JP2001028002A - 電子仲介システム - Google Patents

電子仲介システム

Info

Publication number
JP2001028002A
JP2001028002A JP19972199A JP19972199A JP2001028002A JP 2001028002 A JP2001028002 A JP 2001028002A JP 19972199 A JP19972199 A JP 19972199A JP 19972199 A JP19972199 A JP 19972199A JP 2001028002 A JP2001028002 A JP 2001028002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
mediation
information
evaluation information
subjective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19972199A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiki Asakura
敬喜 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP19972199A priority Critical patent/JP2001028002A/ja
Publication of JP2001028002A publication Critical patent/JP2001028002A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子的な仲介システムにおいて、相手を選択
するために相手が入力した情報以外に他人が提供した相
手の評価情報を利用できるようにする。 【解決手段】 ユーザが仲介情報を検索したときに、客
観的評価情報管理手段4に蓄積された客観的評価情報
と、各ユーザのユーザクライアント2の主観的評価DB
に蓄積された主観的評価とを検索結果と共に提示する。
更に、各ユーザが利用するユーザクライアントは情報貢
献度を保持し、この値が正の値ならば他のユーザの主観
的評価情報を参照することができる。情報貢献度の値が
0ならば、他ユーザが評価した情報を参照することがで
きなくなる。主観的評価情報を提供した場合には、情報
貢献度の値を大きくする。また、主観的評価情報を他の
ユーザから提供してもらった場合、契約が成立したとき
は情報貢献度の値を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子仲介システムに
関し、特にコンピュータネットワークに接続されたコン
ピュータ端末を用いて、お互いに必要とするユーザ同士
を電子的に仲介する電子仲介システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワークを介して物品
等を購入、販売したいユーザ同士を仲介するシステムと
して、特開平11−7467号公報に開示の「個人間商
品売買仲介方法及び装置」(以下、文献1と称す)があ
る。この技術によれば、購入要求ユーザがコンピュータ
ネットワーク上の仲介サーバに対して購入要求物に関す
る条件を入力し、すでに仲介サーバ上に登録されている
販売商品情報を検索し、該当する物品すべてをリスト形
式で購入要求ユーザに対して提示する。
【0003】提示されたリストから希望する物品をユー
ザが指定すると、その物品を提供するユーザの個人情報
が提示されると共に、その物品を選択したユーザの個人
情報が物品提供者へ伝えられる。検索時に該当する物品
が存在しなければ、購入要求を仲介サーバに登録し、販
売要求者が販売要求をしたときに、登録された購入要求
情報を販売要求者に提供するものである。検索は各ユー
ザが登録した商品に関する情報に基づいて行われる。
【0004】同様の従来技術として、特開平10−23
2893号公報に開示の「インタネット上にてWWWサ
ーバーとして機能する情報交換仲介装置」(以下、文献
2と称す)がある。この技術によれば、検索後にリスト
を選択すると、相手に対して自分の情報参照要求「打
診」及び「返信」を行うことで、個人情報を隠蔽しなが
ら自分の経歴等を評価してもらうことができ、最終的に
は匿名を解消して直接コンタクトをとることが可能にな
っている。
【0005】また、同様の目的で、特開平9−1799
10号公報に開示の「電子仲介システムおよび方法」
(以下、文献3と称す)がある。この技術では、他のユ
ーザとの仲介を希望するユーザが仲介条件を端末に入力
することで、仲介の場であるサービスセンタへその条件
が伝えられ、サービスセンタ内で条件の合うもの同士が
組み合わされ、お互いのユーザに通知されるものであ
る。仲介条件の導出に自然言語解析を用いることで、ユ
ーザの要求を細かく導出することが可能になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した文献1のシス
テムでは、仲介可否の判定は、ユーザが入力した商品情
報のみであり、その比較方法についても具体的に述べら
れていない。また文献2のシステムでは、求人求職にあ
たって、情報交換は求職側対求人側で行われ、求職側と
求職側、求人側と求人側における情報交換について述べ
られていない。ネットワークという相手が見えない状況
で求人求職するためには、同一の立場にいるユーザ同士
(求職側同士、求職側同士)で相手側の詳細な情報交換
し、その情報を加味して求人、求職する相手を選別する
のが望ましいが、それが不可能である。
【0007】更に文献3のシステムでは、仲介条件を細
かく導出しているが、その条件以外を仲介に活用するこ
とができず、また1:nの交渉において売買候補が集ま
った後、それらを絞り込むことができないし、絞り込む
ための情報もない。
【0008】本発明の目的は、ユーザが入力した条件以
外に他人からの情報を活用して、知らないユーザ同士お
よび知っているユーザ同士を電子的に仲介する電子仲介
システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による電子仲介シ
ステムは、コンピュータネットワークと、コンピュータ
ネットワークに接続され、仲介を希望するユーザが参加
する手段であるユーザクライアントと、参加者間の仲介
を行う仲介サーバと、本仲介システムに参加して仲介が
成立したユーザに対して仲介相手に関する意見を要求、
集計するとともに、ユーザクライアントから要求があっ
たときにユーザの客観的評価情報を提供する客観的評価
情報管理手段とを具備している。
【0010】さらに、本発明によるユーザクライアント
は、コンピュータネットワークを介して、仲介サーバ、
客観的評価情報管理手段と情報交換する通信手段と、ユ
ーザの仲介作業を制御する仲介制御手段と、仲介した履
歴を保持する仲介履歴DBと仲介作業で生ずるユーザへ
の情報提示、ユーザからの入力を受け持つ仲介入出力手
段と、本システムによって仲介されたユーザに対する主
観的評価の管理をする主観的評価情報管理手段と、ユー
ザが入力した主観的評価を保持する主観的評価DBと、
ユーザが主観的な評価情報を入力する主観的評価入力手
段と、本システム内でユーザに関する情報をどれだけ提
供したかの示す指標である情報貢献度と、ユーザを識別
するための識別子であるユーザIDと、契約後に契約相
手に提出しなければならない、あるいは提供してもらわ
なければならない物件を入出力する契約物件送受信手段
を具備している。
【0011】さらに、本発明による仲介サーバは、ネッ
トワークを介して、客観的評価情報管理手段、ユーザク
ライアントとメッセージを交換するための手段である通
信手段と、ユーザの認証をするための認証DBと、ユー
ザからの仲介情報の検索要求を受け付ける要求受付手段
と、仲介情報を蓄積する仲介情報DBと、要求受付手段
からデータを受け取りその仲介情報を登録する仲介情報
登録手段と、仲介の成立履歴を蓄積する仲介履歴DBと
を具備している。
【0012】さらにまた、本発明による客観的評価情報
管理手段は、ネットワークを介して仲介サーバ、ユーザ
クライアントとメッセージを交換するための手段である
通信手段と、客観的評価情報要求を受け付け該当する客
観的評価情報を送付する客観的評価情報要求受付手段
と、客観的評価情報を蓄積する客観的評価DBと、ユー
ザが記載した客観的評価情報を集計して客観的評価DB
に記録する客観的評価情報集計手段と、客観的評価をす
るようユーザに依頼する客観的評価情報記載依頼手段
と、ユーザに評価してもらう客観的評価項目を保持して
いる客観的評価テンプレートと、客観的評価情報を一般
化する客観的評価情報一般化手段とを具備している。
【0013】本発明の作用について説明する。本発明の
電子仲介システムは仲介情報を検索したときに、検索結
果に現れる候補に関する他人の客観的評価と主観的評価
を知ることができる。このための手法として、契約の遂
行が完了したときに契約ユーザの客観的な評価を記載さ
せて蓄積しておく。また、主観的評価は、他のユーザか
ら要求があったときに、過去に評価対象ユーザと契約し
たことのあるユーザに対してその記載が要求され、記載
ユーザの端末に保持されると共に、主観的評価要求ユー
ザに送付される。
【0014】主観的評価を入力したことのある評価対象
ユーザに関する主観的評価要求があった場合には、端末
に保持されている主観的評価を送信する。主観的評価情
報を要求したユーザも、受け取った主観的評価情報は端
末に保持しておく。ユーザが仲介情報を検索したときに
は、客観的評価情報を保持しているサーバに問い合わ
せ、客観的評価が与えられているユーザが存在すれば、
仲介情報の検索結果を提示するときに、その評価を同時
に提示するとともに、主観的評価を端末に保持していれ
ば、その評価も同時に提示する。
【0015】さらにまた、各ユーザが利用するユーザク
ライアントは情報貢献度を保持し、ユーザが主観的評価
情報を望んだときに情報貢献度の値を参照し、この値が
正の値ならば主観的評価情報を他のユーザに要求し、ユ
ーザは他ユーザが評価した情報を参照することができ
る。情報貢献度の値が0ならば主観的評価情報を他のユ
ーザに要求しないため、他ユーザが評価した情報を参照
することができなくなる。主観的評価情報を提供した場
合には、情報貢献度の値を大きくする。また、主観的評
価情報を他のユーザから提供してもらった場合には、情
報貢献度の値を小さくする。さらに契約が成立した場合
にも情報貢献度の値を小さくする。
【0016】さらにまた、契約時に納入する約束をした
納品物件を契約遂行管理手段を介して契約相手に送付す
ることで、契約遂行管理手段は、契約時の送付予定日
と、実際の送付予定日を知ることができ、それに基づい
て客観的評価情報である納品に関する遅延を計測するこ
とができ、それを客観的評価情報として登録する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態を
図面を用いて説明する。図1は本発明の電子仲介システ
ムの構成の一実施の形態のブロック図である。本システ
ムは、コンピュータネットワーク1と、コンピュータネ
ットワーク1に接続され仲介を希望するユーザが参加す
る手段である複数のユーザクライアント2と、参加者間
の仲介を行う仲介サーバ3と、本仲介システムに参加し
て仲介が成立したユーザに対して仲介相手に関する意見
を要求、集計すると共に、ユーザクライアント2から要
求があったときに、その情報を提供する客観的評価情報
管理手段4とから構成される。
【0018】図2に示す流れ図を用いて本システムによ
る仲介時の動作の流れを示す。仲介を望むユーザはユー
ザクライアント2から仲介に関する要求を入力する(S
201)。その要求が仲介サーバ3に伝えられ、仲介サ
ーバ3は仲介要求が合致するユーザに関する情報を候補
リストとしてユーザクライアント2へ返す(S20
2)。返却された候補リストに興味あるユーザがいなけ
れば(S203N)、再検索が必要かどうかを尋ね、必
要であれば(S204Y)、ステップS201からの処
理が繰り返される。再検索が必要でない場合は(S20
4N)、そのまま終了する。
【0019】候補リスト中に興味あるユーザがいれば
(S203Y)、ユーザはそのユーザの個人情報を参照
すると共に(S205)、対象ユーザに対する評価情報
を参照する(S206)。これらの情報を基にユーザは
相手を決定する。決定できれば(S207Y)、相手と
コンタクトをとり(S208)終了する。決定する相手
がいない場合は(S207N)、ステップS204から
の処理となる。
【0020】図3にユーザクライアント2の構成を示
す。コンピュータネットワーク1を介して仲介サーバ3
及び客観的評価情報管理手段4と情報交換する通信手段
301と、ユーザの仲介作業を制御する仲介制御手段3
02と、仲介した履歴を保持する仲介履歴DB(データ
ベース)303と、仲介作業で生ずるユーザへの情報提
示、ユーザからの入力を受け持つ仲介入出力手段304
と、本システムによって仲介されたユーザに対する主観
的評価の管理をする主観的評価情報管理手段305と、
ユーザが入力した主観的評価を保持する主観的評価DB
306と、ユーザが主観的評価情報を入力する主観的評
価入力手段307と、本システム内でユーザに関する情
報をどれだけ提供したかを示す指標である情報貢献度3
08と、ユーザを識別するための識別子であるユーザI
D309とから構成される。
【0021】ユーザが他のユーザとの仲介を望んでいる
場合の動作を、図4に示す流れ図を用いて詳細に説明す
る。以降では、仕事をしたい個人と仕事をしてほしい企
業との仲介を例に説明するものとする。
【0022】ユーザは仲介条件を仲介入出力手段304
を介して入力する(S401)。入力内容は仲介制御手
段302に渡され、仲介制御手段302は検索メッセー
ジを生成する(S402)。例えば、ユーザが仲介入出
力手段を介して仲介条件として「種別=求人、職種=プ
ログラマー、言語=C、OS=UNIX」を入力したと
すると、仲介制御手段302は図5に示す検索メッセー
ジを生成する。
【0023】図5に示すメッセージは、1行目にメッセ
ージの種類を示すコマンド名、2行目以降がメッセージ
の内容で属性名と属性値のペアで構成される。「:」が
先頭についている単語が属性名であり、空白を挟んでそ
れ以降が属性値である。また属性値が複数存在する場合
は「(」「)」でかこまれる。尚、これ以降に説明する
メッセージもすべて同一の形式である。
【0024】図5では、コマンド名が検索要求メッセー
ジであることを示すRETRIEVAL−REQUES
T、2行目から5行目までがメッセージのヘッダであ
り、ヘッダは、3行目のメッセージの宛先Serve
r、4行目のメッセージの差出人「asakura」、
5行目がメッセージを識別するためのID番号R1から
構成される。6行目以降が検索条件であり、ユーザが仲
介入出力手段304で入力した内容が形式を変更されて
記載される。4行目のメッセージの差出人はユーザID
のことであり、ユーザID309に保持されている内容
である。図5に示す検索メッセージの内容は説明のため
の一例であり、記載された内容に限定されるものではな
い。
【0025】生成された検索メッセージは通信手段30
1に渡される。通信手段301は検索メッセージをネッ
トワーク1を介して宛先へ送信する(S403)。送信
されたメッセージに対するServerからの検索結果
メッセージを通信手段301が受け取ると、仲介制御手
段302へ渡す。検索結果メッセージの一例を図6に示
す。メッセージの種類は検索結果を示すRETRIEV
AL−RESULTであり、ヘッダ、検索条件、検索結
果から構成される。ヘッダ、検索結果の構成内容は宛
先、差出人が入れ替わっている以外、検索メッセージと
同一である。9行目以降が検索条件に合致した検索結果
であり、検索されたデータの件数と、その内容から構成
される。検索結果内容は、1件1件のデータを識別する
ための仲介ID、データ登録者IDを示すFrom、仕
事の名称、仕事の内容から構成される。
【0026】検索結果メッセージを受け取った仲介制御
手段302は、検索されたデータの件数が0でなければ
(404Y)、検索結果メッセージから検索結果を取り
出し、検索結果リストを生成する。検索結果リストの一
例を図7に示す。検索結果リストは、検索データを特定
する仲介ID、データを提供したユーザの個人情報、仕
事の名称と内容から構成される。図6に示す検索結果メ
ッセージには3件の検索データが存在したので、図7に
示す検索結果リストにも3件のデータが登録されてい
る。
【0027】検索結果のデータがなければ(404
N)、仲介サーバによって検索メッセージの内容が登録
され、これ以降に該当する検索要求があった場合には候
補ユーザが登録されたという通知がくることを提示する
と共に、再検索するかどうかユーザに確認し(S42
2)、再検索することを仲介入力手段304を介してユ
ーザが入力すれば(S422Y)、ステップS401か
ら処理を継続する。再検索しないことを仲介入力手段3
04を介してユーザが入力すれば(S422N)、一連
の処理は終了する。
【0028】次に仲介制御手段302は、主観的評価情
報管理手段305に対して検索結果リストに記載されて
いるユーザに関する悪い評価情報を提供したことがある
かどうか確認する主観的評価DB306の内容の一例を
図8に示す。主観的評価DB306は、主観的評価の対
象ユーザを示す評価対象ユーザID、評価情報を登録し
た年月日を示す登録日、主観的評価情報の提供を依頼し
てきたユーザを示す提供依頼ユーザID、主観的評価情
報を実際に提供したユーザを示す提供ユーザID、良い
主観的評価情報である「Good Content」、
悪い主観的評価情報である「Bad Content」
から構成する。
【0029】例えば、図8に示す例の2行目は、CCo
mpに関する評価であり、1999年5月18日に登録
され、提供を依頼してきたユーザは「miya」であ
り、その情報を実際に記述したのは「asakura」
であり、その評価内容は悪い評価であり、「仕様がいい
かげん」という評価であることを示している。
【0030】主観的評価情報管理手段305は、主観的
評価DB306を参照して、確認対象ユーザが主観的評
価DB306の評価対象IDの欄と一致し、かつ情報提
供者がユーザID309と一致し、かつ「Bad Co
ntent」のみに評価内容が記載されているデータが
存在するかどうか検索する。存在すれば、その評価対象
ユーザIDを仲介制御手段302へ渡し、存在しなけれ
ば存在しなかったことを伝える。
【0031】仲介制御手段302は、主観的表情報管理
手段305からユーザIDが返却されたら、そのユーザ
IDを持つ検索結果データを検索結果リストから削除す
る(S405)。ユーザIDが何も返されなければ、何
もしない。
【0032】図7に示す検索結果リストの例では、仲介
制御手段302は主観的評価情報管理手段305に対し
てAComp,BComop,CCompに関する確認
を要求する。主観的評価情報管理手段305は図8に示
す主観的評価DBの内容を参照して、評価対象ユーザI
DがACompかBComopかCCompで、かつ、
提供ユーザIDが「asakura」で、「Bad C
ontent」のみが記述されているデータを検索す
る。ここでは2行目のみが該当するため、確認結果とし
てユーザIDCCompを仲介制御手段302へ渡す。
ユーザIDCCompを受け取った仲介制御手段302
は図7に示す検索結果リストからCCompによるデー
タである4行目のデータを削除する。修正された検索結
果リストの一例を図9に示す。図7に示す検索結果リス
トから4行目のCCompに関するデータがなくなって
いる。
【0033】次に仲介制御手段302は、検索結果メッ
セージの検索結果に、過去仲介したことがあるユーザか
らの情報があるかどうか確認するために仲介履歴DB3
03を参照する。図10に仲介履歴DB303の内容の
一例を示す。仲介履歴DB303は、完了した仲介に関
する情報を順次保持するものであり、ここでは仲介I
D、仲介相手の個人情報、仲介条件、契約条件から構成
される。仲介制御手段302は検索結果メッセージの検
索結果のFromと仲介履歴DB303の個人情報のF
romとを比較する。仲介履歴DB303に一致するF
romが存在すれば(S406Y)、仲介履歴DB30
3から個人情報の項目を取得する(S407)。存在し
なければ何もしない。
【0034】図9に示す検索結果リストの内容と図10
に示す仲介履歴DB303の内容を例にすると、仲介履
歴DB303にはACompに関する情報が存在してい
るので、仲介制御手段302は仲介履歴DB303から
ACompに関する個人情報を獲得し、図9に示す検索
結果リストに個人情報を付加して、図11に示す検索結
果リストを生成する。
【0035】次に仲介制御手段302は客観的評価情報
要求メッセージを生成し、通信手段301を介して客観
的評価情報管理手段4に対して検索結果リストに存在す
るデータを提供したユーザに関する客観的な評価情報を
要求する。客観的評価情報要求メッセージの一例を図1
2に示す。メッセージの種類は客観的評価情報要求を意
味するOBJECTIVE−INFO−REQUEST
であり、ヘッダと評価情報を要求するユーザのユーザI
Dから構成される。ヘッダのToに記載されているEv
aluatorとは、客観的評価情報管理手段を示すI
Dである。図12に示す客観的評価情報要求メッセージ
は、図11に示す検索結果リストに存在する全ユーザA
Comp,BCompについての客観的評価情報を要求
していることを示している。
【0036】客観的評価情報要求メッセージを受け取っ
た客観的評価情報管理手段4は、客観的評価情報提供メ
ッセージを返却する。客観的評価情報提供メッセージの
一例を図13に示す。メッセージの種類は客観的評価情
報提供を意味するOBJECTIVE−INFO−RE
SULTであり、ヘッダと評価情報から構成される。評
価情報はユーザIDと評価内容とから構成され、図13
の客観的評価情報提供メッセージの例では、AComp
に対する評価は金銭授受、仕様提出共に遅延がなかった
ことを示す。また、BCompに対しては、金銭授受に
対しては遅延なしの場合と遅延5日の場合があり、仕様
提出には遅延がなかったことを示している。
【0037】客観的評価情報提供メッセージを受け取っ
た仲介制御手段302は受け取った評価情報を検索結果
リストに追加する(S408)。客観的評価情報が追加
された検索結果リストの一例を図14に示す。図14の
検索結果リストは図11の検索結果リストに、図13の
客観的評価情報提供メッセージの評価情報が付加された
ものである。
【0038】次に仲介制御手段302は主観的評価情報
管理手段305に対して検索結果リストに存在するユー
ザに関する他人の主観的評価の検索依頼を行う。主観的
評価情報管理手段305は依頼を受け取ると、依頼ユー
ザIDが評価対象ユーザIDで、かつ提供ユーザIDが
自分のユーザID以外のデータを検索する。対象となる
データが存在すれば、その評価対象ユーザID、提供ユ
ーザID、「GoodContent」、「Bad C
ontent」の各フィールドの内容を仲介制御手段3
02へ渡す。存在しなければ、存在しないことを伝え
る。仲介制御手段302は主観的評価情報管理手段30
5から渡されたデータの「Good Conten
t」、「Bad Content」の内容に提供ユーザ
名を加えて、検索結果リストに追加する(S409)。
図14の検索結果リストの例では、依頼ユーザIDとし
てAComp,BCompを渡すと、評価対象ユーザI
DがACompかBCompで、提供ユーザIDが「a
sakura」以外のデータを検索し、結果として3行
目のデータが条件に合致するため、保有主観的評価情報
「AComp,asakura,miya,報酬が良
い、−」が仲介制御手段302へ渡され、仲介制御手段
302は図14に示す内容を図15に示す内容に更新す
る。図15に示す検索結果リストにはACompに対す
る「miya」からの主観的評価「報酬が良い」が2行
目に追加されている。
【0039】次に仲介制御手段302は情報貢献度30
8の値を参照し、その値が正の値ならば(S410
Y)、主観的評価情報要求メッセージを生成して通信手
段301を介して仲介サーバ3に対して検索結果リスト
に存在するデータを提供したユーザに関する主観的な評
価情報を要求する(S411)。情報貢献度308が0
以下の値ならば(S410N)、ステップS411に移
る。
【0040】情報貢献度308は、主観的評価情報の提
供、他人の主観的評価情報の受け取り度合いを表現した
0以上の整数値で、他人から主観的評価情報を提供して
もらった場合は値を小さくして、他人に対して主観的評
価情報を提供した場合は、値を大きくする。また、仲介
が完了した場合は、値を小さくする。0になった場合
は、それ以上値を小さくしない。
【0041】主観的評価情報要求メッセージの一例を図
16に示す。メッセージの種類は主観的評価情報要求を
示すSUBJECTIVE−INFO−REQUEST
で、ヘッダと、主観的評価情報を要求するユーザのユー
ザIDから構成される。ヘッダと評価情報を要求するユ
ーザのユーザIDから構成される。ヘッダのToに記載
されているServerとは、仲介サーバを示すIDで
ある。図16に示す客観的評価情報要求メッセージは、
図15に示す検索結果リストに存在する全ユーザACo
mp,BCompについての主観的評価情報を要求して
いることを示している。
【0042】主観的評価情報要求メッセージを受け取っ
た仲介サーバ3は主観的評価情報提供メッセージを返却
する。主観的評価情報提供メッセージの一例を図17に
示す。メッセージの種類は主観的評価情報提供を示すS
UBJECTIVE−INFO−RESULTであり、
ヘッダと評価情報から構成される。評価情報は評価対象
者のユーザIDと評価内容を1組としたリストで構成さ
れる。さらに、評価内容は評価した人のユーザIDであ
るFromとその良い評価内容である「Good Co
ntent」と悪い評価内容である「Bad Cont
ent」とから構成される。図17の例では、ACom
pに関する主観的評価情報提供がなされており、ユーザ
「mana」は良い評価として「検収が甘いので楽」を
与えている。またユーザ「miya」は良い評価として
「工数見積もりが甘いので効率がいい」を、悪い評価と
して「要求仕様がいいかげん」を与えていることを示し
ている。
【0043】主観的評価情報提供メッセージを通信手段
301を介して受け取った仲介制御手段302は、主観
的評価情報提供メッセージ中の提供情報分だけ情報貢献
度308の値を小さくする。例えば、主観的評価情報を
受け取ったら情報1件につき情報貢献度308を1小さ
くするとした場合に、図17に示す主観的評価情報提供
メッセージを受け取った場合、提供情報はユーザ「ma
na」から1件、ユーザ「miya」から1件の合計2
件であるため、情報貢献度308を2だけ小さくする。
【0044】次に仲介制御手段302は受け取ったメッ
セージの評価情報を検索結果リストに追加する(S41
1)。主観的評価情報が追加された検索結果リストの一
例を図18に示す。図17の検索結果リストは図15の
検索結果リストに図17の主観的評価情報提供メッセー
ジの評価情報が付加されたものである。
【0045】さらに、仲介制御手段302は受け取った
主観的評価提供メッセージの評価内容の登録を主観的評
価情報管理手段305へ依頼する(S411)。依頼を
受けた主観的評価情報管理手段305はその内容を主観
的評価DB306へ登録する。例えば、図8に示す主観
的評価DBの内容の4行目を追加する場合は、仲介制御
手段302は「BComp、1999年2月5日、ma
na、asakura、締切がゆるい、報酬安い」を主
観的評価情報管理手段へ渡すことになる。
【0046】次に仲介制御手段302は、検索結果リス
トを仲介入出力手段304に渡す。仲介入出力手段30
4は、受け取ったリストをコンピュータの画面に表示し
てユーザにその内容を伝える(S412)。検索結果を
そのまま提示してもよいし、仲介制御手段302が検索
結果リストを提示するときに、客観的評価情報に基づい
て、信頼性の高い仲介情報を推薦してもよい。
【0047】具体的には、検索結果リストが図18に示
す内容の場合、ACompの客観的評価情報はすべて遅
延がないがBCompの客観的評価情報には遅延がある
ため、締切を守るという観点からはACompのほうが
信頼性があることになり、仲介制御手段302は、AC
ompに関する仲介情報を推薦仲介情報として提示す
る。ここでは、信頼性を客観的評価情報の遅延の有無、
長い短いから判断したが、客観的評価情報の内容によっ
ては、様々な判断方法があるが、ここではその判断方法
については言及しない。
【0048】ユーザが表示された検索結果リストまたは
推薦された結果リストに対して、仲介入出力手段304
を介して主観的評価情報を要求した場合(S413
Y)、その要求が仲介制御手段302へ伝えられる。仲
介制御手段302は、情報貢献度308が正の値ならば
(S414Y)、主観的評価情報再要求メッセージを生
成して、通信手段301を介して仲介サーバ3に対し、
ユーザに要求された検索結果リストに存在するユーザに
関する主観的な評価情報を要求する(S415)。
【0049】主観的評価情報再要求メッセージの一例を
図19に示す。メッセージの種類は主観的評価情報再要
求を意味するSUBJECTIVE−INFO−RE−
REQUESTであり、ヘッダと評価情報を要求するユ
ーザのユーザIDから構成される。図19に示す客観的
評価情報要求メッセージはBCompについての主観的
評価情報を要求していることを示している。
【0050】主観的評価情報再要求メッセージを受け取
った仲介サーバ3は主観的評価情報再提供メッセージを
返却する。主観的評価情報再提供メッセージの一例を図
20に示す。メッセージの種類は主観的評価情報再提供
を示すSUBJECTIVE−INFO−RE−RES
ULTであり、ヘッダと評価情報から構成される。評価
情報は評価対象者のユーザIDと評価内容を1組とした
リストで構成される。さらに、評価内容は評価した人の
ユーザIDであるFromとその良い評価内容である
「Good Content」と悪い評価内容である
「Bad Content」とから構成される。図20
の例では、BCompに関する主観的評価情報提供がな
されており、ユーザiwataは、良い評価として「開
発環境を与えてくれる」を与えていることを示してい
る。
【0051】主観的評価情報再提供メッセージを受け取
った通信手段301は、主観的評価情報再提供メッセー
ジ中の提供情報分だけ情報貢献度308の値を小さくす
る。例えば、主観的評価情報を受け取ったら情報1件に
つき情報貢献度308を1小さくするとした場合に、図
20に示す主観的評価情報再提供メッセージを受け取っ
た場合、提供情報はユーザiwataから1件であるた
め、情報貢献度308を1小さくする。
【0052】主観的評価情報再提供メッセージを受け取
った仲介制御手段302は受け取ったメッセージの評価
情報を検索結果リストに追加する(S415)。主観的
評価情報が追加された検索結果リストの一例を図21に
示す。図21の検索結果リストは、図18の検索結果リ
ストに図20の主観的評価情報提供メッセージの評価情
報が付加されたものである。さらに、仲介制御手段30
2はステップS411と同様に受け取った主観的評価提
供メッセージの評価内容の登録を主観的評価情報管理手
段305へ依頼し、受け取った主観的評価情報を主観的
評価DB306へ登録する(S415)。
【0053】ステップS413で検索結果リスト中のユ
ーザの主観的評価情報が必要ない場合(S413N)、
ステップS414で情報貢献度308が0の場合(S4
14N)、及びテップS416が終了したあと、ユーザ
が検索結果リスト中のユーザを相手として決定したこと
を仲介入力手段を介して入力した場合(S417Y)、
その入力は仲介制御手段302に伝えられる。
【0054】仲介制御手段302は契約依頼メッセージ
を生成し通信手段301を介して仲介サーバ3に対して
契約の依頼を行う。契約依頼メッセージの一例を図22
に示す。メッセージの種類は契約依頼を意味するCON
TRACT−REQUESTであり、ヘッダとユーザが
選択したデータの仲介IDから構成される。図22に示
す契約依頼メッセージはBComp−1001の仲介I
Dで示される仕事に関して契約をしたいことを示してい
る。
【0055】仲介サーバ3は契約依頼メッセージを受け
取り、契約依頼メッセージの発信者の個人情報、仲介条
件、契約条件を付加して契約依頼メッセージを生成し、
契約相手のユーザクライアントに契約依頼メッセージを
送る。この契約依頼メッセージの一例を図23に示す。
ヘッダ、個人情報、仲介条件、仲介ID、契約条件から
なる。
【0056】契約相手のユーザクライアントから契約確
認メッセージを受け取った仲介サーバ3は、契約処理を
実行し、受け取った契約確認メッセージのヘッダ部分の
Toを契約依頼ユーザに、Fromをサーバに書き換え
て新たな契約確認メッセージを生成し契約依頼メッセー
ジ発行者へ送信する。契約確認メッセージの一例を図2
4に示す。メッセージの種類は契約確認を示すCONT
RACT−ANSWERであり、ヘッダ、個人情報、契
約可否、仲介ID、契約の条件から構成されている。図
24の契約確認メッセージは、BComp−1001で
特定される仕事を、1999円8月1日から8月31日
まで、報酬300000円で行うことを示している。ま
たその仕事の依頼者は、B株式会社であり、住所は大阪
市中央区城見1、メールアドレスは、「BComp@
b.co.jp」で、電話番号が06−1234−56
78であることを示している。
【0057】契約確認メッセージを受け取った仲介制御
手段302はその内容を仲介入出力手段を介してユーザ
に提示して契約完了となる。この例では、契約条件が契
約確認メッセージと共にユーザに提示されているが、検
索結果メッセージとして事前にユーザに提示されていて
も何ら問題はない。
【0058】次に仲介制御手段302はユーザによって
選択された仲介内容を仲介履歴DB303の内容に反映
する(S419)。図22の契約依頼メッセージで示さ
れるBComp−1001の仕事を選択した場合は、図
10に示す仲介履歴DB302の内容にBComp−1
001の内容である図21の3行目の内容が追加され
る。
【0059】実際にユーザが契約した仕事を完了し、そ
れを仲介入出力手段304を介して入力すると、仲介制
御手段302に伝えられ、仲介入出力手段302は契約
遂行完了メッセージを生成し、通信手段301を介して
仲介サーバ3に対して送付する。契約遂行完了メッセー
ジの一例を図26に示す。メッセージの種類は契約遂行
完了を示すCONTRACT−FINISHであり、ヘ
ッダと仲介IDから構成される。図26に示す契約遂行
完了メッセージはBComp−1001で特定される仕
事が完了したことを示している。
【0060】仲介サーバ301は契約遂行完了メッセー
ジを受け取ると、客観的評価情報管理手段4に対して客
観的評価記載要求を「asakura」に対して送付す
るよう依頼する。依頼を受けた客観的評価情報管理手段
4は「asakura」に対して客観的評価記載要求メ
ッセージを送付する。客観的評価記載要求メッセージの
一例を図27に示す。メッセージの種類は客観的評価記
載要求を示すOBJECTIVE−INFO−WRIT
E−REQUESTであり、ヘッダ、仲介IDと評価す
べき内容から構成される。図27に示すメッセージは、
BComp−1001に関する、金銭授受の遅延と仕様
提出の遅延について評価を記載するよう要求しているこ
とを示している。
【0061】客観的評価記載要求メッセージを通信手段
301を介して受け取った仲介制御手段302は、メッ
セージ中の評価内容の部分への記載を仲介入出力手段3
04を介してユーザに要求する(S422)。ユーザが
評価情報を入力すると、仲介制御手段302は客観的評
価記載要求結果メッセージを作成し、通信手段301を
介して客観的評価情報管理手段4へ送信して一連の処理
は終了する。客観的評価記載要求結果メッセージの一例
を図28に示す。
【0062】メッセージの種類は客観的評価記載要求結
果を示すOBJECTIVE−INFO−WRITE−
RESULTであり、ヘッダと仲介ID、評価結果から
構成される。図28に示すメッセージは、BComp−
1001に関する、金銭授受の遅延はなしで、仕様提出
の遅延は2日あったという評価をしたこと示している。
【0063】ステップS413で選択した相手に対し
て、ユーザが契約することを決定できないことを仲介入
出力手段に対して入力した場合(S417N)、他の候
補者が検索結果リスト中にいるかどうかを仲介入出力手
段がユーザに確認し、他の候補がいることをユーザが入
力すれば(S421Y)、ステップS412へ戻り以降
の処理を実行する。検索結果リスト中に他の候補者がい
ないが(S421N)、再度仲介条件を設定して検索を
実行したい意志を仲介入出力手段304へ入力した場合
は(S422Y)、ステップS401へ戻り処理が実行
される。再度検索を実行する意志がないことを仲介入出
力手段304へユーザが入力した場合は(S422
N)、処理は終了する。
【0064】次に仲介サーバ3の構成と動作について図
を用いて説明する。図29に仲介サーバ3の構成を示
す。仲介サーバ3はネットワーク1を介して客観的評価
情報管理手段4、ユーザクライアント2とメッセージを
交換するための手段である通信手段2901と、ユーザ
の認証をするための認証DB2902と、ユーザからの
仲介情報の検索要求を受け付ける要求受付手段2903
と、仲介情報を蓄積する仲介情報DB2904と、登録
要求手段2903からデータを受け取り仲介情報を登録
する仲介情報登録手段2905と、仲介の成立履歴を蓄
積する仲介履歴DB2906とから構成される。
【0065】仲介情報DB2904の内容の一例を図2
9に示す。仲介情報DB2904は、仲介情報登録手段
2905が仲介情報を特定できるよう生成した仲介ID
と、ユーザによって検索された回数と、仲介情報の仲介
条件と、仲介情報の内容と、仲介情報を提供したユーザ
の個人情報から構成される。
【0066】ユーザから検索要求メッセージを受け取っ
た場合の仲介サーバ3の動作を図31に示す流れ図を用
いて説明する。検索要求メッセージを通信手段2901
が受け取ると、そのメッセージを要求受付手段2902
へ渡す(S3101)。検索要求メッセージを受け取っ
た要求受付手段2903は、検索要求メッセージ中の検
索条件に合致する仲介条件を持つ仲介データを仲介情報
DB2904から検索する(S3102)。
【0067】このとき、検索条件と仲介条件の合致と
は、一定数以上の項目の内容が一致した場合のことをい
い、一定数とは予め定められたしきい値のことである。
例えば、図5に示す検索要求メッセージを受け取り、仲
介情報DB2904の内容が図30に示す内容の場合、
2行目から4行目の仲介データは3項目一致、5行目の
データは2項目一致であるため、しきい値を3とする
と、2行目から4行目の仲介データが検索されることに
なる。
【0068】何らかの仲介データが検索されれば(S3
103Y)、要求受付手段2903は検索された仲介デ
ータを元に検索結果メッセージを作成し、通信手段29
01を介して検索要求メッセージのヘッダのFromに
記載された検索要求メッセージ送信元へ送信する(S3
104)。仲介データが検索されない場合は(S310
3N)、仲介情報登録手段2905に検索要求データを
渡して、仲介情報DB2904への登録を依頼する(S
3105)。
【0069】検索要求メッセージを受け取った仲介情報
登録手段2905は、検索メッセージのヘッダのFro
mに記載されている発信者ユーザIDに基づき認証DB
2902を参照し、ユーザIDに対応する個人情報を獲
得し、さらにユーザIDに基づいて一意に定まる仲介I
Dを生成し、仲介情報DB2904に登録する(S31
06)。図30に示す仲介情報DBの例では、仲介ID
は、ユーザIDに任意の番号を付加した形式としてい
る。任意の番号を例えば全仲介データ通し番号にすれ
ば、仲介IDから仲介データが一意に定まることにな
る。
【0070】図32に、認証DB2902の内容の一例
を示す。認証DBはユーザIDと個人情報から構成され
る。図5に示す検索メッセージを受け取り、しきい値を
4として、図30に示す内容の仲介情報DBを検索して
検索結果なしになった場合に、仲介情報登録手段290
5が登録した結果を図33に示す。6行目の項目が新た
に追加された項目である。仲介IDはユーザID「as
akura」に任意の数字を組み合わせて生成され、検
索回数には0が、仲介条件は検索要求メッセージに記載
されている検索条件の内容が、個人情報はユーザID
「asakura」を基に、図32に示す認証DB29
02を検索して獲得された氏名「朝倉敬喜」ほかが記載
されている。図5に示す検索要求メッセージには、内容
に関する記載がないため、内容の欄には−が入力されて
いる。
【0071】仲介情報登録手段2905は仲介情報DB
2904に情報を登録すると、登録したことを要求受付
手段2903に伝える。要求受付手段2903は検索件
数0として検索結果メッセージを生成し(3104)、
通信手段2901を介して検索結果メッセージを検索要
求ユーザに送信する。
【0072】次に、主観的評価情報要求メッセージを受
け取った場合の仲介サーバ3の動作について、図34に
示す流れ図を用いて説明する。通信手段2901が主観
的評価情報要求メッセージを受け取ると(S340
1)、そのメッセージを要求受付手段2903へ渡す。
要求受付手段2903は、主観的評価情報要求メッセー
ジのユーザIDに記載されているユーザIDを含む仲介
IDを保持している仲介履歴を仲介履歴DB2906か
ら検索する(S3402)。
【0073】図35に仲介履歴DB2906の内容の一
例を示す。仲介履歴DBは成立した仲介に関する情報を
蓄積する。仲介ID、その仲介IDで特定される仲介デ
ータと契約したユーザの契約ユーザID、契約した年月
日から構成される。図35に示す例では、2行目はユー
ザACompが登録した仲介データAComp−120
0に対してユーザ「iwata」が1995年5月18
日に契約したことを示している。
【0074】図16に示す主観的評価情報要求メッセー
ジを受け取った場合、仲介履歴DB2906が図35に
示す内容であると、ACompに一致する2行目から
「iwata」が、BCompに一致する3行目から
「miyashita」が、4行目から「kusui」
が、夫々検索されることになる。
【0075】ステップS3402で検索を実行した結
果、1つ以上の仲介履歴が検索されれば(S3403
Y)、要求受付手段2903は個別主観的評価情報要求
メッセージを作成し、通信手段2901を介して検索さ
れた契約者のユーザクライアント2に対してメッセージ
を送付する(S3404)。
【0076】個別主観的評価情報要求メッセージは主観
的評価情報要求メッセージと同様の形式である。例え
ば、「iwata」に対する個別主観的評価情報要求メ
ッセージは、図16に示す主観的評価情報要求メッセー
ジのヘッダのToが「iwata」に、FromがSe
rverに置き換えられ、ユーザIDが、評価対象であ
るACompのみに置き換えられることになる。
【0077】個別主観的評価情報要求メッセージに対す
る個別主観的評価情報提供メッセージをユーザクライア
ント2から受け取ると(S3405)、受け取った評価
情報に基づき主観的評価情報提供メッセージを生成し
て、通信手段2901を介して主観的評価情報要求メッ
セージの送付元へ生成したメッセージを送信し(340
6)、処理を終了する。
【0078】図17に示す主観的評価情報要求メッセー
ジは、ユーザ「mana」と「miya」から送られて
きた個別主観的評価情報提供メッセージに基づいて生成
されたメッセージである。仲介履歴がなにも検索されな
い場合は(S3403N)、主観的評価が存在しないも
のとして、主観的評価情報提供メッセージの評価情報の
項目を空白にして主観的評価情報提供メッセージを生成
し、主観的評価情報要求メッセージの送信元へメッセー
ジを発信し(S3406)、一連の処理を終了する。
【0079】主観的評価情報再要求メッセージを受信し
た時の動作は、図34に示す主観的評価情報要求メッセ
ージを受信したときの動作の流れと同様であり、例え
ば、ステップS3404は「個別主観的評価情報要求メ
ッセージを送付」となっているが、これが「個別主観的
評価情報再要求メッセージを送付」に代わるだけである
ためその説明は省略する。
【0080】次に、契約依頼メッセージを受け取ったと
きの仲介サーバ3の動作について説明する。通信手段2
901が契約依頼メッセージを受け取ると、メッセージ
を要求受付手段2903に渡す。メッセージを受け取っ
た要求受付手段2903は契約依頼メッセージの仲介I
Dからその仲介データ作成ユーザを特定し、仲介データ
作成ユーザに契約依頼メッセージを転送する。
【0081】例えば、図22に示す契約依頼メッセージ
を受け取った場合、要求受付手段2903は、仲介ID
BComp−1001からユーザIDBCompを抽出
し、ヘッダのFromをServerに、ヘッダのTo
とBCompにして、契約依頼メッセージをBComp
のユーザクライアント2に送信する。また、契約依頼メ
ッセージのFromを契約ユーザIDとして、仲介履歴
DBの内容を更新する。
【0082】図22に示す契約依頼メッセージを受け取
った場合、仲介IDとしてBComp−1001、契約
ユーザIDとして「asakura」、契約年月日とし
てその時点の年月日が仲介履歴DBに記録される。通信
手段2901がユーザBCompのユーザクライアント
2から契約確認メッセージを受け取ると、要求受付手段
2903に渡される。要求受付手段2903は、契約確
認メッセージの仲介IDで特定される仲介情報を仲介情
報DB2904から削除する。
【0083】また、仲介履歴DB2904に記載されて
いる仲介履歴データのうち、契約確認メッセージの仲介
IDで特定される仲介履歴データの契約ユーザIDで示
されるユーザへ、受け取った契約確認メッセージを転送
する。契約依頼メッセージの転送時と同様に、内容は同
一のまま、Toを仲介履歴データの契約ユーザIDに変
更し、FromをServerに変更して転送する。
【0084】次に、契約遂行完了メッセージを受け取っ
た場合の仲介サーバ3の動作について説明する。契約遂
行完了メッセージを受け取った通信手段2901はメッ
セージを要求受付手段2903へ渡す。要求受付手段2
903は客観的評価開始依頼メッセージを作成し、通信
手段2901を介して客観的評価情報管理手段4へ送信
する。
【0085】客観的評価開始依頼メッセージの一例を図
36に示す。メッセージの種類は客観的評価開始依頼を
示すOBEJCTIVE−INFO−START−RE
UESTであり、ヘッダと仲介ID、契約ユーザID、
仲介ID種別、契約ユーザID種別から構成される。仲
介IDは契約遂行完了メッセージに記載されている仲介
IDと同じであり、契約ユーザIDは契約遂行完了メッ
セージのFromと同一である。ただし、仲介IDから
特定される仲介データ作成ユーザIDと契約遂行完了メ
ッセージのFromが同一の場合、要求処理手段290
3は仲介IDを検索キーとして仲介履歴DB2906を
検索し、その契約ユーザIDを獲得し、そのユーザID
を客観的評価開始依頼の契約ユーザIDとする。
【0086】仲介ID種別は仲介IDで特定される仲介
データの種別のことであり、例えば仕事を仲介するシス
テムの場合は、求人または求職となる。契約ユーザID
種別は契約ユーザの種別を表現するデータであり、仲介
データ種別と対となる内容で、仲介データ種別が求人の
場合は、契約ユーザ種別は求職となる。仲介データ種別
は仲介IDを検索キーにして仲介情報DB2904を検
索し、仲介条件種別から獲得する。
【0087】次に、客観的評価情報管理手段4の構成と
動作について説明する。図37に客観的評価情報管理手
段4の構成を示す。客観的評価情報管理手段4は、ネッ
トワーク1を介して、仲介サーバ3、ユーザクライアン
ト2とメッセージを交換するための手段である通信手段
3701と、客観的評価情報要求を受け付け該当する客
観的評価情報を送付する客観的評価情報要求受付手段3
702と、客観的評価情報を蓄積する客観的評価DB3
703と、ユーザが記載した客観的評価情報を集計して
客観的評価DBに記録する客観的評価情報集計手段37
04と、客観的評価をするようユーザに依頼する客観的
評価情報記載依頼手段3705と、ユーザに評価しても
らう客観的評価項目を保持している客観的評価テンプレ
ート3706とから構成される。
【0088】客観的評価DB3703の内容の一例を図
38に示す。客観的評価DBは、評価対象を特定する仲
介IDと、その評価を記入したユーザのIDである評価
ユーザIDと、客観的評価内容から構成される。例えば
図38の2行目は、ユーザ「iwata」が仲介IDA
Comp−1200で特定される仲介データの仕事に関
して、「金銭授受、仕様提出ともに遅延がなかった」と
いう評価を与えたことを示している。
【0089】客観的評価情報管理手段4が、客観的評価
情報要求メッセージを受け取ったときの動作について説
明する。通信手段3701は受け取った客観的評価情報
要求メッセージを客観的評価情報要求受付手段3702
へ渡す。客観的評価情報要求受付手段3702は、客観
的評価情報要求メッセージのユーザIDに記載されてい
るユーザIDで特定されるユーザの客観的評価情報を客
観的評価DB3703から検索する。具体的には、客観
的評価情報要求メッセージのユーザIDに記載されてい
るユーザIDが客観的評価DBの仲介IDに含まれてい
る情報を該当データとする。図12に示す客観的評価情
報要求メッセージを受け取った場合、客観的評価DBが
図38に示す内容であるとすると、ACompから2行
目のデータが、BCompから4行目と5行目のデータ
が、夫々該当することになる。
【0090】客観的評価情報要求受付手段3702は検
索結果から客観的評価情報提供メッセージを生成し、客
観的評価情報要求メッセージのFromに記載されてい
るユーザのユーザクライアントに通信手段3701を介
して送信する。図12に示す客観的評価情報要求メッセ
ージを受け取り、図38に示す客観的評価DB3703
を検索した場合に生成される客観的評価情報提供メッセ
ージは図13に示す内容となる。メッセージの評価情報
の7〜10行目には、図38に示す客観的評価DB37
03の2行目の内容が記載され、11〜15行目には客
観的評価DB3703の4行目と5行目の内容が記載さ
れている。ここで、客観的評価DB3703の4行目と
5行目にある「仕様提出=遅延なし」の重複は1つにま
とめて記載する。
【0091】次に、客観的評価情報管理手段4が客観的
評価開始依頼メッセージを受け取ったときの動作につい
て説明する。ここでは契約は必ず2者間で行われるもの
としているため、客観的評価も相互に行われるものとす
る。通信手段3701は受け取った客観的評価開始依頼
メッセージを客観的評価情報記載依頼手段3705へ渡
す。客観的評価情報記載依頼手段配布手段3705は、
受け取った客観的評価開始依頼メッセージから、契約関
係が成立した2ユーザのユーザIDとそのユーザID種
別を抽出する。
【0092】具体的には、客観的評価開始依頼メッセー
ジから仲介IDに含まれるユーザID、仲介ID種別、
契約ユーザID、契約ユーザID種別を抽出することに
なる。客観的評価情報記載依頼手段3705抽出したユ
ーザIDとその種別に合致する客観的評価テンプレート
3706の内容を検索し、評価項目の情報を獲得する。
客観的評価テンプレート3706の内容の一例を図39
に示す。客観的評価テンプレート3706は、ユーザに
評価してもらう客観的評価項目を保持しているデータベ
ースであり、予め管理者によって構築されているもので
ある。
【0093】ユーザに評価してもらう客観的評価項目
と、評価を記載してもらうユーザの種別とユーザID、
および評価対象となるユーザのユーザIDから構成され
る。例えば図39の2行目は、ユーザID種別が求職で
あるユーザに対して客観的評価項目「金銭授受、仕様提
出の遅延」について評価してもらうことを示している。
また、4行目は評価対象ユーザIDがDCompの場合
には、仕様変更が何回起こったかの評価をしてもらうこ
とを示している。「*」はその内容を問わないことを示
している。
【0094】図36に示す客観的評価開始依頼メッセー
ジを受け取った場合、(BComp、求人)と(asa
kura、求職)のユーザID、種別のペアが抽出され
る。客観的評価テンプレート3706の内容が図39に
示す内容の場合、2行目からユーザBCompが評価す
る項目は「成果納品の遅延評価と工数見積もりの正確性
評価」であることが検索される。また、1行目からユー
ザ「asakura」が評価する項目は「金銭授受の遅
延と仕様提出の遅延」であることが検索される。
【0095】客観的評価情報記載依頼手段3605は検
索された評価項目から客観的評価記載要求メッセージを
対応するユーザに送付する。図36に示す客観的評価開
始依頼メッセージを受け取り、図39に示す客観的評価
テンプレート3706を検索した場合、「asakur
a」に対して送付される客観的評価記載要求メッセージ
は図27に示す内容となる。
【0096】次に客観的評価情報管理手段4が客観的評
価記載結果メッセージを受け取ったときの動作について
説明する。通信手段3701は受け取った客観的評価記
載結果メッセージを客観的評価情報集計手段3704へ
渡す。客観的評価情報集計手段3704は、受け取った
メッセージから、仲介ID、ヘッダのFrom、評価結
果を抽出し、そのデータをそれぞれ客観的評価DBの仲
介ID、評価ユーザID、客観的評価の欄に登録する。
図28に示す客観的評価記載結果メッセージを受け取っ
て図38に示す客観的評価DBに登録した結果を図40
に示す。6行目が追加された内容である。
【0097】次に、ユーザクライアント2が主観的評価
情報要求メッセージを受け取ったときの動作について説
明する。通信手段301は受け取った主観的評価情報要
求メッセージを、主観的評価管理情報手段305へ渡
す。主観的評価情報管理手段305はメッセージのユー
ザIDの内容を抽出しそのユーザIDが評価対象ユーザ
IDとして含まれかつ提供ユーザIDが自分のユーザI
D309と同一である主観的評価DB306の主観的評
価情報を検索する。主観的評価情報管理手段305は、
検索結果から主観的評価情報提供メッセージを生成し
て、通信手段301を介して主観的評価情報要求メッセ
ージの発信元へ送信する。
【0098】また、このとき提供する情報の件数に応じ
て情報貢献度308の値を大きくする。例えば、主観的
評価DB306の内容が図8に示す内容であり、図41
に示す主観的評価情報要求メッセージを受け取った場
合、ユーザIDがACompであるため、評価対象ユー
ザIDがACompである3行目のデータが検索され、
図42に示す主観的評価情報提供メッセージが送信され
る。1件の情報提供につき情報貢献度308の値を1大
きくすることになっている場合、この例では、1件の情
報提供を行ったことから、情報貢献度308は1大きく
なる。
【0099】次に、ユーザクライアント2が主観的評価
情報再要求メッセージを受け取ったときの動作について
説明する。通信手段301は受け取った主観的評価情報
再要求メッセージを、主観的評価管理情報手段305へ
渡す。主観的評価情報管理手段305は、メッセージの
ユーザIDの内容を抽出し、そのユーザIDで特定され
るユーザに対する評価を入力するよう主観的評価入力手
段307を介してユーザに要求する。ユーザが何らかの
評価を入力すると、主観的評価情報管理手段305はそ
の入力内容を主観的評価DB306に保存すると共に、
入力内容から主観的評価情報再提供メッセージを生成し
て、通信手段301を介して主観的評価情報再要求メッ
セージの発信元へ送信する。また、このとき提供する情
報の件数に応じて情報貢献度308の値を大きくする。
各メッセージの例は、主観的評価情報要求メッセージを
受け取った場合とほぼ同じため説明は省略する。
【0100】次に、ユーザクライアント2が契約依頼メ
ッセージを受け取ったときの動作について説明する。通
信手段301は受け取った契約依頼メッセージを仲介制
御手段302へ渡す。仲介制御手段302は、メッセー
ジ中の仲介条件、個人情報を抽出し、仲介入出力手段3
04を介してユーザに契約依頼メッセージが到着したこ
とをその内容とともに知らせる。ユーザが内容を確認し
たことを仲介入出力手段304を介して仲介制御手段3
02に伝えると、仲介制御手段302は契約確認メッセ
ージを生成し、通信手段301を介してそのメッセージ
を契約依頼メッセージ発信者に対して送信する。
【0101】次に本発明の第二の実施の形態を図面を用
いて説明する。図43は本発明の第二の実施の形態であ
る電子仲介システムの構成を示すブロック図である。第
一の実施の形態に契約遂行管理手段4305を追加し、
ユーザクライアント2をユーザクライアント2とは異な
る構成を持つユーザクライアント4302に交換したも
のである。契約遂行管理手段4301は、契約が成立し
た後に、契約時に交わしたユーザ間で仕事に必要な仕様
書、成果物、金銭等の交換物件を中継し、交換物件の予
定納入日と実際に納入された日付との差異を検出し、そ
の差異を客観的評価手段4に客観的評価情報として提供
する。
【0102】図44に本発明の第二の実施の形態である
電子仲介システムのユーザクライアント4302のブロ
ック図を示す。ユーザクライアント4302は、ユーザ
クライアント2の構成に、契約物件送受信手段4401
を加えて構成される。契約物件送受信手段4401は契
約時に受け取る契約をした物件を実際に受け取ると共
に、契約相手に送る契約をした物件を実際に送る手段で
ある。
【0103】図45に示す流れ図を用いて契約完了後の
動作について説明する。図4に示すブロック図のステッ
プS418以降のステップに代わるステップである。契
約が完了すると仲介制御手段302により契約依頼メッ
セージが作成され、仲介サーバ3に送信される(S45
01)。図46に契約依頼メッセージの一例を示す。図
26に示す契約依頼メッセージに契約条件が加わったも
のであり、これは例えば、仲介入出力手段304から、
仲介条件とは別にユーザが入力したものである。このメ
ッセージを受け取った仲介サーバ3の動作は、第一の実
施の形態と同じであり個人情報と仲介条件を付加して契
約相手に契約依頼メッセージを送付する。仲介サーバ3
から契約相手のユーザクライアント4302に送信され
る契約依頼メッセージの一例を図47に示す。
【0104】契約依頼メッセージを受け取ったユーザク
ライアント1の仲介制御手段302は、仲介入出力手段
304を介して契約条件をユーザに提示し、必要があれ
ば条件を修正させると共に、新たに条件を追加させるメ
ッセージを表示する。修正・追加された契約条件は仲介
制御手段302へ渡され、契約確認メッセージが作成さ
れ、仲介サーバ3に送信される(S4502)。契約確
認メッセージの例を図48に示す。
【0105】図46の契約条件の項目には、ユーザBC
ompが守らなければならない契約条件である、仕様書
提出日1999年8月1日、報酬300000円、報酬
支払日1999年9月15日が記載され、さらにユーザ
「asakura」が守らなければならない契約条件で
ある、成果物提出日1999年8月31日が記載されて
いる。仲介サーバ経由で契約確認メッセージを受け取っ
たユーザクライアント4302における仲介制御手段3
02は、仲介入出力手段を介して契約条件を提示し、契
約条件の確認を促す。契約に問題がなければ、その時点
で契約は完了し次のステップへ処理は進む。契約に問題
があれば、再度ステップ4501からの処理を繰り返
す。
【0106】ユーザは契約物件送受信手段4401を介
して契約条件に記述された契約物件を契約遂行管理手段
4301に送付する(S4504)。このとき、契約物
件送受信手段は契約物件納品メッセージを生成する。契
約物件納品メッセージの一例を図49に示す。メッセー
ジの種類は契約物件納品を示すCONTRACTED−
GOODS−DELIVERであり、ヘッダ、仲介I
D、実際の納入物件から構成される。図49では、仕様
書自体の記述は省略し、[仕様書本体]としてある。契
約物品納品メッセージを受け取った契約遂行管理手段4
301は仲介サーバ3に対して納品期限要求メッセージ
を送付して、受け取った契約物品納品メッセージに含ま
れる納品物件の納品期限を獲得し、現在の日時と比較す
ることで予定との差異である、差異日時を検出する(S
4505)。納品期限要求メッセージの一例を図50に
示す。メッセージの種類は納品期限要求メッセージを示
すDELIVERY−PERIOD−REQUESTで
あり、ヘッダ、仲介ID、物品名から構成される。
【0107】図50では、仲介IDBComp−100
1で特定される契約における仕様書の納品期限を要求し
ている。仲介サーバ3は仲介履歴DBを検索して納品期
限通知メッセージで納品期限を通知する。納品期限通知
メッセージの一例を図51に示す。このメッセージは、
メッセージ種類、ヘッダ、仲介ID、物品名、納品期限
から構成される。図51に示す例では、仲介IDBCo
mp−1001で特定される契約の仕様書は1999年
8月1日までに納品することになっていることを示して
いる。
【0108】メッセージの差異を検出した契約遂行管理
手段は、算出された差異日時から客観的評価情報記載結
果メッセージを作成し、客観的評価情報管理手段4に送
信して、客観的評価情報として登録する(S450
6)。客観的評価情報記載結果メッセージの一例は図2
8に示してある通りであり、例えば仕様書提出の差異日
時が2日だった場合、評価結果として図28の最後の行
の通りに記述される。なお、図28の8行目の金銭授受
に関しては算出されていないので、このステップで送信
されるメッセージには記述されない。
【0109】次に、受け取った契約物件納品メッセージ
を該当するユーザのユーザクライアント4302に送信
し(S4507)、該当するユーザのユーザクライアン
ト4302の契約物件送受信手段がそのメッセージを受
け取り、契約物件をユーザに提示して(S4508)処
理が終了する。
【0110】次に本発明の第三の実施の形態を図面を用
いて説明する。図52は本発明の第三の実施の形態であ
る電子仲介システムの構成を示すブロック図である。客
観的評価情報管理手段4を、この客観的評価情報管理手
段4とは異なる構成である客観的評価情報管理手段52
01に置き換えたものである。客観的評価情報管理手段
5201の構成の一例を図53に示す。図37に示す客
観的評価情報管理手段4に客観的評価情報一般化手段5
301を追加したものである。客観的評価情報一般化手
段5301は客観的評価情報受付手段3702から呼び
出され、客観的評価情報提供メッセージを作成するとき
に、客観的評価DB3703から検索した客観的評価情
報を一般化する。
【0111】例えば、客観的評価DBが図38に示す内
容であったときに、客観的評価情報要求受付手段370
2がBCompに関する客観的評価情報要求メッセージ
を受け取ったとき、第一の実施の形態では、客観的評価
情報提供メッセージとして図13の12行目から15行
目までを送付していたが、第三の実施の形態において
は、客観的評価情報要求受付手段は12行目から15行
目までを客観的評価情報一般化手段5301に送る。客
観的評価情報一般化手段5301は受け取った情報を一
般化する。ここで一般化とは、一つのカテゴリの多くの
評価情報を一つにまとめて表現することにする。
【0112】図13の12行目から15行目において、
金銭授受の遅延について、遅延なしの場合と、遅延5日
の2つの評価情報があるため、客観的保持手段では、件
数だけを見て「金銭授受は50%の確率で遅れる可能性
があります」という表現を生成する。あるいは日にちの
平均をとった場合「金銭授受は2.5日遅れる可能性が
あります」という表現を生成する。生成された評価を受
け取った客観的評価情報要求受付手段3702は、まと
められた評価情報を元に客観的評価情報提供メッセージ
を生成する。図13の例では、13行目、14行目が、
例えば「金銭授受は50%の確率で遅れる可能性があり
ます」という評価に置換され、客観的評価情報提供メッ
セージとして送信される。
【0113】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、求人
求職システムや物品売買システム等の電子仲介システム
において、ユーザが入力した条件以外に契約候補ユーザ
に関して他人が入力した主観的な評価情報や客観的な評
価情報を活用することで、契約候補を選択することが容
易になり、事前に契約相手に関する悪い情報も知ること
ができるため契約後のトラブル発生が少なくなるという
効果がある。
【0114】また、候補選択に利用する評価情報を流通
しやすくするために情報貢献度を導入し、評価情報を提
供しないユーザは評価情報を利用することができないよ
うにしたため、評価情報の流通が滞ることが無くなり、
候補選択に常時評価情報を利用することができ、契約相
手の候補選択が常に容易になるという効果もある。
【0115】更に、その客観的評価情報の生成をシステ
ムが受け持つことにより、より客観性の高い評価情報が
獲得できると共に、客観的評価情報を一般化して多くの
評価情報を可読できる状態にすることで、その信頼性を
高めることができるため、さらに評価情報を用いた契約
候補の選択が容易で確実になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構成を示すブロック図である。
【図2】システム全体の動作を示す流れ図である。
【図3】ユーザクライアントの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】ユーザが仲介を行うときのユーザクライアント
動作を示す流れ図である。
【図5】ユーザクライアントから仲介サーバへ送られる
検索依頼メッセージの一例を示す図である。
【図6】仲介サーバからユーザクライアントに送られる
検索結果メッセージの一例を示す図である。
【図7】仲介制御手段が生成する検索結果リストの一例
を示す図である。
【図8】主観的評価DBの内容の一例を示す図である。
【図9】仲介制御手段によって修正された検索結果リス
トの一例を示す図である。
【図10】仲介履歴DBの内容の一例を示す図である。
【図11】仲介制御手段によって個人情報を付加された
検索結果リストの一例を示す図である。
【図12】客観的評価情報要求メッセージの一例を示す
図である。
【図13】客観的評価情報提供メッセージの一例を示す
図である。
【図14】仲介制御手段によって客観的評価情報を付加
された検索結果リスト一例を示す図である。
【図15】仲介制御手段によって主観的評価情報を付加
された検索結果リスト一例を示す図である。
【図16】主観的評価情報要求メッセージの一例を示す
図である。
【図17】主観的評価情報提供メッセージの一例を示す
図である。
【図18】仲介制御手段によって主観的評価情報を付加
された検索結果リスト一例を示す図である。
【図19】主観的評価情報再要求メッセージの一例を示
す図である。
【図20】主観的評価情報再提供メッセージの一例を示
す図である。
【図21】仲介制御手段によって主観的評価情報を付加
された検索結果リスト一例を示す図である。
【図22】ユーザクライアントから仲介サーバへ送られ
る契約依頼メッセージである。
【図23】仲介サーバからユーザクライアントへ送られ
る契約依頼メッセージである。
【図24】仲介サーバからユーザクライアントへ送られ
る契約確認メッセージである。
【図25】仲介履歴DBの内容の一例を示す図である。
【図26】契約遂行完了メッセージの一例を示す図であ
る。
【図27】客観的評価記載要求メッセージの一例を示す
図である。
【図28】客観的評価記載結果メッセージの一例を示す
図である。
【図29】仲介サーバの構成を示すブロック図である。
【図30】仲介DBの内容の一例を示す図である。
【図31】仲介サーバが検索要求メッセージを受け取っ
たときの動作を示す流れ図である。
【図32】認証DBの内容の一例を示す図である。
【図33】仲介サーバの仲介情報登録手段によって仲介
データを付加された仲介情報DBの内容の一例を示す図
である。
【図34】仲介サーバが主観的評価情報要求メッセージ
を受け取ったときの動作を示す流れ図である。
【図35】仲介履歴DBの内容の一例を示す図である。
【図36】客観的評価開始依頼メッセージの一例を示す
図である。
【図37】客観的評価情報管理手段の構成を示すブロッ
ク図である。
【図38】客観的評価DBの内容の一例を示す図であ
る。
【図39】客観的評価テンプレートの内容の一例を示す
図である。
【図40】客観的評価DBの内容の一例を示す図であ
る。
【図41】主観的評価情報要求メッセージの内容の一例
を示す図である。
【図42】主観的評価情報提供メッセージの内容の一例
を示す図である。
【図43】本発明の第二の実施の形態における全体構成
を示すブロック図である。
【図44】本発明の第二の実施の形態におけるユーザク
ライアントの構成を示すブロック図である。
【図45】本発明の第二の実施の形態における契約後の
動作の一例を示す流れ図である。
【図46】ユーザクライアントから仲介サーバへ送られ
る契約依頼メッセージの一例を示す図である。
【図47】仲介サーバからユーザクライアントへ送られ
る契約依頼メッセージの一例を示す図である。
【図48】ユーザクライアントから仲介サーバへ送られ
る契約確認メッセージの一例を示す図である。
【図49】契約物件納品メッセージの一例を示す図であ
る。
【図50】納品期限要求メッセージの一例を示す図であ
る。
【図51】納品期限提供メッセージの一例を示す図であ
る。
【図52】本発明の第三の実施の形態における全体構成
を示すブロック図である。
【図53】本発明の第三の実施の形態における客観的評
価情報管理手段の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 ユーザクライアント 3 仲介サーバ 4 客観的評価情報管理手段 301 通信手段 302 仲介制御手段 303 仲介履歴DB 304 仲介入出力手段 305 主観的評価情報管理手段 306 主観的評価DB 307 主観的評価入力手段 308 情報貢献度 309 ユーザID 2901 通信手段 2902 認証DB 2903 要求受付手段 2904 仲介情報DB 2905 仲介情報登録手段 2906 仲介履歴DB 3701 通信手段 3702 客観的評価情報要求受付手段 3703 客観的評価DB 3704 客観的評価情報集計手段 3705 客観的評価情報記載依頼手段 3706 客観的評価テンプレート 4302 ユーザクライアント 4305 契約遂行手段 4401 契約物件送受信手段 5201 客観的評価情報管理手段 5301 客観的評価情報一般化手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークを介して接続
    され、ユーザのシステムへのアクセス手段でありかつシ
    ステムのユーザへのアクセス手段である少なくとも2台
    以上のユーザクライアントと、仲介のためのデータを保
    持しユーザクライアントからの要求で該当する仲介デー
    タを検索してユーザクライアントに返却する仲介サーバ
    と、他のユーザから入力されたユーザに関する客観的な
    評価情報を保持し、ユーザクライアントから要求があれ
    ば、この保持している客観的評価情報を提供する客観的
    評価情報管理手段とを有することを特徴とする電子仲介
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子仲介システムであっ
    て、 前記ユーザクライアントは、前記コンピュータネットワ
    ークを介してネットワークに接続された他の手段と情報
    交換する通信手段と、仲介作業を制御する仲介制御手段
    と、仲介した履歴を保持する仲介履歴DB(データベー
    ス)と、仲介作業で生ずるユーザへの情報提示とユーザ
    からの入力を受け持つ仲介入出力手段とを有し、 前記仲介サーバは、前記ネットワークを介して前記客観
    的評価情報管理手段及び前記ユーザクライアントとメッ
    セージを交換する通信手段と、ユーザの個人情報を保持
    するための認証DBと、ユーザからの仲介情報の検索要
    求を受け付ける要求受付手段と、検索の対象となる仲介
    情報を蓄積する仲介情報DBとを有し、 前記客観的評価情報管理手段は、前記ネットワークを介
    して前記仲介サーバ及び前記ユーザクライアントとメッ
    セージを交換する通信手段と、前記客観的情報要求を受
    け付け該当する客観的評価情報を送付する客観的評価情
    報要求受付手段と、前記客観的評価情報を蓄積する客観
    的評価DBとを有し、 ユーザの前記仲介入出力手段からの仲介条件の入力に応
    答して、前記仲介サーバから入力された条件に合致する
    情報を検索し、この検索結果に含まれているユーザID
    で特定されるユーザに関する客観的評価情報を前記客観
    的評価情報管理手段から獲得して検索結果と共に表示す
    るようにしたことを特徴とする電子仲介システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子仲介システムであっ
    て、 前記ユーザクライアントで単純に検索結果を提示するだ
    けでなく、前記客観的評価情報を用いて検索結果から推
    薦すべき仲介情報を検出し、ユーザに提示することを特
    徴とする電子仲介システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電子仲介システムであっ
    て、 前記客観的評価情報管理手段は、ユーザの客観的評価を
    するよう依頼する客観的評価情報記載依頼手段と、ユー
    ザに評価してもらう客観的評価項目を保持している客観
    的評価テンプレートと、ユーザによって記載された客観
    的評価情報を客観的評価DBに登録する客観的評価情報
    集計手段とを有し、契約の遂行が完了したユーザに対し
    て契約相手の客観的評価をするよう依頼し、この依頼に
    よって記載された客観的評価情報を前記客観的評価DB
    に登録するようにしたことを特徴とする電子仲介システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の電子仲介システ
    ムであって、 前記ユーザクライアントは、主観的評価情報を管理する
    主観的評価情報管理手段と、主観的評価情報を蓄積する
    主観的評価DBとを有し、前記検索結果に含まれている
    ユーザIDで特定されるユーザに関する主観的評価情報
    を前記主観的評価情報管理手段から獲得して検索結果と
    共に表示するようにしたことを特徴とする電子仲介シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5いずれか記載の電子仲介シ
    ステムであって、 前記仲介サーバは仲介の成立(=契約)履歴を蓄積する
    仲介履歴DBを有し、前記ユーザクライアントからユー
    ザIDで特定されるユーザの主観的評価情報を要求され
    たときに、前記仲介履歴DBを検索して過去に該ユーザ
    と契約したことのあるユーザのユーザクライアントに対
    して該ユーザに対する主観的評価情報を要求し、さらに
    主観的評価情報を要求された前記ユーザクライアント
    は、前記主観的評価情報DBから該ユーザの主観的評価
    情報を検索して、前記仲介サーバに返却し、さらにま
    た、返却された主観的評価情報をまとめて、最初に主観
    的評価情報を要求してきたユーザに返却し、さらに、獲
    得された主観的評価情報を検索結果と共に表示すること
    ができるようにしたことを特徴とする電子仲介システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電子仲介システムであっ
    て、 前記ユーザクライアントは、さらにユーザが入力した主
    観的評価手段を保持する主観的評価入力手段を有し、す
    べてのユーザクライアントの主観的評価DBに該ユーザ
    の主観的評価情報が保持されていないとき、前記仲介サ
    ーバが前記仲介履歴DBを検索して過去に該ユーザと契
    約したことのあるユーザのユーザクライアントに対して
    該ユーザに対する主観的評価情報を再要求し、さらに、
    主観的評価情報を再要求されたユーザクライアントは、
    主観的評価入力手段を介してユーザに対して該ユーザに
    関する主観的評価情報を入力するよう促し、仲介制御手
    段は入力された該ユーザに対する主観的評価情報を返却
    し、仲介サーバは返却された主観的評価情報をまとめ
    て、最初に主観的評価情報を要求してきたユーザに返却
    し、さらに、返却された主観的評価情報を検索結果と共
    に表示することができるようにしたことを特徴とする電
    子仲介システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電子仲介システムであっ
    て、 さらに前記ユーザクライアントに、ユーザが評価情報の
    流通にどれだけ貢献したかを示す指標である情報貢献度
    をさらに有し、主観的評価情報と客観的評価情報を提供
    したときに、情報貢献度の値を大きくし、主観的評価情
    報と客観的評価情報を要求したときに情報貢献度の値を
    小さくし、情報貢献度の値が一定値より小さい場合に評
    価情報の要求ができないことを特徴とする電子仲介シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電子仲介システムであっ
    て、 さらに契約が成立したときに情報貢献度の値を小さくす
    ることを特徴とする電子仲介システム。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の電子仲介シス
    テムであって、 さらに前記仲介サーバに前記要求受付手段からデータを
    受け取りその仲介情報を登録する仲介情報登録手段を有
    し、前記要求受付手段が前記仲介情報DBを検索したと
    きに該当する仲介データが存在しなければ、検索条件を
    登録データとして前記仲介情報登録手段に渡し、前記仲
    介情報登録手段は受け取った情報を仲介情報DBに登録
    するようにしたことを特徴とする電子仲介システム。
  11. 【請求項11】 請求項5〜10いずれか記載の電子仲
    介システムであって、 前記ユーザクライアントで検索結果を提示するときに、
    悪い主観的評価を下したユーザが検索結果中に含まれて
    いたら、そのユーザに関する検索結果を提示しないよう
    にしたことを特徴とする電子仲介システム。
  12. 【請求項12】 請求項5〜11いずれか記載の電子仲
    介システムであって、 さらに、契約時に約束した納品物件の納入を監視する契
    約遂行管理手段と、前記ユーザクライアントに、契約時
    に約束した納品物件を相手に送付しかつ相手からの納品
    物件を受信する契約物件送受信手段とを有し、契約後に
    納品物件を前記契約物件送受信手段から契約遂行管理手
    段を介して相手に送付することで、前記契約遂行管理手
    段は納品予定日と実際の納品日の差異を知りその差異を
    客観的評価情報として登録するようにしたことを特徴と
    する電子仲介システム。
  13. 【請求項13】 請求項5〜12いずれか記載の電子仲
    介システムであって、 さらに、客観的評価情報管理手段に客観的評価情報一般
    化手段を有し、前記客観的評価情報を提供するときに、
    複数の客観的評価情報を一般化して提供すると共にその
    客観的評価が正しいかどうかを評価されたユーザに確認
    するようにしたことを特徴とする電子仲介システム。
JP19972199A 1999-07-14 1999-07-14 電子仲介システム Pending JP2001028002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19972199A JP2001028002A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 電子仲介システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19972199A JP2001028002A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 電子仲介システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001028002A true JP2001028002A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16412517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19972199A Pending JP2001028002A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 電子仲介システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001028002A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230224A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Masafumi Sawara 評価装置、情報処理方法、評価サーバシステム
JP2002279217A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Toshiba Corp オンラインショッピングシステム
JP2002324125A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Shake:Kk 判断情報入出力システム及び方法
JP2003006308A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Yoshimitsu Kagiwada 求人情報提供システム及び求職情報提供システム並びに求人情報提供プログラム及び求職情報提供プログラム
WO2003005260A1 (fr) * 2001-07-04 2003-01-16 Bi-Net Co., Ltd. Systeme de traitement d'informations relatives a un projet
JPWO2002077868A1 (ja) * 2001-03-27 2004-07-15 株式会社ニコン デジタルデータの仲介方法
JP2005038208A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Ntt Data Corp プレゼンス情報管理装置およびそのプログラム
US7636673B2 (en) 2001-08-06 2009-12-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Human resource auction system, human resource auction server, subscriber management server, license organization server, and application program
JP6164598B1 (ja) * 2017-01-13 2017-07-19 stoooc株式会社 マッチング装置、マッチングシステム、マッチング方法及びプログラム
JP6369709B1 (ja) * 2018-02-15 2018-08-08 震太郎 徳永 情報管理装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230224A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Masafumi Sawara 評価装置、情報処理方法、評価サーバシステム
JP2002279217A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Toshiba Corp オンラインショッピングシステム
JPWO2002077868A1 (ja) * 2001-03-27 2004-07-15 株式会社ニコン デジタルデータの仲介方法
JP2002324125A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Shake:Kk 判断情報入出力システム及び方法
JP2003006308A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Yoshimitsu Kagiwada 求人情報提供システム及び求職情報提供システム並びに求人情報提供プログラム及び求職情報提供プログラム
WO2003005260A1 (fr) * 2001-07-04 2003-01-16 Bi-Net Co., Ltd. Systeme de traitement d'informations relatives a un projet
US7636673B2 (en) 2001-08-06 2009-12-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Human resource auction system, human resource auction server, subscriber management server, license organization server, and application program
JP2005038208A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Ntt Data Corp プレゼンス情報管理装置およびそのプログラム
JP6164598B1 (ja) * 2017-01-13 2017-07-19 stoooc株式会社 マッチング装置、マッチングシステム、マッチング方法及びプログラム
JP2018112980A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 stoooc株式会社 マッチング装置、マッチングシステム、マッチング方法及びプログラム
WO2018131692A1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 stoooc株式会社 マッチング装置、マッチングシステム、マッチング方法及びプログラム
JP6369709B1 (ja) * 2018-02-15 2018-08-08 震太郎 徳永 情報管理装置
JP2019140629A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 震太郎 徳永 情報管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101259262B1 (ko) 화면 커스터마이즈 지원 시스템 및 화면 커스터마이즈 지원 방법
US7636665B2 (en) Method and system for remotely managing business and employee administration functions
US20140040162A1 (en) Method and system for providing information from a customer relationship management system
JPH10214113A (ja) 掲示板型データベースを用いた業務処理システム及びその処理方法
US20180204183A1 (en) Apparatus and method for processing work activity based on work object
WO2005102012A2 (en) System and method for mapping relationship management intelligence
JPH11175617A (ja) 取引仲介システム、取引仲介管理方法、端末装置および情報送受信システム
KR101863772B1 (ko) 채용 정보 추천 방법 및 이 방법이 적용된 기기 및 시스템
JP2001028002A (ja) 電子仲介システム
JP2017054448A (ja) 住宅ローン事前審査システム、方法およびプログラム
JP2002324194A (ja) アクセス権管理方法
JP5049509B2 (ja) 公開予約処理サーバ
JP2020091869A (ja) Snsシステム、コンピュータプログラム、snsを用いたマーケティングオートメーション方法及び表示方法
JP7354085B2 (ja) ビジネス支援装置、ビジネス支援方法、及びビジネス支援プログラム
KR20220125443A (ko) 마케팅 데이터베이스를 포함한 온라인 쇼핑몰 중개 시스템
KR101885305B1 (ko) 이력 기반의 채용 정보 추천 시스템
KR100366026B1 (ko) 인터넷상에서 경매 방식을 이용한 프로젝트 사업자 선정방법
JP2010204915A (ja) 電子文書開示システム、電子文書の開示方法およびプログラム
JP2002150035A (ja) ベンチャー企業・投資家仲介システム
JP4067948B2 (ja) 電子商取引における営業担当者管理方法、サーバ及びプログラム
JP2008234013A (ja) 問い合わせ管理システム及び問い合わせ管理プログラム
JP2004021571A (ja) 求人・求職支援システム
JP7449886B2 (ja) 情報共有支援方法及び情報共有支援装置
JP2020052943A (ja) データクレンジング・名寄せに関する情報処理システム
JP7406309B2 (ja) 店舗管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040323