JP2001039777A - 放熱板 - Google Patents

放熱板

Info

Publication number
JP2001039777A
JP2001039777A JP11230357A JP23035799A JP2001039777A JP 2001039777 A JP2001039777 A JP 2001039777A JP 11230357 A JP11230357 A JP 11230357A JP 23035799 A JP23035799 A JP 23035799A JP 2001039777 A JP2001039777 A JP 2001039777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
heat
densification
heat treatment
composite material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11230357A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Obara
昭 小原
Takumi Naoi
拓巳 直井
Mika Muroi
美香 室井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP11230357A priority Critical patent/JP2001039777A/ja
Publication of JP2001039777A publication Critical patent/JP2001039777A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で薄く、熱伝導率の高い放熱板を提供す
る。 【解決手段】 炭素短繊維強化炭素複合材からなり、厚
さが1mm以下であって、該厚さ方向をz軸とし、z軸
に垂直な平面内で最も熱伝導率が高い方向をx軸、x軸
と同一平面内で且つ垂直な方向をy軸としたとき、x
軸、y軸及びz軸の各方向の熱伝導率が10W/mK以
上であり、且つ引張強度が8Kg/mm2以上であるこ
とを特徴とする放熱板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放熱板に関するもの
であり、詳しくは電子機器に用いられる軽量で薄く、且
つ熱伝導率の高い放熱板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン・ビデオ等のOA機器や
電化製品等に使用される電子部品の高性能化に伴い、電
子部品等から発生する熱も増加し、この熱をどのように
処理するかが問題となっている。通常、このOA機器や
電化製品の内部で発生する熱は、発熱部の固定板等に放
熱性が良く、熱伝導率が高い放熱板を使用して、効率よ
く外部へ放熱している。
【0003】しかしながら、近年、電子部品等からの発
熱量は増加しつつあるのに対し、電化製品の軽量小型
化、軽薄化に伴う電子部品の収納スペースの縮小により
放熱のためのスペースも小さくなっている。従って、電
子部品等から発生した熱をできるだけ効率よく放熱する
ためには、放熱板の熱伝導率を高くする必要がある。そ
こで、例えば、パソコンのICチップを固定するCSP
(Chip Sized Package)等の放熱板には、主に熱伝導率
を高くするためには銅が使用され、また、主に軽量化の
ためにはアルミが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のCSPは薄い方
が望ましく、銅、アルミをできるだけ薄く加工している
が、あまり薄すぎるとCSPの板の強度が低下し、変形
しやすいものとなる。その結果、生産時の歩留まりが低
下し、また、検査する人件費等にも大きなコストが生じ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は電
化製品の軽量小型化、軽薄化が可能となる、特にノート
型パソコンをより軽薄化することが可能となる放熱板を
提供すべく鋭意検討した結果、放熱板として特定の炭素
繊維強化炭素複合材を用いることにより、上記課題が解
決できることを見出し、本発明に到達した。即ち、本発
明は、炭素短繊維強化炭素複合材からなり、厚さが1m
m以下であって、該厚さ方向をz軸とし、z軸に垂直な
平面内で最も熱伝導率が高い方向をx軸、x軸と同一平
面内で且つ垂直な方向をy軸としたとき、x軸、y軸及
びz軸の各方向の熱伝導率が10W/mK以上であり、
且つ引張強度が8Kg/mm2以上であることを特徴と
する放熱板に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
る。本発明の放熱板は、特定の炭素短繊維強化炭素複合
材(以下「C/C複合材」という)からなることを特徴
とする。該C/C複合材に用いる炭素繊維としては、ピ
ッチ系、PAN系、レーヨン系等の公知のものが使用で
きるが、特に高熱容量且つ高熱伝導であるピッチ系炭素
繊維が好ましい。また、該C/C複合材には、炭素繊維
ともに、必要に応じてSiC、Al2O3、カーボンブ
ラック等の無機繊維、無機物等を添加してもよい。
【0007】炭素繊維の形態としては、複数の短繊維か
らなるトウ、ストランド、ロービング、ヤーン等の形態
であり、これらをカッティングすることにより得られる
短繊維を用いるのが好ましい。これらの短繊維は複数の
短繊維の束が、通常1000〜12000本、好ましく
は2000〜6000本から形成され、また、通常0.
3〜100mm、好ましくは5〜50mm程度の短繊維
束を使用する。炭素繊維自体の径や弾性率は、一般に複
合材として用いられる範囲であれば特に限定はない。
【0008】以上の炭素繊維を、C/C複合材とする際
には、該短繊維束を解繊、分散し、二次元ランダムのシ
ートを作製し、マトリックス物質をその間に充てんする
ことが特性向上のために重要である。このため、上記短
繊維束を乾式または湿式解繊し、二次元ランダムのシー
トを作製する。乾式解繊して二次元ランダムに配向した
シートの製造する方法としては、例えば、紡績において
一般的な機械的に炭素繊維をモノフィラメント化し、シ
ートを作製するランダムウェバーを使用して製造した
り、またはエアーにより解繊し、シートを製造する方法
等が挙げられる。また、湿式解繊し、二次元ランダムに
配向したシートを製造する方法としては、例えばパルプ
等の叩解処理に通常使用されているビーターや解繊処理
に用いられるパルパーを使用し、溶媒中で短繊維状炭素
繊維を解繊後、例えば底部にスクリーンを有す型枠等に
少量ずつ供給したり、解繊後撹拌等の手段で均一に分散
させ、金網等で抄紙後、乾燥させて作製する方法があ
る。短繊維状の炭素繊維を均一に分散させる溶媒として
は、好ましくは水、或いはアセトン、炭素数1〜5のア
ルコール、アントラセン油等を用いるが、その他の有機
溶剤を用いてもよい。また、該溶媒中にフェノール樹
脂、フラン樹脂或いはピッチ等を分散もしくは溶解させ
ておくと、炭素繊維同士が接着させた状態となり、次工
程での取り扱いをより容易にするので好ましい。更に、
繊維素グリコール酸ナトリウム、ポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシセルロース等の増粘剤を溶媒中に加えて
おくと、その効果が更に増大するので特に好ましい。
【0009】以上の炭素繊維が二次元ランダムに配向し
たシートの目付(1m2あたりの重量)としては特に制
限はないが、取り扱い性、含浸性、均一性を考えると通
常10〜500g/m2が好ましい。かかるシートは、
通常、フェノール樹脂、フラン樹脂、或いは石油系、石
炭系ピッチのマトリックスを含浸させた後、乾燥する。
その際、マトリックスはアルコール、アセトン、アント
ラセン油等の溶媒に溶解して適正な粘度に調整したもの
を使用するのが好ましい。そして、次いで、この乾燥し
たシートを積層して金型へ充てんし、通常100〜50
0℃の温度で加圧成形してVf(繊維体積含有量)が通
常5〜65%、好ましくは10〜55%程度の成形体を
得る。その後、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中で通常
1〜200℃/hの昇温速度で1600℃以上3500
℃以下、好ましくは1800℃以上、3200℃以下、
特に好ましくは2000℃以上2800℃以下の温度ま
で焼成し、初期黒鉛化する。
【0010】更に、上記初期黒鉛化した焼成物を緻密化
する。その方法としては、緻密化マトリックスとしてピ
ッチを含浸する方法、樹脂を含浸する方法あるいはCV
I(Chemical Vapor Infiltration)を用いる方法が挙げ
られるが、高熱容量且つ高熱伝導性が得られるピッチを
含浸する方法が特に好ましい。このとき使用するピッチ
としては、種々のピッチを用いることができるが、軟化
点が通常70〜150℃、好ましくは80〜90℃であ
り、トルエン不溶分が通常10〜30%、好ましくは1
3〜20%であり実質上キノリン不溶分を含まず、固定
炭素が通常40%以上、好ましくは50%以上のものを
用いる。そして、含浸後は、通常600℃以上、好まし
くは700℃以上で焼成する緻密化処理を複数回繰り返
すことにより、嵩密度が通常1.80g/cm3以上、
好ましくは1.90g/cm3以上であって、気孔率が
通常10%以下のものを得る。また、緻密化熱処理の後
には、更に別途熱処理を行ってもよい。そして、この緻
密化熱処理と緻密化後の熱処理での最高温度を好ましく
は1800℃以上、特に好ましくは2000℃以上とす
る。この最高温度にするのは、特に制限はないが、通常
は、緻密化熱処理と緻密化後の熱処理の中でも最終の熱
処理工程である。なお、特に初期黒鉛化温度が2000
℃未満の場合は、最高熱処理温度は2000℃以上が好
ましい。なお、最高熱処理温度の上限は通常、3500
℃以下、好ましくは3200℃以下、より好ましくは2
800℃以下である。
【0011】このようにして得られたC/C複合材は、
緻密化されており、通常、嵩密度1.8g/cm3以上
であり、引張強度が8kg/mm2以上、好ましくは9
kg/mm2以上である。二次元ランダムに炭素繊維が
配向したシートの積層面と平行方向の熱伝導率が50W
/mK以上、垂直方向の熱伝導率が10W/mK以上と
なる。このC/C複合材を二次元ランダムに炭素繊維が
配向した積層シートの積層面とほぼ平行に切断し、切削
加工することにより、厚み1mm以下、好ましくは0.
5mm以下、より好ましくは0.1mm以下であり、且
つ面方向(x軸方向及びy軸方向)の熱伝導率が50W
/mK以上、好ましくは60W/mK以上、垂直方向
(z軸方向)の熱伝導率が10W/mK以上、好ましく
は15W/mK以上の放熱板を得られる。
【0012】また、このC/C複合材を二次元ランダム
に炭素繊維が配向した積層シートの積層面とほぼ垂直に
切断し、切削加工することにより、厚み1mm以下、好
ましくは0.5mm以下、より好ましくは0.1mm以
下であり、且つx軸方向とz軸方向の熱伝導率が50W
/mK以上、好ましくは60W/mK以上、z軸方向の
熱伝導率が10W/mK以上、好ましくは15W/mK
以上の放熱板を得られる。以上のような本発明の薄いC
/C複合材よりなる放熱板は、同じ大きさのアルミ板よ
りも軽く、また、多少の応力では変形することがないた
めハンドリング性に優れている。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り、下記実施例に
限定されるものではない。なお、実施例での各物性値の
測定にあたっては、放熱板の厚みはマイクロメーターを
用い、気孔率は水銀ポロシメーターを用い、熱伝導率は
レーザーフラッシュ法を用い、更に、引張強度はJIS
K−6911に準拠して測定した。
【0014】実施例1 フィラメント数5000のピッチ系炭素繊維を30mm
長に切断したものをランダムウェバーにて解繊し、二次
元ランダムに配向した目付200g/m2のシートを得
た。このシートへエタノールで希釈したフェノール樹脂
を含浸させた後乾燥し、200g/m2の炭素繊維に対
し130g/m2のフェノール樹脂を含浸したシートを
作製した。このシートを金型内へ積層し、250℃にて
加圧成形し、Vfが約50%の成形体を得た。この成形
体を2400℃で1時間焼成し、初期黒鉛化を行った。
更に、焼成した成形体にピッチを含浸し900℃で1時
間焼成し、かかる含浸−焼成の操作を7回繰り返した。
その後、最終熱処理として、2000℃の熱処理を1時
間行い、C/C複合材を得た。更に、このC/C複合材
を二次元ランダムに炭素繊維が配向したシートの積層面
とほぼ平行に厚さ2mmに切断後、研削加工により、大
きさ30mm×30mm、厚さ0.10mmのC/C複
合材板を得た。このC/C複合材板は多少の応力では変
形することなく、ハンドリング性に優れていた。このC
/C複合材の特性を表−1に示す。
【0015】実施例2 実施例1と同様な方法で成形して、Vfが約50%の成
形体を得た。この成形体を2000℃で焼成する初期黒
鉛化を行った後に、実施例1と同様の緻密化処理を行
い、C/C複合材を得た。更に、このC/C複合材を実
施例1と同様に加工して大きさ30mm×30mm、厚
さ0.10mmのC/C複合材板を得た。このC/C複
合材板は多少の応力では変形することなく、ハンドリン
グ性に優れていた。このC/C複合材の特性を表−1に
示す。
【0016】比較例1 実施例1と同様な方法で成形して、Vfが約50%の成
形体を得た。この成形体を2000℃で焼成する初期黒
鉛化を行った後に、CVI及び、ピッチを含浸し900
℃で1時間焼成するピッチ含浸−焼成の操作を7回繰り
返し、その後、最終熱処理として1600℃で1時間の
熱処理を行った。更に、このC/C複合材を実施例1と
同様に加工して大きさ30mm×30mm、厚さ0.1
0mmのC/C複合材板を得た。このC/C複合材の特
性を表−1に示す。
【0017】比較例2 フィラメント数4000のピッチ系炭素繊維100重量
部にフェノール樹脂65重量含浸し、乾燥した後30m
m長に切断した、いわゆるトウプリプレグを作製した。
このものを金型内へ充てんし、250℃にて加圧成形
し、Vfが約50%の成形体を得た。このものを、実施
例1と同様な方法で初期黒鉛化、及び緻密化処理を行っ
た。このC/C複合材の特性を表−1に示す。更に、こ
のC/C複合材を実施例1と同様に加工して大きさ30
mm×30mm、厚さ0.10mmのC/C複合材板が
得た。このC/C複合材板は多少の応力では変形が顕著
であった。
【0018】
【表1】
【0019】実施例3 実施例1と同様な方法で得たC/C複合材のシートの積
層面とほぼ垂直に厚さ2mmに切断後、研削加工によ
り、大きさ30mm×30mm、厚さ0.10mmで表
−2のような熱伝導率の物性を示すのC/C複合材板を
得た。このC/C複合材板は多少の応力では変形するこ
となく、ハンドリング性に優れていた。
【0020】実施例4 実施例2と同様な方法で得たC/C複合材のシートの積
層面とほぼ垂直に厚さ2mmに切断後、研削加工によ
り、大きさ30mm×30mm、厚さ0.10mmで表
−2のような熱伝導率の物性を示すのC/C複合材板を
得た。このC/C複合材板は多少の応力では変形するこ
となく、ハンドリング性に優れていた。
【0021】比較例3 比較例1と同様な方法で得たC/C複合材のシートの積
層面とほぼ垂直に厚さ2mmに切断後、研削加工によ
り、大きさ30mm×30mm、厚さ0.10mmで表
−2のような熱伝導率の物性を示すのC/C複合材板を
得た。
【0022】比較例4 比較例2と同様な方法で得たC/C複合材のシートの積
層面とほぼ垂直に厚さ2mmに切断後、研削加工によ
り、大きさ30mm×30mm、厚さ0.10mmで表
−2のような熱伝導率の物性を示すのC/C複合材板を
得た。このC/C複合材板は強度が低く、0.1mmに
加工する途中で割れてしまった。
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、軽量で薄く、熱伝導率
の高いC/C複合材よりなる放熱板が提供されるので、
工業的に非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室井 美香 香川県坂出市番の州町1番地 三菱化学株 式会社坂出事業所内 Fターム(参考) 4F072 AA02 AA07 AB10 AD11 AD13 AH02 AJ11 AK05 AL09 AL17 4G032 AA09 AA52 BA04 GA06 GA11 GA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素短繊維強化炭素複合材からなり、厚
    さが1mm以下であって、該厚さ方向をz軸とし、z軸
    に垂直な平面内で最も熱伝導率が高い方向をx軸、x軸
    と同一平面内で且つ垂直な方向をy軸としたとき、x
    軸、y軸及びz軸の各方向の熱伝導率が10W/mK以
    上であり、且つ引張強度が8Kg/mm2以上であるこ
    とを特徴とする放熱板。
  2. 【請求項2】 x軸方向の熱伝導率が50W/mK以
    上、y軸方向の熱伝導率が50W/mK以上、z軸方向
    の熱伝導率が10W/mK以上である請求項1の放熱
    板。
  3. 【請求項3】 x軸方向の熱伝導率が50W/mK以
    上、y軸方向の熱伝導率が10W/mK以上、z軸方向
    の熱伝導率が50W/mK以上である請求項1の放熱
    板。
  4. 【請求項4】 嵩密度が1.80g/cm3以上である
    請求項1〜3のいずれかの放熱板。
  5. 【請求項5】 気孔率が10%以下である請求項1〜4
    のいずれかの放熱板。
  6. 【請求項6】 解繊した炭素短繊維より二次元ランダム
    シートを作成し、該二次元ランダムシートを積層、成形
    後、1600℃以上で焼成し、得られた焼成物に緻密化
    マトリックスとしてピッチを含浸し、これを600℃以
    上で緻密化熱処理を複数回繰り返し、更に、必要に応じ
    て緻密化後の熱処理を行い、且つ、前記緻密化熱処理及
    び緻密化後の熱処理での最高温度を1800℃以上とし
    て得られた炭素短繊維強化炭素複合材からなる積層シー
    トを、該積層シートに対してほぼ平行に切断し、切削加
    工することを特徴とする請求項2の放熱板の製造方法。
  7. 【請求項7】 解繊した炭素短繊維より二次元ランダム
    シートを作成し、該二次元ランダムシートを積層、成形
    後、1600℃以上で焼成し、得られた焼成物に緻密化
    マトリックスとしてピッチを含浸し、これを600℃以
    上で緻密化熱処理を複数回繰り返し、更に、必要に応じ
    て緻密化後の熱処理を行い、且つ、前記緻密化熱処理及
    び緻密化後の熱処理での最高温度を1800℃以上とし
    て得られた炭素短繊維強化炭素複合材からなる積層シー
    トを、該積層シートに対してほぼ垂直に切断し、切削加
    工することを特徴とする請求項3の放熱板の製造方法。
JP11230357A 1999-05-26 1999-08-17 放熱板 Pending JP2001039777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11230357A JP2001039777A (ja) 1999-05-26 1999-08-17 放熱板

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14644199 1999-05-26
JP11-146441 1999-05-26
JP11230357A JP2001039777A (ja) 1999-05-26 1999-08-17 放熱板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001039777A true JP2001039777A (ja) 2001-02-13

Family

ID=26477281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11230357A Pending JP2001039777A (ja) 1999-05-26 1999-08-17 放熱板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001039777A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7038313B2 (en) 2003-05-06 2006-05-02 Fuji Electric Device Technology Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2009256117A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Toyo Tanso Kk 炭素繊維炭素複合成形体及び炭素繊維強化炭素複合体材料並びにその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7038313B2 (en) 2003-05-06 2006-05-02 Fuji Electric Device Technology Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the same
DE102004021075B4 (de) * 2003-05-06 2011-05-05 Fuji Electric Systems Co., Ltd. Halbleiterbauelement mit anisotrop thermisch leitender Radiatorbasis und Verfahren zu seiner Herstellung
JP2009256117A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Toyo Tanso Kk 炭素繊維炭素複合成形体及び炭素繊維強化炭素複合体材料並びにその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5578255A (en) Method of making carbon fiber reinforced carbon composites
EP1908740B1 (en) CARBON-FIBER-REINFORCED SiC COMPOSITE MATERIAL AND SLIDE MEMBER
JP3943123B2 (ja) 半導体用ヒートシンクに好適な炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法
JP2001039777A (ja) 放熱板
JP7153688B2 (ja) 異方性不織布を使用した炭素/炭素複合材料
JP6916706B2 (ja) 成形断熱材の製造方法
JP3433473B2 (ja) 炭素繊維強化炭素複合材とその製造方法及びそれを用いた摺動材
JP2004075527A (ja) 炭素繊維強化炭素複合材及びそれを用いた摺動材
JP3395261B2 (ja) 炭素繊維強化炭素複合材の製造方法及び炭素繊維強化複合材ならびにそれを用いた摺動材
JP2594952B2 (ja) 成形断熱材及びその製法
JP3625486B2 (ja) 成形断熱材
JP2906484B2 (ja) 炭素繊維強化炭素複合材及びその製造方法
JP3484711B2 (ja) 炭素繊維強化炭素複合材の製造方法
JP7320578B2 (ja) 異方性不織布を積層した2次元炭素/炭素複合材料製ネジ部品
JP3218829B2 (ja) ブレーキ摺動部
JP2006027973A (ja) 反射鏡およびその製造方法
JP3339075B2 (ja) 炭素繊維強化炭素複合材とその製造方法及びそれを用いた摺動材
CN115323825B (zh) 一种高导电、高导热石墨纤维纸的制备方法
JP3383989B2 (ja) 炭素繊維強化炭素複合材の製造方法
JPH05345670A (ja) 炭素繊維強化炭素複合材及びそれを用いた摺動材
JPH08120600A (ja) シートとその製造方法
JP4014237B2 (ja) ブレーキ摺動部
JP4185355B2 (ja) カーボンシート及びその製造方法
JP3383991B2 (ja) 炭素繊維強化炭素複合材とそれを用いた摺動材
JP3859748B2 (ja) 航空機用ブレーキ材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060811

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100105