JP2000516724A - ホイートストンブリッジを有するセンサ - Google Patents

ホイートストンブリッジを有するセンサ

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JP2000516724A JP10529454A JP52945498A JP2000516724A JP 2000516724 A JP2000516724 A JP 2000516724A JP 10529454 A JP10529454 A JP 10529454A JP 52945498 A JP52945498 A JP 52945498A JP 2000516724 A JP2000516724 A JP 2000516724A
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デルデン マルティヌス ヘルマヌス ウィルヘルムス マリア ファン
カールスミシェル フーバート レンッセン
マーセリヌス ヨハネス マリア ペルグロム
ド ワレ ゲルジャン フランシスカス アーサー ファン
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(57)【要約】 本発明によるセンサは基板を有し、該基板上には複数の抵抗性素子(7a、7b、7c、7d)がホイートストンブリッジ構成(5)に配置され、ここで上記抵抗性素子の少なくとも1つは磁気抵抗効果を呈し、上記抵抗性素子(7a、7b、7c、7d)は枝部に設けられ、これら枝部は(a)電流入力端子(Ii)を第1電圧端子(VQ)に;(b)該第1電圧端子(VQ)を電流出力端子(Io)に;(c)該電流出力端子(Io)を第2電圧端子(VR)に;(d)該第2電圧端子(VR)を前記電流入力端子(Ii)に各々接続し、ここで、当該センサは上述した第1ホイートストンブリッジ(5)に電気的に接続された第2ホイートストンブリッジ(5’)を有し、これら第1及び第2のホイートストンブリッジ(5、5’)は、一方のブリッジの或る枝部における磁気抵抗性素子が正の出力極性を有する場合に、他方のブリッジの同一の枝部における対応する磁気抵抗性素子が負の出力極性を有する点を除いて同一である。これら2つのホイートストンブリッジ(5、5’)からの出力信号を加算することにより、該センサの零点オフセットを決定し、削除することができる。この効果は従来のセンサに使用されている所謂フリッピング技術を使用することを要せずに達成される。

Description

【発明の詳細な説明】 ホイートストンブリッジを有するセンサ 技術分野 本発明は、基板を有し、該基板上に複数の抵抗性素子がホイートストンブリッ ジ構成に配置されているようなセンサであって、これら抵抗性素子の少なくとも 1つは磁気抵抗効果を呈し、これら抵抗性素子は枝部に設けられ、これら枝部が 、 (a)電流入力端子を第1電圧端子に; (b)該第1電圧端子を電流出力端子に; (c)該電流出力端子を第2電圧端子に; (d)該第2電圧端子を前記電流入力端子に、 各々接続するようなセンサに関する。 背景技術 このような形式のセンサは、なかでも、 − 例えば、自動車、航空、海洋又は個人用航法システムにおける地球磁場を検 出するためのコンパスに; − 位置センサ及び/又は角度センサ(例えば、自動車応用分野の)に; − 医療スキャナにおける場センサとして、及び種々の他の応用分野におけるホ ール探針の置き換えとして; − 電流センサとして(ここでは、電流により発生される磁場が検出される); − 磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)内のメモリセルとして; − 磁気ヘッド(磁気テープ、磁気ディスク又は磁気カードの形態の記録媒体か ら発生する磁束を読み取るために使用することができる)として、 使用することができる。 磁気抵抗は、物体の電気抵抗が磁束に影響され得るという現象である。特に、 該物体の電気抵抗は、変化する磁束に応答して予測可能な態様で変化するので、 斯かる物体は磁場センサにおける磁気/電気変換素子としての使用に好適である 。 しかしながら、何れの抵抗体とも同様に、上記物体の電気抵抗も他の環境要因、 特に温度、により影響を受ける。かくして、(敏感な)実際の用途における問題 は、(変化する)磁束の結果としての変換素子信号と、他の環境源から発する( 不所望な)変換素子信号との間の区別をつける何らかの手段を考え出すことであ る。一般的な対策は、少なくとも1つの磁気抵抗性素子をホイートストンブリッ ジ構成に含めることである。 冒頭で特定したようなセンサは、例えば、フィリップス半導体データブックS C17(1995年)の「半導体センサ」の第33〜38頁から既知である。そ こに述べられているセンサは、非常に弱い磁場の測定を可能にする所謂フリッピ ング(flipping)技術を採用している。この技術によると、当該ホイートストン ブリッジの磁気抵抗性素子の各々における磁化方向が、外部フリッピング場を用 いて周期的に反転される。このような周期的な反転により、上記ブリッジの出力 信号の極性の、印加された磁場の関数としての、対応する反転が生じる。通常の 出力と反転出力との加算により、上記ブリッジの零点オフセットを決定及び(電 子的に)削除することが可能となるが、斯かるオフセットは理論的に当該ブリッ ジの製造の間にマスク位置合わせエラーにより生じるものである。 上記既知のセンサは多くの不利な点を有している。特に、所要のフリッピング 場を発生させるために、通常、比較的大きな電流(約1アンペア程度)が必要で あるため、非常に大きな電力消費を生じ、結果として電源として電池を使用する ことの障害となる。加えて、上記フリッピング技術は、特に斯かる素子が異方性 磁気抵抗(AMR)効果に基づくものである場合、当該磁気抵抗性素子(又は複 数の素子)の磁化への不安定化効果を有し、このような不安定化が雑音レベルの 増加につながる。 発明の開示 本発明の目的は、これらの問題を軽減することにある。特に、本発明の1つの 目的は、上述したようなフリッピング技術に頼ることなく弱い磁場を測定するこ とができるようなセンサを提供することにある。 上記及び他の目的は、冒頭で規定したようなセンサにおいて、当該センサが前 記第1のホイートストンブリッジに電気的に接続される第2のホイートストンブ リッジを有し、これら第1及び第2のホイートストンブリッジが、一方のブリッ ジの或る枝部における磁気抵抗性素子が正の出力極性を有する場合に他方のブリ ッジの同一の枝部における対応する磁気抵抗性素子が負の出力極性を有する点を 除いて、同一であることを特徴とすることにより達成される。 第1のブリッジにおける第1及び第2電圧端子VQ、VRと、第2のブリッジに おける第1及び第2電圧端子VQ’、VR’との間の関係は、両ブリッジから取り 出される出力信号に関して、VQ−VRが第1のブリッジからの出力信号VQRと見 なされる場合、VQ’−VR’が第2のブリッジからの出力信号VQR’と見なされ ることにより定義される。一旦この関係が定義されると、前段落における“対応 する”なる用語の意味が明確となる。 磁気抵抗性素子の“出力極性”は、このような素子の電気抵抗が、例えば或る 方向で増加する磁場のような基準磁気刺激に応答して減少するか又は増加するか に依存して正又は負となる。通常、このような素子の電気抵抗は、一定のオフセ ット(如何なる出力極性も有さない)と、場変化部分(field-variableportion ;極性化手段により決まる或る出力極性を有する)とを含む。 本発明は、第2のホイートストンブリッジにおける極性反転の結果として、該 ブリッジが、フリッピング場の使用を必要とすることなく、実効的に第1のホイ ートストンブリッジの永久的な“反転(flipped)”版になるという洞察を利用 している。結果として、本発明によるセンサは以下のものを含む多数の重要な効 果を有している: − 両ブリッジにおける全ての磁気抵抗性素子が永久的に安定した磁化構成を有 しているので、雑音レベルが低い; − フリッピング場を備えないため付加的な(かなりの)電流が必要とされない ので、電力消費が少ない; − フリッピング場を周期的に発生させる必要がないので、電子回路が簡単にな る; − フリッピング場周波数との不整合に遭遇することなく、交流磁場を測定する ことが可能となる。 本発明によるセンサにおいては、第1及び第2のホイートストンブリッジの出力 を加算することにより、零点オフセットを決定することができる。この零点オフ セットを減算した後では、該二重ホイートストンブリッジ構成の出力信号は、単 一の(既知の)ホイートストンブリッジからの出力信号より2倍大きいことにな る。もし所望なら、この事実から、上記第1及び第2のホイートストンブリッジ の面積を半分とすることができ、その結果、同一の正味の大きさを有し、単一の ホイートストンブリッジと同一の出力レベルを有するセンサが得られる。 通常、ホイートストンブリッジ内に存在する磁気抵抗性素子の数が多いほど、 外部磁束に対して一層敏感になる。従って、本発明によるセンサの有利な実施例 は、前記第1のホイートストンブリッジにおける前記抵抗性素子の全てが磁気抵 抗効果を呈する(この場合、前記第2のホイートストンブリッジにおける抵抗性 素子の全ても磁気抵抗効果を呈するであろう)ことを特徴とする。このようなセ ンサは、第1のホイートストンブリッジにおける枝部を(a)、(b)、(c) 、(d)なる連続した順序で横切った場合に、この連続する各枝部における抵抗 性素子の極性が交互に正及び負となるような態様で実施化される。 また、本発明によるセンサの特別な実施例は、前記抵抗性素子の少なくとも1 つが異方性磁気抵抗(AMR)効果を呈することを特徴とする。このようなAM R素子の出力極性は以下のようにして決定することができる: − 当該素子は、外部磁場がない場合は固定の磁化方向M0を有すると仮定され る; − 該素子には、前記基板の主面と平行に延び、且つ、M0と鋭い方向角±θを なすように当該素子を横切る少なくとも1つの導電条片を有するような所謂 理髪店看板柱構造が設けられる; − +θ又は−θなる方向角を選択することにより、関連するAMR素子の出力 信号の極性を、本発明により必要とされるように、正又は負の極性を持つよ うにすることができる。θの符号は、例えば、平面図で見て(即ち、前記基 板と直角に見て)M0から時計方向の傾きの場合は正(+)として定義する ことができ、M0から反時計方向の傾きの場合は負(−)と定義することが できる。この場合、θは鋭角であるから、このような定義は明確である。 AMRは、例えばNiFe(パーマロイ)、FeNiCo及びCoFeのような磁気合金に見ら れる。理髪店看板柱構造は広く知られていると共に現状技術で応用されており、 関連するAMR素子からの出力信号を線形化すること及び斯かる素子を磁気的に バイアスすることの両方をなすよう作用する。 通常、上述したような理髪店看板柱は数個の互いに平行な斜めの条片からなる であろう。しかしながら、現在の小型化の傾向により、介在する斜めの条片を伴 わずに、斜めの電気接点のみを有するAMR薄膜センサが出現した。このような 斜めの接点もM0と方向角±θをなし、ここで使用している“理髪店看板柱”な る用語の範囲に入ると解釈すべきである。 上記2つの段落で言及した実施例の場合、θの値は好ましくは45±5°であ る。この場合、斯かるセンサは最も敏感となる。 本発明によるセンサの他の実施例は、前記抵抗性素子の少なくとも1つが巨大 磁気抵抗(GMR)効果を呈することを特徴とする。このようなGMR素子の出 力極性は、以下のようにして決定することができる: − GMR素子は、磁化M1及びM2を各々有する少なくとも2つの磁気部分を有 すると仮定される; − 該素子は、M1及びM2が互いにベクトル角αをなすように磁気的にバイアス される; − 基準磁場に応答してαが増加/減少する場合、該素子は正の/負の出力極性 (これら2つの状況は、当該素子の電気抵抗の増加/減少に対応する)を有 すると定義される。 GMRは、反強磁性的に結合された磁気多層(例えば、Co/Cu及びFe/Cr)、交換 バイアスされたスピン値多層(例えば、FeMn/NiFe/Cu/NiFe)、及び所謂硬/軟 多層(即ち、相互に異なる磁気飽和保磁力の強磁性層を有するGMR多層)等の 材料構造に見られる。上記磁気バイアスは、例えば、上記種々のGMR素子に近 接して適切に配置された永久磁石を用いて達成することができる。しかしながら 、一層満足のゆく磁気バイアス手段は、通常、GMR素子に接近して走る電流を 流す導体を使用する(例えば、ヨーロッパ特許出願第EP 97201143.1号(出願人 整理番号:PHN16324)の記載参照)。 前段落で参照した実施例の場合は、αの値は好ましくは90±5°である。こ のようなセンサは実質的に履歴のない磁気抵抗特性を有している(磁化回転が磁 壁変位より優勢であるからである)。 本発明によるセンサにおいては、前記第1及び第2のホイートストンブリッジ は直列又は並列に接続することができることに特に注意すべきである。 本発明によれば、前記第1及び第2のホイートストンブリッジは前記基板上に 異なる態様で設けることができる。例えば、上記2つのブリッジは並置して(第 1図におけるように)、又は一方が他方に入れ子にされて(第2図におけるよう に)、又は一方が他方の上に積み重ねられるようにして設けることができる。各 ブリッジにおける個々の抵抗性素子も、共面的であるか又は積み重ねられていて もよい。 図面の簡単な説明 本発明及び本発明の呈する作用効果を実施例及び添付図面を参照して説明する が、添付図面において: 第1図は、本発明によるセンサの概括的実施例の平面図。 第2図は、本発明によるセンサのAMR素子を用いた他の実施例の平面図。 第3図は、第2図の第1及び第2ホイートストンブリッジの出力信号をグラフ 的に示す。 第4図は、反対の出力極性を持つ2つのGMR磁気抵抗性素子の平面図である 。 尚、各図における対応する部分は同一の符号により示してある。 発明を実施するための最良の形態実施例1 第1図は、本発明によるセンサの特別な実施例の一部の平面図を示す。該セン サは主面3を備える基板1を有し、該主面上には第1ホイートストンブリッジ5 が設けられている。ブリッジ5は、電流入力端子Ii、電流出力端子Io、第1電 圧端子VQ及び第2電圧端子VRを有している。枝部(a)、(b)、(c)、( d)が端子対(Ii、VQ)、(VQ、No)、(Io、VR)、(VR、Ii)の間 に各々位置され、これら枝部が抵抗性素子7a、7b、7c、7dを各々含んでいる 。 この特別な例では、素子7a、7b、7c、7dの全てが磁気抵抗効果を呈する。 これら素子の各々は或る出力極性(正又は負)を有している。この特別な例では 、素子7a及び7cが正の出力極性(“+”記号で概念的に示されている)を有す る一方、素子7b及び7dは負の出力極性(“−”記号で概念的に示されている) を有している。 本発明によれば、当該センサは上記第1ホイートストンブリッジ5に電気的に 接続された第2ホイートストンブリッジ5’を有している(この場合、ブリッジ 5、5’の電流端子が並列に接続されている)。該第2ブリッジ5’の特徴部分 が第1ブリッジ5のものと対応する限りにおいて、これら特徴部分はアクセント (’)を付した同一の基本符号により示されている。 第2ブリッジ5’は、第2ブリッジ5’における各磁気抵抗性素子7a’、7b ’、7c’、7d’が第1ブリッジ5における対応する磁気抵抗性素子7a、7b、 7c、7dに対し反対の出力極性を有している点を除き、全ての点で第1ブリッジ 5と同一である。結果として、ブリッジ5’における端子VQ’、VR’間の出力 信号VQR’は、ブリッジ5における端子VQ、VR間の出力信号VQRに対して反対 の極性を有することになり、このようにして、ブリッジ5’はブリッジ5を永久 的に反転(flipped)したものと見なすことができる。実施例2 第2図は、本発明によるセンサのAMR素子を用いた特別な実施例の平面図で ある。基板1の主面3には1対の並列接続されたホイートストンブリッジが設け られている。しかしながら、第1図のような並置状とは異なり、第2図のホイー トストンブリッジは、面3上においてできる限り小さな空間を占めるように入れ 子にされている。 磁気抵抗性素子7a、7b、7c、7d、7a’、7b’、7c’、7d’は全てAM R素子である。このような各素子は理髪店看板柱構造を備え、この場合、該構造 は面3と平行な面内に位置し且つ下側のAMR素子と斜めに交差する一連の金属 条片9からなっている。上記の全ての斜め条片は図示のX軸と±45°の角度を なしている。 例示として、ベクトルM0b、M0c、Mob’、Moc’はAMR素子7b、7c、7b ’、7c’における零場磁化(zero-field magnetizations)を各々表している。 素子7bの場合は、上側の条片9はM0bから反時計方向に傾けられ、素子7cの場 合は条片9はM0cから時計方向に傾けられている。対照的に(本発明によれば) 、素子7b’の場合は条片9はM0b’から時計方向に傾けられ、素子7c’の場合 は条片9はM0c’から反時計方向に傾けられている。 第3図は、第2図の2つのホイートストンブリッジからの出力VQR及びVQR’ の、図示Y軸と平行に向けられた可変振幅の印加磁場HYの関数としての、グラ フ表示である。両出力VQR、VQR’は直流オフセットV0を有し、該オフセット 上に場変化部分(field-variable portion)が重畳されている。この場変化部分 に関する限り、VQRはVQR’の反転であるから、VQRとVQR’との加算は上記2 つの場変化部分を相殺させて2V0なる結果となり、これによりV0の値を決定す ることができることは明らかである。この値V0のVQR又はVQR’の何れかから の減算は、従って、オフセットが補正されたセンサ出力信号となる。実施例3 第4図は、第1図に示したホイートストンブリッジ5からの2つの磁気抵抗性 素子7a、7dの平面図を示す。両素子7a、7dはGMR素子である。 ここに示すように、各素子7a、7dは、介在された非磁性層を伴う積み重ね構 成の2つの磁気層(上側層及び下側層)を有している。これら上側層及び下側層 は、素子7aの場合は磁化M1a、M2aを各々有し、素子7dの場合はM1d、M2dを 各々有する。磁化M1a、M1dは、例えば、交換バイアス技術(exchange-biasing technique)を用いて固定にされ、他方、ベクトルM2a、M2dは自由に回転する ことができる。このようにして、これら素子はスピン値3重層(spin-value tri layers)として作用する。 外部磁場がない場合は、M1aとM2aとの間のベクトル角αa及びM1dとM2dと の間のベクトル角αdは、共に90°である(例えば、磁場中徐冷技術(magneti c annealing technique)を用いて達成される)。しかしながら、磁場Hが存在 する場合は、αaは減少し、αdは増加する。結果として、素子7a、7bの出力極 性は互いに反対となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペルグロム マーセリヌス ヨハネス マ リア オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ファン ド ワレ ゲルジャン フランシ スカス アーサー オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 【要約の続き】 決定し、削除することができる。この効果は従来のセン サに使用されている所謂フリッピング技術を使用するこ とを要せずに達成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基板を有するセンサであって、該基板上には複数の抵抗性素子がホイートス トンブリッジ構成に配置され、ここで、前記抵抗性素子の少なくとも1つは磁 気抵抗効果を呈し、前記抵抗性素子は枝部に設けられ、これら枝部が、 (a)電流入力端子を第1電圧端子に; (b)前記第1電圧端子を電流出力端子に; (c)前記電流出力端子を第2電圧端子に; (d)前記第2電圧端子を前記電流入力端子に、 各々接続するようなセンサにおいて、当該センサが前記第1のホイートストン ブリッジに電気的に接続される第2のホイートストンブリッジを有し、これら 第1及び第2のホイートストンブリッジが、一方のブリッジの或る枝部におけ る磁気抵抗性素子が正の出力極性を有する場合に他方のブリッジの同一の枝部 における対応する磁気抵抗性素子が負の出力極性を有することを除いて、同一 であることを特徴とするセンサ。 2.請求項1に記載のセンサにおいて、前記第1のホイートストンブリッジにお ける前記抵抗性素子の全てが磁気抵抗効果を呈することを特徴とするセンサ。 3.請求項1又は請求項2に記載のセンサにおいて、前記抵抗性素子の少なくと も1つが異方性磁気抵抗効果を呈することを特徴とするセンサ。 4.請求項1又は請求項2に記載のセンサにおいて、前記抵抗性素子の少なくと も1つが巨大磁気抵抗効果を呈することを特徴とするセンサ。
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