JP2001041728A - 断面寸法測定方法および装置 - Google Patents

断面寸法測定方法および装置

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JP2001041728A
JP2001041728A JP11218024A JP21802499A JP2001041728A JP 2001041728 A JP2001041728 A JP 2001041728A JP 11218024 A JP11218024 A JP 11218024A JP 21802499 A JP21802499 A JP 21802499A JP 2001041728 A JP2001041728 A JP 2001041728A
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ray
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drum
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Hiroyuki Morimoto
弘之 森本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて効率的にしかも高い精度で断面寸法を
測定し得る断面寸法測定方法および装置を提供する。 【解決手段】 部材の断面寸法をそのX線透視像に基づ
き測定する。測定すべき部材10を位置調節可能に保持
する部材保持機構3と、測定すべき部材10の測定断面
部位に対して所定方向からX線を射出するX線射出部1
と、部材10を透過したX線を受信して測定断面部位の
X線透視像を得るX線受信部2と、得られたX線透視像
に対する画像処理を行って寸法測定する画像処理部18
と、X線透視像に対して基準寸法を与えるマスクパター
ン12と、装置の各構成部を作動制御する制御部20
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電子写真
複写機、レーザビームプリンタ、LEDプリンタ、ワー
ドプロセッサおよびファクシミリ装置等の画像形成装置
で用いられる特に円筒状部材およびその係合部材の結合
構造における断面寸法を測定するための方法および装置
に関し、ここに円筒状部材としては、たとえば感光体ド
ラム、現像ローラ、転写ローラおよび搬送ローラ等が含
まれる。
【0002】
【従来の技術】感光体ドラムや現像ローラ、転写ローラ
および搬送ローラ等を駆動するためにギヤおよびフラン
ジ等の係合部材を円筒状部材の端部に固定する手段とし
ては、円筒状部材と係合部材を接着剤により接着した
り、あるいは外部的な圧力により円筒状部材に圧入固定
する。あるいはまた、円筒状部材の一部を係合部材の所
定位置に折り曲げたカシメにより固定することができ
る。カシメによるドラムとギヤの固定において、ドラム
とギヤの固定状態の良否を点検する方法として、たとえ
ば図7に示すようなカシメ部断面の各寸法をみる方法が
ある。
【0003】図7においてドラム101は、たとえばア
ルミ合金製の円筒状部材の端部にプラスチック製の係合
部材であるギヤ102が組み付けられる。カシメ刃10
3によって円筒状部材の一部が係合部材中に折り曲げら
れて固定される。ドラムとギヤの固定状態の良否は、た
とえば寸法A〜Cを測定することにより点検することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ドラムとギヤの固定状
態の良否は製品において重大であるため、鋸等でドラム
を軸方向に切断してカシメ断面を目視可能にし、ルーぺ
等を用いて断面寸法を測定する方法がある。しかしなが
ら、このようにカシメ部を実際に切断して測定する方法
(破壊検査方法)では、検査のために多大な手間と時間
を要する上に、ドラム、ギヤ等の材料を無駄にするとい
う問題がある。
【0005】本発明はかかる実情に鑑み、極めて効率的
にしかも高い精度で断面寸法を測定し得る断面寸法測定
方法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の断面寸法測定方
法は、部材の断面寸法をそのX線透視像に基づき測定す
る断面寸法測定方法であって、測定すべき部材の測定断
面部位をX線光軸に対して所定の位置関係で保持し、測
定断面部位にX線を射出する工程と、部材を透過したX
線を受信して、測定断面部位のX線透視像を得る工程
と、X線透視像を画像処理することにより基準寸法を基
準にして寸法測定を行う工程と、を備えたことを特徴と
する。
【0007】また、本発明の断面寸法測定方法におい
て、測定断面部位は、部材を他の部材と結合させる係合
部まわりであることを特徴とする。また、本発明の断面
寸法測定方法において、基準寸法を与えるマスクパター
ンを測定断面部位に隣接配置し、このマスクパターンの
既知寸法を基準寸法にすることを特徴とする。
【0008】また、本発明の断面寸法測定方法におい
て、円筒状部材とこれに結合する係合部材との係合部ま
わりを測定断面部位とし、係合部まわりに対して円筒状
部材の接線方向から放射状にX線を射出することを特徴
とする。
【0009】また、本発明の断面寸法測定方法におい
て、係合部付近における円筒状部材表面のX線透視像の
コントラストが最も先鋭になるように、円筒状部材のX
線光軸に対する位置を調節することを特徴とする。ま
た、本発明の断面寸法測定方法において、円筒状部材の
表面付近におけるX線透視像の出力を一次微分すること
により、コントラストが最も先鋭となる位置を決定する
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明の断面寸法測定装置は、部材
の断面寸法をそのX線透視像に基づき測定する断面寸法
測定装置であって、測定すべき部材を位置調節可能に保
持する部材保持機構と、測定すべき部材の測定断面部位
に対して所定方向からX線を射出するX線射出部と、部
材を透過したX線を受信して測定断面部位のX線透視像
を得るX線受信部と、得られたX線透視像に対する画像
処理を行って寸法測定する画像処理部と、X線透視像に
対して基準寸法を与えるマスクパターンと、装置の各構
成部を作動制御する制御部と、を備えたことを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の断面寸法測定装置におい
て、マスクパターンはX線射出部に対して、測定断面部
位と同一位置に隣接配置されることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、測定すべき部材の測定断
面部位、すなわち典型的には2つの部材の係合部である
カシメ部がX線光軸に対して適正位置になるように、測
定すべき部材を調節および保持する。感光体ドラム等の
円筒状部材である場合、カシメ部にドラムの接線方向か
らX線を照射してカシメ部のX線透視像が得られ、カシ
メ部の断面寸法を測定する。
【0013】本発明では、カシメ部にその接線方向から
X線を照射することにより、カシメ部の透視像が得ら
れ、これによりカシメ部断面の各寸法(たとえば、既に
図7に示した寸法A〜C)が測定可能となる。また、カ
シメ部の透視像と伴に得られるマスクパターンのX線透
視像を基準寸法とすることにより、測定基準座標および
CCDカメラ1画素あたりの寸法を高精度に決定するこ
とができる。これによりドラム位置決め精度に由来する
拡大倍率の変動によって生じる寸法測定誤差を除去する
ことが可能となり、高精度な寸法測定を実現する。
【0014】また、ドラム表面のX線透視像のコントラ
ストが最もシャープとなるように部材保持機構のモータ
を制御してドラムの位置を調節する。これにより画像処
理時の寸法測定誤差を最小にすることが可能となる。す
なわち、X線透視像からカシメ部の断面寸法を非接触で
自動測定すると同時に、画像処理時の寸法測定誤差を最
小にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明装置の構成について
説明する。図1は、本発明に係る寸法測定装置の一実施
形態を示すシステムブロック構成図である。この装置は
測定すべき部材の測定断面部位に対して所定方向からX
線を射出するX線射出部1と、部材を透過したX線を受
信して測定断面部位のX線透視像を得るX線受信部2
と、測定すべき部材を位置調節可能に保持するドラム保
持部3と、装置の各構成部を作動制御する制御部/画像
処理部4とから大略構成される。
【0016】X線受信部2はたとえば、X線入射面5、
イメージ・インテンシファイア6、蛍光面7、光学系8
およびCCDカメラ9等で構成される。また、ドラム保
持部3はたとえば、この例では円筒状部材であるドラム
10、モータ11、マスクパターン12、ドラム駆動手
段13および試料テーブル14等によって構成される。
【0017】試料テーブル14上に配置されたドラム1
0は、モータ11およびドラム駆動手段13によってド
ラム軸まわりに回転する。マスクパターン12はたとえ
ば、アクリル等のX線透過率の高い基盤に金等のX線透
過率の低い薄膜を貼り付けてなる。このマスクパターン
12は寸法が高精度に設定され、かつその寸法が既知で
ある。そして、X線射出部1からの距離がカシメ部15
の位置と同一になるように配置される。
【0018】また、X線射出部1、X線受信部2および
ドラム保持部3は、鉛等のX線が透過しない材質で構成
されたX線遮蔽箱16で覆われる。これにより装置外に
X線が漏洩しない構成となっている。
【0019】制御部/画像処理部4はたとえば、カメラ
コントローラ17、画像処理装置18、テレビモニタ1
9、メインコントローラ20、X線コントローラ21お
よびモータコントローラ22等によって構成される。
【0020】カメラコントローラ17は、CCDカメラ
9からの画像データを画像処理装置18に出力する。画
像処理装置18はフレームメモリを備え、入力された画
像データを蓄積すると共に、画像データの寸法測定を行
う。また、ユーザが開発したプログラム等をダウンロー
ドし、所望の画像処理を行うことができる。テレビモニ
タ19は、画像処理装置18による測定結果をカシメ部
15のX線透視像と共に表示する。X線コントローラ2
1はX線射出部1を駆動し、X線射出条件(管電圧、管
電流、射出時間および射出タイミング等)のコントロー
ルを行う。モータコントローラ22はモータ11の駆動
を行う。
【0021】メインコントローラ20は画像処理装置1
8および各コントローラと連結し、CCDカメラ9、X
線射出部1およびモータ11等を適切なタイミングで駆
動できるように各コントローラを制御する。
【0022】つぎに、本発明装置の動作について説明す
る。図2は、装置動作の一例を示すフローチャートであ
る。まず、カシメ部15にX線が照射されるようにドラ
ム10をドラム保持部3にセットする(ステップS
1)。つぎに、微小焦点のX線射出部1からドラム10
の接線方法に放射状にX線を射出して、カシメ部15の
X線透視像を得る(ステップS2〜ステップS3)。
【0023】得られたX線透視像においてドラム表面の
コントラストが最もシャープとなる位置にドラム10が
配置されるようにドラム位置を調節する(ステップS
4)。この状態で得られたX線透視像に対して画像処理
を行うが、この場合まず、カシメ部15のX線透視像と
伴に得られるマスクパターン12のX線透視像より基準
座標/基準長さを測定する(ステップS5)。つぎに、
基準座標/基準長さを用いてカシメ部断面の各寸法(図
5、寸法A〜C参照)を演算し、測定値を得る(ステッ
プS6)。そして、その測定結果をテレビモニタ19上
に表示し、かくして測定を終了する(ステップS7)。
【0024】さらに、以下に装置動作の詳細および具体
的な実施例について、図1〜図6を用いて述べる。前述
した図1および図2に加え、図3は本発明装置により撮
像されたカシメ部のX線透視像における各部の寸法を示
す図、図4〜図6はドラム表面のコントラストが最もシ
ャープとなる位置にドラム位置を調節する方法を説明す
る図である。
【0025】図1のように構成したカシメ部の断面寸法
測定装置において寸法測定を行う場合、まず、X線射出
部1からX線が一定の放射角度で射出される。X線はド
ラム10を通過することにより、ドラム10内部のX線
吸収率に応じた強度分布を有し、X線射出角度とX線射
出部1およびドラム10間距離に応じた倍率で拡大され
たX線透視像となる。
【0026】X線入射面5に入射したX線透視像は、イ
メージ・インテンシファイア6によって増幅された後に
蛍光面7上に可視光像となって出力され、光学系8を介
してCCDカメラ9上に投影される。CCDカメラ9か
ら出力されたX線透視像の画像データは、制御部/画像
処理部4によって所望の画像処理が施され、寸法測定さ
れる。
【0027】つぎに、図3に基づいてカシメ部の寸法測
定方法を説明する。図3において、ドラム断面像30
1、ギヤ断面像302およびマスクパターン像303
は、それぞれCCDカメラ9上に投影されたX線透視像
とする。カシメ断面像の寸法測定箇所は、たとえば図3
に示す寸法A,B,Cであり、それぞれ下記のように与
えられる。 A=√{(X5 −X3 2 +(Y3 −Y2 2 } (1) B=X4 −X2 (2) C=Y4 −Y3 (3)
【0028】実際の寸法は、上記寸法に対応するCCD
カメラ9の画素数と、CCD1画素に対応する実寸法の
積で与えられる。ただし、CCD1画素に対応する実寸
法をX透視像より直接求めることはできないため、予め
寸法が既知であるマスクパターン像303を基準として
計算する。すなわち、 CCD1画素に対応する実寸法=L(既知)/Lに対応する画素数 (4) となる。
【0029】マスクパターンはX線透過率の低い素材の
薄膜で構成され、X線透視像において輪郭部のコントラ
ストがシャープに得られるため、画像処理時のスライス
レベルが容易に決定できる。したがって、高精度な寸法
測定が可能である。本装置において前述のように、カシ
メのX線透視像はX線射出角度とX線射出部1およびド
ラム10間距離に応じた倍率で拡大される。X線射出部
1およびドラム10間距離は、試料テーブル14の位置
決め精度に依存する。このX線透視像の拡大倍率は、試
料テーブル14の位置決め誤差によって変動する。試料
テーブル14の位置決め精度以外にも、部材の熱膨張や
変形等により拡大倍率は変動する。
【0030】CCD1画素に対応する実寸法を一義的に
決定した場合、これらの拡大倍率の変動により測定値に
誤差が生じる。よって、図1のようにマスクパターン部
12をカシメ部15の近傍に配置し、マスクパターン1
2の基準寸法を毎回測定することにより、拡大倍率の変
動による誤差をキャンセルすることができる。
【0031】つぎに、図4〜図6に基づいて画像処理に
よる寸法誤差を最小にする手法を説明する。図4(a)
においてドラム断面像401およびギヤ断面像402
は、それぞれCCDカメラ9上に投影されたX線透視像
である。また、図4(b)においてドラム表面付近のX
線透視像は、ドラムのX線透視像においてカシメ部近傍
のドラム表面403付近(図4(a)における部)を拡
大した概念図であり、X線の吸収が多い部位は濃く、少
ない部位は淡く表示される。また、図5のドラム断面図
は、ドラムの軸に垂直な方向から見たドラム断面像であ
る。
【0032】図6(a)においてCCD出力曲線は、図
4(b)に示したドラム表面付近のX線透視像に対する
CCD出力であり、淡い部分ほど大きな出力となる。ま
た、図6(b)において一次微分曲線は、CCD出力曲
線に対する一次微分処理結果である。
【0033】図4(b)のドラム表面付近のX線透視像
においてX線透視像の濃淡は、ドラム501を構成する
素材のX線吸収率と透過距離の積で表される。よって、
ドラム表面403のX線透視像のコントラストを最もシ
ャープに得るためには、ドラムエッジ(a)504とド
ラムエッジ(b)505が、X線光軸方向から見て正確
に重なる必要がある。X線光軸に対するドラムエッジ
(a)504とドラムエッジ(b)505の重なりにず
れがある場合、ドラム表面付近のX線透視像に対するC
CD出力は、図6(a)のCCD出力曲線に示すような
階段状となり、一次微分処理を施すことにより一次微分
曲線が得られる。
【0034】一次微分曲線にはゼロクロス点が2個所あ
るため、ゼロクロス点間隔Wが最小になるように、図5
のようにドラム501を回転させることによりドラムエ
ッジ(a)504とドラムエッジ(b)をX線光軸方向
から見て正確に重ねることができる。これによりドラム
表面403のX線透視像のコントラストを最もシャープ
にして得ることができる。
【0035】画像処理による寸法測定において、2値化
時のスライスレベルに付随して生じる寸法測定誤差は、
画像のコントラストがシャープであるほど低減すること
ができる。よって、上記手法により画像処理時における
寸法測定誤差を最小にすることが可能となる。なお、こ
れらの動作は、図1において制御部/画像処理部4から
の信号に基づいてメインコントローラ20がモータコン
トローラ22を制御し、モータ11が適正位置にドラム
10を回転/保持することにより実現することができ
る。
【0036】なお、上記実施形態において断面の測定対
象として画像形成装置で用いられる特に円筒状部材につ
いて説明したが、本発明はその他の装置における各種部
材の結合構造等に対しても適用可能であり、上記実施形
態と同様な作用効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、測
定すべき部材のX線透視像からカシメ部の断面寸法を非
接触で自動測定すると同時に画像処理時の寸法測定誤差
を最小化することができ、極めて顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における断面寸法測定装置の
システム構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における装置動作の一例を示
すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態における断面寸法測定装置に
より撮像されたカシメ部のX線透視像および寸法測定の
原理を説明する図である。
【図4】本発明の実施形態におけるX線透視像の例を示
す(a)はドラム断面像を示す図、(b)はドラム表面
付近のX線透視像の例を示す(a)のD部拡大図であ
る。
【図5】本発明の実施形態におけるドラム断面とX線光
軸の関係等を示す図である。
【図6】本発明の実施形態におけるドラム表面付近のX
線透視像のコントラストより画像処理時における寸法測
定誤差を最小にする方法を説明する図である。
【図7】従来例に係るドラムとギヤの固定状態の良否を
点検する方法の例を示す(a)は外観図、(b)は
(a)のV−V線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 X線射出部 2 X線受信部 3 ドラム保持部 4 制御部/画像処理部 5 X線入射面 6 イメージ・インテンシファイア 7 蛍光面 8 光学系 9 CCDカメラ 10 ドラム 11 モータ 12 マスクパターン 13 ドラム駆動手段 14 試料テーブル 15 カシメ部 16 X線遮蔽箱 17 カメラコントローラ 18 画像処理装置 19 テレビモニタ 20 メインコントローラ 21 X線コントローラ 22 モータコントローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材の断面寸法をそのX線透視像に基づ
    き測定する断面寸法測定方法であって、 測定すべき部材の測定断面部位をX線光軸に対して所定
    の位置関係で保持し、測定断面部位にX線を射出する工
    程と、 部材を透過したX線を受信して、測定断面部位のX線透
    視像を得る工程と、 X線透視像を画像処理することにより基準寸法を基準に
    して寸法測定を行う工程と、を備えたことを特徴とする
    断面寸法測定方法。
  2. 【請求項2】 測定断面部位は、部材を他の部材と結合
    させる係合部まわりであることを特徴とする請求項1に
    記載の断面寸法測定方法。
  3. 【請求項3】 基準寸法を与えるマスクパターンを測定
    断面部位に隣接配置し、このマスクパターンの既知寸法
    を基準寸法にすることを特徴とする請求項2に記載の断
    面寸法測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の断面寸法測定
    方法において、 円筒状部材とこれに結合する係合部材との係合部まわり
    を測定断面部位とし、係合部まわりに対して円筒状部材
    の接線方向から放射状にX線を射出することを特徴とす
    る断面寸法測定方法。
  5. 【請求項5】 係合部付近における円筒状部材表面のX
    線透視像のコントラストが最も先鋭になるように、円筒
    状部材のX線光軸に対する位置を調節することを特徴と
    する請求項4に記載の断面寸法測定方法。
  6. 【請求項6】 円筒状部材の表面付近におけるX線透視
    像の出力を一次微分することにより、コントラストが最
    も先鋭となる位置を決定することを特徴とする請求項5
    に記載の断面寸法測定方法。
  7. 【請求項7】 部材の断面寸法をそのX線透視像に基づ
    き測定する断面寸法測定装置であって、 測定すべき部材を位置調節可能に保持する部材保持機構
    と、 測定すべき部材の測定断面部位に対して所定方向からX
    線を射出するX線射出部と、 部材を透過したX線を受信して測定断面部位のX線透視
    像を得るX線受信部と、 得られたX線透視像に対する画像処理を行って寸法測定
    する画像処理部と、 X線透視像に対して基準寸法を与えるマスクパターン
    と、 装置の各構成部を作動制御する制御部と、を備えたこと
    を特徴とする断面寸法測定装置。
  8. 【請求項8】 マスクパターンはX線射出部に対して、
    測定断面部位と同一位置に隣接配置されることを特徴と
    する請求項7に記載の断面寸法測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500521A (ja) * 2004-05-26 2008-01-10 ベルス・メステヒニーク・ゲーエムベーハー 座標測定装置及び測定物の測定方法
CN102944195A (zh) * 2012-11-28 2013-02-27 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 一种裂缝深度的检测方法

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