JP2001030446A - 積層クロスシート - Google Patents

積層クロスシート

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JP2001030446A
JP2001030446A JP20532399A JP20532399A JP2001030446A JP 2001030446 A JP2001030446 A JP 2001030446A JP 20532399 A JP20532399 A JP 20532399A JP 20532399 A JP20532399 A JP 20532399A JP 2001030446 A JP2001030446 A JP 2001030446A
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JP
Japan
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ethylene
woven fabric
laminated
olefin copolymer
resin
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JP20532399A
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English (en)
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Takashi Yamashita
山下  隆
Yoshinori Hashimoto
美則 橋本
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Japan Polychem Corp
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Japan Polychem Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 織布基材の材料を限定することなく、強固な
接着性、優れた強度、及び高いシール強度を有する製品
を、押出ラミネート加工法でも安価に製造可能な積層ク
ロスシートを提供することを課題とする。 【解決手段】 熱可塑性樹脂延伸糸からなる織布基材の
表面をアンカーコート処理した後、該処理面に、密度
0.870〜0.920g/cm3、MFR1〜100
g/10分、且つTREFによる溶出曲線の最大ピーク
温度が25〜85℃、90℃以下の溶出量が90重量%
以上であるエチレン・α−オレフィン共重合体を主体と
するポリエチレン系樹脂材料からなる樹脂層を積層して
積層クロスシートとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織布(クロス)基
材と樹脂層とを積層してなる積層クロスシートに関す
る。詳しくは、本発明は高周波ウェルダー、加熱シール
等の方法でシールして、フレキシブルコンテナ、カバ
ー、袋等として使用される積層クロスシートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブルコンテナ等に使用さ
れるクロスシートとしては、ポリエステル、ポリアミド
系等の熱可塑性樹脂延伸糸よりなる織布(クロス)にポ
リ塩化ビニル樹脂を積層した積層クロスシートが使用さ
れている。しかし、ポリ塩化ビニル樹脂には柔軟性等の
改良目的で可塑剤が多量に配合されているため、可塑剤
がブリード(溶出)して充填物に移行したり汚れが付着
したりしやすくなるなどの問題が指摘されている。
【0003】そこで、近時はポリ塩化ビニル樹脂に替わ
り、エチレン・酢酸ビニル共重合体系を積層したもの
(特開昭58−148760号公報、特開昭59−22
4341号公報、特公平3−46303号公報等)、直
鎖状低密度ポリエチレンを主成分とする樹脂を積層した
もの(実公平4−32273号公報等)、メタロセン触
媒を用いて製造されたエチレン・α−オレフィン共重合
体を積層したもの(特開平9−201924号公報等)
等の、ポリエチレン系樹脂を用いた積層クロスシートが
開発されている。
【0004】しかし、いずれも織布基材との接着性が十
分でないため、高周波ウェルター、加熱シール等による
シール強度が充分に出ない。また、特に押出ラミネート
加工法で製造する場合は、ポリエチレン系樹脂では織布
基材との接着が熱融着となるため、織布基材の熱可塑性
樹脂もポリエチレン系樹脂に限定される。このため、強
度の優れた他の熱可塑性樹脂延伸糸の織布基材が使用で
きず、強度的に劣るものしか得られないこととなってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、織布基材の
樹脂材料を限定することなく、強固な接着性、優れた強
度、及び高いシール強度を有する製品を、押出ラミネー
ト加工法でも安価に製造可能な積層クロスシートを提供
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討を行った結果、アンカーコート処
理をした織布基材に特定のエチレン・α−オレフィン共
重合体を比較的低温で押出ラミネート加工法によって積
層することにより、織布基材の劣化がなく引張強度が強
く、強固な接着性、高いシール強度を有する積層クロス
シートが得られることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂延伸糸
からなる織布により形成され、その少なくとも片面がア
ンカーコート処理された織布基材と、該織布基材のアン
カーコート処理面に積層された樹脂層とを有する積層ク
ロスシートであって、前記樹脂層が以下に示す物性
(a)〜(c)を満たすエチレン・α−オレフィン共重
合体を主体とするポリエチレン系樹脂材料により形成さ
れていることを特徴とする、積層クロスシートを提供す
る。 (a)密度が0.870〜0.920g/cm3である
こと。 (b)MFRが1〜100g/10分であること。 (c)温度上昇溶離分別(TREF)による溶出曲線の
最大ピーク温度が25〜85℃であり、且つ90℃以下
における溶出量が前記エチレン・α−オレフィン共重合
体全量に対して90重量%以上であること。
【0008】また、本発明は、前記エチレン・α−オレ
フィン共重合体が、重合触媒としてメタロセン化合物を
用いて重合されたものである前記積層クロスシートを提
供する。また、本発明は、前記ポリエチレン系樹脂材料
が、前記エチレン・α−オレフィン共重合体:30〜9
9重量%と、密度が0.915〜0.950g/cm3
で且つMFRが1〜100g/分のエチレン系樹脂:7
0〜1重量%との混合物である、前記積層クロスシート
を提供する。また、本発明は、前記織布基材と前記樹脂
層とを、押出ラミネート加工法によって圧着ラミネート
して得られたものである、前記積層クロスシートを提供
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。本発明の積層クロスシートは、織布基材と樹脂
層との積層体である。
【0010】(1)織布基材 前記織布基材は、熱可塑性樹脂延伸糸からなる織布によ
り形成されている。延伸糸を構成する熱可塑性樹脂とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン(エチレン・プロ
ピレン共重合体、プロピレン・ブテン共重合体、プロピ
レ・ヘキセン共重合体等のプロピレンを主体とする共重
合体を含む)等のポリオレフィン系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ
ビニルアルコール系樹脂等が挙げられる。熱可塑性樹脂
の分子量等は特に限定されない。また、熱可塑性樹脂に
は、滑剤、アンチブロッキング剤、安定剤、酸化防止
剤、帯電防止剤、防曇剤、難燃剤、着色剤、その他の添
加剤が適宜配合されていてもよい。
【0011】前記延伸糸は、前記熱可塑性樹脂を延伸し
て繊維形状としたものである。繊維形状としては、テー
プ状、モノフィラメント、マルチフィラメント、混合糸
等のいずれの形状でもよい。本発明で用いられる織布
は、前記延伸糸を用いて布状に織ったものである。前記
延伸糸の太さは特に限定されないが、好ましくは100
〜3000デニール程度である。
【0012】(2)樹脂層 本発明の積層クロスシートにおける樹脂層は、エチレン
・α−オレフィン共重合体を主体とするポリエチレン系
樹脂材料により形成されている。 エチレン・α−オレフィン共重合体 前記エチレン・α−オレフィン共重合体は、以下に示す
物性(a)〜(c)を満たすことを必要とする。
【0013】(a)密度 前記エチレン・α−オレフィン共重合体は、その密度が
0.870〜0.920g/cm3、好ましくは0.8
80〜0.905g/cm3である。密度が0.870
g/cm3未満では押出ラミネート成形時の離ロール性
等の成形性に劣り、製品のブロッキング性も悪化する。
一方、密度が0.920g/cm3を超えるとシール性
が悪化する。なお、ここでいう密度はJIS−K711
2−A法に準拠して測定した値である。
【0014】(b)MFR 前記エチレン・α−オレフィン共重合体は、そのMFR
が1〜100g/10分、好ましくは3〜40g/10
分である。MFRが上記範囲外のものはいずれも溶融粘
度が高すぎるか低すぎるかするため、押出ラミネート成
形時の製膜性に劣る。なお、ここでいうMFRはJIS
−K7210(条件4)に準拠して測定した値である。
【0015】(c)温度上昇溶離分別 前記エチレン・α−オレフィン共重合体は、その温度上
昇溶離分別による測定で得られる溶出曲線の最大ピーク
温度が25〜85℃であり、且つ90℃以下における溶
出量が前記エチレン・α−オレフィン共重合体全量に対
して90重量%以上である。
【0016】ここで、本発明における温度上昇溶離分別
(Temperature Rising Elution Fraction:以下、「T
REF」と略す場合がある)による測定とは、「Journa
l ofApplied Polymer Science, Vol26, 4217-4231(198
1)」及び「高分子討論会予稿集 2P1C09(1985)」に記載
されている原理に基づき、以下のようにして行われるも
のである。
【0017】まず、測定対象となるポリマーを、溶媒中
で完全に溶解させた後に冷却し、不活性担体表面に薄い
ポリマー層を形成させる。かかるポリマー層は、結晶し
易いものが内側(不活性担体表面に近い側)に、結晶し
にくいものが外側に形成されてなるものである。次に、
温度を連続又は段階的に上昇させ、各温度で溶出した成
分を回収する。このとき、低温度段階ではポリマー組成
中の非晶部分、すなわちポリマーの持つ短鎖分岐の分岐
度の多いものから溶出し、温度が上昇すると共に徐々に
分岐度の少ないものが溶出し、最終段階で分岐の無い直
鎖状のものが溶出して、測定は終了する。このようにし
て各温度で回収される溶出成分の濃度を検出し、その溶
出量と溶出温度を求める。この溶出量と溶出温度によっ
て描かれるグラフが溶出曲線であり、これによりポリマ
ーの組成分布を知ることができる。
【0018】本発明で用いられる前記エチレン・α−オ
レフィン共重合体は、上記TREFによって得られる溶
出曲線中の最大ピーク温度が25〜85℃、好ましくは
35〜65℃である。また、90℃以下における溶出量
が該エチレン・α−オレフィン共重合体全量に対して9
0重量%以上、好ましくは95重量%以上である。前記
最大ピーク温度が25℃未満のものは耐ブロッキング性
が劣る傾向にあるので好ましくない。また、前記最大ピ
ーク温度が85℃を超えるもの、及び溶出量が90重量
%未満のものは、シール性が悪化する傾向にあるので好
ましくない。
【0019】このような物性(a)〜(c)を満たす前
記エチレン・α−オレフィン共重合体は、好ましくはエ
チレンと炭素数3〜12のα−オレフィンとを共重合し
て得られる直鎖状エチレン・α−オレフィン共重合体で
ある。炭素数3〜12のα−オレフィンとしては、具体
的にはプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、1−デセン、1−ドデセン等が挙げられる。こ
れらは単独で用いても、2種以上ブレンドして用い3元
以上の多元共重合体としてもよい。
【0020】また前記エチレン・α−オレフィン共重合
体は、上記α−オレフィン以外の他の共重合成分、例え
ば無水マレイン酸、無水イタコン酸等の不飽和カルボン
酸無水物、スチレン等の芳香族ビニル化合物等をグラフ
ト重合したものであってもよい。なお、グラフト重合す
る共重合成分の含有量は、0.05〜5重量%程度とす
るのが好ましい。グラフト成分の含有量がこの範囲内で
あれば織布基材との接着性が向上する。
【0021】本発明で用いられるエチレン・α−オレフ
ィン共重合体は、上記物性(a)〜(c)を満たすもの
であればいかなる方法により製造されたものであっても
よいが、重合触媒としてメタロセン化合物を用いて主成
分のエチレンと従成分のα一オレフィンとを共重合させ
て得られたものを用いるのが特に好ましい。
【0022】具体的には、特開昭58−19309号、
特開昭59−95292号、特開昭60−35005
号、特開昭60−35006号、特開昭60−3500
7号、特開昭60−35008号、特開昭60−350
09号、特開昭61−130314号、特開平3−16
3088号の各公報、ヨーロッパ特許出願公開第42
0,436号明細書、米国特許第5,055,438号
明細書、および国際公開公報WO91/04257号明
細書等に記載されているメタロセン触媒もしくはメタロ
セン/アルモキサン触媒を用いる方法にて重合して得ら
れたもの、又は、例えば国際公開公報WO92/071
23号明細書等に開示されているようなメタロセン化合
物と、該メタロセン化合物と反応して安定なイオンとな
る化合物とからなる触媒を使用して重合して得られたも
のを挙げることができる。
【0023】ここで、上述したメタロセン化合物と反応
して安定なイオンとなる化合物としては、カチオンとア
ニオンのイオン対から形成されるイオン性化合物又は親
電子性化合物であって、メタロセン化合物と反応して安
定なイオンとなって重合活性種を形成するものが挙げら
れる。
【0024】このうち、イオン性化合物としては下記式
(I)で表されるものが挙げられる。なお、式(I)
中、mは1以上の整数である。
【0025】
【化1】[Q]m+[Y]m- ・・・(I)
【0026】式(I)中、Qはイオン性化合物のカチオ
ン成分である。具体的には、カルボニウムカチオン、ト
ロピリウムカチオン、アンモニウムカチオン、オキソニ
ウムカチオン、スルホニウムカチオン、ホスホニウムカ
チオン等が挙げられ、更には、それ自身が還元され易い
金属の陽イオンや有機金属の陰イオン等も挙げることが
できる。
【0027】これらのカチオンは、特表平1−5019
50号公報等に開示されているようなプロトンを与える
ことができるカチオンだけでなく、プロトンを与えない
カチオンでもよい。
【0028】これらのカチオンの具体例としては、トリ
フェニルカルボニウム、ジフェニルカルボニウム、シク
ロヘプタトリエニウム、インデニウム、トリエチルアン
モニウム、トリプロピルアンモニウム、トリブチルアン
モニウム、N,N−ジメチルアンモニウム、ジプロピル
アンモニウム、ジシクロヘキシルアンモニウム、トリフ
ェニルホスホニウム、トリメチルホスホニウム、トリ
(ジメチルフェニル)ホスホニウム、トリ(メチルフェ
ニル)ホズホニウム、トリフェニルスルホニウム、トリ
フェニルオキソニウム、トリエチルオキソニウム、ピリ
リウム、銀イオン、金イオン、白金イオン、パラジウム
イオン、水銀イオン、フェロセニウムイオン等が挙げら
れる。
【0029】また、式(I)中、Yはイオン性化合物の
アニオン成分であり、メタロセン化合物と反応して安定
なアニオンとなる成分であって、有機ホウ素化合物アニ
オン、有機アルミニウム化合物アニオン、有機ガリウム
化合物アニオン、有機リン化合物アニオン、有機ヒ素化
合物アニオン、有機アンチモン化合物アニオン等が挙げ
られる。
【0030】具体的には、テトラフェニルホウ素、テト
ラキス(3,4,5−トリフルオロフェニル)ホウ素、
テトラキス(3,5−ジ(トリフルオロメチル)フェニ
ル)ホウ素、テトラキス(3,5−(t−ブチル)フェ
ニル)ホウ素、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ホウ素、テトラフェニルアルミニウム、テトラキス
(3,4,5−卜リフルオロフェニル)アルミニウム、
テトラキス(3,5−ジ(トリフルオロメチル)フェニ
ル)アルミニウム、テトラキス(3,5−ジ(t−ブチ
ル)フェニル)アルミニウム、テトラキス(ペンタフル
オロフェニル)アルミニウム、テトラフェニルガリウ
ム、テトラキス(3,4,5−トリフルオロフェニル)
ガリウム、テトラキス(3,5−ジ(トリフルオロメチ
ル)フェニル)ガリウム、テトラキス(3,5−ジ(t
−ブチル)フェニル)ガリウム、テトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ガリウム、テトラフェニルリン、テト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)リン、テトラフェニ
ルヒ素、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ヒ素、
テトラフェニルアンチモン、テトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)アンチモン、デカボレート、ウンデカボレ
ート、カルバドデカボレート、デカクロロデカボレート
等が挙げられる。
【0031】前記親電子性化合物としては、ルイス酸化
合物として知られているもののうち、メタロセン化合物
と反応して安定なイオンとなって重合活性種を形成する
ものであり、種々のハロゲン化金属化合物や固体酸とし
て知られている金属酸化物等が挙げられる。具体的に
は、ハロゲン化マグネシウムやルイス酸性無機化合物等
が例示される。
【0032】これらの触媒成分は、適宜、無機固体担
体、有機固体担体等に担持して使用することもできる。
担持の例としては、特開昭61−296008、特開平
1−101315、特開平5−301917等に記載さ
れている方法が挙げられる。これらの触媒を用いた共重
合の方法としては、気相法、スラリー法、高圧イオン重
合法、溶液法等を挙げることができる。高圧イオン重合
法としては、特開昭56−18607号公報、同58−
225106号公報等に記載されている、圧力が100
kg/cm2以上、好ましくは300〜2000kg/
cm2以上、温度が125℃以上、好ましくは130〜
250℃、特に好ましくは150〜200℃の反応条件
下で行われる、エチレン系重合体の製造方法を採用する
ことができる。
【0033】ポリエチレン系樹脂材料 本発明の樹脂層を形成するポリエチレン系樹脂材料は、
上記エチレン・α−オレフィン共重合体を主体とするも
のであり、該エチレン・α−オレフィン共重合体のみか
らなるものであってもよいが、本発明の効果を著しく損
なわない範囲で、無機充填剤、滑剤、アンチブロッキン
グ剤、安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、防曇剤、難燃
剤、着色剤、その他の添加剤を必要に応じて添加しても
よい。
【0034】また、前記ポリエチレン系樹脂材料は、上
記エチレン・α−オレフィン共重合体に、該エチレン・
α−オレフィン共重合体以外のエチレン系樹脂を配合し
た樹脂混合物であってもよい。上記エチレン・α−オレ
フィン共重合体と併用されるエチレン系樹脂としては、
分岐高圧法低密度ポリエチレン、及び、エチレンと共重
合可能な単量体(炭素数3〜12のα−オレフィンを除
く)、例えば酢酸ビニル、アクリル酸、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メタクリル等と共
重合して得られる共重合体樹脂が挙げられる。具体的に
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、
エチレン−アクリル酸エチル共重合体等が例示され、こ
れらは単独で又は二種以上併用してもよい。また前記エ
チレン系樹脂は、例えば無水マレイン酸、無水イタコン
酸等の不飽和カルボン酸無水物、スチレン等の芳香族ビ
ニル化合物等をグラフト重合したものであってもよい。
【0035】前記エチレン系樹脂の密度(JIS−K7
112−A法)は0.915〜0.950g/cm3
好ましくは0.915〜0.940g/cm3である。
密度が0.915g/cm3未満では押出ラミネート成
形時の成膜性に劣り、0.950g/cm3を超えると
シール性が悪化する。また、そのMFR(JIS−K7
210−条件4)は、1〜100g/10分、好ましく
は3〜40g/10分である。MFRが上記範囲外のも
のはいずれも溶融粘度が高すぎるか低すぎるかするた
め、押出ラミネート成形時の製膜性に劣る。
【0036】前記エチレン・α−オレフィン共重合体と
エチレン系樹脂とを併用する場合の好ましい組成は、エ
チレン・α−オレフィン共重合体が30〜99重量%、
好ましくは40〜95重量%であり、エチレン系樹脂が
70〜1重量%、好ましくは60〜5重量%である。エ
チレン・α−オレフィン共重合体が99重量%を超え、
エチレン系樹脂が1重量%未満となると、押出ラミネー
ト成形時の製膜性に劣る。一方、エチレン系樹脂が70
重量%を超え、エチレン・α−オレフィン共重合体が3
0重量%未満となると、シール性が悪化する。
【0037】(3)積層クロスシート 本発明の積層クロスシートは、上述した織布基材と樹脂
層とを含む積層体である。シート全体及び各層の厚みに
ついては特に制限はないが、樹脂層の厚みは好ましくは
30〜500μm程度である。
【0038】本発明の積層クロスシートは、前記織布基
材の表面にアンカーコート処理を施し、該処理面に樹脂
層を積層したものである。アンカーコート処理は本発明
では不可欠である。樹脂層は織布基材の片面のみに積層
してもよく、また両面に積層してもよい。従って、アン
カーコート処理は片面のみに行ってもよく、両面に行っ
てもよい。
【0039】なお、アンカーコート処理を行う前に、織
布基材に必要に応じてコロナ処理、フレーム処理等の酸
化処理を行うことが望ましい。特に、織布基材がポリオ
レフィン系樹脂延伸糸からなる場合は、アンカーコート
処理を行う前に織布基材にコロナ処理を行うことが好ま
しい。
【0040】本発明で用いるアンカーコート剤として
は、ポリウレタン、イソシアネート化合物、ウレタンプ
レポリマー、及びそれらの混合物並びに反応生成物、ポ
リエステル又はポリオールとイソシアネート化合物との
混合物及び反応生成物、それらの溶液、及び、ポリエチ
レンイミン、アルキルチタネート、変性ポリオレフィン
等の公知のアンカーコート剤(プライマー)、接着剤等
が挙げられる。
【0041】アンカーコート処理された織布基材にエチ
レン・α−オレフィン共重合体を積層する方法は特に限
定されないが、好ましくは押出ラミネート成形による。
すなわち、本発明の積層クロスシートとしては、織布基
材と樹脂層とを押出ラミネート加工法によって圧着ラミ
ネートして得られたものが好ましい。押出ラミネート成
形で積層する場合、加工温度は特に限定されないが、好
ましくは150〜310℃、特に好ましくは220〜3
00℃が望ましい。また、織布基材のアンカーコート処
理面と溶融されたエチレン・α−オレフィン共重合体膜
との間をあらかじめオゾン処理してからラミネートする
のが好ましい。
【0042】このように、アンカーコート処理を施した
織布基材に特定のエチレン・α−オレフィン共重合体を
比較的低温で押出ラミネート成形によって積層すること
により、織布基材の劣化がなく、引張強度が強く、強固
な接着性、高いシール強度を有する積層クロスシートが
得られる。このようにして得られる本発明の積層クロス
シートは、高周波ウェルダー、加熱シール等の方法でシ
ールして、フレキシブルコンテナ、カバー、袋等として
好適に使用することができる。
【0043】
【実施例】以下に、本発明を実施例により更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を逸脱しない限り、これ
ら実施例によって何ら制約を受けるものではない。な
お、実施例における積層クロスシートの特性評価方法は
次の通りである。
【0044】(1)接着性 積層クロスシートのサンプルを手で20回もみ、織布基
材接触部のもまれた部分の積層樹脂膜を織布基材から手
で剥離し、その剥離具合を以下の基準で評価した。 ◎:接着が優れる(剥離不可) ○:接着が良好(剥離が困難) △:接着がやや良好(剥離可能) ×:接着が不良(容易に剥離可能)
【0045】(2)引張強伸度 JIS−L−1096(A法 スリップ法)に準拠して
引張試験機により、つかみ間隔200mm、引張速度3
00mm/分にて、積層クロスシートのMD方向及びT
D方向の引張強度及び引張伸度を測定した。
【0046】(3)熱風シール部剥離強度 2枚の積層クロスシートを重ね合わせてその端部を40
mm幅で、熱風圧着機により融着温度を270、30
0、330℃で、圧力2kg/cm3、融着速度3m/
分の条件で熱融着し、30mm幅に切断したものを試験
片とし、引張試験機により、つかみ間隔200mm、引
張速度100mm/分で行った。
【0047】(4)TREFによって得られる溶出曲線
の測定:本発明におけるTREFによる溶出曲線の測定
は、測定装置としてクロス分別装置(三菱化学株式会社
製、CFC・T150A)を使用し、附属の操作マニュ
アルの測定法に従って行った。このクロス分別装置は、
試料を、溶解温度の差を利用して分別する温度上昇溶離
分別(TREF)機構と、分別された区分を更に分子サ
イズで分別するサイズ排除クロマトグラフ(Size Chrom
atography:SEC)とをオンラインで接続した装置で
ある。
【0048】まず、測定すべきサンプル(エチレン・α
−オレフィン共重合体)を溶媒(o−ジクロロベンゼ
ン)を用いて濃度が4mg/mlとなるように、140
℃で溶解し、これを測定装置内のサンプルループ内に注
入した。以下の測定は、設定条件に従って自動的に行わ
れた。
【0049】サンプルループ内に保持された試料溶液
は、溶解温度の差を利用して分別するTREFカラム
(不活性担体であるガラスビーズが充填された内径4m
m、長さ150mmの装置附属のステンレス製カラム)
に0.4ml注入された。該サンプルは、1℃/分の速
度で140℃から0℃の温度まで冷却され、上記不活性
担体にコーティングされた。このとき、高結晶成分(結
晶しやすいもの)から低結晶成分(結晶しにくいもの)
の順で不活性担体表面にポリマー層が形成される。TR
EFカラムを0℃で更に30分間保持した後、0℃の温
度で溶解している成分2mlを、1ml/分の流速でT
REFカラムからSECカラム(昭和電工株式会社製、
AD80M・S、3本)へ注入した。SECで分子サイ
ズでの分別が行われている間に、TREFカラムでは次
の溶出温度(5℃)に昇温され、その温度に約30分間
保持された。SECでの各溶出区分の測定は39分間隔
で行われた。溶出温度としては以下の温度が用いられ、
段階的に昇温された。
【0050】溶出温度(℃):0,5,10,15,2
0,25,30,35,40,45,49,52,5
5,58,61,64,67,70,73,76,7
9,82,85,88,91,94,97,100,1
02,120,140℃。
【0051】該SECカラムで分子サイズによって分別
された溶液について、装置附属の赤外分光光度計でポリ
マーの濃度に比例する吸光度を測定し(波長3.42μ
m、メチレンの伸縮振動で検出)、各溶出温度区分のク
ロマトグラムを得た。内蔵のデータ処理ソフトを用い、
上記測定で得られた各溶出温度区分のクロマトグラムの
ベースラインを引き、演算処理した。各クロマトグラム
の面積が積分され、積分溶出曲線が計算された。積分溶
出曲線より、ピーク温度と全面積に対する90℃以下の
溶出量の面積割合を求めた。
【0052】
【実施例1】延伸糸幅8mm、厚み26μm、太さ17
00デニール、打ち込み本数縦14本/インチ×横14
本/インチの高密度ポリエチレンの一軸延伸糸の織布
(以下、「HDPE−FYクロス」と略記する)を基材
とし、その両面にコロナ処理(片面処理量30watt
min/m2)を行った後、片面にイソシアネート系ア
ンカーコート剤(以下、「AC剤」と略記する):日本
曹達(株)製、商品名「チタボンド120」、有効成分
4重量%の酢酸エチル溶液)を塗布し、ドライヤーにて
溶剤を除いてアンカーコート処理を施した。更に、反対
面にも同様のアンカーコート処理を施した。
【0053】次に、押出ラミネート成形装置にて、エチ
レン・α−オレフィン共重合体として日本ポリケム
(株)製、商品名「カーネルKS560(メタロセン系
触媒により得られたエチレン・ヘキセン−1共重合体:
MFR=16.5g/10分、密度0.898g/cm
3、TREFピーク温度=55℃、90℃以下における
溶出量=100重量%)80重量%と、高圧法低密度ポ
リエチレンとして日本ポリケム(株)製、商品名「ノバ
テックLC604(MFR=8g/10分、密度=0.
918g/cm3)20重量%との混合物をラミネート
樹脂(樹脂層用ポリエチレン系樹脂材料)とした。
【0054】このラミネート樹脂を、口径90mmの押
出機に装着したTダイから、樹脂温度280℃、幅50
0mm、肉厚200μmでフィルム状に押出して溶融膜
となした。アンカーコート処理した織布基材と前記溶融
膜との間をオゾン処理し、圧着ロールにて両者を圧着ラ
ミネートした。次いで、織布基材の反対面側も同様にラ
ミネート樹脂をラミネートし、積層クロスシートを得
た。得られた積層クロスシートの特性評価結果を表1に
示す。
【0055】
【比較例1】「HDPE−FYクロス」へのコロナ処
理、アンカーコート処理、及びラミネート樹脂の溶融膜
間とのオゾン処理を実施しなかった以外は、実施例1と
同様にした。評価結果を表1に示す。
【0056】
【実施例2】ラミネート樹脂を「カーネルKS56
0」:60重量%と、「ノバテックLC604」:40
重量%との混合物に変更した以外は実施例1と同様にし
た。評価結果を表1に示す。
【0057】
【実施例3】ラミネート樹脂を「カーネルKS56
0」:40重量%と、「ノバテックLC604」:60
重量%との混合物に変更した以外は実施例1と同様にし
た。評価結果を表1に示す。
【0058】
【比較例2】「HDPE−FYクロス」へのコロナ処
理、アンカーコート処理、及びラミネート樹脂の溶融膜
間とのオゾン処理を実施しなかった以外は、実施例3と
同様にした。評価結果を表1に示す。
【0059】
【比較例3】ラミネート樹脂をエチレン・酢酸ビニル共
重合体(日本ポリケム(株)製、商品名「ノバテックL
V570(MFR15g/10分、酢酸ビニル含有量2
0重量%)に変更した以外は実施例1と同様にした。評
価結果を表1に示す。
【0060】
【実施例4〜9】表2記載のような織布基材を用い、ラ
ミネート層の厚みを変更した以外は、実施例1と同様に
した。得られた積層クロスシートの特性評価結果を表2
に示す。
【0061】
【比較例4〜9】実施例4〜9において織布基材のコロ
ナ処理、アンカーコート処理、及びラミネート樹脂の溶
融膜間とのオゾン処理を実施しなかった以外は、各々実
施例4〜9と同様にした。結果を表2に示す。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】
【発明の効果】本発明の積層クロスシートは、熱可塑性
樹脂延伸糸の織布基材のアンカーコート処理面に特定の
エチレン・α−オレフィン共重合体からなる樹脂層を積
層したものであり、これにより、織布基材の熱可塑性樹
脂材料を限定しなくても、低温で押出ラミネート成形に
より積層することにより、十分に強固な接着性を有し、
且つ高強度でシール性の良好な積層クロスシートを得る
ことができる。よって、織布基材として高強度を保持す
る材料を選定することができ、これにより、さらに引張
強伸度に優れた積層クロスシートを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AK04A AK05 AK06 AK07 AK41 AK61A AL05A BA02 BA03 BA06 BA10B BA10C DG01A DG11A DG11B DG11C DG12 EH23 EH232 EJ37 EJ37A EJ65B EJ65C GB16 JA06A JA13A JB16A JK01 JL11 JL12 YY00A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂延伸糸からなる織布により
    形成され、その少なくとも片面がアンカーコート処理さ
    れた織布基材と、該織布基材のアンカーコート処理面に
    積層された樹脂層とを有する積層クロスシートであっ
    て、前記樹脂層が以下に示す物性(a)〜(c)を満た
    すエチレン・α−オレフィン共重合体を主体とするポリ
    エチレン系樹脂材料により形成されていることを特徴と
    する、積層クロスシート。 (a)密度が0.870〜0.920g/cm3である
    こと。 (b)MFRが1〜100g/10分であること。 (c)温度上昇溶離分別(TREF)による溶出曲線の
    最大ピーク温度が25〜85℃であり、且つ90℃以下
    における溶出量が前記エチレン・α−オレフィン共重合
    体全量に対して90重量%以上であること。
  2. 【請求項2】 前記エチレン・α−オレフィン共重合体
    が、重合触媒としてメタロセン化合物を用いて重合され
    たものである、請求項1記載の積層クロスシート。
  3. 【請求項3】 前記ポリエチレン系樹脂材料が、前記エ
    チレン・α−オレフィン共重合体:30〜99重量%
    と、密度が0.915〜0.950g/cm3で且つM
    FRが1〜100g/分のエチレン系樹脂:70〜1重
    量%との混合物である、請求項1又は2記載の積層クロ
    スシート。
  4. 【請求項4】 前記織布基材と前記樹脂層とを、押出ラ
    ミネート加工法によって圧着ラミネートして得られたも
    のである、請求項1〜3のいずれかに記載の積層クロス
    シート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003183603A (ja) * 2001-12-17 2003-07-03 Japan Polychem Corp 粘着テープ
JP2006130851A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Japan Polypropylene Corp ポリオレフィン系多層フィルム又は多層シート
EP2275254A1 (en) 2009-07-17 2011-01-19 Dow Global Technologies Inc. Coated substrates and packages prepared therefrom

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