JP2001033516A - エージング用ソケット、カセット及びそのエージング装置 - Google Patents

エージング用ソケット、カセット及びそのエージング装置

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JP2001033516A
JP2001033516A JP11208577A JP20857799A JP2001033516A JP 2001033516 A JP2001033516 A JP 2001033516A JP 11208577 A JP11208577 A JP 11208577A JP 20857799 A JP20857799 A JP 20857799A JP 2001033516 A JP2001033516 A JP 2001033516A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、しかも被検査部品の数量の多少に係
わらずエージングできるカセット及びそのエージング装
置を得ること。 【解決手段】 本発明のエージング用カセット60は、
被エージング部品Dを装着できる装着部が形成された基
台34に、ヒータ71と温度調整器54とを組み込んだ
本発明のソケット70を複数個、マトリックス状に配設
して構成されており、それらのソケット70に装着され
たカセット60をエージング装置50のスロット52に
装着し、そのカセット60のソケット70に被エージン
グ部品Dが部分的に装着されているだけであっても、単
独でエージングできるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザデバ
イスのような小型電子部品に適用して好適なエージング
用カセット及びそのエージング装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】先ず、従来技術のエージング用ソケッ
ト、カセット及びそのエージング装置を図7乃至図13
を用いて説明する。図7は現用の半導体レーザカプラの
一例を概念的に示した平面図、図8は従来技術のエージ
ング装置の正面図、図9は従来技術のエージングカセッ
トの外観斜視図、図10は図9に示したエージング用カ
セットの蓋体の一部をカットして示した平面図、図11
は図10に示した矢印Aから見たエージング用カセット
の側面を一部断面で示した側面図、図12は図10に示
した矢印Bから見たエージング用カセットの側面図、そ
して図13はエージング用カセットに組み込まれている
ソケットを示していて、同図Aはその平面図、同図Bは
同図AのA−A線上における拡大断面図である。
【0003】先ず、エージングしようとする被エージン
グ部品の一つである半導体レーザカプラを簡単に説明す
る。この半導体レーザカプラDは、図7に示したよう
に、基板に搭載されたレーザ素子本体が直方体構造のパ
ッケージ1に収納され、その基板1の上面中央部には開
口2が開けられており、また、その両側面の中央部には
楔形の切り欠き3が形成されていて、前記開口2からレ
ーザ光が放射され、反射体で反射された反射光がこの開
口2に入射し、何らかの信号が検出できるように構成さ
れているものである。
【0004】図9に示したエージング用カセット(以
下、単に「カセット」と略記する)20及び図8に示し
た従来技術のエージング装置10は、前記のような半導
体レーザカプラDを前記カセット10に装着して、その
カセット20を前記エージング装置10に装着し、60
°C〜70°Cの温度を加えて、その半導体レーザカプ
ラDの諸特性の劣化の状態を評価する装置である。
【0005】前記エージング装置10は大型のハウジン
グ11を中心に構成され、その内部は前記温度で恒温に
保たれる恒温槽機能を備え、また、その内部はマトリッ
クス状に仕切られて複数個のスロット12が配列、形成
されている。また、図示していないが、内部には、共通
のヒータとファンとが内蔵されていて、ヒータで加熱さ
れた熱風をファンでハウジング11内に送風してほぼ同
一の温度で全てのカセット20を同時に加熱し、そして
やはり内蔵されている温度調整器により、その温度が一
定に制御されるように構成されている。また、図示の状
態で右側の前面パネル部13には、上方に温度表示装置
14と電源スイッチ15とが、下方にブレーカ16など
が組み込まれている。なお、前記エージング装置10の
エージング中は前面がドアで閉鎖され、内部を恒温に保
つのであるが、図8には、ドアを外した状態で示した。
また、この図8には、前記のそれぞれのスロット12内
に図9に示したカセット20を挿入、装着した状態で示
した。
【0006】また、前記カセット20は、図9乃至図1
2に示したような構造で構成されている。即ち、このカ
セット20は本体21と蓋体22とがヒンジ23で連結
された構造のもので、本体21側には複数個の被エージ
ング部品である半導体レーザカプラDが装着され、蓋体
22側には、それぞれの前記半導体レーザカプラDに対
応し、レーザ光を受光する受光素子Rが組み込まれてい
る。
【0007】図9は本体21側に半導体レーザカプラD
が装着された状態を図示したものであるが、半導体レー
ザカプラDは図10乃至13に示したソケット30に装
着されている。そのソケット30の構造を説明する前
に、前記カセット20の構成を説明する。カセット20
の前記本体21側の蓋体22側に面した部分には、複数
個のソケット30がマトリックス状に整列させて組み込
まれている。これらのソケット30には電源電極、接地
電極、信号の送受信電極が組み込まれていて、これら
は、前記ソケット30の下方に配設されている電子回路
基板24に接続されており、この電子回路基板24の一
部は、前記エージング装置10のスロット12にカセッ
ト20を挿入した場合の差し込み端子24Aとしてカセ
ット20のヒンジ23側に導出されている。
【0008】一方の蓋体22側には、その本体21側の
表面に、前記のそれぞれのソケット30に対向した部分
に円形孔25が開けられ、半導体レーザカプラDがソケ
ット30に装着された状態で蓋体22を閉めた場合に、
それらの半導体レーザカプラDを抑えることができる抑
え板26が配設されており、そして前記のそれぞれの円
形孔25に臨んで前記受光素子Rが配設されている。こ
れらの受光素子Rの各種の電極も、その後方に配設され
ている電子回路基板27の電子回路に接続されており、
この電子回路基板27の一部は、前記エージング装置1
0のスロット12にカセット20を挿入した場合の他の
差し込み端子27Aとして同様にカセット20のヒンジ
23側に導出されている。
【0009】なお、ヒンジ23側とは反対側の本体21
の端面にはコの字型のハンドル28Aが、そして蓋体2
2側の端面にもコの字型の同一の大きさのハンドル28
Bが取り付けられている。
【0010】前記ソケット30は、図13に示したよう
に、中央部が肉厚の円筒部31で、その上端部に水平の
比較的厚さの薄い円板状の上フランジ32が、円筒部3
1の下端部にも水平の比較的厚さが厚い円板状の取付け
フランジ33とから構成された断面コの字型の鼓型に似
た筒形構造の基台34の部品であって、その中央部の断
面円形の中空部35の内周面に接して互いに対向した位
置に、半導体レーザカプラDの載置面から基台34の下
方に向かって一対の電極ピン36A、36Bが導出され
ている。
【0011】更に、これらの電極ピン36A、36Bの
外周に接して一対の位置決めピン37A、37Bが基台
34の上面から若干上方に突出して、その基台34に埋
設されている。これらの位置決めピン37A、37Bの
内周面間隔は前記半導体レーザカプラDのパッケージ1
に形成された一対の切り欠き3の間隔に相当する距離と
する。符号38は取付けフランジ33に形成された4個
の取付けネジ孔を指し、符号39は上フランジ32に形
成された貫通孔であって、取付けフランジ33の上方に
位置し、ドライバなどを差し込んで前記ネジ孔38から
本体21側の取付け部材にネジ止めするためのものであ
る。図示のソケット30には半導体レーザカプラDが装
着された状態で描かれている。
【0012】従来技術のエージング装置10及びカセッ
ト20は前記のような構造で構成されているものであ
る。このようなエージング装置10及びカセット20を
用いて半導体レーザカプラDをエージングする場合に
は、先ず、カセット20の蓋体22を開き、その本体2
1側に配設されている複数個のソケット30に半導体レ
ーザカプラDを、その切り欠き3に前記一対の位置決め
ピン37A、37Bを挿入するようにして前記一対の電
極ピン36A、36Bに接触させて載置する。
【0013】次に、このように多数の半導体レーザカプ
ラDが装着されたカセット20を多数、前記エージング
装置10のスロット12に挿入し、カセット20から突
き出ている差し込み端子24A、27Aをスロット12
の奥に取り付けられているソケット(不図示)に差し込
み、取り付け、不図示のドアを閉める。
【0014】そして次に、エージング装置10の電源ス
イッチ16を投入し、ハウジング11内が前記のような
所定の一定温度に達するように加熱し、そして個々のカ
セット20が所定の一定温度に維持されるように温度調
整器13で調整する。同時に、それぞれの半導体レーザ
カプラDに前記差し込み端子24Aを通じて電力を供給
し、また、それぞれの半導体レーザカプラDに対応する
受光素子Rにも、前記差し込み端子27Aを通じて電力
を供給し、逆にそれぞれの受光素子Rが対応する受光素
子Rから受光したレーザ光によって生じたデータ信号を
前記差し込み端子27Aからエージング装置10に接続
されているコンピュータ(不図示)に入力し、データ処
理を行って、それぞれの半導体レーザカプラDの特性変
化などの記録を採る。このようなエージングを行って、
個々の半導体レーザカプラDの良否、或いは生産ロット
毎の半導体レーザカプラDの良否などを検討する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術のエ
ージング装置10は、そのもの自体が恒温槽としての機
能を果たしているため、全てのカセット20をセットし
た後、所定の温度プロファイルを作らなければならな
い。また、そのエージング装置自体のサイズがかなり大
きく、価格も非常に高価なものである。更にまた、従来
技術のエージング装置10では、恒温槽である本体を1
つの温度調整器で制御しており、1回当たりの作業は全
てのスロット12にカセット20をセットして行わなけ
ればならず、作業能率が悪かった。
【0016】本発明は、これらの課題を解決しようとす
るものであって、カセットの価格は若干高くなるが、エ
ージング装置そのものは非常に安価に製造できるので、
全体のエージングシステムとしては非常に安価であり、
しかも、被検査部品の数量の多少に係わらずエージング
できるエージング用ソケット、カセット及びそのエージ
ング装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】従って、請求項1に記載
の発明では、被エージング部品を装着できる装着部が形
成されたソケットの基台に、前記装着部に装着された被
エージング部品を加熱するヒータと、前記装着部の温
度、その装着部に装着され、加熱されている被エージン
グ部品の温度、或いは前記ヒータの温度を検出する温度
センサとを前記装着部に臨んで組み込んで、前記課題を
解決している。また、請求項1に記載の発明では、被エ
ージング部品を装着できる装着部が形成されたソケット
が複数個、配設されて構成されているエージング用カセ
ットにおいて、前記個々のソケットとして請求項1に記
載のソケットが組み込まれており、そして前記個々のソ
ケットに装着されているヒータ及び温度センサの端子を
電源に対して並列に接続し、そして内蔵されている電子
回路基板の電源回路に接続して、前記課題を解決してい
る。更にまた、請求項3に記載の発明では、エージング
装置を、請求項2に記載のエージング用カセットをセッ
トできるスロットを複数個配設し、そしてそれら個々の
スロットに始動スイッチ、温度調整器、必要に応じて温
度表示器を組み込んで構成して、前記課題を解決してい
る。
【0018】従って、請求項1に記載の発明によれば、
装着された被エージング部品を直接加熱することができ
る。また、請求項2に記載の発明によれば、装着された
被エージング部品を全て同時に、或いはグループ毎に、
または個別にも加熱してエージングでき、それぞれの特
性の状態を評価することができる。更にまた、請求項3
に記載の発明によれば、エージング装置は恒温槽でなく
てよく、また、スロットにセットした分のエージング用
カセットのエージングを個々に、或いはグループ毎に、
または全体を同時に始動させて、温度調整を行わせるこ
とができ、従って、被エージング部品の個々に評価を行
うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態のエー
ジング用カセット及びそのエージング装置を図1乃至図
6を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態のエー
ジング装置の正面図、図2は本発明の一実施形態のエー
ジングカセットの外観斜視図、図3は図2に示したエー
ジング用カセットの蓋体の一部をカットして示した平面
図、図4は図3に示した矢印Aから見たエージング用カ
セットの側面を一部断面で示した側面図、図5は図3に
示した矢印Bから見たエージング用カセットの側面図、
そして図6はエージング用カセットに組み込まれている
ソケットを示していて、同図Aはその平面図、同図Bは
同図AのA−A線上における拡大断面図である。
【0020】先ず、図1を用いて本発明の一実施形態の
エージング装置を説明する。図1において、符号50は
本発明のエージング装置を指す。このエージング装置5
0は、ハウジング51を中心に構成され、その内部はマ
トリックス状に仕切られて複数個のスロット52が配
列、形成されている。これらのスロット52の奥には、
後記のカセット60の2枚の差し込み端子が差し込める
ソケット(不図示)とこれに接続され、個々のカセット
60の本体61に装着されている個々の半導体レーザカ
プラDに電力を供給し、また、蓋体62に装着されてい
る個々の受光素子Rに電力を供給し、同時に半導体レー
ザカプラDから発射されたレーザ光を受光して、その発
光特性などの状態を評価するための評価回路(不図示)
が内蔵、或いは外付けで接続されている。
【0021】また、それぞれのスロット52の、この実
施形態では右側の開口部には、それぞれのスロット52
に挿入されたカセット60に電力を供給するための電源
スイッチ53と、個々のカセット60の個々のソケット
30に装着されている半導体レーザカプラDの温度を調
整するための温度調整器54と、モニター55とが前面
パネル表面に取り付けられている。更にまた、図示の状
態で右側の前面パネル部56には、上方に主電源スイッ
チ57と、下方に主ブレーカ58が組み込まれている。
なお、前記エージング装置50は、従来技術のエージン
グ装置10と同様に、エージング中、その前面がドアで
閉鎖され、内部を恒温に保つのであるが、図1では、ド
アを外した状態で示した。また、この図1には、前記の
それぞれのスロット52内に図2に示したカセット60
を挿入、装着した状態で示した。
【0022】次に、図2乃至図5を用いて、本発明の一
実施形態のカセットを説明する。なお、本発明のカセッ
トにおける従来技術のカセット20の構造、構成部分と
同一の部分には同一の符号を付して、それらの説明を省
略する。図2において、符号60は全体として本発明の
カセットを指す。このカセット60が従来技術のカセッ
ト20と異なる部分は、それぞれのソケット70が異な
っている点である。個々のソケット70には、図6に示
したように、その基台34の中空部35に、半導体レー
ザカプラDが載置された場合に接触できる状態で端部が
載置部に臨むようにヒータ71が組み込まれていること
と、このヒータ71と前記載置部の近傍に臨むように温
度センサ73が組み込まれていることである。ヒータ7
1は、例えば、ペルチエ効果を応用した固体素子が好適
であり、符号72はその端子である。また、前記温度セ
ンサ73は、例えば、熱電対のような素子であって、符
号74はその端子である。
【0023】温度センサ73の装着位置は、できるだけ
加熱される半導体レーザカプラDの近傍に配設されて、
その温度を検出するのが好ましいが、予め温度補正がで
きれば、装着部の温度、或いは前記ヒータの温度を検出
できるように配設してもよい。
【0024】このようなソケット70を複数個、マトリ
ックス状に配設したのが、図2乃至図5に記載の本発明
のカセット60である。特に図4に一部分を破断して示
したように、本体21に内蔵されている電子回路基板2
4の電力供給回路(不図示)にヒータ71の端子72を
接続し、温度センサ73の端子74を電子回路基板24
の温度制御回路(不図示)に接続する。他の複数個のソ
ケット70も同様に、並列接続する。
【0025】次に、このように多数の半導体レーザカプ
ラDが装着されたカセット60を多数、前記エージング
装置50のスロット12に挿入し、カセット60から突
き出ている差し込み端子24A、27Aをスロット12
の奥に取り付けられている前記のソケット(不図示)に
差し込み、取り付け、不図示のドアを閉める。
【0026】そして次に、エージング装置50の主電源
スイッチ57と個々の電源スイッチ53を投入し、個々
のカセット60内のソケット70に装着されている半導
体レーザカプラDが所定の一定温度に維持されるように
前記温度センサ73を介して温度調整器54で制御す
る。同時に、それぞれの半導体レーザカプラDに前記差
し込み端子24Aを通じて電力を供給し、また、それぞ
れの半導体レーザカプラDに対応する受光素子Rにも、
前記差し込み端子27Aを通じて電力を供給し、逆にそ
れぞれの受光素子Rが対応する受光素子Rから受光した
レーザ光によって生じたデータ信号を前記差し込み端子
27Aからエージング装置50に接続されているコンピ
ュータ(不図示)に入力し、データ処理を行って、それ
ぞれの半導体レーザカプラDの特性変化などの記録を採
る。また、個々のモニター55にも、データを表示す
る。このようなエージングを行って、個々の半導体レー
ザカプラDの良否、或いは生産ロット毎の半導体レーザ
カプラDの良否などを検討する。
【0027】前記主電源スイッチ57は無くてもよい。
この場合は、個々のスロット52に付属している電源ス
イッチ53を投入することによって、そのスロット52
内の個々のソケット70に装着されている半導体レーザ
カプラDをヒータ71で加熱されるような電源回路を構
成しておいてもよい。また、前記の全スロット52にカ
セット60を装着し、エージングを行いたい場合には、
前記主電源スイッチ57を投入するだけで、全ソケット
70に通電が行われ、ヒータ71が加熱されるような電
源回路を構成しておいてもよい。
【0028】本発明の前記カセット60及びエージング
装置50で、前記のような半導体レーザカプラDのエー
ジングに当たっては、エージング装置50の全てのスロ
ット52にカセット60を装着する必要は無い。個々の
ソケット70にはヒータ71が組み込まれているので、
一つのスロット52に一つのカセット60を装着して、
そのスロット52に付属している電源スイッチ53を投
入するだけで半導体レーザカプラDのエージングを行う
ことができる。
【0029】また、個々のソケット70にはヒータ71
が組み込まれているので、一つのカセット60内の全て
のソケット70に被エージング部品である半導体レーザ
カプラDが装着されていなくても、極端な場合、1個の
半導体レーザカプラDのみが装着されているカセット6
0であっても、エージング装置50のスロット52に装
着して、そのスロット52に付属している電源スイッチ
53を投入することで、その半導体レーザカプラDのエ
ージングを行うことができる。
【0030】前記の説明では、被エージング部品として
半導体レーザカプラを採り上げて説明したが、被エージ
ング部品としては、これに止まらず、一般的なICなど
の半導体装置、その他の電子部品、或いは機械的部品の
エージングを行う場合にも、本発明を応用できることは
言うまでもないことを付言しておく。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のエージング用ソケットによれば、装着された被エージ
ング部品を直接加熱することができる。また、本発明の
エージング用カセットによば、装着された被エージング
部品を全て同時に、或いはグループ毎に、または個別に
も加熱してエージングでき、それぞれの特性の状態を評
価することができる。更にまた、本発明のエージング装
置によれば、エージング装置は恒温槽では内ので非常に
安価であり、また、スロットにセットした分のエージン
グ用カセットのエージングを個々に、或いはグループ毎
に、または全体を同時に始動させて、温度制御を行うこ
とができるので、被エージング部品の数量の多少に係わ
らずエージングできるなど、数々の優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のエージング装置の正面
図である。
【図2】 本発明の一実施形態のエージングカセットの
外観斜視図である。
【図3】 図2に示したエージング用カセットの蓋体の
一部をカットして示した平面図である。
【図4】 図3に示した矢印Aから見たエージング用カ
セットの側面を一部断面で示した側面図である。
【図5】 図3に示した矢印Bから見たエージング用カ
セットの側面図である。
【図6】 エージング用カセットに組み込まれているソ
ケットを示していて、同図Aはその平面図、同図Bは同
図AのA−A線上における拡大断面図である。
【図7】 現用の半導体レーザカプラの一例を概念的に
示した平面図である。
【図8】 従来技術のエージング装置の正面図である。
【図9】 従来技術のエージングカセットの外観斜視図
である。
【図10】 図9に示したエージング用カセットの蓋体
の一部をカットして示した平面図である。
【図11】 図10に示した矢印Aから見たエージング
用カセットの側面を一部断面で示した側面図である。
【図12】 図10に示した矢印Bから見たエージング
用カセットの側面図である。
【図13】 図9に示したエージング用カセットに組み
込まれているソケットを示していて、同図Aはその平面
図、同図Bは同図AのA−A線上における拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
20…従来技術のエージング用カセット、21…本体、
22…蓋体、24,27…電子回路基板、31…円筒
部、34…エージング用ソケット70の基台、35…中
空部、36A,36B…電極ピン、37A,37B…位
置決めピン、50…本発明の一実施形態のエージング装
置、52…スロット、53…電源スイッチ、54…温度
調整器、55…モニター、60…本発明の一実施形態の
エージング用カセット、70…本発明の一実施形態のエ
ージング用ソケット、71…ヒータ、73…温度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被エージング部品を装着できる装着部が
    形成されたソケットの基台に、 前記装着部に装着された被エージング部品を加熱するヒ
    ータと、 前記装着部の温度、その装着部に装着され、加熱されて
    いる被エージング部品の温度、或いは前記ヒータの温度
    を検出する温度センサとが前記装着部に臨んで組み込ま
    れていることを特徴とするエージング用ソケット。
  2. 【請求項2】 被エージング部品を装着できる装着部が
    形成されたソケットが複数個、配設されて構成されてい
    るエージング用カセットにおいて、前記個々のソケット
    として請求項1に記載のソケットが組み込まれており、
    そして前記個々のソケットに装着されているヒータ及び
    温度センサの端子が電源に対して並列に、そして内蔵さ
    れている電子回路基板の電源回路に接続されていること
    を特徴とするエージング用カセット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のエージング用カセット
    をセットできるスロットが複数個が配設され、そしてそ
    れら個々のスロットに始動スイッチ、温度調整器、必要
    に応じて温度表示器が組み込まれて構成されていること
    を特徴とするエージング装置。
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