JP2001010621A - ラベル貼り付け装置およびラベル貼り付け方法、並びに記録媒体 - Google Patents

ラベル貼り付け装置およびラベル貼り付け方法、並びに記録媒体

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JP2001010621A
JP2001010621A JP11182469A JP18246999A JP2001010621A JP 2001010621 A JP2001010621 A JP 2001010621A JP 11182469 A JP11182469 A JP 11182469A JP 18246999 A JP18246999 A JP 18246999A JP 2001010621 A JP2001010621 A JP 2001010621A
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label
pulse signal
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signal output
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JP11182469A
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English (en)
Inventor
Yuji Saito
有二 斉藤
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルの先端をラベルを剥離するための剥離
板の先端に位置付ける。 【解決手段】 ラベル11の先端をラベルピッチセンサ
2の直下に位置させ、ステッピングモータによりラベル
11を移送し、次のラベル11の先端がラベルピッチセ
ンサ2の直下に位置するまでステッピングモータの駆動
用パルスのパルス数をカウントし、ラベル11の先端か
ら次のラベル11の先端までの長さに対応するパルス数
Bを演算し、剥離板の先端からラベルピッチセンサ2ま
での長さAに対応するパルス数Aからパルス数Bを繰り
返し減算し、減算した結果がマイナスとなる直前の結果
から長さDに対応するパルス数を算出し、ラベル11が
ラベルピッチセンサ2の直下に位置した状態でラベル1
1をパルス数B分だけ移送した後、さらにパルス数D分
だけ移送し、ラベル11の先端を剥離板3の先端に位置
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル貼り付け装
置およびラベル貼り付け方法、並びに記録媒体に関し、
特に、台紙に剥離可能に貼付されたラベルの先端を剥離
板の先端まで搬送し、所定の商品にラベルを貼り付ける
ラベル貼り付け装置およびラベル貼り付け方法、並びに
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ラベル連続体は、細長い台紙の上に複数
のラベルが所定の間隔で順に貼付されて構成され、ラベ
ルとラベルの間にはギャップと呼ばれる台紙のみの部分
がある。そして、ラベルピッチセンサが、所定の光を出
射し、ラベル及び台紙、又は台紙のみを透過してきた光
量を測定することにより、ラベルセンサに対するラベル
の位置を検出する。
【0003】ラベル連続体からラベルが順次搬送される
方向を搬送方向とする。ラベルの搬送方向側の端部(以
下、先端という)から、次のラベルの先端までの長さ
(ラベルピッチサイズ)Bを手入力し、予め記憶させて
おいた、ラベルが剥離する位置(剥離板の先端)からラ
ベルピッチセンサの位置までの長さAとに基づいて、ラ
ベルの先端が丁度剥離板の先端に位置するように位置決
めする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、ラベルの先端から次のラベルの先端までの長
さ(ラベルピッチサイズ)Bを手入力しなければなら
ず、操作が煩雑である課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ラベルピッチサイズを自動的に計測し、迅
速かつ効率的にラベルの端部を剥離板の先端に位置付け
ることができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のラベル
貼り付け装置は、複数のラベルが剥離可能に貼付された
台紙を搬送し、ラベルから台紙を剥離板で剥離すること
により、所定の商品にラベルを貼り付けるラベル貼り付
け装置であって、所定のパルス信号を出力するパルス信
号出力手段と、パルス信号出力手段によって出力された
パルス信号に従って、ラベルおよび台紙を搬送する搬送
手段と、ラベル、およびラベルとラベルの間のギャップ
部を検出する検出手段と、検出手段によってラベルが検
出されてから次のラベルが検出されるまでの間にパルス
信号出力手段によって出力されたパルス信号のパルス数
から、ラベルの先端から次のラベルの先端までの第1の
長さを計測する計測手段と、搬送手段によってラベルお
よび台紙が第1の長さ分だけ搬送される度に、剥離板の
先端から検出手段までの第2の長さと同一の長さに対応
する値が代入された変数の値を第1の長さ分だけ減少さ
せる演算を行い、演算結果がマイナスになる直前の変数
の値を記憶する記憶手段とを備え、検出手段によってラ
ベルが検出されてから次のラベルが検出されるまでの間
にパルス信号出力手段によって出力されたパルス信号に
従って、搬送手段によりラベルおよび台紙が搬送され、
検出手段の直下にラベルの先端が位置したとき、パルス
信号出力手段は、記憶手段に記憶された変数の値に対応
するパルス数分だけパルス信号を出力し、搬送手段は、
パルス信号に従ってラベルおよび台紙の搬送を行い、ラ
ベルの先端を剥離板の先端に位置付けることを特徴とす
る。請求項2に記載のラベル貼り付け方法は、複数のラ
ベルが剥離可能に貼付された台紙を搬送し、ラベルから
台紙を剥離板で剥離することにより、所定の商品にラベ
ルを貼り付けるラベル貼り付け装置におけるラベル貼り
付け方法であって、所定のパルス信号を出力するパルス
信号出力ステップと、パルス信号出力ステップにおいて
出力されたパルス信号に従って、ラベルおよび台紙を搬
送する搬送ステップと、ラベル、およびラベルとラベル
の間のギャップ部を検出部が検出する検出ステップと、
検出ステップにおいてラベルが検出されてから次のラベ
ルが検出されるまでの間にパルス信号出力ステップにお
いて出力されたパルス信号のパルス数から、ラベルの先
端から次のラベルの先端までの第1の長さを計測する計
測ステップと、搬送ステップにおいてラベルおよび台紙
が第1の長さ分だけ搬送される度に、剥離板の先端から
検出部までの第2の長さと同一の長さに対応する値が代
入された変数の値を第1の長さ分だけ減少させる演算を
行い、演算結果がマイナスになる直前の変数の値を記憶
する記憶ステップとを備え、検出ステップにおいてラベ
ルが検出されてから次のラベルが検出されるまでの間に
パルス信号出力ステップにおいて出力されたパルス信号
に従って、搬送ステップにおいてラベルおよび台紙が搬
送され、検出部の直下にラベルの先端が位置したとき、
パルス信号出力ステップにおいて、記憶ステップにおい
て記憶された変数の値に対応するパルス数分だけパルス
信号が出力され、搬送ステップにおいて、パルス信号に
従ってラベルおよび台紙の搬送が行われ、ラベルの先端
が剥離板の先端に位置付けられることを特徴とする。請
求項3に記載の記録媒体は、請求項2に記載のラベル貼
り付け方法を実行可能なプログラムが記録されているこ
とを特徴とする。本発明に係るラベル貼り付け装置およ
びラベル貼り付け方法、並びに記録媒体においては、所
定のパルス信号を出力し、パルス信号に従って、ラベル
および台紙を搬送し、ラベル、およびラベルとラベルの
間のギャップ部を検出部が検出し、ラベルが検出されて
から次のラベルが検出されるまでの間に出力されたパル
ス信号のパルス数から、ラベルの先端から次のラベルの
先端までの第1の長さを計測し、ラベルおよび台紙が第
1の長さ分だけ搬送される度に、剥離板の先端から検出
部までの第2の長さと同一の長さに対応する値が代入さ
れた変数の値を第1の長さ分だけ減少させる演算を行
い、演算結果がマイナスになる直前の変数の値を記憶
し、ラベルが検出されてから次のラベルが検出されるま
での間に出力されたパルス信号に従って、ラベルおよび
台紙が搬送され、検出部の直下にラベルの先端が位置し
たとき、記憶された変数の値に対応するパルス数分だけ
パルス信号が出力され、パルス信号に従ってラベルおよ
び台紙の搬送が行われ、ラベルの先端が剥離板の先端に
位置付けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のラベル貼り付け
装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態は、図2に示すよう
に、ラベル連続体1を構成する台紙12を搬送し、台紙
12の上に剥離可能に貼付されたラベル11を剥離板3
の方に移送するラベル移送部4と、ラベル11とラベル
11及びラベル11の間のギャップ部を検出するラベル
ピッチセンサ2より構成されている。
【0008】図2に示すように、ラベル11が貼付され
た部分(ラベル部)と、次のラベル11が貼付されたラ
ベル部の間には、台紙12が剥き出しの状態となってい
る所定のギャップ部(台紙部)が存在する。
【0009】ラベルピッチセンサ2は、所定の光を出射
する発光部と、発光部から出射された光を受光し、受光
した光の強度に対応する信号を出力する受光部とから構
成され、発光部と受光部の間にラベル11及び台紙12
を挟むように配置される。
【0010】ギャップ部の光の透過率は、ラベル部の光
の透過率より高い。従って、受光部によって受光される
光量はギャップ部の方が多い。従って、例えば、受光部
によって受光された光量が所定の基準値以上のとき「O
N」に対応する信号を出力し、受光部によって受光され
た光量が所定の基準値より小さいとき「OFF」に対応
する信号を出力するようにすると、受光部から出力され
る信号が「ON」、「OFF」のいずれであるかに基づ
いて、ラベル部及びギャップ部を検出することができ
る。
【0011】図3は、図1のラベルピッチセンサ2と、
ラベル11と、剥離板3の位置関係を示している。同図
に示すように、剥離板3の先端からラベルピッチセンサ
2までの長さが長さAであり、ラベル11の先端から次
のラベル11の先端までの長さ(或いは、ギャップ部の
先端から次のギャップ部の先端までの長さ)が長さBと
なっている。そして、この例の場合、ラベル11の先端
が剥離板3の先端に位置するとき、ラベルピッチセンサ
2の直下には、ラベル11が位置している。
【0012】図4は、ラベル貼り付け装置の電気的な構
成例を示すブロック図である。ラベル貼り付け装置は、
ラベル連続体1のラベル11を搬送し、商品にラベル1
1を貼り付けるオートラベラー本体31と、オートラベ
ラー本体31を制御するオートラベラーコントロールB
OX21より構成されている。オートラベラー本体31
は、ラベル11とギャップ部を検出するラベルピッチセ
ンサ2と、ラベル11を後述するステッピングモータ駆
動パルスに同期して1ピッチずつ搬送するステッピング
モータ32と、ラベル11を台紙12から剥離するため
の剥離板3より構成されている。
【0013】オートラベラーコントロールBOX21
は、オートラベラー制御基板22を備え、オートラベラ
ー制御基板22には、ラベルピッチセンサ2からの信号
を入力する入力ポート24と、入力ポート24を介して
入力された入力信号に基づいて、所定の演算を行い、ス
テッピングモータ32を制御するためのモータ制御信号
(ステッピングモータ駆動用パルス)を生成する内部演
算回路23と、内部演算回路23によって生成されたモ
ータ制御信号をステッピングモータ32に供給する出力
ポート25とが設けられている。
【0014】図5は、剥離板3の先端位置、ラベルピッ
チセンサ2、及びラベル11の位置関係を示す模式図で
ある。剥離板3の先端の位置を位置P1、ラベルピッチ
センサ2の位置を位置P2とし、ラベルピッチセンサ2
の真下に位置するラベル11の右端の位置を位置P3と
する。位置P1から位置P2までの長さを長さAとする
と、ラベルピッチセンサ2がラベル11の先端を検出し
てから、長さAに対応するピッチ数だけ台紙12を搬送
することにより、ラベル11の先端を剥離板3の先端に
移動させることができる。
【0015】具体的には、図8のフローチャートを参照
して後述するように、ラベル11の先端がラベルピッチ
センサ2の直下に位置するように、ラベル11と台紙1
2を移送する。次に、図5の長さDに対応する分だけラ
ベル11と台紙12をさらに移送することにより、ラベ
ル11の先端を剥離板3の先端に位置付ける。
【0016】図6は、ラベル11のある部分であるラベ
ル部と、ラベル11及びラベル11の間のギャップ部と
を合わせた長さを長さBとすることを示している。
【0017】図7は、ステッピングモータ32に供給さ
れるモータ制御信号を表している。モータ制御信号がO
Nのとき、ステッピングモータ32が1ステップ分(1
ピッチ分)だけ回転される。モータ制御信号のONとO
FFを合わせたものが1パルスである。従って、モータ
制御信号にONの状態を入れることにより、ステッピン
グモータ32を回転させることができ、モータ制御信号
からONの状態を無くすことにより、ステッピングモー
タ32の回転を停止させることができる。
【0018】次に、図8のフローチャートを参照して、
本実施の形態の動作について詳細に説明する。
【0019】まず最初に、ステップS1において、ラベ
ルピッチセンサ2から剥離板3の先端までの長さAを初
期設定値として設定する(例えば、長さAの値は内部演
算回路23のメモリ(図示せず)に予め記憶されてお
り、それを読み出して長さAとする)。次に、ステップ
S2において、図示せぬサイズリード起動スイッチ(S
W)がONであるか否かが判定される。即ち、ラベル1
1の先端を剥離板3の先端に移動させるように指示する
ためのサイズリードスイッチ(SW)が押されたか否か
が判定される。
【0020】ステップS2において、サイズリードスイ
ッチが押されていないと判定された場合、ステップS2
の処理が繰り返し実行される。一方、サイズリードスイ
ッチが押されたと判定された場合、ステップS3に進
む。
【0021】ステップS3においては、ステッピングモ
ータ32に対するステッピングモータ駆動用パルスの供
給が開始される。これにより、ステッピングモータ32
の回転動作が開始される。これ以降、ステッピングモー
タ32は、ステッピングモータ駆動用パルスによって回
転を続ける。
【0022】次に、ステップS4に進み、ラベルピッチ
センサ2により、ギャップ部がラベルピッチセンサ2の
直下に位置することが検知される。即ち、ラベルピッチ
センサ2の出力がOFFである間(ラベルピッチセンサ
2の直下にラベル部がある間)、ステップS4の処理が
繰り返され、ラベルピッチセンサ2の出力がONとなっ
たとき(ラベルピッチセンサ2の直下にギャップ部が位
置したとき)、ステップS5に進む。
【0023】次に、ステップS5において、ラベルピッ
チセンサ2により、ラベル11の先端がラベルピッチセ
ンサ2の直下に位置することが検知される。即ち、ラベ
ルピッチセンサ2の出力がONである間(ラベルピッチ
センサ2の直下にギャップ部がある間)、ステップS5
の処理が繰り返され、ラベルピッチセンサ2の出力がO
FFとなったとき(ラベルピッチセンサ2の直下にラベ
ル部が位置したとき)、ステップS6に進む。
【0024】ステップS6においては、内部演算回路2
3により、ステッピングモータ駆動用パルスのパルス数
をカウントするカウント動作が開始される。
【0025】ステップS7においては、ラベルピッチセ
ンサ2により、ギャップ部がラベルピッチセンサ2の直
下に位置することが検知される。即ち、ラベルピッチセ
ンサ2の出力がOFFである間(ラベルピッチセンサ2
の直下にラベル部がある間)、ステップS7の処理が繰
り返され、ラベルピッチセンサ2の出力がONとなった
とき(ラベルピッチセンサ2の直下にギャップ部が位置
したとき)、ステップS8に進む。
【0026】ステップS8においては、ラベルピッチセ
ンサ2により、ラベル部がラベルピッチセンサ2の直下
に位置することが検知される。即ち、ラベルピッチセン
サ2の出力がONである間(ラベルピッチセンサ2の直
下にギャップ部がある間)、ステップS8の処理が繰り
返され、ラベルピッチセンサ2の出力がOFFとなった
とき(ラベルピッチセンサ2の直下にラベル部が位置し
たとき)、ステップS9に進む。
【0027】ステップS9においては、ステップS6に
おいて開始したステッピングモータ駆動用パルスのパル
ス数のカウントを終了し、カウント値をラベル部の長さ
とギャップ部の長さを合わせた長さBに対応するパルス
カウント値Bとする。即ち、ラベル部の先端から次のラ
ベル部の先端まで、台紙12及びラベル11を移動させ
るためにステッピングモータ32に供給したモータ駆動
用パルスのパルス数がパルスカウント値Bである。
【0028】次に、ステップS10において、変数C
に、図3及び図5に示した、剥離板3の先端からラベル
ピッチセンサ2までの長さAに対応するパルス数Aが初
期値として設定される。次に、ステップS11におい
て、内部演算回路23により、変数Cの値が変数Dに代
入されて保存される。
【0029】次に、ステップS12において、変数Cの
値から、ステップS9においてカウントされたカウント
値B(ラベル部の先端から次のラベル部の先端までの長
さに対応するパルス数)を減算して得られた値を変数C
に代入する。
【0030】次に、ステップS13において、変数Cの
値が値0より大きいか否かが判定される。変数Cの値が
値0より大きいと判定された場合、ステップS11に戻
り、ステップS11以降の処理が繰り返し実行される。
一方、ステップS13において、変数Cの値が値0より
大きくないと判定された場合、ステップS14に進む。
【0031】ステップS14においては、変数Dに代入
されて保存されている値(パルス数に対応する)から1
だけ減算し、減算した結果が変数Dに代入されて保存さ
れる。次に、ステップS15において、変数Dの値が0
であるか否かが判定される。変数Dの値が0ではないと
判定された場合、ステップS14に戻り、ステップS1
4以降の処理が繰り返し実行される。一方、変数Dの値
が0であると判定された場合、ステップS16に進む。
【0032】ステップS16においては、ステッピング
モータ32に対するステッピングモータ駆動用パルスの
供給が停止され、ステッピングモータ32は停止する。
【0033】例えば、パルス数Aの値を10、パルス数
Bの値を3とすると、ステップS12においては、次の
ような計算が順次行われ、計算結果がマイナスの値とな
った時点で、ステップS14に進む。
【0034】 10−3=7 7−3=4 4−3=1 1−3=−2
【0035】この例の場合、ステップS14に進んだ時
点での変数Dの値は、変数Cの計算結果がマイナスの値
となる直前の計算結果であるから、値1となる。
【0036】そして、ステップS14において、変数D
(いまの場合値1)から値1が減算され、演算結果が値
0となり、ステップS16に進む。
【0037】ここで、ステップS14,S15の処理
は、ステッピングモータ32の1ステップ分の回転動作
に同期して行われるものとする。即ち、ステップS1
4,S15の処理が実行される度に、ステッピングモー
タが1ステップ分だけ回転する。
【0038】即ち、変数Dに保存されているパルス数
は、図5の長さDに対応しているため、ステップS8に
おいて、ラベルピッチセンサ2の出力がONとなってか
ら、変数Dに保存されているパルス数分のパルスをステ
ッピングモータ32に供給することにより、図5の長さ
D分だけ、ラベル11をフィードすることができる。
【0039】ステップS4,S5,S7,S8の各処理
は、それぞれステッピングモータ32の1ステップ分の
回転動作と同期して行われる。このため、ステップS4
乃至S8の処理により、ラベル11の先端がラベルピッ
チセンサ2の直下に位置するようにラベル11及び台紙
12をフィードするとともに、ラベル部の先端から次の
ラベル部の先端までの長さBに対応するパルス数を得る
ことができる。
【0040】そして、ステップS10乃至S13の処理
により、図5の長さDに対応するパルス数Dが演算され
る。そして、ステップS14,S15において、長さD
だけラベル11及び台紙12がフィードされることによ
り、ラベル11の先端が、剥離板3の先端に位置するよ
うになる。
【0041】このように、本実施の形態により、ラベル
部の先端から次のラベル部の先端までの長さが自動的に
測定され、測定結果に基づいてラベル11及び台紙12
がフィードされ、ラベル11の先端が剥離板3の先端に
移動する。
【0042】なお、上記実施の形態においては、ラベル
部の先端から次のラベル部の先端までの長さに対応する
パルス数を測定するようにしたが、ギャップ部の先端か
ら次のギャップ部の先端までの長さに対応するパルス数
を測定することにより、長さBに対応するパルス数を測
定するようにすることもできる。
【0043】また、上記実施の形態においては、ラベル
ピッチセンサ2を透過型のセンサとしたが、反射型のセ
ンサを用いるようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係るラベル貼り付
け装置およびラベル貼り付け方法、並びに記録媒体によ
れば、所定のパルス信号を出力し、パルス信号に従っ
て、ラベルおよび台紙を搬送し、ラベル、およびラベル
とラベルの間のギャップ部を検出部が検出し、ラベルが
検出されてから次のラベルが検出されるまでの間に出力
されたパルス信号のパルス数から、ラベルの先端から次
のラベルの先端までの第1の長さを計測し、ラベルおよ
び台紙が第1の長さ分だけ搬送される度に、剥離板の先
端から検出部までの第2の長さと同一の長さに対応する
値が代入された変数の値を第1の長さ分だけ減少させる
演算を行い、演算結果がマイナスになる直前の変数の値
を記憶し、ラベルが検出されてから次のラベルが検出さ
れるまでの間に出力されたパルス信号に従って、ラベル
および台紙が搬送され、検出部の直下にラベルの先端が
位置したとき、記憶された変数の値に対応するパルス数
分だけパルス信号が出力され、パルス信号に従ってラベ
ルおよび台紙の搬送が行われ、ラベルの先端が剥離板の
先端に位置付けられるようにしたので、ラベルの先端か
ら次のラベルの先端までの長さを自動的に計測し、迅速
かつ効率的にラベルの先端を剥離板の先端に位置付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベル貼り付け装置の一実施の形態の
構成例を示す図である。
【図2】ラベル連続体1の構成例を示す図である。
【図3】図1のラベルピッチセンサ2と、ラベル11
と、剥離板3の位置関係を示す図である。
【図4】図1の実施の形態の電気的な構成例を示すブロ
ック図である。
【図5】剥離板3の先端にラベル11の先端が位置した
ときのラベルピッチセンサ2とラベル11の位置関係を
示す図である。
【図6】ラベル部とギャップ部とを合わせた長さBを示
す図である。
【図7】モータ制御信号の1パルスを示す図である。
【図8】図1及び図4に示した実施の形態の動作を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ラベル連続体 2 ラベルピッチセンサ 3 剥離板 4 ラベル移送部 11 ラベル 12 台紙 21 オートラベラーコントロールBOX 22 オートラベラー制御基板 23 内部演算回路 24 入力ポート 25 出力ポート 31 オートラベラー本体 32 ステッピングモータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のラベルが剥離可能に貼付された台
    紙を搬送し、前記ラベルから前記台紙を剥離板で剥離す
    ることにより、所定の商品に前記ラベルを貼り付けるラ
    ベル貼り付け装置であって、 所定のパルス信号を出力
    するパルス信号出力手段と、 前記パルス信号出力手段によって出力された前記パルス
    信号に従って、前記ラベルおよび前記台紙を搬送する搬
    送手段と、 前記ラベル、および前記ラベルとラベルの間のギャップ
    部を検出する検出手段と、 前記検出手段によって前記ラベルが検出されてから次の
    ラベルが検出されるまでの間に前記パルス信号出力手段
    によって出力された前記パルス信号のパルス数から、前
    記ラベルの先端から次のラベルの先端までの第1の長さ
    を計測する計測手段と、 前記搬送手段によって前記ラベルおよび前記台紙が前記
    第1の長さ分だけ搬送される度に、前記剥離板の先端か
    ら前記検出手段までの第2の長さと同一の長さに対応す
    る値が代入された変数の値を前記第1の長さ分だけ減少
    させる演算を行い、演算結果がマイナスになる直前の前
    記変数の値を記憶する記憶手段とを備え、 前記検出手段によって前記ラベルが検出されてから次の
    ラベルが検出されるまでの間に前記パルス信号出力手段
    によって出力された前記パルス信号に従って、前記搬送
    手段により前記ラベルおよび前記台紙が搬送され、前記
    検出手段の直下に前記ラベルの先端が位置したとき、前
    記パルス信号出力手段は、前記記憶手段に記憶された前
    記変数の値に対応するパルス数分だけ前記パルス信号を
    出力し、前記搬送手段は、前記パルス信号に従って前記
    ラベルおよび前記台紙の搬送を行い、前記ラベルの先端
    を前記剥離板の先端に位置付けることを特徴とするラベ
    ル貼り付け装置。
  2. 【請求項2】 複数のラベルが剥離可能に貼付された台
    紙を搬送し、前記台紙を剥離板で剥離することにより、
    所定の商品に前記ラベルを貼り付けるラベル貼り付け装
    置におけるラベル貼り付け方法であって、 所定のパルス信号を出力するパルス信号出力ステップ
    と、 前記パルス信号出力ステップにおいて出力された前記パ
    ルス信号に従って、前記ラベルおよび前記台紙を搬送す
    る搬送ステップと、 前記ラベル、および前記ラベルとラベルの間のギャップ
    部を検出部が検出する検出ステップと、 前記検出ステップにおいて前記ラベルが検出されてから
    次のラベルが検出されるまでの間に前記パルス信号出力
    ステップにおいて出力された前記パルス信号のパルス数
    から、前記ラベルの先端から次のラベルの先端までの第
    1の長さを計測する計測ステップと、 前記搬送ステップにおいて前記ラベルおよび前記台紙が
    前記第1の長さ分だけ搬送される度に、前記剥離板の先
    端から前記検出部までの第2の長さと同一の長さに対応
    する値が代入された変数の値を前記第1の長さ分だけ減
    少させる演算を行い、演算結果がマイナスになる直前の
    前記変数の値を記憶する記憶ステップとを備え、 前記検出ステップにおいて前記ラベルが検出されてから
    次のラベルが検出されるまでの間に前記パルス信号出力
    ステップにおいて出力された前記パルス信号に従って、
    前記搬送ステップにおいて前記ラベルおよび前記台紙が
    搬送され、前記検出部の直下に前記ラベルの先端が位置
    したとき、前記パルス信号出力ステップにおいて、前記
    記憶ステップにおいて記憶された前記変数の値に対応す
    るパルス数分だけ前記パルス信号が出力され、前記搬送
    ステップにおいて、前記パルス信号に従って前記ラベル
    および前記台紙の搬送が行われ、前記ラベルの先端が前
    記剥離板の先端に位置付けられることを特徴とするラベ
    ル貼り付け方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のラベル貼り付け方法を
    実行可能なプログラムが記録されている記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010083565A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Edm Kk ラベル貼付装置
KR101842268B1 (ko) * 2017-07-31 2018-03-27 이상윤 자동 라벨 부착기

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