JP2001010409A - 自動車のトノカバー - Google Patents

自動車のトノカバー

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Publication number
JP2001010409A
JP2001010409A JP11185495A JP18549599A JP2001010409A JP 2001010409 A JP2001010409 A JP 2001010409A JP 11185495 A JP11185495 A JP 11185495A JP 18549599 A JP18549599 A JP 18549599A JP 2001010409 A JP2001010409 A JP 2001010409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tonneau cover
locking
winder
vehicle
cover base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11185495A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Tsuchiya
智彦 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP11185495A priority Critical patent/JP2001010409A/ja
Publication of JP2001010409A publication Critical patent/JP2001010409A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デッキルーム内の邪魔にならない格納位置か
ら容易に使用位置にセットできる自動車のトノカバーを
提供する。 【解決手段】 車幅方向に延在して巻取り器が収納され
た筒体11の両端部にアーム13を取付け、かつバック
ドア開口部1の周辺フレーム2の上半分に対応してコの
字形に形成されたトノカバー基部10を備える。このト
ノカバー基部が、周辺フレーム2の内側に重なる格納位
置からデッキルームのフロア9aに達する位置間で回動
可能になるように、アーム13の基端部をボデー側に支
持する。トノカバー基部10の回動位置を少なくとも格
納位置及び水平位置でロックするロック具30が付属し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デッキルームに搭
載された荷物をカバーするシート状のトノカバー本体が
巻取り器から後方へ引出可能になった自動車のトノカバ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】トノカバーのシート或はネットは不使用
時には床下に収納したり、特に保管場所が用意されてい
ない場合もある。また、シート或はネットの巻取り器が
リヤシートのシートバックの背面又は背後に車幅方向へ
引き出し可能に配置されているのも周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに巻取り器をデッキルームに常備しておくと、トノカ
バーのセットは容易になる反面、不使用時にデッキルー
ムのスペースが制限され、またリヤシートの移動を制限
することにもなる。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、デッキ
ルーム内の邪魔にならない格納位置から容易に使用位置
にセットできる自動車のトノカバーを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、デッキルームに搭載さ
れた荷物をカバーするために後方へ引出可能なシート状
トノカバー本体の巻取り器を備えた自動車のトノカバー
において、車幅方向に延在して巻取り器が収納された筒
体の両端部にアームを取付け、かつバックドア開口部の
周辺フレームの上半分に対応してコの字形に形成された
トノカバー基部を備えると共に、このトノカバー基部
が、周辺フレームの内側に重なる格納位置からデッキル
ームのフロアに達する位置間で回動可能になるように、
アームの基端部をボデー側に支持し、トノカバー基部の
回動位置を少なくとも格納位置及び水平位置でロックす
るロック具が付属したことを特徴とする。
【0006】トノカバー基部は、周辺フレームの内側に
重なった格納位置にロック具でロックされる。使用時に
は、ロック具で水平位置にロックされ、また荷物の高さ
に応じて水平位置の上方又は下方へ回動させることがで
きる。トノカバー本体はトノカバー基部の先端の巻取り
器から引き出される。
【0007】請求項2によりトノカバー本体が半透明で
あることにより、格納位置でトノカバーを利用すること
ができる。請求項3によりトノカバー基部の両側前後の
少なくとも4個所に、ラッゲージネットを係止する係止
具を設けることにより、トノカバー本体に加えてラッゲ
ージネットもセット可能にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図6を基に本発明の実施
の形態の一例による後部にデッキルームを備えた自動車
のトノカバーを説明する。デッキルーム9の後部のバッ
クドア開口部1の周辺フレーム2には、前倒した上半分
の領域にバックウィンド3aを備えたバックドア3が跳
ね上げ式に支持されている。10はデッキルーム9に搭
載された荷物をカバーするために後方へシート状トノカ
バー本体12を引出可能にするトノカバー基部であり、
車幅方向に延在して巻取り器を収納する筒体11の両端
部にアーム13が取付けられて周辺フレーム2の上半分
に対応したコの字形に形成されている(図2参照)。
【0009】トノカバー本体12は黒色の半透明であ
り、先端中央に把手12a及び先端両側にかぎ12bを
備えている。トノカバー基部10の両側前後の4個所
に、ラッゲージネット19を係止するコの字形の係止具
16が突設されている。巻取り器はトノカバー本体12
を自動的に巻取り、引出し位置でかぎ12bが後2個所
の係止具16に係止される。
【0010】コの字形のトノカバー基部12は、車室内
側に僅かに突出した周辺フレーム2の内側に重なって格
納位置に配置されると共に、アーム13の基端部14
は、トノカバー基部12が格納位置から先端部がデッキ
ルーム9のフロア9aに達する位置間で回動可能にピラ
ー状の周辺フレーム2近辺のクォータパネルに突設され
た支軸2aに摩擦係合状態で支持されている。その高さ
方向の位置は、トノカバー基部12が水平に回動した位
置でバックウィンド3aの下縁、即ちベルトモールの位
置を占めるように設定されている。
【0011】さらに、トノカバー基部10の回動位置を
少なくとも格納位置及び水平位置でロックするように、
周辺フレーム2の上部及びデッキルーム9の両側面に、
ロック具20、30が設けられている。ロック具20
は、図3Aに示すように,ルーフパネル6に連続する周
辺フレーム2の上部内側に配置された天井板5の車幅方
向の2個所に形成された凹部5aにそれぞれ構成され、
筒体11の円弧形状に対応した凹部21aを有し、かつ
凹部5aにスライド可能に収納されたブロック21と、
このブロックを斜め後方へ付勢するばね22とを備えて
いる。これにより、筒体11はその回動時にブロック2
1を出没させてロックされる。ロック具30は、図3B
に示すように、デッキルーム9の側面トリム7に形成さ
れた凹部7aに構成され、アーム13の幅に対応して上
下に断面半円状の壁部31a、31bを有する凹部32
が形成され、かつ凹部7aにスライド可能に収納された
ブロック33と、このブロックを車室内側へ付勢するば
ね34とを備えている。これにより、アーム13は、そ
の下方又は上方への回動時にブロック33を出没させて
ロックされる。
【0012】このように構成された自動車のトノカバー
の動作及び使用方法は次の通りである。トノカバー基部
10は格納位置では周辺フレーム2の内側に重なってバ
ックウィンド3aに沿って前倒しており、この格納状態
で車室内を隠したい場合には、図4に示すように、バッ
クウィンド3aをカバーするようにトノカバー本体12
を引き出して係止すると、車室内から車室外の後方は見
えるが、外部から相対的に暗い車室内を見えなくなる。
【0013】デッキルーム9に搭載した荷物をカバーす
る場合、トノカバー基部10を手動操作で下方へ押し、
ロック具20から筒体11を離脱させて水平位置でアー
ム13をロック具30にロックさせ、図5に示すよう
に、トノカバー本体12を後方へ引き出す。その際、こ
のトノカバー本体を係止した後側の係止具16にはラッ
ゲージネット19を二つ折りにしてそのかぎを係止さ
せ、小物を収納することもできる。
【0014】また、図6に示すように、トノカバー基部
10を手動操作で下方へ押してロック具30からアーム
13を離脱させ、筒体11がフロア9aに当接するまで
下方へ回動させ、その全面に4個の係止具16で係止さ
れたラッゲージネット19により荷物39を押えること
ができる。さらに、トノカバー基部10を水平位置より
も上方又は下方の途中位置まで搭載物の高さに応じて回
動させて、トノカバー本体12又はラッゲージネット1
9でカバーすることもできる。その際、アーム13の基
端部14の支軸2aへの摩擦係合により、走行中に振動
することはない。
【0015】尚、前述の実施の形態に代えて、トノカバ
ー本体の先端部に被係止具を設けることなく、巻取り器
にロック機能を持たせることも考えられる。トノカバー
基部10のロック部は、一方の基端部14の枢着位置に
設けることにより、任意の回動位置でロックするように
もできる。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、トノカバー本
体の巻取り器をルーフ近辺に格納することができ、ラッ
ゲージルームのスペースを有効に利用することができ
る。また、荷物の高さに応じて任意の回動位置でトノカ
バー本体を引き出すこともできる。請求項2の発明によ
れば、格納位置でバックウィンドをカバーすることによ
り、車室内のプライバシ保護が可能となる。請求項3の
発明によれば、ラッゲージネットを回動するトノカバー
基部に沿ってセットしたり、或は垂下させることにより
荷物の固定或は小物の収納が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるトノカバーを備えた
自動車の斜視図である。
【図2】同トノカバーのトノカバー基部の斜視図であ
る。
【図3】同トノカバー基部のロック部を示すもので、同
図Aは格納位置にロックするロック部の断面図であり、
同図Bは水平位置にロックするロック部の断面図であ
る。
【図4】同トノカバーの格納位置での使用方法を説明す
る斜視図である。
【図5】同トノカバーの水平位置での使用方法を説明す
る斜視図である。
【図6】同トノカバーのフロアへ回動させた位置での使
用方法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
2 周辺フレーム 3 バックドア 3a バックウィンド 10 トノカバー基部 11 筒体 12 トノカバー本体 13 アーム 19 ラッゲージネット 20、30 ロック具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デッキルームに搭載された荷物をカバー
    するために後方へ引出可能なシート状トノカバー本体の
    巻取り器を備えた自動車のトノカバーにおいて、 車幅方向に延在して巻取り器が収納された筒体の両端部
    にアームを取付け、かつバックドア開口部の周辺フレー
    ムの上半分に対応してコの字形に形成されたトノカバー
    基部を備えると共に、このトノカバー基部が、前記周辺
    フレームの内側に重なる格納位置からデッキルームのフ
    ロアに達する位置間で回動可能になるように、前記アー
    ムの基端部をボデー側に支持し、 前記トノカバー基部の回動位置を少なくとも前記格納位
    置及び水平位置でロックするロック具が付属したことを
    特徴とする自動車のトノカバー。
  2. 【請求項2】 トノカバー本体が半透明であることを特
    徴とする請求項1記載の自動車のトノカバー。
  3. 【請求項3】 トノカバー基部の両側前後の少なくとも
    4個所に、ラッゲージネットを係止する係止具を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動車の
    トノカバー。
JP11185495A 1999-06-30 1999-06-30 自動車のトノカバー Pending JP2001010409A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207078A3 (de) * 2000-11-20 2004-06-16 BOS GmbH & Co. KG Laderaum-Abdeck-und/oder Laderaum-Trennvorrichtung für den Lade- oder Gepäckraum eines Fahrzeugs

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207078A3 (de) * 2000-11-20 2004-06-16 BOS GmbH & Co. KG Laderaum-Abdeck-und/oder Laderaum-Trennvorrichtung für den Lade- oder Gepäckraum eines Fahrzeugs

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