JP2001021861A - 欠陥画素補正システムおよびそれを用いた投射型表示装置 - Google Patents

欠陥画素補正システムおよびそれを用いた投射型表示装置

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JP2001021861A
JP2001021861A JP11195080A JP19508099A JP2001021861A JP 2001021861 A JP2001021861 A JP 2001021861A JP 11195080 A JP11195080 A JP 11195080A JP 19508099 A JP19508099 A JP 19508099A JP 2001021861 A JP2001021861 A JP 2001021861A
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潤 小山
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昭治 宮永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠陥画素を有する表示パネルを用いる場合に
おいても、映像の劣化を防ぐことができる欠陥画素補正
システムおよびそれを用いた投射型の表示装置を提供す
ること。 【解決手段】 本願発明は、投射型の表示装置におい
て、1つの表示パネルが欠陥画素を有する場合、他の2
つの表示パネルの欠陥画素と同座標の画素の輝度を下げ
る補正を行う。こうすることによって、3つ表示パネル
の映像を合成映像において欠陥画素が目立たなくなり、
映像の劣化を極力防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、投射型表示装置に関する。本発
明は、投射型表示装置の中でも特に投射型液晶表示装置
に関する。また、リア型の投射型液晶表示装置およびフ
ロント型の投射型の液晶表示装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】最近安価なガラス基板上に半導体薄膜を形
成した半導体装置、例えば薄膜トランジスタ(TFT)
を作製する技術が急速に発達してきている。その理由
は、アクティブマトリクス型液晶表示装置(液晶パネ
ル)の需要が高まってきたことによる。
【0005】また、この液晶パネルの画素部に光源から
の強い光を照射し、レンズを通してスクリーンに照射す
ることによって拡大された映像を楽しむ投射型液晶表示
装置(液晶プロジェクタ)が注目を浴びてきている。
【0006】図17に液晶パネルを3枚用いた従来の3
板式液晶プロジェクタの概略構成図を示す。8001は
光源であり、白色光源が用いられる。8002、800
3、8004および8005はダイクロイックミラーで
あり、一定の波長を有する光のみを反射し、他の光を透
過させる。8002は赤の光のみを反射し、他の光を透
過する。同様に、8003および8004は青の光のみ
を反射し、他の光を透過する。また、8005は緑の光
のみを反射し、他の光を透過する。8006および80
07は全反射ミラーである。8008、8009および
8010は液晶パネルであり、それぞれ、赤、青、緑の
映像を表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】図18を参照する。図18には、3板式の
プロジェクタの原理を示している。図18に示すよう
に、3板式のプロジェクタは、赤の映像と緑の映像と青
の映像とを合成することによってカラー映像を提供して
いる。
【0009】ここで、図19に示すように、緑の映像を
表示する液晶パネル8010に欠陥画素が存在する場合
について説明する。その欠陥画素9001が黒点である
とすると、緑の映像を表示する液晶パネル8010に欠
陥画素9001が存在する場合には、緑の映像中には、
その黒点による欠陥が表示されてしまう。ここで、赤の
映像を表示する液晶パネル8008および青の映像を表
示する液晶パネル8003には、欠陥画素が無いとす
る。すると、各色の映像が合成されたカラー映像におい
て、緑の映像に欠陥が生じていた結果、緑の映像輝度が
弱くなり、赤の映像と青の映像が合成されて、その欠陥
が存在する画素9002には紫がかった映像が表示され
ることになる。
【0010】よって、この欠陥部分の映像が目立ち、映
像の劣化を引き起こしてしまう。
【0011】そこで、本発明は上記の問題を鑑みてなさ
れたものであり、欠陥画素を有する表示パネルを用いる
場合においても、映像の劣化を防ぐことができる欠陥画
素補正システムおよhびそれを用いた投射型の表示装置
を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】本願発明は、投射型の表示装置において、
1つの表示パネルが欠陥画素を有する場合、他の2つの
表示パネルの欠陥画素と同座標の画素の輝度を下げる補
正を行う。こうすることによって、3つ表示パネルの映
像を合成映像において欠陥画素が目立たなくなり、映像
の劣化を極力防ぐことができる。
【0014】なお、本発明においては、輝度の補正を行
うための補正テーブルをあらかじめ作成しておいて、通
常の使用時には、その補正テーブルによって映像データ
の補正が行われるようにする。
【0015】図1を参照する。図1には、3板式の投射
型表示装置において、赤の映像と緑の映像と青の映像と
が合成されてカラー映像が提供される様子が示されてい
る。
【0016】図1に示す例においては、緑の映像を表示
する表示パネルに欠陥画素101が存在する。その欠陥
画素101は黒点であるとする。緑の映像中には、その
黒点による欠陥が表示されてしまう。ここで、赤の映像
を表示する表示パネルおよび青の映像を表示する表示パ
ネルには欠陥画素が無く、正常な映像が表示されるとす
る。この場合、赤、緑、青の各色の映像が合成されたカ
ラー映像において、緑の映像に欠陥が生じていた結果、
緑の映像輝度が低くなり、赤の映像と青の映像が合成さ
れて、その欠陥が存在する画素104には紫がかった映
像が表示されることになる。これでは画素104が目立
ってしまい、良好な表示を得ることができない。
【0017】そこで、本願発明の投射型表示装置では、
赤の映像を表示する表示パネルおよび青の映像を表示す
る表示パネルにおいて、赤の映像を表示する表示パネル
の欠陥画素と同座標の画素の輝度を下げる(画素102
および画素103)補正を行う。こうすることによっ
て、カラー映像で欠陥画素が目立たなくなり(画素10
4)、映像の劣化を極力防ぐことができる
【0018】なお、欠陥画素が黒点ではなく輝点である
場合には、そのレーザー等でリペアし黒点としてから上
述の補正を実行する。
【0019】ここで、本願発明の構成を以下に記載す
る。
【0020】請求項1に記載の発明は、3個の表示パネ
ルを有する投射型表示装置において、前記表示装置のう
ち欠陥画素を有する表示装置を特定するステップと、前
記欠陥画素の座標を特定するステップと、前記表示装置
のうち前記欠陥画素を有する表示装置以外の表示装置に
おいて、前記欠陥画素の座標と同座標の画素の輝度を下
げるステップと、を有する欠陥画素補正システムであ
る。
【0021】請求項2に記載の発明は、3個の表示パネ
ルを有する投射型表示装置において、前記表示装置のう
ち欠陥画素を有する表示装置を特定するステップと、前
記欠陥画素の座標を特定するステップと、前記表示装置
のうち前記欠陥画素を有する表示装置以外の表示装置に
おいて、前記欠陥画素の座標と同座標の画素の輝度を下
げるデータに基づき補正テーブルを作成するステップ
と、を有する欠陥画素補正システムである。
【0022】請求項3に記載の発明は、3個の表示パネ
ルを有する投射型表示装置において、前記表示装置のう
ち欠陥画素を有する表示装置を特定するステップと、前
記欠陥画素の座標を特定するステップと、前記表示装置
のうち前記欠陥画素を有する表示装置以外の表示装置に
おいて、前記欠陥画素の座標と同座標の画素の輝度を下
げるデータを作成するステップと、前記データを記憶し
補正テーブルを作成するステップと、を有する欠陥画素
補正システムである。
【0023】また、請求項1乃至3においては、前記表
示パネルは、液晶パネルであってもよい。
【0024】請求項5に記載の発明は、光源手段と、前
記光源手段から出射された光を3つの光に分離する分離
手段と、3個の表示パネルと、前記3個の表示パネルの
映像を合成し、スクリーンに投射する光学手段と、を有
する投射型表示装置において、前記表示パネルに画素欠
陥が存在するとき、前記表示装置のうち前記欠陥画素を
有する表示装置以外の表示装置において、前記欠陥画素
の座標と同座標の画素の輝度を下げることを特徴とする
投射型表示装置である。
【0025】請求項6に記載の発明は、光源手段と、前記
光源手段から出射された光を3つの光に分離する分離手
段と、3個の表示パネルと、前記3個の表示パネルの映
像を合成し、スクリーンに投射する光学手段と、を有す
る投射型表示装置において、前記表示パネルに画素欠陥
が存在するとき、前記表示装置のうち前記欠陥画素を有
する表示装置以外の表示装置において、補正テーブルに
基づき前記欠陥画素の座標と同座標の画素の輝度を下げ
ることを特徴とする投射型表示装置である。
【0026】請求項5または6において、前記表示パネ
ルは、液晶パネルであってもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】
【0028】ここで、本発明の投射型表示装置の実施の
形態について説明する。
【0029】図2を参照する。図2には、本発明の投射
型表示装置のある実施形態の回路ブロック図が示されて
いる。201、202および203は表示パネルであ
り、ここでは、デジタルドライバを有する液晶パネルで
ある。201、202、203はそれぞれ、赤(R)、
緑(G)、青(B)の映像を画素部に表示する。201
−2、202−2および203−2はソースドライバ、
201−3、202−3および203−3はゲートドラ
イバである。なお、液晶パネル201、202および2
03は全て同じ仕様の液晶パネルである。また、投射型
の表示装置の表示パネルとして用いられ得るものであれ
ば、液晶パネル以外のものを用いても良い。
【0030】外部にあるデジタルビデオデータ供給源2
08からデジタルビデオデータが、デジタルビデオデー
タ補正回路204、205、206に供給される。デジ
タルビデオデータ補正回路204には赤の映像のための
デジタルビデオデータが、デジタルビデオデータ補正回
路205には緑の映像のためのデジタルビデオデータ
が、またデジタルビデオデータ補正回路206には青の
映像のためのデジタルビデオデータが供給される。
【0031】デジタルビデオデータ補正回路204、2
05、206は、それぞれ液晶パネル201、202、
203にデジタルビデオデータを供給する。デジタルビ
デオデータ補正回路204、205、206は、それぞ
れ補正メモリを有している。デジタルビデオデータ補正
回路に入力されたデジタルビデオデータは、補正メモリ
204−1、205−1、206−1に記憶されたテー
ブルに基づきデジタルビデオデータを補正し液晶パネル
に供給する。
【0032】欠陥画素座標入力回路207は、入力され
た欠陥画素の座標情報を欠陥画素の無い液晶パネルのデ
ジタルビデオデータ補正回路に送出する。この座標情報
に基づき、デジタルビデオデータ補正回路は、補正テー
ブルを作成し補正メモリに記憶する。
【0033】なお、ここでは、デジタルドライバを有す
る液晶パネルを例にとって示したが、アナログドライバ
を有する液晶パネルにも本発明は適用し得る。その場
合、デジタルビデオデータ補正回路から供給さえるデジ
タルビデオデータは、D/A変換回路でアナログビデオ
データに変換された後、液晶パネルに入力されることに
なる。
【0034】ここで、本願発明の欠陥補正システムの操
作方法の流れを図3のフローチャートを用いて説明す
る。ここでは、液晶パネルを表示装置に組み込む前に補
正システムの補正テーブルを作成する手法について説明
する。
【0035】まず、液晶パネルに欠陥画素が存在するか
を確認する。欠陥画素が存在しないなら終了し、欠陥画
素のない正常なパネルとして使用できる。もし、欠陥画
素が存在する場合は、その欠陥画素の座標を特定する。
そして、欠陥画素が黒点か輝点かを確認する。本明細書
では、黒点とは光の透過率が終始ほぼ0%(任意単位)
となっている画素の状態をいい、輝点とは光の透過率が
終始ほぼ100%(任意単位)となっている画素の状態
をいう。もし、欠陥画素が輝点であれば、レーザー等に
よって黒点にリペアする。そして、欠陥画素座標入力回
路に欠陥画素の座標を入力し、その欠陥画素がある液晶
パネルを赤、緑、青のいずれの映像の表示に使用するか
を入力する。この入力によって、欠陥画素がある液晶パ
ネル以外の液晶パネルに映像を供給するデジタルビデオ
データ補正回路では、欠陥画素と同座標の画素の輝度を
下げる補正データが作成され、補正メモリに記憶され
る。
【0036】上述の操作を全ての欠陥画素について繰り
返す(”A”に戻る)。全ての欠陥画素について補正デ
ータの作成が終了したら、その液晶パネルの補正データ
の作成が終了し補正テーブルが完成する。同様に、表示
装置に組み込む3個の液晶パネル全てについての補正テ
ーブルの作成を行う。
【0037】補正テーブルの作成が終了した3個の液晶
パネルを表示装置に組み込む。表示装置の動作中は、外
部からデジタルビデオデータがデジタルビデオデータ補
正回路に入力され、作成された補正テーブルに従ってデ
ジタルビデオデータが変換され補正デジタルビデオデー
タが作成される。補正デジタルビデオデータは、液晶パ
ネルに入力され、液晶パネルは補正デジタルビデオデー
タをもとに映像を表示する。
【0038】次に、図4を参照する。図4には、本願発
明の欠陥補正システムの別の操作方法の流れのフローチ
ャートを示す。なお、ここでは、3個の液晶パネルを既
に組み込んである表示装置に対応させた例について説明
する。
【0039】まず、表示装置を動作させ、スクリーンに
投射されたカラー映像に欠陥画素が存在するかを確認す
る。欠陥画素が存在しないなら終了し、以後通常の使用
を行う。もし、欠陥画素が存在する場合は、欠陥画素の
座標を特定する。そして、欠陥画素が存在する液晶パネ
ルが、赤、緑、青のいずれの映像を表示するパネルなの
かを特定する。
【0040】当該欠陥画素が存在する液晶パネルが赤の
液晶パネルであれば、その欠陥画素が黒点かどうかを確
認する。その欠陥画素が黒点であれば、画素座欠陥座標
入力回路に欠陥画素の座標を入力する。画素座欠陥座標
入力回路は、緑と青の液晶パネルに映像を供給するデジ
タルビデオデータ補正回路に欠陥画素の座標を送出す
る。画素座欠陥座標入力回路のは、欠陥画素と同座標の
画素の輝度を下げるデータを作成し、補正メモリに記憶
する。
【0041】当該欠陥画素が存在する液晶パネルが緑の
液晶パネルであれば、その欠陥画素が黒点かどうかを確
認する。その欠陥画素が黒点であれば、画素座欠陥座標
入力回路に欠陥画素の座標を入力する。画素座欠陥座標
入力回路は、青と赤の液晶パネルに映像を供給するデジ
タルビデオデータ補正回路に欠陥画素の座標を送出す
る。画素座欠陥座標入力回路は、欠陥画素と同座標の画
素の輝度を下げるデータを作成し、補正メモリに記憶す
る。
【0042】当該欠陥画素が存在する液晶パネルが赤の
液晶パネルでもなく緑の液晶パネルでもない場合は、青
の液晶パネルに欠陥画素が存在することになる。この場
合も、その欠陥画素が黒点かどうかを確認する。その欠
陥画素が黒点であれば、画素座欠陥座標入力回路に欠陥
画素の座標を入力する。画素座欠陥座標入力回路は、赤
と緑の液晶パネルに映像を供給するデジタルビデオデー
タ補正回路に欠陥画素の座標を送出する。画素座欠陥座
標入力回路は、欠陥画素と同座標の画素の輝度を下げる
データを作成し、補正メモリに記憶する。
【0043】上述のステップを全ての欠陥画素について
繰り返す(”A”に戻る)。
【0044】この様にして、表示装置に組み込む3個の
液晶パネル全てについての補正データの作成が終了し、
補正テーブルが完成する。
【0045】以後、入力されるデジタルビデオデータ
は、デジタルビデオデータ補正回路の補正メモリに記憶
された補正テーブルに基づいて変換される。
【0046】ここで以下に本発明の実施例について説明
する。ただし、本発明は以下に示す実施例に限定される
わけではない。
【0047】
【実施例】
【0048】(実施例1)
【0049】本実施例では、本発明の投射型表示装置の
例としてリアプロジェクタを示す。図5に液晶パネルを
3枚用いた本発明の投射型表示装置の概略構成図を示
す。5001は光源であり、白色光源が用いられる。5
002、5003、5004および5005はダイクロ
イックミラーであり、一定の波長を有する光のみを反射
し、他の光を透過させる。5002は赤の光のみを反射
し、他の光を透過する。同様に、5003および500
4は青の光のみを反射し、他の光を透過する。また、5
005は緑の光のみを反射し、他の光を透過する。50
06および5007は全反射ミラーである。5008、
5009および5010は液晶パネルであり、それぞ
れ、赤、青、緑の映像を表示する。
【0050】図6には、本実施例のリアプロジェクタの
透視図が示されている。601はリアプロジェクタ本
体、602は本発明の投射型表示装置、603はリフレ
クタ、604はスクリーンである。
【0051】図7には、本実施例の表示装置の回路ブロ
ック図が示されている。501、502および503は
液晶パネルであり、ここでは、デジタルドライバを有す
る液晶パネルである。501、502、503はそれぞ
れ、赤(R)、緑(G)、青(B)の映像を表示する画
素部である。501−2ならびに501−3、502−
2ならびに502−3、および503−2ならびに50
3−3はソースドライバである。501−4、502−
4および503−4はゲートドライバである。また、5
01−5、502−5および503−5はデジタルビデ
オデータ分割回路である。なお、液晶パネル501、5
02および503は全て同じ仕様の液晶パネルである。
【0052】外部にあるデジタルビデオデータ供給源5
08から8ビットデジタルビデオデータが、デジタルビ
デオデータ補正回路504、505、506に供給され
る。デジタルビデオデータ補正回路504には赤の映像
のための8ビットデジタルビデオデータが、デジタルビ
デオデータ補正回路505には緑の映像のための8ビッ
トデジタルビデオデータが、またデジタルビデオデータ
補正回路506には青の映像のための8ビットデジタル
ビデオデータが供給される。
【0053】デジタルビデオデータ補正回路504、5
05、506は、それぞれ液晶パネル501、502、
503に8ビットデジタルビデオデータを供給する。デ
ジタルビデオデータ補正回路504、505、506
は、それぞれ補正メモリを有している。デジタルビデオ
データ補正回路に入力された8ビットデジタルビデオデ
ータは、補正メモリ504−1、505−1、506−
1に記憶された補正テーブルに基づきデジタルビデオデ
ータを補正し液晶パネルに供給する。
【0054】欠陥画素座標入力回路807は、入力され
た欠陥画素の座標情報を欠陥画素の無い液晶パネルのデ
ジタルビデオデータ補正回路に送出する。この座標情報
に基づき、デジタルビデオデータ補正回路は、補正デー
タを作成し補正メモリに記憶する。
【0055】なお、補正テーブルの作成のステップは上
で述べた通りである。
【0056】ここで、図8を参照する。図8には、本実
施例の液晶パネルの回路構成がより詳しく示されてい
る。ソースドライバ501−2は、シフトレジスタ回路
501−2−1、ラッチ回路1(501−2−2)、ラ
ッチ回路2(501−2−3)、D/A変換回路501
−2−4を有している。その他、バッファ回路やレベル
シフタ回路(いずれも図示せず)を有している。また、
説明の便宜上、D/A変換回路501−2−2にはレベ
ルシフタ回路が含まれている。
【0057】ソースドライバ501−3は、ソースドラ
イバ501−2と同じ構成を有する。なお、ソースドラ
イバ501−2は、奇数番目のソース信号線に階調電圧
を供給し、ソースドライバ501−3は、偶数番目のソ
ース信号線に階調電圧を供給するようになっている。
【0058】なお、本実施例の液晶パネルにおいては、
回路レイアウトの都合上、画素部の上下を挟むように2
つのソースドライバ501−2および501−3を設け
たが、回路レイアウト上、可能であれば、ソースドライ
バを1つだけ設けるようにしても良い。
【0059】また、501−4はゲートドライバであ
り、シフトレジスタ回路、バッファ回路、レベルシフタ
回路等(いずれも図示せず)を有している。
【0060】画素部501−1は、1920×1080
(横×縦)の画素を有している。各画素には画素TFT
が配置されており、各画素TFTのソース領域にはソー
スドライバからのソース信号線が、ゲート電極にはゲー
トドライバからのゲート信号線が電気的に接続されてい
る。また、各画素TFTのドレイン領域には画素電極が
電気的に接続されている。各画素TFTは、各画素TF
Tに電気的に接続された画素電極への映像信号(階調電
圧)の供給を制御している。各画素電極に映像信号(階
調電圧)が供給され、各画素電極と対向電極との間に挟
まれた液晶に電圧が印加され液晶が駆動される。
【0061】501−5はデジタルビデオデータ分割回
路(SPC;Serial-to-Parallel Conversion Circuit
と呼ぶこともある)である。デジタルビデオデータ分割
回路501−5は、入力される8ビットデジタルビデオ
データを分割することにより、駆動回路の動作に必要な
信号の周波数も1/8に落とすことができる。本実施例
の液晶表示装置においては、デジタルビデオデータ分割
回路501−5は、デジタルデータ補正回路から供給さ
れる80MHzの8ビットデジタルビデオデータを10
MHzに落としソースドライバに出力する。
【0062】(実施例2)
【0063】本実施例では、本発明に用いる液晶パネル
の作製方法例について説明する。ここでは画素部の画素
TFTと、画素部の周辺に設けられる駆動回路(ソース
ドライバ、ゲートドライバ、D/A変換回路、デジタル
ビデオデータ時間階調処理回路等)のTFTを同一基板
上に作製する方法について工程に従って詳細に説明す
る。但し、説明を簡単にするために、駆動回路ではシフ
トレジスタ回路、バッファ回路、D/A変換回路などの
基本回路であるCMOS回路と、nチャネル型TFTと
を図示することにする。
【0064】図9(A)において、基板6001には低
アルカリガラス基板や石英基板を用いることができる。
本実施例では低アルカリガラス基板を用いた。この場
合、ガラス歪み点よりも10〜20℃程度低い温度であ
らかじめ熱処理しておいても良い。この基板6001の
TFTを形成する表面には、基板6001からの不純物
拡散を防ぐために、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜ま
たは酸化窒化シリコン膜などの下地膜6002を形成す
る。例えば、プラズマCVD法でSiH4、NH3、N2
Oから作製される酸化窒化シリコン膜を100nm、同
様にSiH4、N2Oから作製される酸化窒化シリコン膜
を6100nmの厚さに積層形成する。
【0065】次に、20〜6050nm(好ましくは3
0〜80nm)の厚さで非晶質構造を有する半導体膜6
003aを、プラズマCVD法やスパッタ法などの公知
の方法で形成する。本実施例では、プラズマCVD法で
非晶質シリコン膜を55nmの厚さに形成した。非晶質
構造を有する半導体膜としては、非晶質半導体膜や微結
晶半導体膜があり、非晶質シリコンゲルマニウム膜など
の非晶質構造を有する化合物半導体膜を適用しても良
い。また、下地膜6002と非晶質シリコン膜6003
aとは同じ成膜法で形成することが可能であるので、両
者を連続形成しても良い。下地膜を形成した後、一旦大
気雰囲気に晒さないことでその表面の汚染を防ぐことが
可能となり、作製するTFTの特性バラツキやしきい値
電圧の変動を低減させることができる。(図9(A))
【0066】そして、公知の結晶化技術を使用して非晶
質シリコン膜6003aから結晶質シリコン膜6003
bを形成する。例えば、レーザー結晶化法や熱結晶化法
(固相成長法)を適用すれば良いが、ここでは、特開平
7−6030652号公報で開示された技術に従って、
触媒元素を用いる結晶化法で結晶質シリコン膜6003
bを形成した。結晶化の工程に先立って、非晶質シリコ
ン膜の含有水素量にもよるが、400〜500℃で1時
間程度の熱処理を行い、含有水素量を5atom%以下にし
てから結晶化させることが望ましい。非晶質シリコン膜
を結晶化させると原子の再配列が起こり緻密化するの
で、作製される結晶質シリコン膜の厚さは当初の非晶質
シリコン膜の厚さ(本実施例では55nm)よりも1〜
15%程度減少した。(図9(B))
【0067】そして、結晶質シリコン膜6003bを島
状に分割して、島状半導体層6004〜6007を形成
する。その後、プラズマCVD法またはスパッタ法によ
り50〜100nmの厚さの酸化シリコン膜によるマス
ク層6008を形成する。(図9(C))
【0068】そしてレジストマスク6009を設け、n
チャネル型TFTを形成する島状半導体層6005〜6
007の全面にしきい値電圧を制御する目的で1×10
16〜5×1017atoms/cm3程度の濃度でp型を付与する
不純物元素としてボロン(B)を添加した。ボロン
(B)の添加はイオンドープ法で実施しても良いし、非
晶質シリコン膜を成膜するときに同時に添加しておくこ
ともできる。ここでのボロン(B)添加は必ずしも必要
でないが、ボロン(B)を添加した半導体層6010〜
6012はnチャネル型TFTのしきい値電圧を所定の
範囲内に収めるために形成することが好ましかった。
(図9(D))
【0069】駆動回路のnチャネル型TFTのLDD領
域を形成するために、n型を付与する不純物元素を島状
半導体層6010、6011に選択的に添加する。その
ため、あらかじめレジストマスク6013〜6016を
形成した。n型を付与する不純物元素としては、リン
(P)や砒素(As)を用いれば良く、ここではリン
(P)を添加すべく、フォスフィン(PH3)を用いた
イオンドープ法を適用した。形成された不純物領域60
17、6018のリン(P)濃度は2×1016〜5×1
19atoms/cm3の範囲とすれば良い。本明細書中では、
ここで形成された不純物領域6017〜6019に含ま
れるn型を付与する不純物元素の濃度を(n -)と表
す。また、不純物領域6019は、画素マトリクス回路
の保持容量を形成するための半導体層であり、この領域
にも同じ濃度でリン(P)を添加した。(図10
(A))
【0070】次に、マスク層6008をフッ酸などによ
り除去して、図10(D)と図10(A)で添加した不
純物元素を活性化させる工程を行う。活性化は、窒素雰
囲気中で500〜600℃で1〜4時間の熱処理や、レ
ーザー活性化の方法により行うことができる。また、両
者を併用して行っても良い。本実施例では、レーザー活
性化の方法を用い、KrFエキシマレーザー光(波長2
48nm)を用い、線状ビームを形成して、発振周波数
5〜50Hz、エネルギー密度100〜500mJ/c
2として線状ビームのオーバーラップ割合を80〜9
8%として走査して、島状半導体層が形成された基板全
面を処理した。尚、レーザー光の照射条件には何ら限定
される事項はなく、実施者が適宣決定すれば良い。
【0071】そして、ゲート絶縁膜6020をプラズマ
CVD法またはスパッタ法を用いて10〜6050nm
の厚さでシリコンを含む絶縁膜で形成する。例えば、6
020nmの厚さで酸化窒化シリコン膜を形成する。ゲ
ート絶縁膜には、他のシリコンを含む絶縁膜を単層また
は積層構造として用いても良い。(図10(B))
【0072】次に、ゲート電極を形成するために第1の
導電層を成膜する。この第1の導電層は単層で形成して
も良いが、必要に応じて二層あるいは三層といった積層
構造としても良い。本実施例では、導電性の窒化物金属
膜から成る導電層(A)6021と金属膜から成る導電
層(B)6022とを積層させた。導電層(B)602
2はタンタル(Ta)、チタン(Ti)、モリブデン
(Mo)、タングステン(W)から選ばれた元素、また
は前記元素を主成分とする合金か、前記元素を組み合わ
せた合金膜(代表的にはMo−W合金膜、Mo−Ta合
金膜)で形成すれば良く、導電層(A)6021は窒化
タンタル(TaN)、窒化タングステン(WN)、窒化
チタン(TiN)膜、窒化モリブデン(MoN)で形成
する。また、導電層(A)6021は代替材料として、
タングステンシリサイド、チタンシリサイド、モリブデ
ンシリサイドを適用しても良い。導電層(B)は低抵抗
化を図るために含有する不純物濃度を低減させると良
く、特に酸素濃度に関しては30ppm以下とすると良
かった。例えば、タングステン(W)は酸素濃度を30
ppm以下とすることで20μΩcm以下の比抵抗値を
実現することができた。
【0073】導電層(A)6021は10〜50nm
(好ましくは20〜30nm)とし、導電層(B)60
22は6100〜400nm(好ましくは250〜35
0nm)とすれば良い。本実施例では、導電層(A)6
021に30nmの厚さの窒化タンタル膜を、導電層
(B)6022には350nmのTa膜を用い、いずれ
もスパッタ法で形成した。このスパッタ法による成膜で
は、スパッタ用のガスのArに適量のXeやKrを加え
ておくと、形成する膜の内部応力を緩和して膜の剥離を
防止することができる。尚、図示しないが、導電層
(A)6021の下に2〜20nm程度の厚さでリン
(P)をドープしたシリコン膜を形成しておくことは有
効である。これにより、その上に形成される導電膜の密
着性向上と酸化防止を図ると同時に、導電層(A)また
は導電層(B)が微量に含有するアルカリ金属元素がゲ
ート絶縁膜6020に拡散するのを防ぐことができる。
(図10(C))
【0074】次に、レジストマスク6023〜6027
を形成し、導電層(A)6021と導電層(B)602
2とを一括でエッチングしてゲート電極6028〜60
31と容量配線6032を形成する。ゲート電極602
8〜6031と容量配線6032は、導電層(A)から
成る6028a〜6032aと、導電層(B)から成る
6028b〜6032bとが一体として形成されてい
る。この時、駆動回路に形成するゲート電極6029、
6030は不純物領域6017、6018の一部と、ゲ
ート絶縁膜6020を介して重なるように形成する。
(図10(D))
【0075】次いで、駆動回路のpチャネル型TFTの
ソース領域およびドレイン領域を形成するために、p型
を付与する不純物元素を添加する工程を行う。ここで
は、ゲート電極6028をマスクとして、自己整合的に
不純物領域を形成する。このとき、nチャネル型TFT
が形成される領域はレジストマスク6033で被覆して
おく。そして、ジボラン(B26)を用いたイオンドー
プ法で不純物領域6034を形成した。この領域のボロ
ン(B)濃度は3×1020〜3×1021atoms/cm3とな
るようにする。本明細書中では、ここで形成された不純
物領域6034に含まれるp型を付与する不純物元素の
濃度を(p+)と表す。(図11(A))
【0076】次に、nチャネル型TFTにおいて、ソー
ス領域またはドレイン領域として機能する不純物領域の
形成を行った。レジストのマスク6035〜6037を
形成し、n型を付与する不純物元素が添加して不純物領
域6038〜6042を形成した。これは、フォスフィ
ン(PH3)を用いたイオンドープ法で行い、この領域
のリン(P)濃度を1×1020〜1×1021atoms/cm3
とした。本明細書中では、ここで形成された不純物領域
6038〜6042に含まれるn型を付与する不純物元
素の濃度を(n+)と表す。(図11(B))
【0077】不純物領域6038〜6042には、既に
前工程で添加されたリン(P)またはボロン(B)が含
まれているが、それに比して十分に高い濃度でリン
(P)が添加されるので、前工程で添加されたリン
(P)またはボロン(B)の影響は考えなくても良い。
また、不純物領域6038に添加されたリン(P)濃度
は図11(A)で添加されたボロン(B)濃度の1/2
〜1/3なのでp型の導電性が確保され、TFTの特性
に何ら影響を与えることはなかった。
【0078】そして、画素マトリクス回路のnチャネル
型TFTのLDD領域を形成するためのn型を付与する
不純物添加の工程を行った。ここではゲート電極603
1をマスクとして自己整合的にn型を付与する不純物元
素をイオンドープ法で添加した。添加するリン(P)の
濃度は1×1016〜5×1018atoms/cm3であり、図1
0(A)および図11(A)と図11(B)で添加する
不純物元素の濃度よりも低濃度で添加することで、実質
的には不純物領域6043、6044のみが形成され
る。本明細書中では、この不純物領域6043、604
4に含まれるn型を付与する不純物元素の濃度を
(n--)と表す。(図11(C))
【0079】その後、それぞれの濃度で添加されたn型
またはp型を付与する不純物元素を活性化するために熱
処理工程を行う。この工程はファーネスアニール法、レ
ーザーアニール法、またはラピッドサーマルアニール法
(RTA法)で行うことができる。ここではファーネス
アニール法で活性化工程を行った。熱処理は酸素濃度が
1ppm以下、好ましくは0.1ppm以下の窒素雰囲
気中で400〜800℃、代表的には500〜600℃
で行うものであり、本実施例では550℃で4時間の熱
処理を行った。また、基板6001に石英基板のような
耐熱性を有するものを使用した場合には、800℃で1
時間の熱処理としても良く、不純物元素の活性化と、該
不純物元素が添加された不純物領域とチャネル形成領域
との接合を良好に形成することができた。
【0080】この熱処理において、ゲート電極6028
〜6031と容量配線6032形成する金属膜6028
b〜6032bは、表面から5〜80nmの厚さで導電
層(C)6028c〜6032cが形成される。例え
ば、導電層(B)6028b〜6032bがタングステ
ン(W)の場合には窒化タングステン(WN)が形成さ
れ、タンタル(Ta)の場合には窒化タンタル(Ta
N)を形成することができる。また、導電層(C)60
28c〜6032cは、窒素またはアンモニアなどを用
いた窒素を含むプラズマ雰囲気にゲート電極6028〜
6031を晒しても同様に形成すりことができる。さら
に、3〜100%の水素を含む雰囲気中で、300〜4
50℃で1〜12時間の熱処理を行い、島状半導体層を
水素化する工程を行った。この工程は熱的に励起された
水素により半導体層のダングリングボンドを終端する工
程である。水素化の他の手段として、プラズマ水素化
(プラズマにより励起された水素を用いる)を行っても
良い。
【0081】島状半導体層が、非晶質シリコン膜から触
媒元素を用いる結晶化の方法で作製された場合、島状半
導体層中には微量の触媒元素が残留した。勿論、そのよ
うな状態でもTFTを完成させることが可能であるが、
残留する触媒元素を少なくともチャネル形成領域から除
去する方がより好ましかった。この触媒元素を除去する
手段の一つにリン(P)によるゲッタリング作用を利用
する手段があった。ゲッタリングに必要なリン(P)の
濃度は図11(B)で形成した不純物領域(n +)と同
程度であり、ここで実施される活性化工程の熱処理によ
り、nチャネル型TFTおよびpチャネル型TFTのチ
ャネル形成領域から触媒元素をゲッタリングをすること
ができた。(図11(D))
【0082】活性化および水素化の工程が終了したら、
ゲート配線とする第2の導電膜を形成する。この第2の
導電膜は低抵抗材料であるアルミニウム(Al)や銅
(Cu)を主成分とする導電層(D)と、にチタン(T
i)やタンタル(Ta)、タングステン(W)、モリブ
デン(Mo)から成る導電層(E)とで形成すると良
い。本実施例では、チタン(Ti)を0.1〜2重量%
含むアルミニウム(Al)膜を導電層(D)6045と
し、チタン(Ti)膜を導電層(E)6046として形
成した。導電層(D)6045は6100〜400nm
(好ましくは250〜350nm)とすれば良く、導電
層(E)6046は50〜6100(好ましくは100
〜6050nm)で形成すれば良い。(図12(A))
【0083】そして、ゲート電極に接続するゲート配線
を形成するために導電層(E)6046と導電層(D)
6045とをエッチング処理して、ゲート配線604
7、6048と容量配線6049を形成た。エッチング
処理は最初にSiCl4とCl2とBCl3との混合ガス
を用いたドライエッチング法で導電層(E)の表面から
導電層(D)の途中まで除去し、その後リン酸系のエッ
チング溶液によるウエットエッチングで導電層(D)を
除去することにより、下地との選択加工性を保ってゲー
ト配線を形成することができた。
【0084】第1の層間絶縁膜6050は500〜60
500nmの厚さで酸化シリコン膜または酸化窒化シリ
コン膜で形成され、その後、それぞれの島状半導体層に
形成されたソース領域またはドレイン領域に達するコン
タクトホールを形成し、ソース配線6051〜6054
と、ドレイン配線6055〜6058を形成する。図示
していないが、本実施例ではこの電極を、Ti膜を10
0nm、Tiを含むアルミニウム膜300nm、Ti膜
6050nmをスパッタ法で連続して形成した3層構造
の積層膜とした。
【0085】次に、パッシベーション膜6059とし
て、窒化シリコン膜、酸化シリコン膜、または窒化酸化
シリコン膜を50〜500nm(代表的には100〜3
00nm)の厚さで形成する。この状態で水素化処理を
行うとTFTの特性向上に対して好ましい結果が得られ
た。例えば、3〜100%の水素を含む雰囲気中で、3
00〜450℃で1〜12時間の熱処理を行うと良く、
あるいはプラズマ水素化法を用いても同様の効果が得ら
れた。なお、ここで後に画素電極とドレイン配線を接続
するためのコンタクトホールを形成する位置において、
パッシベーション膜6059に開口部を形成しておいて
も良い。(図12(C))
【0086】その後、有機樹脂からなる第2の層間絶縁
膜6060を1.0〜1.5μmの厚さに形成する。有
機樹脂としては、ポリイミド、アクリル、ポリアミド、
ポリイミドアミド、BCB(ベンゾシクロブテン)等を
使用することができる。ここでは、基板に塗布後、熱重
合するタイプのポリイミドを用い、300℃で焼成して
形成した。そして、第2の層間絶縁膜6060にドレイ
ン配線6058に達するコンタクトホールを形成し、画
素電極6061、6062を形成する。画素電極は、透
過型液晶表示装置とする場合には透明導電膜を用いれば
良く、反射型の液晶表示装置とする場合には金属膜を用
いれば良い。本実施例では透過型の液晶表示装置とする
ために、酸化インジウム・スズ(ITO)膜を100n
mの厚さにスパッタ法で形成した。(図13)
【0087】こうして同一基板上に、駆動回路のTFT
と画素部の画素TFTとを有した基板を完成させること
ができた。駆動回路にはpチャネル型TFT6101、
第1のnチャネル型TFT6102、第2のnチャネル
型TFT6103、画素部には画素TFT6104、保
持容量6105が形成した。本明細書では便宜上このよ
うな基板をアクティブマトリクス基板と呼ぶ。
【0088】駆動回路のpチャネル型TFT6101に
は、島状半導体層6004にチャネル形成領域206、
ソース領域6107a、6107b、ドレイン領域61
08a,6108bを有している。第1のnチャネル型
TFT6102には、島状半導体層6005にチャネル
形成領域6109、ゲート電極6029と重なるLDD
領域6110(以降、このようなLDD領域をLovと記
す)、ソース領域6111、ドレイン領域6112を有
している。このLov領域のチャネル長方向の長さは0.
5〜3.0μm、好ましくは1.0〜1.5μmとし
た。第2のnチャネル型TFT6103には、島状半導
体層6006にチャネル形成領域6113、LDD領域
6114,6115、ソース領域6116、ドレイン領
域6117を有している。このLDD領域はLov領域と
ゲート電極6030と重ならないLDD領域(以降、こ
のようなLDD領域をLoffと記す)とが形成され、こ
のLoff領域のチャネル長方向の長さは0.3〜2.0
μm、好ましくは0.5〜1.5μmである。画素TF
T6104には、島状半導体層6007にチャネル形成
領域6118、6119、Loff領域6120〜612
3、ソースまたはドレイン領域6124〜6126を有
している。Loff領域のチャネル長方向の長さは0.5
〜3.0μm、好ましくは1.5〜2.5μmである。
さらに、容量配線6032、6049と、ゲート絶縁膜
と同じ材料から成る絶縁膜と、画素TFT6104のド
レイン領域6126に接続し、n型を付与する不純物元
素が添加された半導体層6127とから保持容量610
5が形成されている。図13では画素TFT6104を
ダブルゲート構造としたが、シングルゲート構造でも良
いし、複数のゲート電極を設けたマルチゲート構造とし
ても差し支えない。
【0089】次に、公知の方法を用いて、対向電極60
68および配向膜6069が形成された基板6067と
アクティブマトリクス基板とをシール剤(図示せず)で
貼り合せる。その後、液晶6070を注入し、封止剤
(図示せず)で封止する。本実施例では、ネマチック液
晶を用いてツイストネマチックモード(TNモード)に
より表示を実現する。
【0090】以上をもって本実施例の液晶パネルが完成
する。
【0091】以上の様に本実施例では、画素TFTおよ
び駆動回路が要求する仕様に応じて各回路を構成するT
FTの構造を最適化し、半導体装置の動作性能と信頼性
を向上させることを可能とすることができる。さらにゲ
ート電極を耐熱性を有する導電性材料で形成することに
よりLDD領域やソース領域およびドレイン領域の活性
化を容易とし、ゲート配線低抵抗材料で形成することに
より、配線抵抗を十分低減できる。従って、画素部(画
面サイズ)が4インチクラス以上の表示装置にも適用す
ることができる。
【0092】(実施例3)
【0093】本実施例においては、上述の実施例1とは
異なる構成を有する3板式のプロジェクタについて説明
する。
【0094】図15において、701は光源、702お
よび703はダイクロイックミラー、704、705お
よび706は全反射ミラー、707、708および70
8は液晶パネル、710はダイクロイックプリズム、7
11は投影レンズである。
【0095】図16には、本実施例の表示装置をフロン
トプロジェクタとして用いた例である。801は本体、
802はスクリーンである。
【0096】(実施例4)
【0097】上述の本発明の表示パネルにはネマチック
液晶以外にも様々な液晶を用いることが可能である。例
えば、1998, SID, "Characteristics and Driving Sche
me of Polymer-Stabilized Monostable FLCD Exhibitin
g Fast Response Time and High Contrast Ratio with
Gray-Scale Capability" by H. Furue et al.や、1997,
SID DIGEST, 841, "A Full-Color Thresholdless Anti
ferroelectric LCD Exhibiting Wide Viewing Angle wi
th Fast Response Time" by T. Yoshida et al.や、199
6, J. Mater. Chem. 6(4), 671-673, "Thresholdless a
ntiferroelectricity in liquid crystals and its app
lication to displays" by S. Inui etal.や、米国特許
第5594569 号に開示された液晶を用いることが可能であ
る。
【0098】ある温度域において反強誘電相を示す液晶
を反強誘電性液晶という。反強誘電性液晶を有する混合
液晶には、電場に対して透過率が連続的に変化する電気
光学応答特性を示す、無しきい値反強誘電性混合液晶と
呼ばれるものがある。この無しきい値反強誘電性混合液
晶は、いわゆるV字型の電気光学応答特性を示すものが
あり、その駆動電圧が約±2.5V程度(セル厚約1μ
m〜2μm)のものも見出されている。
【0099】ここで、いわゆるV字型の電気光学応答を
示す無しきい値反強誘電性混合液晶の印加電圧に対する
光透過率の特性を示す例を図16に示す。図16に示す
グラフの縦軸は透過率(任意単位)、横軸は印加電圧で
ある。なお、液晶表示装置の入射側の偏光板の透過軸
は、液晶表示装置のラビング方向にほぼ一致する無しき
い値反強誘電性混合液晶のスメクティック層の法線方向
とほぼ平行に設定されている。また、出射側の偏光板の
透過軸は、入射側の偏光板の透過軸に対してほぼ直角
(クロスニコル)に設定されている。
【0100】図16に示されるように、このような無し
きい値反強誘電性混合液晶を用いると、低電圧駆動かつ
階調表示が可能となることがわかる。
【0101】また、このような低電圧駆動の無しきい値
反強誘電性混合液晶をデジタルドライバを有する液晶表
示装置に用いた場合にも、D/A変換回路の出力電圧を
下げることができるので、D/A変換回路の動作電源電
圧を下げることができ、ドライバの動作電源電圧を低く
することができる。よって、液晶表示装置の低消費電力
化および高信頼性が実現できる。
【0102】よって、このような低電圧駆動の無しきい
値反強誘電性混合液晶を用いることは、比較的LDD領
域(低濃度不純物領域)の幅が小さなTFT(例えば、
0nm〜500nmまたは0nm〜200nm)を用い
る場合においても有効である。
【0103】また、一般に、無しきい値反強誘電性混合
液晶は自発分極が大きく、液晶自体の誘電率が高い。こ
のため、無しきい値反強誘電性混合液晶を液晶表示装置
に用いる場合には、画素に比較的大きな保持容量が必要
となってくる。よって、自発分極が小さな無しきい値反
強誘電性混合液晶を用いるのが好ましい。
【0104】なお、このような無しきい値反強誘電性混
合液晶を用いることによって低電圧駆動が実現されるの
で、液晶表示装置の低消費電力が実現される。
【0105】なお、図16に示すような電気光学特性を
有する液晶であれば、いかなるものも本発明の投射型表
示装置の液晶パネルの表示媒体として用いることができ
る。
【0106】
【発明の効果】
【0107】本発明によると、1つの表示パネルが欠陥
画素を有する場合、他の2つの表示パネルの欠陥画素と
同座標の画素の輝度を下げる補正を行う。こうすること
によって、3つ表示パネルの映像を合成映像において欠
陥画素が目立たなくなり、映像の劣化を極力防ぐことが
できる。よって、少々欠陥画素が存在する液晶パネルを
も有効に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概念を示す図である。
【図2】 本発明の投射型表示装置のある実施形態の回
路ブロック図である。
【図3】 本発明の欠陥補正システムの補正テーブル作
成のフローチャートである。
【図4】 本発明の欠陥補正システムの補正テーブル作
成のフローチャートである。
【図5】 本発明の投射型表示装置の例である。
【図6】 本発明の投射型表示装置をリアプロジェクタ
として用いた例である。
【図7】 本発明の投射型表示装置のある実施例の回路
ブロック図である。
【図8】 本発明の投射型表示装置のある実施例の液晶
パネルの回路ブロック図である。
【図9】 本発明の投射型表示装置に用いる液晶パネル
の作製方法例を示す図である。
【図10】 本発明の投射型表示装置に用いる液晶パネ
ルの作製方法例を示す図である。
【図11】 本発明の投射型表示装置に用いる液晶パネ
ルの作製方法例を示す図である。
【図12】 本発明の投射型表示装置に用いる液晶パネ
ルの作製方法例を示す図である。
【図13】 本発明の投射型表示装置に用いる液晶パネ
ルの作製方法例を示す図である。
【図14】 本発明の投射型表示装置の例である。
【図15】 本発明の投射型表示装置をフロントプロジ
ェクタとして用いた例である。
【図16】 V字型の電気光学特性を示す無しきい値反
強誘電性液晶の印加電圧−透過率を示すグラフである。
【図17】 3板式の投射型表示装置の例である。
【図18】 3つの映像が合成されてカラー映像が作成
される様子を示した図である。
【図19】 1つの映像に欠陥がある場合のカラー映像
の様子を示した図である。
【符号の説明】
101 欠陥画素 102、103 正常な画素 201、202、203 液晶パネル 204,205、206 デジタルビデオデータ補正回
路 208 デジタルビデオデータ供給源 207 欠陥画素座標入力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 642 G09G 3/20 642Z 680 680C 3/36 3/36 Fターム(参考) 2H088 EA12 EA15 EA18 FA13 MA04 2H093 NA16 ND03 ND05 ND17 NF05 NG02 5C006 AA22 AF14 BB16 EC11 5C080 AA10 BB05 CC03 DD01 EE29 EE30 JJ01 JJ02 JJ05 JJ06 JJ07 KK52 5G435 AA01 BB12 BB17 CC12 DD06 DD07 DD13 EE30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3個の表示パネルを有する投射型表示装置
    において、 前記表示装置のうち欠陥画素を有する表示装置を特定す
    るステップと、 前記欠陥画素の座標を特定するステップと、 前記表示装置のうち前記欠陥画素を有する表示装置以外
    の表示装置において、前記欠陥画素の座標と同座標の画
    素の輝度を下げるステップと、を有する欠陥画素補正シ
    ステム。
  2. 【請求項2】3個の表示パネルを有する投射型表示装置
    において、 前記表示装置のうち欠陥画素を有する表示装置を特定す
    るステップと、 前記欠陥画素の座標を特定するステップと、 前記表示装置のうち前記欠陥画素を有する表示装置以外
    の表示装置において、前記欠陥画素の座標と同座標の画
    素の輝度を下げるデータに基づき補正テーブルを作成す
    るステップと、を有する欠陥画素補正システム。
  3. 【請求項3】3個の表示パネルを有する投射型表示装置
    において、 前記表示装置のうち欠陥画素を有する表示装置を特定す
    るステップと、 前記欠陥画素の座標を特定するステップと、 前記表示装置のうち前記欠陥画素を有する表示装置以外
    の表示装置において、前記欠陥画素の座標と同座標の画
    素の輝度を下げるデータを作成するステップと、 前記データを記憶し補正テーブルを作成するステップ
    と、を有する欠陥画素補正システム。
  4. 【請求項4】前記表示パネルは、液晶パネルであること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の欠陥
    画素補正システム。
  5. 【請求項5】光源手段と、前記光源手段から出射された
    光を3つの光に分離する分離手段と、 3個の表示パネルと、 前記3個の表示パネルの映像を合成し、スクリーンに投
    射する光学手段と、を有する投射型表示装置において、 前記表示パネルに画素欠陥が存在するとき、前記表示装
    置のうち前記欠陥画素を有する表示装置以外の表示装置
    において、前記欠陥画素の座標と同座標の画素の輝度を
    下げることを特徴とする投射型表示装置。
  6. 【請求項6】光源手段と、前記光源手段から出射された
    光を3つの光に分離する分離手段と、 3個の表示パネルと、 前記3個の表示パネルの映像を合成し、スクリーンに投
    射する光学手段と、を有する投射型表示装置において、 前記表示パネルに画素欠陥が存在するとき、前記表示装
    置のうち前記欠陥画素を有する表示装置以外の表示装置
    において、補正テーブルに基づき前記欠陥画素の座標と
    同座標の画素の輝度を下げることを特徴とする投射型表
    示装置。
  7. 【請求項7】前記表示パネルは、液晶パネルであること
    を特徴とする請求項5または6に記載の投射型表示装
    置。
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