JP2000349353A - ペルチェモジュールおよびそれを備えた光通信用モジュール - Google Patents

ペルチェモジュールおよびそれを備えた光通信用モジュール

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JP2000349353A JP2000101080A JP2000101080A JP2000349353A JP 2000349353 A JP2000349353 A JP 2000349353A JP 2000101080 A JP2000101080 A JP 2000101080A JP 2000101080 A JP2000101080 A JP 2000101080A JP 2000349353 A JP2000349353 A JP 2000349353A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光通信用モジュールなどに据え付ける場合の
配線作業の自動化に対応可能で、狭い場所にも設置で
き、リードの断線や剥離が発生しにくいペルチェモジュ
ールを提供する。また、これを備えた光通信用モジュー
ルを提供すること。 【解決手段】 複数のペルチェ素子1と、前記ペルチェ
素子1を電気的に直列接続するために前記各ペルチェ素
子1の両端にそれぞれ配置された電極2と、前記電極2
を介して前記複数のペルチェ素子1を狭持するように配
置された一対の基板と、前記電極2に電流を供給するた
めの電流供給用電極5とからなるペルチェモジュール1
0において、前記電流供給用電極5は、一方の基板の前
記電極2が配置された側の内面から少なくとも他方の基
板の外側の面まで延びて形成されたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルチェ素子を利
用したペルチェモジュールおよびそれを備えた光通信用
モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のペルチェモジュールを
備えた光通信用モジュールの一例の要部を側面から見た
概略図であり、図16は、図15に示した光通信用モジ
ュールに備えられたペルチェモジュールの一例の要部を
側面から見た概略図である。図15において、符号20
は、ペルチェモジュールを示している。このペルチェモ
ジュール20の温調側(吸熱側)の面(図示上側)に
は、光通信素子の一つであるレーザ7が配置されてお
り、ペルチェモジュール20の作用により、レーザ7の
温調(冷却)がなされるようになっている。図16に示
すように、ペルチェモジュール20は、複数のペルチェ
素子1、1と、前記ペルチェ素子1、1を電気的に直列
接続するためにペルチェ素子1、1の両端に配置された
電極2と、電極2を介してペルチェ素子1、1を狭持す
るように配置された上側基板3および下側基板4と、電
極2にハンダ付けされ、電極2に電流を供給するリード
6とからなるものである。このペルチェモジュール20
を光通信モジュールに使用する際には、ペルチェモジュ
ール20のリード6は、リード6の端部を上側基板3の
上方に取り出すために、図15に示すように、光通信用
モジュール内で湾曲して使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなペルチェモジュール20では、リード6が電極2と
ハンダ付けされている部分の強度が低く、この部分の疲
労および劣化によるリード6の断線が問題となってい
た。また、リード6を湾曲させる際に、電極2とリード
6とが剥離しやすいという不都合があった。さらに、ペ
ルチェモジュール20を光通信用モジュールに据え付け
る際に、リード6を上側基板3の上方に取り出すための
取り回しに手間がかかることや、リード6が配線作業の
自動化に対応できないことから、配線作業に長時間要す
ることが問題となっていた。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、このような問題を解決し、光通信用モジュールなど
に据え付ける場合の配線作業の自動化に対応可能で、狭
い場所にも設置でき、リードの断線や剥離が発生しにく
いペルチェモジュールを提供することを課題としてい
る。また、上記のペルチェモジュールを備えた光通信用
モジュールを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、複数のペル
チェ素子(エレメント)と、前記ペルチェ素子を電気的
に直列接続するために前記各ペルチェ素子の両端にそれ
ぞれ配置された電極と、前記電極を介して前記複数のペ
ルチェ素子を狭持するように配置された一対の基板と、
前記電極に電流を供給するための電流供給用電極とから
なるペルチェモジュールにおいて、前記電流供給用電極
は、一方の基板の前記電極が配置された側の内面から他
方の基板方向に延びて形成され、前記電流供給用電極の
端面上方には、前記他方の基板が設けられていないこと
を特徴とするペルチェモジュールによって解決できる。
【0006】このようなペルチェモジュールは、前記電
流供給用電極が、一方の基板の前記電極が配置された側
の内面から他方の基板方向に延びて形成され、前記電流
供給用電極の端面上方には、前記他方の基板が設けられ
ていないので、電流供給用電極の端面は、ワイヤボンデ
ィング配線によって電源と接続することができ、光通信
用モジュールなどに据え付ける場合の配線作業の自動化
に対応可能なものとなる。したがって、配線作業に要す
る時間を短縮することができる。また、リードを設ける
必要がないため、従来のペルチェモジュールのように、
リードの断線や剥離による問題が生じることはない。
【0007】また、前記課題は、複数のペルチェ素子
と、前記ペルチェ素子を電気的に直列接続するために前
記各ペルチェ素子の両端にそれぞれ配置された電極と、
前記電極を介して前記複数のペルチェ素子を狭持するよ
うに配置された一対の基板と、前記電極に電流を供給す
るための電流供給用電極とからなるペルチェモジュール
において、前記電流供給用電極は、一方の基板の前記電
極が配置された側の内面から少なくとも他方の基板の外
側の面まで延びて形成されたことを特徴とするペルチェ
モジュールによって解決できる。
【0008】このようなペルチェモジュールは、電流供
給用電極が、一方の基板の前記電極が配置された側の内
面から少なくとも他方の基板の外側の面まで延びて形成
されたものであるため、電流供給用電極の端面は、ワイ
ヤボンディング配線によって電源と接続することがで
き、配線作業に要する時間を短縮することができる。さ
らに、リードを設ける必要がなく、ワイヤボンディング
配線によって電源と接続することができるため、従来の
ペルチェモジュールのように、リードの断線や剥離によ
る問題が生じることはない。
【0009】上記のペルチェモジュールにおいては、前
記電流供給用電極は、芯材の周囲に導電性材料を被覆し
て形成されたものとしてもよい。このようなペルチェモ
ジュールでは、電流供給用電極が、従来のペルチェモジ
ュールのリードと比較して優れた強度を有するものとな
り、断線などの不都合が生じにくいものとなる。
【0010】上記のペルチェモジュールにおいては、前
記電流供給用電極の端面は、ワイヤボンディング配線に
よって電源と接続されていることが望ましい。
【0011】上記のペルチェモジュールにおいては、前
記電流供給用電極の側面は、断熱材で被覆されているこ
とが望ましい。また、前記電流供給用電極の端面は、ワ
イヤボンディング配線によって電源と接続され、電源と
接続された前記端面は、断熱材で被覆されていることが
望ましい。
【0012】このようなペルチェモジュールとすること
で、一方の基板側が放熱側である場合は、温調側(吸熱
側)である他方の基板側での放熱を防止することがで
き、一方の基板側が温調側である場合は、放熱側である
他方の基板側での吸熱を防止することができるため、熱
効率のよいペルチェモジュールとすることができる。
【0013】また、上記のペルチェモジュールにおいて
は、前記電流供給用電極は、前記他方の基板と接触しな
いことが望ましい。このようなペルチェモジュールとす
ることで、一方の基板側が放熱側である場合は、温調側
である他方の基板に電流供給用電極を介して熱が伝わる
のを防止することができ、一方の基板側が温調側である
場合は、放熱側である他方の基板の熱が電流供給用電極
を介して一方の基板に伝わるのを防止することができる
ため、熱効率のよいペルチェモジュールとすることでき
る。
【0014】上記のペルチェモジュールにおいては、前
記電流供給用電極は、前記他方の基板に形成された孔を
貫通した状態で、前記他方の基板に保持されていること
が望ましい。また、上記のペルチェモジュールにおいて
は、前記電流供給用電極は、前記他方の基板に形成され
た切り欠きに嵌合した状態で、前記他方の基板に保持さ
れていてもよく、電流供給用電極を柱状に形成すること
ができる。
【0015】このようなペルチェモジュールとすること
で、電流供給用電極の強度、および、電流供給用電極と
基板との固定強度を向上させることができ、ペルチェモ
ジュールの信頼性を高めることができる。また、他方の
基板に孔または切り欠きが設けられているので、電流供
給用電極を、他方の基板の外側の面に取り出すために、
従来のペルチェモジュールのように、リードを湾曲させ
て他方の基板を避ける必要がなく、そのためのスペース
も必要ない。さらに、従来のペルチェモジュールに必要
であった電流供給用電極のためのスペースにペルチェ素
子を配置することが可能になる。したがって、基板の大
きさと同等の大きさの場所に設置して実装面積を有効に
使うことができ、従来のペルチェモジュールと比較して
狭い場所に設置することができる。これにより、従来と
同程度のサイズのペルチェモジュールにおいては吸熱面
積を拡大することができ、または、従来と同程度の温調
(冷却)能力を有しかつ小型化を図ることの可能なもの
となる。
【0016】さらに、上記のペルチェモジュールにおい
ては、前記電流供給用電極は、前記他方の基板の外側の
面から一方の基板と反対方向に延びて形成され、前記電
流供給用電極の端面には、フィンが取り付けられている
ことが望ましい。このようなペルチェモジュールとする
ことで、一方の基板側が温調側である場合は、電流供給
用電極とフィンとを放熱部材として利用することがで
き、一方の基板側が放熱側である場合は、電流供給用電
極とフィンとを冷却部材として利用することができ、熱
効率のよいペルチェモジュールとすることできる。
【0017】また、前記課題は、複数のペルチェ素子
と、前記ペルチェ素子を電気的に直列接続するために前
記各ペルチェ素子の両端にそれぞれ配置された電極と、
前記電極を介して前記複数のペルチェ素子を狭持するよ
うに配置された一対の基板と、前記電極に電流を供給す
るための電流供給用電極とからなるペルチェモジュール
において、前記電流供給用電極は、一方の基板の前記電
極が配置された側の内面から一方の基板を貫通し、少な
くとも前記一方の基板の外側の面まで延びて形成された
ことを特徴とするペルチェモジュールによって解決でき
る。
【0018】このようなペルチェモジュールは、電流供
給用電極が、一方の基板の前記電極が配置された側の内
面から一方の基板を貫通し、少なくとも前記一方の基板
の外側の面まで延びて形成されものであるため、電流供
給用電極の端面は、ワイヤボンディング配線によって電
源と接続することができ、光通信用モジュールなどに据
え付ける場合の配線作業の自動化に対応可能なものとな
る。したがって、配線作業に要する時間を短縮すること
ができる。また、リードを設ける必要がなく、ワイヤボ
ンディング配線によって電源と接続することができるた
め、従来のペルチェモジュールのように、リードの断線
や剥離による問題が生じることはない。
【0019】上記のペルチェモジュールにおいては、前
記電流供給用電極は、前記一方の基板の外側の面から他
方の基板と反対方向に延びて形成され、前記電流供給用
電極の端面には、フィンが取り付けられたものであるこ
とが望ましい。このようなペルチェモジュールとするこ
とで、一方の基板側が放熱側である場合は、電流供給用
電極とフィンとを放熱部材として利用することができ、
一方の基板側が温調側である場合は、電流供給用電極と
フィンとを冷却部材として利用することができ、熱効率
のよいペルチェモジュールとすることできる。
【0020】また、前記課題は、上記のいずれかに記載
のペルチェモジュールを備えたことを特徴とする光通信
用モジュールによって解決できる。このような光通信用
モジュールは、上記のいずれかに記載のペルチェモジュ
ールを備えたものであるので、ペルチェモジュールを据
え付ける場合の配線作業の自動化が可能で、リードの断
線や剥離が発生しない信頼性の高いものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して詳しく説明
する。図1は、本発明の光通信用モジュールの一例の要
部を示した斜視図であり、図2は、図1に示した光通信
用モジュールのA−A断面図であり、図3は、図1に示
した光通信用モジュールの要部を側面から見た概略図で
ある。また、図4は、図1に示した光通信用モジュール
に備えられたペルチェモジュールの一例の要部を側面か
らみた概略図であり、図5は、図4に示したペルチェモ
ジュールを上方から見た平面図である。
【0022】図1および図3において、符号10は、ペ
ルチェモジュールを示している。このペルチェモジュー
ル10の温調側(吸熱側)の面(図示上側)には、光通
信素子の一つであるレーザ7が配置されている。
【0023】図4に示すように、ペルチェモジュール1
0は、複数のペルチェ素子(熱電素子)1、1と、ペル
チェ素子1、1を電気的に直列接続するためにペルチェ
素子1、1の両端に配置された電極2と、電極2を介し
てペルチェ素子1、1を狭持するように配置された上側
基板3および下側基板4と、前記電極2に電流を供給す
るための電流供給用電極5とを有するものである。この
ペルチェモジュール10の電流供給用電極5の端面5a
は、図1および図2に示すように、ケース接続基板40
の配線パターン41にワイヤー15を用いたワイヤボン
ディング配線によって接続されている。
【0024】図4および図5に示すように、電流供給用
電極5は、2つ設けられている。これら電流供給用電極
5は、柱状で、下側基板4の電極2側から上側基板3の
方向(図示上方向)に向かって形成されている。また、
図4に示すように、電流供給用電極5の端面5aの位置
は、上側基板3の上面よりも上の位置とされ、図2に示
すケース接続基板40上に形成されている配線パターン
41と電流供給用電極5の端面5aとの高低差dが少な
くなるようにされている。この高低差dは、ワイヤーボ
ンディング配線を容易に行うために、±3mm以内であ
ることが好ましい。電流供給用電極5の側面5b、5b
は、断熱材11、11で被覆され、上側基板3の2つの
角部に形成された正方形の切り欠き12、12と嵌合し
て保持されている。
【0025】ここでの電流供給用電極5としては、とく
に限定されないが、Cu、Cu−W、Alから選ばれる
いずれかの材料からなり、周囲をNiを用いて2μm程
度の厚さで被覆したのち、さらにAuを用いて0.05
μm程度の厚さで被覆したものなどが好ましく使用され
る。また、断熱材11としては、Al23やSiO2
どからなるものが好ましく使用される。
【0026】このようなペルチェモジュール10を製造
するには、まず、ペルチェ素子1、1の両側に、ペルチ
ェ素子1、1が電気的に直列接続となるように電極2を
設ける。ついで、図6に示すように、治具13、14を
使用して、電極2を狭持するように上側基板3および下
側基板4を取り付けるとともに、電流供給用電極5を取
り付けることにより得られる。ここで使用される治具1
3、14は、上側基板3および下側基板4を外側から挟
み込んで押さえるものである。上側基板3側に配置され
る治具13には、上側基板3の上面より上に延びる電流
供給用電極5の端面5aの高さに合わせた切り欠き部1
3aが設けられている。
【0027】このようなペルチェモジュール10は、電
流供給用電極5が、下側基板4の電極2側から上側基板
3の外側の面よりも上まで延びて形成された柱状のもの
であるため、この電流供給用電極5の強度を従来のもの
に比べて向上することができる。さらに、電流供給用電
極5の端面5aは、ワイヤボンディング配線によって電
源と接続することができ、光通信用モジュールなどに据
え付ける場合の配線作業の自動化に対応可能なものとな
る。したがって、配線作業に要する時間を短縮すること
ができる。また、リードを設ける必要がなく、ワイヤボ
ンディング配線によって電源と接続することができるた
め、従来のペルチェモジュール20のように、リード6
の断線や剥離による問題が生じることはない。
【0028】さらに、電流供給用電極5の側面5bは、
断熱材11で被覆されているので、温調側(吸熱側)で
ある上側基板3側での電流供給用電極5からの放熱を防
止することができ、熱効率のよいペルチェモジュール1
0とすることできる。
【0029】また、電流供給用電極5は、上側基板3に
形成された切り欠き12、12に保持されたものである
ので、電流供給用電極5が倒れたり、曲がったりするの
を防ぎ、電流供給用電極5の強度、および、電流供給用
電極5と下側基板4との固定強度を向上させることがで
き、ペルチェモジュール10の信頼性を高めることがで
きる。さらに、上側基板3に切り欠き12が設けられて
いるので、電流供給用電極5を、上側基板3の上側に取
り出すために、従来のペルチェモジュール20のよう
に、リードを湾曲させて上側基板3を避ける必要がな
く、そのためのスペースも必要ない。したがって、基板
の大きさと同等の大きさの場所に設置することができ、
従来のペルチェモジュール20と比較して狭い場所に設
置することができるものとなる。さらに、本発明のペル
チェモジュールでは、図17に示すペルチェモジュール
10のように、電流供給用電極5,5の間の空間に、ペ
ルチェ素子1、1を配置することもできる。これによ
り、従来のペルチェモジュールに必要であった電流供給
用電極のためのスペースにペルチェ素子1,1および電
極2を配置することが可能になる。したがって、下側基
板4における実装面積を有効に使うことができ、従来の
ペルチェモジュールと比較して狭い場所に設置すること
ができる。これにより、従来と同程度のサイズのペルチ
ェモジュールにおいては吸熱面積を拡大することがで
き、または、従来と同程度の温調(冷却)能力を有しか
つ小型化を図ることの可能なものとなる。
【0030】また、ペルチェモジュール10を、上側基
板3の上面より上に延びる電流供給用電極5の端面5a
の高さに合わせた切り欠き部13aを有する治具を用い
て製造することにより、上側基板3および下側基板4を
取り付ける際に、電流供給用電極5を取り付けることが
でき、容易にペルチェモジュール10を製造することが
できる。
【0031】本発明のペルチェモジュールでは、図4に
示すペルチェモジュール10のように、電流供給用電極
5が、上側基板3に形成された切り欠き12、12に保
持されているものとしてもよいが、電流供給用電極5
が、図7に示すように、上側基板32に形成された孔1
7、17に保持されているものとしてもよいし、図8に
示すように、下側基板4よりも電流供給用電極5の寸法
分小さく形成された上側基板31の縁部31aに保持さ
れているものとしてもよい。
【0032】図7または図8に示すペルチェモジュール
においても、電流供給用電極5と下側基板4との固定強
度を向上させることができ、ペルチェモジュールの信頼
性を高めることができる。また、電流供給用電極5を、
上側基板3の上側に取り出すために、従来のペルチェモ
ジュール20のように、リードを湾曲させて上側基板3
を避ける必要がなく、そのためのスペースも必要ない。
したがって、従来のペルチェモジュール20と比較して
狭い場所に設置することができるものとなる。さらに、
本発明のペルチェモジュールでは、図18に示すペルチ
ェモジュール10のように、電流供給用電極5,5の間
の空間に、ペルチェ素子1、1を配置することもでき
る。これにより、従来のペルチェモジュールに必要であ
った電流供給用電極のためのスペースにペルチェ素子
1,1および電極2を配置することが可能になる。した
がって、下側基板4における実装面積を有効に使うこと
ができ、従来のペルチェモジュールと比較して狭い場所
に設置することができる。これにより、従来と同程度の
サイズのペルチェモジュールにおいては吸熱面積を拡大
することができ、または、従来と同程度の温調(冷却)
能力を有しかつ小型化を図ることの可能なものとなる。
【0033】本発明のペルチェモジュールでは、図4に
示すペルチェモジュール10のように、電流供給用電極
5の側面5bが、断熱材11で被覆されているものとし
てもよいが、電流供給用電極5の側面5bだけでなく、
ワイヤボンディング配線によって電源と接続された電流
供給用電極5の端面5aも、断熱材で被覆されているペ
ルチェモジュールとしてもよい。このようなペルチェモ
ジュールとすることで、温調側(吸熱側)である上側基
板3側での電流供給用電極5からの放熱をより一層防止
することができ、より一層熱効率のよいものとすること
できる。
【0034】本発明のペルチェモジュールでは、図4に
示すペルチェモジュール10のように、電流供給用電極
5の側面5bが、断熱材11で被覆されているものとし
てもよいが、電流供給用電極5が、上側基板3と接触し
ないようにしてもよい。このようなペルチェモジュール
とすることで、温調側(吸熱側)である上側基板3に電
流供給用電極5を介して熱が伝わるのを防止することが
でき、熱効率のよいものとすることできる。
【0035】本発明のペルチェモジュールでは、図4に
示すペルチェモジュール20のように、電流供給用電極
5が柱状の形状を有するものとしてもよいが、図9に示
すように、電流供給用電極52の下部にハンダ付けしろ
18を設けた形状を有するものとしてもよい。
【0036】また、本発明のペルチェモジュールでは、
図4に示すペルチェモジュール10のように、電流供給
用電極5が柱状の形状を有するものとしてもよいが、図
10に示すように断面コ字型の形状を有する電流供給用
電極53としてもよい。図10に示すペルチェモジュー
ルの電流供給用電極53は、図11に示すように、長部
19aと短部19bとを有する断面L字型の電流供給用
電極材料19の短部19bと反対側の端部をハンダ8に
よりハンダ付けしたのち、長部19aに対して上側基板
3方向に曲げ加工を施す方法などによって形成される。
【0037】図9または図10に示すペルチェモジュー
ルとすることで、ペルチェ素子1、1の両側に、電極2
を設け、電極2を狭持するように上側基板3および下側
基板4を取り付けたのち、ハンダ8によりハンダ付けし
て電流供給用電極52、53を設ける方法により製造す
ることが可能なものとなる。
【0038】図12は、本発明のペルチェモジュールの
他の例の要部を側面からみた概略図である。このペルチ
ェモジュールが、図4に示すペルチェモジュール10と
異なるところは、電流供給用電極51が、下側基板4の
電極2側から下側基板4を貫通して、下側基板4の外側
の面よりも下まで延びて形成されたところである。この
ようなペルチェモジュールとすることで、電流供給用電
極51を放熱側である下側基板4側での放熱部材として
も利用することができ、熱効率のよいペルチェモジュー
ルとすることできる。
【0039】本発明のペルチェモジュールでは、図12
に示すペルチェモジュールのように、電流供給用電極5
1を放熱部材として利用するものとしてもよいが、図1
3に示すペルチェモジュールの電流供給用電極51に放
熱フィン16を取り付けて、放熱特性をより一層向上さ
せてもよい。
【0040】また、本発明のペルチェモジュールでは、
図4に示すペルチェモジュール10のように、電流供給
用電極5を、下側基板4の電極2側から上側基板3の上
面よりも上の位置まで延びて形成されたものとしてもよ
いが、電流供給用電極5の端面5aの位置は、上側基板
3の外側の面と同じ位置としてもよいし、図14に示す
ように、電流供給用電極の端面上方に上側基板33が設
けられていない場合には、上側基板3の外側の面より下
側基板4に近い位置としてもよい。
【0041】また、本発明のペルチェモジュールでは、
電流供給用電極5を、Al23やSiO2などのセラミ
クス材などからなる芯材の周囲に、Cu、Cu−W、A
lなどの導電性材料を被覆し、その周囲をNiを用いて
2μm程度の厚さで被覆したのち、さらにAuを用いて
0.05μm程度の厚さで被覆して形成したものとして
もよく、とくに限定されない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のペルチェ
モジュールにおいては、電流供給用電極は、一方の基板
の前記電極が配置された側の内面から少なくとも他方の
基板の外側の面まで延びて形成されたものであるため、
電流供給用電極の端面は、ワイヤボンディング配線によ
って電源と接続することができ、光通信用モジュールな
どに据え付ける場合の配線作業の自動化に対応可能なも
のとなる。したがって、配線作業に要する時間を短縮す
ることができる。
【0043】また、本発明のペルチェモジュールにおい
ては、電流供給用電極は、一方の基板の前記電極が配置
された側の内面から一方の基板を貫通し、少なくとも前
記一方の基板の外側の面まで延びて形成されものである
ため、電流供給用電極の端面は、ワイヤボンディング配
線によって電源と接続することができ、光通信用モジュ
ールなどに据え付ける場合の配線作業の自動化に対応可
能なものとなる。したがって、配線作業に要する時間を
短縮することができる。
【0044】また、本発明の光通信用モジュールは、上
記のペルチェモジュールを備えたものであるので、ペル
チェモジュールを据え付ける場合の配線作業の自動化が
可能で、リードの断線や剥離が発生しない信頼性の高い
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光通信用モジュールの一例の要部を
示した斜視図である。
【図2】 図1に示した光通信用モジュールのA−A断
面図である。
【図3】 図1に示した光通信用モジュールの要部を側
面から見た概略図である。
【図4】 図1に示した光通信用モジュールに備えられ
たペルチェモジュールの一例の要部を側面からみた概略
図である。
【図5】 図4に示したペルチェモジュールを上方から
見た平面図である。
【図6】 図4および図5に示したペルチェモジュール
の製造工程の一例を説明するための図である。
【図7】 本発明のペルチェモジュールの他の例を上方
から見た平面図である。
【図8】 本発明のペルチェモジュールの他の例を上方
から見た平面図である。
【図9】 本発明のペルチェモジュールの他の例の要部
を側面から見た概略図である。
【図10】 本発明のペルチェモジュールの他の例の要
部を側面から見た概略図である。
【図11】 図10に示したペルチェモジュールの電流
供給用電極を形成する方法を説明するための図である。
【図12】 本発明のペルチェモジュールの他の例の要
部を側面から見た概略図である。
【図13】 本発明のペルチェモジュールの他の例の要
部を側面から見た概略図である。
【図14】 本発明のペルチェモジュールの他の例の要
部を側面から見た概略図である。
【図15】 従来のペルチェモジュールを備えた光通信
用モジュールの一例の要部を側面から見た概略図であ
る。
【図16】 図15に示した光通信用モジュールに備え
られたペルチェモジュールの一例の要部を側面から見た
概略図である。
【図17】 本発明のペルチェモジュールの他の例の要
部示す概略斜視図である。
【図18】 本発明のペルチェモジュールの他の例の要
部示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 ペルチェ素子 2 電極 3、31 上側基板 4 下側基板 5、51、52、53 電流供給用電極 5a 端面 5b 側面 6 リード 7 レーザ 8 ハンダ 10、20 ペルチェモジュール 11 断熱材 12 切り欠き 13、14 治具 13a 切り欠き部 15 ワイヤー 16 放熱フィン 17 孔 18 ハンダ付けしろ 19 電流供給用電極材料 19a 長部 19b 短部 31a 縁部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のペルチェ素子と、前記ペルチェ素
    子を電気的に直列接続するために前記各ペルチェ素子の
    両端にそれぞれ配置された電極と、前記電極を介して前
    記複数のペルチェ素子を狭持するように配置された一対
    の基板と、前記電極に電流を供給するための電流供給用
    電極とからなるペルチェモジュールにおいて、 前記電流供給用電極は、一方の基板の前記電極が配置さ
    れた側の内面から他方の基板方向に延びて形成され、 前記電流供給用電極の端面上方には、前記他方の基板が
    設けられていないことを特徴とするペルチェモジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 複数のペルチェ素子と、前記ペルチェ素
    子を電気的に直列接続するために前記各ペルチェ素子の
    両端にそれぞれ配置された電極と、前記電極を介して前
    記複数のペルチェ素子を狭持するように配置された一対
    の基板と、前記電極に電流を供給するための電流供給用
    電極とからなるペルチェモジュールにおいて、 前記電流供給用電極は、一方の基板の前記電極が配置さ
    れた側の内面から少なくとも他方の基板の外側の面まで
    延びて形成されたことを特徴とするペルチェモジュー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記電流供給用電極は、芯材の周囲に導
    電性材料を被覆して形成されたことを特徴とする請求項
    1または請求項2にペルチェモジュール。
  4. 【請求項4】 前記電流供給用電極の側面は、断熱材で
    被覆されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載のペルチェモジュール。
  5. 【請求項5】 前記電流供給用電極の端面は、ワイヤボ
    ンディング配線によって電源と接続されていることを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のペ
    ルチェモジュール。
  6. 【請求項6】 前記電流供給用電極の端面は、ワイヤボ
    ンディング配線によって電源と接続され、 電源と接続された前記端面は、断熱材で被覆されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに
    記載のペルチェモジュール。
  7. 【請求項7】 前記電流供給用電極は、前記他方の基板
    と接触しないことを特徴とする請求項1ないし請求項6
    のいずれかに記載のペルチェモジュール。
  8. 【請求項8】 前記電流供給用電極は、前記他方の基板
    に形成された孔を貫通した状態で、前記他方の基板に保
    持されていることを特徴とする請求項2ないし請求項6
    のいずれかに記載のペルチェモジュール。
  9. 【請求項9】 前記電流供給用電極は、前記他方の基板
    に形成された切り欠きに嵌合した状態で、前記他方の基
    板に保持されていることを特徴とする請求項2ないし請
    求項6のいずれかに記載のペルチェモジュール。
  10. 【請求項10】 前記電流供給用電極は、前記他方の基
    板の外側の面から一方の基板と反対方向に延びて形成さ
    れ、 前記電流供給用電極の端面には、フィンが取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいず
    れかに記載のペルチェモジュール。
  11. 【請求項11】 複数のペルチェ素子と、前記ペルチェ
    素子を電気的に直列接続するために前記各ペルチェ素子
    の両端にそれぞれ配置された電極と、前記電極を介して
    前記複数のペルチェ素子を狭持するように配置された一
    対の基板と、前記電極に電流を供給するための電流供給
    用電極とからなるペルチェモジュールにおいて、 前記電流供給用電極は、一方の基板の前記電極が配置さ
    れた側の内面から一方の基板を貫通し、少なくとも前記
    一方の基板の外側の面まで延びて形成されたことを特徴
    とするペルチェモジュール。
  12. 【請求項12】 前記電流供給用電極は、前記一方の基
    板の外側の面から他方の基板と反対方向に延びて形成さ
    れ、 前記電流供給用電極の端面には、フィンが取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項11に記載のペルチェモ
    ジュール。
  13. 【請求項13】 前記一方の基板側が放熱側であり、前
    記他方の基板側が吸熱側であることを特徴とする請求項
    1ないし請求項12のいずれかに記載のペルチェモジュ
    ール。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    に記載のペルチェモジュールを備えたことを特徴とする
    光通信用モジュール。
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