JP2001041493A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001041493A
JP2001041493A JP11216782A JP21678299A JP2001041493A JP 2001041493 A JP2001041493 A JP 2001041493A JP 11216782 A JP11216782 A JP 11216782A JP 21678299 A JP21678299 A JP 21678299A JP 2001041493 A JP2001041493 A JP 2001041493A
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Japan
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handle
front cover
drain tank
tank
air conditioner
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JP11216782A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kamidoen
敏郎 上堂薗
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】排水タンクを本体ケースより突出させても、前
面カバーの着脱を容易にすると共に、排水タンク及び前
面カバーの破損や損傷を防止する。 【解決手段】下部を回動中心として着脱される前面カバ
ー11と、前面カバー11で囲繞されるフィルター19
とを本体ケース5の前面5aに設ける一方、本体ケース
5の前面5a側から着脱される排水タンク24を前記前
面5aより突出させ、前記前面カバー11を、排水タン
ク24と同形状に前記前面5aより突出させたものにお
いて、前記前面5aより突出させた排水タンク24の前
面24aに平行に枢支軸33が枢支される把手32を起
倒自在に設け、この把手32の把手部34を、把手32
を倒した状態で排水タンク24の前面24a側に近接可
能に設ける一方、把手部34の上面34aを、排水タン
ク24の前面24a側の上端部24cと略同一高さに支
持する支持部26を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿機や冷風機等
の室内空気を除湿する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機を、図8に示し、この
図に基づき以下に説明する。
【0003】本体ケース5の前面5a側には、下部に設
けられた回動係合部13を中心として回動されて着脱さ
れる前面カバー51と、前面カバー51を取り外すこと
で着脱できるフィルター19とが設けられており、前面
カバー51に吸気口12が、本体ケース5に排気口7が
それぞれ設けられている。
【0004】本体ケース5内は仕切板15で仕切られて
おり、仕切板15で仕切られた本体ケース5の上部空間
には、吸気口12と排気口7とを連通する送風路16が
形成され、この送風路16内に吸気口12から排気口7
側に向かって蒸発器20、凝縮器21、送風機18が順
次配設されている。
【0005】また、仕切板15で仕切られた本体ケース
5内の下部空間には、前面5a側から着脱される排水タ
ンク52が収納される一方、この下部空間の本体ケース
5の前面5a側には、前方側に回動する扉53が設けら
れており、この扉53を開くことで排水タンク52を本
体ケース5より取り出せるようになっている。
【0006】この空気調和機は、送風機18の駆動によ
り、吸気口から空気が吸い込まれ、この空気中の塵埃
を、フィルター19にて除去した後、蒸発器20で結露
させて除湿し、凝縮器21で暖めた後排気口から排気す
ると共に、蒸発器21で結露した結露水を排水タンク5
2内に溜られる。
【0007】このような空気調和機の蒸発器20等の熱
交換機の効率を向上させる等して除湿能力を向上させた
場合、排水タンク52に溜まる単位時間当たりの結露水
量が増え、排水タンク52内が満杯になるまでの時間が
短くなり、結露水を捨てる回数が増えるという問題が生
じる。
【0008】そこで、本願の発明者は図9に示すように
排水タンク24を本体ケース5の前面5aから突出さ
せ、排水タンク24の容量を大きくし、排水タンク24
内の結露水を捨てる回数を減らしたものを考えた。
【0009】しかしながら、この場合、美観を損ねない
ように前面カバー11を排水タンク24の前面24aと
略面一となるように本体ケース5より突出させる必要が
あるので、フィルター19の掃除又は交換等の作業を行
う場合において前面カバー11を着脱する際に図9のA
部分に示す如く前面カバー11の下部が排水タンク24
内に入り込み、排水タンク24を前面24a側に押し出
したり、前面カバー11の両側面が排水タンク24の両
側面を外方に広げるように噛み込んでしまい、前面カバ
ー11及び排水タンク24に傷が付いたり、前面カバー
11をスムーズに回動できないという問題が生じてい
た。
【0010】また、噛み込んだ状態が悪く無理に前面カ
バー11を回動させた場合には、前面カバー11及び排
水タンク24に無理な力が働いて破損したりする場合が
生じていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、排水タンク
を本体ケースより突出させても、前面カバーを容易に着
脱できると共に、前面カバー及び排水タンクの傷や破損
を防止できる空気調和機を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段は、
本体ケースの一側面に、下部を回動中心として着脱自在
に装着され、吸気口を有する前面カバーと、この前面カ
バーに囲繞され、前記吸気口から吸気した空気を除塵す
るフィルターと、前記本体ケース内に設けられ、前記吸
気口から吸気された空気が前記フィルターを介して通過
する蒸発器と、この蒸発器の下方に、前記一側面から突
出して設けられ、前記一側面から着脱される排水タンク
とを備え、前記前面カバーを、前記排水タンクと略同形
状に前記一側面から突出させた空気調和機において、前
記一側面から突出させた排水タンクの突出面に平行に一
端側が枢支される把手を起倒自在に設け、この把手の他
端側を、把手を倒した状態で前記排水タンクの突出面に
近接可能に構成すると共に、前記把手の他端側の上面
を、前記排水タンクの突出面の上端部と略同一高さに支
持する支持部を設けたものである。
【0013】上記構成において、前記把手の他端側を前
記排水タンクの突出面側全体にわたって形成することが
望ましい。
【0014】前記支持部を前記排水タンクの突出面側に
形成することが望ましい。
【0015】前記支持部を、前記排水タンクの突出面
と、この突出面に隣接する両面間にわたって形成するこ
とが望ましい。
【0016】前記把手を倒した状態で前記把手の枢支さ
れる中心を前記把手の他端側の下端より低く位置させる
ことが望ましい。
【0017】前記把手を低摩擦材料で形成することが望
ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1及び図7に本発明の実施の形
態を示し、以下、これらの図に基づき説明する。
【0019】1は室内の空気を除湿する除湿部1aと室
内に蒸気を供給する加湿部1bとを備えた空気調和機本
体(以後本体と呼ぶ)で、加湿部1bは、本体1の後面
側に設けられた貯水タンク45と、貯水タンク45から
水が供給される蒸発筒と、蒸発筒に設けられて蒸発筒内
の水を蒸発させる発熱体と、一端側が蒸発筒とに連結さ
れる蒸気案内筒(いずれも図示せず)からなり、蒸発筒
で発生した蒸気を蒸気案内筒で案内し、本体1の上部に
設けられた蒸気吹出口46から蒸気を吹き出すようにな
っている。
【0020】本体1の外面は、合成樹脂製の前ケース2
と後ケース3と底板4とからなる本体ケース5と、本体
ケース5の前面5aに着脱自在に設けられる後述する前
面カバー11とで構成されている。
【0021】前記本体ケース5の上面前方側には本体1
を駆動、停止するためスイッチSWやその運転状態を示
す表示器LED等(いずれも図示せず)が配置された操
作部6が設けられ、上面後方側に排気口7が形成されて
いる。操作部6と排気口7との間には出入り自在な本体
搬送用把手8が設けられており、本体搬送時に引き出し
て使用される。また、本体ケース5の前面5aには、上
部に前面カバー11の上部が係止される被係止部9が形
成され、下方には前面カバー11の下部が係合される被
係合部10が形成されている。
【0022】11は本体ケース5の前面5aに着脱自在
に装着される前面カバーで、下部には前記被係合部10
に係合する回動係合部13が形成される一方、上部には
前記被係止部9が係止される係止部14が形成されてい
る。この前面カバー11は、回動係合部13を本体ケー
ス5の被係合部10に係合させ、回動係合部13を中心
にして回動させ、係止部14を被係止部9に係止するこ
とで装着される。12は前面カバー11に形成されたス
リット状の吸気口である。
【0023】15は前記本体ケース5内に設けられる仕
切板で、本体ケース5内を上部と下部とに仕切ってい
る。この仕切板15の上面には立設部15bが、下面に
はエルボ状の排水パイプ15aがそれぞれ一体に形成さ
れている。
【0024】16は前記仕切板11で仕切られた本体ケ
ース5内の上部に形成される送風路で、前記吸気口12
と排気口7とに連通している。この送風路16内には、
本体ケース5の前面5aに、前面5aから着脱されるフ
ィルター19が前面カバー11に囲繞されて設けられて
おり、前面カバー11を外した時に着脱できるようにな
っている。
【0025】また、送風路16は仕切板15から立設す
るファンガイド17により前後に仕切られており、ファ
ンガイド17により仕切られた前後の空間はファンガイ
ド17に形成された風穴17aにより連通されている。
【0026】ファンガイド17の前方側の空間にはフィ
ルター19とファンガイド17との間に蒸発器20と凝
縮器21とがファンガイド17側に向かって順次配設さ
る一方、ファンガイド17の後方側の空間にはファンガ
イド17に取り付けられた送風機18が配設されてお
り、送風機18の駆動により吸気口12から吸い込んだ
空気中の塵埃をフィルター19を介して除去し、蒸発器
20で冷却して除湿し、除湿した空気を凝縮器21で加
熱した後、風穴17aを介して排気口7から排気する。
【0027】22は蒸発器20及び凝縮器21の上部に
配設されてファンガイド17に固定される制御部品収納
ケースで、本体1の運転や停止等を制御する制御部を構
成する制御部品等を載置する制御基板(いずれも図示せ
ず)等が収納される。この制御部品収納ケース22は、
下面に形成された支持アーム22aにより蒸発器20及
び凝縮器21の上部を支持し、この支持アーム22aと
仕切板15の上面に立設する立設部15bとの間に蒸発
器20及び凝縮器21を固定する。
【0028】23は前記仕切板15で仕切られた本体ケ
ース5内の下部に形成される機械室で、この機械室23
は仕切板15を支持する区画板(図示せず)により左右
に区画されている。
【0029】区画板により区画された機械室23の一方
の空間には、前記蒸発器20や凝縮器21等と共に冷凍
サイクルを構成し、蒸発器20や凝縮器21等を介して
冷媒を循環させる圧縮機(図示せず)が配置されてい
る。
【0030】区画板により区画された機械室23の他方
の空間は本体ケース5の前面5a側が開口しており、蒸
発器20で生じた結露水が溜められる排水タンク24が
前面カバー11が設けられた本体ケース5の前面5a側
から着脱できるように収納されている。
【0031】この排水タンク24は上方を開口した箱状
に形成されており、本体ケース5に収納された状態で本
体ケース5の前面5aより突出するようになっている。
排水タンク24の突出させた面である前面24a側の下
方には手掛凹部25が形成されており、この手掛凹部2
5に指をかけて排水タンク24を前方に引き出せるよう
になっている。また、排水タンク24内の前面24a側
の上部には前記前面24a側より略水平に延びる支持部
26が前記前面24aに隣接する両側面24b間に亘っ
て形成されている。
【0032】27は排水タンク24の両側24b面にそ
の枢支軸28を枢支されたフロート部で、枢支軸28を
中心として一端側に箱状のフロート29が形成され、他
端側にマグネット30が配設されている。このフロート
部27は排水タンク24の底面から立設されたリブ31
によりフロート29が支持されて、マグネット30が仕
切板15に設けられた満水検知センサ(図示せず)に対
向するようになっている。
【0033】32は低摩擦材料製の把手で、一端側に排
水タンク24の前面24aと略平行に形成された枢支軸
33と、他端側に形成された把手部34と、枢支軸33
と把手部34とを連結する2本のアーム35とで構成さ
れており、把手部34は排水タンク24の前面24a側
全体に亘って略同形状に形成されいる。
【0034】把手32は排水タンク24に枢支軸33を
枢支することで起倒自在となり、排水タンク24の前面
24a側に倒した状態、即ち、把手部34が排水タンク
24の前面24a側上部に形成された支持部26により
支持された状態で、把手32の把手部34の下部が排水
タンク24の前面24aに摺接すると共に、把手部34
の上部34aは排水タンク24の前面24a側の上端部
24cと略同一高さとなるように形成されている。
【0035】また、この把手32は、枢支軸33の中心
が把手部34の下端34bより下方に位置する状態で支
持部26により支持される。
【0036】上記構成の本体においてフィルター19を
掃除又は交換する際に、図4に示すように、前面カバー
11は、下部の回動係合部13を中心として回動され、
前面カバー11上部の係止部14を本体ケース5の被係
止部9から外された後、本体ケース5より外される。そ
して、フィルター19の掃除や交換を行った後に回動係
合部13を本体ケース5の被係合部10に係合し、前面
カバー11を回動係合部13を中心にして回動し、係止
部14を本体ケース5の被係止部9に係止して前面カバ
ー11を装着し、作業が完了する。
【0037】この際、排水タンク24内の前面24a側
には、把手32の把手部34の上部34aが排水タンク
24の前面24a側の上端部24cと略同一の高さに位
置しているので、前面カバー11の回動時に前面カバー
11の下部は把手32の把手部34の上面に支持され
る。したがって、前面カバー11が排水タンク24内に
入るのを阻止することができる。
【0038】また、前面カバー11の回動時に前面カバ
ー11の下部は把手32を下方に押し下げようとする。
把手32の枢支軸33の中心が把手32の把手部34の
下端より下方に枢支されているので、この時、把手部3
4は下方ではなく前方側の斜め下方に移動しようとし、
支持部26と排水タンク24の前面24aに力が働く。
これにより、把手32に働く力を支持部26のみではな
く排水タンク24の前面24a側においても受けること
ができ、支持部26にかかる力を軽減できる。したがっ
て、支持部26が破損するのを防止できる。
【0039】支持部26は、前面カバー11の回動時に
把手32を下方に押し下げようとする力が働く箇所、即
ち、前面カバー11の下部が把手32に当たる箇所の下
方に位置して把手32を支持しているので、把手32を
下方に押し下げようとする力の反力である把手32を支
持する力は、把手32を下方に押し下げようとする力と
対向して把手32に働くことになる。そこで、把手32
を押し下げようとする力が働いても、支持部26を中心
として把手32を回転させようとするモーメントが生じ
るのを防止できる。したがって、支持部26を中心とし
て把手を回転させようとするモーメントに対抗して枢支
軸33に反力が生じ、この反力により枢支軸33に負荷
がかかることを防止でき、枢支軸33が破損するのを防
止できる。
【0040】また、前面カバー11を回動させる際に前
面カバー11の下部は把手32の把手部34の上面を滑
るようにして回動されるが、把手32を低摩擦材料で形
成しているので、このときの摩擦抵抗が小さくなる。し
たがって、前面カバー11をスムーズに着脱することが
できる。
【0041】次に上記のように構成された本体1の動作
について説明する。
【0042】操作部6上のスイッチSWをオンすると運
転が開始されて、圧縮機の駆動により冷媒は蒸発器2
0、凝縮器21等を経て圧縮機に戻る冷媒循環経路を循
環し、蒸発器20で熱の吸収動作、凝縮器21で熱の放
出動作を行う。同時に送風機18の駆動により室内の空
気は、本体ケース5の前面5a側の吸気口12から本体
1内部に取り込まれる。そして、フィルター19により
塵埃が除去された後、蒸発器20を通過する際に冷却さ
れ除湿される。除湿後の冷たい空気は凝縮器21で加熱
された後、排気口7より室内に戻される。
【0043】ところで、蒸発器20を通過することによ
り、室内空気より取り除かれた水分は結露水となって仕
切板15に落ち、仕切板15の底に形成されている排水
パイプ15aから排水タンク24内に溜められる。
【0044】そして、排水タンク24内の結露水により
フロート部27のフロート29が押し上げられるとフロ
ート部27のマグネット30が満水検知センサより離れ
る方向である下方に移動する。マグネット30の磁界を
満水検知センサが検知できなくなるまでマグネット30
が移動すると、制御部により満水状態が検知され、運転
が停止されると共に、操作部6に設けられる除湿水排水
要求表示器(図示せず)を点灯させる。
【0045】使用者はこの除湿水排水要求表示器の点灯
を見て排水タンク24の手掛凹部25を把持して本体1
内から排水タンク24を取り出す。この際に、排水タン
ク24内の結露水の水面が引き出す勢いで波打っても、
排水タンク24の前面24a側には把手32を支持する
支持部26が排水タンク24の前面24aと両側面24
bに亘って形成しているので、この支持部26により排
水タンク24の前面24a側から結露水がこぼれるのを
防止できる。
【0046】そして、把手32を持って搬送し、排水タ
ンク24内の結露水を捨てる。排水タンク24内の水を
捨てた後は、再び本体1内に排水タンク24を装着す
る。これにより、満水状態が解消され、再び除湿動作が
開始される。
【0047】尚、上記実施の形態において、加湿部1b
と除湿部1aとからなる空気調和機を示したが、これに
限定されるののではなく、除湿機や冷風機等の除湿能力
を有し、且つ、排水タンク24を備えた空気調和機であ
ればよい。
【0048】また、上記実施の形態の如く、把手32の
他端側は排水タンク24の前面24a全体に亘って形成
するのが好ましいが、一部のみに設けてもよい。
【0049】前面カバー11及び排水タンク24は本体
ケース5の前面5a側より着脱されるようにしたが、前
面カバー11と排水タンク24とが同一方向から着脱で
きればよく、本体ケース5の側面や本体ケース5の後面
側から着脱されるようにしてもよい。
【0050】前記支持部26は排水タンク24の前面2
4aとこの前面24aに隣接する両側面全体に亘って形
成するのが望ましいが、排水タンク24の前面24a側
に部分的に設けられ、把手32の把手部34を支持する
ものであってもよい。
【0051】また、上記実施の形態のように排水タンク
24の前面24a側に把手32を倒した状態で支持する
支持部26を形成するのが好ましいが、図7に示すよう
に、把手32の枢支軸33に突起33aを設け、枢支軸
33を枢支する穴40の周縁に把手32を倒した状態で
当接する支持部41を排水タンク24の側面から外方に
向かって突出させ、把手32を倒した状態で把手32を
上記実施の形態と同様に位置させてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明によれば、排水
タンクの把手により前面カバーの下部が排水タンク内に
入り込むのを防止できるので、前面カバーを本体ケース
に容易に着脱することができ、前面カバーの着脱作業性
を向上することができると共に、排水タンクの破損を防
止することができる。
【0053】本発明の請求項2の発明によれば、排水タ
ンクの把手により前面カバーの下部が排水タンク内に入
り込むのをより確実に防止できる。
【0054】本発明の請求項3の発明によれば、前記支
持部が、前面カバーの回動時に前面カバーと把手とが接
する箇所の下方に位置するので、把手を枢支する部分が
破損するのを防止できる。
【0055】本発明の請求項4の発明によれば、支持部
により把手の他端部を支持して排水タンクの把手により
前面カバーの下部が排水タンク内に入り込むのをより確
実に防止できる。また、排水タンクを引き出した際に、
その引き出す勢いで排水タンク内の結露水が波打っても
排水タンクの前面側から排水タンク外にこぼれるのを支
持部にて防止することができる。
【0056】本発明の請求項5の発明によれば、把手が
下方に移動する力を受けると、排水タンクの前面側の壁
に圧接され、把手が受ける力を排水タンクの前面側の壁
と支持部にて分散して受けることができるので、支持部
にかかる力を小さくすることができ、支持部が破損する
のを防止できる。
【0057】本発明の請求項6の発明によれば、前面カ
バーの下部と把手の他端側との間の摩擦抵抗を低減でき
るので、前面カバー着脱時に前面カバーの下部は把手上
をスムーズに移動でき、着脱作業性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機を示す正面図である。
【図2】同空気調和機の平面図である。
【図3】同空気調和機の側面断面図である。
【図4】図3において前面カバーを取り外す際の側面断
面図である。
【図5】同空気調和機の排水タンクの側面断面図であ
る。
【図6】同空気調和機の排水タンクの平面図である。
【図7】同空気調和機の把手を他の方法で支持した場合
の枢支軸周辺の詳細図である。
【図8】従来の空気調和機を示す側面断面図である。
【図9】他の従来例を示す側面断面図である。
【符号の説明】
5 本体ケース 5a 本体ケースの前面(本体ケースの一側
面) 7 排気口 11 前面カバー 12 吸気口 13 回動係合部 16 送風路 18 送風機 19 フィルター 20 蒸発器 24 排水タンク 24a 排水タンクの前面(排水タンクの突出
面) 24b 排水タンクの上端部 26 支持部 32 把手 34 把手部(把手の他端側) 34a 把手の上面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの一側面に、下部を回動中心
    として着脱自在に装着され、吸気口を有する前面カバー
    と、該前面カバーに囲繞され、前記吸気口から吸気した
    空気が通過するフィルターと、前記本体ケース内に設け
    られ、前記吸気口から吸気された空気が前記フィルター
    を介して通過する蒸発器と、該蒸発器の下方に、前記一
    側面から突出して設けられ、前記一側面から着脱される
    排水タンクとを備え、前記前面カバーを、前記排水タン
    クと略同形状に前記一側面から突出させた空気調和機に
    おいて、前記一側面から突出させた排水タンクの突出面
    に平行に一端側が枢支される把手を起倒自在に設け、該
    把手の他端側を、把手を倒した状態で前記排水タンクの
    突出面に近接可能に構成すると共に、前記把手の他端側
    の上面を、前記排水タンクの突出面の上端部と略同一高
    さに支持する支持部を設けたことを特徴とする空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 前記把手の他端側を前記排水タンクの突
    出面側全体にわたって形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記支持部を前記排水タンクの突出面側
    に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記支持部を、前記排水タンクの突出面
    と、該突出面に隣接する両面間にわたって形成したこと
    を特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記把手を倒した状態で前記把手の枢支
    される中心を前記把手の他端側の下端より低く位置させ
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記把手を低摩擦材料で形成したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の空
    気調和機。
JP11216782A 1999-07-30 1999-07-30 空気調和機 Pending JP2001041493A (ja)

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