JP2001007227A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2001007227A
JP2001007227A JP11177148A JP17714899A JP2001007227A JP 2001007227 A JP2001007227 A JP 2001007227A JP 11177148 A JP11177148 A JP 11177148A JP 17714899 A JP17714899 A JP 17714899A JP 2001007227 A JP2001007227 A JP 2001007227A
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layer
gate
silicon oxide
transistor
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Tomoyuki Furuhata
智之 古畑
Atsushi Yamazaki
厚 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル絶縁層と、フローティングゲートお
よびコントロールゲートとの界面準位がそれぞれ低く、
動作特性が安定して行われ、書き込みおよび消去のサイ
クル寿命が長い不揮発性半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 不揮発性半導体記憶装置(メモリトラン
ジスタ)400は、スプリットゲート構造の不揮発性半
導体記憶装置であって、ソース16、ドレイン14、ゲ
ート絶縁層26、フローティングゲート40、トンネル
絶縁層として機能する中間絶縁層50およびコントロー
ルゲート36を有する。中間絶縁層50は、少なくとも
3層の絶縁層50a,50b,50cからなる。フロー
ティングゲート40およびコントロールゲート36にそ
れぞれ接する第1および第2の最外層50aおよび50
cは熱酸化法によって形成された酸化シリコン層からな
る。フローティングゲート40の上には、選択酸化法に
よって形成された選択酸化絶縁層42が形成されてい
る。第1および第2の最外層50aおよび50cの間
に、CVD法によって形成された酸化シリコン層50b
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリットゲート
構造を有する不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】メモリ
セルが単一のトランジスタからなる、電気的に消去可能
なROM(EEPROM)のひとつとして、スプリット
ゲート構造の不揮発性メモリトランジスタがある。この
不揮発性メモリトランジスタは、フローティングゲート
とコントロールゲートとを有し、両者の間にトンネル絶
縁層として機能する絶縁層を有する。この不揮発性メモ
リトランジスタでは、たとえば、ゲート絶縁層を介して
ホットエレクトロンをフローティングゲートに注入する
ことで、データの書き込みが行われ、FN伝導によって
フローティングゲートからトンネル絶縁層を介してコン
トロールゲートに電荷を引く抜くことにより、データの
消去が行われる。
【0003】ところで、スプリットゲート構造の不揮発
性メモリトランジスタでは、トンネル絶縁層としての酸
化シリコン層は、たとえば熱酸化法によって所定の膜厚
が得られにくい場合には、2層以上の酸化シリコン層を
積層して形成されることがある。このような例として、
たとえば特開平8−236647号公報に開示された技
術がある。この技術では、トンネル絶縁層としての絶縁
層は、CVD法によって形成された第1の酸化シリコン
層と、熱酸化法によって形成された第2の酸化シリコン
層とからなる。この不揮発性メモリトランジスタでは、
CVD法で形成された第1の酸化シリコン層がコントロ
ールゲートに接触した構造を有する。
【0004】通常、CVD法で形成された酸化シリコン
層は、膜の密度が粗く、界面準位が高い。そのため、酸
化シリコン層とコントロールゲートとの界面準位も高く
不安定である。その結果、メモリセルでのデータの消去
時に電子が界面に捕獲されやすく、書き込みおよび消去
のサイクル寿命が短く、1万回程度であると予想され
る。一般に、プログラマブルメモリ素子では、10万回
以上のサイクル寿命が要求される。したがって、上記の
従来技術では、サイクル寿命が短く、耐久性の点で問題
がある。
【0005】本発明の目的は、トンネル絶縁層とフロー
ティングゲートとの界面準位、およびトンネル絶縁層と
コントロールゲートとの界面準位がそれぞれ低く、動作
特性が安定して行われ、書き込みおよび消去のサイクル
寿命が長い、不揮発性半導体記憶装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る不揮発性半
導体記憶装置は、スプリットゲート構造の不揮発性半導
体記憶装置であって、ソース、ドレイン、ゲート絶縁
層、フローティングゲート、トンネル絶縁層として機能
する中間絶縁層およびコントロールゲートを含み、前記
中間絶縁層は、少なくとも3層の絶縁層からなり、か
つ、前記フローティングゲートおよび前記コントロール
ゲートにそれぞれ接する第1および第2の最外層は熱酸
化法によって形成された酸化シリコン層からなる。
【0007】このスプリットゲート構造の不揮発性半導
体記憶装置においては、前記中間絶縁層は、少なくとも
3層の絶縁層からなり、前記フローティングゲートおよ
び前記コントロールゲートにそれぞれ接する第1および
第2の最外層は熱酸化法によって形成された酸化シリコ
ン層からなる。これらの最外層が前記フローティングゲ
ートおよび前記コントロールゲートに接することによ
り、それぞれの界面準位が低下する。その結果、メモリ
セルの動作時にトンネル絶縁層において電子が捕獲され
ることが少なくなり、FN伝導(Fowler−Nor
dheim tunneling)による電荷の移動が
安定して行われ、不揮発性メモリトランジスタの動作が
安定する。このことは、メモリトランジスタにおける、
データの書き込みおよび消去を繰り返すことのできる回
数(サイクル寿命)の増大に寄与する。
【0008】前記中間絶縁層は、前記第1および第2の
最外層の間に、CVD法によって形成された酸化シリコ
ン層を有することが望ましい。このような酸化シリコン
層を有することにより、フローティングゲートとコント
ロールゲートとの間の耐圧を高め、メモリセルの書き込
みおよび読み出しの動作時の誤動作、すなわちライトデ
ィスターブおよびリードディスターブを防止できる。
【0009】CVD法で形成される前記酸化シリコン層
は、膜質の特性(緻密さ、酸素イオンの透過耐性など)
を考慮すると、たとえば、モノシランやテトラエトキシ
シランなどを用いたHTO(High Temperature Oxid
e)法、または酸化剤としてオゾンを用いたTEOS(T
etraethyl Orthosilicate)法やプラズマTEOS法な
どによって形成されることが望ましい。
【0010】前記中間絶縁層は、トンネル絶縁層の特性
などを考慮すると、その膜厚がトータルで16〜45n
mであることが望ましい。
【0011】前記中間絶縁層を構成する前記第1の最外
層の膜厚は5〜15nmであり、第2の最外層の膜厚
は、1〜10nmであることが望ましい。また、前記第
1および第2の最外層の間に形成された酸化シリコン層
の膜厚は、10〜20nmであることが望ましい。
【0012】前記フローティングゲートの上面に、選択
酸化法によって形成された選択酸化絶縁層が設けられる
ことが望ましい。この選択酸化絶縁層が形成されること
により、前記フローティングゲートの上縁部が鋭角にな
り、この領域で電界集中が生じやすくなり、電荷の移動
がこの上縁部を介して行われる。
【0013】前記中間絶縁層の各層は、他の電界効果型
トランジスタが混載される場合には、これらの電界効果
型トランジスタの絶縁層を形成する工程で、同時に形成
されることもできる。
【0014】本発明に係る半導体装置の製造において
は、前記中間絶縁層の形成において、熱酸化法によって
第1の最外層(酸化シリコン層)を形成し、次いでこの
第1の最外層上に2層目の酸化シリコン層をCVD法に
よって形成した後、2層目の酸化シリコン層上に酸化シ
リコン層以外の絶縁層、たとえば、窒化シリコン層など
からなる絶縁層が形成される工程が付加されることが望
ましい。このように窒化シリコン層などの絶縁層を2層
目の酸化シリコン層の上に設けることにより、不揮発性
メモリトランジスタの中間絶縁層の膜厚を必要以上に厚
くすることがなく、中間絶縁層の膜厚を正確に制御でき
る。また、2層目の酸化シリコン層の上に窒化シリコン
層を形成することにより、後工程での熱酸化もしくはそ
の前後での洗浄工程において、酸化シリコン層は窒化シ
リコン層で覆われて保護されているので、熱酸化工程お
よび洗浄工程の酸化シリコン層への影響を抑制できる。
その結果、膜特性に優れたトンネル絶縁層を得ることが
でき、信頼性の高いメモリ特性を実現できる。さらに、
2層目の酸化シリコン層の上に窒化シリコン層を形成し
た状態で、熱処理(酸化処理での熱処理も含む)を行う
ことにより、酸化シリコン層の緻密化ならびに酸化シリ
コン層の膜質の向上がなされる。その結果、メモリ特
性、特にデータの書き込み,消去の回数(サイクル寿
命)を増すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(デバイスの構造)図1は、本発
明に係る不揮発性半導体記憶装置を含む混載型の半導体
装置の断面を模式的に示す図である。この半導体装置
は、メモリ領域4000と、第1のトランジスタ領域1
000、第2のトランジスタ領域2000および第3の
トランジスタ領域3000とを含む。
【0016】メモリ領域4000は、スプリットゲート
構造を有する不揮発性半導体記憶装置(以下、「メモリ
トランジスタ」という)400を含む。第1のトランジ
スタ領域1000は、第1の電圧レベルV1(絶対値で
1.8〜3.3V)で動作される第1の電圧型トランジ
スタ100を含む。第2のトランジスタ領域2000
は、第2の電圧レベルV2(絶対値で2.5〜5V)で
動作する第2の電圧型トランジスタ200を含む。そし
て、第3のトランジスタ領域3000は、第3の電圧レ
ベルV3(絶対値で10〜15V)で動作される第3の
電圧型トランジスタ300を含む。第1〜第3の電圧型
トランジスタ100,200,300が用いられる回路
の具体例については、後に述べる。
【0017】メモリトランジスタ400、第1の電圧型
トランジスタ100、第2の電圧型トランジスタ200
および第3の電圧型トランジスタ300は、それぞれ、
P型シリコン基板10内に形成されたウエル12内に形
成されている。そして、メモリ領域4000、第1〜第
3のトランジスタ領域1000,2000および300
0は、それぞれフィールド絶縁層18によって分離され
ている。また、各領域1000〜4000内において、
各トランジスタは所定のパターンで形成されたフィール
ド絶縁層(図示せず)によって分離されている。なお、
図示の例では各トランジスタはウェル内に形成されてい
るが、ウェルを必要としない場合には基板に形成されて
いてもよい。例えば、Nチャネル型のメモリトランジス
タあるいはNチャネル型の第3の電圧型トランジスタ
は、ウェル内ではなく基板に形成されていてもよい。
【0018】第1〜第3のトランジスタ領域1000,
2000,3000およびメモリ領域4000において
は、それぞれNチャネル型およびPチャネル型のトラン
ジスタを含むことができるが、図1においては説明を容
易にするために、いずれか一方の導電型のトランジスタ
のみを図示している。
【0019】メモリトランジスタ400は、P型のウエ
ル12内に形成されたN+型不純物拡散層からなるソー
ス16およびドレイン14と、ウエル12の表面に形成
されたゲート絶縁層26とを有する。このゲート絶縁層
26上には、フローティングゲート40と、中間絶縁層
50と、コントロールゲート36とが順次形成されてい
る。
【0020】さらに、フローティングゲート40の上に
は、選択酸化絶縁層42が形成されている。この選択酸
化絶縁層42は、後に詳述するように、フローティング
ゲートとなるポリシリコン層の一部に選択酸化によって
形成され、中央から端部へ向けてその膜厚が薄くなる構
造を有する。その結果、フローティングゲート40の上
縁部は鋭角に形成され、この上縁部で電界集中が起きや
すいようになっている。
【0021】メモリトランジスタ400のゲート絶縁層
26の膜厚は、メモリトランジスタ400の耐圧などを
考慮して、好ましくは6〜9nmである。
【0022】中間絶縁層50は、選択酸化絶縁層42の
上面からフローティングゲート40の側面に連続し、さ
らにシリコン基板10の表面に沿ってソース16の一端
にいたるように形成されている。この中間絶縁層50
は、いわゆるトンネル絶縁層として機能する。さらに、
中間絶縁層50は、3層の絶縁層(酸化シリコン層)か
らなり、下から順に、第1の絶縁層50a、第2の絶縁
層50bおよび第3の絶縁層50cから構成されてい
る。そして、第1および第3の絶縁層50aおよび50
cは、熱酸化法によって形成された酸化シリコン層から
なり、第2の絶縁層50bはCVD法によって形成され
た酸化シリコン層からなる。
【0023】中間絶縁層50は、トンネル絶縁層として
の機能などを考慮すると、その膜厚が好ましくは16〜
45nmである。また、第1の絶縁層50aの膜厚は、
好ましくは5〜15nmであり、第2の絶縁層50bの
膜厚は、好ましくは10〜20nmであり、第3の絶縁
層50cの膜厚は、好ましくは1〜10nmである。
【0024】このようにトンネル絶縁層として機能する
中間絶縁層50は、3層構造をなし、しかもフローティ
ングゲート40およびコントロールゲート36に接する
第1の絶縁層(第1の最外層)50aおよび第3の絶縁
層(第2の最外層)50cは、熱酸化膜によって形成さ
れている。このことにより、フローティングゲート40
と第1の絶縁層50aとの界面準位が安定し、またコン
トロールゲート36と第3の絶縁層50cとの界面準位
が安定する。その結果、FN伝導によるフローティング
ゲート40から中間絶縁層50を介してコントロールゲ
ート36への電荷の移動が安定して行われ、メモリトラ
ンジスタ400の動作が安定する。このことは、メモリ
トランジスタ400における、データの書き込み/消去
を繰り返すことのできる回数(サイクル寿命)の増大に
寄与する。
【0025】また、中間絶縁層50が、CVD法によっ
て形成された酸化シリコン層からなる第2の絶縁層50
bを有することにより、フローティングゲート40とコ
ントロールゲート36との間の耐圧を高め、メモリセル
の書き込みおよび読み出しの動作時の誤動作、すなわち
ライトディスターブおよびリードディスターブを防止で
きる利点がある。
【0026】第1の電圧型トランジスタ100は、Pチ
ャネル型MOSトランジスタを例にとると、N型のウエ
ル12内に形成されたP+型不純物拡散層からなるソー
ス16およびドレイン14と、第1のゲート絶縁層20
と、第1のゲート電極30と、を有する。第1の電圧型
トランジスタ100は、第1の電圧レベルV1(絶対値
で1.8〜3.3V)で駆動される。第1のゲート絶縁
層20の膜厚は、第1の電圧型トランジスタ100の耐
圧などを考慮して、好ましくは3〜13nmである。
【0027】第2の電圧型トランジスタ200は、Nチ
ャネル型MOSトランジスタを例にとると、P型のウエ
ル12内に形成されたN+型不純物拡散層からなるソー
ス16およびドレイン14と、第2のゲート絶縁層22
と、第2のゲート電極32とを有する。第2のゲート絶
縁層22は、2層の酸化シリコン層、すなわち第1の絶
縁層22aと、第2の絶縁層22bとからなる。ここ
で、第2の絶縁層22bは、上述した第1の電圧型トラ
ンジスタ100の第1のゲート絶縁層20と同一の工程
で形成される。
【0028】第2の電圧型トランジスタ200は、第2
の電圧レベルV2(絶対値で2.5〜5V)で駆動され
る。第2のゲート絶縁層22は、第2の電圧型トランジ
スタ200の耐圧などを考慮して、その膜厚が好ましく
は4〜15nmである。また、第1の絶縁層22aの膜
厚は、好ましくは3〜15nmであり、第2の絶縁層2
2bの膜厚は、好ましくは1〜10nmである。
【0029】第3の電圧型トランジスタ300は、Pチ
ャネル型MOSトランジスタを例にとると、N型のウエ
ル12内に形成されたP+型不純物拡散層からなるソー
ス16およびドレイン14と、第3のゲート絶縁層24
と、第3のゲート電極34とを有する。第3のゲート絶
縁層24は、3層の酸化シリコン層からなり、下から順
に、第1の絶縁層24a、第2の絶縁層24bおよび第
3の絶縁層24cからなる。これらの絶縁層24a,2
4bおよび24cは、上述したメモリトランジスタ40
0の中間絶縁層50を構成する第1の絶縁層50a、第
2の絶縁層50bおよび第3の絶縁層50cと同じ工程
で形成されることが望ましい。
【0030】第3の電圧型トランジスタ300は、第3
の電圧レベルV3(絶対値で10〜15V)で駆動され
る。第3のゲート絶縁層24は、第3の電圧型トランジ
スタ300の耐圧などを考慮して、その膜厚が好ましく
は16〜45nmである。第1の絶縁層24aの膜厚
は、好ましくは5〜15nm、第2の絶縁層24bの膜
厚は、10〜20nm、および第3の絶縁層24cの膜
厚は1〜10nmである。
【0031】メモリトランジスタ400、第1〜第3の
電圧型トランジスタ100,200および300が形成
されたウエハ上には、層間絶縁層600が形成されてい
る。この層間絶縁層600には、ソース16、ドレイン
14、および各トランジスタ100,200,300,
400のゲート電極に到達するコンタクトホールが形成
され、これらのコンタクトホール内にはコンタクト導電
層が形成されている。そして、層間絶縁層600の上に
は所定パターンの配線層80が形成されている。なお、
図1においては、一部のコンタクト導電層および配線層
を図示している。
【0032】この半導体装置は、少なくとも3つの異な
る電圧レベル(V1,V2,V3)で動作する第1〜第
3の電圧型トランジスタ100,200,300がそれ
ぞれ形成された、第1〜第3のトランジスタ領域100
0,2000,3000を有する。この半導体装置によ
れば、メモリ領域4000のメモリトランジスタ400
の動作が可能である。そして、この半導体装置では、フ
ラッシュ(一括消去型)EEPROMの動作のためのロ
ジックはもちろんのこと、フラッシュEEPROMと、
各電圧レベルで動作可能な他の回路領域、たとえば、イ
ンターフェイス回路、ゲートアレイ回路、RAM,RO
Mなどのメモリ回路、RISC(Reduced Instruction
Set Computer)あるいは各種IP(Intellectual P
roperty)マクロなどの回路、あるいはその他のディジ
タル回路、アナログ回路などを、同一基板内に混載し、
システムLSIを構成することができる。
【0033】以下に、メモリトランジスタの動作方法、
本発明の半導体装置を適用したエンベデット半導体装置
および図1に示す半導体装置の製造方法について述べ
る。
【0034】(メモリセルの動作方法)次に、本発明の
半導体装置を構成するメモリトランジスタ400の動作
方法の一例について説明する。
【0035】このスプリットゲート構造のメモリトラン
ジスタ400を動作させる場合には、データの書き込み
時には、ソース16とドレイン14間にチャネル電流を
流し、電荷(ホットエレクトロン)をフローティングゲ
ート40に注入し、データの消去時には、所定の高電圧
をコントロールゲート36に印加し、FN伝導によって
フローティングゲート42に蓄積された電荷をコントロ
ールゲート36に移動させる。以下に、各動作について
述べる。
【0036】まず、書き込み動作について述べる。
【0037】データの書き込み動作においては、ドレイ
ン14に対してソース16を高電位にし、コントロール
ゲート36に低電位を印加する。これにより、ドレイン
14付近で発生するホットエレクトロンは、フローティ
ングゲート40に向かって加速され、ゲート絶縁層26
を介してフローティングゲート40に注入され、データ
の書き込みがなされる。
【0038】この書き込み動作では、例えば、コントロ
ールゲート36の電位(Vc)を2V、ソース16の電
位(Vs)を9V、ドレイン14の電位(Vd)を0V
とする。また、ウエル12の電位(Vwell)を0V
とする。
【0039】次に、消去動作について説明する。
【0040】消去動作においては、ソース16およびド
レイン14の電位に対してコントロールゲート36の電
位を高くする。これにより、フローティングゲート40
内に蓄積された電荷は、フローティングゲート40の先
鋭な上縁部からFN伝導によって中間絶縁層50を突き
抜けてコントロールゲート36に放出されて、データが
消去される。
【0041】この消去動作では、例えば、コントロール
ゲート36の電位(Vc)を12Vとし、ソース16お
よびドレイン14の電位VsおよびVdを0Vとし、ウ
エル12の電位(Vwell)を0Vとする。
【0042】次に読み出し動作について説明する。
【0043】読み出し動作においては、ソース16に対
してドレイン14を高電位とし、コントロールゲートに
所定の電圧を印加することにより、チャネルの形成の有
無によって書き込まれたデータの判定がなされる。すな
わち、フローティングゲート40に電荷が注入されてい
ると、フローティングゲート40の電位が低くなるた
め、チャネルが形成されず、ドレイン電流が流れない。
逆に、フローティングゲート40に電荷が注入されてい
ないと、フローティングゲート40の電位が高くなるた
め、チャネルが形成されてドレイン電流が流れる。そこ
で、ドレイン14から流れる電流をセンスアンプによっ
て検出することにより、メモリトランジスタ400のデ
ータを読み出すことができる。
【0044】読み出し動作においては、例えば、コント
ロールゲート36の電位(Vc)は3Vとし、ソース1
6の電位(Vs)を0Vとし、ドレイン14の電位(V
d)を2Vとし、ウエル12の電位(Vwell)を0
Vとする。
【0045】以上述べた各動作態様は一例であって、他
の動作態様を採用することもできる。
【0046】(エンベデット半導体装置への適用例)図
14は、本発明の半導体装置が適用された、エンベデッ
ト半導体装置5000のレイアウトを示す模式図であ
る。この例では、エンベデット半導体装置5000は、
フラッシュメモリ(フラッシュEEPROM)90と、
SRAMメモリ92と、RISC94と、アナログ回路
96と、インターフェイス回路98とがSOG(Sea O
f Gate)に混載されている。
【0047】図15は、フラッシュメモリの一般的な構
成を示すブロック図である。フラッシュメモリは、メモ
リトランジスタが行列状に配置されたメモリセルアレイ
1と、Yゲート、センスアンプ2と、入出力バッファ3
と、Xアドレスデコーダ4と、Yアドレスデコーダ5
と、アドレスバッファ6と、コントロール回路7とを含
む。
【0048】メモリセルアレイ1は、図1に示すメモリ
領域4000に対応し、行列状に配置された複数個のス
プリットゲート構造のメモリトランジスタ400を有す
る。メモリセルアレイ1の行および列を選択するため
に、メモリセルアレイ1にはXアドレスデコーダー4と
Yゲート2とが接続されている。Yゲート2には列の選
択情報を与えるYアドレスデコーダ5が接続されてい
る。Xアドレスデコーダ4とYアドレスデコーダ5に
は、それぞれ、アドレス情報が一時格納されるアドレス
バッファ6が接続されている。
【0049】Yゲート2には、データの書き込み動作を
行なうための書き込み電圧発生回路(図示せず)、デー
タの読み出し動作を行なうためのセンスアンプが接続さ
れている。Xアドレスデコーダには、データの消去動作
を行なうための消去電圧発生回路が接続されている。書
き込み電圧発生回路およびセンスアンプ2には、それぞ
れ入出力データを一時格納する入出力バッファ3が接続
されている。アドレスバッファ6と入出力バッファ3と
には、フラッシュメモリの動作制御を行なうためのコン
トロール回路7が接続されている。コントロール回路7
は、チップイネーブル信号、アウトプットイネーブル信
号およびプログラム信号に基づいた制御を行なう。
【0050】このようなエンベデット半導体装置500
0においては、各回路の動作電圧に応じて各電圧レベル
のトランジスタが選択される。
【0051】第1の電圧レベルで動作される第1の電圧
型トランジスタ100は、たとえば、Yゲート、センス
アンプ、入出力バッファ、Xアドレスデコーダ、Yアド
レスデコーダ、アドレスバッファ、コントロール回路、
SOGおよびゲートアレイから選択される少なくとも1
つの回路に含まれる。
【0052】第2の電圧レベルで動作される第2の電圧
型トランジスタ200は、たとえば、Yゲート、センス
アンプ、入出力バッファ、Xアドレスデコーダ、Yアド
レスデコーダおよびインターフェイス回路から選択され
る少なくとも1つの回路に含まれる。
【0053】さらに、第3の電圧レベルで動作される第
3の電圧型トランジスタ300は、たとえば、書き込み
電圧発生回路、消去電圧発生回路および昇圧回路から選
択される少なくとも1つの回路に含まれる。
【0054】図14に示すエンベデット半導体装置50
00はレイアウトの一例であって、本発明は各種のシス
テムLSIに適用できる。
【0055】(デバイスの製造方法)次に、図1に示す
半導体装置の製造例を図2〜図13を参照しながら説明
する。
【0056】(A)まず、図2に示すように、シリコン
基板10の表面に、選択酸化法によって所定の領域にフ
ィールド絶縁層18を形成する。次いで、P型シリコン
基板10内にP型不純物(例えばホウ素)あるいはN型
不純物(ひ素あるいはリン)をドープして、所定の領域
にP型またはN型のウエル12を形成する。
【0057】さらに、シリコン基板10の表面に、例え
ば熱酸化法によって酸化シリコン層26Lを形成する。
この酸化シリコン層26Lは、メモリトランジスタ40
0のゲート絶縁層26となる。この酸化シリコン層26
Lは、ゲート耐圧などを考慮して好ましくは6〜9nm
の厚さを有する。
【0058】(B)次いで、図3に示すように、酸化シ
リコン層26Lの表面に、例えばCVD法を用いてポリ
シリコン層40Lを形成する。このポリシリコン層40
Lは、メモリトランジスタ400のフローティングゲー
ト40となる。このポリシリコン層40Lは、例えば1
00〜200nmの厚さを有する。
【0059】次いで、ポリシリコン層40Lの表面に、
第1の窒化シリコン層60Lを形成する。第1の窒化シ
リコン層60Lは、好ましくは50〜150nmの膜厚
を有する。その後、レジスト層R1をマスクとして窒化
シリコン層60Lの所定領域を選択的にエッチングして
除去する。第1の窒化シリコン層60Lの除去される領
域は、メモリトランジスタ400の選択酸化絶縁層42
が形成される領域である。
【0060】次いで、第1の窒化シリコン層60L上に
形成されたレジスト層R1をマスクとして、ポリシリコ
ン層40Lにリンやひ素を拡散してN型のポリシリコン
層40Lを形成する。ポリシリコン層をN型にする他の
方法としては、ポリシリコン層を形成した後、リンやひ
素イオンを注入する方法、ポリシリコン層を形成した
後、塩化ホスホリル(POCl3)を含んだキャリアガ
スを導入する方法、あるいはポリシリコン層を形成する
時に、ホスフィン(PH3)を含んだキャリアガスを導
入する方法、などがある。
【0061】次いで、レジスト層R1を除去する。
【0062】(C)次いで、図4に示すように、ポリシ
リコン層40Lの露出部分を選択的に酸化することによ
り、ポリシリコン層40Lの所定領域の表面に選択酸化
絶縁層42を形成する。選択酸化によって形成された選
択酸化絶縁層42は、中央部の膜厚が最も大きく、端部
に向かって徐々に膜厚が小さくなる形状を有する。選択
酸化絶縁層42は、最も膜厚が大きい部分で好ましくは
100〜200nmの膜厚を有する。その後、第1の窒
化シリコン層60Lを除去する。
【0063】(D)次いで、図5に示すように、選択酸
化絶縁層42をマスクとしてエッチングを行ない、ポリ
シリコン層40Lを選択的に除去する。
【0064】以上の工程で、メモリ領域4000におい
て、ゲート絶縁層26、フローティングゲート40およ
び選択酸化絶縁層42が形成される。
【0065】(E)次いで、図6に示すように、酸化シ
リコン層26Lをウェットエッチングで除去した後、ウ
エハの表面に、熱酸化法によって1層目の酸化シリコン
層50aL(24aL)を形成する。この酸化シリコン
層50aL(24aL)は、メモリトランジスタ400
の中間絶縁層50を構成する第1の絶縁層50a、およ
び第3の電圧型トランジスタ300のゲート絶縁層24
を構成する第1の絶縁層24aとなる。この酸化シリコ
ン層50aL(24aL)は、例えば5〜15nmの厚
さを有する。
【0066】酸化シリコン層を形成するための熱酸化法
としては、以下の方法を好ましく用いることができる。
【0067】(a)700〜1000℃でのドライ酸化
を行う方法、(b)上記(a)のドライ酸化の後に、さ
らに、700〜1000℃でウェット酸化を行う方法、
および(c)上記(a)または(b)の後に、さらに、
700〜1000℃で窒素雰囲気中で10〜30分間ア
ニール処理する方法。
【0068】上記(a)のドライ酸化を用いることによ
り、フローティングゲート40の表面の多結晶シリコン
のグレインサイズを均一化でき、さらにフローティング
ゲート40の表面の平坦性を向上させることができる。
その結果、フローティングゲート40の界面準位がより
安定化するとともに、電子の捕獲が低減でき、メモリト
ランジスタの書き込み/消去のサイクル寿命をより長く
することができる。
【0069】さらに、上記(a)のドライ酸化の後に、
上記(b)のウェット酸化および上記(c)のアニール
処理の少なくとも一方の工程を追加することにより、酸
化シリコン層50aLをより緻密化して、電子捕獲の低
減など、膜質の特性を向上させることができる。
【0070】(F)次いで、図7に示すように、1層目
の酸化シリコン層50aL(24aL)の表面に、さら
に2層目の酸化シリコン層50bL(24bL)を形成
する。この酸化シリコン層50bL(24bL)は、C
VD法により形成される。酸化シリコン層50bL(2
4bL)は、メモリトランジスタ400の中間絶縁層5
0を構成する第2の絶縁層50b、および第3の電圧型
トランジスタ300のゲート絶縁層24を構成する第2
の絶縁層24bとなる。そして、このシリコン絶縁層5
0bL(24bL)は、例えば10〜20nmの厚さを
有する。
【0071】ここで用いられるCVD法としては、得ら
れる膜の緻密さ、後工程の熱酸化での酸素イオンの透過
耐性等を考慮すると、モノシラン、テトラエトキシシラ
ンなどを用いたHTO(High Temperature Oxide)
法、または酸化剤としてオゾンを用いたTEOS(Tetr
aethyl Orthosilicate)法やプラズマTEOS法など
を好ましく用いることができる。
【0072】次いで、酸化シリコン層50bL(24b
L)の表面に、第2の窒化シリコン層62Lを形成す
る。この第2の窒化シリコン層62Lは、好ましくは1
0〜20nmの膜厚を有する。第2の窒化シリコン層6
2Lを形成することにより、後の工程(I)で、第2の
窒化シリコン層62Lを除去することにより、メモリト
ランジスタ400の中間絶縁層50および第3の電圧型
トランジスタ300のゲート絶縁層24の膜厚を必要以
上に厚くすることがなく、膜厚の制御が正確となる。そ
の後、700〜1000℃で20〜40分間程度アニー
ル処理を行い、各絶縁層を緻密にする。
【0073】(G)次いで、図8に示すように、第2の
トランジスタ領域2000に開口部を有するレジスト層
R3を形成する。このレジスト層R3をマスクとして第
2のトランジスタ領域2000における、第2の窒化シ
リコン層62L、上層の酸化シリコン層50bLおよび
下層の酸化シリコン層50aLをドライエッチングおよ
びウェットエッチングにより除去する。その後、レジス
ト層R3を除去する。
【0074】(H)次いで、図9に示すように、ウエハ
の表面に熱酸化、例えば700〜900℃でウェット酸
化することによって、3層目の酸化シリコン層22aL
を形成する。この酸化シリコン層22aLは、第2の電
圧型トランジスタ200のゲート絶縁層22を構成する
第1の絶縁層22aとなる。酸化シリコン層22aL
は、例えば3〜15nmの厚さを有する。
【0075】(I)次いで、図10に示すように、第2
のトランジスタ領域2000における酸化シリコン層2
2aLの表面に、レジスト層R4を形成する。レジスト
層R4をマスクとして、第2の窒化シリコン層62Lを
ドライエッチングによって除去する。その後、レジスト
層R4を除去する。
【0076】(J)次いで、図11に示すように、第1
のトランジスタ領域1000に開口部を有するレジスト
層R5を形成する。このレジスト層R5をマスクとし
て、第1のトランジスタ領域1000における2層の酸
化シリコン層50bLおよび50aLをウェットエッチ
ングによって除去する。その後、レジスト層R5を除去
する。
【0077】(K)次いで、図12に示すように、熱酸
化、例えば700〜900℃でウェット酸化することに
より、ウエハの表面に4層目の酸化シリコン層20L
(50cL,22bL,24cL)を形成する。この酸
化シリコン層20Lは、第1の電圧型トランジスタ10
0のゲート絶縁層20、第2の電圧型トランジスタ20
0のゲート絶縁層22を構成する第2の絶縁層22b、
第3の電圧型トランジスタ300のゲート絶縁層24を
構成する第3の絶縁層24c、およびメモリトランジス
タ400の中間絶縁層50を構成する第3の絶縁層50
cとなる。酸化シリコン層20Lは、例えば1〜10n
mの厚さを有する。
【0078】以上の工程によって、メモリトランジスタ
400の中間絶縁層50、第1の電圧型トランジスタ1
00のゲート絶縁層20、第2の電圧型トランジスタ2
00のゲート絶縁層22および第3の電圧型トランジス
タ300のゲート絶縁層24を構成するための絶縁層が
形成される。
【0079】(L)次いで、図13に示すように、ウエ
ハの表面に、前記(C)の工程で述べたと同様な方法に
よりポリシリコン層を形成する。あるいは公知の方法で
ポリシリコン層の代わりに、ポリサイド層を形成する。
このポリシリコン層上に所定のパターンを有するレジス
ト層を形成した後、エッチングによってパターニングを
行って、メモリトランジスタ400、第1の電圧型トラ
ンジスタ100、第2の電圧型トランジスタ200およ
び第3の電圧型トランジスタ300のそれぞれのゲート
絶縁層とゲート電極を形成する。このとき、シリコン基
板10の露出面に、シリコン酸化層が1〜5nmの膜厚
で残る状態でエッチングが行われる。
【0080】(M)次いで、図1に示すように、公知の
方法により、Nチャネル型トランジスタにはN型不純物
を、Pチャネル型トランジスタにはP型不純物を、所定
のウエル12にドープすることにより、ソース16およ
びドレイン14を構成する不純物拡散層を形成する。
【0081】次いで、トランジスタ100,200,3
00およびメモリトランジスタ400が形成されたウエ
ハの表面に、例えばCVD法を用いて酸化シリコン層か
らなる層間絶縁層60を形成する。そして、層間絶縁層
60の所定領域を選択的にエッチング除去し、ソース1
6およびドレイン14に到達するコンタクトホールを形
成する。次いで、層間絶縁層60の上面およびコンタク
トホール内に例えばスパッタリングを用いてアルミニウ
ムなどからなる導電層を堆積する。この、導電層をパタ
ーニングすることにより、不純物拡散層と電気的に接続
された金属配線層(例えばビット線、ソース線)80を
形成する。
【0082】以上述べた製造方法においては、メモリ領
域4000、第1のトランジスタ領域1000、第2の
トランジスタ領域2000および第3のトランジスタ領
域3000で、それぞれメモリトランジスタ400、第
1の電圧型トランジスタ100、第2の電圧型トランジ
スタ200および第3の電圧型トランジスタ300を一
連の工程で形成することができる。この製造方法によれ
ば、スプリットゲート構造を有するメモリトランジスタ
と少なくとも異なる3つの電圧レベルで動作するトラン
ジスタを混載した半導体装置を少ない工程で製造するこ
とができる。
【0083】この製造方法においては、第2の電圧型ト
ランジスタ200のゲート絶縁層22を構成する第2の
絶縁層22bは、第1の電圧型トランジスタ100のゲ
ート絶縁層20と同一の工程で形成される。同様に、第
3の電圧型トランジスタ300のゲート電極層24を構
成する第3の絶縁層24c、およびメモリトランジスタ
400の中間絶縁層50を構成する第3の絶縁層50c
は、第1の電圧型トランジスタ100のゲート電極層2
0と同一の工程で形成される。また、第3の電圧型トラ
ンジスタ300のゲート絶縁層24を構成する第1〜第
3の絶縁層24a,24b,24cは、メモリトランジ
スタ400の中間絶縁層50を構成する第1〜第3の絶
縁層50a、50b、50cと、それぞれ同一の工程で
形成される。このようにゲート絶縁層および中間絶縁層
の形成工程を共通化することにより、耐圧の異なる、す
なわち膜厚の異なるゲート絶縁層を少ない工程で形成す
ることができる。
【0084】この製造方法においては、前記工程(E)
および(F)で、中間絶縁層(トンネル絶縁層)50の
第1および第2の絶縁層50aおよび50bを構成する
ための酸化シリコン層50aLおよび50bLを形成し
た後、第2の窒化シリコン層62Lを形成する。このこ
とにより、後工程での熱酸化もしくはその前後での洗浄
工程において、酸化シリコン層50aLおよび50bL
は窒化シリコン層62Lで覆われて保護されているの
で、熱酸化工程および洗浄工程の酸化シリコン層への影
響を抑制できる。その結果、膜特性に優れたトンネル絶
縁層を得ることができ、信頼性の高いメモリ特性を実現
できる。
【0085】さらに、酸化シリコン層50aLおよび5
0bLの上に第2の窒化シリコン層62Lを形成した状
態で、熱処理(酸化処理での熱処理も含む)を行うこと
により、酸化シリコン層の緻密化ならびに酸化シリコン
層の膜質の向上がなされる。その結果、メモリ特性、特
にデータの書き込み,消去の回数(サイクル寿命)を増
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置を模式的に示す断面図
である。
【図2】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエハ
の断面図である。
【図3】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエハ
の断面図である。
【図4】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエハ
の断面図である。
【図5】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエハ
の断面図である。
【図6】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエハ
の断面図である。
【図7】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエハ
の断面図である。
【図8】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエハ
の断面図である。
【図9】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエハ
の断面図である。
【図10】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエ
ハの断面図である。
【図11】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエ
ハの断面図である。
【図12】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエ
ハの断面図である。
【図13】図1に示す半導体装置の製造工程を示すウエ
ハの断面図である。
【図14】本発明の半導体装置を適用したエンベデット
半導体装置の一例を模式的に示す平面図である。
【図15】図14に示すエンベデット半導体装置のフラ
ッシュメモリのブロック図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 12 ウェル 14 ドレイン 16 ソース 18 フィールド絶縁層 20,22,24,26 ゲート絶縁層 22a,22b 絶縁層 24a,24b,24c 絶縁層 30,32,34 ゲート電極 36 コントロールゲート 40 フローティングゲート 42 選択酸化絶縁層 50 中間絶縁層 50a,50b,50c 絶縁層 60L,62L 窒化シリコン層 90 フラッシュメモリ 100 第1の電圧型トランジスタ 200 第2の電圧型トランジスタ 300 第3の電圧型トランジスタ 400 スプリットゲート構造のメモリトランジスタ 1000 第1のトランジスタ領域 2000 第2のトランジスタ領域 3000 第3のトランジスタ領域 4000 メモリ領域 5000 エンベデット半導体装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA06 AA08 AA22 AA25 AA33 AA43 AA63 AB03 AC02 AC06 AC20 AD03 AD12 AD41 AD62 AE08 AF06 AF07 AG02 AG21 AG30 AG40 5F083 EP02 EP26 EP54 EP55 EP56 EP57 ER02 ER09 ER14 ER17 ER22 GA21 GA30 JA02 JA03 JA04 LA26 MA06 MA20 NA02 PR12 PR21 PR33 PR43 PR46 PR49 PR53 PR54 PR56 ZA07 ZA08 ZA12 ZA13 ZA14 ZA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリットゲート構造の不揮発性半導体
    記憶装置であって、ソース、ドレイン、ゲート絶縁層、
    フローティングゲート、トンネル絶縁層として機能する
    中間絶縁層およびコントロールゲートを含み、 前記中間絶縁層は、少なくとも3層の絶縁層からなり、
    かつ、前記フローティングゲートおよび前記コントロー
    ルゲートにそれぞれ接する第1および第2の最外層は熱
    酸化法によって形成された酸化シリコン層からなる、不
    揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記中間絶縁層は、前記第1および第2の最外層の間
    に、CVD(ChemicalVapor Deposition)法によって
    形成された酸化シリコン層を有する、不揮発性半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記酸化シリコン層は、HTO(High Temperature O
    xide)法またはTEOS(Tetraethyl Orthosilicat
    e)法から選択されたCVD法によって形成された、不
    揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記中間絶縁層は、その膜厚が16〜45nmである、
    不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記中間絶縁層は、前記第1の最外層の膜厚が5〜15
    nmであり、第2の最外層の膜厚が1〜10nmであ
    る、不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかにおいて、 前記第1および第2の最外層の間に形成された前記酸化
    シリコン層の膜厚は10〜20nmである、不揮発性半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記フローティングゲートの上面に、選択酸化によって
    形成された選択酸化絶縁層が設けられた、不揮発性半導
    体記憶装置。
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