JP2001039342A - ラッゲージ開閉装置 - Google Patents

ラッゲージ開閉装置

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JP2001039342A
JP2001039342A JP11212736A JP21273699A JP2001039342A JP 2001039342 A JP2001039342 A JP 2001039342A JP 11212736 A JP11212736 A JP 11212736A JP 21273699 A JP21273699 A JP 21273699A JP 2001039342 A JP2001039342 A JP 2001039342A
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luggage door
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラッゲージドアを開いた際つねに、適切な開
度に保持し得るラッゲージ開閉装置を提供する。 【解決手段】 ラッゲージドア1に結合するヒンジアー
ム2を支軸7のまわりに回動させることによりラッゲー
ジドア1を開閉する。ラッゲージドア1を任意開度でロ
ックし保持するラッチ機構と、ラッチ機構によるラッゲ
ージドア1に対するロックを解除するロック解除機構
と、ロック解除されたラッチ機構をロック作動可能な状
態に復帰させるリセット機構と、を備える。ラッゲージ
ドア1の開閉において外乱要因によってラッゲージドア
1が途中で落下するのを確実に防ぎ、高い安全性を実現
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗用車等の車両
におけるラッゲージ開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両にあっては、たとえば図5
に示すようにラッゲージドア1は、これに結合するヒン
ジアーム2を支軸のまわりに回動させることにより開閉
するようになっている。ヒンジアーム2は、図6に示さ
れるようにトーションバー3によって、ラッゲージドア
1の開き方向に付勢されている。これによりラッゲージ
ドア1を開いた際、トーションバー3の弾力による反力
で適度な開度で停止するようにしている。
【0003】トーションバー3は、反力調整式のものと
反力固定式のものがある。反力調整式のものは、図6に
示されるようにトーションバー3の先端が掛止される複
数の取付穴4を有し、その取付穴4に応じた反力が得ら
れる。このような反力調整式トーションバー3は、一般
に、オプション装着時における質量(重量)増加に対応
し、あるいは反力の静的な強弱調整に用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように特に反力
調整式のトーションバー3を用いるものにあっては、希
望する取付穴4を選択し、それにトーションバー3の先
端を掛止するには手間がかかっていた。また、ラッゲー
ジドア1を開いた際あらゆる条件下で、つねにラッゲー
ジドア1を適度な開度に保持するのは必ずしも容易でな
かった。
【0005】この発明は以上の点に鑑み、ラッゲージド
アを開いた際、つねに適切な開度に保持し得るラッゲー
ジ開閉装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ラッゲージドアに結合す
るヒンジアームを支軸のまわりに回動させることにより
ラッゲージドアを開閉するようにしたラッゲージ開閉装
置であって、ラッゲージドアを任意開度でロックし保持
するラッチ機構と、ラッチ機構によるラッゲージドアに
対するロックを解除するロック解除機構と、ロック解除
されたラッチ機構をロック作動可能な状態に復帰させる
リセット機構とを備えた構成でなっている。請求項2に
記載の発明では、前記ラッチ機構が、前記支軸のまわり
にヒンジアームと一体回転するラッチと、ラッチに係合
するように支軸付近に配置されたフックとを含んでいる
構成としている。請求項3に記載の発明では、前記ロッ
ク解除機構が、フックの先端部に接続されたケーブル
と、このケーブルを介してフックを回転駆動するロック
解除ハンドルと、フックと係合しその回転駆動位置に保
持するカムとを含んでいる構成でなっている。また、請
求項4に記載の発明では、前記リセット機構が、前記ラ
ッチとカムとを連結するリンクを含み、ラッゲージドア
を閉めた際フックおよびカムの係合を解除するようにし
たことを特徴とする。
【0007】この発明によれば、ラッゲージドアを開い
た際、ラッチ機構によってラッゲージドアを任意開度で
ロックし保持することができる。また、ロック解除機構
のロック解除ハンドルを操作することにより、ラッゲー
ジドアに対するロックを解除することができ、さらにラ
ッゲージドアを閉めた際リセット機構により初期状態に
復帰させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、従来例と実
質的に同一または対応する部材には同一符号を用いて、
本発明によるラッゲージ開閉装置の好適な実施の形態を
説明する。図1は、この実施形態における要部構成を示
している。ラッゲージドア1は、ヒンジアーム2を支軸
のまわりに回動させることにより開閉する。ヒンジアー
ム2はトーションバー3によって、リンク5を介してラ
ッゲージドア1の開き方向に付勢されている。なお、ト
ーションバー3は、ボディ側に固定されたサポート6に
装架されている。
【0009】この発明に係る装置は、ラッゲージドア1
を任意開度でロックし保持するラッチ機構と、このラッ
チ機構によるラッゲージドア1に対するロックを解除す
るロック解除機構と、ロック解除されたラッチ機構をロ
ック作動可能な状態に復帰させるリセット機構とを備え
て構成される。
【0010】ラッチ機構は、支軸7のまわりにヒンジア
ーム2と一体回転するラッチ8と、ラッチ8に係合する
ように支軸7付近に配置されたフック9と、を含んでい
る。フック9は、サポート6に植設されたピン10のま
わりに回転可能に支持されていて、スプリング11が、
フック9をラッチ8との係合方向に付勢している。
【0011】ロック解除機構は、フック9の先端部に接
続されたケーブル12と、このケーブル12を介してフ
ック9を回転駆動するロック解除ハンドル13(図2参
照)と、フック9と係合しその回転駆動位置に保持する
カム14と、を含んでいる。カム14は、サポート6に
植設されたピン15のまわりに回転可能に支持されてお
り、スプリング16が、カム14をフック9との係合方
向に付勢している。
【0012】リセット機構は、ラッチ8とカム14とを
連結するリンク17を含んでいる。このリンク17の長
穴17aには、カム14に植設されたピン18がスライ
ド可能に嵌合している。そしてリセット機構は、ラッゲ
ージドア1を閉めた際フック9およびカム14の係合を
解除するようになっている。
【0013】この発明のラッゲージ開閉装置は上記のよ
うに構成されており、つぎにその作用を説明する。図3
はこの発明装置の作動の概要を示している。図3(A)
において、ラッゲージドア1が開くにつれて(矢印
A)、ラッチ8がヒンジアーム2と一体回転する。ラッ
チ8の噛合い部をフック9が動いていき、ラッチ8が止
まったところでつねに両者は係合状態になる。したがっ
て、ラッチ8の逆回転、すなわちラッゲージドア1が閉
まるのを規制し、任意の開度でロックし保持することが
できる。なお、ラッゲージドア1の開き方向への操作は
可能である。
【0014】図3(B)において、ラッゲージドア1を
閉める際、ロック解除ハンドル13を引くと(矢印
B)、スプリング11の弾力に抗してフック9が回転
し、ラッチ8から外れる。またこれと同時に、フック9
とカム14が係合することで、ラッチ8、すなわちラッ
ゲージドア1は開閉自由になる。このようにしてロック
解除ハンドル13の操作でラッゲージドア1を任意の開
度でロック解除することができる。
【0015】図3(C)において、図3(B)の状態か
らラッゲージドア1を閉めると、リンク17がカム14
上をスライドし、その長穴17aの端部でピン18を押
す。フック9およびカム14の係合が解除され、カム1
4が初期状態に復帰する。これによりラッチ機構がリセ
ットされ、ラッゲージドア1を再び、任意の開度でロッ
クし保持することができる。
【0016】上記説明から明らかなように、ラッゲージ
ドア1の開閉において、停車時の車両姿勢や風等の外乱
要因によってラッゲージドア1が途中で落下するのを確
実に防ぐことができ、図4(A)のように任意開度でロ
ックし、この状態を保持することができる。また、この
ように任意の中間の開度でロックが可能であるため、図
4(B)に示される落下域でのラッゲージドア1の保持
を確実に行うことができる。
【0017】また、ラッゲージドア1の中間開度位置か
ら開き方向へは操作可能であり、閉じ方向へはロック解
除ハンドル13の操作で、ロック解除後操作可能とな
る。ラッゲージドア1の全開時の保持力を確保しておけ
ば、中間域でトーションバー3によるバランスをとる必
要がないため、細かいチューニングが不必要になって、
これにより従来のようなトーションバー3の造り込みを
なくすることができる。さらに、字光式ライセンス等の
後付け部品によるラッゲージドア1の質量増加があって
も、これに有効に対応することができ、つねに適正な動
作が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
この種のラッゲージ開閉機構において、ラッゲージドア
を開いた際、ラッチ機構によってラッゲージドアを任意
開度でロックし保持するとともに、ロック解除ハンドル
の操作により、ラッゲージドアに対するロックを解除す
ることができ、優れた使用性を実現することができる。
特に中間開度でのラッゲージの落下防止を図ることによ
り、高い安全性が確保される等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるラッゲージ開閉装置の実施形態
における要部構成を示す図である。
【図2】この発明によるラッゲージ開閉装置の実施形態
における後方から見た全体図である。
【図3】この発明によるラッゲージ開閉装置の実施形態
における作動の概要を示す図である。
【図4】この発明によるラッゲージ開閉装置の実施形態
における作用を示す車両側面図および作動特性を示すグ
ラフである。
【図5】従来例に係る車両後方斜視図である。
【図6】従来例に係る要部構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ラッゲージドア 2 ヒンジアーム 3 トーションバー 5 リンク 6 サポート 7 支軸 8 ラッチ 9 フック 11 スプリング 12 ケーブル 13 ロック解除ハンドル 14 カム 16 スプリング 17 リンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラッゲージドアに結合するヒンジアーム
    を支軸のまわりに回動させることにより該ラッゲージド
    アを開閉するようにしたラッゲージ開閉装置であって、 上記ラッゲージドアを任意開度でロックし保持するラッ
    チ機構と、 上記ラッチ機構によるラッゲージドアに対するロックを
    解除するロック解除機構と、 ロック解除された上記ラッチ機構をロック作動可能な状
    態に復帰させるリセット機構と、を備えたことを特徴と
    するラッゲージ開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記ラッチ機構は、前記支軸のまわりに
    前記ヒンジアームと一体回転するラッチと、ラッチに係
    合するように前記支軸付近に配置されたフックとを含ん
    でいることを特徴とする、請求項1に記載のラッゲージ
    開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック解除機構は、前記フックの先
    端部に接続されたケーブルと、このケーブルを介して前
    記フックを回転駆動するロック解除ハンドルと、前記フ
    ックと係合しその回転駆動位置に保持するカムとを含ん
    でいることを特徴とする、請求項1または2に記載のラ
    ッゲージ開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記リセット機構は、前記ラッチと前記
    カムとを連結するリンクを含み、ラッゲージドアを閉め
    た際フックおよびカムの係合を解除するようにしたこと
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のラ
    ッゲージ開閉装置。
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JP2010241283A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Kanto Auto Works Ltd 開閉体の開閉機構
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