JP2001003953A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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JP2001003953A JP2000102375A JP2000102375A JP2001003953A JP 2001003953 A JP2001003953 A JP 2001003953A JP 2000102375 A JP2000102375 A JP 2000102375A JP 2000102375 A JP2000102375 A JP 2000102375A JP 2001003953 A JP2001003953 A JP 2001003953A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/36Pulleys
    • F16H2055/366Pulleys with means providing resilience or vibration damping

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力伝達を過負荷発生時に瞬時にしかも完全
に遮断し、また動力伝達可能な状態に簡単な操作で復帰
させることができる動力伝達装置を得る。 【解決手段】 動力伝達装置を、プーリ2と、その端面
に対向しこのプーリに対して所定角度範囲内で相対的に
回動変位可能に連結された動力伝達板5と、これをプー
リの端面に押圧する押圧板10と、この押圧板を動力伝
達板とともにプーリの端面に圧接させる板ばね13と、
動力伝達板を挟んでプーリと対向するように回転軸16
上に設けたハブ17とで構成する。プーリの端面に、円
周方向に所定間隔をおいて動力伝達板の方向に突出する
複数の係合突部3を設ける。これらに対応する位置に、
各係合突部3に重なり合う複数の係合部5aを放射方向
に延設させて設ける。これら動力伝達板5とハブ17と
の対向する部分に、動力伝達板5と回転軸16との間で
の回転伝達を行う噛み合い部31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はたとえば自動車用空
調装置の圧縮機(カーエアコン用コンプレッサ)等の従
動側機器に装着される動力伝達装置に関し、特に従動側
で過負荷を生じた時に動力伝達を遮断するトルクリミッ
タ機構を備えた動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置の圧縮機は、自動車エ
ンジンの動力を動力伝達装置を介して回転軸に伝達する
ことにより駆動される。この動力伝達装置は、従動側で
ある圧縮機の回転軸に焼付き故障等により過負荷が生じ
たときにトルクリミッタとして機能して、圧縮機の回転
軸に対する動力の伝達を遮断する構造になっている。
【0003】従来この種の動力伝達装置としては、たと
えば実公平6−39105号公報に記載されたものが知
られている。この公報に記載された動力伝達装置は、圧
縮機(従動側機器)のプーリ(駆動側回転部材)と、圧
縮機(従動側機器)の回転軸(従動側回転部材)に装着
されたハブの軸線方向において対向する側面に嵌入穴を
それぞれ形成し、これらの嵌入穴に過負荷可破断材から
なる結合部材を圧入嵌合してトルクリミッタ機構を構成
している。
【0004】そして、回転軸に過負荷が生じたときに自
動車のエンジン(駆動側回転動力源)の動力で前記結合
部材を破断する構造を採っている。しかし、このような
従来の動力伝達装置は、何らかの原因によって一時的に
回転軸が過負荷になった場合に結合部材が破断されてし
まうため、その都度新しい結合部材と交換しなければ圧
縮機を再駆動させることができないという問題があっ
た。
【0005】このような問題を解決するものとして、た
とえば特開平10−311399号公報に開示された動
力伝達装置が提案されている。この動力伝達装置は、ハ
ブのフランジ部に設けた円弧状突起部と内側保持部材と
の間にワッシャを介装し、この内側保持部材を皿ばねに
より別のワッシャを介して押圧している。
【0006】そして、内側保持部材と2つのワッシャを
摩擦結合させることにより、動力伝達を行っている。ま
た、過負荷時にハブ側のワッシャを円弧状突起部に設け
た凹部内に逃がし、内側保持部材をハブ側に変位させ、
皿ばねによるばね力をワッシャの動きに追従して減少さ
せることにより、上述した摩擦結合を解除するようにし
ている。したがって、非破壊で動力伝達を遮断すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した公報
に開示された動力伝達装置では、圧縮機の回転軸に過負
荷が生じたときに、動力伝達を瞬時にしかも完全に遮断
することができないという問題があった。
【0008】すなわち、動力伝達が遮断された後でも、
皿ばねによるばね力は僅かであっても働いているから内
側保持部材のフランジ部とハブの円弧状突起部およびワ
ッシャが摺動するため構造的に空転トルクが発生した
り、摺擦音や摩擦熱が発生し易くなる。特に、摩擦熱が
発生すると、外側保持部材と内側保持部材を連結してい
るゴム部材が劣化するという欠点を招くおそれがあっ
た。
【0009】上述した摩擦結合が解除され動力伝達が遮
断されると、たとえ一時的に動力伝達が遮断された場合
であっても、内側保持部材およびワッシャは軸線方向に
移動可能になるため、振動等によってがたつき、騒音が
発生するという問題もあった。
【0010】また、上述した摩擦熱によりゴム部材が溶
断してしまうと、たとえ一時的に動力伝達が遮断された
場合であっても、ゴム部材を焼付けた新しい保持部材と
交換しなければ圧縮機を再駆動させることができないと
いう問題もあった。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、過負荷時に動力伝達を瞬時にしかも完全に
遮断することができるとともに、構造的に摩擦熱や騒音
が発生しないようにし、また動力伝達を復帰する復帰操
作もきわめて簡単に行うことができる動力伝達装置を得
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本願の請求項1記載の発明に係る動力伝達装置
は、同軸上で互いに回転自在に配置されている回転部材
および回転軸を備え、その一方の部材から他方の部材に
動力伝達を行うとともに、過負荷時にこれら両部材間で
の動力伝達を遮断するトルクリミッタ機構を備えた動力
伝達装置において、前記回転部材の軸線方向の一方の端
面に対向し前記回転部材に対して所定角度範囲内で相対
的に回動変位可能に連結された動力伝達部材と、この動
力伝達部材を前記回転部材の端面に押圧する押圧部材
と、この押圧部材を前記動力伝達部材とともに前記回転
部材の端面に圧接させるように付勢する付勢手段と、前
記動力伝達部材を挟んで前記回転部材と対向するように
前記回転軸上に設けた軸装部材を備え、前記回転部材の
端面に、円周方向に所定の間隔をおいて前記動力伝達部
材方向に突出する複数の係合突部を設け、前記動力伝達
部材の前記係合突部に対応する位置に、各係合突部に重
なり合うことによりそれぞれの係合突部と摩擦結合され
て動力伝達を行うように放射方向に延びた複数の係合部
を設け、前記動力伝達部材と前記軸装部材との対向する
部分に、前記動力伝達部材と前記回転軸との間での回転
伝達を行う噛み合い部を設けたことを特徴とする。
【0013】本発明(請求項1記載の発明)によれば、
押圧部材を付勢手段の付勢力によって回転部材の端面側
に圧接させることにより、押圧部材と動力伝達部材の係
合部、この動力伝達部材の係合部と回転部材の係合突部
とが摩擦係合するとともに、動力伝達部材の噛み合い部
と軸装部材の被噛み合い部とが噛み合っているから、駆
動力を回転部材から軸装部材を介して回転軸、または回
転軸から軸装部材を介して回転部材に伝達することがで
き、駆動側動力源により従動側機器を駆動することがで
きる。
【0014】また、たとえば回転軸側に過負荷が生じる
と、回転軸に一体に装着された軸装部材と、この軸装部
材のフランジ部と円周方向において噛み合う動力伝達部
材が制動された状態になる。一方、回転部材とこれに一
体的に固定されている押圧部材は、動力伝達部材との摩
擦係合力に抗して相対的に回転する。動力伝達部材の係
合部は回転部材の係合突部に対して円周方向の位置が変
位するとともに、付勢手段の付勢力によって回転部材の
端面側に付勢された押圧部材により押圧され、動力伝達
部材の係合部は回転部材の係合突部間の凹所に収容され
る。このとき、動力伝達部材と軸装部材との噛み合いが
解除されるから、回転部材と軸装部材との間での動力伝
達は遮断される。
【0015】また、本願の請求項2記載の発明に係る動
力伝達装置は、請求項1において、前記動力伝達部材と
押圧部材との対向する部分に、動力伝達部材が回転部材
から離れた位置にあるときに噛合う第2の噛み合い部を
設けたことを特徴とする。
【0016】ここで、本願の請求項3記載の動力伝達装
置は、請求項2において、前記押圧部材の動力伝達部材
側の面に、前記動力伝達部材に設けた噛み合い係合用の
突起が噛み合う溝と、前記突起が相対的に回転変位した
ときに遊嵌状態で係入される凹陥部とを形成したことを
特徴とする。
【0017】本発明(請求項2、請求項3記載の発明)
によれば、請求項1記載の発明による動力伝達装置に対
して、動力伝達部材の係合部と凹圧部材とを第2の噛み
合い部によって円周方向において噛み合わせているか
ら、動力の伝達力を大きく設定することができる。しか
も、このような構造では、回転軸に過負荷が発生する
と、付勢手段の付勢力に抗して第2の噛み合い部の噛み
合いが解除された状態となり、動力伝達部材の係合部の
位置が回転部材の係合突部に対して円周方向に変位す
る。
【0018】したがって、動力伝達部材は、付勢手段の
付勢力で回転部材の端面に付勢されている押圧部材によ
り押圧され、この動力伝達部材の係合部は回転部材の係
合突部間の凹所内に収容される。また、動力伝達部材と
軸装部材との間の第1の噛み合い部による噛み合いが解
除されるから、回転部材と軸装部材との間の動力伝達は
遮断される。
【0019】また、本願の請求項4記載の発明に係る動
力伝達装置は、請求項1、請求項2または請求項3にお
いて、前記回転部材の反動力伝達部材側に開口するよう
に形成され前記付勢手段を配置させる凹部と、この凹部
の動力伝達部材側の壁部に設けた複数の貫通孔と、前記
動力伝達部材の各貫通孔に対向する位置に円周方向に所
定角度にわたって形成したボルト挿通用の円弧溝と、前
記押圧部材の各貫通孔に対向する位置に形成したねじ孔
と、前記貫通孔および円弧溝を介して凹部内の付勢手段
と押圧部材とを連結する連結ボルトを備え、前記連結ボ
ルトを、付勢手段を凹部内で弾性変形させた状態で、回
転部材の貫通孔から動力伝達部材の円弧溝を通って押圧
部材の各ねじ孔に螺合させることにより、前記押圧部材
を、動力伝達部材を回転部材の端面に圧接させる方向に
付勢することを特徴とする。
【0020】本発明(請求項4記載の発明)によれば、
回転部材、動力伝達部材、押圧部材を、動力伝達部材が
相対的に回動変位可能な状態としつつ、同一軸線上に積
み重ねて連結ボルトにより一体的に組み立てることがで
きる。
【0021】また、本願の請求項5記載の発明に係る動
力伝達装置は、請求項4において、前記付勢手段は環状
な板ばねからなり、この板ばねは、円周方向に間隔を隔
てて前記回転部材の凹部の動力伝達部材側の壁部寄りに
配設した複数の介装部材に載置される部分と、隣接する
載置部間の部位に形成され前記連結ボルトを介して前記
押圧部材に連結される弾性変形可能な部分とから構成さ
れていることを特徴とする。
【0022】本発明(請求項5記載の発明)によれば、
環状な板ばねを回転部材の凹部内に入れ複数の連結ボル
トに付勢力を作用させることにより、押圧部材に所要の
付勢力を与えた状態で組み立てることができる。
【0023】また、本願の請求項6記載の発明に係る動
力伝達装置は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4または請求項5において、前記押圧部材を付勢手段の
弾性復帰力に抗して回転部材から離間させる動力伝達復
帰用ボルトを螺合させるねじ孔を、押圧部材に設けたこ
とを特徴とする。
【0024】本発明(請求項6記載の発明)によれば、
過負荷を生じて動力伝達が遮断された場合に、押圧部材
に予め設けたねじ孔に動力伝達復帰用ボルトをねじ込
み、そのボルト先端部を回転部材の端面に当接させた状
態でボルトをさらにねじ込むことにより、押圧部材を回
転部材の端面から付勢手段の付勢力にこうして離間させ
ることができる。この状態において、回転部材の係合突
部間の凹所に収容されている動力伝達部材の係合部を、
回転部材の係合突部と前記押圧部材との間に介在させる
ことにより、動力伝達が可能な状態に復帰させることが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は本発明に係る動
力伝達装置を自動車用空調装置の圧縮機に装着した場合
の一つの実施の形態を示す。これらの図において、図1
は動力伝達装置の一部を破断して示す平面図、図2は図
1のA−A線断面図、図3は図1および図2の動力伝達
装置の分解斜視図である。図4(a),(b)は図1、
図2の動力伝達装置に用いた動力伝達部材である動力伝
達板の押圧部材側の側面を示す平面図およびそのB−B
線断面図である。図5は過負荷時に動力伝達が遮断され
た状態にあるときの図2に相当する断面図、図6は図5
の動力伝達装置の一部分を破断して示す平面図である。
【0026】動力伝達装置は、従動側機器である圧縮機
の円筒状支持部1に内輪が嵌合され抜け止めされた軸受
1aにより、プーリ2(回転部材)が円筒状支持部1に
回転自在に支持されている。プーリ2は、軸受1aの外
輪が内周面に嵌合され抜け止めされた内側円筒部2a
と、この内側円筒部2aの半径方向外側に設けられ外周
面にベルト溝が形成された円筒状のベルト掛止部2b
と、内側円筒部2aとベルト掛止部2bの端部のうち、
円筒状支持部1の突出側の端部を連結した円板部2cが
形成され、これら内側円筒部2aとベルト掛止部2bお
よび円板部2cにより、プーリ2には、圧縮機のハウジ
ング側へ開口した環状な凹部2dが設けられている。
【0027】また、プーリ2の円板部2cの端面には、
3つの扇形状の係合突部3が円周方向を3等分する位置
に間隔を隔てて設けられている。これらの係合突部3は
円筒状支持部1の突出側に突出するとともに、所定の角
度寸法(角度約40度)をもって形成されている。そし
て、隣接する係合突部3の間(円板部2cの外側面)を
後述する動力伝達板5の係合部5aを収容する3つの凹
所を形成している。なお、これらの凹所の角度寸法は約
80度である。また、プーリ2の円板部2cには、円周
方向を3等分する位置、詳細には係合突部3に対してプ
ーリ2の反回転方向側へ所定角度変位した位置に、後述
する連結ボルト14を挿通させる3つのボルト挿通用の
貫通孔4が形成されている。
【0028】このような形状のプーリ2の円板部2cの
外側には、環状な動力伝達板5(動力伝達部材)が積み
重ねられた構造になっている。この動力伝達板5の外周
面には、円周方向を3等分する位置に間隔を隔てて所定
角度寸法(角度約60度)の扇形状の係合部5aが放射
方向に延びて形成されている。また、これら3つの係合
部5aを外周面に形成することにより、動力伝達板5の
外周面には、動力伝達を遮断したときにプーリ2の係合
突部3を相対的に遊嵌させる切欠き凹部6が設けられて
いる。
【0029】また、動力伝達板5には、ボルト挿通用円
弧溝となる円弧状のボルト挿通穴7が各係合部5aの中
心寄りの部位に形成されている。これら各ボルト挿通穴
7は、所定角度寸法(角度約50度)にわたって形成さ
れ、プーリ2の反回転側となるボルト挿通穴7の端部側
からプーリ2の貫通孔4を臨むことができる構造になっ
ている。すなわち、各ボルト挿通穴7と貫通孔4は、軸
線方向で個々に対向している。また、動力伝達板5の内
周面には、円周方向を3等分する位置に切欠き部8(第
1の噛み合い部31となる)が形成されている。
【0030】また、各係合部5aには、ボルト挿通穴7
から係合部5aの外周面までの半径方向に延びるととも
に、円筒状支持部1の突出側に突出している噛み合い用
の突起9(第2の噛み合い部32となる)が形成されて
いる。これら突起9は円周方向が湾曲面となり放射方向
に延びた突条部として形成されている。なお、このよう
な形状の動力伝達板5は、圧延鋼板をプレス加工するこ
とにより製造された動力伝達板5を用いるが、合成樹脂
材や燒結金属材等を加工することによって製造された動
力伝達板5であってもよい。
【0031】このような形状の動力伝達板5の反プーリ
2側には、環状な押圧板10(押圧部材)が積み重ねら
れた構造になっている。押圧板10には、円周方向を3
等分する位置に後述する連結ボルト14の雄ねじ部の先
端を螺合させることにより前記プーリ2に固定する3つ
の連結用ねじ穴10aが形成されている。また、押圧板
10において、これらねじ孔10aが形成された位置と
は異なる円周方向を3等分する位置には、図示を省略し
た動力伝達復帰用ボルトを螺合させる3つの動力伝達復
帰用のねじ孔10bが形成されている。
【0032】また、押圧板10には、動力伝達板5に形
成された突起9(第2の噛み合い部32における噛合
部)が噛合う断面が半円形状の溝11(第2の噛み合い
部32における被噛合部)と、前記突起9が遊嵌される
凹陥部12が、それぞれ円周方向を3等分する位置に形
成されている。すなわち、動力伝達中は、押圧板10の
溝11と噛合っている動力伝達板5の突起9が、動力伝
達が遮断されることにより、押圧板10の凹陥部12内
に乗り越えて移動することにより遊嵌された状態に切り
替わる構造となっている。
【0033】このような形状からなるプーリ2と動力伝
達板5および押圧板10は、プーリ2の環状凹部2d内
に配設された環状な板ばね13(付勢手段)と、この板
ばね13を弾性変形しながら押圧板10に螺合される連
結ボルト14により、一体に結合されている。板ばね1
3は、円周方向を3等分する位置に間隔を隔てて形成さ
れた各貫通孔(載置部)に小径部が嵌合された3つの段
付き状の円筒部材(介装部材)15を介装して、プーリ
2の反動力伝達板5側の側面に配設されている。
【0034】また、板ばね13には、上述した貫通孔
(載置部)とは別の挿入穴が円周方向を3等分する位置
に形成されており、各挿入穴から挿入された各連結ボル
ト14は、動力伝達板5のボルト挿通穴7を挿通され押
圧板10のねじ穴10aに螺合されている。そして、板
ばね13を弾性変形するための各連結ボルト14の締め
付け力とこれにより各連結ボルト14により撓む円周方
向の3箇所で生じる弾発力(図2での撓み量による)に
よって、プーリ2の係合突部3と動力伝達板5の係合部
5aとの摩擦係合力、動力伝達板5と押圧板10との摩
擦係合力が設定される。すなわち、押圧板10がプーリ
2の円板部2c側へ付勢される。
【0035】次に、圧縮機の回転軸16上に装着されて
一体に回転動作する軸装部材であるハブ17について説
明する。ハブ17は、回転軸16の軸端部に形成したス
プライン溝が嵌合するスプライン穴を有する円筒状のボ
ス部17aと、このボス部17aの端部から半径方向外
側へ延設された環状なフランジ部17bと、ボス部17
aの端部から半径方向内側へ突出した環状な当接部17
cとから構成されている。
【0036】また、フランジ部17bには、それを円周
方向に3等分する位置において動力伝達板5側へ突出し
た3つの凸部17d(第2の噛み合い部32における被
噛合部)が設けられている。そして、これら各凸部17
dと動力伝達板5の切欠き部8(第2の噛み合い部32
における噛合部)を噛合わせながら、ハブ17は回転軸
16に装着される。
【0037】なお、ハブ17は、当接部17cが回転軸
16の軸端部に当接するまで回転軸16にスプライン嵌
合するとともに、当接部17cの貫通孔から挿入される
ボルトを回転軸16の軸端に形成されたねじ穴に螺合す
ることにより、回転軸16に一体に固定される。前記回
転軸16の軸端部と前記当接部17cとの間には、図示
しないがシム等の間隙調整板を介在させ、ハブ17の軸
線方向の位置決めを行える構造とすることは自由であ
る。
【0038】以上のような構造からなる動力伝達装置
は、自動車エンジンのクランクプーリや圧縮機以外の自
動車用補機に装着されたプーリにも掛けられるベルトが
プーリ2のベルト溝に掛けられる。したがって、自動車
エンジンの動力は、図1、図2に示すようにプーリ2の
係合突部3と動力伝達板5の係合部5aとの摩擦係合力
と、動力伝達板5の係合部5aと押圧板10との摩擦係
合力により、動力伝達板5とハブ17を介して圧縮機の
回転軸16に伝達される。
【0039】また、圧縮機の回転軸16に過負荷が発生
すると、回転軸16とこの回転軸16にスプライン嵌合
されたハブ17、およびこのハブ17の凸部17d(第
1の噛み合い部31の被噛合部)と噛合う切欠き部8
(第1の噛み合い部31の噛合部)を有する動力伝達板
5が制動状態になる。
【0040】このような制動状態になると、動力伝達板
5の係合部5aに作用する摩擦係合力に抗して、また板
ばね13の弾性復帰力に抗して、自動車エンジンの動力
により動力伝達板5の係合部5aに対するプーリ2の係
合突部3の位置が回転方向に変位する。そして、板ばね
13の弾性復帰力により、動力伝達板5と押圧板10が
プーリ2の円板部2c側へ引き寄せられるとともに、動
力伝達板5の係合部5aがプーリ2の凹所内に収容され
る。
【0041】また、動力伝達板5の突起9(第1の噛み
合い部31における噛合部)とハブ17の溝(第2の噛
み合い部32における被噛合部)11との噛合いは解除
される。したがって、図5および図6に示す状態にな
り、圧縮機の回転軸16への動力伝達が遮断され、プー
リ2は空転する。
【0042】上述した動力伝達が遮断された状態におい
て、動力伝達を復帰するには、前記押圧板10に設けた
動力伝達復帰用のねじ孔10bに、図示しない動力伝達
復帰用として予め準備しているボルトをねじ込む。この
ねじ込みによって、ボルトの先端部をプーリ2の円板部
2cの端面に突き当てて、この押圧板10を板ばね13
の付勢力に抗して離間させることにより、所定間隔をお
いて対向する元の位置まで移動させる。
【0043】このとき、前記動力伝達板5の係合部5a
を、前記プーリ2の係合突部3上に当接させ、この係合
突部3と押圧板10との間で係合部5aを挟み込む状態
とすることにより、図1、図2に示すように動力伝達が
可能となる状態に復帰させることができる。
【0044】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変
形、変更し得ることはいうまでもない。たとえば上述し
た実施の形態では、駆動側を回転部材であるプーリ2に
接続し、従動側を回転軸16に接続した例を述べたが、
これらを逆に接続してもよい。
【0045】また、上述した実施の形態で説明した動力
伝達装置を構成する各部品にはカチオンの電着塗装また
は亜鉛被膜処理等の防錆対策を施すとよい。また、プー
リ2の係合突部3と動力伝達板5の係合部5aとの摩擦
係合力を高めるために、係合突部3または係合部5aに
摩擦板を固着した構造や、係合突部3に形成した突起と
係合部5aに形成した凹部とを噛み合わせた構造を採用
してもよい。
【0046】また、プーリ2は、ベルト掛止部3を押圧
板10の半径方向外側に設けたオーバーハング形のプー
リなどを採用することもできる。また、動力伝達板5に
設けた噛合部8とハブ17に設けた被噛合部17dの噛
合いや、動力伝達装置5に設けた別の噛合部9と押圧板
10に設けた被噛合部11の噛合いも、実施形態の構造
に限定されることなく他の構造を採用することもでき
る。
【0047】また、上述した実施の形態で説明した動力
伝達装置では、付勢手段として環状な板ばね13を用い
たが、各連結ボルト14の頭部とプーリ2の円板部2c
との間に介装される皿ばねなど、他のばね部材を付勢手
段として採用することができる。また、プーリ2の係合
突部3や動力伝達板5の係合部5aを扇形の形状にした
が、これら係合突部3や係合部5aは矩形などの形状に
してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明に係る動力伝達装置
によれば、回転部材と押圧部材との間に介在させた動力
伝達部材に設けた係合部を、所定角度範囲での回転変位
により回転部材の端面に設けた係合突部に圧接させたり
係合突部を避けた凹所内に位置させることにより、動力
伝達部材と軸装部材との間の噛み合い部を噛み合わせた
り、噛み合いを解除したりして動力伝達を行うか、動力
伝達を遮断する構造としているから、簡単な構造である
にもかかわらず、確実な動力伝達を行えるとともに、過
負荷時に動力伝達の遮断を瞬時にしかも確実に行うこと
ができる。
【0049】また、本発明によれば、動力伝達の遮断時
において従来のような破壊されたりする摩擦部材は必要
ないから、動力伝達状態に復帰させることも簡単に行え
る。たとえば押圧部材に設けたねじ孔を利用し、動力伝
達復帰用ボルトを螺合させて押圧部材を付勢力に抗して
回転部材から離間させるとともに、その間の動力伝達部
材を所定角度回動変位させることにより、動力伝達の復
帰操作をきわめて簡単に行える。
【0050】また、本発明によれば、係合部を回転部材
の端面で係合突部間の凹所内に位置させた動力伝達部材
を、付勢手段の付勢力により回転部材の端面と押圧部材
との間に保持しているから、回転部材が空転していると
きに動力伝達部材と軸装部材との間の噛み合い部が噛み
合ってこれら部材が破損する等の二次的事故を防止する
ことができ、信頼性や安全性に優れている。
【0051】また、本発明によれば、動力伝達部材と軸
装部材との噛み合い部とは別の噛み合い部を、動力伝達
部材の係合部と押圧部材との間に設けて噛み合わせるこ
とにより、動力伝達装置としての動力の伝達力を大きく
設定することができる。したがって、径方向の縮小化を
図り、プーリ径が小さい動力伝達装置を得ることができ
る。
【0052】また、本発明によれば、付勢手段を、円周
方向に間隔を隔てて配設される連結ボルトに対し個々に
設ける複数の付勢手段ではなく、一つの環状な板ばねで
構成することにより、付勢手段の組立が容易になり生産
性を向上させることができる。また、付勢手段による付
勢力で動力伝達部材の係合部による係合を外しており、
他の部材には付勢力が作用しないから、従来問題となっ
ていた摩擦熱や摺擦音の発生を防ぎ、がたつきによる騒
音が発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る動力伝達装置の一つの実施の形
態を示し、動力伝達状態にあるときの動力伝達装置の一
部分を破断して示す平面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1および図2の動力伝達装置の要部を分解
した分解斜視図である。
【図4】 (a),(b)は図1、図2の動力伝達装置
に用いた動力伝達部材である動力伝達板の押圧部材側の
側面を示す平面図およびそのB−B線断面図である。
【図5】 過負荷時に動力伝達が遮断された状態にある
ときの図2に相当する断面図である。
【図6】 図5の動力伝達装置の一部分を破断して示す
平面図である。
【符号の説明】
1…円筒状支持部、2…プーリ(回転部材)、2c…円
板部、2d…凹部、3…プーリ端面の係合突部、5…動
力伝達板(動力伝達部材)、5a…係合部、7…ボルト
挿通部、8…第1の噛み合い部(切欠き部)、9…第2
の噛み合い部(突起)、10…押圧板(押圧部材)、1
1…別の被噛合部(溝)、13…板ばね(付勢手段)、
14…連結ボルト、15…介装部材、17…ハブ(軸装
部材)、17b…フランジ部、17d…被噛合部(凸
部)、31…第1の噛み合い部、32…第2の噛み合い
部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸上で互いに回転自在に配置されてい
    る回転部材および回転軸を備え、これら両部材を連結す
    ることにより一方の部材から他方の部材に動力伝達を行
    うとともに、過負荷時にこれら両部材間での連結を解除
    して動力伝達を遮断するトルクリミッタ機構を備えた動
    力伝達装置において、 前記回転部材の軸線方向の一方の端面に対向し前記回転
    部材に対して所定角度範囲内で相対的に回動変位可能に
    連結された動力伝達部材と、 この動力伝達部材を前記回転部材の端面に押圧する押圧
    部材と、 この押圧部材を前記動力伝達部材とともに前記回転部材
    の端面に圧接させるように付勢する付勢手段と、 前記動力伝達部材を挟んで前記回転部材と対向するよう
    に前記回転軸上に設けた軸装部材を備え、 前記回転部材の端面に、円周方向に所定の間隔をおいて
    前記動力伝達部材方向に突出する複数の係合突部を設
    け、 前記動力伝達部材の前記係合突部に対応する位置に、各
    係合突部に重なり合うことによりそれぞれの係合突部と
    摩擦結合されて動力伝達を行うように放射方向に延びた
    複数の係合部を設け、 前記動力伝達部材と前記軸装部材との対向する部分に、
    前記動力伝達部材と前記回転軸との間での回転伝達を行
    う噛み合い部を設けたことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動力伝達装置において、 前記動力伝達部材と前記押圧部材との対向する部分に、
    前記動力伝達部材が前記回転部材から離れた位置にある
    ときに噛合う第2の噛み合い部を設けたことを特徴とす
    る動力伝達装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の動力伝達装置において、 前記押圧部材の動力伝達部材側の面に、前記動力伝達部
    材に設けた噛み合い係合用の突起が噛み合う溝と、前記
    突起が相対的に回転変位したときに遊嵌状態で係入され
    る凹陥部とを形成したことを特徴とする動力伝達装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の動力伝達装置において、 前記回転部材の反動力伝達部材側に開口するように形成
    され前記付勢手段を配置させる凹部と、 この凹部の動力伝達部材側の壁部に設けた複数の貫通孔
    と、 前記動力伝達部材の前記各貫通孔に対向する位置に円周
    方向に所定角度にわたって形成したボルト挿通用の円弧
    溝と、 前記押圧部材の前記各貫通孔に対向する位置に形成した
    ねじ孔と、 前記貫通孔および円弧溝を介して前記凹部内の付勢手段
    と前記押圧部材とを連結する連結ボルトを備え、 前記連結ボルトを、前記付勢手段を前記凹部内で弾性変
    形させた状態で、前記回転部材の貫通孔から動力伝達部
    材の円弧溝を通って前記押圧部材の各ねじ孔に螺合させ
    ることにより、前記押圧部材を、前記動力伝達部材を前
    記回転部材の端面に圧接させる方向に付勢することを特
    徴とする動力伝達装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の動力伝達装置において、 前記付勢手段は環状な板ばねからなり、 この板ばねは、円周方向に間隔を隔てて前記回転部材の
    凹部の動力伝達部材側の壁部寄りに配設した複数の介装
    部材に載置される部分と、隣接する載置部間の部位に形
    成され前記連結ボルトを介して前記押圧部材に連結され
    る弾性変形可能な部分とから構成されていることを特徴
    とする動力伝達装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4または請求項5記載の動力伝達装置において、 前記押圧部材を前記付勢手段の弾性復帰力に抗して前記
    回転部材から離間させる動力伝達復帰用ボルトを螺合さ
    せるねじ孔を、前記押圧部材に設けたことを特徴とする
    動力伝達装置。
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