JP2001002064A - ケーキ皿及びその成形方法並びにケーキ箱 - Google Patents

ケーキ皿及びその成形方法並びにケーキ箱

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JP2001002064A
JP2001002064A JP11174565A JP17456599A JP2001002064A JP 2001002064 A JP2001002064 A JP 2001002064A JP 11174565 A JP11174565 A JP 11174565A JP 17456599 A JP17456599 A JP 17456599A JP 2001002064 A JP2001002064 A JP 2001002064A
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Shigeji Fukushima
成次 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は紙板を組立ててケーキ皿を得るこ
とを目的としたものである。 【解決手段】 この発明は紙板の内側へ多角形の縁部を
有する多角凹入部を設け、該多角凹入部の側壁は内側へ
傾斜すると共に、前記側壁端に底板を固定し、前記縁部
の外周へ環状鍔を設けたことを特徴とするケーキ皿によ
り目的を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケーキを収容で
きるケーキ皿を目的としたケーキ皿及びその成形方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来ケーキを収容するケーキ皿はアルミ
箔又は合成樹脂の成形皿であった。前記アルミ箔の場合
には包装アルミ箔か、アルミカップなどの成形物であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記アルミ箔及び合成
樹脂の場合には、リサイクルがむつかしく、廃棄物増大
の問題点があった。また単なる紙板の場合には、ケーキ
を固定する為に金属片による菓子止めを必要としてい
た。
【0004】従ってケーキ箱などに入れると、ケーキの
支持又は包装と、外箱との材質が異なる問題点があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ケーキ皿を
紙板から組立てることによって、前記問題点を解決した
のである。
【0006】即ち物の発明は紙板の内側へ多角形の縁部
を有する多角凹入部を設け、該多角凹入部の側壁は内側
へ傾斜すると共に、前記側壁端に底板を固定し、前記縁
部の外周へ環状鍔を設けたことを特徴とするケーキ皿で
あり、多角形は四角形乃至十六角形としたものである。
また環状鍔は、紙板の外周部を折り曲げて二重縁とした
ものであり、環状鍔は、その周縁に、下向き側壁を連設
したものである。次に方法の発明は紙板の中央部に多角
形状の折目を所定間隔で内外に二重に設け、前記多角形
の各辺の交点と、中心部とに直線状の切目を入れ、前記
外側の折目よりその内側部を折り曲げて、傾斜側壁を形
成すると共に、内側の折目より内側部分を、底板に貼着
して、ケーキ収容凹部を形成し、前記外側折目の外側部
は、外縁側より、多角形折目側へ各部ほぼ半折し、重な
り部を固着することを特徴としたケーキ皿の成形方法で
ある。更に紙板の中央部に多角形状の折目を所定間隔で
内外に二重に設け、前記多角形の各辺の交点と、中心部
とに直線状の切目を入れ、前記外側の折目よりその内側
部を折り曲げて、傾斜側壁を形成すると共に、内側の折
目より内側部分を、底板に貼着して、ケーキ収容凹部を
形成し、前記外側折目の外側に、所定の間隔をおいて、
環状の折目線を設けこの折目線に沿って、その外側部を
下方へ折り曲げて支持壁を成形することを特徴としたケ
ーキ皿の成形方法である。
【0007】また前記ケーキ皿を収容できる紙箱であっ
て、ドライアイス収容区を設けたことを特徴とするケー
キ箱である。
【0008】前記発明において、凹入部の側壁を内傾斜
にすることにより、ケーキ皿を収納又は運搬する際に、
重ねることができるので、きわめて小容積(事実上紙板
の厚さの積み重ねとなる)にできる利点がある。
【0009】この発明のケーキ皿の凹入部の形状は、多
角形であるが、ケーキの形状により四角形、六角形、八
角形などが多く使用されるが、三角形又は十六角形に応
用することができる。従って矩形(四角形)の場合には
矩形凹入部ができる。また十六角形の場合には円形のケ
ーキを収容しても不自然ではなく、十分安定支持でき
る。
【0010】前記における底板は貼着固定が普通と考え
られるが、その他公知の方法(例えば接着テープ使用)
の使用を妨げるものではない。
【0011】前記発明によれば、ケーキ皿を組立て得る
と共に、紙を材料としているので、リサイクルその他焼
却処理においても公害を生じるおそれはない。
【0012】この発明の方法によれば、比較的切屑を少
なくすることができると共に、堅固に成形することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明は、紙板の内側に多角凹
入部を設けると共に、底板を固定し、鍔付ケーキ皿とし
たものである。
【0014】またこのケーキ皿を成形するには、紙板の
中央部に多角形状の折目線を内外二重に設けると共に、
前記折線の各辺の交点と中心点とを結ぶ切目を入れて、
折目から折込むことにより、側壁と、底板との固定片を
形成し、前記外折目線の外側へ環状鍔を設けたものであ
る。
【0015】前記側壁は内傾斜として互に重ね合わせる
ことができるようにしてある。
【0016】
【実施例1】この発明の実施例を図1、2、3について
説明すれば、方形の紙板1の四周に、折目線2、2を介
して縁片3、3を連設し、前記紙板1の内側には、正八
角形の折目線4を介し、各辺に、三角状の貼着片5、5
を連設し、前記折目線4の内側へ、小間隔を保って正八
角形の内折目線6、6を設け、各折目線6、6の中央部
に所定長さの切込み7、7を設けて、別に切取った八角
形の底板8(前記内折目線内に嵌め込む大きさ)と組合
せて、この発明のケーキ皿10を形成した。
【0017】前記貼着片5、5は、正八角形の折目線
6、6に囲まれた中心点0を中心にして、各辺の両端
と、中心点0を結ぶように切断して三角片を切出し貼着
片5、5を形成したものである。
【0018】前記実施例のケーキ皿10は、前記正八角
形の折目線4と、内折目線6との間を傾斜壁5aとし、
内折目線6から先端までの三角片5bを底板8に貼着す
ると共に、前記折目線2に沿って縁片3、3を矢示9の
ように180度回転して方形板の線部裏面に貼着すれ
ば、堅固なケーキ皿10ができる。前記ケーキ皿10
は、ケーキ21を載せた後ケーキ箱20に入れて使用す
る。
【0019】
【実施例2】この発明の他の実施例を図4、5、6につ
いて説明すれば、方形の紙板11の四周に折目線12、
12を介して側板13、13を連設し、側板13、13
に対向する1対の折目線14、14を介して覆板15、
15を連設し、他の1対の折目線14a、14aを介し
て貼着片16、16を連設し、前記覆板15、15の自
由縁と直角な縁部と並行に、補強片17、17を側板1
3に連設する。
【0020】前記紙板11の中央部へ正八角形の折目線
18、18を設け前記折目線18の各辺に貼着片19、
19を連設し、前記折目線18、18の内側へ小間隔を
おいて内折目線22、22を設け前記貼着片に貼着する
八角形の底板23を組み合わせてこの発明の箱型のケー
キ皿20を形成する。図中31は摘み片である。
【0021】前記実施例において、貼着片16、16
は、前記正八角形の折目線12、12の中心0と、各折
目線の各片の両端とを結ぶ線に沿って三角状の貼着片1
9を切出して形成する。
【0022】前記実施例のケーキ皿20は、側板13を
直角に折り曲げ、補強板17を折り込み、覆板15と、
貼着片19、19とを貼着する。また前記正八角形の折
目線12と、内折目線22とを折り曲げて、八角形の凹
入部を形成すると共に、底板23と貼着片19とを貼着
すれば、この発明のケーキ皿20が出来る。
【0023】前記実施例は、覆板15と、貼着片19を
貼着固定したが、図7のように、覆板15の挿入片24
を、貼着片19の折目線部に設けた切込み21に挿入掛
止しても両者を組立てることができる。
【0024】
【実施例3】この発明のケーキ皿を収容するケーキ箱の
実施例を図8、9について説明する。
【0025】ケーキ箱25内を、仕切枠26によってド
ライアイスの収容区27と、ケーキ皿の収容区28とに
仕切ったもので、図中29は提手、30は仕切板26の
通気孔、32、33は蓋片、34、34は補助片、35
は蓋片32の挿入片、36は挿入溝、37は仕切枠の支
片である。
【0026】前記ケーキ箱25によれば、ドライアイス
で冷却しつつケーキを持ち運ぶことができる。
【0027】
【実施例4】この発明の方法の実施例を図10について
説明すれば、方形紙板を所定の設計に基づいて、折目を
作成すると共に打板形成し、ついで多角形の各辺を折り
曲げて傾斜壁を形成し、ついで底板をのせて、貼着片を
貼着する。
【0028】次に多角形の外周に設けた鍔を二重に補強
し(貼着片貼着)又は側板を折り曲げると共に、覆片を
貼着して堅固なケーキ皿を組立て完了する。
【0029】前記において、覆板と貼着片の貼着に代え
て、覆板の挿入片を貼着片側の切込みに挿入掛止して組
立てることもできる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、多角形の凹入部を有
するケーキ皿であるから、ケーキを安定保持できると共
に、紙板を材料としているので、ケーキ皿を使用後も環
境汚染を生じるおそれなく処分し得る効果がある。また
ケーキ箱に入れた際も安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の展開図。
【図2】同じく組立状態の斜視図。
【図3】同じく完成斜視図。
【図4】同じく他の実施例の展開図。
【図5】同じく組立状態の斜視図。
【図6】同じく完成斜視図。
【図7】同じく他の実施例の組立中途の裏面斜視図。
【図8】この発明のケーキ皿を収容する紙箱の開蓋斜視
図。
【図9】同じく一部を断面した斜視図。
【図10】同じく成形方法の実施例のブロック図。
【符号の説明】
1、4 紙板 2 折目線 3 縁片 5 貼着片 6 内折目線 7 切込み 8 底板 10 ケーキ皿 11 紙板 12、14、14a、18 折目線 13 側板 15 覆板 16 貼着片 17 補強片 19 貼着片 20 ケーキ皿 21 切込み 22 内折目線 23 底板 24 挿入片 25 ケーキ箱 26 仕切板 27 ドライアイスの収容区 28 ケーキ皿の収容区 29 提手 30 通気孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙板の内側へ多角形の縁部を有する多角
    凹入部を設け、該多角凹入部の側壁は内側へ傾斜すると
    共に、前記側壁端に底板を固定し、前記縁部の外周へ環
    状鍔を設けたことを特徴とするケーキ皿。
  2. 【請求項2】 多角形は四角形乃至十六角形としたこと
    を特徴とする請求項1記載のケーキ皿。
  3. 【請求項3】 環状鍔は、紙板の外周部を折り曲げて二
    重縁としたことを特徴とする請求項1記載のケーキ皿。
  4. 【請求項4】 環状鍔は、その周縁に、下向き側壁を連
    設したことを特徴とする請求項1記載のケーキ皿。
  5. 【請求項5】 紙板の中央部に多角形状の折目を所定間
    隔で内外に二重に設け、前記多角形の各辺の交点と、中
    心部とに直線状の切目を入れ、前記外側の折目よりその
    内側部を折り曲げて、傾斜側壁を形成すると共に、内側
    の折目より内側部分を、底板に貼着して、ケーキ収容凹
    部を形成し、前記外側折目の外側部は、外縁側より、多
    角形折目側へ各部ほぼ半折し、重なり部を固着すること
    を特徴としたケーキ皿の成形方法。
  6. 【請求項6】 紙板の中央部に多角形状の折目を所定間
    隔で内外に二重に設け、前記多角形の各辺の交点と、中
    心部とに直線状の切目を入れ、前記外側の折目よりその
    内側部を折り曲げて、傾斜側壁を形成すると共に、内側
    の折目より内側部分を、底板に貼着して、ケーキ収容凹
    部を形成し、前記外側折目の外側に、所定の間隔をおい
    て、環状の折目線を設けこの折目線に沿って、その外側
    部を下方へ折り曲げて支持壁を成形することを特徴とし
    たケーキ皿の成形方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4の何れか1項記載のケー
    キ皿を収容できる紙箱であって、ドライアイス収容区を
    設けたことを特徴とするケーキ箱。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200447373Y1 (ko) * 2007-12-21 2010-01-21 주식회사 파리크라상 쇼트케이크용 포장상자
JP2012075410A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Microbio Corp 嫌気性菌培養キット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200447373Y1 (ko) * 2007-12-21 2010-01-21 주식회사 파리크라상 쇼트케이크용 포장상자
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