JP2001023586A - 電解液内蔵電池 - Google Patents

電解液内蔵電池

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JP2001023586A JP11191812A JP19181299A JP2001023586A JP 2001023586 A JP2001023586 A JP 2001023586A JP 11191812 A JP11191812 A JP 11191812A JP 19181299 A JP19181299 A JP 19181299A JP 2001023586 A JP2001023586 A JP 2001023586A
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吾朗 渡辺
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英之 正木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電解液内蔵電池の電解液注入口に挿着されるボ
ルトの締め付けトルクの低減を可能とする封止手段を有
することにより、電池ケースの板厚を薄くすることによ
る電池重量の軽量化を図り、また部品の表面粗さ、部品
洗浄などで生ずる傷の許容できる範囲を拡大することを
目的とする。 【解決手段】 電解液注入口の封止は、輪状の隔壁部を
有するワッシャー72と弾性材料からなるシール73と
を注入口に配設して、栓ボルト71を注入口に挿着する
ことによって行われ、ワッシャー72の隔壁部と栓ボル
ト71の頭部と電池ケースの表面部分とで区画される空
間に弾性材料が加圧状態で封入されることによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解液内蔵電池に
関する。更に詳しくは内蔵した電解液の漏洩を防止する
手段を有する電解液内蔵電池に関する。
【0002】
【従来の技術】電解液を内蔵した電池を製造する場合に
は、電解液を注入した後、電解液が漏洩しないように電
解液注入口を密閉する必要がある。電解液が漏洩すると
電池として機能しなくなるからである。
【0003】電解液の漏洩を防止する手段として、特開
平9−092242号公報には比較的容量の大きい非水
電解液二次電池について、電解液注入口の内側の側面に
雌ねじを切っておき、電解液注入口を密閉するための栓
ボルトと電解液注入口との間にメタルシールを配置し
て、栓ボルトを電解液注入口にメタルシールを介して締
め付けることにより、電解液注入口を密閉する手法が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしメタルシールを
電解液注入口と栓ボルトとの間に配置して、栓ボルトを
メタルシールを介して電解液注入口に締め付けることに
よって、密閉性を確保しようとする場合には、例えばM
4の六角ボルトを栓ボルトとして用いた場合には、締め
付けトルクが50kgf・cm程度必要となる。メタル
シールを介して締め付ける場合には、メタルシールには
弾性がないためそれだけ大きな締め付けトルクで締め付
ける必要があるからである。その結果、雌ねじのねじ山
を確保するためには、例えばステンレス製電池ケースで
は、ケースの蓋の板厚が3mm程度必要となる。しかし
これでは電池重量が増加してしまい、重量エネルギー密
度、重量出力密度等の電池特性を低下させることにな
る。
【0005】またメタルシールが接する金属表面を研磨
して、平滑にしないと密閉性が得られないため、電池ケ
ースの蓋、栓ボルト等の部品コストが増大するという問
題が生じた。更には部品洗浄工程等でできた傷が密閉性
を阻害するという問題も生じた。
【0006】本発明は、上記問題点を鑑みて、なされた
ものである。即ち本発明は、電解液注入口を密閉するた
めに電解液注入口に螺着されるボルトの締め付けトルク
の低減を可能とする封止手段を有した電解液内蔵電池を
提供することを目的とする。
【0007】また締め付けトルクの低減によって、電池
ケースの板厚を薄くすることができ、電池重量を軽量化
することを目的とする。即ち特に電解液が大量に必要と
なる大型電池の重量を軽量化することを目的とする。
【0008】更に電解液注入口を封止する部材の変更に
より、部品の表面の粗さ及び部品洗浄などで生ずる傷に
ついて許容できる範囲を拡大でき、その結果として部品
コストの低下、生産性の向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電解液内蔵電池
は、正極及び負極と、該正極と該負極の電気化学的反応
を媒介する電解液と、該電解液を注入するための注入口
と該注入口を封止する封止手段とを有し、該正極、該負
極及び該電解液を収納保持する電池ケースとを有する電
解液内蔵電池であって、前記封止手段は、前記注入口に
挿着される雄ねじ部と、該雄ねじ部と一体的に形成さ
れ、該注入口及びその周囲を覆う頭部とを有するボルト
と、該ボルトの該雄ねじ部の周囲を間隔を隔てて取り囲
み、該ボルトの該頭部と該注入口を区画する前記電池ケ
ースの表面部分との間に狭持された輪状の隔壁部と、該
雄ねじ部の外周面と該隔壁部及び該ボルトの該頭部と該
電池ケースの該表面部分とで区画される空間に加圧状態
で封入された弾性材料よりなるシールとからなることを
特徴とする。
【0010】即ち電解液注入口の封止は、円形の穴が設
けられたワッシャーと該円形の穴の内側の壁面(輪状の
隔壁部)に内接する弾性材料とを電解液注入口に配設し
て、ボルトを隔壁部を有するワッシャーと弾性材料から
なるシールとを介して、電解液注入口に挿着することに
よって行われる。ボルトの挿着によってワッシャーの隔
壁部とボルトの頭部と電池ケースの表面部分とで区画さ
れる空間に弾性材料が加圧状態で封入されるので、密閉
性が確実になる。ここで輪状の隔壁部とはワッシャーに
設けられた円形の穴の内壁面を言い、雄ねじの周囲を間
隔を隔てて取り囲み、弾性材料からなるシールをシール
の外周面において加圧するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の電解液内蔵電池の実施の
形態として、比較的容量の大きいリチウムイオン二次電
池を例にとって、図を参照しつつ、説明する。なお比較
的容量の大きいものを実施形態として採用したのは、本
発明の目的の一つが電池の大型化にも対応することだか
らである。但し大型電池に限定されるものではなく、小
型電池であってもよい。また本発明の電解液内蔵電池は
リチウムイオン二次電池に限られない。即ち正極及び負
極と、電解液と、該電解液を注入するための注入口と該
注入口を封止する封止手段とを有し、該正極、該負極及
び該電解液を収納保持する電池ケースを有する電解液内
蔵電池であればよい。電解液注入口を封止する手段を必
要とするからである。例えばニッケル水素電池、ニッケ
ルカドミウム電池等の他の種類の電池であってもよい。
更に本発明の電解液内蔵電池の封止手段は、活性炭を活
物質として含む電極合材を集電体の表面に層状に形成さ
せた電極を有する電気二重層キャパシタにも適用でき
る。従って本発明の電解液内蔵電池には、「キャパシ
タ」をも含むことを意味する。
【0012】本実施の形態のリチウムイオン二次電池
は、正極及び負極と、電解液と、該電解液を注入するた
めの注入口と該注入口を封止する封止手段とを有し、該
正極、該負極及び該電解液を収納保持する電池ケースを
有する。本リチウムイオン二次電池の断面の模式図を図
1に示す。
【0013】図2において捲芯を中心にして捲回された
電極体の模式図を、図3に正極、負極、セパレータ等を
展開した図を示す。本リチウムイオン二次電池において
は、シート状の正極10a、シート状の負極10bが、
セパレータ30を介し、捲芯40を中心に捲回されてい
る。捲芯40、正極シート10a、負極シート10b、
セパレータ30、正極シート10a及び正極集電端子部
41aをつなぐ正極リード20a、負極シート10a及
び負極集電端子部41bをつなぐ負極リード20bとか
ら電極体が構成されている。かかる電極体は、円筒型電
池ケースに挿設され、電池ケースには電解液が内蔵され
る。捲芯40は正極集電端子部41aと負極集電端子部
41bと絶縁部44からなる。
【0014】なお本リチウムイオン二次電池では、電極
体の捲回端面(正極シート10a及び負極シート10b
が捲回されて層状構造をなしている部分の端面)より捲
芯40の先端である集電端子部41a、41bが突出し
ている。またこの捲芯40はその両端にある集電端子部
41a、41bの先端部が、電池ケースの蓋体75を外
部へ挿通することにより、その集電端子部41a、41
bの先端部が外部端子部42a、42bを兼用する態様
のものとなっている。更に本リチウムイオン二次電池に
おいては電極体を電池ケースに保持するため外部端子部
42a、42bにそれぞれナット45a、45bが締結
されている。
【0015】正極シート10aは、帯状金属箔製の正極
集電体11aとその両面に塗工される正極活物質を含む
正極合材とから構成され、正極合材が塗工された正極合
材塗工部12aと正極集電体11aの幅方向の一端部に
ある正極合材未塗工部13aを有している。負極シート
10bは帯状金属箔製の負極集電体11bとその両面に
塗工される負極活物質を含む負極合材とから構成され、
負極合材が塗工された負極合材塗工部12bと負極集電
体11bの幅方向の一端部にある負極合材未塗工部13
bを有している。正極合材未塗工部13aおよび負極合
材未塗工部13bは、正極シート10a及び負極シート
10bの幅方向の一端部に所定幅で全長にわたって、そ
れぞれ設けられている。
【0016】正極集電体11aは、アルミニウム等の金
属箔を用いればよい。幅及び長さは電池の容量に応じて
任意のものとすることができる。正極合材は、リチウム
複合酸化物粉末等からなる正極活物質に黒鉛等の導電
材、ポリフッ化ビニリデン等の結着剤を混合し、n−メ
チルピロリドン等の溶剤を適量加えたもので、塗工前は
ペースト状となっているものを用いればよい。負極集電
体11bは、銅等の金属箔を用いればよい。幅及び長さ
は電池の容量に応じて任意のものにすることができるの
は、正極集電体11aの場合と同様である。負極合材
は、黒鉛等の炭素材料粉末からなる負極活物質に、ポリ
フッ化ビニリデン等の結着剤を混合し、n−メチルピロ
リドン等の溶剤を適量加えたもので、塗工前はペースト
状となっているものを用いればよい。
【0017】正極シート10a、負極シート10bに電
極合材塗工部12a、12bを形成させる工程、つまり
集電体11a、11bの表面に電極合材を塗工する工程
は、種々の方法によって行うことができるが、連続的に
塗布、乾燥が行えるコータと呼ばれる塗工機を用いて行
うのが好ましい。この場合集電体11a、11bの幅方
向の一端部に未塗工部13a、13bを設ければよい。
【0018】集電のための正極リード20a及び負極リ
ード20bは、通常、集電体11a、11bと同種類の
金属を用いるのがよく、従って正極ではアルミニウム
等、負極では銅等を用いればよい。その形態は短冊状に
すればよい。リード20a、20bは、正極シート10
a、負極シート10bの電極合材未塗工部13a、13
bに接合される。接合方法は、超音波接合、抵抗溶接、
かしめ等いずれの方法も可能である。但し未塗工部13
a、13bを幅広くして、プレス、レーザー切断等の手
段を用いて切り欠くことにより、集電体と一体に形成さ
れるものであってもよい。リード14a、14bの長さ
は外部端子部41a、41bまでの集電処理方式に応じ
て適切な長さとすればよい。なお本リチウムイオン二次
電池では、リード14a、14bは集電端子部41a、
41bのフランジ部の外周面に43a、43bに接続さ
れている。
【0019】捲芯40は、上述したように正極集電端子
部41aと、負極集電端子部41bと、この正極集電端
子部41aと負極集電端子部41bとの間に介在し両集
電端子部を電気的に絶縁する絶縁部44とからなる。本
リチウムイオン二次電池の場合、捲芯40は円柱棒状の
形状である。
【0020】本リチウムイオン二次電池の場合、正極集
電端子部41aおよび負極集電端子部41bの絶縁部を
介し背向する先端部が、電極体を収納する電池ケースよ
りも突出している。この電池ケースから突出する先端部
が、正極および負極の外部端子42a、42bの役割を
果たしている。
【0021】正極集電端子部41a及び負極集電端子部
41bと、絶縁部44との連結は絶縁部44の連結端部
に雌ねじを形成し、正極集電端子部41a、負極集電端
子部41bの連結端部に雄ねじを形成し、この雄ねじと
雌ねじを螺合することにより行われている。
【0022】正極集電端子部41aおよび負極集電端子
部41bは、正極リード20aおよび負極リード20b
の良好な接合及び各極における電気化学的安定性を考慮
し、正極集電端子部41aにはアルミニウム等を、また
負極集電端子部41bには銅、ニッケルメッキされたス
テンレス等を用いるのがよい。
【0023】絶縁部44の材質については、特に限定す
るものでない。電気的な絶縁を確保でき、電解液に対し
て腐食、溶解等しない化学的に安定なものであればよ
い。電池の軽量化を考えれば、例えば、ポリプロピレン
あるいはテフロン系等の樹脂から形成するのが望まし
い。
【0024】このように形成された正極シート10a、
負極シート10bを、正極リード20a、負極リード2
0bがそれぞれ背向するようにし、2枚のセパレータ3
0を介して積重し、これらを一体として捲芯40に渦巻
状に捲回する。セパレータ30は、正極シート10aお
よび負極シート10bを物理的に隔離し、電解液を保持
する役割を果たすもので、厚さ20〜40μm程度のポ
リエチレン等の微多孔質膜を用いるのがよい。
【0025】本リチウムイオン二次電池においては、正
極集電端子部41aのフランジ42aには正極リード2
0aが、負極集電端子部41bのフランジ42bには負
極リード20bがそれぞれ接合される。接合は超音波接
合等により行うことができる。 集電処理が完了した電
極体は、電池ケースに挿設されて組付けに供され、電池
ケースには電極体と電解液が収納保持される。
【0026】本リチウムイオン二次電池においては、電
池ケースは中空円筒状ケースのパイプ部76と、該パイ
プ部76の両端を閉塞する2つの蓋体75からなる。蓋
体75の中央部には、端子用孔が設けられており、この
端子用孔に、外部端子42a、42bが挿入される。電
池ケースの蓋体75とパイプ部分76との接合は溶接等
によって行えばよい。また電池ケースの蓋体75の端子
用孔の部分と捲芯40との間には、電池の密閉を確保し
電極間の絶縁を確保するためのシール材(ガスケット5
0)を介在させ、雄ねじが形成されている外部端子部4
2a、42bにナット45a、45bを締め付けてい
る。
【0027】電解液は、電極体が電池ケースに挿設され
た後、電解液注入口70より注入し、正極シート10
a、負極シート10b、セパレータ30に含浸させる。
【0028】本リチウムイオン二次電池の場合、電解液
には、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカー
ボネート(PC)、γ−ブチロラクトン(γ−BL)、
ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジエチルカーボネ
ート(DEC)、ジメチルカーボネード(DMC)、ジ
メトキシエタン(DMC)等の一種又は二種以上を混合
したものを溶媒として用い、四フッ化ホウ酸リチウム
(LiBF4)、六フッ化リン酸リチウム(LiP
6)、過塩素酸リチウム(LiClO4)、六フッ化ヒ
酸リチウム(LiAsF6)等を支持電解質として用い
ることができる。
【0029】なお一般に電解液内蔵電池においては、過
充電等の場合のガス発生による内部圧の異常上昇を考慮
し、電池ケースの一部(一般には平面を有することで蓋
体)にガス抜きのための安全弁を設けている。本リチウ
ムイオン二次電池においても、電池ケースにはガス抜き
穴にニッケル箔を溶接して安全弁60が設けられてい
る。 本リチウムイオン二次電池においては、電解液注
入口70より電解液を注入した後該電解液注入口70を
封止する電解液注入口封止手段を有している。電解液を
注入するための注入口70は、本リチウムイオン二次電
池においては電池ケースの蓋体75に穿設されている。
図4に輪状の隔壁部を有する金属製ワッシャー72と弾
性材料からなるシール(以下「弾性体シール」という)
73とを、また該ワッシャー72と該弾性体シール73
とが栓ボルト71頭部と蓋体75の表面に狭持された状
態を示す。
【0030】本リチウムイオン二次電池では、栓ボルト
71が輪状の隔壁部を有する金属製ワッシャー72と弾
性体シール73を介して、電解液注入口70に挿着され
ている。栓ボルト71の頭部と電解液注入口70を区画
する電池ケースの表面部分との間に、隔壁部を有する金
属製ワッシャー72と当該隔壁部73に内接した弾性体
シール73が設置されており、栓ボルト72の頭部と電
池ケースの蓋体75の表面部分が金属製ワッシャー72
と弾性体シール73を狭持し、その結果金属製ワッシャ
ー72の隔壁部と栓ボルト71の頭部と栓ボルト71の
雄ねじ部の外周面と電池ケースの表面部分とで区画され
た空間に、弾性体シール73が加圧され、封入されるこ
とによって、密閉性が確保されるようになっている。
【0031】また取り扱いの容易性の点からは、ワッシ
ャー72と弾性体シール73が一体的に結合されている
のが好ましい。結合方法は、例えば焼付成形による方式
或いは接着剤等による方式により結合すればよい。更に
密閉性の点で非加圧状態で弾性体シール73の肉厚が隔
壁部を有するワッシャー72の肉厚より厚いのが好まし
い。
【0032】なお電解液注入口の封止手段については、
以下に挙げるような別の態様とすることもできる。
【0033】図5にナットの抵抗溶接の概要を表した
図、図6に栓ボルト71とナット74の締め付け前の概
要を表した図、そして図7に栓ボルト71とナット74
による締め付けの概要を表した図を示すが、栓ボルト7
1の挿着強度の点からは、電解液注入口70が位置する
蓋体75の裏にナット74を予め溶接しておき、ナット
74と栓ボルト71の頭部によって、電池ケースの蓋体
75及び金属製ワッシャー72と弾性体シール73を狭
持するのが好ましい。電池ケースの蓋体76の裏面にナ
ット75を抵抗溶接機によって加圧通電を行って、蓋体
75とナット74を溶接すればよい。例えばクロム銅電
極を用いて、抵抗溶接すればよい。電解液を注入した
後、金属製ワッシャー72と弾性体シール73を介して
栓ボルト71とナット74の締め付けを行って封止す
る。ナット74を蓋体75の裏側に溶接して用いること
により、ねじを蓋体に形成しなくても良く、板厚のより
薄い蓋体75を使用することができ、電池重量の軽量化
に資することになる。更に栓ボルト71とナット74を
用いているので締め付けがそれだけ確実になっている。
【0034】なおナット74を抵抗溶接した際に電池ケ
ースの蓋体75に若干のゆがみ・変形が生じることもあ
るが、弾性体シール73の変形により歪みを吸収するこ
とができる。それ故に密閉性を充分に確保することが可
能である。更に注液口を安価な貫通穴方式とし、雌ネジ
には安価な市販ナットを用いて高速処理可能な抵抗溶接
をすることにより電解液注入口を封止することができる
ので、コストを下げることも可能となる。
【0035】また別の態様も可能である。図8に電解液
注入口70にバーリング加工を施した図を示すが、栓ボ
ルト71の挿着強度の点からは、電解液注入口70にバ
ーリング加工を施して、蓋体75の内側に曲げられた部
分に雌ねじを形成して、金属製薄板72と弾性体シール
73を介して栓ボルト71を挿着することにより、電解
液注入口70を封止するのも好ましい。バーリング加工
を施して、内側に曲げられた蓋体75の部分に雌ねじを
形成しているので、栓ボルト71の締め付けが確実にな
っている。またバーリング加工を施して、蓋体の内側に
曲げられた部分に雌ねじを形成しているので、蓋体75
の厚さを薄くすることができ、ナットがないことにより
更に電池の軽量化を図ることができる。
【0036】更に別の態様も可能である。取り扱いの容
易性の点から、金属製薄板72は栓ボルト71の頭部の
雄ねじが突き出ている側の面に予め接着しておくのが好
ましい。このようにすれば栓ボルト71の雄ねじ部分を
弾性体シール73の穴に差し込んで栓ボルト71を電解
液注入口70に螺着すればよいからである。
【0037】また図9に隔壁部72と栓ボルト71の頭
部が一体的に形成されたものによって電解液注入口70
を封止した図を示すが、取り扱いの容易性及び密閉性の
点からは、輪状の隔壁部を有する金属製ワッシャー72
を栓ボルト71の頭部に一体的に形成しておくのも好ま
しい。金属製ワッシャー72と栓ボルト71の頭部とが
予め一体的に形成されているので、弾性体シールが加圧
されるときに金属製ワッシャー72の表面と栓ボルト7
1の頭部の間に弾性体シールの一部が挟まれることがな
くなり、その分だけ密閉性が確実になる。また上述した
ように栓ボルト71の雄ねじ部分を弾性体シール73の
穴に差し込んで栓ボルト71を電解液注入口70に螺着
すればよいので、取り扱いが容易になる。
【0038】なおここではリチウムイオン二次電池を例
にして、実施の形態を示したが、上述したように、電解
液を内蔵し、電解液封止手段を必要とする電池であれば
他の種類の電池であってもよい。例えばニッケル水素電
池、ニッケルカドニウム電池等であってもよい。なお電
解液は、ニッケル水素電池の場合には、主として水酸化
カリウムを主成分とする水溶液が用いられ、ニッケルカ
ドニウム電池の場合には、水酸化カリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化リチウム等が用いられる。また正極シー
ト、負極シート、セパレータ等の材質も電池の種類に応
じて異なる。
【0039】またリチウムイオン二次電池においても、
電池の形状は必ずしも円筒型である必要はない。他の形
状であってもよい。例えば断面が楕円形、多角形を有す
る筒型電池であってもよい。
【0040】更に本リチウムイオン二次電池において
は、正極シートと負極シートをセパレータを介して、捲
芯を中心に捲回した電極体を用いたが、必ずしも捲回し
た電極体でなくても、他の形態、例えば複数の正極シー
トと負極シートを平行に並べたものであってもよい。
【0041】また集電処理方式、電極体、捲芯及び外部
端子部等の構造、形態等はここで示したものに限定され
ない。
【0042】更に電解液注入口はここでは蓋体に設けら
れた形態を示したが、必ずしも蓋体に設けられなければ
ならないというわけではなく、電池ケースのパイプ部分
であっても良い。
【0043】要するに正極及び負極と、該正極と該負極
の電気化学的反応を媒介する電解液と、該電解液を注入
するための注入口と該注入口を封止する封止手段とを有
し、該正極、該負極及び該電解液を収納保持する電池ケ
ースを有する電解液内蔵電池であれば、その構造、形
態、材質はここで示したものに限定されない。
【0044】なお隔壁部を有するワッシャー72は、強
度の点からは金属製が好ましく、さらに耐食性の点では
ステンレス製が好ましい。また電池ケースの軽量化の点
からはアルミニウム製が好ましい。ワッシャー自体の形
状は特に輪状でなくてもよく、隔壁部が輪状であればよ
い。弾性体シール73の材質は弾性を有するものであれ
ばよいが、リチウムイオン二次電池の電解液を考慮する
と、エチレンプロピレン等のゴム製シールが好ましい。
更にゴム製シールを使用することにより、部品の表面粗
さ及び部品洗浄などで生ずる傷について許容できる範囲
を拡大でき、その結果部品コストの低下、生産性の向上
を図ることができるという効果を有する。
【0045】
【実施例】リチウムイオン二次電池の電解液注入口の封
止手段の密閉性を確認するために、円筒型リチウムイオ
ン二次電池を製造して、試験を行った。
【0046】(円筒型リチウムイオン二次電池の製造)
円筒型リチウム二次電池を製造した。製造方法は、実施
の形態で示したとおりである。即ち正極シート10a、
負極シート10b、セパレータ30を製造し、正極シー
ト10a、負極シート10b、セパレータ30を捲芯4
0に捲回させて、電極体を作成する。正極シート、負極
シートに接合された正極リード20a、負極リード20
bはそれぞれ集電端子部41a、41bのフランジ43
a、43bに接合される。構成された電極体を電池ケー
スに挿着した後、電解液注入口70より非水電解液を注
入する。非水電解液を電解液注液口70より注入した
後、金属製薄板72とゴム製シール73を配設し、金属
製薄板72とゴム製シール73を介して栓ボルト71を
電解液注入口70に挿着した。栓ボルト71の締め付け
トルクは30kgf・cmとした。
【0047】電池ケースはステンレス(SUS304
(JISG4311))で作製した。ケースの蓋体75
の肉厚が1.5mm、パイプ部分76の肉厚が0.3m
mであった。蓋体75の表面粗さは十点平均粗さ(JI
SB0601)で25μmRzであった。蓋体75に取
り付けた電解液注入口70にはM4の雌ねじを0.7m
mピッチで形成した。電子ケースの形状は直径30m
m、長さ180mmの円筒型である。
【0048】隔壁部を有する金属製ワッシャー72及び
ゴム製シール73の形状は、図4で示す。金属製ワッシ
ャーはSUS304で作製した。ゴム製シール73はエ
チレンプロピレンゴムにより作成した。金属製ワッシャ
ー72の外径は7.4mm、内径は5.3mm、厚さは
1.0mmであった。ゴム製シール73の内径は4.3
mmであった。栓ボルト72はM4の六角ボルトで、S
US304で作製した。栓ボルト71のシール面外径は
6.7mmであった。
【0049】(試験1・シール耐圧試験)実施例で製造
された円筒型リチウムイオン二次電池について、密閉性
を確認すべき、シール耐圧試験を行った。試験方法の概
要は図10で示す。試験条件は表1で示す。但し本試験
では電池ケースに電解液を注入しなかった。また本試験
の電池ケースには電池ケースの中の空気を加圧するため
にエアー注入ポートを設けた。
【0050】
【表1】
【0051】電池ケースに取り付けたエアーポートを通
してエアーを注入し、電解液注入口からのエアー漏れを
調べた。安全弁の開放圧力設計値2MPaより大きい
2.4MPaの圧力で1分間加圧した。試験は10個で
行った。10個について、気泡の有無を目視で行った。
サンプル10個とも漏れはなかった。
【0052】(試験2・電解液浸漬後のシール耐圧試
験)実施例で製造された円筒型リチウムイオン二次電池
について電解液浸漬後のシール耐圧試験を行った。電解
液に浸漬された後でも密閉性が確保されているかどうか
を試験した。試験方法の概要は図11で示す。試験条件
は表2で示す。但し本試験では試験1と同様に、電池ケ
ースに電解液を注入せず、また電池ケースにはエアー注
入ポートを設けた。
【0053】
【表2】
【0054】電解液中への浸漬放置を行った。その後再
度試験1・シール耐圧試験を実施した。サンプル10個
とも漏れはなかった。従って封止に使用した各部品の劣
化はなく、本発明構造の耐電解液性が良好であることが
確認できた。
【0055】(試験3・電池振動試験)実施例で製造さ
れた円筒型リチウム二次電池について、電池振動試験を
行った。振動によって密閉性が失われるか否かを調べる
ためである。試験方法の概要は図12で示す。試験条件
は表3で示す。但し本試験では電池ケースに電解液を注
入しなかった。
【0056】
【表3】
【0057】まず予備実験として、30kgf・cmで
締め付けた栓ボルトの戻しトルクを調べた。電池10個
について戻しトルクを調べた結果、若干ばらつきがある
ものの全て21〜23kgf・cmの範囲内であった。
【0058】振動試験はZ方向とY方向について各1個
行った。振動試験後戻りトルクを調べた。その結果Z方
向では22.0kgf・cmであった。Y方向では2
1.5kgf・cmとなった。いずれも初期状態での戻
りトルクの範囲内であった。従って、振動によって封止
部の弛み等が生じることはなく、本発明構造の耐震動性
は良好であることが確認できた。
【0059】
【発明の効果】即ち本発明の電解液内蔵電池は、電解液
注入口を密閉するために電解液注入口に螺着されるボル
トの締め付けトルクの低減を可能とするという効果を有
する。
【0060】また締め付けトルクの低減によって、電池
ケースの板厚を薄くすることができ、電池重量の軽量化
に資することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電解液内蔵電池の一実施形態である
リチウムイオン二次電池の断面の模式を表す図である。
【図2】 本実施形態のリチウムイオン二次電池の正極
シート、負極シート及びセパレータを捲芯を中心に捲回
した電極体の模式図である。
【図3】 本実施形態のリチウムイオン二次電池の正極
シート、負極シート及びセパレータを展開した図であ
る。
【図4】 隔壁部を有する金属製ワッシャーと弾性体シ
ールを表した図及び栓ボルトによって狭持された状態を
表した図である。
【図5】 ナットの抵抗溶接の概要を表した図である。
【図6】 金属製ワッシャーと弾性体シールを栓ボルト
とナットによる締め付け前の概要を表した図である。
【図7】 金属製ワッシャーと弾性体シールを栓ボルト
とナットにより締め付けて、封止した状態を表した図で
ある。
【図8】 バーリング加工を施して、金属製ワッシャー
と弾性体シールを栓ボルトにより締め付けて、封止した
状態を表した図である。
【図9】 金属製ワッシャーと栓ボルトが一体的に形成
されたもので弾性体シールを締め付けた状態を表した図
である。
【図10】 シール耐圧試験の概要を表した図である。
【図11】 電解液浸漬後のシール耐圧試験の概要を表
した図である。
【図12】 電池振動試験の概要を表した図である。
【符号の説明】
10a:正極シート(正極) 10b: 負極シート
(負極) 11a:正極集電体 11b:負極集電体 12a:正極合材塗工部 12b:負極合材塗工部 13a:正極合材未塗工部 13b:負極合材未塗工部 20a:正極リード 20b:負極リード 30:セパレータ 40:捲芯 41a:正極集電端子部 41b:負極集電端子部 42a:正極外部端子部 42b:負極外部端子部 43a:正極フランジ部 43b:負極フランジ部 44:絶縁部 45a:ナット 45b:ナ
ット 50:ガスケット 60:安全弁 70:電解液注入口 71:栓ボルト 72:金属製ワッシャー 73:弾性体シール 74:ナット 75:蓋体 76:パイプ部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正木 英之 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 松井 正行 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 井上 俊彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA09 AA17 FF02 GG02 HH03 JJ02 KK01 5H023 AA03 AS01 BB05 CC11 CC15 CC19 CC28 5H029 AJ14 AJ15 AK03 AL06 AL07 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 BJ02 BJ14 CJ03 CJ13 DJ03 DJ14 EJ11 HJ04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極及び負極と、該正極と該負極の電気
    化学的反応を媒介する電解液と、該電解液を注入するた
    めの注入口と該注入口を封止する封止手段とを有し、該
    正極、該負極及び該電解液を収納保持する電池ケースと
    を有する電解液内蔵電池において、 前記封止手段は、前記注入口に挿着される雄ねじ部と、
    該雄ねじ部と一体的に形成され、該注入口及びその周囲
    を覆う頭部とを有するボルトと、 該ボルトの該雄ねじ部の周囲を間隔を隔てて取り囲み、
    該ボルトの該頭部と該注入口を区画する前記電池ケース
    の表面部分との間に狭持された輪状の隔壁部と、 該雄ねじ部の外周面と該隔壁部及び該ボルトの該頭部と
    該電池ケースの該表面部分とで区画される空間に加圧状
    態で封入された弾性材料よりなるシールとからなること
    を特徴とする電解液内蔵電池。
  2. 【請求項2】 前記シールは、前記隔壁部に一体的に結
    合され、非加圧状態で該シールの加圧される方向の肉厚
    は該隔壁部の肉厚より厚い請求項1記載の電解液内蔵電
    池。
  3. 【請求項3】 前記隔壁部は、前記ボルトの前記頭部に
    一体的に形成されている請求項1または請求項2記載の
    電解液内蔵電池。
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