JP2001043153A - 画像伝送システム、画像送信装置、画像受信装置、ならびに記憶媒体 - Google Patents

画像伝送システム、画像送信装置、画像受信装置、ならびに記憶媒体

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JP2001043153A
JP2001043153A JP21389399A JP21389399A JP2001043153A JP 2001043153 A JP2001043153 A JP 2001043153A JP 21389399 A JP21389399 A JP 21389399A JP 21389399 A JP21389399 A JP 21389399A JP 2001043153 A JP2001043153 A JP 2001043153A
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Atsushi Akiyama
厚 秋山
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側が適切なビューワソフトウェアを有し
ていない場合であっても、所定のフォーマット形式でフ
ォーマットしてなるデータファイルの形での画像伝送を
成立させることを可能とする。 【解決手段】 CPU11は、コンピュータネットワー
ク4を介して画像を送信する場合には、画像を示したT
IFFファイルを添付した電子メールデータを送信す
る。そしてCPU11は、このようにして画像を送信す
るとき、TIFFファイルから画像を再生するためのT
IFFビューワも、TIFFファイルとともに電子メー
ルデータに添付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
LAN(Local Area Network)などのコンピュータネッ
トワークを介して画像伝送を行うための画像伝送システ
ム、画像送信装置、画像受信装置、ならびに記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどのコンピュータネッ
トワークを介しての画像伝送を行うファクシミリ装置で
は、画像データをTIFF(Tag Image File Format)
形式でフォーマットしてなるTIFFファイルを、電子
メールデータに添付ファイルとして添付して伝送する。
【0003】このため受信側では、TIFFファイルか
ら画像を再生するためのソフトウェア、いわゆるTIF
Fビューワを有している必要がある。
【0004】同種のファクシミリ装置で有れば、TIF
Fビューワを当然有しており、何の支障もなく画像伝送
を行うことが可能である。
【0005】ところで、TIFFファイルを電子メール
データに添付ファイルとして添付して伝送するのである
から、同種のファクシミリ装置のみではなく、パーソナ
ルコンピュータに宛てて伝送することも可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーソ
ナルコンピュータは必ずしもTIFFビューワを有して
いるとは限らない。そしてTIFFビューワを有してい
ないパーソナルコンピュータを受信側として画像伝送を
行った場合には、受信側で画像を再生することができ
ず、画像伝送を成立させることができなくなってしま
う。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、受信側が適切
なビューワソフトウェアを有していない場合であって
も、所定のフォーマット形式でフォーマットしてなるデ
ータファイルの形での画像伝送を成立させることを可能
とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、例えばTIFF形式などの所定のフォ
ーマット形式でフォーマットされた画像データファイル
を添付ファイルとして添付してなる電子メールデータ
を、所定のコンピュータネットワークを介して任意の通
信端末へと送信する画像送信装置において、前記所定の
フォーマット形式でフォーマットされた画像データファ
イルから画像を再生するための例えばTIFFビューワ
などの所定のビューワソフトウェアを、前記電子メール
データに添付して送信する例えばCPUのソフトウェア
処理により実現されるビューワ送信手段を備えた。
【0009】このような手段を講じたことにより、画像
データファイルとともに、その画像データファイルから
画像を再生するためのビューワソフトウェアが添付され
た電子メールデータが送信されることとなる。従って、
受信側が画像データファイルから画像を再生するための
ビューワソフトウェアを有していなかったとしても、画
像データファイルとともに電子メールデータに添付され
て到来するビューワソフトウェアを用いて画像の再生を
行うことが可能となる。
【0010】また第2の発明は、前記第1の発明に加え
て、前記ビューワ送信手段が前記ビューワソフトウェア
の送信を行った相手の履歴を作成する例えばCPUのソ
フトウェア処理により実現される履歴作成手段を備え、
かつ前記ビューワ送信手段を、前記履歴作成手段により
作成された履歴に示された相手には前記ビューワソフト
ウェアの送信を行わないものとした。
【0011】このような手段を講じたことにより、過去
にビューワソフトウェアの送信を行った相手には、ビュ
ーワソフトウェアの送信が行われない。従って、同じ相
手に対してビューワソフトウェアの送信が繰り返し行わ
れることがない。
【0012】また第3の発明は、前記第1の発明に加え
て、前記電子メールデータの送信先の通信端末が使用し
ているオペレーティングシステムの指定を受け付ける例
えばCPUのソフトウェア処理により実現される受付手
段を備え、かつ前記ビューワ送信手段を、前記受付手段
により受け付けられた指定で示されたオペレーティング
システムに適合したビューワソフトウェアを送信するも
のとした。
【0013】このような手段を講じたことにより、受信
側の通信端末が必要とするビューワソフトウェアのみが
複数のビューワソフトウェアから選択され、送信され
る。従って、不必要な情報の伝送を行ってしまうことが
防止される。
【0014】また前記目的を達成するために第4の発明
は、例えばTIFF形式などの所定のフォーマット形式
でフォーマットされた画像データファイルを添付ファイ
ルとして添付してなる電子メールデータを、画像送信装
置から任意の画像受信装置へと所定のコンピュータネッ
トワークを介して伝送する画像伝送システムにおいて、
前記画像受信装置では、受信した電子メールデータに添
付された画像データファイルから画像を再生するための
ビューワソフトウェアを有していない場合に、例えばパ
ーソナルコンピュータのソフトウェア処理により実現さ
れるビューワ送信要求手段より、自己が使用しているオ
ペレーティングシステムを示すとともに、ビューワソフ
トウェアの送信を要求するためのもので、例えば前記電
子メールの送信元を示し、かつビューワソフトウェアの
送信要求を示す所定のアドレスを指定したもの、あるい
はビューワソフトウェアの送信を要求する所定の要求情
報を示したものである所定の電子メールデータを送信す
ることとし、かつ前記画像送信装置では、前記ビューワ
ソフトウェアの送信を要求する所定の電子メールデータ
を受信したことに応じて、例えばCPUのソフトウェア
処理により実現されるビューワ送信手段により、その電
子メールデータの送信元に対して、その電子メールデー
タに示されたオペレーティングシステムに適合したビュ
ーワソフトウェアを添付した電子メールデータを送信す
ることとした。
【0015】このような手段を講じたことにより、画像
受信装置が受信した画像データファイルから画像を再生
するためのビューワソフトウェアを有していない場合に
は、ビューワソフトウェアを要求する電子メールデータ
が画像送信装置に向けて送信され、これに応じて画像送
信装置から、ビューワソフトウェアを添付した電子メー
ルデータが画像受信装置へと返送される。従って、画像
受信装置が画像データファイルから画像を再生するため
のビューワソフトウェアを有していなかったとしても、
適切なビューワソフトウェアを画像送信装置から取得
し、このビューワソフトウェアを用いて画像の再生を行
うことが可能となる。
【0016】また第5の発明は、前記第4の発明におけ
るビューワ送信手段を、受信された電子メールデータに
示されたオペレーティングシステムに適合したビューワ
ソフトウェアを有していない場合に、その旨を示した電
子メールデータをビューワソフトウェアを添付した電子
メールデータの代わりに送信するものとした。
【0017】このような手段を講じたことにより、画像
受信装置からビューワソフトウェアの送信が要求されて
も、その画像受信装置に適合するビューワソフトウェア
を有していないならば、その旨が電子メールデータによ
って画像送信装置から画像受信装置へと通知される。従
ってビューワソフトウェアを入手できないことを、画像
受信装置側に認識させることが可能となる。
【0018】また前記目的を達成するために第6の発明
は、所定のフォーマット形式でフォーマットされた画像
データファイルを添付ファイルとして添付してなる電子
メールデータを、所定のコンピュータネットワークを介
して任意の通信端末へと送信する画像送信手段と、前記
所定のフォーマット形式でフォーマットされた画像デー
タファイルを添付ファイルから画像を再生するための所
定のビューワソフトウェアを、前記電子メールデータに
添付して送信するビューワ送信手段との各手段としての
動作を電子計算機に行わせるための動作プログラムを記
憶媒体に格納した。
【0019】このような手段を講じたことにより、この
記憶媒体に格納された動作プログラムに基づいて動作さ
せることで、汎用の電子計算機などが前記第1の発明に
示した画像送信装置として動作することとなる。
【0020】また前記目的を達成するために第7の発明
は、受信した電子メールデータに添付された画像データ
ファイルから画像を再生するためのビューワソフトウェ
アを有していない場合に、自己が使用しているオペレー
ティングシステムを示すとともに、ビューワソフトウェ
アの送信を要求する所定の電子メールデータを送信する
ビューワ送信要求手段を備えた任意の画像受信装置に対
して、所定のフォーマット形式でフォーマットされた画
像データファイルを添付ファイルとして添付してなる電
子メールデータを、画像送信装置から任意の画像受信装
置へと所定のコンピュータネットワークを介して送信す
る画像送信手段と、前記ビューワソフトウェアの送信を
要求する所定の電子メールデータを受信したことに応じ
て、その電子メールデータの送信元に対して、その電子
メールデータに示されたオペレーティングシステムに適
合したビューワソフトウェアを添付した電子メールデー
タを送信するビューワ送信手段との各手段としての動作
を電子計算機に行わせるための動作プログラムを記憶媒
体に格納した。
【0021】このような手段を講じたことにより、この
記憶媒体に格納された動作プログラムに基づいて動作さ
せることで、汎用の電子計算機などが前記第4の発明に
示した画像伝送システムで用いられる画像送信装置とし
て動作することとなる。
【0022】また前記目的を達成するために第8の発明
は、ビューワソフトウェアの送信を要求する所定の電子
メールデータを受信したことに応じて、その電子メール
データの送信元に対して、その電子メールデータに示さ
れたオペレーティングシステムに適合したビューワソフ
トウェアを添付した電子メールデータを送信するビュー
ワ送信手段を備えた任意の画像送信装置から、所定のフ
ォーマット形式でフォーマットされた画像データファイ
ルを添付ファイルとして添付してなる電子メールデータ
を所定のコンピュータネットワークを介して受信する画
像受信手段と、前記画像受信手段により受信された電子
メールデータに添付された画像データファイルから画像
を再生するためのビューワソフトウェアを有していない
場合に、自己が使用しているオペレーティングシステム
を示すとともに、ビューワソフトウェアの送信を要求す
る所定の電子メールデータを送信するビューワ送信要求
手段との各手段としての動作を電子計算機に行わせるた
めの動作プログラムを記憶媒体に格納した。
【0023】このような手段を講じたことにより、この
記憶媒体に格納された動作プログラムに基づいて動作さ
せることで、汎用の電子計算機などが前記第4の発明に
示した画像伝送システムで用いられる画像受信装置とし
て動作することとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のい
くつかの実施形態につき説明する。
【0025】(第1の実施形態)図1は本発明の実施形
態に係る画像伝送システムの要部構成を示すブロック図
である。
【0026】この画像伝送システムは、ファクシミリ装
置(FAX)1,2や、通信機能を備えたパーソナルコ
ンピュータ(PC)3などのような通信端末の間で、L
ANやインターネットからなるコンピュータネットワー
ク4を介しての画像伝送を行うものである。画像データ
は、TIFF形式でフォーマットしてなるTIFFファ
イルとされ、電子メールデータに添付ファイルとして添
付されてコンピュータネットワーク4を伝送される。な
おパーソナルコンピュータ3は、例えば汎用のものなど
のような周知の一般的な構成をなすものであるので、こ
こでは詳細な構成の図示および説明を省略する。
【0027】さてファクシミリ装置1は、CPU11、
ROM12、RAM13、画像メモリ14、符号化・復
号化部15、スキャナ16、プリンタ17、モデム1
8、網制御回路(NCU)19、電話機制御部20、回
線信号検出部21、ネットワークインタフェース22、
操作・表示部23およびキャラクタジェネレータ24を
有してなる。
【0028】そして、CPU11、ROM12、RAM
13、画像メモリ14、符号化・復号化部15、スキャ
ナ16、プリンタ17、モデム18、NCU19、回線
信号検出部21、ネットワークインタフェース22、操
作・表示部23およびキャラクタジェネレータ24は、
システムバス25を介して互いに接続されている。また
NCU19にはモデム18および電話機制御部20が、
さらに電話機制御部20には回線信号検出部21がそれ
ぞれ接続されている。
【0029】CPU11は、ROM12に格納された制
御プログラムに基づいて各部を総括制御するための制御
処理を行うことでファクシミリ装置としての動作を実現
する。
【0030】ROM12は、CPU11の制御プログラ
ム等を記憶している。またROM12は、複数種のオペ
レーティングシステムのそれぞれに適合したTIFFビ
ューワをそれぞれ記憶している。
【0031】RAM13は、CPU11が各種の処理を
行う上で必要となる各種の情報を記憶しておくために使
用される。
【0032】画像メモリ14は、受信した画像データや
送信待ちの画像データを一時的に記憶しておく。
【0033】符号化・復号化部15は、画像データに対
して冗長度圧縮のための符号化処理を施すとともに、冗
長度圧縮のための符号化がなされている画像データの復
号を行うものである。
【0034】スキャナ16は、送信原稿の読取りを行っ
て、その送信原稿を示す画像データを生成する。
【0035】プリンタ17は、画像データが示す画像を
記録用紙に対して印字する。
【0036】モデム18は、画像データを変調してファ
クシミリ伝送信号を生成したり、CPU11から与えら
れるコマンドを変調してコマンド伝送信号を生成するも
のであり、これらの伝送信号をNCU19を介してPS
TN加入者線5へと送出する。またモデム18は、PS
TN加入者線5を介して到来し、NCU19を介して与
えられたファクシミリ伝送データを復調して画像データ
を再生したり、コマンド伝送信号を復調してコマンドを
再生する。
【0037】NCU19は、接続されたPSTN加入者
線5に関して、状態監視や網への発信処理などを行な
う。またNCU19は、PSTN加入者線5に対して送
出するファクシミリ伝送信号の等化を図るとともに、レ
ベルを設定する。
【0038】電話機制御部20には、必要に応じて外部
電話機6が接続される。そして電話機制御部20は、接
続された外部電話機6を使用してPSTN加入者線5を
介しての通話を行うことを可能とするための周知の制御
処理を行う。
【0039】回線信号検出部21は、PSTN加入者線
5を介して到来する信号をNCU19および電話機制御
部20を介して受け、所定の信号の到来を検出する。
【0040】ネットワークインタフェース22は、LA
Nやインターネットからなるコンピュータネットワーク
4を経由して、ファクシミリ装置2やパーソナルコンピ
ュータ3などの通信端末との間でのデータ伝送を行う。
【0041】操作・表示部23は、ユーザによるCPU
11に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入
力部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報をCPU
11の制御の下に表示するための表示部などを有する。
【0042】キャラクタジェネレータ24は、文字や記
号などのキャラクタのパターンをCPU11の指示の下
に発生する。
【0043】さて、CPU11がROM12に格納され
た制御プログラムに基づいて動作することで実現される
制御手段としては、ファクシミリ装置における周知の一
般的なものに加えて、履歴作成手段、受付手段およびビ
ューワ送信手段を有している。
【0044】ここで履歴作成手段は、ビューワ送信手段
によりTIFFビューワの送信を行った相手の履歴を作
成する。
【0045】受付手段は、電子メールデータの送信先の
通信端末が使用しているオペレーティングシステムの指
定を受け付ける。
【0046】そしてビューワ送信手段は、履歴作成手段
により作成された履歴にて過去にTIFFビューワを送
信していないとされた相手に、その相手に送信する画像
データファイルに添付した状態で、指定されたオペレー
ティングシステムに適合したTIFFビューワを送信す
る。
【0047】次に以上のように構成された画像伝送シス
テムの動作につき説明する。なお、本実施形態において
は、ファクシミリ装置1の画像送信処理にのみ特徴があ
るので、この処理に関してのみ説明する。
【0048】例えば操作・表示部23でのユーザによる
所定の指示操作により画像送信の実行が要求されると、
CPU11は図2に示すような画像送信処理を実行す
る。
【0049】この画像送信処理においてCPU11はま
ず、ユーザによる送信先の指定、すなわち宛先電話番号
や宛先メールアドレスなどの指定を受け付ける(ステッ
プST1)。
【0050】続いてCPU11は、例えば指定されたの
が宛先電話番号および宛先メールアドレスのいずれであ
るかを判定することにより、指定された送信先への画像
送信はPSTN経由で行うものであるか否かを判定する
(ステップST2)。そしてここで、画像送信はPST
N経由で行うものであるならば、例えばG3手順などに
従った周知の一般的な手順による画像送信処理(ステッ
プST3)に移行する。
【0051】これに対して、画像送信はPSTN経由で
行うものでない場合、すなわちコンピュータネットワー
ク4を介して行うものであるならば、CPU11はRA
M13に格納された履歴情報にて今回の送信先アドレス
がビューワ送信済み相手として登録されているか否かを
確認することで、今回の送信先へとTIFFビューワを
送信済みであるか否かを判定する(ステップST4)。
【0052】ここで、今回の送信先がTIFFビューワ
を送信したことのない相手ならば、CPU11は送信先
の通信端末が使用しているオペレーティングシステムの
指定を受け付ける(ステップST5)。これは例えば、
ROM12に「Windows 3.X」「Windows 95」「Windows
98」「Windows NT」「UNIX」「Mac」のそれぞれのオペ
レーティングシステムに適合したTIFFビューワが格
納されているならば、これらのオペレーティングシステ
ムのいずれかの選択指定を受け付けるようにする。
【0053】そしてCPU11は、送信すべき画像を示
したTIFFファイルと、ステップST5で指定された
オペレーティングシステムに適合したTIFFビューワ
とを添付ファイルとしてそれぞれ添付した電子メールデ
ータを、ステップST1で指定された送信先アドレスを
宛先としてコンピュータネットワーク4へと送出する
(ステップST6)。
【0054】続いてCPU11は、今回の送信先の電子
メールアドレスを、ビューワ送信済み相手としてRAM
13に格納された履歴情報中に登録する(ステップST
7)。そしてこれをもって、CPU11は今回の画像送
信処理を終了する。
【0055】さて、このようにTIFFビューワを送信
した相手の電子メールアドレスはビューワ送信済み相手
として登録されるのであって、従ってこのようにTIF
Fビューワが送信済みである相手が送信先として指定さ
れた場合には、ステップST4で送信済みであると判定
できることになる。
【0056】そこでこの場合にCPU11は、送信画像
を示したTIFFファイルのみを添付し、TIFFビュ
ーワを添付していない電子メールデータを、ステップS
T1で指定された送信先アドレスを宛先としてコンピュ
ータネットワーク4へと送出する(ステップST8)。
そしてこれをもって、CPU11は今回の画像送信処理
を終了する。
【0057】以上のように本実施形態によれば、コンピ
ュータネットワーク4を介しての画像伝送を行う場合に
は、画像を示したTIFFファイルとともにTIFFビ
ューワを添付して電子メールデータを送信することとし
ているので、受信側では、受信したTIFFファイルか
ら、ともに電子メールデータに添付して到来したTIF
Fビューワを用いて画像を再生することができる。
【0058】また本実施形態によれば、TIFFビュー
ワを送信した相手の履歴を取っておき、既にTIFFビ
ューワを送信済みである相手には以降の画像送信の際に
TIFFビューワを送信しないので、TIFFビューワ
の無駄な送信を行うことが無い。
【0059】また本実施形態によれば、送信先の通信端
末が使用しているオペレーティングシステムの指定を受
け付け、そのオペレーティングシステムに適合したTI
FFビューワのみを送信することとしているので、伝送
する情報量を無駄に増やすことなしに、相手が必要とす
るTIFFビューワを的確に送信することができる。
【0060】(第2の実施形態)本実施形態の画像伝送
システムのハード的な構成は図1に示した第1実施形態
のものと同様である。
【0061】そして本実施形態が前記第1実施形態と異
なるのは、ファクシミリ装置1においてCPU11がソ
フトウェア処理により実現する処理手段および、パーソ
ナルコンピュータ3がソフトウェア処理により実現する
処理手段の違いにある。
【0062】すなわち本実施形態においてパーソナルコ
ンピュータ3がソフトウェア処理により実現する制御手
段としては、ビューワ送信要求手段を有しているまたC
PU11がソフトウェア処理により実現する制御手段と
しては、ファクシミリ装置における周知の一般的なもの
に加えて、ビューワ送信手段を有している。
【0063】ここでビューワ送信要求手段は、受信した
電子メールデータに添付された画像データファイルから
画像を再生するためのビューワソフトウェアを有してい
ない場合に、その電子メールデータの送信元に対してビ
ューワソフトウェアの送信を要求するための所定の電子
メールを返送する処理を行う。
【0064】またビューワ送信手段は、前記ビューワソ
フトウェアの送信を要求する所定の電子メールデータを
受信したことに応じて、適切なビューワソフトウェアを
添付した電子メールデータを返送する処理を行う。
【0065】次に以上のように構成された画像伝送シス
テムの動作につき説明する。
【0066】本実施形態においてファクシミリ装置1が
コンピュータネットワーク4を介しての画像送信を行う
場合、前記第1実施形態とは異なり、従来と同様に画像
を示したTIFFファイルのみを添付した電子メールデ
ータを、指定された送信先アドレスを宛先としてコンピ
ュータネットワーク4へと送出する。
【0067】さて、パーソナルコンピュータ3は、何ら
かの電子メールデータがコンピュータネットワーク4を
介して到来していることが分かると、図3に示すような
メール受信処理を実行する。
【0068】このメール受信処理においてパーソナルコ
ンピュータ3はまず、到来した電子メールデータを受信
する(ステップST11)。
【0069】そしてパーソナルコンピュータ3は、この
受信した電子メールデータにTIFFファイルが添付さ
れているか否かを確認する(ステップST12)。
【0070】ここで電子メールデータが、例えば上述の
ようにファクシミリ装置1から送信されたものであり、
TIFFファイルが添付されているのであれば、パーソ
ナルコンピュータ3は続いて、そのTIFFファイルに
対応したTIFFビューワを自己が有しているか否かを
確認する(ステップST13)。
【0071】もし、TIFFファイルに対応したTIF
Fビューワを自己が有しているならば、パーソナルコン
ピュータ3は自己が有しているTIFFビューワを用い
て受信したTIFFファイルから画像を再生する(ステ
ップST14)。この再生された画像は、ディスプレイ
表示や印刷などによってユーザに提示される。
【0072】一方、TIFFファイルに対応したTIF
Fビューワを自己が有していないならば、パーソナルコ
ンピュータ3はビューワ送信要求用の所定の電子メール
アドレスを宛先とし、かつ自己が使用しているオペレー
ティングシステムをヘッダ情報に示した電子メールデー
タ(ビューワ送信要求用の電子メールデータ)を作成
し、これをステップST11で受信した電子メールデー
タの送信元に向けて返送する(ステップST15)。
【0073】なお、ビューワ送信要求用の所定の電子メ
ールアドレスは、例えばステップST11で受信した電
子メールデータに示されていた送信元アドレスを加工す
ることで得る。すなわち、ステップST11で受信した
電子メールデータに示されていた送信元アドレスが「FA
[email protected]」であるとするならば、@の直前にビューワ
送信要求用であることを示す「TiffViewer」を付加して
[email protected]」とすることで得る。
【0074】こののちパーソナルコンピュータ3は、自
己をビューワ待ち状態に設定し(ステップST16)、
これをもって今回のメール受信処理を終了する。
【0075】一方、ファクシミリ装置1においても、C
PU11は、何らかの電子メールデータがコンピュータ
ネットワーク4を介して到来していることが分かると、
図4に示すようなメール受信処理を実行する。
【0076】このメール受信処理においてCPU11は
まず、到来した電子メールデータを受信する(ステップ
ST31)。
【0077】そしてCPU11は、この受信した電子メ
ールデータの宛先アドレスが、前述したようなビューワ
送信要求用のものであるか否かの判断を行う(ステップ
ST32)。
【0078】ここで宛先アドレスがビューワ送信要求用
のものではなければ、CPU11は周知の一般的な手順
による通常のメール受信後処理(ステップST33)に
移行する。
【0079】これに対して、ファクシミリ装置1からパ
ーソナルコンピュータ3へと画像送信を行った場合に、
上述のようにしてビューワ送信要求用の電子メールデー
タが送出されたのであれば、宛先アドレスがビューワ送
信要求用のものとなっている。そこでこの場合にCPU
11は、ヘッダ情報を認識して、今回受信した電子メー
ルデータの送信元、すなわちTIFFビューワの送信を
要求してきた相手が使用しているオペレーティングシス
テムを判定する(ステップST34)。
【0080】続いてCPU11は、上述のように判定し
た相手使用のオペレーティングシステムに適合するTI
FFビューワを自己が有しているか否かを確認する(ス
テップST35)。そして該当するTIFFビューワを
有しているのならば、CPU11はこのTIFFビュー
ワを添付ファイルとして添付した電子メールデータを、
ステップST31で受信した電子メールデータの送信元
へと返送する(ステップST36)。そしてこの電子メ
ールデータの返送完了をもって、CPU11は今回のメ
ール受信処理を終了する。
【0081】なお、相手使用のオペレーティングシステ
ムに適合するTIFFビューワを自己が有していないな
らば、要求に応じてTIFFビューワの送信を行うこと
ができないから、CPU11は該当するTIFFビュー
ワが無い旨を示した電子メールデータを作成し、これを
ステップST31で受信した電子メールデータの送信元
へと返送する(ステップST37)。そしてこの電子メ
ールデータの返送完了をもって、CPU11は今回のメ
ール受信処理を終了する。
【0082】さて、パーソナルコンピュータ3は、上述
のようにしてファクシミリ装置1から送信されたビュー
ワ送信要求用の電子メールデータに対する返送の電子メ
ールデータの到来を認識した場合にも、図3に示すよう
なメール受信処理を実行する。
【0083】そしてこのような電子メールデータの受信
時には、添付ファイルとしてTIFFファイルは添付さ
れていないので、パーソナルコンピュータ3はその旨を
ステップST12にて判定することとなる。
【0084】従ってパーソナルコンピュータ3は、ビュ
ーワ待ち状態が設定され、かつ受信した電子メールデー
タにTIFFビューワが添付されているか否かの判定
(ステップST17およびステップST18)に移行す
る。
【0085】なお、ビューワ送信要求用以外であって
も、TIFFビューワが添付されていない電子メールデ
ータを受信した場合にはこのステップST17およびス
テップST18の判定をパーソナルコンピュータ3は行
うことになり、ステップST18でTIFFビューワが
添付されていないと判定することになる。
【0086】また、TIFFビューワが添付された電子
メールデータを受信した場合であっても、ビューワ待ち
状態が設定されていなければ、そのTIFFビューワは
パーソナルコンピュータ3からの要求に応じて送信され
たものではない。
【0087】従って、これらの状態であるならばパーソ
ナルコンピュータ3は、周知の一般的な手順による通常
のメール受信後処理(ステップST19)に移行する。
【0088】しかしながら、ビューワ待ち状態が設定さ
れ、かつ受信した電子メールデータにTIFFビューワ
が添付されているならば、パーソナルコンピュータ3は
ビューワ待ち状態を解除する(ステップST20)。
【0089】続いてパーソナルコンピュータ3は、送ら
れてきたTIFFビューワを用いて、ビューワ待ち状態
を設定した際に受信した電子メールデータ(例えば画像
メモリ14に格納してある)に添付されたTIFFファ
イルから画像を再生する(ステップST21)。この再
生された画像は、ディスプレイ表示や印刷などによって
ユーザに提示される。そしてこれをもって、パーソナル
コンピュータ3は今回のメール受信処理を終了する。
【0090】以上のように本実施形態によれば、画像送
信元から画像送信先へはTIFFファイルとして画像伝
送を行うが、画像受信側がそのTIFFファイルから画
像を再生するためのTIFFビューワを有していない場
合には、画像送信先に向けてビューワ送信要求用の電子
メールデータを返送する。そしてビューワ送信要求用の
電子メールデータを受信したことに応じて画像送信側
は、画像受信側が使用しているオペレーティングシステ
ムに適合したTIFFビューワを添付した電子メールデ
ータを画像受信側へと返送する。そうすると画像受信側
は、画像送信元から送られてきたTIFFビューワを用
いて、画像送信元から送られてきたTIFFファイルか
らの画像の再生を行う。
【0091】従って、画像受信側では、受信したTIF
Fファイルから画像を再生するためのTIFFビューワ
を有していない場合には画像送信側から取得することが
でき、このように取得したTIFFビューワを用いてT
IFFファイルから画像を的確に再生することができ
る。
【0092】さらに本実施形態によれば、画像受信側が
TIFFビューワを有しているならば画像送信側はTI
FFビューワの送信を行わないので、無駄に伝送情報量
が増えることを防止することができる。
【0093】また本実施形態によれば、画像送信側は、
画像受信側が有しているオペレーティングシステムに適
合するTIFFビューワを有していない場合には、その
旨を示した電子メールデータを画像受信側に与えるよう
にしているので、画像受信側ではTIFFビューワを取
得できないことを簡易、かつ確実に確認できる。
【0094】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではない。例えば前記各実施形態では、画像のフ
ォーマット形式をTIFFとしているが、TIFF以外
の周知のデータフォーマットや、独自のデータフォーマ
ットを用いる場合にも本願の各発明の適用が可能であ
る。
【0095】また前記第1実施形態では、送信先の通信
端末が使用しているオペレーティングシステムの指定を
受け付け、そのオペレーティングシステムに適合したT
IFFビューワを送信することとしているが、有してい
る全てのTIFFビューワを無条件に送信することとし
たり、あるいは代表的なオペレーティングシステムに適
合したTIFFビューワを送信するなどのような変形実
施が可能である。
【0096】また前記第1実施形態では、TIFFビュ
ーワを送信済みである相手にはTIFFビューワの送信
を行わないようにしているが、常にTIFFビューワの
送信を行うこととしても良い。
【0097】また前記第2実施形態では、ビューワ送信
要求用の電子メールアドレスを使用することでビューワ
送信要求用の電子メールデータであることを識別可能と
しているが、ビューワ送信用の電子メールデータである
ことを示す所定の情報をヘッダ部や本文部に挿入してお
くことでビューワ送信要求用の電子メールデータである
ことを識別可能としても良い。
【0098】また前記第2実施形態では、ビューワ送信
要求用の電子メールデータ中に画像受信側の通信端末が
使用しているオペレーティングシステムを示しておき、
画像送信側は画像受信側が使用しているオペレーティン
グシステムに適合したTIFFビューワのみを送信する
ようにしているが、画像受信側の要求に応じて画像受信
側が有している全てのTIFFビューワを無条件に送信
することとしたり、あるいは代表的なオペレーティング
システムに適合したTIFFビューワを送信するなどの
ような変形実施が可能である。
【0099】また前記第2実施形態では、画像受信側が
使用しているオペレーティングシステムに適合したTI
FFビューワを画像送信側が有していない場合に、その
旨を電子メールデータにより画像受信側に通知すること
としているが、このような通知は行わないようにしても
良い。この場合画像受信側では例えば、ビューワ送信要
求用の電子メールデータを送信してから所定時間が経過
してもTIFFビューワを添付した電子メールデータを
受信できない場合には、TIFFファイルが添付された
電子メールデータを無効とするなどの措置をとることと
する。
【0100】また前記第2実施形態では、画像送信側が
ファクシミリ装置1で、画像受信側がパーソナルコンピ
ュータ3であるものとしているが、ファクシミリ装置1
およびパーソナルコンピュータ3はそれぞれ、画像送信
側および画像受信側のいずれにも成り得る。
【0101】また前記各実施形態における特徴的な動作
は、いずれもソフトウェア処理により実現されている。
従って、前記各実施形態に示した画像送信処理やメール
受信処理などを電子計算機に行わせるための動作プログ
ラムを収納した例えば記憶媒体としておけば、汎用の電
子計算機を本発明における画像送信装置や画像受信装置
として機能させることが可能となる。
【0102】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0103】
【発明の効果】第1の発明によれば、所定のフォーマッ
ト形式でフォーマットされた画像データファイルを添付
ファイルとして添付してなる電子メールデータを、所定
のコンピュータネットワークを介して任意の通信端末へ
と送信する画像送信装置において、前記所定のフォーマ
ット形式でフォーマットされた画像データファイルから
画像を再生するための所定のビューワソフトウェアを、
前記電子メールデータに添付して送信するビューワ送信
手段を備えたので、受信側が画像データファイルから画
像を再生するためのビューワソフトウェアを有していな
かったとしても、画像データファイルとともに電子メー
ルデータに添付されて到来するビューワソフトウェアを
用いて画像の再生を行うことが可能となり、所定のフォ
ーマット形式でフォーマットしてなるデータファイルの
形での画像伝送を成立させることを可能となる。
【0104】また第2の発明によれば、前記第1の発明
に加えて、前記ビューワ送信手段が前記ビューワソフト
ウェアの送信を行った相手の履歴を作成する履歴作成手
段を備え、かつ前記ビューワ送信手段を、前記履歴作成
手段により作成された履歴に示された相手には前記ビュ
ーワソフトウェアの送信を行わないものとしたので、ビ
ューワソフトウェアの送信を最小限に抑え、通信効率を
高めることが可能となる。
【0105】また第3の発明によれば、前記第1の発明
に加えて、前記電子メールデータの送信先の通信端末が
使用しているオペレーティングシステムの指定を受け付
ける受付手段を備え、かつ前記ビューワ送信手段を、前
記受付手段により受け付けられた指定で示されたオペレ
ーティングシステムに適合したビューワソフトウェアを
送信するものとしたので、不必要な情報の伝送を行って
しまうことを防止でき、通信効率を高めることが可能と
なる。
【0106】また第4の発明によれば、所定のフォーマ
ット形式でフォーマットされた画像データファイルを添
付ファイルとして添付してなる電子メールデータを、画
像送信装置から任意の画像受信装置へと所定のコンピュ
ータネットワークを介して伝送する画像伝送システムに
おいて、前記画像受信装置では、受信した電子メールデ
ータに添付された画像データファイルから画像を再生す
るためのビューワソフトウェアを有していない場合に、
ビューワ送信要求手段より、自己が使用しているオペレ
ーティングシステムを示すとともに、ビューワソフトウ
ェアの送信を要求するためのもので、例えば前記電子メ
ールの送信元を示し、かつビューワソフトウェアの送信
要求を示す所定のアドレスを指定したもの、あるいはビ
ューワソフトウェアの送信を要求する所定の要求情報を
示したものである所定の電子メールデータを送信するこ
ととし、かつ前記画像送信装置では、前記ビューワソフ
トウェアの送信を要求する所定の電子メールデータを受
信したことに応じて、ビューワ送信手段により、その電
子メールデータの送信元に対して、その電子メールデー
タに示されたオペレーティングシステムに適合したビュ
ーワソフトウェアを添付した電子メールデータを送信す
ることとしたので、画像受信装置が画像データファイル
から画像を再生するためのビューワソフトウェアを有し
ていなかったとしても、適切なビューワソフトウェアを
画像送信装置から取得し、このビューワソフトウェアを
用いて画像の再生を行うことが可能となるので、所定の
フォーマット形式でフォーマットしてなるデータファイ
ルの形での画像伝送を成立させることが可能となる。
【0107】また第5の発明によれば、前記第4の発明
におけるビューワ送信手段を、受信された電子メールデ
ータに示されたオペレーティングシステムに適合したビ
ューワソフトウェアを有していない場合に、その旨を示
した電子メールデータをビューワソフトウェアを添付し
た電子メールデータの代わりに送信するものとしたの
で、画像受信装置がビューワソフトウェアを入手できな
いことを、画像受信装置側に認識させることが可能とな
る。
【0108】また第6の発明によれば、所定のフォーマ
ット形式でフォーマットされた画像データファイルを添
付ファイルとして添付してなる電子メールデータを、所
定のコンピュータネットワークを介して任意の通信端末
へと送信する画像送信手段と、前記所定のフォーマット
形式でフォーマットされた画像データファイルを添付フ
ァイルから画像を再生するための所定のビューワソフト
ウェアを、前記電子メールデータに添付して送信するビ
ューワ送信手段との各手段としての動作を電子計算機に
行わせるための動作プログラムを記憶媒体に格納したの
で、この記憶媒体に格納された動作プログラムに基づい
て動作させることで、汎用の電子計算機などを前記第1
の発明に示した画像送信装置として動作させることが可
能となる。
【0109】また第7の発明によれば、受信した電子メ
ールデータに添付された画像データファイルから画像を
再生するためのビューワソフトウェアを有していない場
合に、自己が使用しているオペレーティングシステムを
示すとともに、ビューワソフトウェアの送信を要求する
所定の電子メールデータを送信するビューワ送信要求手
段を備えた任意の画像受信装置に対して、所定のフォー
マット形式でフォーマットされた画像データファイルを
添付ファイルとして添付してなる電子メールデータを、
画像送信装置から任意の画像受信装置へと所定のコンピ
ュータネットワークを介して送信する画像送信手段と、
前記ビューワソフトウェアの送信を要求する所定の電子
メールデータを受信したことに応じて、その電子メール
データの送信元に対して、その電子メールデータに示さ
れたオペレーティングシステムに適合したビューワソフ
トウェアを添付した電子メールデータを送信するビュー
ワ送信手段との各手段としての動作を電子計算機に行わ
せるための動作プログラムを記憶媒体に格納したので、
この記憶媒体に格納された動作プログラムに基づいて動
作させることで、汎用の電子計算機などを前記第4の発
明に示した画像伝送システムで用いられる画像送信装置
として動作させることが可能となる。
【0110】また第8の発明によれば、ビューワソフト
ウェアの送信を要求する所定の電子メールデータを受信
したことに応じて、その電子メールデータの送信元に対
して、その電子メールデータに示されたオペレーティン
グシステムに適合したビューワソフトウェアを添付した
電子メールデータを送信するビューワ送信手段を備えた
任意の画像送信装置から、所定のフォーマット形式でフ
ォーマットされた画像データファイルを添付ファイルと
して添付してなる電子メールデータを所定のコンピュー
タネットワークを介して受信する画像受信手段と、前記
画像受信手段により受信された電子メールデータに添付
された画像データファイルから画像を再生するためのビ
ューワソフトウェアを有していない場合に、自己が使用
しているオペレーティングシステムを示すとともに、ビ
ューワソフトウェアの送信を要求する所定の電子メール
データを送信するビューワ送信要求手段との各手段とし
ての動作を電子計算機に行わせるための動作プログラム
を記憶媒体に格納したので、この記憶媒体に格納された
動作プログラムに基づいて動作させることで、汎用の電
子計算機などを前記第4の発明に示した画像伝送システ
ムで用いられる画像受信装置として動作させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像伝送システムの要
部構成を示すブロック図。
【図2】図1中のCPU11による画像送信処理の際の
処理手順を示すフローチャート(第1実施形態)。
【図3】図1中のパーソナルコンピュータ3によるメー
ル受信処理の際の処理手順を示すフローチャート(第2
実施形態)。
【図4】図1中のCPU11によるメール受信処理の際
の処理手順を示すフローチャート(第2実施形態)。
【符号の説明】
1,2…ファクシミリ装置(FAX) 3…パーソナルコンピュータ(PC) 4…コンピュータネットワーク 5…PSTN加入者線 6…外部電話機 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…画像メモリ 15…符号化・復号化部 16…スキャナ 17…プリンタ 18…モデム 19…網制御回路(NCU) 20…電話機制御部 21…回線信号検出部 22…ネットワークインタフェース 23…操作・表示部 24…キャラクタジェネレータ 25…システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA21 GB04 HA01 JA31 JB03 JB07 KB06 LA01 LA18 LB14 5C062 AA02 AA14 AB38 AB42 AC24 AC41 AC42 AE00 AF00 AF02 BA04 BD09 5K030 HA07 HB02 HB19 HC01 HC14 KA02 9A001 BB01 BB03 BB04 CC08 DD06 EE04 HH27 JJ14 JJ25 JJ35 KK31 KK42

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のフォーマット形式でフォーマット
    された画像データファイルを添付ファイルとして添付し
    てなる電子メールデータを、所定のコンピュータネット
    ワークを介して任意の通信端末へと送信する画像送信装
    置において、 前記所定のフォーマット形式でフォーマットされた画像
    データファイルから画像を再生するための所定のビュー
    ワソフトウェアを、前記電子メールデータに添付して送
    信するビューワ送信手段を備えたことを特徴とする画像
    送信装置。
  2. 【請求項2】 前記ビューワ送信手段が前記ビューワソ
    フトウェアの送信を行った相手の履歴を作成する履歴作
    成手段を備え、 前記ビューワ送信手段は、前記履歴作成手段により作成
    された履歴に示された相手には前記ビューワソフトウェ
    アの送信を行わないことを特徴とする請求項1に記載の
    画像送信装置。
  3. 【請求項3】 前記電子メールデータの送信先の通信端
    末が使用しているオペレーティングシステムの指定を受
    け付ける受付手段を備え、 前記ビューワ送信手段は、前記受付手段により受け付け
    られた指定で示されたオペレーティングシステムに適合
    したビューワソフトウェアを送信することを特徴とする
    請求項1に記載の画像送信装置。
  4. 【請求項4】 所定のフォーマット形式でフォーマット
    された画像データファイルを添付ファイルとして添付し
    てなる電子メールデータを、画像送信装置から任意の画
    像受信装置へと所定のコンピュータネットワークを介し
    て伝送する画像伝送システムにおいて、 前記画像受信装置に設けられ、受信した電子メールデー
    タに添付された画像データファイルから画像を再生する
    ためのビューワソフトウェアを有していない場合に、自
    己が使用しているオペレーティングシステムを示すとと
    もに、ビューワソフトウェアの送信を要求する所定の電
    子メールデータを送信するビューワ送信要求手段と、 前記画像送信装置に設けられ、前記ビューワソフトウェ
    アの送信を要求する所定の電子メールデータを受信した
    ことに応じて、その電子メールデータの送信元に対し
    て、その電子メールデータに示されたオペレーティング
    システムに適合したビューワソフトウェアを添付した電
    子メールデータを送信するビューワ送信手段とを備えた
    ことを特徴とする画像伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記ビューワソフトウェアの送信を要求
    する所定の電子メールデータは、前記電子メールの送信
    元を示し、かつビューワソフトウェアの送信要求を示す
    所定のアドレスを指定したものであることを特徴とする
    請求項4に記載の画像伝送システム。
  6. 【請求項6】前記ビューワソフトウェアの送信を要求す
    る所定の電子メールデータは、ビューワソフトウェアの
    送信を要求する所定の要求情報を示したものであること
    を特徴とする請求項4に記載の画像伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記ビューワ送信手段は、受信された電
    子メールデータに示されたオペレーティングシステムに
    適合したビューワソフトウェアを有していない場合に、
    その旨を示した電子メールデータをビューワソフトウェ
    アを添付した電子メールデータの代わりに送信すること
    を特徴とする請求項4に記載の画像伝送システム。
  8. 【請求項8】 受信した電子メールデータに添付された
    画像データファイルから画像を再生するためのビューワ
    ソフトウェアを有していない場合に、自己が使用してい
    るオペレーティングシステムを示すとともに、ビューワ
    ソフトウェアの送信を要求する所定の電子メールデータ
    を送信するビューワ送信要求手段を備えた任意の画像受
    信装置に対して、所定のフォーマット形式でフォーマッ
    トされた画像データファイルを添付ファイルとして添付
    してなる電子メールデータを、画像送信装置から任意の
    画像受信装置へと所定のコンピュータネットワークを介
    して送信する画像送信装置において、 前記ビューワソフトウェアの送信を要求する所定の電子
    メールデータを受信したことに応じて、その電子メール
    データの送信元に対して、その電子メールデータに示さ
    れたオペレーティングシステムに適合したビューワソフ
    トウェアを添付した電子メールデータを送信するビュー
    ワ送信手段とを備えたことを特徴とする画像送信装置。
  9. 【請求項9】 ビューワソフトウェアの送信を要求する
    所定の電子メールデータを受信したことに応じて、その
    電子メールデータの送信元に対して、その電子メールデ
    ータに示されたオペレーティングシステムに適合したビ
    ューワソフトウェアを添付した電子メールデータを送信
    するビューワ送信手段を備えた任意の画像送信装置か
    ら、所定のフォーマット形式でフォーマットされた画像
    データファイルを添付ファイルとして添付してなる電子
    メールデータを所定のコンピュータネットワークを介し
    て受信する画像受信装置において、 受信した電子メールデータに添付された画像データファ
    イルから画像を再生するためのビューワソフトウェアを
    有していない場合に、自己が使用しているオペレーティ
    ングシステムを示すとともに、ビューワソフトウェアの
    送信を要求する所定の電子メールデータを送信するビュ
    ーワ送信要求手段とを備えたことを特徴とする画像受信
    装置。
  10. 【請求項10】 所定のフォーマット形式でフォーマッ
    トされた画像データファイルを添付ファイルとして添付
    してなる電子メールデータを、所定のコンピュータネッ
    トワークを介して任意の通信端末へと送信する画像送信
    手段と、 前記所定のフォーマット形式でフォーマットされた画像
    データファイルを添付ファイルから画像を再生するため
    の所定のビューワソフトウェアを、前記電子メールデー
    タに添付して送信するビューワ送信手段との各手段とし
    ての動作を電子計算機に行わせるための動作プログラム
    を格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 受信した電子メールデータに添付され
    た画像データファイルから画像を再生するためのビュー
    ワソフトウェアを有していない場合に、自己が使用して
    いるオペレーティングシステムを示すとともに、ビュー
    ワソフトウェアの送信を要求する所定の電子メールデー
    タを送信するビューワ送信要求手段を備えた任意の画像
    受信装置に対して、所定のフォーマット形式でフォーマ
    ットされた画像データファイルを添付ファイルとして添
    付してなる電子メールデータを、画像送信装置から任意
    の画像受信装置へと所定のコンピュータネットワークを
    介して送信する画像送信手段と、 前記ビューワソフトウェアの送信を要求する所定の電子
    メールデータを受信したことに応じて、その電子メール
    データの送信元に対して、その電子メールデータに示さ
    れたオペレーティングシステムに適合したビューワソフ
    トウェアを添付した電子メールデータを送信するビュー
    ワ送信手段との各手段としての動作を電子計算機に行わ
    せるための動作プログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 ビューワソフトウェアの送信を要求す
    る所定の電子メールデータを受信したことに応じて、そ
    の電子メールデータの送信元に対して、その電子メール
    データに示されたオペレーティングシステムに適合した
    ビューワソフトウェアを添付した電子メールデータを送
    信するビューワ送信手段を備えた任意の画像送信装置か
    ら、所定のフォーマット形式でフォーマットされた画像
    データファイルを添付ファイルとして添付してなる電子
    メールデータを所定のコンピュータネットワークを介し
    て受信する画像受信手段と、 前記画像受信手段により受信された電子メールデータに
    添付された画像データファイルから画像を再生するため
    のビューワソフトウェアを有していない場合に、自己が
    使用しているオペレーティングシステムを示すととも
    に、ビューワソフトウェアの送信を要求する所定の電子
    メールデータを送信するビューワ送信要求手段との各手
    段としての動作を電子計算機に行わせるための動作プロ
    グラムを格納した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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