棄用テープの幅は、0.5〜4c
mとするのが好ましい。テープの幅が0.5cm未満で
あると、テープの強度が弱くなり、引き伸ばした際に破
れやすくなり、さらに、幅が細すぎて取り扱いに不便で
ある他、係止部の面積も小さくなるため、好ましくな
い。また、4cmを越えるとテープの幅が広くなり、お
むつの装着感が悪くなる。
【0036】廃棄用テープの固定部の長さは、0.5〜
6cmが好ましい。0.5cm未満であると、テープを
使用する際に固定部がおむつから剥がれやすくなるので
好ましくない。一方、6cmを越えると長すぎて、装着
感が著しく劣るため、好ましくない。
【0037】廃棄用テープの固定部のバックシートへの
固定方法は、接着剤によって固定されているのが好まし
い。固定用として使用される接着剤としては、アクリル
系、スチレン系等の接着剤による方法が一般的である
が、粘着剤を用いてもよいし、経時によって固化して接
着力を発揮する硬化型の接着剤を用いても構わない。ま
た、廃棄用テープを複数のテープで連結させる場合の連
結部も、固定部と同様の手段で接合することができる。
【0038】固定部に連続する自由部は、その先端領域
の少なくとも一部に係止手段が設けられ、おむつ廃棄時
に、丸めたおむつのバックシート面へ接合するための係
止部となっている。自由部の長さは、伸展時に係止部の
係止手段が丸めたおむつのバックシート面に固定できる
長さであればよく、1.5〜15cmであることが好ま
しい。自由部が1.5cm未満であると、短すぎてウエ
スト周り開口部を超える部分が少なくなり、固定し難く
なる。一方、15cmを越えると装着時に邪魔になり好
ましくない。
【0039】自由部に設けられた係止手段は、粘着剤あ
るいは面ファスナーを構成するフック部材等で形成され
る。バックシート面がプラスチックフィルムの場合に
は、係止手段は粘着剤層として構成することが好まし
い。また、バックシート面が不織布の場合には、係止手
段は粘着剤及び面ファスナーのフック部材のいずれで形
成されても良く、特に限定されるものではない。
【0040】自由部の先端部には、係止手段に隣接して
廃棄用テープを引き剥がしやすくするためのつまみ部を
形成することが好ましい。つまみ部は、自由部の末端に
係止手段が存在しない部分を設けるか、係止手段を設け
た部分の端部に被覆テープを貼布するか、あるいは、係
止手段を設けた部分に端部の内側を折り曲げる等で形成
することができる。
【0041】本発明において、廃棄用テープを構成する
固定部と自由部は、1枚の粘着テープで形成してもよ
く、あるいは、固定部と自由部を別の素材によって形成
し、両者を連結したものであってもよい。また、自由部
はさらに固定部に連結された中間部、中間部に連結され
た係止部、のように別体にして形成してもよい。この場
合、中間部と係止部は同一の素材で形成しても良く、ま
た、異なる素材で形成されても強度が満たされればよ
い。
【0042】また、廃棄用テープは、自由部が長さ方向
に折り畳まれた状態でおむつに配置されている。この場
合、折り畳まれた状態は、2つ折りの状態でもよく、Z
字状に3つ折りにした状態でもよく、あるいは3回以上
折り畳んだ状態であってもよい。このように、折り畳ま
れた状態を保つために、上記係止手段は、固定部面ある
いは自由部面と剥離可能に接合されており、さらに、折
り畳まれた部分同士が接する面、あるいは、自由部とバ
ックシートが接する面の少なくとも一部には、剥離可能
に粘着剤層が設けられていることが好ましい。
【0043】以下、図面により本発明のパンツ型使いす
ておむつを詳細に説明する。図1は、廃棄用テープを取
り付けた状態を示す本発明のパンツ型使いすておむつの
斜視図である。図1において、廃棄用テープ8は、前身
頃3と後身頃4とがサイドシーム6で接合されてウエス
ト周り開口部1と脚周り開口部2が形成されている使い
すておむつの後身頃4のバックシート5表面において、
その長手方向をおむつの上下方向に向けて配置されてお
り、ウエスト周り開口部1の伸縮弾性部材が配置されて
いる領域においてバックシート5に接着固定されてい
る。
【0044】図2は、図1とは別の廃棄用テープ8の取
付け状態を示すパンツ型使いすておむつの斜視図であ
る。図2において、廃棄用テープ8は、使いすておむつ
の両側縁部近傍の後身頃4のバックシート5の表面にお
いて、その長手方向をおむつの左右方向に向けて配置さ
れており、ウエスト周り開口部1の伸縮弾性部材が配置
されている領域においてバックシート5に接着固定され
ている。
【0045】図3は、図1に示したパンツ型使いすてお
むつ1に装着された廃棄用テープ8をX−X’線に沿っ
て切断した状態をX’側を上にして示す断面図である。
図3において、廃棄用テープ8は、固定部9とこれに連
続する自由部10からなり、自由部10が折り畳まれて
2つ折りの状態でおむつに配置されている。廃棄用テー
プ8は、ウエスト周り開口部1の伸縮弾性部材13が配
置されている領域において固定部9が固定接着剤17に
よってバックシート5に接着固定されており、また、自
由部10の端部にはつまみ部11が形成され、さらに、
つまみ部11に隣接して係止手段12が設けられて係止
部14が形成されている。
【0046】この場合、係止手段12は、たとえば粘着
剤層よりなり、対面する固定部9の面に設けられた剥離
剤層(図示せず)などに剥離可能に接合されており、ま
た、折り畳まれた自由部10のバックシート5に接する
部分は、バックシート5と非接合状態であってもよく、
あるいは、自由部10の少なくとも一部に粘着剤層を配
置し、対面するバックシート5に剥離剤層(図示せず)
などを設けて剥離可能に接合された状態であってもよ
い。
【0047】図4は、図3とは異なる廃棄用テープ8の
構造を示しており、図1における廃棄用テープをX−
X’線に沿って切断した状態を示す断面図である。図4
において、廃棄用テープ8は、固定部9と、これに連続
する自由部10からなり、該自由部10が2箇所で折り
畳まれて固定部9上に積層された中間部15と中間部1
5上の上に積層された係止部14が形成され、全体で3
つ折りの状態でおむつに配置されている。
【0048】廃棄用テープ8は、ウエスト周り開口部1
の伸縮弾性部材13が配置されている領域において、固
定部9が固定接着剤層17によってバックシート5面に
接着固定されており、また係止部14の先端部にはつま
み部11が形成され、さらに、つまみ部11に隣接して
係止手段12が設けられている。この場合、係止手段1
2は、たとえば粘着剤層よりなり、対面する固定部9の
面に設けられた剥離剤層(図示せず)などに剥離可能に
接合されており、また、中間部15のバックシート5に
接する部分は、バックシート5と非接合状態であっても
よく、あるいは、中間部15の一部に粘着剤層を配置
し、対面するバックシート5面に剥離剤層(図示せず)
を設けて、剥離可能に接合された状態であってもよい。
【0049】図5は、図4とは異なる廃棄用テープ8の
構造を示しており、図1におけるパンツ型使いすておむ
つ1に配置された廃棄用テープ8をX−X’線に沿って
切断した状態を示す断面図である。図5において、廃棄
用テープ8は、固定接着剤層17によってバックシート
5面に接着固定されている固定部9と、これに連続する
自由部10からなり、該自由部10は、さらに固定部9
に一方の端部で連結されている中間部15と、中間部1
5の他端部に連結されている係止部14から形成されて
おり、固定部9の端部、及び中間部15の他端部と係止
部14の端部は共に固定接着剤層17によって接着され
ており、固定部9上に中間部15が積層され、中間部1
5上に係止部14が積層され、全体で3つ折りの状態で
おむつに配置されている。
【0050】また係止部14の先端部にはつまみ部11
が形成され、つまみ部11に隣接して係止手段12が設
けられている。この場合、係止手段12は、たとえば粘
着剤層よりなり、対面する中間部15の面に設けられた
剥離剤層(図示せず)などに剥離可能に接合されてお
り、また、中間部15のバックシート5に接する部分
は、バックシート5と非接合状態であってもよく、ある
いは、中間部15の一部に設けられた粘着剤層(図示せ
ず)によって、バックシート5面に剥離可能に接合され
た状態であってもよい。
【0051】図6は、図3、図4及び図5とは異なる廃
棄用テープ8の構造を示しており、図1のパンツ型使い
すておむつ1に配置されている廃棄用テープ8をX−
X’線に沿って切断した状態を示す断面図である。図6
において、廃棄用テープ8は、図5に示した場合と基本
的に同じ構成であるが、中間部15の端部領域のバック
シート5と対面する部分には粘着剤層18が設けられて
おり、これに対面するバックシート5面には剥離シート
16が固定接着剤層17によって接着固定されていて、
中間部15がバックシート5面に剥離可能に接合されて
いる。
【0052】図7は、図3、図4、図5及び図6とは異
なる廃棄用テープ8の構造を示しており、図1のパンツ
型使いすておむつ1に配置されている廃棄用テープ8を
X−X’線に沿って切断した状態を示す断面図である。
図7において、廃棄用テープ8は、図5に示した場合と
基本的に同じ構成であるが、中間部15のバックシート
5側の面には全面に粘着剤層18が配置されており、さ
らに粘着剤層18の上には、バックシート5と対面する
領域の一部(図面では下端部)を除いて被覆テープ19
で覆われており、これにより中間部15は、被覆テープ
19の存在しない端部領域において粘着剤層18によっ
てバックシート5と剥離可能に接合されている。この場
合、複数の被覆テープ19を間隔を置いて配置すること
により、テープ相互間に粘着剤層が露出した部分を数箇
所設け、中間部15とバックシート5の接合状態を調節
するようにしてもよい。
【0053】また、係止部14の中間部15側の面には
全面に粘着剤層が配置されて係止手段12が形成されて
おり、これに対面する中間部15の面には剥離剤層(図
示せず)が設けられ、係止部14が中間部15の面に剥
離可能に接合されている。この係止部14の先端には被
覆テープ20を設けてつまみ部11が形成されている。
また、このつまみ部11には、係止部14の先端を粘着
剤層側に折り返して形成されていてもよい。なお、図
5、図6及び図7においては、廃棄用テープ8を構成す
る固定部9、中間部15および係止部14を、同一素材
で形成してもよく、あるいは異なる素材で形成してもよ
い。また、図2に示す状態に廃棄用テープを取付けた場
合にも図3〜図7に示す構成のテープを用いることがで
きる。
【0054】図8は、パンツ型使いすておむつのサイド
シーム部6を引き剥がして廃棄する際におむつを丸める
状態を示す概略斜視図であり、図9は、図1に示すよう
に廃棄用テープ8を配置したおむつを丸めて廃棄用テー
プ8で接合する状態を示す概略斜視図である。また、図
10は、図2に示すように廃棄用テープ8を配置したお
むつを丸めて廃棄用テープ8で接合する状態を示す概略
斜視図である。
【0055】本発明のパンツ型使いすておむつは、その
使用後においては、図8に示すように、前後身頃のサイ
ドシーム6を剥がして、おむつを長手方向に丸め、次い
で図9又は図10に示すように、廃棄用テープ8の自由
部10を展開し、係止部14に設けられた係止手段12
により丸めたおむつのバックシート5に接着し、おむつ
を丸めた状態で固定することにより、おむつを容易に且
つ、衛生的に廃棄することができる。使用後のパンツ型
使いすておむつは、そのサイドシーム部分を引き剥がす
ことなく、丸めて廃棄用テープ8の係止部をバックシー
ト部分に接着して廃棄することも可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明のパンツ型使いすておむつは、廃
棄用テープがウエスト周り開口縁部の弾性伸縮部材が配
置されている領域に取付けられているので、優れた装着
感を有し、ズボン、タイツ等の装着時に邪魔にならず、
さらに、少ないテープの使用量で廃棄処理時に必要な長
さを容易に確保することができるため、廃棄用テープを
低コストで供給することが可能であるとともに、使用済
みおむつをコンパクトな状態に保ち、衛生的に廃棄する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパンツ型使いすておむつを示す斜視
図。
【図2】図1とは異なる廃棄用テープの配置状態を示し
た、本発明のパンツ型使いすておむつを示す斜視図。
【図3】図1に示す廃棄用テープをX−X´線方向に沿
って切断した状態を示す断面図。
【図4】図3とは異なる構造の廃棄用テープの例を示す
断面図。
【図5】図3及び4とは異なる構造の廃棄用テープの例
を示す断面図。
【図6】図3、4及び図5とは異なる構造の図1に示す
廃棄用テープの例を示す断面図。
【図7】図3〜図6とは異なる構造の図1に示す廃棄用
テープの例を示す断面図。
【図8】おむつを廃棄処理する際におむつを丸める状態
を示す概略斜視図。
【図9】図1に示すおむつを丸めて廃棄用テープで接合
する状態を示す概略斜視図。
【図10】図2に示すおむつを丸めて廃棄用テープで接
合する状態を示す概略斜視図。
【符号の説明】
1:ウエスト周り開口部 2:脚周り開口部 3:前身頃 4:後身頃 5:バックシート 6:サイドシーム 7:トップシート 8:廃棄用テープ 9:固定部 10:自由部 11:つまみ部 12:係止手段 13:弾性伸縮部材 14:係止部 15:中間部 16:剥離シート 17:固定接着剤層 18:粘着剤層 19,20:被覆テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂野賀津士 東京都江東区東雲1丁目10番6号 王子製 紙株式会社東雲研究センター内 (72)発明者 齋坂 美雪 東京都江東区東雲1丁目10番6号 王子製 紙株式会社東雲研究センター内 Fターム(参考) 3B029 BD06 BD09 BD10 BD21 DA00 4C098 AA09 CC28 CE05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシートと、液不透過性
    のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸
    収体とを有し、前身頃と後身頃の相対する側縁を接合し
    てウエスト周り開口部と一対の脚周り開口部を形成し、
    該ウエスト周り開口部と一対の脚周り開口部に沿って伸
    縮弾性部材を配置し、且つ後身頃のバックシート表面に
    廃棄用テープを配置したパンツ型使いすておむつにおい
    て、該廃棄用テープは、バックシート表面に接着固定し
    た固定部と固定部から連続する自由部からなり、該自由
    部は長手方向に折り畳まれ、その先端部領域の少なくと
    も一部におむつ廃棄時に用いる係止手段を設けて係止部
    を形成し、該固定部はウエスト周り開口部の伸縮弾性部
    材を配置した領域に位置していることを特徴とするパン
    ツ型使いすておむつ。
  2. 【請求項2】 前記廃棄用テープは、その長手方向をお
    むつの上下方向に向けて配置され、廃棄用テープを伸展
    した場合にその係止手段がウエスト周り開口部を越えて
    位置できる長さであることを特徴とする、請求項1に記
    載のパンツ型使いすておむつ。
  3. 【請求項3】 前記廃棄用テープは、おむつの両側縁部
    近傍にその固定部が位置し、且つその長手方向をおむつ
    の左右方向に向けて配置されていることを特徴とする、
    請求項1に記載のパンツ型使いすておむつ。
  4. 【請求項4】 前記廃棄用テープは、前記係止部が係止
    手段によって対面する前記固定部又は前記自由部に剥離
    可能に接合されていることを特徴とする、請求項1〜3
    のいずれか1項に記載のパンツ型使いすておむつ。
  5. 【請求項5】 前記廃棄用テープは、前記係止部を除く
    自由部の少なくとも一部が対面する固定部及びバックシ
    ート面の少なくとも一部に剥離可能に接合されているこ
    とを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    パンツ型使いすておむつ。
  6. 【請求項6】 前記廃棄用テープは、前記ウエスト周り
    開口部の伸縮弾性部材の伸縮方向に直交する直線に沿っ
    て折り曲げた場合のテープの単位長さ当りの曲げ剛性が
    2×10-3N・cm2 /cm以下であり、且つその長手
    方向の引っ張り荷重に対しテープ単位幅当りの破断荷重
    が11.3N/cm以上であることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか1項に記載のパンツ型使いすておむ
    つ。
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