JP2001019382A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JP2001019382A
JP2001019382A JP19501499A JP19501499A JP2001019382A JP 2001019382 A JP2001019382 A JP 2001019382A JP 19501499 A JP19501499 A JP 19501499A JP 19501499 A JP19501499 A JP 19501499A JP 2001019382 A JP2001019382 A JP 2001019382A
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guided vehicle
automatic guided
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drive device
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昌人 牧野
Koji Wakamiya
浩二 若宮
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Sugiyasu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】前進する場合の方向制御が容易であり、荷積み
作業や荷下ろし作業を行う場合でも、自動走行が可能で
あり、狭いスペースでも方向転換することができる上、
安価に製造することが可能な無人搬送車を提供する。 【解決手段】無人搬送車1は、車体21の前方に、フォ
ーク6が、フォーク用油圧シリンダ11によって昇降自
在に設置されている。また、車体21の下側には、走行
用駆動装置10が、水平面内で回転自在に設けられてお
り、2つの車輪83a,83bを別個独立に駆動するよ
うになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動で荷物の搬送
作業を行う無人搬送車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無人搬送車としては、車体の前方
にフォークが設けられているとともに、車体の後方に、
別個独立に駆動する2つ駆動輪が設けられており、2つ
の駆動輪の回転速度に差をつけることによって、走行方
向を転換させるもの(いわゆる、二輪速度差制御タイプ
の無人搬送車)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無人搬送車は、前方に長いフォークが設けられてい
るため、走行中に2つの駆動輪の回転速度に差をつける
と、フォークが振れてしまい、特に、前進する場合の方
向制御が難しかった。したがって、前進が不可欠な荷積
み作業や荷下ろし作業を、自動走行モードによって行う
ことが困難であった。また、かかる問題点を解消するた
めには、制御機構としてサーボ制御機構等を搭載せざる
を得ず、製造コストが高くなりがちであった。さらに、
上記従来の無人搬送車は、方向転換する場合(直角に折
れ曲がる場合やUターンする場合等)に、大きなR(曲
率半径)を描いてしまうため、狭いスペースで方向転換
することができない、ということもあった。
【0004】本発明の目的は、上記従来の無人搬送車が
有する問題点を解消し、前進する場合の方向制御が容易
であり、荷積み作業や荷下ろし作業を行う場合でも、自
動走行モードにて作動可能であり、かつ狭いスペースで
も方向転換することができ、その上、安価に製造するこ
とが可能な無人搬送車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の構成のう
ち、請求項1に記載された発明の構成は、前後方向に自
動走行するとともに、前方に設置されたフォークを自動
昇降させる無人搬送車であって、平行に設けた2つの駆
動輪を別個独立に駆動する走行用駆動装置が、車体に、
水平面内で回転自在に設けられていることにある。請求
項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載された
発明において、走行用駆動装置が、2つの駆動輪の支軸
を前進方向に対して垂直にした状態、およびその状態を
中心として左右どちらの方向でも90゜回転した状態で
ロック自在になっていることにある。請求項3に記載さ
れた発明の構成は、請求項1に記載された発明、請求項
2に記載された発明において、走行用駆動装置を回転自
在に支持した回転軸にフランジが固着されており、その
フランジに、回転軸を中心として90゜間隔で溝が設け
られているとともに、フランジと隣接した部位に、溝と
嵌合可能な突起体が、油圧シリンダによって前進、後退
自在に付設されており、前進した突起体が溝に嵌合する
ことによって、走行用駆動装置がロックされることにあ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる無人搬送車
の一実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1は、無人搬送車の側面を示したもので
ある。無人搬送車1は、車体21の前方に、フォーク用
油圧シリンダ11、ロック用油圧シリンダ53(図3参
照)が設置されており、その前方には、フォーク6が昇
降自在に設置されている。フォーク6は、前側の部分が
二股に形成されており、それぞれの先端際の下側には、
前輪(従動輪)16,16が回転自在に設置されてい
る。また、車体21の上方には、油圧ユニット14が内
蔵されており、その油圧ユニット14の上には、操作パ
ネル15が設けられている。操作パネル15には、フォ
ーク用油圧シリンダ11の操作スイッチS1やロック用
油圧シリンダ53の操作スイッチS2等の各種のマニュ
アル操作用の操作スイッチが設置されている。一方、車
体21の下側には、走行用駆動装置10が、水平面内で
回転自在に設けられている。
【0008】図2は、走行用駆動装置10を下から見た
状態を示したものであり、走行用駆動装置10のシャー
シ17は、下方を開放した直方体形状を有している(な
お、図2においては、シャーシ17の上面の記載が省略
されている)。走行用駆動装置10の内部には、駆動モ
ータ81,82が設置されており、駆動軸86,87
が、シャーシ17の左右の側面から、それぞれ反対方向
に垂直に突出した状態になっている。さらに、シャーシ
17の左右の側面には、支軸19が、駆動軸86,87
と平行に突設されており、その支軸19の両端には、そ
れぞれ、車輪(駆動輪)83a,83bが、回転可能に
嵌着されている。駆動軸86,87には、スプロケット
84a,84bが設けられており、各車輪83a,83
bには、スプロケット88a,88bが設けられてい
る。そして、各スプロケット84a,84bとスプロケ
ット88a,88bとの間には、チェーン85a,85
bが懸架されている。一方、シャーシ17の後方には、
複数のセンサを内蔵した走行用検知装置80が、シャー
シ17の後面と平行に設けられている。加えて、各車輪
83a,83bの前方には、補助輪27,27が、回転
自在に設置されている(図1参照)。また、走行用駆動
装置10は、バンパーフレーム90によって、周囲を覆
われた状態になっている。さらに、バンパーフレーム9
0の左側面には、各マーカー読み取り用の番地センサ8
9が突設されており、バンパーフレーム90の後方に
は、異物(衝突)感知時に停止させるためのバンパーセ
ンサ91が突設されている。
【0009】また、図3は、走行用駆動装置10の設置
部分(走行用駆動装置10の後方から見た状態)を示し
たものであり、走行用駆動装置10の上部には、ドライ
シャフト(回転軸)52が垂直に突設されている。そし
て、ドライシャフト52の中間には、略円形のハンドル
スプロケット(フランジ)55と、フランジスプロケッ
ト20とが設置されている。また、ハンドルスプロケッ
ト55の側方には、ロック用油圧シリンダ53が設置さ
れており、中央部分が突出したインデックスピース(突
起体)54、を前進・後退させることができるようにな
っている。
【0010】図4は、ハンドルスプロケット55、およ
びロック用油圧シリンダ53を上から見た状態を示した
ものであり、ハンドルスプロケット55には、ドライシ
ャフト52の軸心を中心として、90゜間隔で、3つの
ロック用溝(溝)9a,9b,9cが設けられており、
それらのロック用溝9a,9b,9cは、それぞれ、走
行用駆動装置10が正面を向いた状態(車輪83a,8
3bが、それぞれ車体21の左側、右側に位置した状
態)、走行用駆動装置10が左90°を向いた状態、走
行用駆動装置10が右90°を向いた状態で、インディ
ックスピース54と対峙するようになっている。また、
図3の如く、ドライブシャフト52の上端には、角度検
出板51が設置されており、その角度検出板51と隣接
した部位には、光電センサ50が設けられている。そし
て、ハンドルスプロケット55のロック溝9a,9b,
9cとインディックスピース54が対峙した場合には、
光電センサ50が角度検出板51を検出するようになっ
ている。
【0011】一方、ロック用油圧シリンダ53と反対側
には、走行用駆動装置10を手動操作時にて回転させる
ためのハンドル26が、水平面内で回転自在に設置され
ており、そのハンドル26が固定された回転軸23の下
側には、スプロケット24が設けられている。そして、
手動用スプロケット20とスプロケット24との間に
は、チェーン25が懸架されている。
【0012】また、図5は、無人搬送車1の油圧機構を
示したものであり、フォーク用油圧シリンダ11、ロッ
ク用油圧シリンダ53は、上昇管路69、ロック管路7
0、下降管路72、圧油供給管路68を介して、タンク
67に接続されている。そして、上昇管路69には、ロ
ック管路70、下降管路72、圧油供給管路68には、
切換弁63〜65、流量制御弁66、逆止弁71、油圧
ポンプ62等が設置されている。切換弁63は、常にA
側になっており、下降管路72内を流下する圧油の流れ
を遮断するように機能し、B側に切り換えられた場合
に、圧油を流下させるように機能する。また、流量制御
弁66は、下降管路72内を流下する圧油の流量を制御
するように機能する。一方、切換弁64は、常にA側に
なっており、上昇管路69内の圧油の流れを遮断するよ
うに機能し、B側に切り換えられた場合に、圧油を流す
ように機能する。また、切換弁65は、常にA側になっ
ており、ロック管路70内の圧油の流れを遮断するよう
に機能し、B側に切り換えられた場合に、圧油を流すよ
うに機能する。さらに、逆止弁71は、圧油供給管路6
8内の圧油の流下を遮断するように機能し、油圧ポンプ
62は、タンク67内の圧油を汲み上げるように機能す
る。
【0013】上記の如く構成された無人搬送車1は、内
蔵されたバッテリ18(図1参照)から駆動モータ8
1,82へ電源が供給された場合には、駆動軸86,8
7が回転(正回転あるいは逆回転)する。そして、それ
らの駆動軸86,87の回転に伴って、車輪83aと車
輪83bとが別個独立に回転することによって走行(前
進走行あるいは後退走行)する。また、車輪83a,8
3bの回転速度に差をつけた場合には、走行方向が転換
される。さらに、車輪83aと車輪83bとを逆方向に
回転させた場合には、車体21が静止したまま、走行用
駆動装置10のみが、ドライシャフト52を中心とし
て、水平面内で左右に回転する。加えて、ハンドル26
を手動で回転させると、回転軸23が回転し、その回転
に伴って、ドライシャフト52が回転し、走行用駆動装
置10が回転する。
【0014】また、無人搬送車1は、床面に敷設された
磁気テープ(走行ライン)を跨いだ状態で、走行用駆動
装置10の後方に設置された走行用検知装置80によっ
て、走行ラインを検知しながら自動走行することができ
る。自動走行中においては、走行用検知装置80に設け
られた複数のセンサが、走行ラインの情報を、内蔵され
たプログラマブルコンピュータ(PC)内に取り込み、
予め、PCに設定されているプログラムに従って、左右
の車輪83a,83bの回転速度を決定する。さらに、
走行中(通常走行は後進方向)において、走行用検知装
置80が走行ラインに対して進行方向より右側にずれた
場合には、左側の車輪83aをズレの度合いに応じて減
速させ、走行用駆動装置10の進行方向を左向きにシフ
トする。逆に、走行用検知装置80が走行ラインに対し
て進行方向より左側にずれた場合には、右側の車輪83
bをずれの度合いに応じて減速させ、走行用駆動装置1
0の進行方向を右向きにシフトする。このため、無人搬
送車1は、常に、走行用検知装置80を走行ラインの中
心に位置させた状態で、走行ラインに沿って走行するこ
とができる。
【0015】一方、ハンドルスプロケット55に設けら
れたロック用溝9a(9b,9c)とインディックスピ
ース54が対峙した状態で、操作パネル15に設けられ
たロック用油圧シリンダ53の操作スイッチがON操作
(前進操作)された場合には、切換弁65がB側に切り
換えられ(図5参照)、圧油供給管路68がロック管路
70に接続され、油圧ポンプ62が作動し、圧油が吐出
される。そして、吐出された圧油が、逆止弁71を介し
てロック用油圧シリンダ53へ供給される。これによ
り、インディックスピース54(図2参照)が、ピスト
ンロッドとともに前進し(突出し)、ハンドルスプロケ
ット55のロック用溝9a(9b,9c)に嵌め込まれ
ることによって、ドライブシャフト52がロックされ、
走行用駆動装置10が固定(ロック)される(水平方向
に回転できなくなる)。また、手動時においてはロック
用油圧シリンダ53の操作スイッチS2にて、自動走行
モードにおいてはプログラムよりOFF指令が出され、
OFF操作(後退操作)された場合には、切換弁65,
63が、それぞれB側に切り換えられ(図5参照)、ロ
ック管路70が、下降管路72に接続される。これによ
り、圧油が、切換弁65から切換弁63、流量制御弁6
6を通ってタンク67へ戻り、ロック用油圧シリンダ5
3のピストンロッドが、スプリングによって収縮する。
このため、インディックスピース54が、ハンドルスプ
ロケット55のロック用溝9a(9b,9c)から外れ
るように後退し、ドライブシャフト52のロックが解除
され、走行用駆動装置10が回転可能になる。
【0016】さらに、手動時においては操作パネル15
に設けられたフォーク用油圧シリンダ11の操作スイッ
チS1にて、また自動走行モードにおいてはプログラム
により上昇指令が出され、ON操作(上昇操作)された
場合には、切換弁64がB側に切り換えられ(図5参
照)、圧油供給管路68が上昇管路69に接続されて、
油圧ポンプ62が作動する。これにより、油圧ポンプ6
2から吐出された圧油が、逆止弁71を介してフォーク
用油圧シリンダ11へ供給され、フォーク6がチェーン
を介しピストンロッドとともに上昇する(図示せず)。
また、手動時においてはフォーク用油圧シリンダ11の
操作スイッチS1にて、また自動走行モードにおいては
プログラムより下降指令が出され、OFF操作(下降操
作)された場合には、切換弁64、切換弁63がB側に
切り換えられ(図5参照)、上昇管路69が下降管路7
2に接続され、圧油が切換弁64から切換弁63、流量
制御弁66を通ってタンク67へ戻る。これにより、フ
ォーク6が、自重によって下降する。なお、フォーク用
油圧シリンダ11、ロック用油圧シリンダ53とも、自
動操作可能になっている。
【0017】以下、無人搬送車1が、荷物の自動搬送作
業を行う場合の作動の一例について、図7のフローチャ
ートにしたがって説明する。なお、無人搬送車1が自動
搬送作業を行う作業場の床面には、図6の如く、予め、
磁気テープからなる走行用ライン2、移載用ライン3、
ステップマーカー4、停止マーカープレート5、停止ラ
イン30,31等が敷設される。
【0018】無人搬送車1は(図6参照。通常走行は後
進方向)、まず、ステップ(以下、単にSで示す)10
0で、番地センサ89によって、ステップマーカー4に
記憶された情報を読み取り、荷積み動作を行うか否かを
判断し、荷積み動作を行うと判断した場合には、S10
1を実行する。なお、ステップマーカー4には、予め、
荷積み作業を行うべきであるか、あるいは荷下ろし作業
を行うべきであるかに関する情報、無人搬送車1の旋回
方向に関する情報等が記録されている。そして、上述の
如く走行用ライン2を検知しながら走行し、S101
で、走行用検知装置80がテープ端32を検出したと判
断した場合には、S102を実行して一時停止する。さ
らに、一時停止した後には、S103を実行し、S10
0で読み取ったステップマーカー4の情報にしたがっ
て、走行用駆動装置10を回転させる。なお、走行用駆
動装置10を左に90°回転させる場合には、左の車輪
83aを正回転させるとともに右の車輪83bを逆回転
させ、走行用駆動装置10が90゜回転したことを光電
センサ50が検知した時点で、車輪83a,83bの回
転を停止させる。また、走行用駆動装置10を右に90
°回転させる場合には、左の車輪83aを逆回転させる
とともに右の車輪83bを正回転させ、走行用駆動装置
10が90゜回転したことを光電センサ50が検知した
時点で、車輪83a,83bの回転を停止させる。
【0019】そして、S103を実行した後には、S1
04を実行し、ロック用油圧シリンダ53によりインデ
ィックスピース54をハンドルスプロケット55のロッ
ク溝9bに嵌め込み、走行用駆動装置10をロックす
る。しかる後、S105で、左右の車輪83a,83b
を、ともに逆回転させることにより、図6の如く、前方
の(フォーク6の下側の)前輪16,16を結ぶ線上の
中点を中心に旋回する。なお、旋回する際に、左右の車
輪83a,83bは、円弧状の軌跡を描くことになるた
め、左右の車輪83a,83bを同じ速度で回転させる
と、固定されている走行用駆動装置10に無理な力が加
わるばかりでなく、旋回中心が、左右の前輪16,16
を結ぶ線上の中点からずれてしまう。それゆえ、内側の
車輪83bの回転速度を、外側の車輪83aの回転速度
の70%程度にすることによって、旋回を安定させる必
要がある。
【0020】さらに、S105を実行した後には、S1
06を実行し、走行用検知装置80が停止ライン30を
検知したか否か判断し、検知したと判断した場合には、
S107を実行して停止する。しかる後、S108を実
行し、インディックスピース54を後退させることによ
って走行用駆動装置10のロックを解除する。そして、
S109を実行し、左右の車輪83a,83bを、S1
03で回転させた方向と逆の方向にそれぞれ回転させ、
走行用駆動装置10が正面を向いた時点で回転を停止さ
せる(この動作によって、無人搬送車1は、荷物7の正
面を向くことになる)。なお、走行用駆動装置10が、
正面を向いたか否かは、光電センサ50によって検知さ
れる。
【0021】そして、走行用駆動装置10が正面を向い
た時点で、S110を実行し、再び走行用駆動装置10
をロックする。しかる後、S111を実行し、荷積み動
作を行うか否かを判断する。そして、荷積み動作を行う
と判断した場合には、S112を実行することなくS1
13を実行し、左右の車輪83a,83bを正回転させ
ることによって前進する(なお、S111で荷積み動作
を行わないと判断した場合、すなわち、荷下ろし動作を
実行すると判断した場合には、S112を実行し、フォ
ーク6を上限まで上昇させた後に、S113を実行する
ことになる)。また、前進の際には、走行用検知装置8
0によって、移載用ライン3を検知し続けるが、検知さ
れた情報とは無関係に、左右の車輪83a,83bを一
定の速度で回転させて定速前進する。しかる後、S11
4を実行し、前進中に、停止マーカー5があるか否かを
判断し続け、停止マーカー5があったと判断した場合に
は、S115を実行して一時停止する。
【0022】S115を実行した後には、S116で、
荷積み動作を行うか否かを判断し、荷積み動作を行うと
判断した場合には、S118を実行し、フォーク6を上
限まで上昇させて、荷物7をすくい上げ、所定の場所に
荷物7を移動させる(なお、S116で荷積み動作を行
わない、すなわち、荷下ろし動作を行うと判断した場合
には、S117を実行し、フォーク6を下限まで下降さ
せて、荷物1を荷受台等の上あるいは床面に下ろすこと
になる)。しかる後、S119を実行し、固定されてい
る走行用駆動装置10のロックを解除する。
【0023】次に、S120を実行し、左右の車輪83
a,83bを、ともに逆回転させることによって後進す
る。なお、後進する際には、S121で、走行用検知装
置80によって移載用ライン3を検知し続け、テープ端
部33があるか否かを判断し続ける。そして、テープ端
部33を検知した時点で、S122を実行して一時停止
する。しかる後、S123を実行し、S103からS1
09と同様の動作を行い、90゜旋回して、移載用ライ
ン3から走行用ライン2へ移動する。そして、走行用ラ
イン2へ移動した後には、S124を実行し、次の荷積
み作業エリア(あるいは荷下ろし作業エリア)へと後進
走行する。
【0024】さらに、無人搬送車1が、Uターンを行う
場合の作動の一例について、図8のフローチャートにし
たがって説明する。無人搬送車1は、S150で、ステ
ップマーカー4に記憶された情報を読み取り、Uターン
を行うか否かを判断し、Uターンを行うと判断した場合
には、S151を実行し、走行用検知装置80によって
走行ライン2を検出しながら走行する。そして、テープ
端部32を検出した時点でS152を実行して一時停止
し、しかる後、S153を実行し、S150で読み取っ
たステップマーカー4の情報にしたがって、走行用駆動
装置10を回転させる。さらに、続くS154で、イン
ディックスピース54をハンドルスプロケット55のロ
ック溝9bに嵌め込むことによって、走行用駆動装置1
0をロックした後に、S155を実行し、図9の如く、
左右の車輪83a,83bをともに逆回転させることに
より、前方の前輪16,16を結ぶ線上の中点を中心に
旋回する。さらに、S156で、走行用検知装置80が
停止ライン8を検知したか否か判断し、検知したと判断
した場合には、S157を実行して停止する。しかる
後、S158を実行し、インディックスピース54を後
退させることによって走行用駆動装置10のロックを解
除する。さらに、S159を実行し、左右の車輪83
a,83bを、S153で回転させた方向と逆の方向
に、それぞれ回転させ、走行用駆動装置10が正面を向
いた時点で回転を停止させる。しかる後、S160を実
行して、後進走行を再開する。
【0025】無人搬送車1は、上記の如く、平行に設け
た2つの車輪83a,83bを別個独立に駆動する走行
用駆動装置10が、車体21に、水平面内で回転自在に
設けられており、その走行用駆動装置10が回転するこ
とによって、全体を静止させたままで走行方向を転換す
ることができるため、後進する場合のみならず、前進す
る場合でも方向制御が容易であり、自動走行モードにお
いて、荷積み作業や荷下ろし作業も容易かつ正確に行う
ことができる。また、狭いスペースでも容易に方向転換
することができる。さらに、無人搬送車1は、サーボ制
御機構等の複雑な制御機構が採用されていないため、安
価、かつ容易に製造することができる。
【0026】また、無人搬送車1は、上記の如く、走行
用駆動装置10が、2つの車輪83a,83bの支軸1
9を前進方向に対して垂直にした状態(すなわち、まっ
すぐな状態)、およびその状態を中心として左右に90
゜回転した状態でロック自在になっている。このため、
走行用駆動装置10をまっすぐな状態でロックすること
によって、直進走行を安定したものにすることができる
し、走行用駆動装置10を左あるいは右に90゜回転さ
せた状態でロックし、内側の車輪(83aあるいは83
b)の回転速度を外側の車輪(83bあるいは83a)
の回転速度の70%程度に制御することによって、方向
転換時の走行を安定したもの(規則正しい軌跡を描くも
の)にすることができる。
【0027】さらに、無人搬送車1は、走行用駆動装置
10を回転自在に支持したドライシャフト52にハンド
ルスプロケット55が固着されており、そのハンドルス
プロケット55に、ドライシャフト52を中心として9
0゜間隔で3つのロック溝9a,9b,9cが設けられ
ているとともに、ハンドルスプロケット55と隣接した
部位に、ロック溝9a,9b,9cと嵌合可能なインデ
ックスピース54が、ロック用油圧シリンダ53によっ
て前進、後退自在に付設されており、前進したインデッ
クスピース54がロック溝9a,9b,9cに嵌合する
ことによって、走行用駆動装置10がロックされるもの
であるため、走行用駆動装置10を、回転していない状
態、左に90゜回転した状態、右に90゜回転した状態
で確実にロックすることができる。なお、無人搬送車1
は、フォーク6を昇降させるための油圧機構を、走行用
駆動装置10をロックするための油圧機構としても利用
するものであるため、構造がシンプルでメンテナンスが
容易である上、安価に製造することができる。
【0028】加えて、無人搬送車1は、走行用駆動装置
10が、2つの車輪83a,83bの支軸19,20を
前進方向に対して垂直にした状態、およびその状態を中
心として左右に90゜回転した状態のいずれかであるこ
とを検知する検知機構(光電センサ50)が設けられて
いるため、走行用駆動装置10を、回転していない状
態、左に90゜回転した状態、右に90゜回転した状態
にする場合に、短時間のうちに正しい位置を割り出すこ
とができる。
【0029】なお、本発明の無人搬送車の構成は、上記
した各実施例の態様に何ら限定されるものではなく、フ
ォーク、車体、走行用駆動装置(モータ、駆動輪等)、
フォーク用シリンダ、ロック用シリンダ、油圧機構、前
輪、補助輪、インデックスピース、ハンドルスプロケッ
ト、およびハンドルスプロケットに設ける溝の数、ドラ
イシャフト、走行用検知装置、光電センサ等の構成を、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変
更できる。
【0030】たとえば、走行用駆動装置のロック機構
は、油圧装置によりインデックスピースをハンドルスプ
ロケットの溝に嵌め込むものに限定されず、空圧シリン
ダを用いたものや、電磁ソレノイドを利用したもの等で
も良い。また、2つの駆動輪を駆動するモータが走行用
駆動装置の内部に設けられたものに限定されず、モータ
が走行用駆動装置以外の部分に設けられたものでも良
い。さらに、無人搬送車に荷積み作業や荷下ろし作業を
実行させる場合の作業場のレイアウト(走行ライン、移
載ライン、停止ライン、テープ端部、ステップマーカ
ー、停止マーカーの個数や配置等)も、上記実施形態の
態様に何ら限定されず、走行ラインや移載ライン等の磁
気テープを壁面に設けること等も可能である。加えて、
無人搬送機を走行させたりフォークを昇降させたりする
ためのプログラムも、上記実施形態の態様に何ら限定さ
れない。また、無人搬送機は、磁気テープの情報を読み
取りながら自動作業するものに限定されず、外部から、
有線あるいは無線でリモートコントロールされるもので
も良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載された無人搬送車は、上
記の如く、平行に設けた2つの駆動輪を別個独立に駆動
する走行用駆動装置が、車体に、水平面内で回転自在に
設けられており、その走行用駆動装置が回転することに
よって、全体を静止させたままで走行方向を転換するこ
とができるため、後進する場合のみならず、前進する場
合でも方向制御が容易であり、自動走行モードによっ
て、荷積み作業や荷下ろし作業も容易かつ正確に行うこ
とができる。また、狭いスペースでも容易に方向転換す
ることができるため、余分なレイアウトスペースや複雑
なレイアウトを必要としない。さらに、サーボ制御機構
等の複雑な制御機構が採用されていないため、安価、か
つ容易に製造することができる。
【0032】請求項2に記載された無人搬送車は、走行
用駆動装置が、2つの駆動輪の支軸を前進方向に対して
垂直にした状態(まっすぐな状態)、およびその状態を
中心として左右に90゜回転した状態でロック自在にな
っているため、走行用駆動装置をまっすぐな状態でロッ
クすることによって、直進走行を安定したものにするこ
とができるし、走行用駆動装置を左あるいは右に90゜
回転させた状態でロックし、内側の車輪の回転速度を外
側の車輪の回転速度の70%程度に制御することによっ
て、方向転換時の走行を安定したものにすることができ
る。
【0033】請求項3に記載された無人搬送車は、走行
用駆動装置を回転自在に支持した回転軸にフランジが固
着されており、そのフランジに、回転軸を中心として9
0゜間隔で3つの溝が設けられているとともに、フラン
ジと隣接した部位に、溝と嵌合可能な突起体が、油圧シ
リンダによって前進、後退自在に付設されており、前進
した突起体が溝に嵌合することによって、走行用駆動装
置がロックされるものであるため、走行用駆動装置を、
回転していない状態、左に90゜回転した状態、右に9
0゜回転した状態で確実にロックすることができる。し
たがって、請求項3に記載された無人搬送車によれば、
直進走行および方向転換時の走行安定性がより精度の高
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人搬送車の側面を示す説明図である。
【図2】走行用駆動装置を下から見た状態を示す説明図
である。
【図3】走行用駆動装置の設置部分を示す説明図であ
る。
【図4】ハンドルスプロケット、ロック用油圧シリンダ
を示す説明図である。
【図5】無人搬送車の油圧機構を示す説明図である。
【図6】無人搬送車が作動する様子を示す説明図であ
る。
【図7】無人搬送車の作動内容を示すフローチャートで
ある。
【図8】無人搬送車の作動内容を示すフローチャートで
ある。
【図9】無人搬送車が作動する様子を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1・・無人搬送車、2・・走行用ライン、3・・移載用
ライン、4・・ステップマーカー、5・・停止マーカ
ー、6・・フォーク、7・・荷物、8・・停止ライン、
9a〜9c・・ロック用溝、10・・走行用駆動装置、
11・・フォーク用油圧シリンダ、14・・油圧ユニッ
ト、15・・操作パネル、16・・前輪、17・・シャ
ーシ、18・・バッテリー、19・・支軸、20・・フ
ランジスプロケット、21・・車体、22・・チェーン
テンショナー、23・・回転軸、24・・スプロケッ
ト、25・・チェーン、26・・ハンドル、27・・補
助輪、30,31・・停止ライン、32,33・・テー
プ端部、50・・光電センサ、51・・角度検出板、5
2・・ドライシャフト、53・・ロック用油圧シリン
ダ、54・・インデックスピース、55・・ハンドルス
プロケット、62・・油圧ポンプ、63,64,65・
・切換弁、66・・流量制御弁、67・・タンク、68
・・圧油供給管路、69・・上昇管路、70・・ロック
管路、71・・逆止弁、72・・下降管路、80・・走
行用検知装置、81,82・・駆動用モータ、83a,
83b・・車輪、84a,84b・・スプロケット、8
5a,85b・・チェーン、86,87・・駆動軸、8
8a,88b・・スプロケット、89・・番地センサ、
90・・バンパーフレーム、91・・バンパーセンサ、
S1・・フォーク用油圧シリンダの手動時の操作スイッ
チ、S2・・ロック用油圧シリンダの手動時の操作スイ
ッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D034 CA03 CB02 CC01 CC07 CC09 CC17 CD02 CD20 CE12 3F022 AA15 BB01 KK01 LL07 MM01 MM03 NN32 3F333 AA02 AB13 BB30 BD02 CA12 FA05 FA20 FA32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に自動走行するとともに、前方
    に設置されたフォークを自動昇降させる無人搬送車であ
    って、 平行に設けた2つの駆動輪を別個独立に駆動する走行用
    駆動装置が、車体に、水平面内で回転自在に設けられて
    いることを特徴とする無人搬送車。
  2. 【請求項2】 走行用駆動装置が、 2つの駆動輪の支軸を前進方向に対して垂直にした状
    態、およびその状態を中心として左右どちらの方向でも
    90゜回転した状態でロック自在になっていることを特
    徴とする請求項1に記載の無人搬送車。
  3. 【請求項3】 走行用駆動装置を回転自在に支持した回
    転軸にフランジが固着されており、そのフランジに、回
    転軸を中心として90゜間隔で溝が設けられているとと
    もに、フランジと隣接した部位に、溝と嵌合可能な突起
    体が、油圧シリンダによって前進、後退自在に付設され
    ており、前進した突起体が溝に嵌合することによって、
    走行用駆動装置がロックされることを特徴とする請求項
    1,または請求項2に記載の無人搬送車。
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