JP2001038926A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2001038926A
JP2001038926A JP21378799A JP21378799A JP2001038926A JP 2001038926 A JP2001038926 A JP 2001038926A JP 21378799 A JP21378799 A JP 21378799A JP 21378799 A JP21378799 A JP 21378799A JP 2001038926 A JP2001038926 A JP 2001038926A
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waveform
drive
dot
ink
recording
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JP21378799A
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Hiroki Horikoshi
宏樹 堀越
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模や転送データ量を大幅に増大させる
ことなく、階調性が高くムラの少ない画像形成を可能に
するインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 第1駆動波形生成部102と第2駆動波
形生成部103が異なる量のインク滴を吐出するための
異なる複数の駆動波形を生成し、第1グループ波形選択
部104及び第2グループ波形選択部105がグループ
分けされた各ノズル群に対して複数の駆動波形を選択
し、画像情報に基づき前記選択された駆動波形の信号を
ノズル#0〜15の各々に供給するか否かをスイッチ部
110a〜110pが制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に異なる
複数のドット径のインクを吐出して画像を形成するイン
クジェット記録装置に関するものであり、より具体的に
は、異なる量のインク滴を吐出するための駆動波形の生
成・選択方式に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナル・コンピュータや複数
装置、ワード・プロセッサ等のOA機器が広く普及して
おり、これらの機器の画像形成(記録)装置の一種とし
てインクジェット方式によりディデタル画像記録を行う
装置が急速に発展、普及している。特にOA機器の高機
能化とともにカラー化が進んでおり、これに伴なって様
々なカラー・インクジェット記録装置が開発されてきて
いる。
【0003】一般にインクジェット記録装置は、記録手
段(プリント・ヘッド)およびインクタンクを搭載する
キャリッジと、記録紙を搬送する搬送手段と、これらを
制御する制御手段とを具備する。そして複数の吐出口か
らインク液滴を吐出させるプリント・ヘッドを記録紙の
搬送方向(副走査方向)と直行する方向(主走査方向)
にシリアル・スキャンさせ、一方で非記録時に記録幅に
等しい量で間欠搬送するものである。さらには、カラー
対応のインクジェット記録装置の場合、複数色のプリン
ト・ヘッドにより吐出されるインク液滴の重ねあわせに
よるカラー画像を形成する。
【0004】この記録方法は、記録信号に応じてインク
を微少な液滴として吐出口(ノズル)から記録媒体上に
吐出することにより文字や図形などの記録を行うもので
あり、ノンインパクトであるため騒音が少ないこと、ラ
ンニング・コストが低いこと、装置が小型化しやすいこ
と、およびカラー化が比較的容易であること、などの利
点を有していることから、コンピュータやワードプロセ
ッサー等と併用され、あるいは単独で使用される複写
機、プリンター、ファクシミリ等の記録装置において、
画像形成(記録)手段として広く用いられている。
【0005】インクジェット記録装置においてインクを
吐出させる方法としては、吐出口近傍に発熱素子(電
気/熱エネルギー変換体)を設け、この発熱素子に電気
信号を印可することによりインクを局所的に加熱して圧
力変化を起こさせ、インクを吐出口から吐出させるサー
マル方式と、ピエゾ素子等の電気/圧力変換手段を用
い、インクに機械的圧力を付与してインクを吐出するピ
エゾ方式、などが用いられている。一般に、前者のサー
マル方式は、ノズルの高密度化・多ノズル化が容易であ
るといった特徴がある。一方、後者のピエゾ方式は、吐
出制御性に優れ、またインクの自由度が高く、ヘッド寿
命が半永久的であるといった特徴がある。
【0006】図16は本発明を適用可能なインクジェッ
ト記録装置の全体制御回路の概略構成を示すブロック図
である。
【0007】マイクロプロセッサ形態のCPU601は
インタフェース605を介してホスト624に接続され
ており、制御プログラムを格納したROM602や更新
可能な制御プログラムや処理プログラムや各種定数デー
タなどを格納したEEPROM603、及びホスト62
4からインタフェース605を介して受信したコマンド
信号や記録情報を格納するためのRAM604にアクセ
スし、これらのメモリに格納された情報に基づいて記録
動作を制御する。さらにCPU601は、出力ポート6
08及びキャリッジモータ制御回路610を介してキャ
リッジモータ611を動作させることによりキャリッジ
620を移動させたり、出力ポート608及び紙送りモ
ータ制御回路613を介して紙送りモータ614を動作
させることにより搬送ローラなどの紙搬送機構612を
動作させる。さらにCPU601は、RAM604に格
納されている記録情報に基づきプリント・ヘッド制御回
路621を介してプリント・ヘッド622を駆動するこ
とにより記録媒体上に所望の画像を記録することができ
る。また、電源回路619からは、CPU601やプリ
ント・ヘッド制御回路621を動作させるためのロジッ
ク駆動電圧Vcc(たとえば5V)、各種モータ駆動電
圧Vm(たとえば24V)、プリント・ヘッド622を
駆動させるための電圧Vh(たとえば30V)、等が出
力される。さらに操作キー607から入力される指示情
報は入力ポート606を介してCPU601に伝達さ
れ、CPU601からの命令は出力ポート609を介し
てLED制御回路615に伝えられるとLEDが点灯し
たり、表示制御回路617に伝えられるとLCD618
にメッセージが表示される。623は上述した種種の構
成要素を互いに接続するCPUバスである。
【0008】従来のインクジェット記録方法において
は、インクのにじみのない高発色のカラー画像を得るた
めにはインク吸収層を有する専用コート紙を使用する必
要があったが、近年はインクの改良等によりプリンタや
複写機等で大量に使用される普通紙への印字適性を持た
せた方法も実用化されている。さらにはOHPシートや
布、プラスチック・シート等の様々な記録媒体への対応
が望まれており、こうした要求に応えるため、インクの
吸収特性が異なる記録媒体(記録メディア)を必要に応
じて選択した際に記録媒体の種類に係わりなく最良の記
録が可能な記録装置の開発および製品化が進められてい
る。また記録媒体の大きさについても、宣伝広告用のポ
スタや衣類等の織布では大サイズのものが要求されてき
ている。このようなインクジェット記録装置は、優れた
記録手段として幅広い産業分野で需要が高まっており、
より一層高品位な画像の提供が求められ、また更なる高
速化への要求も一段と高まっていると言える。
【0009】一般に、カラー・インクジェット記録方法
は、シアン(Cy),マゼンタ(Mg),イエロー(Y
e)の3色のカラー・インクを使用し、また、さらには
ブラック(Bk)を加えた4色のインクを使用してカラ
ー記録を実現する。このようなカラー・インクジェット
記録装置においては、キャラクタのみ印字するモノクロ
・インクジェット記録装置と異なり、カラー・イメージ
画像を記録するにあたっては、発色性や階調性、一様性
など、様々な要素が必要となる。
【0010】しかし、記録される画像の品位はプリント
・ヘッド単体の性能に依存するところが大きい。例えば
サーマル方式においては、プリント・ヘッドの吐出口の
形状や電気/熱変換体(吐出ヒータ)のばらつき等のプ
リント・ヘッド製作工程時に生じるノズル毎の僅かな違
いがそれぞれに吐出されるインクの吐出量や吐出方向の
向きに影響を及ぼし、最終的に形成される記録画像の濃
度ムラとして画像品位を劣化させる原因となる。その結
果として、ヘッド主走査方向に対して周期的にエリア・
ファクタ100%を満たせない“白”の部分が存在した
り、逆に必要以上にドットが重なり合ったり、あるいは
白筋が発生したりすることとなる。これらの現象が通常
人間の目で濃度ムラとして感知される。
【0011】そこで、これらの濃度ムラ対策としてマル
チパス記録法と呼ばれる方式が提案されている。ここで
は、簡単のために12ノズルからなる単一インク色ヘッ
ドを用いた場合を例に挙げて説明する。記録の様子を図
17に示す。
【0012】第1走査において千鳥パターン●を記録
し、記録幅の半分(6ドット幅)だけ紙送りを行った
後、第2走査において逆千鳥パターン〇を記録すること
により記録を完成する。すなわち、順次6ドット単位の
紙送りと千鳥/逆千鳥パターンの記録を交互に行うこと
により、6ドット単位の記録領域を1スキャン毎に完成
させていく。このようにして、一つのラインを異なる二
つのノズルを用いて記録することにより、濃度ムラを抑
えた高品位な画像を形成することができる。また、マル
チパス記録法は、インクを乾かしながら記録していくこ
によりブリーディング(にじみ)を抑えるといった効果
や、走査毎の記録ドットを低減することから吐出不良の
原因となるプリント・ヘッドの昇温を抑制する効果、な
ども同時に達成できる。ここでは主走査方向について説
明したが、副走査方向に対して連続するドットを間引い
て記録することにより、更なる高画質化が可能になる。
【0013】各走査毎のパス・データを生成する方法と
しては、上述のように千鳥/逆千鳥パターンなどを用い
て記録データを間引くことによりパス・データを生成す
る方法(固定マスク方式と称す)や、記録ドット非記録
ドットとが乱数的に配列されたランダム・マスク・パタ
ーンなどを用いて記録データを間引くことによりパス・
データを生成する方法(テーブル・マスクと称す)や、
記録ドットのみを間引き処理することによりパス・デー
タを生成する方法(データ・マスクと称す)、などが知
られている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】一般に、インクジェッ
ト記録においては、1ドットでアナログ的な階調表現は
実現できない。そこで単位面積あたりに複数のドットを
最適に配置して多彩な色表現を作り出している。しかし
ながらインクの溢れなどを引き起こさずに単位面積あた
りに打てるインク量には制限がある。記録メディアによ
って大きく異なるが、300dpi×300dpiあた
りに打ち込めるインク総量はせいぜい200pl程度で
ある。さらに、記録ドット径を変えずに単純に階調を上
げる実質的な解像度は低下してしまう。
【0015】画素の分解能を高めればより細やかに階調
表現を行うことができる。より小さいドットが吐出でき
れば単位面積で表現できる色のバリエーションが増える
ので画質面で有利になる。さらに小ドット化は粒状感の
低減のいった効果ももたらす。現状で3pl以下の吐出
制御も実現可能になってきている。したがって、吐出イ
ンク滴の量を少なくして記録ドット径を小さくすること
により、階調性に優れ、低濃度領域での粒状性が目立た
ない、高品位な画像形成が可能になる。
【0016】しかしながら、小さなドットでは1ドット
で塗りつぶせる面積が小さくなるので、高い濃度を表現
するためには従来よりもより多くのドットを打ち込む必
要があり、結果として記録時間が長くなってしまうとい
う弊害が生じる。一般に、ドット径を半分にした小径ド
ットを用いる場合は4倍の記録時間を必要とする。記録
時間の低下を防ぐためには、インク滴を吐出する駆動周
波数を4倍に高めるか、あるいはノズル数を4倍にする
ことなどが考えられるが、何れも容易ではない。
【0017】これを回避する手法の一つとして、複数の
サイズのドットを用いる方式が提案されている。同一の
ノズルから異なる複数のサイズのドットを打ち分けるこ
とにより、高濃度領域で多くの小ドットを打ち込む代わ
りに大ドットを打ち込むことで記録速度を高めることが
できる。同時に低濃度領域では小ドットを使用すること
で粒状感が低減され、また階調性を高められるため、高
速で高品位な画像形成を実現することができる。
【0018】いわゆるバブルジェット方式では、大小複
数のヒータを備え、作動するヒータの数又は種類により
発生する気泡の大きさを変化させ、インク吐出量を制御
することができる。また、ピエゾ・インクジェット方式
においては、素子に与える駆動電圧を制御してインクの
推し出し(圧力)を細かく制御することにより吐出量を
変化させることができる。現状では両方式ともに4種程
度のドット径(吐出インク滴量)を使い分けられるもの
が製品化されている。
【0019】ピエゾ・インクジェット方式における可変
インク吐出量制御について簡単に説明する。ピエゾ・イ
ンクジェット方式は、駆動信号の制御により能動的ない
メニスカス制御が可能であるために非常に吐出制御性に
優れており、比較的容易に小ドットから大ドットまで幅
広いレンジの複数サイズのドットを安定的に吐出させる
(打ち分ける)ことが可能である。さらには、吐出イン
ク滴の飛翔速度の制御までも可能であることも大きな利
点であると言える。ピエゾ・インクジェット方式におけ
るドット・サイズ変更のための駆動波形選択制御は大き
く分けて以下の2方式に分類できる。一つは「時分割パ
ルス印加方式」であり、異なるインク滴量を吐出させる
複数の駆動パルス(例えば大ドット用パルスと小ドット
用パルス)を一記録周期内に連続して生成・入力し、こ
れらに対して独立にON/OFFを制御するものであ
る。もう一方は「パルス切替え方式」であり、異なるイ
ンク適量を吐出させる複数の駆動パルス(例えば大ドッ
ト用パルスと小ドット用パルス)を同時に生成・入力
し、データに応じて切り替えて使用するものである。
【0020】図18は、それぞれ大ドット・小ドットの
吐出を実現する駆動波形を時分割に挿入した「時分割パ
ルス印加方式」の一例である。「時分割パルス印加方
式」においては、単位記録周期内に大ドット用パルスと
小ドット用パルスを備える。大ドット波形による大イン
ク滴の飛翔速度に対して、小ドット波形による小インク
滴の飛翔速度を相対的に大きくなるよう制御する。これ
により、異なるタイミングで駆動される小ドットと大ド
ットの紙面上における着段位置のずれを回避、あるいは
抑制できる。さらには、大ドット波形のみをONして大
ドットを形成し、小ドット波形のみをONして小ドット
を形成するだけでなく、大ドット波形と小ドット波形を
共にONして極大ドットを得ることも可能である。図1
9は、それぞれ大ドット・小ドットの吐出を実現する駆
動波形を同時生成して切り替える「パルス切替え方式」
の一例である。
【0021】吐出できるドット・サイズの種類を増やす
ことは基本的に階調表現力の向上につながる。しかしな
がら、何れの駆動波形選択方式においても、数多くのサ
イズのドットを形成するには限界がある。すなわち、
「時分割パルス印加方式」の場合には、異なるサイズの
ドット毎の正確な着弾位置合わせが困難になるだけでな
く、単位記録周期が大きくなることで記録速度の低下が
避けられない。また、「パルス切替え方式」の場合に
は、ノズル毎にスイッチ回路を設けるため回路規模増大
によるコスト上昇が大きな問題となる。
【0022】また、マルチパス記録による同一領域の複
数回の走査に対して、異なる駆動波形を入力する方式も
考えられる。例えば、図20に示すように、大ドットを
形成する記録走査と小ドットを形成する記録走査とを交
互に実行するものである。しかし、このように、単純に
記録走査毎に異なる重量のインク滴を吐出させる駆動波
形を印加すると、濃度ムラが生じて画品位が大きく劣化
する場合がある。
【0023】図21を参照しながら、この現象について
簡単に説明する。図21は、先に着弾したドットと隣接
させて次のドットを比較的短い時間間隔で打ち込んだ場
合の記録紙に対するインクの浸透、定着の様子を示す模
式的断面図である。一般には、後から打ち込んだインク
滴は、紙面に垂直な方向と紙面に沿った方向には浸透す
るが、先に着弾したインク滴が浸透している領域にはあ
まり浸透定着しない。後から打ち込んだインク滴は、先
に打ち込んだインク滴が浸透した領域のさらに下方へ浸
透・定着することになる。この現象に対して、上記方式
では、走査毎に大ドットあるいは小ドットしか吐出でき
ないために、画像データに基づく濃度によって走査毎に
形成されるドット面積(duty)に著しい偏りが生じ
ることが避けられず、大ドット形成の走査が先行する領
域と小ドット形成の走査が先行する領域とで最終的な濃
度に微妙な違いが生じてしまう。この濃度の違いが紙搬
送幅相当に交互に存在するため、結果としてムラとなっ
て認識される場合があるといった問題点がある。
【0024】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、大幅なコストの増大を引き起こすこ
となく、多種のサイズのドットを効率よく形成し、階調
性に優れ、また濃度ムラのない、高品位な画像形成を可
能にする優れたインクジェット記録装置を提供すること
にある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、画像情報に応じてインク滴を吐出する複数の吐出
部を有するプリントヘッドを備え、前記プリントヘッド
を記録媒体上に相対的に走査させつつ前記各吐出部から
インク滴をそれぞれ吐出させることにより、入力された
画像情報に基づく画像を形成するインクジェット記録装
置であって、前記複数の吐出部を複数のグループに分割
した吐出部群と、少なくとも異なる量のインク滴を吐出
させる駆動パルスからなる複数の駆動信号を発生する駆
動信号発生手段と、前記吐出部群毎に、前記駆動信号発
生手段が発生する複数の駆動信号の少なくとも一つを選
択する駆動信号選択手段と、情報に基づいて、前記駆動
信号選択手段が選択する駆動信号の前記各吐出部への供
給可否を制御するスイッチ手段と、を備えることを特徴
とする。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図面を
参照して本発明の第1の実施形態を詳細に説明する。
【0027】図3は本発明によるインクジェット記録装
置の記録部の構成を示したものである。
【0028】301はプリント・ヘッドであり、4色
(Bk,Cy,Mg,Ye)のカラー・インクがそれぞ
れ封入されたインク・タンクと、それぞれに対応した4
つのヘッドが一体化したマルチヘッドとにより構成され
ている。302はプリント・ヘッド301を支持し、記
録とともにこれらを移動させるキャリッジである。キャ
リッジ302は非記録状態などの待機時には図のホーム
・ポジション位置HPにある。303は紙送りローラで
あり、補助ローラ304とともに記録紙306を押えな
がら図の矢印の方向に回転し、記録紙306をY方向に
随時送っていく。また305は給紙ローラであり、記録
紙306の給紙を行うとともに、紙送りローラ303及
び補助ローラ304と同様に記録紙306を抑える役割
を果たす。ここで、プリント・ヘッド301は、Bk,
Cy,Mg,Yeの4色について紙送り方向に配置され
た64個のノズルをそれぞれ有している。
【0029】以上の構成における基本的な記録動作につ
いて説明する。
【0030】待機時にホーム・ポジション位置HPにあ
るキャリッジ302は記録開始命令によりX方向に移動
しながらプリント・ヘッド301の複数のノズルにより
記録データに従い記録紙306上にインクを吐出し記録
を行う。記録紙306端部まで記録データの記録が終了
するとキャリッジは元のホーム・ポジション位置に戻
る。紙送りローラ303が矢印方向へ回転することによ
りY方向へ所定幅だけ紙送りし、再びX方向への記録を
開始する。このようなスキャン動作と紙送り動作との繰
り返しによりデータ記録を実現する。
【0031】なお、図示していないが、本実施形態のイ
ンクジェット記録装置内には、記録及び画像処理を制御
・実行するCPU,ROM,RAM,専用回路より構成
される制御部、外部のホスト・コンピュータ等との間で
画像情報や各種制御情報をやりとりするためのインタフ
ェース部、キャリッジ駆動用のキャリッジ・モータ、給
紙ローラ駆動用の給紙モータ、紙搬送駆動用の紙搬送モ
ータなどを駆動するためのモータ・ドライバ、プリント
ヘッドを駆動するためのプリント・ヘッド駆動用のドラ
イバ・ユーザによる制御情報を入力する操作パネル、な
どを備えている。
【0032】図4は、プリント・ヘッドの圧力発生室近
傍の模式図である。401は圧電振動子であり、402
は圧電振動子の変位を受ける振動板であり、403は圧
力室であり、404はインク・リザーバと接続するイン
ク供給流路であり、405はノズル流路である。プリン
ト・ヘッドが有するノズル数は16ノズルであり、ノズ
ルピッチは600dpiであるものとする。
【0033】図1は、入力された画像情報などに応じて
ノズル毎の駆動信号を生成してプリント・ヘッドに供給
する、プリント・ヘッド駆動制御ブロックを示す概略ブ
ロック図である。101は位置検出部であり、プリント
・ヘッドを搭載するキャリッジの位置を検出する。10
2は第1駆動波形生成部であり、記録領域内において位
置検出部101に従い所定周期で第1駆動波形を発生さ
せ、各グループ波形選択部へ供給する。103は第2駆
動波形生成部であり、記録領域内において位置検出部1
01に従い所定周期で第2駆動波形を発生させ、各ノズ
ル・グループ制御部へ供給する。104は駆動信号選択
手段としての第1グループ波形選択部であり、プリント
・ヘッドの全ノズルのうち第1グループに属するノズル
への供給メイン波形を選択する。105は駆動信号選択
手段としての第2グループ波形選択部であり、プリント
・ヘッドの全ノズルのうち第2グループに属するノズル
への供給メイン波形を選択する。106はメモリ部であ
り、図外より入力された画像データを一時格納する。1
07は入力制御部であり、メモリ部106への記録デー
タの書き込み処理を行う。108は出力制御部であり、
位置検出部101によるプリント・ヘッドの記録紙面上
の検出位置に基づき画像データの読みだし処理を行う。
109はデータ振り分け部であり、メモリ部106から
読み出されたデータを対応するノズルへ振り分けて供給
する。110a〜110pはノズル#0〜#15に対応
したスイッチ部であり、入力されたデータに従い駆動波
形のON/OFF制御を行う。120は制御部であり、
各部の状態を監視するとともに図内、図外からの制御信
号に応答してプリント・ヘッド駆動に関わる各種制御を
行う。
【0034】本実施形態におけるインクジェット記録装
置は、同一記録領域を複数回走査させて画像を形成する
いわゆるマルチパス記録方式を採用している。先に述べ
たとおり、マルチパス記録は、一つのラインを複数のノ
ズルを用いて画像を形成することにより、ノズル毎のイ
ンクの吐出量や吐出方向の微少な違いによる濃度ムラを
抑え、同時にパス毎の記録デューティ(duty)を低
減してインク滲みなどによる画品位の劣化を防ぐ記録方
式である。本実施例においては、列座標に基づいて記録
ドットを間引く固定マスク方式を採用して、2パス記録
を行う。記録解像度は主走査方向1200dpi×副走
査方向600dpiである。
【0035】まず、駆動波形について説明する。駆動信
号発生手段としての第1駆動波形生成部102と第2駆
動波形生成部103においては、それぞれ重量が異なる
インク滴を吐出させるための異なる駆動波形を生成す
る。第1駆動波形と第2駆動波形をそれぞれ図6aと図
6bに示す。第1駆動波形生成部102で生成される駆
動波形は、単位記録周期内に連続した2つの波形成分で
ある波形Aと波形Cを有しており、それぞれドットAと
ドットCを吐出させる駆動波形成分である。第2駆動波
形生成部103で生成される駆動波形は、単位記録周期
内に連続した2つの波形成分である波形Bと波形Cを有
しており、それぞれドットBとドットCを吐出させる駆
動波形成分である。ここで、単位記録周期は紙面上で6
00dpiに相当し、これは副走査方向の記録解像度1
200dpiの1/2に等しい。
【0036】ここで、波形Aと波形Bと波形Cにより形
成されるドットは以下のような関係にある。まず、吐出
インク滴量(ドット径)に関しては、ドットA>ドット
B>ドットCの関係にある。さらに、吐出インク滴速度
に関しては、ドットA=ドットB<ドットCの関係にあ
り、ドットAとドットC、あるいはドットBとドットC
はほぼ紙面上の同じ位置に着弾する。メモリ部106に
格納される画像データは画素あたり2bitのデータで
あり、データ2は波形A(B)のみONしてドットA
(又はドットB)を形成し、データ1は波形CのみをO
NしてドットCを形成することを意味する。データ0は
波形A(B)・波形CともにOFFしてどちらのドット
も形成しない。
【0037】本実施形態においては、図2に示すように
全16ノズルに対して偶数番目のノズル群(吐出部群)
からなる第1ノズルグループ(Group#1)と奇数
番目のノズル群からなる第2ノズルグループ(Grou
p#2)との2つのグループに分割する。第1グループ
波形選択部104では第1ノズル・グループ、第2グル
ープ波形選択部105では第2ノズル・グループ、に対
するメイン駆動波形として第1駆動波形と第2駆動波形
とを選択して供給する。先に述べたとおり、本実施形態
においては偶数列だけ形成する走査と奇数列だけ形成す
る走査との2パス記録により同一ラインを2回の走査で
形成する。各記録走査では、出力制御部108によっ
て、メモリ部106に格納されたデータのうち必要な列
データのみを位置検出部101によるプリント・ヘッド
の記録紙面上の検出位置に基づき出力する。この2回の
記録走査に対して、一方の走査Mでは、第1ノズル・グ
ループに第1駆動波形、第2ノズル・グループに第2駆
動波形、をそれぞれ選択供給して、偶数列のドットを形
成する。他方の走査Nでは、第1ノズル・グループに第
2駆動波形、第2ノズル・グループに第1駆動波形、を
それぞれ選択供給して、奇数列のドットを形成する。こ
の間の紙搬送量はヘッド幅の1/2である8ノズル(画
素)相当である。走査Mと走査Nを交互に実行して、紙
搬送量に相当する幅毎に、走査M→走査Nの順に実行さ
れる領域と走査N→走査Mの順に実行される領域とが交
互に現れることになる。この記録走査の様子を図5に示
す。
【0038】すなわち、偶数番目のノズルからなる第1
ノズル・グループと奇数番目のノズルからなる第2ノズ
ル・グループとに対して、異なるインク滴量を吐出する
第1駆動波形と第2駆動波形とを記録走査毎に交互に割
り振って、各ノズルに対応する記録走査データに基づき
供給された駆動波形に含まれる2種の波形要素のON/
OFF制御を実行する。これにより、各ノズル毎に供給
するメイン駆動波形を個別に選択するスイッチ回路を増
大させることなく、しかも紙搬送幅相当のムラの発生も
回避し、効率よくサイズの異なるドットを形成すること
ができ、階調性に優れた高品位な画像形成を実現する。
【0039】なお、ここでは、偶数番目のノズル群から
なる第1ノズル・グループと奇数番目ノズル群からなる
第2ノズル・グループに分類し、第1駆動波形と第2駆
動波形をそれぞれ交互に供給して2パス記録を行う例を
示した。他にも数多くのバリエーションが存在すること
は言うまでもない。駆動波形については、2種だけでな
く、3種以上の駆動波形を生成して、これらを選択する
ものであってもよい。グループ分けについては、ノズル
番号が4n,4n+1,4n+2,4n+3(nは整
数)で表わされる4つのグループなどに分類することも
可能である。ランダムに選択されたノズル群をグループ
化することも可能である。記録パス数についても、2パ
ス記録に限定されずあらゆるマルチパス記録に適用でき
る。また、供給する駆動波形を走査毎に切り替えずにグ
ループ毎に固定することなども可能である。
【0040】以上詳細に説明したとおり、異なる量のイ
ンク滴を吐出するための異なる複数の駆動波形を生成
し、グループ分けされた各ノズル群に対して複数の駆動
波形の選択制御を実行し、各ノズルに対するデータに基
づく波形選択及びON/OFF制御と組み合わせること
により、多種のドット径の形成を効率よく実現し、回路
規模や転送データ量を増大させることなく、階調性が高
くムラのない高品位な画像形成を可能にする優れたイン
クジェット記録装置が実現できる。
【0041】(第2の実施形態)上記第1の実施形態に
おいては、2つのノズル・グループに対して2種の駆動
波形を交互に選択供給してマルチパス記録(第1の実施
例では2パス記録)を行う場合について詳細に説明し
た。本実施形態においては、マルチパスではなく1パス
記録により画像を形成する場合について説明する。
【0042】以下、図面を参照しながら第2の実施形態
について詳細に説明する。装置全体の基本構成は第1の
実施形態と同様である。本実施形態におけるプリント・
ヘッドも各色16ノズルを備えている。記録解像度は主
走査方向1200dpi×副走査方向600dpiであ
る。
【0043】図7は、入力された画像情報などに応じて
ノズル毎の駆動信号を生成してプリント・ヘッドに供給
する、プリント・ヘッド駆動制御ブロックを示す概略ブ
ロック図である。701は位置検出部であり、プリント
・ヘッドを搭載するキャリッジの位置を検出する。70
2は第1駆動波形生成部であり、記録領域内において位
置検出部701に従い所定周期で第1駆動波形を発生さ
せ、プリント・ヘッドの全ノズルのうち第1グループに
属するノズルへメイン波形を供給する。703は第2駆
動波形生成部であり、記録領域内において位置検出部7
01に従い所定周期で第2駆動波形を発生させ、プリン
ト・ヘッドの全ノズルのうち第2グループに属するノズ
ルへメイン波形を供給する。706はメモリ部であり、
図外より入力された画像データを一時格納する。707
は入力制御部であり、メモリ部706への記録データの
書き込み処理を行う。708は出力制御部であり、位置
検出部701によるプリント・ヘッドの記録紙面上の検
出位置に基づき画像データの読みだし処理を行う。70
9はデータ振り分け部であり、メモリ部706から読み
出されたデータを対応するノズルへ振り分けて供給す
る。710a〜710pはノズル#0〜#15に対応し
たスイッチ部であり、入力されたデータに従い駆動波形
のON/OFF制御を行う。720は制御部であり、各
部の状態を監視するとともに図内、図外からの制御信号
に応答してプリント・ヘッド駆動に関わる各種制御を行
う。
【0044】第1駆動波形生成部702と第2駆動波形
生成部702においては、それぞれ重量が異なるインク
滴を吐出させるための異なる駆動波形を生成する。第1
駆動波形と第2駆動波形をそれぞれ図6aと図6bに示
す。第1駆動波形生成部702で生成される駆動波形
は、単位記録周期内に連続した2つの波形成分である波
形Aと波形Cを有しており、それぞれの波形によりドッ
トAとドットCが形成され、2つの波形を用いることに
よりドットDが形成できる。第2駆動波形生成部702
で生成される駆動波形は、単位記録周期内に連続した2
つの波形成分である波形Bと波形Cを有しており、それ
ぞれの波形によりドットBとドットCが形成され、2つ
の波形を用いることによりドットEが形成できる。ここ
で、第1の実施例に対してプリント・ヘッドを搭載する
キャリッジの駆動速度は1/2であり、単位記録周期は
紙面上で1200dpiに相当する。これは副走査方向
の記録解像度1200dpiに等しい。
【0045】ここで、波形Aと波形Bと波形Cにより形
成されるドットは以下のような関係にある。まず、吐出
インク滴速度に関しては、ドットA=ドットB<ドット
Cの関係にあり、ドットAとドットCとドットD、ある
いはドットBとドットCとドットEはほぼ紙面上の同じ
位置に着弾する。吐出インク滴量(ドット径)に関して
は、ドットD>ドットE>ドットA>ドットB>ドット
Cの関係にある。メモリ部106に格納される画像デー
タは画素あたり2bitのデータであり、データ3は波
形A(B)と波形CをともにONしてドットD(又はド
ットE)を形成し、データ2は波形A(B)のみONし
てドットA(又はドットB)を形成し、データ1は波形
CのみONしてドットCを形成することを意味する。デ
ータ0は波形A(B)・波形CともにOFFして何れの
ドットも形成しない。
【0046】本実施形態においては、第1の実施形態と
同様に、全16ノズルに対して偶数番目のノズル群から
なる第1グループと奇数番目のノズル群からなる第2グ
ループとの2つのグループに分割する(図2)。第1ノ
ズル・グループには常に第1駆動波形発生部702出力
である第1駆動波形を供給し、第2ノズル・グループに
は常に第2駆動波形発生部703出力である第2駆動波
形を供給する。走査間の紙搬送量はヘッド幅である全1
6ノズル(画素)相当である。この記録走査の様子を図
8に示す。
【0047】すなわち、偶数番目のノズルからなる第1
ノズル・グループと奇数番目のノズルからなる第2ノズ
ル・グループとに対して、それぞれ常に、異なるインク
滴量を吐出する第1駆動波形と第2駆動波形とを供給し
て、各ノズルに対応する記録データに基づき供給された
駆動波形に含まれる2種の波形要素のON/OFF制御
を実行する。これにより、各ノズル毎に供給するメイン
駆動波形を個別に選択するスイッチ回路を増大させるこ
となく、効率よくサイズの異なるドットを形成すること
ができ、階調性に優れた高品位な画像形成を実現する。
【0048】なお、ここでは、偶数番目のノズル群から
なる第1ノズル・グループと奇数番目ノズル群からなる
第2ノズル・グループに分類し、それぞれ固定的に第1
駆動波形と第2駆動波形を供給して1パス記録を行う例
を示した。他にも数多くのバリエーションが存在するこ
とは言うまでもない。駆動波形については、2種だけで
なく3種以上の駆動波形を生成して、これらを選択する
ものであってもよい。グループ分けについては、ノズル
番号が4n、4n+1、4n+2、4n+3(nは整
数)で表わされる4つのグループなどに分類すことも可
能である。ランダムに選択されたノズル群をグループ化
することも可能である。又、各ノズル・グループに対し
て供給する駆動波形を切り替えることも可能である。
【0049】以上詳細に説明したとおり、異なる量のイ
ンク滴を吐出するための異なる複数の駆動波形を生成
し、グループ分けされた各ノズル群に対して駆動波形を
供給し、各ノズルに対するデータに基づく波形選択及び
ON/OFF制御と組み合わせることにより、多種のド
ット径の形成を効率よく実現し、回路規模や転送データ
量を増大させることなく、階調性が高くムラのない高品
位な画像形成を可能にする優れたインクジェット記録装
置が実現できる。
【0050】(第3の実施形態)上記第1及び第2の実
施形態においては、偶数番目のノズル群からなる第1ノ
ズル・グループと奇数番目ノズル群からなる第2ノズル
・グループに対して2種の駆動波形を交互に選択供給し
てマルチパス記録(ここでは2パス記録)を行う場合に
ついて詳細に説明した。本実施形態においては、マルチ
パス記録の紙搬送幅相当のノズル群をグループ化して、
各ノズル・グループに対しては固定的に同一駆動波形を
供給してマルチパス記録(ここでは2パス記録)を行う
場合について説明する。
【0051】以下、図面を参照しながら第3の実施形態
について詳細に説明する。装置全体の基本構成は第1の
実施形態と同様である。本実施形態におけるプリント・
ヘッドも各色16ノズルを備えている。
【0052】本実施形態におけるインクジェット記録装
置は、同一記録領域を複数回走査させて画像を形成する
マルチパス記録方式を採用している。先に述べたとお
り、マルチパス記録は、一つのラインを複数のノズルを
用いて画像を形成することにより、ノズル毎のインクの
吐出量や吐出方向の微少な違いによる濃度ムラを抑え、
同時にパス毎の記録dutyを低減してインク滲みなど
による画品位の劣化を防ぐ記録方式である。本実施形態
においては、記録ドットと非記録ドットが乱数的に配列
されたランダム・マスク・パターン等を用いて記録デー
タを間引くことによりパス・データを生成するテーブル
・マスク方式を採用し、2パス記録を実現する場合を例
に挙げる。記録解像度は主走査方向1200dpi×副
走査方向600dpiである。
【0053】図9は、入力された画像情報等に応じてノ
ズル毎の駆動信号を生成してプリント・ヘッドに供給す
る、プリント・ヘッド駆動制御ブロックを示す概略ブロ
ック図である。901は位置検出部であり、プリント・
ヘッドを搭載するキャリッジの位置を検出する。902
は第1駆動波形生成部であり、記録領域内において位置
検出部901に従い所定周期で第1駆動波形を発生さ
せ、各グループ波形選択部へ供給する。903は第2駆
動波形生成部であり、記録領域内において位置検出部9
01に従い所定周期で第2駆動波形を発生させ、各ノズ
ル・グループ制御部へ供給する。904は第1グループ
波形選択部であり、プリント・ヘッドの全ノズルのうち
第1グループに属するノズルへの供給メイン波形を選択
する。905は第2グループ波形選択部であり、プリン
ト・ヘッドの全ノズルのうち第2グループに属するノズ
ルへの供給メイン波形を選択する。906はメモリ部で
あり、図外より入力された画像データを一時格納する。
907は入力制御部であり、メモリ部906への記録デ
ータの書き込み処理を行う。908は出力制御部であ
り、位置検出部901によるプリント・ヘッドの記録紙
面上の検出位置に基づき画像データの読みだし処理を行
う。911はテーブル格納部であり、ドットCに対する
マスク処理を行うためのマスク・テーブルを格納する。
912はマスク処理部であり、テーブル格納部911に
格納されたマスク・テーブルを参照して記録走査毎のデ
ータを生成する。909はデータ振り分け部であり、メ
モリ部906から読み出されたデータを対応するノズル
へ振り分けて供給する。910a〜910pはノズル#
0〜#15に対応したスイッチ部であり、入力されたデ
ータに従い駆動波形のON/OFF制御を行う。920
は制御部であり、各部の状態を監視するとともに図内、
図外からの制御信号に応答してプリント・ヘッド駆動に
関わる各制御を行う。
【0054】まず、駆動波形について説明する。第1駆
動波形生成部902と第2駆動波形生成部903におい
ては、それぞれ重量が異なるインク滴を吐出させるため
の異なる駆動波形を生成する。第1駆動波形と第2駆動
波形をそれぞれ図6aと図6bに示す。第1駆動波形生
成部902で生成される駆動波形は、単位記録周期内に
連続した2つの波形成分である波形Aと波形Cを有して
おり、それぞれドットAとドットCを吐出させる駆動波
形成分である。第2駆動波形生成部903で生成される
駆動波形は、単位記録周期内に連続した2つの波形成分
である波形Bと波形Cを有しており、それぞれドットB
とドットCを吐出させる駆動波形成分である。ここで、
単位記録周期は紙面上で1200dpiに相当し、これ
は主走査方向の記録解像度に一致する。
【0055】ここで、波形Aと波形Bと波形Cにより形
成されるドットは以下のような関係にある。まず、吐出
インク滴量(ドット径)に関しては、ドットA>ドット
B>ドットCの関係にある。さらに、吐出インク滴速度
に関しては、ドットA=ドットB>ドットCの関係にあ
り、ドットAとドットC、あるいはドットBとドットC
はほぼ紙面上の同じ位置に着弾する。メモリ部106に
格納される画像データは画素あたり2bitのデータで
あり、データ3は波形AのみONしてドットAを形成
し、データ2は波形BのみONしてドットBを形成し、
データ1は波形CのみONしてドットCを形成すること
を意味する。データ0は波形A・波形B・波形Cの全て
をOFFして何れのドットも形成しない。
【0056】次に、マスク・テーブルを参照して画像デ
ータのマスク処理を行うことにより記録走査データを生
成する動作について簡単に説明する。ここでは、マスク
・テーブルはドットCの形成に対する各記録走査への振
り分けにのみ使用される。
【0057】図12は記録走査毎のマスク・テーブルの
一例を示す図であり、テーブル領域J、Kはそれぞれ第
1パス、第2パスにおいて使用する相補的なマスク・テ
ーブルである。テーブルは画素あたり1bitで、0は
ドットCのマスク対象であることを示し、1は非マスク
対象であることを示す。マスク・テーブルJ、Kはそれ
ぞれ主走査方向128画素* 副走査方向8画素に対応し
たサイズのテーブルであり、これを各方向に繰り返し展
開してマスク・データとして使用する。プリント・ヘッ
ドが備えるノズル数は16であり、2パス記録における
紙搬送量に相当する画素数は16/2=8であり、これ
はテーブルJ及びKの副走査方向サイズと一致する。
【0058】マスク処理部910では、出力制御部90
8を介してメモリ部906から読み出した画像データ1
(ドットC形成)に対するマスク処理を実行する。テー
ブル格納部909のマスク・データが1である場合に
は、データ1をそのまま出力してドットCを形成し、マ
スク・データが0である場合にはデータを0に置き換え
てドットCをマスクする。データ3(ドットA形成)あ
るいはデータ2(ドットB形成)に対してはマスク処理
は行わない。
【0059】図13は図12で示したマスク・テーブル
を用いた記録走査の様子を説明する図である。16のノ
ズルに対応する16ラインのデータに対して、8ライン
毎のJ、Kをマスク・パターンとして適用する。各記録
走査では、マスク処理部910において、テーブル格納
部909のマスク・データと出力制御部908を介して
メモリ部906から読み出した画像データとを比較し、
画像データがマスク・データと一致する場合に駆動波形
ONを意味するデータ1を出力し、一致しない場合は駆
動波形をOFFさせるデータ0を出力する。全ての画像
領域は常に2回の走査によりJ、Kの順にマスク処理さ
れて記録データが生成されることになる。
【0060】本実施形態においては、全16ノズルに対
して上8ノズル郡からなる第1グループと下8ノズル群
からなる第2グループとの2つのグループに分割する
(図10)。第1ノズル・グループには常に第1駆動波
形発生部1202出力である第1駆動波形を供給し、第
2ノズル・グループには常に第2駆動波形発生部120
3出力である第2駆動波形を供給する。先に述べたとお
り、本実施形態においてはマスク・テーブルを用いて記
録データを間引いて、2パス記録により同一ラインを2
回の走査で形成する。この2回の走査に対して、固定的
に、第1ノズル・グループに第1駆動波形、第2ノズル
・グループに第2駆動波形、をそれぞれ供給し、同時に
画像データのマスク処理を行い、駆動波形要素毎のON
/OFF制御が実行される。走査間の紙搬送量はヘッド
幅の1/2である8ノズル(画素)相当である。この記
録走査の様子を図11に示す。
【0061】すなわち、全16ノズルのうち上側の8ノ
ズル群からなる第1グループと下側の8ノズル群からな
る第2グループとに対して、異なるインク滴量を吐出す
る第1駆動波形と第2駆動波形とそれぞれ固定的に供給
し、各ノズルに対応する記録走査データに基づき供給さ
れた駆動波形に含まれる2種の波形要素のON/OFF
制御を実行する。これにより、各ノズル毎に供給するメ
イン駆動波形を個別に選択するスイッチ回路を増大させ
ることなく、しかも紙搬送幅相当のムラの発生も回避
し、効率よくサイズの異なるドットを形成することがで
き、階調性に優れた高品位な画像形成を実現する。
【0062】なお、ここでは、同一領域を2回の走査で
形成する2パス記録を例に挙げて説明したが、3パスや
4パス、あるいはそれ以上の記録パス数のマルチパス記
録に適用できる。これに対応して、グループ分けを追加
・変更することも可能であり、同時に、供給する駆動波
形を走査毎に切り替えることもできる。
【0063】以上詳細に説明したとおり、異なる量のイ
ンク滴を吐出するための異なる複数の駆動波形を生成
し、グループ分けされた各ノズル群に対して複数の駆動
波形の選択制御を実行し、各ノズルに対するデータに基
づく波形選択及びON/OFF制御と組み合わせること
により、多種のドット径の形成を効率よく実現し、回路
規模や転送データ量を増大させることなく、階調性が高
くムラのない高品位な画像形成を可能にする優れたイン
クジェット記録装置が実現できる。
【0064】(その他の実施形態)上記実施形態におい
ては、4色(Bk、Cy、Mg、Ye)のカラー・イン
クがそれぞれ封入されたインク・タンクとそれぞれに対
応した4つのヘッドが一体化したマルチヘッドを搭載し
たインクジェット記録装置について説明したが、各イン
クに対応して独立した一色ヘッドから構成されるマルチ
ヘッドを搭載するものであってもよい。さらには、イン
ク色についても4色に限定するものではなく、またL−
CyやL−Mgなど淡色を用いて濃度の異なる複数のイ
ンクを用いた構成であってもよい。ノズル数も64や6
0に限定するものではない。さらには、各インク色毎に
画素あたり1ドットを記録するインクジェット記録装置
について説明したが、同一インクの重ね打ちを行うもの
であってもよい。
【0065】又、搭載するプリント・ヘッドは一組(各
色1つ)に限定するものではなく、複数組(各色2つ以
上)のヘッドを備えたインクジェット記録装置に対して
も適用できる。図14は二組のプリント・ヘッドを搭載
したインクジェット記録装置の記録部の構成を示した概
略図である。キャリッジ302は第一プリント・ヘッド
301と第二プリント・ヘッド307を搭載しており、
それぞれ6色(Bk、Cy、Mg、Ye、L−Cy、L
−Mg)インクに対応する。図15は二組のプリント・
ヘッドのインク配列の一例を示した図であり、ここでは
インク配列が対称になるよう構成している。
【0066】上記実施形態においては、2種の駆動波形
信号を生成して、これを使い分けるものを例に説明した
が、駆動波形信号は3種以上であってもよいし、走査毎
に異なる波形を発生するものであってもよい。又、図6
a及び図6bに示す2種の駆動波形を例に挙げたが、こ
れに限定するものではない。ここでは、画素毎の駆動波
形の切替え方式として「時分割パルス印加方式」を採用
したが、「パルス切替え方式」であってもよいし、これ
らの併用であってもよい。画素毎には波形を選択しない
ものであってもよい。
【0067】又、本発明に係るインクジェット記録装置
の形態は、コンピュータやワード・プロセッサをはじめ
とする情報処理装置の画像出力装置として一体又は別体
に設けられるものに限らず、読取装置と組み合わせた複
写装置や通信機能を有するファクシミリ装置などであっ
てもよい。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、異なる量のインク滴を吐出するための異なる複数
の駆動波形を生成し、グループ分けされた各ノズル群に
対して複数の駆動波形の選択制御を実行し、各ノズルに
対するデータに基づく波形選択及びON/OFF制御と
組み合わせることにより、多種のドット径の形成を効率
よく実現し、回路規模や転送データ量を大幅に増大させ
ることなく、階調性が高くムラのない高品位な画像形成
を可能にする優れたインクジェット記録装置が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるプリント・ヘ
ッド駆動制御ブロックの概略ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるプリント・ヘ
ッドが備えるノズルのグループ分けの様子を説明する図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるインクジェッ
ト記録装置を示す概略図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるプリント・ヘ
ッドの模式図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における走査毎の駆動
信号選択制御などの様子を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態における二種の駆動波
形信号を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるプリント・ヘ
ッド駆動制御ブロックの概略ブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における走査毎の駆動
信号選択制御などの様子を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施形態におけるプリント・ヘ
ッド駆動制御ブロックの概略ブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施形態におけるプリント・
ヘッドが備えるノズルのグループ分けの様子を説明する
図である。
【図11】本発明の第3の実施形態における走査毎の駆
動信号選択制御などの様子を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施形態におけるマスク・テ
ーブルの一例を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施形態における記録走査毎
のマスク処理の様子を示す図である。
【図14】本発明のその他の実施形態におけるインクジ
ェット記録装置を示す概略図である。
【図15】本発明のその他の実施形態における二組プリ
ント・ヘッドのインク配列の一例を示す図である。
【図16】インクジェット記録装置の全体制御回路の構
成例を示す概略ブロック図である。
【図17】マルチパス記録の様子を説明する模式図であ
る。
【図18】「時分割パルス印加方式」を説明する模式図
である。
【図19】「パルス切替え方式」を説明する模式図であ
る。
【図20】従来のマルチパス記録に対する駆動波形の切
り替え方法の一例を示す図である。
【図21】隣接ドットを形成するインク滴の紙面着弾時
間差が短い場合の浸透・定着の様子を説明する模式図で
ある。
【符号の説明】
102 第1駆動波形生成部 103 第2駆動波形生成部 104 第1グループ波形選択部 105 第2グループ波形選択部 106 メモリ部 107 入力制御部 108 出力制御部 110a−110p スイッチ部 120 制御部 622 プリントヘッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じてインク滴を吐出する複
    数の吐出部を有するプリントヘッドを備え、前記プリン
    トヘッドを記録媒体上に相対的に走査させつつ前記各吐
    出部からインク滴をそれぞれ吐出させることにより、入
    力された画像情報に基づく画像を形成するインクジェッ
    ト記録装置であって、 前記複数の吐出部を複数のグループに分割した吐出部群
    と、 少なくとも異なる量のインク滴を吐出させる駆動パルス
    からなる複数の駆動信号を発生する駆動信号発生手段
    と、 前記吐出部群毎に、前記駆動信号発生手段が発生する複
    数の駆動信号のうち少なくとも一つを選択する駆動信号
    選択手段と、 画像情報に基づいて、前記駆動信号選択手段が選択する
    駆動信号の前記各吐出部への供給可否を制御するスイッ
    チ手段と、を備えることを特徴とするインクジェット記
    録装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体上の同一領域に対して前記プリ
    ントヘッドを相対的に複数回走査させて画像を形成する
    ことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記駆動信号選択手段は、前記駆動信号
    発生手段が発生する複数の駆動信号の中から、記録媒体
    の同一領域に対する複数の走査の走査毎に異なる波形の
    駆動信号を選択することを特徴とする請求項2記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記吐出部群は、記録媒体の搬送方向に
    配列された複数の吐出部を均等な間隔でグループ化した
    吐出部群によって構成したことを特徴とする請求項1又
    は2記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記吐出部群は、記録媒体の搬送方向に
    配列された複数の吐出部を記録媒体の1回当たりの搬送
    量に対応してグループ化した吐出部群によって構成した
    ことを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記吐出部群は、記録媒体の搬送方向に
    配列された複数の吐出部を乱数的にグループ化した吐出
    部群によって構成したことを特徴とする請求項1又は2
    記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記吐出部は、入力される駆動信号の波
    形に応じて伸縮する振動子によりインク的を吐出するこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7111932B2 (en) 2003-09-18 2006-09-26 Hewlett-Packard Development Company Managing contaminants in a fluid-delivery device
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