JP2001014900A - 半導体装置及び記録媒体 - Google Patents

半導体装置及び記録媒体

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JP2001014900A
JP2001014900A JP11183476A JP18347699A JP2001014900A JP 2001014900 A JP2001014900 A JP 2001014900A JP 11183476 A JP11183476 A JP 11183476A JP 18347699 A JP18347699 A JP 18347699A JP 2001014900 A JP2001014900 A JP 2001014900A
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circuit
data
memory
test
signal
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Kiyonori Ogura
清則 小椋
Eisaku Ito
栄作 伊藤
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】試験回路の占有面積増加を抑え、且つそれによ
り複数のメモリ回路の動作試験を同時に実施することが
可能な半導体装置を提供すること。 【解決手段】試験部18は、2つのメモリ回路21,2
3に制御信号CNTLを出力し、各メモリ回路21,2
3はそれに応答して読み出しデータRDAT−1,RD
AT−2を比較判定回路22,24に出力する。比較判
定回路22,24は、試験部18から供給される期待値
データTPと、読み出しデータRDAT−1,RDAT
−2を比較し、判定信号JUDG1,JUDG2を出力
する。比較判定回路22,24が受け取る期待値データ
TPは、各メモリ回路21,23が受け取る制御信号C
NTLと同じ遅延を受ける。従って、期待値データTP
と読み出しデータRDAT−1,RDAT−2を受け取
るタイミングがほぼ一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に係り、
詳しくは複数のメモリ回路とそれの試験回路を同一チッ
プ上に搭載してなる半導体装置と、その半導体装置を作
成するためのデータを記録した記録媒体に関するもので
ある。
【0002】近年の半導体装置(LSI)、例えばAS
IC等は、高集積化及び高機能化に伴い、1つのチップ
上にロジック回路と共に複数のメモリ回路が搭載される
ようになってきている。
【0003】このような半導体装置は、ロジック回路と
メモリ回路の間の転送レート(単位時間あたりの転送デ
ータ量)を従来の半導体装置におけるそれに比べて高く
することができる。また、この半導体装置は、ロジック
回路とメモリ回路の間に入出力回路を必要としないた
め、ロジック回路とメモリ回路を別々に搭載した半導体
装置を接続する場合に比べて、全体の消費電力を少なく
することができる。
【0004】半導体装置は、その出荷に先立ってロジッ
ク回路及びメモリ回路が正常に動作しているか否かをテ
ストする動作試験が実施される。即ち、半導体装置はテ
スト装置に接続され、そのテスト装置からから供給され
るテスト信号に基づいて動作する。テスト装置は、半導
体装置の出力信号に基づいて、その半導体装置が正常か
否かを判定する。
【0005】ところで、メモリ回路は、その構造上、メ
モリセルの欠陥や、メモリセル間の干渉等による動作不
良が発生する。そのため、メモリ回路のみの動作試験
が、ロジック回路の動作試験に先立って行われる必要が
ある。しかし、メモリ回路の入出力端子はロジック回路
に接続されているため、半導体装置の外部からメモリ回
路の入出力を行うことは難しい。これは、メモリ回路の
入出力のためのパッドを必要とし、半導体装置のチップ
面積を大きくするからである。
【0006】そのため、半導体装置にメモリ回路の為の
試験回路を搭載することが検討されてきた。しかし、半
導体装置の多機能化に従って、その半導体装置に搭載さ
れるメモリ回路の数も多くなってきている。しかし、メ
モリ回路の為の試験回路をメモリ回路に対応して搭載す
ることは、試験回路の占有面積を大きくし、その半導体
装置のチップ面積増加及びコストアップを招く。このた
め、複数のメモリ回路を、それらの数よりも少ない数の
試験回路で動作試験を実施することが要求されている。
【0007】
【従来の技術】図21は、第1の従来例を示すブロック
回路図である。半導体装置1は、メモリ回路2と試験回
路3を含み、それら回路2,3は図示しないロジック回
路と共に1つのチップ上に形成されている。
【0008】メモリ回路2は、SDRAM(Synchronous
Dynamic Random Access Memory)に似た構成の入出力イ
ンタフェースを有している。試験回路3は、メモリ回路
2の制御信号CMD、アドレス信号ADD、動作クロッ
ク信号CLK、及びデータ信号DATAを生成し、これ
らをメモリ回路2に出力する。
【0009】メモリ回路2は、クロック信号CLKに同
期して制御信号CMDを受け取り、この制御信号に基づ
く動作モードにて動作する。ライトモードにおいて、メ
モリ回路2はクロック信号CLKに同期してアドレス信
号ADD及びデータ信号DATAを受け取り、アドレス
信号ADDに対応するアドレスのセルにデータ信号DA
TAをセル情報として記憶する。リードモードにおい
て、メモリ回路2は、クロック信号CLKに同期してア
ドレス信号ADDを受け取り、そのアドレス信号ADD
に対応するアドレスのセルに記憶されているセル情報を
読み出し、これをデータ信号DATAとして出力する。
【0010】試験回路3は期待値を発生する機能を持
ち、その期待値とメモリ回路2から入力されるデータ信
号DATAの値とを比較し、その比較結果に基づいて生
成した判定信号JUDGを図示しないテスト装置へ出力
する。
【0011】図22は、第2の従来例を示すブロック回
路図である。半導体装置4は、複数(本例では2つ)の
メモリ回路5a,5bと、それら一対一に対応する2つ
の試験回路6a,6bを含み、それら回路5a,5b,
6a,6bは図示しないロジック回路と共に1つのチッ
プ上に形成されている。
【0012】試験回路6a,6bは、上記の試験回路3
と同様に動作する。即ち、試験回路6aは、発生した制
御信号CMD−1、アドレス信号ADD−1、クロック
信号CLK−1及びデータ信号DATA−1をメモリ回
路5aに与える。そして、試験回路6aは、メモリ回路
5aから受け取るデータ信号DATA−1の値と期待値
を比較し、その比較結果に基づく判定信号JUDG−1
を図示しないテスト装置へ出力する。
【0013】また、試験回路6bは、発生した制御信号
CMD−2、アドレス信号ADD−2、クロック信号C
LK−2及びデータ信号DATA−2をメモリ回路5b
に与える。そして、試験回路6bは、メモリ回路5bか
ら受け取るデータ信号DATA−2の値と期待値を比較
し、その比較結果に基づく判定信号JUDG−2を図示
しないテスト装置へ出力する。
【0014】ところで、上記のようにメモリ回路と一対
一に対応して試験回路を搭載することは、半導体装置の
チップ面積を著しく増加させる。そのため、複数のメモ
リ回路を1つの試験回路により動作試験する方法が考え
られる。その方法による第3の従来例を図23に示す。
【0015】半導体装置7は、複数(本例では2つ)の
メモリ回路8a,8bと1つの試験回路9を含み、それ
ら回路8a,8b,9は図示しないロジック回路と共に
1つのチップ上に形成されている。
【0016】試験回路9は、メモリ回路8a,8bの動
作試験を同時に実施する。これは、メモリ回路8a,8
bの動作試験を別々に行うと、動作試験に長時間を要
し、半導体装置7のコストアップを招くからである。
【0017】試験回路9は、メモリ回路8a,8bに対
して共通に発生した制御信号CMD、アドレス信号AD
D及びクロック信号CLKをメモリ回路8aに与える。
また、試験回路9は、個別に発生したデータ信号DAT
A−1,DATA−2をそれぞれメモリ回路8a,8b
に与える。これは、メモリ回路8a,8bがデータ信号
の入出力を共通の端子を介して行うためであり、入出力
分離型のメモリ回路の場合はデータ信号を共通に発生し
ても良い。
【0018】試験回路6aは、メモリ回路8aから受け
取るデータ信号DATA−1の値と期待値を比較した比
較結果と、メモリ回路8bから受け取るデータ信号DA
TA−2の値と期待値を比較した比較結果を併せ持つ判
定信号DJUDGを図示しないテスト装置へ出力する。
このように、1つの試験回路9にて2つのメモリ回路8
a,8bの動作試験を同時に実施することで、チップ面
積の増大と試験時間の長期化を防ぐ。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図23
に示す第3例の半導体装置7では、試験回路9と各メモ
リ回路8a,8bの距離が問題になる。即ち、試験回路
9とメモリ回路8aの間に形成された信号線の配線長に
比べて、試験回路9とメモリ回路8bの間に形成された
信号線の配線長の方が長い。これは、試験回路9から出
力される信号に配線長に対応する遅延を与え、それを各
メモリ回路8a,8bが受け取るタイミングにずれを生
じさせる。
【0020】図24(a)は試験回路9の入出力端子に
おける波形図、図24(b)はメモリ回路8aの入出力
端子における波形図、図24(c)はメモリ回路8bの
入出力端子における波形図を示す。
【0021】今、時刻t1において、試験回路9は、ク
ロック信号CLKに同期してコマンド「ACT」のため
の制御信号CMDを出力する。メモリ回路8aは、時刻
t1からΔt1時間だけ経過した時刻t2にそれを受け
取り、メモリ回路8bは時刻Δt2だけ経過した時刻t
3にそれを受け取る。
【0022】各メモリ回路8a,8bは、それぞれ受け
取ったコマンドに応答して動作する。そして、各メモリ
回路8a,8bが出力する信号は、それらが受け取る信
号と同様に配線長による遅延を受けて試験回路9に到達
する。従って、試験回路9が各メモリ回路8a,8bか
らデータ信号DATA−1,DATA−2を受け取るタ
イミングにずれが生じる。
【0023】即ち、試験回路9は、時刻t4においてメ
モリ回路8aが応答したデータ信号DATA−1の判定
を行うことになり、それよりも遅い時刻t5においてメ
モリ回路8bが応答したデータ信号DATA−2の判定
を行うことになる。このように、試験回路9は、メモリ
回路8aの判定動作と、メモリ回路8bの判定動作を同
時に行うことができない。このことは、試験回路9に複
雑な判定動作を必要とし、単一の試験回路による動作試
験の実施を阻害する要因になる。
【0024】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は試験回路の占有面積増加
を抑え、且つそれにより複数のメモリ回路の動作試験を
同時に実施することが可能な半導体装置、及びその装置
を設計するために用いられるデータを記録した記録媒体
を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、試験回路は、複数
のメモリ回路を動作させ、各メモリ回路の読み出しデー
タに対応する期待値データを出力する1つの試験部と、
各メモリ回路毎に該メモリ回路の近傍に設けられ、メモ
リ回路の読み出しデータと期待値データを比較判定し、
その比較結果に基づく判定信号を出力する複数の比較判
定回路と、を備えた。期待値データは、メモリ回路に供
給される信号とほぼ同じ遅延を受けるため、比較判定回
路に入力される読み出しデータと期待値データの入力タ
イミングがほぼ一致する。これにより、試験回路は、複
数のメモリ回路の動作試験を同時に実施する。
【0026】試験部は、比較タイミング信号を各比較判
定回路に出力し、各比較判定回路は、読み出しデータと
期待値データを比較した比較結果を出力する比較手段
と、比較タイミング信号による比較タイミング毎に比較
結果をラッチ更新するラッチ手段と、を備える。これに
より、試験部の動作よりも遅いテスト装置により各比較
タイミング毎に半導体装置の良否が判定可能になる。
【0027】試験部は、比較タイミング信号とリセット
信号を各比較判定回路に出力し、各比較判定回路は、読
み出しデータと期待値データを比較する比較手段と、比
較タイミング信号により比較手段の出力をラッチ保持す
るラッチ手段と、を備え、ラッチ手段はリセット信号に
より比較結果をリセットする。これにより、半導体装置
全体の良否が判定可能になる。
【0028】試験部は、比較タイミング信号とリセット
信号を各比較判定回路に出力し、各比較判定回路は、読
み出しデータと期待値データを比較する比較手段と、比
較タイミング信号による比較タイミング毎に比較結果を
ラッチ更新する第1ラッチ手段と、比較タイミング信号
により比較手段の出力をラッチ保持する第2ラッチ手段
と、外部から入力される切替信号に基づいて第1ラッチ
手段と第2ラッチ手段とを切り替える切替手段と、を備
える。試験部の動作よりも遅いテスト装置により各比較
タイミング毎に半導体装置の良否判定と、半導体装置全
体の良否判定を容易に切り替えることができる。
【0029】請求項2に記載の発明は、複数のメモリ回
路と、複数のメモリ回路を試験する1つの試験回路を同
一チップ上に搭載した半導体装置において、試験回路
は、複数のメモリ回路を動作させ、各メモリ回路の読み
出しデータを受け取り、各読み出しデータと期待値デー
タを比較判定する1つの試験部と、複数のメモリ回路と
一対一に設けられ、試験部が受け取る複数の読み出しデ
ータがほぼ同時に試験部に到達するように対応するメモ
リ回路と試験回路との間の信号を遅延する複数の信号補
正回路と、を備える。これにより、試験回路は、各メモ
リ回路の読み出しデータをほぼ同時に受け取るため、同
時に期待値データと比較判定することができ、試験時間
が短くなる。
【0030】請求項3に記載の発明は、複数のメモリ回
路を試験する1つの試験回路の動作をハードウェア記述
言語により記述したデータを記録した記録媒体であっ
て、データは、複数のメモリ回路を動作させ、各メモリ
回路の読み出しデータに対応する期待値データを出力す
る試験部の動作を記述したデータ区分と、メモリ回路の
読み出しデータと期待値データを比較判定し、その比較
結果に基づく判定信号を出力する比較判定回路の動作を
記述したデータ区分と、比較判定回路を各メモリ回路毎
に該メモリ回路の近傍に設ける動作を記述したデータ区
分と、を含む。このデータを用いることで、チップ面積
を抑えると共に複数のメモリ回路の動作試験を同時に行
うことができる試験回路を搭載した半導体装置を作成す
ることができる。
【0031】請求項4に記載の発明は、複数のメモリ回
路を試験する1つの試験回路を作成するために該回路の
動作がハードウェア記述言語により記述されたデータを
記録した記録媒体であって、データは、複数のメモリ回
路を動作させ、各メモリ回路の読み出しデータを受け取
り、各読み出しデータと期待値データを比較判定する試
験部の動作を記述したデータ区分と、複数のメモリ回路
と一対一に設けられ、試験部が受け取る複数の読み出し
データがほぼ同時に試験部に到達するように対応するメ
モリ回路と試験回路との間の信号を遅延する複数の信号
補正回路の動作を記述したデータ区分と、を含む。この
データを用いることで、チップ面積を抑えると共に複数
のメモリ回路の動作試験を同時に行うことができる試験
回路を搭載した半導体装置を作成することができる。
【0032】請求項5に記載の発明は、複数のメモリ回
路を試験する1つの試験回路のセル情報データを記録し
た記録媒体であって、データは、複数のメモリ回路を動
作させ、各メモリ回路の読み出しデータに対応する期待
値データを出力する試験部のセル情報データ区分と、メ
モリ回路の読み出しデータと期待値データを比較判定
し、その比較結果に基づく判定信号を出力する比較判定
回路のセル情報データ区分と、比較判定回路を各メモリ
回路毎に該メモリ回路の近傍に設ける情報データ区分
と、を含む。このデータを用いることで、チップ面積を
抑えると共に複数のメモリ回路の動作試験を同時に行う
ことができる試験回路を搭載した半導体装置を作成する
ことができる。
【0033】請求項6に記載の発明は、複数のメモリ回
路を試験する1つの試験回路のセル情報データを記録し
た記録媒体であって、データは、複数のメモリ回路を動
作させ、各メモリ回路の読み出しデータを受け取り、各
読み出しデータと期待値データを比較判定する試験部の
セル情報データ区分と、複数のメモリ回路と一対一に設
けられ、試験部が受け取る複数の読み出しデータがほぼ
同時に試験部に到達するように対応するメモリ回路と試
験回路との間の信号を遅延する複数の信号補正回路のセ
ル情報データ区分と、を含む。このデータを用いること
で、チップ面積を抑えると共に複数のメモリ回路の動作
試験を同時に行うことができる試験回路を搭載した半導
体装置を作成することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)以下、本発明を
具体化した第一実施形態を図1〜図6に従って説明す
る。
【0035】図2は、半導体装置11の概略平面図であ
る。半導体装置11のチップ12上には、ロジック部1
3,14,15、メモリ部16,17及び試験回路とし
ての試験部18が形成されている。
【0036】図1は、半導体装置11の一部ブロック回
路図である。試験部18は、図示しないテスト装置から
テストモード信号を受け取り、それに応答して生成した
制御信号CNTL、書き込みデータWDAT、期待値デ
ータTPをメモリ部16,17に出力する。
【0037】制御信号CNTLは、図3に示すクロック
信号CLK、コマンド制御信号CMD、アドレス信号A
DDを含む。即ち、試験部18は、制御信号CNTL
(CLK,CMD,ADD)を生成する第1の機能のた
めの回路18a、書き込みデータWDATを生成する第
2の機能のための回路18b、期待値データTPを生成
する第3の機能のための回路18cを持つ。尚、書き込
みデータWDATの値と期待値データTPの値を同じに
することもできるため、試験部18は、少なくとも機能
18a,18cを備えるよう構成されても良い。
【0038】図1に示すように、第1メモリ部16は、
メモリ回路21と試験回路としての比較判定回路22を
含む。メモリ回路21は、SDRAM(Synchronous Dyn
amicRandom Access Memory)に似た構成の入出力インタ
フェースを有し、制御信号CNTLと書き込みデータW
DATを受け取り、書き込みデータWDATをセル情報
として記憶する。また、メモリ回路21は、制御信号C
NTLに応答して読み出したセル情報を持つ読み出しデ
ータRDAT−1を比較判定回路22に出力する。
【0039】比較判定回路22は、期待値データTPを
受け取り、それと読み出しデータRDAT−1を比較
し、その比較結果に基づくレベルを持つ判定信号JUD
G1を出力する。本実施形態の比較判定回路22は、排
他的論理和(EOR)回路よりなり、期待値データTP
の値と読み出しデータRDAT−1の値が一致する場合
にLレベルの判定信号JUDG1を出力し、一致しない
場合にHレベルの判定信号JUDG−1を出力する。
【0040】第2メモリ部17は、メモリ部16と同様
に、メモリ回路23と試験回路としての比較判定回路2
4を含む。メモリ回路23は、メモリ回路21と実質的
に同一の構成を有し、制御信号CNTLに応答して書き
込みデータWDATをセル情報として記憶し、制御信号
CNTLに応答して読み出したセル情報を持つ読み出し
データRDAT−2を比較判定回路24に出力する。比
較判定回路24は、比較判定回路22と実質的に同一の
構成を有し、期待値データTPを受け取り、それと読み
出しデータRDAT−2を比較し、その比較結果に基づ
く判定信号JUDG2を出力する。
【0041】次に、上記のように構成された半導体装置
の作用を図4に従って説明する。図4(a)は試験部1
8の入出力端子における波形図、図4(b)は第1メモ
リ部16の入出力端子における波形図、図4(c)は第
2メモリ部17の入出力端子における波形図を示す。
【0042】今、時刻t1において、試験部18は、ク
ロック信号CLKに同期してコマンド「ACT」のため
の制御信号CMDを出力する。第1メモリ部16は、時
刻t1からΔt1時間だけ経過した時刻t2にそれを受
け取り、第2メモリ部17は時刻Δt2だけ経過した時
刻t3にそれを受け取る。第1及び第2メモリ部16,
17は、それぞれ受け取ったコマンドに応答して動作す
る。
【0043】次に、試験部18は、クロック信号CLK
に同期して読み出しのためのコマンド「RED」に対応
する制御信号CMDを両メモリ部16,17に出力す
る。それより各メモリ回路21,23の動作に対応する
時間(図4において2クロック)経過後、試験部18
は、値「T0」を持つ期待値データTPを両メモリ部1
6,17に出力する。
【0044】試験部18から出力された信号は、配線長
に応じた遅延(Δt1,Δt2)をそれぞれ受け、第1
及び第2メモリ部16,17に到達する。第1メモリ部
16のメモリ回路21は、クロック信号CLKに同期し
て受け取ったコマンド「RED」に応答して読み出した
セル情報に基づく読み出しデータRDAT−1をクロッ
ク信号CLKに同期して出力する。第2メモリ部17の
メモリ回路23は、クロック信号CLKに同期して受け
取ったコマンド「RED」に応答して読み出したセル情
報に基づく読み出しデータRDAT−2をクロック信号
CLKに同期して出力する。
【0045】比較判定回路22は、読み出しデータRD
AT−1と期待値データTPを受ける。この期待値デー
タTPは、制御信号CMDと同じ遅延(Δt1)を受け
る。従って、各比較判定回路22が読み出しデータRD
AT−1を受け取るタイミングと、期待値データTPの
それとがほぼ一致する。
【0046】同様に、比較判定回路24は、読み出しデ
ータRDAT−2と期待値データTPを受ける。この期
待値データTPは、制御信号CMDと同じ遅延(Δt
2)を受ける。従って、各比較判定回路22が読み出し
データRDAT−2を受け取るタイミングと、期待値デ
ータTPのそれとがほぼ一致する。
【0047】即ち、第1メモリ部16の比較判定回路2
2は、時刻t4において第1メモリ回路21が正常か否
かの判定を行い、第2メモリ部17の比較判定回路24
は、時刻t5においてメモリ回路23が正常か否かの判
定を行う。このように、試験部18は、第1メモリ部1
6の動作試験と、第2メモリ部17の動作試験を同時に
実施する。
【0048】次に、上記のように構成された半導体装置
11の設計について説明する。図5は、半導体設計装置
30のハードウェア構成を概略的に示すブロック図であ
る。
【0049】半導体設計装置30は、中央処理装置(C
PU)31を含み、このCPU31は、入力装置32
と、出力装置33と、メモリ34と、記憶装置35,3
6,37,38と、ドライブ装置39とをそれに接続さ
れた状態で有している。
【0050】入力装置32は、キーボード、マウス装
置、等を含み、プログラムの起動、パラメータの入力等
のユーザからの要求や指示に用いられる。出力装置33
は、表示装置(VDT)、モニタ、プリンタを含み、図
形表示、リスト表示、パラメータ入力画面表示、等に用
いられる。
【0051】メモリ34には、半導体設計処理の機能を
提供するために必要なプログラムとデータが格納され
る。CPU31は、メモリ34を利用してプログラムを
実行し、半導体設計のために必要な処理を実現する。こ
のメモリ34としては、通常、キャッシュ・メモリ、シ
ステム・メモリおよびディスプレー・メモリを含む。
【0052】第1〜第3記憶装置35〜37は、通常、
磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装
置を含み、これらは各記憶装置35〜37に格納される
データの種類,状態等に応じて適宜用いられる。尚、図
5は記憶装置35〜37を機能的に分割して示してお
り、分割しない状態、又は複数の記憶装置にデータ等を
分割して格納する構成としても良い。
【0053】第1記憶装置35には、図1の半導体装置
11を作成するために所定の設計レベルの記述言語によ
り記述されたデータが格納されている。尚、本実施形態
では、第1記憶装置35には、動作(Behavior)レベルの
ハードウェア記述言語(Hardware Description Languag
e) により記述されたデータが格納されている。
【0054】詳述すると、図6に示すように、入力デー
タは、図1のロジック部12〜15、メモリ部16及び
17、試験部18の動作記述がそれぞれ格納された領域
41,42,43を含む。図6(a)の領域41は試験
部の動作が記述されたデータを含む領域であり、この領
域41は、試験部18が備える各機能18a,18b,
18c(図3)の動作記述が格納された領域41a,4
1b,41cを含む。図6(b)の領域42は比較判定
回路の動作が記述されたデータを含む領域である。図6
(c)の領域43はメモリ回路の動作が記述された領域
であり、この領域43は、アドレッシングのための信号
(図1の制御信号CNTLであり、図4のクロック信号
CLKと制御信号CMDとアドレス信号ADDを含む)
を受ける第1の入力部の動作が記述されたデータを含む
領域43a、書き込みデータWDATを受け入れる第2
の入力部の動作が記述されたデータを含む領域43b、
読み出しデータRDATを出力する出力部の動作が記述
されたデータを含む領域43cをを含む。
【0055】第2記憶装置36には、半導体装置11を
作成するための設計ルールライブラリが格納され、この
設計ルールは所定の設計レベルに対応した値を持つ。第
3記憶装置37には、CPU31が実行するプログラム
データが格納されている。このプログラムデータは、第
1記憶装置35の入力データから、その入力データより
も下流(下位レベル)のデータを生成する生成プログラ
ムである。
【0056】CPU31は、入力装置32の操作に基づ
いて起動され、入力データ及びライブラリに基づく生成
処理を実行して生成した出力データを第4記憶装置38
に格納する。
【0057】詳述すると、CPU31は、入力データ及
びライブラリに基づいて、メモリ回路の動作記述データ
から図1に示すメモリ回路21,23の図形データを生
成する。また、CPU31は、入力データに含まれる試
験部の動作記述データから、図1に示す試験部18の図
形データを生成する。この試験部の動作記述データに
は、その試験部が試験対象とするメモリ回路の情報(例
えば、回路数)を含んでいる。従って、CPU31は、
入力データに含まれる比較判定回路の動作記述から、試
験対象であるメモリ回路の数に対応する数の比較判定回
路のためのデータを生成する。
【0058】更に、CPU31は、図1に示す比較判定
回路22,24の図形データ、及び各メモリ回路21,
23の出力データ(読み出しデータRDAT−1,RD
AT−2)を比較判定回路22,24へ入力する配線の
ためのデータを生成する。そして、CPU31は、これ
ら生成したデータを含む出力データを図5の第4記憶装
置38に格納する。
【0059】図形データは、各回路を構成する素子の種
類や大きさ等を含む電気情報、素子の配置情報、素子間
の接続情報、又はそれらを併せ持つ情報を含み、レイア
ウトデータや露光データ等を含む。
【0060】尚、上記の説明では、下位のデータとして
図形データを生成する構成としたが、RTL(Register
Transfer Level)の情報やネットリスト、回路図等を生
成する構成としても良い。また、入力データに、RTL
や論理レベルの動作が記述されたデータ、等を用いても
良い。
【0061】第1記憶装置35の入力データの全て又は
その一部分、第2記憶装置36のライブラリデータ、第
3記憶装置37のプログラムデータは、記録媒体40に
より提供される。CPU31は、ドライブ装置39を駆
動し、記録媒体40に記録されたデータを各記憶装置3
5,36,37にロードする。尚、記録媒体40に記録
されたプログラムデータを直接実行する構成,又は記録
媒体40に記録されたデータを直接参照する構成、とし
ても良い。また、第4記憶装置38の出力データは、記
録媒体40により半導体製造のための装置に提供され
る。CPU31は、第4記憶装置38にセーブする。
【0062】記録媒体40とはコンピュータ読み取り可
能な記録媒体であり、MT、メモリカード、フレキシブ
ルディスク、光ディスク(CD-ROM,DVD-ROM,…)、光磁
気ディスク(MO,MD,…)等、任意の媒体を含む。また、
コンピュータによって直接実行可能なプログラムを記録
した記録媒体だけでなく、いったん他の記録媒体(ハー
ドディスク等)にインストールすることによって実行可
能となるようなプログラムを記録した記録媒体や、暗号
化されたり、圧縮されたりしたプログラムを記録した記
録媒体も含む。更に、通信媒体を介してプログラムデー
タをロードした記録媒体又は記憶装置35〜37を含
む。
【0063】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)試験部18は、2つのメモリ回路21,23に制
御信号CNTLを出力し、各メモリ回路21,23はそ
れに応答して読み出しデータRDAT−1,RDAT−
2を比較判定回路22,24に出力する。比較判定回路
22,24は、試験部18から供給される期待値データ
TPと、読み出しデータRDAT−1,RDAT−2を
比較し、判定信号JUDG1,JUDG2を出力する。
比較判定回路22,24が受け取る期待値データTP
は、各メモリ回路21,23が受け取る制御信号CNT
Lと同じ遅延を受ける。従って、期待値データTPと読
み出しデータRDAT−1,RDAT−2を受け取るタ
イミングがほぼ一致する。このように、試験部18は2
つのメモリ回路21,23の動作試験を同時に実行する
ため、試験時間を短縮することができる。
【0064】(2)1つの試験部18により2つのメモ
リ回路21,23の動作試験を行うことができるため、
図22の第2の従来例に比べてチップ面積の増加を抑え
ることができる。
【0065】(3)記録媒体40に記録されたデータの
記述に従って半導体装置に搭載する試験部18及び比較
判定回路22,24を作成することで、その半導体装置
のチップ面積の増大を抑えると共に、複数のメモリ回路
の動作試験を同時に行って試験時間の短縮を図ることが
できる半導体装置を作成することができる。
【0066】尚、前記実施形態は、以下の態様に変更し
てもよい。 ○上記実施形態において、試験部18と比較判定回路2
2,24のセル情報をセルライブラリに登録しておく。
これにより、半導体設計装置によってそれらのセル情報
を利用して上記の半導体装置11を容易に作成すること
ができる。
【0067】○上記実施形態では、比較判定回路22,
24をEOR回路により構成したが、これは、メモリ回
路21,23の出力構成、即ち1ビットの読み出しデー
タRDAT−1,RDAT−2に対応するものでる。従
って、比較判定回路の構成は、各メモリ回路21,23
の構成(読み出しデータのビット数)と期待値データT
Pのビット数、及び読み出しデータと期待値データの比
較方法に対応して適宜変更される。
【0068】一例として、図7の比較判定回路51は、
複数ビットの読み出しデータRDAT#1〜RDAT#6と1ビット
の期待値データTPを比較判定する構成を持つ。詳しく
は、比較判定回路51は、読み出しデータのうちの任意
の複数ビット(図7では2ビット)毎にそれらと期待値
データTPを比較判定し、複数の比較結果を合成して生
成した1ビットの判定信号JUDGを出力する。
【0069】比較判定回路51は、3入力素子のEOR
回路52,53,54と3入力素子のOR回路を備え
る。各EOR回路52,53,54にはそれぞれ2ビッ
トの読み出しデータと期待値データTPが入力される。
即ち、第1EOR回路52には2ビットの読み出しデー
タRDAT#1,RDAT#2と期待値データTPが入力され、それ
らのレベルが同一の場合にLレベルの信号を、レベルが
一致しない場合にHレベルの信号を出力する。同様に、
第2EOR回路53には2ビットの読み出しデータRDAT
#3,RDAT#4と期待値データTPが入力され、第3EOR
回路54には2ビットの読み出しデータRDAT#5,RDAT#6
と期待値データTPが入力される。
【0070】OR回路55は、各EOR回路52,5
3,54の出力信号を論理和演算して生成した判定信号
JUDGを出力する。従って、この比較判定回路51
は、期待値データTP及び6ビットの読み出しデータRD
AT#1〜RDAT#6のレベルが一致する場合にLレベルの判定
信号JUDGを出力する。
【0071】別の例として、図8の比較判定回路61
は、複数ビットの読み出しデータRDAT#1〜RDAT#3とそれ
に対応するビット数の期待値データTP#1〜TP#3を各ビッ
ト毎に比較判定し、複数の比較結果を合成して生成した
1ビットの判定信号JUDGを出力する構成を持つ。即
ち、この比較判定回路61は、3ビットの読み出しデー
タRDAT#1〜RDAT#3を出力する構成を持つメモリ回路に隣
接して設けられ、それに対応する試験部は3ビットの期
待値データTP#1〜TP#3を出力する構成を持つ。
【0072】比較判定回路61は、2入力素子のEOR
回路62,63,64と3入力素子のOR回路65を備
える。各EOR回路52,53,54には、それぞれ対
応するビット位置の期待値データと読み出しデータが入
力される。即ち、第1EOR回路62には読み出しデー
タRDAT#1とそれに対応する期待値データTP#1が入力さ
れ、それらのレベルが同一の場合にLレベルの信号を、
レベルが一致しない場合にHレベルの信号を出力する。
同様に、第2EOR回路63には読み出しデータRDAT#2
とそれに対応する期待値データTP#2が入力され、第3E
OR回路64には読み出しデータRDAT#3とそれに対応す
る期待値データTP#3が入力される。
【0073】OR回路65は、各EOR回路62,6
3,64の出力信号を論理和演算して生成した判定信号
JUDGを出力する。従って、この比較判定回路61
は、3ビットの読み出しデータRDAT#1〜RDAT#3とそれに
対応する期待値データTP#1〜TP#3のレベルが一致する場
合にLレベルの判定信号JUDGを出力する。
【0074】又、別の例として、図9の比較判定回路7
1は、複数ビットの読み出しデータRDAT#1〜RDAT#4と1
ビットの期待値データTPを比較判定し、第1判定信号J
UDGと第2判定信号CMPを出力する構成を持つ。詳
しくは、比較判定回路71は読み出しデータRDAT#1〜RD
AT#4を圧縮し、その圧縮結果と期待値データTPを比較し
て生成した第1判定信号JUDGと、圧縮結果に基づく
第2判定信号CMPを出力する。図示しないテスト装置
は、判定信号JUDG,CMPを受け取り、それらに基
づいてメモリ回路、ひいては半導体装置(チップ)の良
否を判定する。
【0075】比較判定回路71は、AND回路72、E
OR回路73、NOR回路74,75を備える。AND
回路72は読み出しデータのビット数に対応する入力端
子を持ち、読み出しデータRDAT#1〜RDAT#4を圧縮(論理
積演算)して生成した信号S1を出力する。この信号S
1は、全ての読み出しデータRDAT#1〜RDAT#4がHレベル
の時にHレベルで出力される。従って、AND回路72
は、Hレベルの読み出しデータRDAT#1〜RDAT#4を1ビッ
トの信号S1に圧縮する。
【0076】EOR回路73は、信号S1と期待値デー
タTPを比較(排他的論理和演算)し、その比較結果に基
づいて生成した第1判定信号JUDGを出力する。従っ
て、比較判定回路71は、信号S1及び期待値データTP
が一致する、即ち読み出しデータRDAT#1〜RDAT#4及び期
待値データTPが一致する場合にLレベルの第1判定信号
JUDGを出力する。
【0077】NOR回路74は読み出しデータのビット
数に対応する入力端子を持ち、読み出しデータRDAT#1〜
RDAT#4を圧縮(否定論理和演算)して生成した信号S2
を出力する。この信号S2は、全ての読み出しデータRD
AT#1〜RDAT#4がLレベルの時にHレベルで出力される。
従って、NOR回路74は、Lレベルの読み出しデータ
RDAT#1〜RDAT#4を1ビットの信号S2に圧縮する。従っ
て、信号S1と信号S2は、全ての読み出し信号RDAT#1
〜RDAT#4のレベルが一致しているときには相補的に変化
する。
【0078】NOR回路75は、信号S1と信号S2を
比較(否定論理和演算)し、その比較結果に基づいて生
成した第2判定信号CMPを出力する。従って、NOR
回路75は、信号S1及び信号S2のレベルが一致しな
いときにLレベルの第2判定信号CMPを出力し、信号
S1及び信号S2が共にLレベルの時にHレベルの第2
判定信号CMPを出力する。
【0079】以上のことから、第1判定信号JUDG及
び第2判定信号CMPがLレベルの時に、期待値データ
TP及び読み出しデータRDAT#1〜RDAT#4が一致しているこ
とが判る。
【0080】このように構成された比較判定回路71
は、値「0」の期待値データTPにおける誤判定を防止す
る。即ち、期待値データTPの値が「0」であり、読み出
しデータRDAT#1〜RDAT#4の値が「1」「0」「0」
「0」の場合、AND回路72はLレベルの信号S1を
出力し、EOR回路73はLレベルの第1判定信号JU
DGを出力する。これは、期待値データTPと読み出しデ
ータRDAT#1〜RDAT#4が一致する場合と同じである。
【0081】しかし、NOR回路74はLレベルの信号
S2を出力し、NOR回路75はHレベルの第2判定信
号CMPを出力する。従って、第2判定信号CMPによ
り、期待値データTP及び読み出しデータRDAT#1〜RDAT#4
が一致していないことが判る。
【0082】(第二実施形態)以下、本発明を具体化し
た第二実施形態を図10〜図12に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一実施形態と同様の構成について
は同一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0083】図10は、半導体装置81の一部ブロック
回路図である。半導体装置81は、2つのメモリ部8
2,83と試験回路としての試験部84を含み、それら
は第一実施形態と同様にロジック回路とともに1つのチ
ップ上に形成されている。
【0084】メモリ部82はメモリ回路85と試験回路
としての比較判定回路86を含み、メモリ部83はメモ
リ回路87と試験回路としての比較判定回路88を含
む。メモリ回路85,87は、SDRAMに似た構成の
入出力インタフェースを有するとともに、データのため
の入出力端子を共通としている。従って、メモリ部8
2,83は、それぞれ別のバス線(図10において信号
DATA−1,DATA−2の為の配線)により試験部
84に接続されている。尚、本実施形態では入出力端子
が共通であるため、書き込みデータと読み出しデータに
同じ符号を用いて説明する。
【0085】試験部84は、制御信号(コマンド制御信
号CMD,アドレス信号ADD,クロック信号CLKを
含む)を生成する機能、書き込みデータDATA−1,
DATA−2を生成する機能、期待値データTPを生成
する機能、及び比較タイミング信号STBを生成する機
能を持つ。試験部84は、図示しないテスト装置からテ
ストモード信号を受け取り、それに応答して生成した制
御信号(コマンド制御信号CMD,アドレス信号AD
D,クロック信号CLKを含む)、期待値データTP、
及び比較タイミング信号STBをメモリ部82,83に
出力する。また、試験部84は書き込みデータDATA
−1を第1メモリ部82に、書き込みデータDATA−
2を第2メモリ部83に出力する。
【0086】第1メモリ部82のメモリ回路85は、制
御信号(CMD,ADD,CLK)と書き込みデータD
ATA−1を受け取り、書き込みデータDATA−1を
セル情報として記憶する。また、メモリ回路85は、制
御信号(CMD,ADD,CLK)に応答して読み出し
たセル情報を持つ読み出しデータDATA−1を比較判
定回路86に出力する。
【0087】比較判定回路86は、比較タイミング信号
STB及び期待値データTPを受け取り、期待値データ
TPと読み出しデータDATA−1を比較し、その比較
結果を比較タイミング信号STBによって各比較タイミ
ング毎にラッチする。ラッチされた信号レベルは、比較
タイミング信号STBによって比較タイミング毎に更新
される。比較判定回路86は、ラッチ信号と対応するレ
ベルを持つ判定信号JUDG1を出力する。
【0088】図11は、比較判定回路86の回路図であ
る。比較判定回路86は、EOR回路91とDフリップ
フロップ回路(FF回路)92を含む。EOR回路91
は、入力される読み出しデータDATA−1と期待値デ
ータTPを比較し、その比較結果に対応するレベルを持
つ信号S1をFF回路92に出力する。
【0089】FF回路92はクロック入力端子に比較タ
イミング信号STBが入力され、データ端子に信号S1
が入力される。FF回路92は、比較タイミング信号S
TBの立ち上がりエッジに応答して信号S1をラッチし
たレベルを持つ比較判定信号JUDG1を出力する。
【0090】第2メモリ部83のメモリ回路87は、メ
モリ回路85と実質的に同一の構成を有し、制御信号
(CMD,ADD,CLK)に応答して書き込みデータ
DATA−2をセル情報として記憶し、制御信号(CM
D,ADD,CLK)に応答して読み出したセル情報を
持つ読み出しデータDATA−2を比較判定回路88に
出力する。比較判定回路88は、比較判定回路86と実
質的に同一の構成を有し、比較タイミング信号STBに
応答して期待値データTPと読み出しデータDATA−
2を比較した結果をラッチし、そのラッチしたレベルを
持つ判定信号JUDG2を出力する。
【0091】これは、半導体装置81の動作周波数(詳
しくはクロック信号CLKの周波数)よりも遅いテスト
装置による半導体装置81の動作試験を可能にする。即
ち、比較判定回路86,88は、比較タイミング信号S
TBに応答して読み出しデータDATA−1,DATA
−2が有効である期間にそれをラッチする。従って、比
較タイミング信号STBの周波数を遅くすれば、次の比
較タイミングまでの間比較判定信号JUDG1,JUD
G2のレベルは保持されるため、動作の遅いテスト装置
でも比較判定信号JUDG1,JUDG2を確実に受け
取ることができる。
【0092】次に、上記のように構成された半導体装置
の作用を図12に従って説明する。図12(a)は試験
部84の入出力端子における波形図、図12(b)は第
1メモリ部82の入出力端子における波形図、図12
(c)は第2メモリ部83の入出力端子における波形図
を示す。
【0093】今、時刻t1において、試験部84は、ク
ロック信号CLKに同期してコマンド「ACT」のため
の制御信号CMDを出力する。第1メモリ部82は、時
刻t1からΔt1時間だけ経過した時刻t2にそれを受
け取り、第2メモリ部83は時刻Δt2だけ経過した時
刻t3にそれを受け取る。第1及び第2メモリ部82,
83は、それぞれ受け取ったコマンドに応答して動作す
る。
【0094】次に、試験部84は、クロック信号CLK
に同期して読み出しのためのコマンド「RED」に対応
する制御信号CMDを両メモリ部82,83に出力す
る。それより各メモリ回路85,87の動作に対応する
時間(図12において2クロック)経過後、試験部84
は、値「T0」を持つ期待値データTPを両メモリ部8
2,83に出力する。
【0095】試験部84から出力された信号は、配線長
に応じた遅延(Δt1,Δt2)をそれぞれ受け、第1
及び第2メモリ部82,83に到達する。第1メモリ部
82のメモリ回路85は、クロック信号CLKに同期し
て受け取ったコマンド「RED」に応答して読み出した
セル情報に基づく読み出しデータDATA−1をクロッ
ク信号CLKに同期して出力する。第2メモリ部83の
メモリ回路87は、クロック信号CLKに同期して受け
取ったコマンド「RED」に応答して読み出したセル情
報に基づく読み出しデータDATA−2をクロック信号
CLKに同期して出力する。
【0096】次に、時刻t4において、試験部84は比
較タイミング信号STBをLレベルからHレベルに立ち
上げる。この比較タイミング信号STBは、制御信号C
MD等と同じ遅延を受ける。即ち、第1比較判定回路8
6は、時刻t4からΔt1だけ経過した時刻t5に比較
タイミング信号STBの立ち上がりエッジを受け取り、
第2比較判定回路88は時刻t4からΔt2だけ経過し
た時刻t6にそれを受け取る。
【0097】時刻t5において、比較判定回路86は、
読み出しデータDATA−1と期待値データTPを受け
る。この期待値データTPは、制御信号CMDと同じ遅
延(Δt1)を受ける。従って、この時は読み出しデー
タDATA−1のValid期間内であり、比較判定回
路86が読み出しデータDATA−1を受け取るタイミ
ングと、期待値データTPのそれとがほぼ一致する。
【0098】時刻t6において、比較判定回路88は、
読み出しデータDATA−2と期待値データTPを受け
る。この期待値データTPは、制御信号CMDと同じ遅
延(Δt2)を受ける。従って、この時は読み出しデー
タDATA−1のValid期間内であり、比較判定回
路88が読み出しデータDATA−2を受け取るタイミ
ングと、期待値データTPのそれとがほぼ一致する。
【0099】即ち、第1メモリ部82の比較判定回路8
6は、時刻t5において期待値データTPと読み出しデ
ータDATA−1の比較結果をラッチし、第2メモリ部
83の比較判定回路88は、時刻t6において期待値デ
ータTPと読み出しデータDATA−2の比較結果をラ
ッチする。従って、時刻t6より後の適当な時刻におい
て、テスト装置は比較結果をラッチしたレベルを持つ判
定信号JUDG1,JUDG2を受け取ることができ
る。
【0100】このように、試験部84は、第1メモリ部
82の動作試験と、第2メモリ部83の動作試験を同時
に実施するとともに、半導体装置81より動作の遅いテ
スト装置であっても比較判定結果を確実に受け取ること
ができる。
【0101】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)第一実施形態と同様に、各比較判定回路86,8
8が受け取る期待値データTPのタイミングと読み出し
データDATA−1DATA−2のタイミングがほぼ一
致する。更に、試験部84は、比較タイミング信号ST
Bを各比較判定回路86,88に供給し、比較判定回路
86,88は比較タイミング信号STBの立ち上がりエ
ッジに応答して比較結果をラッチ更新し、そのラッチし
たレベルを持つ判定信号JUDG1,JUDG2を出力
する。これにより、試験部84は、第1メモリ部82の
動作試験と、第2メモリ部83の動作試験を同時に実施
するとともに、半導体装置81より動作の遅いテスト装
置であっても比較判定結果を確実に受け取ることができ
る。
【0102】(第三実施形態)以下、本発明を具体化し
た第三実施形態を図13〜図15に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一及び第二実施形態と同様の構成
については同一の符号を付してその説明を一部省略す
る。
【0103】図13は、半導体装置101の一部ブロッ
ク回路図である。半導体装置101は、2つのメモリ部
102,103と試験回路としての試験部104を含
み、それらは第一実施形態と同様にロジック回路ととも
に1つのチップ上に形成されている。
【0104】メモリ部102はメモリ回路105と試験
回路としての比較判定回路106を含み、メモリ部10
3はメモリ回路107と試験回路としての比較判定回路
108を含む。メモリ回路105,107は、第二実施
形態のメモリ回路85,87と実質的に同一の機能を持
つ。
【0105】試験部104は、第二実施形態の試験部8
4が持つ機能に加えて、リセット信号RESETを生成
する機能を持つ。試験部104は、図示しないテスト装
置からテストモード信号を受け取り、メモリ部102,
103の動作試験を開始する前にリセット信号RESE
Tを出力する。各メモリ部102,103の比較判定回
路106,108は、リセット信号RESETに応答し
て比較結果をリセットし、リセット状態に対応するレベ
ル(本実施形態ではLレベル)の比較判定信号JUDG
1,JUDG2を出力する。
【0106】次に、試験部104は、各メモリ部10
2,103の動作試験を開始する。即ち、試験部104
は、生成した制御信号(CMD,ADD,CLK)、期
待値データTP、比較タイミング信号STB、及びリセ
ット信号RESETをメモリ部102,103に出力す
る。また、試験部104は書き込みデータDATA−1
を第1メモリ部102に、書き込みデータDATA−2
を第2メモリ部103に出力する。
【0107】第1メモリ部102の比較判定回路106
は、比較タイミング信号STB及び期待値データTPを
受け取り、期待値データTPと読み出しデータDATA
−1を比較し、その比較結果を比較タイミング信号ST
Bによってラッチし、そのラッチしたレベルを持つ判定
信号JUDG1を出力する。更に、比較判定回路106
は、一旦Hレベル(Fail)の判定信号JUDG1をラッチ
すると、そのレベルを保持する。
【0108】図14は、比較判定回路106の回路図で
ある。比較判定回路106は、EOR回路111、OR
回路112、Dフリップフロップ回路(FF回路)11
3を含む。EOR回路111は、入力される読み出しデ
ータDATA−1と期待値データTPを比較し、その比
較結果に対応するレベルを持つ信号S1をOR回路11
2に出力する。
【0109】OR回路112には信号S1と比較判定信
号JUDG1が入力され、それらを論理和演算して生成
した信号S2をFF回路113に出力する。FF回路1
13はクロック入力端子に比較タイミング信号STBが
入力され、データ端子に信号S1が入力され、クリア端
子にリセット信号RESETが入力される。
【0110】FF回路113はリセット信号RESET
の立ち上がりエッジに応答してLレベルの比較判定信号
JUDG1を出力する。FF回路113は、比較タイミ
ング信号STBの立ち上がりエッジに応答して信号S1
をラッチしたレベルを持つ比較判定信号JUDG1を出
力する。この比較判定信号JUDG1はOR回路112
に入力される。
【0111】従って、メモリ回路105の読み出しデー
タDATA−1と期待値データTPが不一致の場合、比
較判定信号JUDG1がHレベルになり、OR回路11
2はHレベルの信号S2を出力する。これにより、比較
判定回路106は、判定信号JUDG1をHレベルに保
持する。
【0112】第2メモリ部103の比較判定回路108
は、比較判定回路106と実質的に同一の構成を有し、
比較タイミング信号STBに応答して期待値データTP
と読み出しデータDATA−2を比較した結果をラッチ
し、そのラッチしたレベルを持つ判定信号JUDG2を
出力する。更に、比較判定回路108は、一旦Hレベル
(Fail)の判定信号JUDG2をラッチすると、そのレベ
ルを保持する。
【0113】このように構成された半導体装置101
は、工程試験のように、チップ全体の良否(Pass/Fail
)だけが判れば良いような場合に有効である。即ち、
テスト装置は複数の半導体装置101に対して、複数の
動作試験を順次実施する。
【0114】半導体装置101は、不良(Fail)を示す
Hレベルの判定信号JUDG1,JUDG2を出力して
いる。従って、テスト装置は、全ての動作試験を終了し
た後に、各半導体装置101が出力する判定信号JUD
G1,JUDG2のレベルに基づいて、全ての動作試験
をパスした半導体装置101を容易に確認することがで
きる。
【0115】更に、複数のメモリ回路105,107の
試験結果である判定信号JUDG1,JUDG2をOR
処理した結果をテスト装置が受け取るように構成する。
このようにすれば、テスト装置が判定結果を受け取るた
めの端子の数を少なくすることができる。
【0116】次に、上記のように構成された半導体装置
の作用を図15に従って説明する。図15(a)は試験
部104の入出力端子における波形図、図15(b)は
第1メモリ部102の入出力端子における波形図、図1
5(c)は第2メモリ部103の入出力端子における波
形図を示す。
【0117】今、時刻t1において、試験部104は、
リセット信号RESETをLレベルからHレベルに変更
する。各メモリ部102,103の比較判定回路10
6,108は、Hレベルのリセット信号RESETに応
答して判定信号JUDG1,JUDG2をリセットす
る。
【0118】次に、試験部104は、クロック信号CL
Kに同期してコマンド「ACT」のための制御信号CM
Dを出力する。第1メモリ部102は、時刻t1からΔ
t1時間だけ経過した時刻t2にそれを受け取り、第2
メモリ部103は時刻Δt2だけ経過した時刻t3にそ
れを受け取る。第1及び第2メモリ部102,103
は、それぞれ受け取ったコマンドに応答して動作する。
【0119】次に、試験部104は、クロック信号CL
Kに同期して読み出しのためのコマンド「RED」に対
応する制御信号CMDを両メモリ部102,103に出
力する。それより各メモリ回路105,107の動作に
対応する時間(図15において2クロック)経過後、試
験部104は、値「T0」を持つ期待値データTPを両
メモリ部102,103に出力する。
【0120】試験部104から出力された信号は、配線
長に応じた遅延(Δt1,Δt2)をそれぞれ受け、第
1及び第2メモリ部102,103に到達する。第1メ
モリ部102のメモリ回路105は、クロック信号CL
Kに同期して受け取ったコマンド「RED」に応答して
読み出したセル情報に基づく読み出しデータDATA−
1をクロック信号CLKに同期して出力する。第2メモ
リ部103のメモリ回路107は、クロック信号CLK
に同期して受け取ったコマンド「RED」に応答して読
み出したセル情報に基づく読み出しデータDATA−2
をクロック信号CLKに同期して出力する。
【0121】次に、試験部104は比較タイミング信号
STBをLレベルからHレベルに立ち上げる。この比較
タイミング信号STBは、制御信号CMD等と同じ遅延
を受ける。即ち、第1比較判定回路106は、時刻t5
に比較タイミング信号STBの立ち上がりエッジを受け
取り、第2比較判定回路108は時刻t6にそれを受け
取る。
【0122】時刻t5において、比較判定回路106
は、比較タイミング信号STBに応答し、読み出しデー
タDATA−1と期待値データTPの比較結果をラッチ
する。この図15(b)において、比較判定回路106
はラッチしたHレベルの判定信号JUDG1を出力し、
そのレベルを保持する。
【0123】時刻t6において、比較判定回路108
は、比較タイミング信号STBに応答し、読み出しデー
タDATA−2と期待値データTPの比較結果をラッチ
する。この図15(c)において、比較判定回路106
はLレベルの判定信号JUDG2を出力する。
【0124】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)第一実施形態と同様に、各比較判定回路106,
108が受け取る期待値データTPのタイミングと読み
出しデータDATA−1,DATA−2のタイミングが
ほぼ一致する。更に、比較判定回路106,108は、
試験前に試験部104から供給されるリセット信号RE
SETに応答して比較結果をリセットし、比較タイミン
グ信号STBにより不良(Fail)を示すHレベルの判定
信号JUDG1,JUDG2を一旦ラッチすると、以後
これを保持するため、工程試験などのように、全試験を
実施した後に、全ての動作試験をパスした半導体装置1
01を容易に確認することができる。
【0125】(2)複数のメモリ回路105,107の
試験結果である判定信号JUDG1,JUDG2をOR
処理した結果をテスト装置が受け取るように構成するこ
とで、テスト装置が判定結果を受け取るための端子の数
を少なくすることも可能になる。
【0126】(第四実施形態)以下、本発明を具体化し
た第四実施形態を図16及び図17に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一〜第三実施形態と同様の構成に
ついては同一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0127】図16は、半導体装置121の一部ブロッ
ク回路図である。半導体装置121は、2つのメモリ部
122,123と試験回路としての試験部124を含
み、それらは第一実施形態と同様にロジック回路ととも
に1つのチップ上に形成されている。
【0128】試験部124は、第三実施形態の試験部1
04と実質的に同一の機能を持つ。メモリ部122はメ
モリ回路125と試験回路としての比較判定回路126
を含み、メモリ部123はメモリ回路127と試験回路
としての比較判定回路128を含む。メモリ回路12
5,127は、第二実施形態のメモリ回路85,87と
実質的に同一の機能を持つ。
【0129】比較判定回路126は、外部から切替信号
TMAPを受け取り、それによって試験結果としての判
定信号JUDG1を比較タイミング毎にラッチ更新する
機能と、一旦Hレベルの判定信号JUDG1を出力する
とそれを保持する機能とを切り替える機能を有する。
【0130】比較判定回路126は、Hレベルの切替信
号TMAPに応答して、判定信号JUDG1を比較タイ
ミング毎にラッチ更新する機能を提供する。即ち、この
比較判定回路126は、第二実施形態の比較判定回路8
6と同様に機能する。これにより、比較判定回路126
は、比較タイミング信号STBのタイミングにおける良
否に対応したレベルを持つ判定信号JUDG1を出力す
る。比較タイミング信号STBのタイミングを動作試験
の項目等に同期させることで、タイミング毎の良否を知
ることができる。
【0131】一方、比較判定回路126は、Lレベルの
切替信号TMAPに応答して、Hレベルの判定信号JU
DG1を一旦出力すると、これを保持する機能を提供す
る。即ち、この比較判定回路126は、第三実施形態の
比較判定回路106と同様に機能する。これにより、比
較判定回路126は、一旦Hレベルの判定信号JUDG
1を出力すると、これを保持する。これにより、メモリ
回路125、即ち半導体装置121が良品か否かを判定
することが容易になる。
【0132】図17は、比較判定回路126の回路図で
ある。比較判定回路126は、EOR回路131、OR
回路132、切替回路133、Dフリップフロップ回路
(FF回路)134を含む。EOR回路131は、入力
される読み出しデータDATA−1と期待値データTP
を比較し、その比較結果に対応するレベルを持つ信号S
1をOR回路132に出力する。OR回路132には信
号S1と比較判定信号JUDG1が入力され、それらを
論理和演算して生成した信号S2を切替回路133に出
力する。
【0133】切替回路133は、AND回路135,1
36とOR回路137を含む。AND回路135は反転
入力端子に切替信号TMAPが入力され、非反転入力端
子に信号S2が入力される。従って、AND回路135
は、Lレベルの切替信号TMAPに応答して信号S2と
同じレベルを持つ信号を出力する。AND回路136に
は切替信号TMAPと信号S1が入力され、Hレベルの
切替信号TMAPに応答して信号S1と同じレベルを持
つ信号を出力する。
【0134】OR回路137はAND回路135の出力
信号とAND回路136の出力信号を論理和演算した信
号をFF回路134に出力する。これにより、切替回路
133は、切替信号TMAPのレベルに応じて信号S1
又は信号S2をFF回路134に出力する。
【0135】FF回路134はクロック入力端子に比較
タイミング信号STBが入力され、データ端子に切替回
路133の出力信号が入力され、クリア端子にリセット
信号RESETが入力される。FF回路134はリセッ
ト信号RESETの立ち上がりエッジに応答してLレベ
ルの比較判定信号JUDG1を出力する。FF回路13
4は、比較タイミング信号STBの立ち上がりエッジに
応答して信号S1をラッチしたレベルを持つ比較判定信
号JUDG1を出力する。この比較判定信号JUDG1
はOR回路132に入力される。
【0136】従って、比較判定回路126は、Hレベル
の切替信号TMAPにより第二実施形態の比較判定回路
86の回路構成と実質的に同一の構成を持つことにな
る。また、比較判定回路126は、Lレベルの切替信号
TMAPにより第三実施形態の比較判定回路106の回
路構成と実質的に同一の構成を持つことになる。
【0137】第2メモリ部123の比較判定回路128
は、比較判定回路126と実質的に同一の構成を有し、
比較タイミング信号STBに応答して期待値データTP
と読み出しデータDATA−2を比較した結果をラッチ
し、そのラッチしたレベルを持つ判定信号JUDG2を
出力する。
【0138】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)第一実施形態と同様に、比較判定回路126,1
28が受け取る期待値データTPのタイミングと読み出
しデータDATA−1,DATA−2のタイミングがほ
ぼ一致する。更に、切替回路133を備えることで、半
導体装置121の動作よりも遅いテスト装置により、各
比較タイミング(試験項目)毎の半導体装置121の良
否判定と、半導体装置121全体の良否判定を容易に切
り替えることができる。
【0139】(第五実施形態)以下、本発明を具体化し
た第五実施形態を図18〜図20に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一〜第四実施形態と同様の構成に
ついては同一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0140】図18は、半導体装置141の一部ブロッ
ク回路図である。半導体装置141は、2つのメモリ回
路142,143と、それらを動作試験する試験回路と
しての1つの試験部144と、各メモリ回路142,1
43と一対一に対応した試験回路としての信号補正回路
145,146を含み、それらは第一実施形態と同様に
ロジック回路とともに1つのチップ上に形成されてい
る。
【0141】メモリ回路142,143は、SDRAM
に似た構成の入出力インタフェースを有するとともに、
データのための入出力端子を共通としている。従って、
メモリ回路142,143は、それぞれ別のバス線(図
18において信号DATA−1,DATA−2の為の配
線)により試験部144に接続されている。尚、本実施
形態では入出力端子が共通であるため、書き込みデータ
と読み出しデータに同じ符号を用いて説明する。
【0142】試験部144は、制御信号(コマンド制御
信号CMD,アドレス信号ADD,クロック信号CLK
を含む)を生成する機能、書き込みデータDATA−
1,DATA−2を生成する機能、及び読み出しデータ
DATA−1,DATA−2と期待値データを比較して
生成した判定信号JUDGを出力する機能を持つ。
【0143】試験部144は、図示しないテスト装置か
らテストモード信号を受け取り、それに応答して生成し
た制御信号(コマンド制御信号CMD,アドレス信号A
DD,クロック信号CLKを含む)をメモリ回路14
2,143に出力する。また、試験部144は書き込み
データDATA−1を第1メモリ回路142に、書き込
みデータDATA−2を第2メモリ回路143に出力す
る。
【0144】第1メモリ回路142は、制御信号(CM
D,ADD,CLK)と書き込みデータDATA−1を
受け取り、書き込みデータDATA−1をセル情報とし
て記憶する。また、メモリ回路142は、制御信号(C
MD,ADD,CLK)に応答して読み出したセル情報
を持つ読み出しデータDATA−1を試験部144に出
力する。
【0145】第2メモリ回路143は、第1メモリ回路
142と実質的に同一の構成を有し、制御信号(CM
D,ADD,CLK)に応答して書き込みデータDAT
A−2をセル情報として記憶し、制御信号(CMD,A
DD,CLK)に応答して読み出したセル情報を持つ読
み出しデータDATA−2を試験部144に出力する。
【0146】試験部144は、両メモリ回路142,1
43から読み出しデータDATA−1,DATA−2を
受け取り、それらと期待値データを比較して生成した判
定信号JUDGを出力する。
【0147】信号補正回路145,146は、両メモリ
回路142,143が出力する読み出しデータDATA
−1,DATA−2が試験部144にほぼ同時に到達す
るように試験部144と各メモリ回路142,143間
の信号に補正を加える機能を持つ。これにより試験部1
44はほぼ同時に読み出しデータDATA−1,DAT
A−2を受け取るため、両メモリ回路142,143の
判定動作を同時に行うことができる。
【0148】詳述すると、信号補正回路145,146
は、試験部144から各メモリ回路142,143に供
給される信号に、設定された遅延時間を付与する。この
設定遅延時間は、試験部144と各メモリ回路142,
143の間に発生する遅延時間に基づく値を持つ。
【0149】今、試験部144から第1メモリ回路14
2に供給される信号が受ける遅延時間をΔt1とし、試
験部144から第2メモリ回路143に供給される信号
が受ける遅延時間をΔt2とする。試験部144と第1
メモリ回路142間の距離に比べて試験部144と第2
メモリ回路143間の距離が長いため、第1遅延時間Δ
t1は第2遅延時間Δt2より小さい。
【0150】即ち、試験部144が第1及び第2メモリ
回路142,143に読み出しコマンドを送出すると、
第2メモリ回路143は、第1メモリ回路142がコマ
ンドを受け取った時刻から(Δt2−Δt1)時間だけ
遅れて受け取る。それに応答して両メモリ回路142,
143が読み出しデータDATA−1,DATA−2を
それぞれ送出すると、試験回路は、第1読み出しデータ
DATA−1を受け取った時刻から((Δt2−Δt
1)×2)時間だけ遅れて第2読み出しデータDATA
−2を受け取る。
【0151】従って、両読み出しデータDATA−1,
DATA−2を受け取る時間差((Δt2−Δt1)×
2)だけ第1メモリ回路142に供給する信号に遅延を
与える。即ち、第1信号補正回路145は、試験部14
4が第1メモリ回路142に供給する信号に((Δt2
−Δt1)×2)の遅延を与え、第2信号補正回路14
6は試験部144が第2メモリ回路143に供給する信
号に遅延を与えない。これにより、試験部144が両読
み出しデータDATA−1,DATA−2を受け取る時
刻がほぼ一致するため、試験部144は両読み出しデー
タDATA−1,DATA−2に基づく第1及び第2メ
モリ回路142,143の判定処理を同時に行うことが
できる。
【0152】次に、信号補正回路145の構成を説明す
る。図19は、信号補正回路145の回路図である。
尚、信号補正回路146は、信号補正回路145と実質
的に同一の構成を有しているため、図面及び構成の詳細
な説明を省略する。
【0153】信号補正回路145は、記憶部としてのR
OM151と遅延付与部152を備えている。ROM1
51は、信号に与える遅延時間に対応する値を記憶し、
その値に基づくレベルを持つ複数(本実施形態では3ビ
ット)の選択信号R2,R1,R0を遅延付与部152
に出力する。
【0154】遅延付与部152には、複数の入力信号I
1,I2,…,In(nは自然数であり、信号補正回路
145が補正する信号の数)が入力される。この入力信
号I1〜Inは、図18のコマンド制御信号CMD等に
相当する。
【0155】遅延付与部152は、選択信号R2,R
1,R0に基づいて、各入力信号I1〜Inを補正した
(遅延を与えた)信号O1〜Onを出力する。この出力
信号O1〜Onは、図18のメモリ回路142に供給さ
れる。
【0156】遅延付与部152は、入力信号I1〜In
に対応するn個の遅延選択部1531〜153nを備え
ている。各遅延選択部1531〜153nは同一の構成
を持つため、遅延選択部1531を代表して符号を付
し、他の遅延選択部1532〜153nに対する符号を
省略する。
【0157】遅延選択部1531は、AND回路15
4,155,156、遅延回路157,158、OR回
路159を備えている。第1AND回路154には入力
信号I1と選択信号R0が入力され、出力端子はOR回
路159に接続されている。第2AND回路155には
入力信号I1と選択信号R1が入力され、出力端子は第
1遅延回路157を介してOR回路159に接続されて
いる。第3AND回路156には、入力信号I1と選択
信号R2が入力され、出力端子は第2遅延回路158を
介してOR回路159に接続されている。
【0158】第1及び第2遅延回路157,158は、
互いに異なる値を持つ遅延時間DELAYb,DELAYcを信号に
与えるように構成されている。従って、遅延選択部15
31は、選択信号R0,R1,R2に対応して遅延時間
「0」(ゼロ),DELAYb,DELAYcを入力信号I1に与え
る。
【0159】尚、本実施形態では遅延時間DELAYb=(Δ
t2−Δt1)×2に設定されている。従って、ROM
151は、この遅延時間DELAYbを選択するように選択信
号R0,R1,R2(R0=L,R1=H,R2=L)を出力する。これ
により、入力信号I1は、AND回路155を介して第
1遅延回路157により遅延時間DELAYbが与えられ、信
号O1として出力される。
【0160】次に、上記のように構成された半導体装置
の作用を図20に従って説明する。図20(a)は試験
部144の入出力端子における波形図、図20(b)は
第1メモリ回路142の入出力端子における波形図、図
20(c)は第2メモリ回路143の入出力端子におけ
る波形図を示す。
【0161】今、時刻t1において、試験部144は、
クロック信号CLKに同期してコマンド「ACT」のた
めの制御信号CMDを出力する。第1信号補正回路14
5は、試験部144から出力される信号に遅延時間DELA
Ybを与え、第1メモリ回路142に出力する。これによ
り、第1メモリ回路142は、時刻t1からΔt1時間
だけ経過した時刻t2にそれを受け取る。
【0162】第2信号補正回路146は、試験部144
から出力される信号に遅延時間を与えない。これによ
り、第2メモリ回路143は時刻t1から時刻Δt2だ
け経過した時刻t3にそれを受け取る。
【0163】第1及び第2メモリ回路142,143
は、それぞれ受け取ったコマンドに応答して動作する。
次に、試験部144は、クロック信号CLKに同期して
読み出しのためのコマンド「RED」に対応する制御信
号CMDを両メモリ回路142,143に出力する。
【0164】試験部144から出力された信号は、配線
長に応じた遅延(Δt1,Δt2)と信号補正回路14
5,146による遅延(DELAYb,0)をそれぞれ受け、
第1及び第2メモリ回路142,143に到達する。
【0165】第1メモリ回路142は、クロック信号C
LKに同期して受け取ったコマンド「RED」に応答し
て読み出したセル情報に基づく読み出しデータDATA
−1をクロック信号CLKに同期して出力する。第2メ
モリ回路143は、クロック信号CLKに同期して受け
取ったコマンド「RED」に応答して読み出したセル情
報に基づく読み出しデータDATA−2をクロック信号
CLKに同期して出力する。
【0166】読み出しデータDATA−1は、制御信号
CMDと同じ遅延(Δt1)を受け、試験部144に到
達する。読み出しデータDATA−2は、制御信号CM
Dと同じ遅延(Δt2)を受け、試験部144に到達す
る。これらは、図20(a)に示すように、試験部14
4が読み出しデータDATA−1を受け取るタイミング
と、DATA−2を受け取るタイミングがほぼ一致す
る。
【0167】従って、試験部144は、第1メモリ回路
142の判定と第2メモリ回路143の判定を同時に行
う。このように、試験部144は、第1メモリ回路14
2の動作試験と、第2メモリ回路143の動作試験を同
時に実施する。
【0168】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)信号補正回路145,146により試験部144
と各メモリ回路142,143の間の信号を補正するこ
とで、試験部144が各メモリ回路142,143から
受け取る読み出しデータDATA−1,DATA−2の
タイミングがほぼ一致する。これにより、試験部144
は各メモリ回路142,143の動作判定を同時に行う
ことができ、試験時間を短くすることができる。
【0169】尚、前記実施形態は、以下の態様に変更し
てもよい。 ○上記実施形態では、信号補正回路145,146は試
験部144が第1,第2メモリ回路142,143に供
給する信号を補正する(遅延を与える)ようにしたが、
試験部144が各メモリ回路142,143から受け取
る信号を補正するようにしてもよい。また、双方向の信
号(試験部144が供給する信号と、試験部144が受
け取る信号)を補正するようにしてもよい。
【0170】○上記実施形態では、信号補正回路14
5,146は、試験部144と第1及び第2メモリ回路
142,143間の遅延時間の差に基づいて第1メモリ
回路142に供給する信号に遅延を与える信号補正を行
うようにしたが、互いに他方の遅延時間に基づいて第1
及び第2メモリ回路142,143に供給する信号に遅
延を与える信号補正を行うようにしても良い。即ち、第
1信号補正回路145は、第2メモリ回路143に対す
る遅延時間Δt2の2倍の遅延時間を第1メモリ回路1
42に供給する信号に与える信号補正を行い、第2信号
補正回路146は、第1メモリ回路142に対する遅延
時間Δt1の2倍の遅延時間を第2メモリ回路143に
供給する信号に与える信号補正を行うようにする。この
ようにしても、試験部144に読み出しデータDATA
−1,DATA−2が到達する時間を一致させることが
できるため、試験部144は両メモリ回路142,14
3の良否判定を同時に実施することができる。
【0171】尚、上記各実施形態は、以下の態様に変更
してもよい。 ○上記各実施形態では、試験部が試験対象とするメモリ
回路の数を「2」としたが、3つ以上のメモリ回路を試
験対象とする試験部を備えた半導体装置に具体化して実
施しても良い。試験対象とするメモリ回路の数が多いほ
ど、試験部とメモリ回路を一対一で搭載する半導体装置
に比べて、試験部の占有面積の割合を少なくして半導体
装置のチップ面積の増大を抑えることと、複数もメモリ
回路を同時に動作試験することができる。
【0172】○上記各実施形態では、半導体装置に搭載
する複数のメモリ回路の回路構成を同一に設定したが、
セル数、入出力ビット数、インタフェース仕様、等の構
成がそれらを利用するロジック部の仕様に従って異なる
構成を持つ複数のメモリ回路を搭載して実施しても良
い。
【0173】○上記各実施形態の試験部を複数備えた半
導体装置に具体化して実施しても良い。その場合、少な
くとも1つの試験部は、少なくとも2つ以上のメモリ部
を試験対象とするように作成する。即ち、半導体装置の
データには、複数の試験部を生成するためのデータが格
納された領域を含み、そのうちの少なくとも1つの領域
には少なくとも2つ以上のメモリ部を試験対象とする記
述が含まれる。このようにしても、上記各実施形態と同
様の効果を奏する。
【0174】以上の実施形態をまとめ、本発明の構成に
関する以下の事項を開示する。 (1)請求項2に記載の半導体装置において、前記信号
補正回路は、各メモリ回路に供給される信号が受ける遅
延時間の差に基づいて、前記各メモリ回路に供給される
信号と、前記試験回路が前記各メモリ回路から受け取る
信号のうちの少なくとも一方に遅延を与える、ことを特
徴とする半導体装置。
【0175】(2)請求項2に記載の半導体装置におい
て、前記信号補正回路は、前記各メモリ回路に供給され
る信号が受ける遅延時間に基づいて前記信号を遅延する
遅延時間の情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶
された情報に基づいて、前記各信号に遅延を与える遅延
付与部と、を備えたことを特徴とする半導体装置。
【0176】(3)請求項3に記載の記録媒体におい
て、前記試験部は、比較タイミング信号を前記各比較判
定回路に出力し、前記各比較判定回路の動作を記述した
データ区分は、前記読み出しデータと期待値データを比
較した比較結果を出力する比較手段の動作を記述したデ
ータ区分と、前記比較タイミング信号による比較タイミ
ング毎に前記比較結果をラッチ更新するラッチ手段の動
作を記述したデータ区分と、を含む、記録媒体。
【0177】(4)請求項3に記載の記録媒体におい
て、前記試験部の動作を記述したデータ区分は、比較タ
イミング信号とリセット信号を前記各比較判定回路に出
力する動作記述を含み、前記各比較判定回路の動作を記
述したデータ区分は、前記読み出しデータと期待値デー
タを比較する比較手段の動作を記述したデータ区分と、
前記比較タイミング信号により前記比較手段の出力をラ
ッチ保持するラッチ手段の動作を記述したデータ区分
と、を含み、前記ラッチ手段の動作を記述したデータ区
分は前記リセット信号により前記比較結果をリセットす
る動作記述を含む、記録媒体。
【0178】(5)請求項3に記載の記録媒体におい
て、前記試験部の動作を記述したデータ区分は、比較タ
イミング信号とリセット信号を前記各比較判定回路に出
力する動作記述を含み、前記各比較判定回路の動作を記
述したデータ区分は、前記読み出しデータと期待値デー
タを比較する比較手段の動作を記述したデータ区分と、
前記比較タイミング信号による比較タイミング毎に前記
比較結果をラッチ更新する第1ラッチ手段の動作を記述
したデータ区分と、前記比較タイミング信号により前記
比較手段の出力をラッチ保持する第2ラッチ手段の動作
を記述したデータ区分と、外部から入力される切替信号
に基づいて前記第1ラッチ手段と前記第2ラッチ手段と
を切り替える切替手段の動作を記述したデータ区分と、
を含む、記録媒体。
【0179】(6)請求項4に記載の記録媒体におい
て、前記信号補正回路の動作を記述したデータ区分は、
各メモリ回路に供給される信号が受ける遅延時間の差に
基づいて、前記各メモリ回路に供給される信号と、前記
試験回路が前記各メモリ回路から受け取る信号のうちの
少なくとも一方に遅延を与える、動作を記述したデータ
区分を含む、ことを特徴とする半導体装置。
【0180】(7)請求項4に記載の記録媒体におい
て、前記信号補正回路の動作を記述したデータ区分は、
前記信号を遅延する遅延時間の情報を記憶する記憶部の
動作を記述したデータ区分と、前記記憶部に記憶された
情報に基づいて、前記各信号に遅延を与える遅延付与部
の動作を記述したデータ区分と、を含む、記録媒体。
【0181】(8)請求項5に記載の記録媒体におい
て、前記試験部は、比較タイミング信号を前記各比較判
定回路に出力し、前記各比較判定回路のセル情報データ
区分は、前記読み出しデータと期待値データを比較した
比較結果を出力する比較手段のセル情報データ区分と、
前記比較タイミング信号による比較タイミング毎に前記
比較結果をラッチ更新するラッチ手段のセル情報データ
区分と、を含む、記録媒体。
【0182】(9)請求項5に記載の記録媒体におい
て、前記試験部のセル情報データ区分は、比較タイミン
グ信号とリセット信号を前記各比較判定回路に出力する
動作記述を含み、前記各比較判定回路のセル情報データ
区分は、前記読み出しデータと期待値データを比較する
比較手段のセル情報データ区分と、前記比較タイミング
信号により前記比較手段の出力をラッチ保持するラッチ
手段のセル情報データ区分と、を含み、前記ラッチ手段
のセル情報データ区分は前記リセット信号により前記比
較結果をリセットする動作記述を含む、記録媒体。
【0183】(10)請求項5に記載の記録媒体におい
て、前記試験部のセル情報データ区分は、比較タイミン
グ信号とリセット信号を前記各比較判定回路に出力する
動作記述を含み、前記各比較判定回路のセル情報データ
区分は、前記読み出しデータと期待値データを比較する
比較手段のセル情報データ区分と、前記比較タイミング
信号による比較タイミング毎に前記比較結果をラッチ更
新する第1ラッチ手段のセル情報データ区分と、前記比
較タイミング信号により前記比較手段の出力をラッチ保
持する第2ラッチ手段のセル情報データ区分と、外部か
ら入力される切替信号に基づいて前記第1ラッチ手段と
前記第2ラッチ手段とを切り替える切替手段のセル情報
データ区分と、を含む、記録媒体。
【0184】(11)請求項6に記載の記録媒体におい
て、前記信号補正回路のセル情報データ区分は、前記信
号を遅延する遅延時間の情報を記憶する記憶部のセル情
報データ区分と、前記記憶部に記憶された情報に基づい
て、前記各信号に遅延を与える遅延付与部のセル情報デ
ータ区分と、を含む、記録媒体。
【0185】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び2の
発明によれば、複数のメモリ回路の試験時間が短く、チ
ップ面積の増大が抑えられた半導体装置を提供すること
ができる。
【0186】請求項3及び4の発明によれば、記録媒体
に記録されたデータの動作記述にしたがって試験回路を
形成することで、チップ面積の増大が抑えられ、試験時
間の短い半導体装置を作成することができる。
【0187】請求項5及び6の発明によれば、記録媒体
に記録されたセル情報を用いて試験回路を形成すること
で、チップ面積の増大が抑えられ、試験時間の短い半導
体装置を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態の半導体装置のブロック回路図
である。
【図2】 半導体装置の概略平面図である。
【図3】 試験部の機能説明図である。
【図4】 第一実施形態のタイミング図である。
【図5】 半導体設計装置の概略構成図である。
【図6】 データ記述の概略説明図である。
【図7】 別の比較判定回路の回路図である。
【図8】 別の比較判定回路の回路図である。
【図9】 別の比較判定回路の回路図である。
【図10】 第二実施形態の半導体装置のブロック回路
図である。
【図11】 第二実施形態の比較判定回路の回路図であ
る。
【図12】 第二実施形態のタイミング図である。
【図13】 第三実施形態の半導体装置のブロック回路
図である。
【図14】 第三実施形態の比較判定回路の回路図であ
る。
【図15】 第三実施形態のタイミング図である。
【図16】 第四実施形態の半導体装置のブロック回路
図である。
【図17】 第四実施形態の比較判定回路の回路図であ
る。
【図18】 第五実施形態の半導体装置のブロック回路
図である。
【図19】 第五実施形態の信号補正回路の回路図であ
る。
【図20】 第五実施形態のタイミング図である。
【図21】 従来の半導体装置のブロック回路図であ
る。
【図22】 従来の半導体装置のブロック回路図であ
る。
【図23】 従来の半導体装置のブロック回路図であ
る。
【図24】 図23のタイミング図である。
【符号の説明】
11 半導体装置 21,23 メモリ回路 18 試験回路としての試験部 22,24 試験回路としての比較判定回路 TP 期待値データ RDAT−1,RDAT−2 読み出しデータ JUDG1,JUDG2 判定信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 H01L 27/04 T 21/822 (72)発明者 伊藤 栄作 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 Fターム(参考) 2G032 AA01 AA07 AC03 AE08 AK11 5B018 GA03 HA32 HA33 HA35 JA03 JA04 JA21 JA22 NA02 NA10 PA03 QA13 RA11 5F038 DF06 DF11 DT02 DT03 DT07 DT15 EZ09 EZ20 5L106 DD03 DD04 DD22 DD25 GG03 GG07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリ回路と、前記複数のメモリ
    回路を試験する1つの試験回路を同一チップ上に搭載し
    た半導体装置において、 前記試験回路は、 前記複数のメモリ回路を動作させ、各メモリ回路の読み
    出しデータに対応する期待値データを出力する1つの試
    験部と、 前記各メモリ回路毎に該メモリ回路の近傍に設けられ、
    前記メモリ回路の読み出しデータと前記期待値データを
    比較判定し、その比較結果に基づく判定信号を出力する
    複数の比較判定回路と、を備えた、ことを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 複数のメモリ回路と、前記複数のメモリ
    回路を試験する1つの試験回路を同一チップ上に搭載し
    た半導体装置において、 前記試験回路は、 前記複数のメモリ回路を動作させ、各メモリ回路の読み
    出しデータを受け取り、各読み出しデータと期待値デー
    タを比較判定する1つの試験部と、 前記複数のメモリ回路と一対一に設けられ、前記試験部
    が受け取る複数の読み出しデータがほぼ同時に前記試験
    部に到達するように対応する前記メモリ回路と前記試験
    回路との間の信号を遅延する複数の信号補正回路と、を
    備えた、ことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のメモリ回路を試験する1つの
    試験回路の動作をハードウェア記述言語により記述した
    データを記録した記録媒体であって、 前記データは、 前記複数のメモリ回路を動作させ、各メモリ回路の読み
    出しデータに対応する期待値データを出力する試験部の
    動作を記述したデータ区分と、 前記メモリ回路の読み出しデータと前記期待値データを
    比較判定し、その比較結果に基づく判定信号を出力する
    比較判定回路の動作を記述したデータ区分と、 前記比較判定回路を前記各メモリ回路毎に該メモリ回路
    の近傍に設ける動作を記述したデータ区分と、を含む、
    記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記複数のメモリ回路を試験する1つの
    試験回路を作成するために該回路の動作がハードウェア
    記述言語により記述されたデータを記録した記録媒体で
    あって、 前記データは、 前記複数のメモリ回路を動作させ、各メモリ回路の読み
    出しデータを受け取り、各読み出しデータと期待値デー
    タを比較判定する試験部の動作を記述したデータ区分
    と、 前記複数のメモリ回路と一対一に設けられ、前記試験部
    が受け取る複数の読み出しデータがほぼ同時に前記試験
    部に到達するように対応する前記メモリ回路と前記試験
    回路との間の信号を遅延する複数の信号補正回路の動作
    を記述したデータ区分と、を含む、記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記複数のメモリ回路を試験する1つの
    試験回路のセル情報データを記録した記録媒体であっ
    て、 前記データは、 前記複数のメモリ回路を動作させ、各メモリ回路の読み
    出しデータに対応する期待値データを出力する試験部の
    セル情報データ区分と、 前記メモリ回路の読み出しデータと前記期待値データを
    比較判定し、その比較結果に基づく判定信号を出力する
    比較判定回路のセル情報データ区分と、 前記比較判定回路を前記各メモリ回路毎に該メモリ回路
    の近傍に設ける情報データ区分と、を含む、記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記複数のメモリ回路を試験する1つの
    試験回路のセル情報データを記録した記録媒体であっ
    て、 前記データは、 前記複数のメモリ回路を動作させ、各メモリ回路の読み
    出しデータを受け取り、各読み出しデータと期待値デー
    タを比較判定する試験部のセル情報データ区分と、 前記複数のメモリ回路と一対一に設けられ、前記試験部
    が受け取る複数の読み出しデータがほぼ同時に前記試験
    部に到達するように対応する前記メモリ回路と前記試験
    回路との間の信号を遅延する複数の信号補正回路のセル
    情報データ区分と、を含む、記録媒体。
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A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

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