JP2001030077A - 溶接ワイヤの供給装置 - Google Patents

溶接ワイヤの供給装置

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JP2001030077A
JP2001030077A JP11208341A JP20834199A JP2001030077A JP 2001030077 A JP2001030077 A JP 2001030077A JP 11208341 A JP11208341 A JP 11208341A JP 20834199 A JP20834199 A JP 20834199A JP 2001030077 A JP2001030077 A JP 2001030077A
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welding wire
roller
welding
straightening
wire
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JP11208341A
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English (en)
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Harumi Okada
晴美 岡田
Fujio Abe
冨士雄 阿部
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Matsumoto Kikai Co Ltd
Original Assignee
Matsumoto Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でありながら、溶接ワイヤを円滑
に送給することのできる溶接ワイヤの供給装置を提供す
る。 【解決手段】 ケース(18)内に巻回収容した溶接ワイヤ
(17)を自動溶接装置(20)にコンジットケーブル(19)で導
出する溶接ワイヤの供給装置であって、ケース(18)から
導出した溶接ワイヤ(17)の湾曲を矯正する二組の矯正ロ
ーラ群(3)を溶接ワイヤ(17)の走行方向に沿わせて並置
する。各矯正ローラ群(3)を溶接ワイヤ(17)の走行方向
に沿わせて並置した一対の定置ローラ(6)と、並置して
いる定置ローラ(6)に対して離接移動可能に配置した可
動ローラ(7)とで構成する。二組の矯正ローラ群(3)の
ローラ配置面を90度位相をかえて配置する。下流側に
位置する矯正ローラ群(3)の下流側に一対の挟持転動ロ
ーラ(12)で構成した送出機構(4)を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接ロボット等の
自動溶接装置で使用する溶接ワイヤの供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動溶接装置に使用する溶接ワイヤは、
巻回した状態でケース内に収容され、ケースから導出さ
れた溶接ワイヤをコンジットケーブル内に挿通させ、溶
接トーチにまで送り込むようにしている。この場合、コ
ンジットケーブルが細くて長い事から、溶接ワイヤをコ
ンジットケーブル内に手で送り込むことは面倒である。
そこで従来、周面で接当している一対の転動ローラの一
方を駆動ローラとし、この駆動ローラを手動で回転駆動
させる事により、溶接ワイヤを送り出すようにした溶接
ワイヤの送り出し装置が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ケース内に収
容されている溶接ワイヤは巻回されていることから、ケ
ース出口から引き出しても、溶接ワイヤに捩れ成分が付
与されるうえ、大きく湾曲する巻癖がついている。この
ため、従来の溶接ワイヤの送り出し装置では、溶接トー
チの先端から突出した溶接ワイヤが湾曲した状態とな
り、溶接個所の狙いを外すという問題があった。
【0004】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、簡単な構造でありながら、溶接ワイヤを円滑に
送給することのできる溶接ワイヤの供給装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、ケース内に巻回した溶接ワイヤを収容し
てなるワイヤパックと溶接トーチとをコンジットケーブ
ルで連結してなる溶接ワイヤの供給装置であって、ケー
スから導出した溶接ワイヤの湾曲を矯正する二組の矯正
ローラ群を溶接ワイヤの走行方向に沿って所定距離へだ
てて配置し、各矯正ローラ群を溶接ワイヤの走行方向に
沿う状態で前後に並ぶ状態に配置した一対の定置ローラ
と、前後に並置している定置ローラの中間部で定置ロー
ラと同一平面内で定置ローラに対して離接移動可能に配
置した可動ローラとで構成し、二組の矯正ローラ群のロ
ーラ配置面を90度位相をかえて配置し、下流側に位置
する矯正ローラ群の下流側に一対の挟持転動ローラで構
成した送出機構を配置したことを特徴としている。
【0006】
【発明の作用】本発明では、設置平面をかえて配置した
2組の矯正ローラを通った溶接ワイヤが送出機構の挟持
転動ローラに供給されるので、ケース内で収容されてい
る際の巻癖や巻回ワイヤを引き出すことにより生じるワ
イヤのねじれが矯正ローラで矯正されることになるか
ら、溶接ワイヤを真っすぐに押し出すことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図面は本発明の実施態様を示し、
図1は概略機構を示す斜視図、図2は正面図、図3は平
面図、図4は図2のIV−IV線断面図である。この溶接ワ
イヤの供給装置は、略コ字型に形成した2枚の基枠(1)
(2)にそれぞれ装着された矯正ローラ群(3)と、一方の
矯正ローラ群(3)の溶接ワイヤ走行方向下流側に配置し
た送出機構(4)とで構成してある。
【0008】それぞれ矯正ローラ群(3)を装着している
2枚の基枠(1)(2)は、矯正ローラ群(3)の回転軸芯が
直交する状態に立ち上がり側壁同士で連結されている。
そして、その連結部分及び連結壁と対向している立ち上
がり側壁部分にそれぞれ溶接ワイヤの挿通ガイドパイプ
(5)が一直線上に配置してある。
【0009】各矯正ローラ群(3)は各ガイドパイプ(5)
の軸芯を結ぶ仮想線に沿う状態で並設した一対の定置ロ
ーラ(6)と、この一対の定置ローラ(6)同士間で各ガイ
ドパイプ(5)の軸芯を結ぶ仮想線を挟んで定置ローラ
(6)とは反対側に装着した可動ローラ(7)とで形成して
ある。可動ローラ(7)は基枠(1)(2)に沿って移動する
ブロック(8)に支持させてあり、このガイドブロック
(8)に螺合してする調整ボルト(9)の操作により、各ガ
イドパイプ(5)の軸芯を結ぶ仮想線に対して接離移動可
能な状態に構成してある。
【0010】送出機構(4)は、下流側に位置する基枠
(2)での矯正ローラ群(3)よりも下流側に形成してあ
り、基枠(2)に枢支した駆動ローラ(10)と、この駆動ロ
ーラ(10)の周面に当接する従動ローラ(11)とからなる挟
持転動ローラ(12)で構成してある。この従動ローラ(11)
は基枠(2)に対して揺動開閉可能に支持させた開閉枠(1
3)に回転自在に枢支したベアリングで構成してある。ま
た、駆動ローラ(10)は基枠(2)に回転自在に枢支した回
転軸(14)の一端に固定してあり、回転軸(14)の他端部を
電動ドリル等の電動工具にセットしたソケットレンチ等
の部品に係合する入力部(15)に形成している。図中符号
(16)は従動ローラ(11)の周面が駆動ローラ(10)の周面に
当接する状態で開閉枠(13)を基枠(2)に固定するための
挟持固定装置、(17)は溶接ワイヤである。
【0011】このように構成した溶接ワイヤ供給装置
は、図5に示すように、溶接ワイヤ(17)を巻回した状態
で収容しているケース(18)の出口部分に装着され、フレ
キシブルコンジットケーブル(19)により、溶接ロボット
等の自動溶接装置(20)に組み込まれているワイヤフイー
ダ(21)に接続させてある。
【0012】ケース(18)から引き出した溶接ワイヤ(17)
を第1ガイドパイプ(5)から溶接ワイヤ供給装置に取り
込み、上流側に位置する基枠(1)での矯正ローラ群(3)
を通過させた後、基枠(1)(2)の接続部分に配置した第
2のガイドパイプ(5)から下流側位置する基枠(2)内に
取り込み、矯正ローラ群(5)を経て送出機構(4)の挟持
転動ローラ(12)のローラ周面間に供給される。そして、
挟持転動ローラ(12)の駆動ローラ(10)での送り出し操作
で送り出された溶接ワイヤ(17)は第3ガイドパイプ(5)
からフレキシブルコンジットケーブル(19)に送り込ま
れ、溶接ロボット等の自動溶接装置(20)に付設されてい
るワイヤフイーダ(21)に送給される。そして、溶接ワイ
ヤ(17)の先端がワイヤフイーダ(21)に達すると、挟持転
動ローラ(12)での駆動ローラ(10)の駆動を停止し、ワイ
ヤフイーダ(21)での溶接ワイヤ送給作動に切り換える。
【0013】このようにすると、ケース(18)から引き出
された溶接ワイヤ(17)は、送出機構(4)に達する前に、
溶接ワイヤ(17)の走行方向に対して直交する2方向から
矯正ローラ(5)で矯正することから、巻回収容されてい
た溶接ワイヤ(17)がもつ、曲がり癖や引き出しにともな
い生じるねじれを矯正した状態で送出機構(4)に給送さ
れる。したがって、送出機構(4)から下流側では、曲が
り癖のない状態でフレキシブルコンジットケーブル(19)
内を移動することになるから、移送抵抗を少なくして円
滑に移送することができることになる。
【0014】
【発明の効果】本発明では、設置平面をかえて配置した
2組の矯正ローラを通った溶接ワイヤが送出機構の挟持
転動ローラに供給されるので、ケース内で収容されてい
る際の巻癖や巻回ワイヤを引き出すことにより生じるワ
イヤのねじれが矯正ローラで矯正されることになるか
ら、溶接ワイヤを真っすぐに押し出すことができる。こ
の結果、溶接トーチの先端から真っすぐに溶接ワイヤが
突出することになるから、所定の位置を確実に溶接する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶接ワイヤ供給装置の概略斜視図である。
【図2】溶接ワイヤ供給装置の正面図である。
【図3】溶接ワイヤ供給装置の平面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】自動溶接装置の概略構成図である。
【符号の説明】
3…矯正ローラ群、4…送出機構、6…定置ローラ、7
…可動ローラ、12…挟持転動ローラ、17…溶接ワイヤ、
18…ケース、19…コンジットケーブル、20…自動溶接装
置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(18)内に巻回した溶接ワイヤ(17)
    を収容してなるワイヤパックと自動溶接装置(20)とをコ
    ンジットケーブル(19)で連結してなる溶接ワイヤの供給
    装置であって、ケース(18)から導出した溶接ワイヤ(17)
    の湾曲を矯正する二組の矯正ローラ群(3)(3)を溶接ワ
    イヤ(17)の走行方向に沿って所定距離へだてて配置し、
    各矯正ローラ群(3)を溶接ワイヤ(17)の走行方向に沿う
    状態で前後に並ぶ状態に配置した一対の定置ローラ(6)
    (6)と、前後に並置している定置ローラ(6)(6)の中間
    部で定置ローラ(6)(6)と同一平面内で定置ローラ(6)
    (6)に対して離接移動可能に配置した可動ローラ(7)と
    で構成し、二組の矯正ローラ群(3)(3)のローラ配置面
    を90度位相をかえて配置し、下流側に位置する矯正ロ
    ーラ群(3)の下流側に一対の挟持転動ローラ(12)で構成
    した送出機構(4)を配置したことを特徴とする溶接ワイ
    ヤの供給装置。
  2. 【請求項2】 送出機構(4)を構成する一対の挟持転動
    ローラ(12)の一方を駆動ローラ(10)に、他方を従動ロー
    ラ(11)に形成し、駆動ローラ(10)を電動工具で回転駆動
    させるようにした請求項1に記載の溶接ワイヤの供給装
    置。
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