JP2001046174A - 角度調整可動肘掛け - Google Patents
角度調整可動肘掛けInfo
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Abstract
好適な作業姿勢を提供する。折りたたんで収納した後に
肘掛け形状を再現する。 【構成】 椅子10の座受部5に肘掛け支持部材4を固
着し、該肘掛け支持部材4に支持部3の下端部3aを前
後方向回転可能に取り付けると共に、肘当て部2を支持
する支持面6aを有するブラケット6をこの支持部3の
上端部3bに椅子の前後方向回転可能に取り付け、さら
にこのブラケット6の上部に肘当て部2を水平方向旋回
可能に取り付けることにより互いに独立した3つの回転
軸を備えさせる。肘当て部2と支持部3は互いに独立し
て傾き調整が可能であり、好適な肘掛け形状が得られ
る。また、支持部3のみを回転させて肘掛け1を収納す
れば、再使用時に肘掛け形状を再現することができる。
Description
けに関する。さらに詳述すると、本発明は特に事務用と
しての椅子の肘掛けの改良に関する。
動の肘掛けを備えたものがある。このような椅子は、肘
掛けの高さ、幅そして奥行きなどの調整を可能とし、体
格差や着座姿勢によって異なる最適の肘掛け位置を獲得
できるようにしている。
リラックス状態での作業が注目されており、背凭れをや
や後方に傾かせた姿勢でパソコン作業などができるよう
にした椅子も設計されている。
折りたためるようにしたものもある。使用時の肘掛けは
机に当たってしまうものが多いが、このように折りたた
み可能とすることにより座面近くまで下げ、不使用時に
椅子の背凭れ以外の部分を机の下に収納することができ
るようにしている。
掛けを備える椅子であっても、十分な調整ストローク幅
を有していない場合があった。例えば、背凭れのロッキ
ング機構の妨げとならないように肘掛けの奥行き調整幅
を制限しているものでは、肘掛け自体の調整を十分に行
い得ないことがあった。
凭れをロッキングすると肘掛けも傾動するようにしたも
のが一般的であり、肘掛けの前後方向の傾きを単独で調
整できるようにしたものは少なかった。また、仮に肘掛
けの単独調整機能を備えていたとしても、主に高さ調整
を行うために補助的に傾動可能としているに過ぎなかっ
たり、あるいは前方への調整が主目的であり後方への調
整が重視されていなかったりして、肘掛け自体の傾きを
十分に調整することができなかった。このため、背凭れ
をロッキングさせると肘掛けを水平となるまで前方に出
すことができず、作業者は肘の内側角度を大きくとるこ
とができないという作業に適さない姿勢を強いられるこ
とがあった。そしてこのような場合には、前腕を肘掛け
の先端部だけで支えることとなり、前腕の安定した状態
を保つのも難しいことがあった。
にあっては、不使用時には収納することができるもの
の、ひとたび折りたたんでしまうとせっかく適度な角度
で保たれていた肘掛け形状を維持できず、再使用時にま
た調整し直さなければならないという煩わしさがあっ
た。このため、高さ調整が可能であっても十分には利用
されず、せっかくの機能も有効に活用されていないこと
もあった。
分な傾き調整を行うことができ、作業者に好適な作業姿
勢を提供することがき、かつ折りたたんで収納した後に
肘掛け形状を再現することができる角度調整可動肘掛け
を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、前腕を載せる肘当て部とこ
の肘当て部を支持する支持部とを備え、椅子の前後方向
への角度調整が可能となるように支持部を回転可能に取
り付けた角度調整可動肘掛けにおいて、椅子の座受部に
肘掛け支持部材を固着し、該肘掛け支持部材に支持部の
下端部を前後方向回転可能に取り付けると共に、肘当て
部を支持する支持面を有するブラケットをこの支持部の
上端部に椅子の前後方向回転可能に取り付け、さらにこ
のブラケットの上部に肘当て部を水平方向旋回可能に取
り付けることにより互いに独立した3つの回転軸を備え
させるようにしたものである。
持部をその下端部を中心として前後方向に回転させ得る
ため、背凭れ部のロッキングなど他の部位の動きにかか
わらす奥行き調整することができるし、この際、調整可
能範囲を大きく確保することもできる。また、この動き
とは別に、肘当て部をブラケットごと前後方向に回転さ
せることも可能である。このように回転軸を2つ備えた
ことによって肘掛け形状の微調整が可能であり、また、
背凭れをロッキングさせたときにおいて、この肘当て部
を背凭れの動きから独立して細かに角度調整することが
できる。
を利用することで、デスクへの収容が可能となるように
肘掛けを折りたたむことが容易である。この場合、肘当
て部と支持部とを重なり合うように折りたたむことによ
って、肘掛けの存在を感じさせないようなポジションま
で収納し、はじめから肘掛けを備えていない椅子と同じ
ように使用することも可能となる。さらに、この可動肘
掛けは、支持部の可動範囲が大きいため後方へ退避さ
せ、背凭れの両側に肘当て部が位置するように収納する
ことができる。この場合は肘掛け形状を保ったまま退避
させているだけなので、肘掛け使用時に再調整する必要
がない。
当て部のみを旋回させることが可能である。したがっ
て、この肘当て部をやや斜めを向いた位置に固定するこ
とができるし、180度旋回させることも容易である。
度調整可動肘掛けにおいて、支持部を摺動可能に嵌合さ
せた内筒および外筒によって伸縮自在に構成したもので
ある。
間の長さが可変であり、肘掛けの角度調整と肘当て部ま
での高さ調整とを同時にかつ独立して行うことが可能で
ある。したがって、肘当て部の高さを保ったまま前後方
向へ水平移動させることもできるようになり、例えば肘
掛けの支持部を前方に傾動させたアップライト姿勢な
ど、キーボード操作や筆記作業に適した姿勢を形成する
ことができる。
記載の角度調整可動肘掛けにおいて、肘当て部をブラケ
ットに対して前後方向摺動可能に設けたものである。し
たがって、肘掛け形状を調整した後、好適な角度を保っ
たままで肘当て部のみを前後に摺動させて位置調整する
ことが可能である。
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
可動肘掛けの一実施形態を示す。この角度調整可動肘掛
け1は、図11などに示すように通常の肘掛けと同様に
肘を載せる部材として設けられている。ただし、本実施
形態における可動肘掛け1は可動節を備え、椅子前後方
向への動きが可能となるように設けられたものであり、
具体的には、座受部5に固着された肘掛け支持部材4に
支持部3を椅子10の前後方向に回転可能に取り付け、
さらにこの支持部3に肘当て部2を同じく前後方向回転
可能に取り付けることによって形成されている。
掛け1をそれぞれ支持するよう椅子10の座受部5の左
右に固着される部材であり、本実施形態では図8に示す
ように座受部5の裏側に取り付けられる。この場合、座
受部5への取付部分は裏面の傾斜に合わせてほぼ同じ傾
斜となるように形成され、かつ他方側が上方に向かうよ
うに途中で曲折して形成されている。本実施形態の肘掛
け支持部材4は、図2,図7などに示すように3つのビ
ス孔4aを備え、座受部5へビス止めによって固着され
ている。一方、支持部3を回転可能に取り付けるため、
図8に示すように上端側にボルト9の貫通孔4bを設け
ている。
4の間において肘当て部2を適度な高さに支持するよう
に設けられる部材である。この支持部3は、図3に示す
ように、椅子10の前後方向への傾度が自由となるよう
に肘掛け支持部材4に対して回転可能に取り付けられて
いる。例えば本実施形態では、図8に示すように、この
支持部3の下端部3aに肘掛け支持部材4の上端を挟む
コ型の突出部7a,7bを設け、ピンを貫通させること
によってピン継手として機能するようにしている。この
場合、突出部7a,7bは図2に示すようにピンを中心
にほぼ半円型に形成されている。
さらに、任意の角度で固定することによって回転し得な
くなるように形成されている。このための手段は特に限
定されないが、例えば本実施形態では図8に示すように
ピンの機能を果たすボルト9を用いることとし、締め付
けることによって支持部3が回転しなくなるようにし、
緩めることによって回転し得るようにしている。この場
合、図示するように一方の突出部7aにボルト9の貫通
孔を設け、他方の突出部7bにねじ孔とボスを設けてボ
ルト9が押さえボルトとして機能するようにしている。
また、ボルト9の頭部は、形状は特に限定されないが手
動により回転させることのできるハンドル9aが形成さ
れている。また、このハンドル9aと突出部7aとの間
には図示するようにワッシャ11を介在させている。
の調整などを自在に行い得るように、軸方向に伸縮自在
となるように設けられている。本実施形態では、図2に
示すようにこの支持部3を重なり合う内筒7および外筒
8によって構成し、内筒7を肘掛け支持部材4側に回転
可能に取り付け、この内筒7の周りに外筒8を摺動させ
ることによって図4に示すように全体の長さが変わるよ
うにしている。この場合、図9に示すように内筒7の側
部に縦溝7cを設け、かつ外筒8の下部に貫通孔8aと
ねじ孔8bとを設けてボルト11を通し、縦溝7cの長
さの分だけ支持部3を伸縮させ得るようにしている。ま
た支持部3は、所望の長さのところでボルト12を締め
ることによって固定させることができる。なお、符号1
3はワッシャである。
を図7に示すように断面矩形に形成しているが、形状は
特にこれに限定されることはなく他の形状に形成しても
構わない。例えば断面が円形となるようにパイプによっ
て形成してもよく、この場合は両パイプを貫くボルトに
よって外側パイプが内側パイプの周りを回転してしまう
のを防止することができる。
ト6を介して肘当て部2が設けられる。このブラケット
6は、肘当て部2を水平方向へ旋回自在に支持するため
の支持面6aを備える。また、ブラケット6は前後方向
回転自在に取り付けられることで肘当て部2を回転させ
かつ旋回させるのを可能としている。このブラケット6
は、支持部3を肘掛け支持部材4に回転可能に取り付け
たのと同様にして、図10に示すように透孔6b,6c
および貫通穴8aを貫通するボルト14によって回転可
能に取り付けられている。この場合、ブラケット6の透
孔6cにめねじを切りここにボルト14を嵌合させるよ
うにしてもよいし、あるいは図示するようにナット15
にボルト11を嵌合させるようにしてもよい。いずれの
場合にしても、ボルト14を緩めることによって図5に
示すようにブラケット6を肘当て部2ごと回転させ、再
び締めることによって所望の傾きで固定することができ
る。
コ形のブラケット6を採用しているが、例えば図16に
示すように鳥居形に形成したものとしてもよいし、図示
していないがT形などとしてもよく、肘当て部2を支持
する支持面6aと全体としての強度とを備えていれば形
状は特に限定されることはない。
2は、図10に示すように、上述のブラケット6の上部
に旋回可能に取り付けられている。例えば本実施形態で
は、ブラケット6の上部中心にねじ孔6dを設けると共
に肘当て部2の旋回中心となる位置に孔ぐり2aを設
け、ここにボルト16を通すことにより肘当て部2を旋
回可能に取り付けている。したがって、肘当て部2は図
6に示すようにこのボルト16を回転中心として旋回自
在であり、ボルト16を締めることによって所望の位置
で固定させることが可能である。また、この場合の肘当
て部2の旋回範囲には特に制限を設けていないが、制限
する場合であっても180度の角度を確保し、肘当て部
2の先端が少なくとも椅子10の真後ろを向くまで旋回
させ得るようにする。
能に設けられている。本実施形態の場合、図7に示すよ
うに上述の孔ぐり2aを長軸に沿った長孔形状とし、こ
の長さの分だけ肘当て部2を摺動させ得るようにしてい
る。
け1の動作を、図1および図11〜図15に示す椅子1
0の場合を例として説明する。
1に示すように支持部3を鉛直に固定し、かつ肘当て部
2を平行に固定することによって一般的な椅子における
場合と同様の肘掛けとして機能させることができる。な
お、以下の椅子10の全体図では支持部3の伸縮機能を
特に図示していないが、適宜伸縮させることによって肘
当て部2を所望の高さに位置させて使用することが可能
である。
ように背凭れ17をやや後方に傾かせたリクライニング
状態あるいはロッキング状態で使用されることがあり、
この場合、この傾動角に合わせて肘掛け1をやや後方に
傾動させることで適度な着座姿勢を得ることができる。
なお、この場合は肘当て部2を水平移動させると共に、
必要に応じて支持部3を伸縮させることで肘当て部2を
最適な位置に固定することが可能である。
た椅子10では、上半身をやや前傾させたアップライト
状態などと呼ばれる姿勢をとることも容易である。すな
わち、図12に示すように支持部3を前傾させ、肘当て
部2を通常よりも前方に位置させることによって、腕を
肘掛けに掛けたままでのパソコン作業や筆記作業を楽に
行うことが可能となる。この場合において、支持部3を
伸縮させることで肘当て部2の高さを適宜調整し、作業
者の好みに合わせた着座姿勢を確保し得ることはリクラ
イニング状態の場合と同じである。
た椅子10によれば、不要時における左右の肘掛け1を
収納することが可能である。例えば、図1に示したリク
ライニング状態において、肘当て部2を水平としたまま
支持部3をさらに後方に傾動させ、図14に示すように
肘掛け1を座面と同じ高さとなるまで収納することが可
能である。
の前方側に収容することも可能である。すなわち、図1
1に示した通常状態での肘当て部2を180度旋回さ
せ、そのまま肘当て部2を前方に傾かせることによって
図13に示すように肘掛け1を折りたたむことも可能で
ある。
態にある肘掛け1の支持部3を後方に傾かせるようにす
れば、肘掛け1を図15に示すように収納することもで
きる。この場合、肘当て部2は図示するように背凭れ1
7の両脇に鉛直に位置しているので、肘掛け1を折りた
たんだときと同様に着座者の両側に肘掛け1が位置しな
い状態を実現することができる。
動肘掛け1は肘当て部2と支持部3の傾き調整がそれぞ
れ独立に可能であるため、着座者は無段階に調整するこ
とで所望の形状を得ることができる。したがって、例え
ば椅子10が共用で用いられていても着座者は自分の体
格に合わせて肘掛け1の形状を調整できるし、また同一
の着座者が使用する場合にも作業の際の姿勢の違いなど
に合わせて細かな調整を行うことも可能である。
支持部3が伸縮可能に設けられていることから、長さを
変えればストローク範囲内で肘当て部2の高さを自由に
変化させることができる。例えば、上述の回転機能とこ
の伸縮機能とを共に行うことで、肘当て部2を前後に移
動させるときに高さを保ったまま水平に移動させること
ができる。また、肘掛け1を収納するときにはこの支持
部3を最小長さに縮めるようにして収納に要するスペー
スを小さくすることも可能である。
ては肘当て部2自体も回転可能に取り付けられて自由に
旋回できるようになっているため、肘当て部2の幅の調
整を行うことができることに加え、先端が真後ろを向く
ように180度旋回させることもできる。これにより、
肘掛け1を前方側と後方側のいずれに折りたたんで収納
することも可能である。加えて、この肘当て部2はブラ
ケット6に対して前後方向摺動可能であり、肘掛け形状
を調整した後、好適な角度を保ったままで肘当て部2の
みを前後に摺動させて位置調整することができる。
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば上述した実施形態では、支持部3を構成す
る内筒7と外筒8とにボルト12を貫通させ、このボル
ト12を緩めることによって支持部3の伸縮を可能とし
ているが、このような構成に特に限定されることはな
く、例えばエアスプリングを利用することもできる。こ
の場合、図17に示すように支持部3の内側にエアスプ
リング18を配置すると共に、その上端をブラケット6
へ、また下端を肘掛け支持部材4へそれぞれ取り付け、
エアスプリング18を伸縮させることによって支持部3
の長さを決めるようにすればよい。このようにエアスプ
リング18を利用した場合、エアの出し入れ孔を開ける
ことでばね力を利用して支持部3を最大長とすることが
できるし、また肘当て部2に腕を載せながらエアを適量
抜くことで肘当て部2を下降させて最適な高さとなるよ
うに調整することができる。なお、特に図示していない
が、肘当て部2の先端裏側近傍へエア抜きのためのレバ
ーを設けるようにすれば、肘当て部2に腕を載せながら
このレバーを操作して支持部3を伸縮させることができ
簡便である。また、エアスプリング18はダンパとして
も機能するので、肘当て部2に腕を載せたときの衝撃を
吸収するように作用する。
は、図17に示すようにブラケット6を貫くボルト14
と肘掛け支持部材4を貫くボルト9へそれぞれ取り付け
ることにより、支持部3自体やブラケット6の傾動運動
にかかわらず支持部3の長さを一定に保つことができ
る。また、このとき図18に示すように、内筒7の上端
外側と外筒8の下端内側とにそれぞれつば7d,8aを
設けて、ストローク端で内筒7が抜け出ないようにする
こともできる。
用いて肘当て部2を摺動および旋回可能に取り付けるよ
うにしたが、他の構成によって取り付けるようにしても
良い。例えば、図19に示すように、肘当て部2に設け
た矩形の長孔2b内を摺動可能なスライダ19を利用
し、肘当て部2を摺動かつ旋回可能とすることができ
る。この場合、図20に示すように、肘当て部2におい
て長孔2bとほぼ等しい長さの側孔2cを形成し、この
側孔2cに通したボルト20でスライダ19を案内する
と共に摺動可能に締め付けるようにする。また、スライ
ダ19はボルト20によって支持部3に旋回可能に取り
付ける。この機構によれば、ボルト16の締め付けを調
整することで肘当て部2が旋回可能となり、またボルト
20の締め付けを調整することで肘当て部2は長孔2b
および側孔2cの長さの分だけ前後方向へ摺動可能とな
る。
ラケット6を無段階に調整し得るようにして任意の角度
調整を可能としたが、例えば摺接面に回転軸を中心とす
る溝を放射状に設け、溝形状に合わせて段階状に傾動さ
せるようにしてもよい。
る角度調整機構を説明したが、この機構の利用は肘掛け
に限られないことはいうまでもなく、例えばサブテーブ
ルなどの高さや角度を自在に調整し得る機構としての利
用も可能である。
1記載の角度調整可動肘掛けによれば、十分な調整スト
ローク幅を有していることから肘掛け自体の調整を十分
に行うことが可能である。また、肘掛けの前後方向の傾
きを単独で調整できることから、背凭れをロッキングさ
せたときも肘掛けを所望の位置に移動させることで作業
しやすい姿勢を得ることができる。
によって収納可能であり、特にそのまま後方に傾かせる
ようにすれば、再使用時には肘当て部が水平となるよう
に戻すだけで済むことから再調整する煩わしさがない。
また、肘当て部自体を旋回可能に取り付けて自由に旋回
できるようにしているため、肘掛けを前方側と後方側の
いずれに折りたたんで収納することも可能である。
よれば、支持部を伸縮自在に構成したことから、肘掛け
の角度調整と肘当て部までの高さ調整とを同時にかつ独
立して行うことが可能である。これにより、肘当て部の
高さを保ったまま前後方向へ水平移動させることもで
き、例えば肘掛けを前方に傾動させたアップライト姿勢
をとるなどキーボード操作や筆記作業に適した姿勢を形
成することができる。
肘掛けによれば、肘当て部がブラケットに対して前後方
向摺動可能であり、肘掛け形状を調整した後、好適な角
度を保ったままで肘当て部のみを前後に摺動させて位置
調整することができる。
一実施形態を示すリクライニング状態の図である。
る。
られている様子を示す側面図である。
側面図である。
ている様子を示す側面図である。
れている様子を示す平面図である。
ている様子を示す平面図である。
からの部分縦断面図である。
図である。
ブラケットへの肘当て部の取付構造を示す正面からの部
分縦断面図である。
である。
である。
側面図である。
を示す正面からの部分縦断面図である。
す角度調整可動肘掛けの側面図である。
面図である。
の平面図である。
の側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 前腕を載せる肘当て部とこの肘当て部を
支持する支持部とを備え、椅子の前後方向への角度調整
が可能となるように前記支持部を回転可能に取り付けた
角度調整可動肘掛けにおいて、椅子の座受部に肘掛け支
持部材を固着し、該肘掛け支持部材に前記支持部の下端
部を前後方向回転可能に取り付けると共に、前記肘当て
部を支持する支持面を有するブラケットをこの支持部の
上端部に椅子の前後方向回転可能に取り付け、さらにこ
のブラケットの上部に前記肘当て部を水平方向旋回可能
に取り付けることにより互いに独立した3つの回転軸を
備えさせたことを特徴とする角度調整可動肘掛け。 - 【請求項2】 前記支持部を摺動可能に嵌合させた内筒
および外筒によって伸縮自在に構成したことを特徴とす
る請求項1記載の角度調整可動肘掛け。 - 【請求項3】 前記肘当て部を前記ブラケットに対して
前後方向摺動可能に設けたことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の角度調整可動肘掛け。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22684399A JP4276743B2 (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 角度調整可動肘掛け |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22684399A JP4276743B2 (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 角度調整可動肘掛け |
Publications (2)
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---|---|
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ID=16851449
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JP (1) | JP4276743B2 (ja) |
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