JP2000348502A - 浴室装飾照明装置 - Google Patents

浴室装飾照明装置

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JP2000348502A
JP2000348502A JP11153964A JP15396499A JP2000348502A JP 2000348502 A JP2000348502 A JP 2000348502A JP 11153964 A JP11153964 A JP 11153964A JP 15396499 A JP15396499 A JP 15396499A JP 2000348502 A JP2000348502 A JP 2000348502A
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JP
Japan
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bathroom
lighting
light
bathtub
optical fiber
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Application number
JP11153964A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Tsutsui
泰孝 筒井
Hironori Yoshikawa
浩則 吉川
Mitsuhiro Sakata
満洋 坂田
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室全体を考慮した浴室装飾照明装置を提供
する。 【解決手段】 浴室外に配置された単一の光源と、前記
光源からの光を伝送するための光ファイバケーブルとを
備えた浴室装飾照明装置において、前記光ファイバケー
ブルにより浴室内の少なくとも2ヶ所以上を照明できる
ようにしたので、浴室内の少なくとも2ヶ所に装飾照明
を配置でき、各照明ごとに光源を必要とせず、また1つ
のスイッチで各照明の点灯・消灯を同時に操作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室装飾照明装置に
係り、特に浴室空間の雰囲気を向上させることに優れる
浴室装飾照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽の雰囲気を向上させる照明装
置として、実開昭60−187692号には光ファイバ
ケーブルの一端を光源に臨ませ、他方を浴槽内に臨ませ
て浴槽内を照明するものが提案されている。また、浴槽
に設けられた水栓から流れ出る水を照明する照明装置と
して、特許第2816009号には光ファイバケーブル
の一端を光源に臨ませ、他方を水栓に臨ませて水栓から
流れ出る水を照明するものが提案されている。これら2
つの装置は光源と、光ファイバケーブルの入光端との間
にカラーフィルタを備え、照明する光の色を変化させる
ことができるようにもなっている。さらに、浴室内の雰
囲気を向上させる照明装置として、特開平2−2167
03号には浴室内全域を照明する照明装置に、暖色系の
照明具と寒色系の照明具を設置するものも提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置はいずれも
浴室機器単体に係わるものであり、浴室全体を考慮した
視点に欠けているため、そのまま使用した場合には、複
数の装飾照明装置が必要になり、また、単独で設置した
場合には装飾照明が浴室の一方に偏り、例えば浴槽付近
の装飾照明のみの場合、入浴者が浴槽に入っている場合
には洗場側には全く装飾照明がなく、物足りないといっ
た欠点があった。また装飾照明の配色も各照明装置に依
存し、浴室全体で色をコーディネイトすることもできな
いという欠点もあった。さらに室内照明との連動もない
ため、装飾照明の効果が室内照明により薄れてしまうと
いう欠点もあった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、浴室全体を考慮した浴室
装飾照明装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この請求項1記載の発明
は、浴室外に配置された単一の光源と、前記光源からの
光を伝送するための光ファイバケーブルとを備えた浴室
装飾照明装置において、前記光ファイバケーブルにより
浴室内の少なくとも2ヶ所以上が照明されることであ
る。
【0006】この発明では単一の光源で浴室内の少なく
とも2ヶ所以上に装飾照明を配置でき、各照明ごとに光
源を必要とせず、また1つのスイッチで各照明の点灯・
消灯を同時に操作できる。
【0007】この請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、少なくとも2本以上の光ファイバケー
ブルと、前記各光ファイバケーブルが光源に臨む入光端
と光源との間に少なくとも2つ以上の色からなるカラー
フィルタとを備え、前記各光ファイバケーブルの少なく
とも2つに異なる色が入光する手段を設けたことであ
る。
【0008】この発明では、一つの光源から少なくとも
2ヶ所以上に少なくとも2色以上の照明を同時に照射で
きるので、照明ごとに異なる装飾照明を実現できる。
【0009】この請求項3記載の発明は、請求項1また
は請求項2記載の発明において、光ファイバケーブルを
少なくとも2本以上に分岐する位置を浴室内としたこと
である。
【0010】この発明では、光ファイバケーブル分岐位
置を浴室内とすることで、光ファイバケーブルが浴室に
導入される箇所を1ヶ所とすることができ、水密性を保
つ手段を施す箇所も1ヶ所で済む。
【0011】この請求項4記載の発明は、請求項1〜請
求項3記載の発明において、浴槽内照明または浴槽水栓
から吐水される水の照明または浴室天井照明または浴室
壁照明の少なくとも2ヶ所以上が同時に点灯されること
である。
【0012】この発明では、浴室における主な部位の少
なくとも2ヶ所以上が同時に照明されるので、浴室全体
が一体となった光の装飾が可能となる。
【0013】この請求項5記載の発明は、請求項1〜請
求項4記載の発明において、浴室壁または浴室天井また
はその両方を照明する手段を備え、前記手段が浴室に設
置される部材の内部に配置された照明装置において、前
記部材が遮光性を有する材料と乳白色の投光面を設けた
ことである。
【0014】この発明では、照明手段を通常浴室に設置
される部材に内蔵するので、あらたな照明カバーを必要
とせず、部材が遮光性を有する材料と投光面からなるの
で、確実に照明箇所を照射でき、さらに投光面が乳白色
であるので投光面の輪郭の影が浴室内に明確にでるのを
防止できる。
【0015】この請求項6記載の発明は、請求項1から
請求項5記載の発明において、視認性を得るための室内
照明と浴室装飾照明を備える照明装置において、前記浴
室装飾照明が点灯時に前記室内照明が消灯しかつ前記浴
室装飾照明が消灯時に前記室内照明が点灯するように設
定された装飾照明用スイッチを浴室内に備えたことであ
る。
【0016】この発明では浴室内の装飾照明用スイッチ
の操作で浴室の装飾照明を点灯させかつ室内照明を消灯
できるので、入浴者は浴室内から浴室内室内照明の影響
を受けないより効果的な装飾照明が体感できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に光源ボックス内の構成の例
を、図2に光ファイバケーブルの断面図の例を、図3に
光源ボックス内のレンズとカラーフィルタと光ファイバ
ケーブルの構成の例を示す。
【0018】光源ボックス1は電気により発光する光源
31と、4つの異なる色を有する着色フィルタ33a、
33b、33c、33dを備えたカラーフィルタ33
と、カラーフィルタ33に備えられた着色フィルタの1
つである33aに主に光源31から発光された光を集光
するレンズ32と、カラーフィルタ33を回転させるた
めの駆動モーター34と、冷却ファン35とを備える構
成とする。さらに光源ボックス1の一部には開口部1a
が設けられ外部より光ファイバケーブル2が接続され、
接続された光ファイバケーブル2の入光端2fはカラー
フィルタ33に備えられた着色フィルタ33aに臨む構
成とする。光ファイバケーブル2は、光を透過させる透
明物質からなる細長い線であるファイバ本体2hを少な
くとも1本以上備え、少なくとも1本以上のファイバ本体
2hはまとめて遮光性を有する被覆部2iで覆われる構
成とする。
【0019】図1、図2、図3において光源31より発
光された光は、レンズ32により着色フィルタの1つで
ある33aに主に照射され、着色フィルタ33aが有す
る色に着色される。着色された光は着色フィルタ33a
に臨んで配置されたファイバケーブル2の入光端2fよ
り光ファイバケーブル2内に入光される。また、駆動モ
ーター34によりカラーフィルタ33が回転した場合に
は、レンズ32により照射される着色フィルタが33
b、33c、33dと変化していき、よって光ファイバ
ケーブル2に入光される光の色が一定周期で変化してい
く。
【0020】図4に浴室装飾照明装置として浴槽内照明
と壁・天井照明の2ヶ所の装飾照明を備えたユニットバ
スの例の斜視図を、図5に浴槽内照明部の構成の例を、
図6に収納棚に設置された壁・天井照明の構成の例を示
す。
【0021】ユニットバスは壁101、天井102、床
103で外枠が構成され、天井102はドーム形状に形
成された洗場側天井102aと平坦形状に形成された浴
槽側天井102bで構成される。さらに浴槽側天井10
2bには天井点検口102cを備える。床103は洗場
側床103aと浴槽側床103bで構成され、図にはな
いが、洗場側床103aには表面に微少な凹凸形状が付
加されており、またその周囲には排水用溝が形成され、
さらに排水用溝は洗場側床103aの表面と同じ加飾が
なされた溝カバーが設置されている。浴槽104は浴槽
側床103bに設置され、浴槽104には浴槽エプロン
105が取付けられている。浴槽104と壁101の間
には浴槽カウンター106が設置され、浴槽側カウンタ
ー106に連接して洗場カウンター107が設置されて
いる。洗場カウンター107は上段107aと下段10
7bで構成され、下段107bには洗面器置き107c
を備える。浴槽カウンター106には浴槽水栓108が
設置され、洗場カウンター上段107aには洗場水栓1
09が設置されている。洗場水栓109は本体を洗場カ
ウンター107の上段107a内に内蔵し、操作部10
9aおよび吐水部109bがカウンター表面に露出する
構成とする。室内照明灯110は壁101に設置されて
いる。
【0022】収納棚112は洗場カウンター107の上
方に、壁101に設置されており、その左右に鏡111
を配置する。収納棚112は蛍光灯を内部に備える蛍光
灯内蔵部112aと収納部112bを備える構成とす
る。さらに、収納棚112は全体が遮光性を有する材料
で成形され、天井に臨む面の一部に投光面51が乳白色
のアクリル板で形成されるものとし、内部には壁・天井
照明用ケーブル2yの端面2yaが投光面51を臨むよ
うに支持材52により取付けられている構成とする。ま
たは、収納棚112は壁・天井照明用ケーブル2yの端
面2yaから照射される光を投光面51に集めるための
反射材を内部に備える構成としてもよい。または、収納
棚112は収納部112bを備えない構造体としてもよ
い。または、収納棚112は蛍光灯内蔵部112aを備
えなくともよい。光源ボックス1は図1に記載する構成
とし、浴槽側天井102b上に天井点検口102cから
取り扱うことができる位置に設置される。光ファイバケ
ーブル2は図2に記載する構成とし、その一端は光源ボ
ックス1に接続され、他端は分岐部2gにて浴槽内照明
用ケーブル2xと壁・天井照明用ケーブル2yの2本に
分岐される構成とする。または、光ファイバケーブル2
は図7に記載される光ファイバケーブル束36であって
もよい。
【0023】浴槽内照明用ケーブル2xは天井102、
壁101の裏側を経由して浴槽104の影になる位置か
ら浴室内に導入され、浴槽104に取付けられた浴槽内
照明部3に接続される。浴槽内照明部3は凸状の球面形
状を有し光透過性材料で形成された浴槽内照明キャップ
41が浴槽104の水密性を確保した状態で取付けら
れ、浴槽内照明キャップ41内には浴槽内照明用ケーブ
ル2xが取付けられる構成とする。壁・天井照明用ケー
ブル2yは天井102、壁101の裏側を経由して収納
棚112の影になる位置から浴室内に導入され、収納棚
112内の支持材52に接続される構成とする。スイッ
チボックス4には本照明装置を駆動させるためのスイッ
チを設け、スイッチボックス4は壁101に設置される
構成とする。
【0024】図4、図5、図6において、スイッチボッ
クス4に設けられたスイッチを操作することにより、光
源ボックス1内の光源31が点灯され光ファイバケーブ
ル2に光が入光する。入光した光の一部は浴槽内照明用
ケーブル2xにより伝送され、浴槽内照明キャップ41
より浴槽内を照明する。また光ファイバケーブル2に入
光した光の別の一部は壁・天井照明用ケーブル2yによ
り伝送され、壁・天井照明用ケーブルの端面2yaより
照射され、投光面51より、壁・天井付近を照明する。
この時、光透過部を乳白色とすることで、浴室内に発生
する投光面51の輪郭の影をぼかすことができる。これ
らより浴槽内照明部3および収納棚に設けられた投光面
51が同時に点灯し、浴槽内と洗場側天井付近が同時に
照明され、かつ照明には着色がなされており、さらにカ
ラーフィルタが駆動した場合には照明の色が一斉に変化
していくので、浴室全体に装飾照明が広がり、入浴者の
いる位置に係わらず雰囲気のよい入浴を味わうことがで
きる。
【0025】図7に光ファイバケーブル束の例を示す。
光ファイバケーブル束36は、図2に示す光ファイバケ
ーブル2を少なくとも2本以上備え、少なくとも2本以
上の光ファイバケーブル2はまとめて遮光性を有する被
覆部2jで覆われる構成とする。
【0026】図8に図1の例において光ファイバケーブ
ルに異なる色が入光する例を示す。図2の例に対し、光
源31から発光された光をカラーフィルタ33に備えら
れた3つの着色フィルタ33a、33b、33dにそれ
ぞれ主に集光するレンズ32a、32b、32dを備
え、さらに光源ボックス1の開口部1aには光ファイバ
ケーブル束36が接続され、接続された光ファイバケー
ブル束36は光源ボックス1内で各光ファイバケーブル
2a、2b、2dに分岐され、分岐された各光ファイバ
ケーブル2a、2b、2dの各入光端はカラーフィルタ
33に備えられた着色フィルタ33a、33b、33d
にそれぞれ臨む構成とすることを特徴とする。または、
レンズ32a、32b、32dは一体で構成されるとし
てもよい。または、光ファイバケーブル束36は光源ボ
ックス1外で分岐され、各光ファイバケーブル2a、2
b、2dが光源ボックス1に接続される構成としてもよ
い。
【0027】図1、図8において光源31より発光され
た光は、各レンズ32a、32b、32dにより各着色
フィルタ33a、33b、33dに照射され、各着色フ
ィルタ33a、33b、33dが有する色にそれぞれ着
色される。着色された各光は各着色フィルタ33a、3
3b、33dに臨んで配置された各光ファイバケーブル
2a、2b、2dの入光端より各光ファイバケーブル内
に入光される。また、駆動モーター34によりカラーフ
ィルタ33が回転した場合には、各レンズ32a、32
b、32dにより照射される着色フィルタが変化してい
き、よって各光ファイバケーブル2a、2b、2dに入
光される光の色が一定周期で変化していく。この時、3
本の光ファイバケーブルのうちの2本または3本に同じ
色が一定時間だけ入光する配置としてもよい。
【0028】図9に浴室装飾照明装置として浴槽内照明
と壁・天井照明と浴槽吐水照明の3ヶ所の装飾照明を備
えたユニットバスの例の斜視図を、図10に浴槽水栓の
構成の例を、図11にカウンターに設置された壁・天井
照明の構成の例を示す。
【0029】ユニットバスの基本構成は図4に示すユニ
ットバスの例と同じであるが、本例では図にはないが浴
槽には全自動給湯機が接続されており、浴槽給水用水栓
は備えてない構成とする。または、浴槽水栓108には
給水機能が付加される構成としてもよい。光源ボックス
1は図8に記載した構成を備えるものとし、光源ボック
ス1には光ファイバケーブル束36が接続される。光フ
ァイバケーブル束36は天井102、壁101の裏側を
経由して浴槽104の影になる位置から浴室内に導入さ
れ、浴室内にて浴槽内照明用ケーブル2x、壁・天井照
明用ケーブル2y、吐水照明用ケーブル2zに分岐され
る構成とする。浴槽内照明用ケーブル2xは図5に記載
される構成で浴槽に接続される。浴槽水栓108は浴槽
104のリム面104aに設置され、かつ給水管61、
流量設定弁62、浴槽水循環ポンプ63、循環配管6
4、循環アダプタ65からなる循環手段に接続されてい
る構成とする。この時、浴槽水循環ポンプ63は浴槽水
循環ポンプ63の振動を床103に伝達しない防振機能
を備えたポンプ設置台66上に設置される構成とする。
さらに浴槽水栓108には吐水照明用ケーブル2zが配
置されている。洗場カウンター107は全体が遮光性を
有する材料で成形され、洗場カウンター上段107aの
一部に乳白色のアクリル板で投光面51が形成されてい
る。投光面51の内部には壁・天井照明用ケーブル2y
の端面2yaが投光面51を臨むように支持材52によ
り取付けられており、さらに壁・天井照明用ケーブル2
yの端面2yaから照射される光を投光面51に集める
ための反射材53を備える構成とする。また、図にはな
いが光源31、浴槽水循環ポンプ63、室内照明11
0、収納棚112に内蔵される蛍光灯の動作をスイッチ
ボックス4からの信号で制御する機能を備えた制御ボッ
クスを備える構成とする。
【0030】図12には制御ボックスにて制御される機
器のタイムチャートを示す。図9、図10、図11にお
いて、スイッチボックス4に設けられたスイッチを操作
することにより、光源31は点灯され、浴槽水循環ポン
プ63が起動する。同時に室内照明110および収納棚
に内蔵される蛍光灯は消灯する。浴槽水循環ポンプ63
の起動により、浴槽水が循環アダプタ65から取水さ
れ、循環配管64、浴槽水循環ポンプ63、流量設定弁
62、給水管61を介して浴槽水栓108より吐水され
る。ここで循環される浴槽水の量は流量設定弁62の設
定量により決定される。
【0031】一方、光源31からの光は光ファイバケー
ブル束36、浴槽内照明用ケーブル2x、壁・天井照明
用ケーブル2y、吐水照明用ケーブル2zを介して伝送
され、浴槽内照明、壁・天井照明、および浴槽吐水照明
の3ヶ所が同時に点灯する。この時、室内照明は消灯し
ているので各照明は強調され、各照明にはそれぞれ異な
った着色がなされており、さらにカラーフィルタ33が
駆動した場合には照明の色が場所ごとに順を追って変化
していくので、浴室全体に光が移動していくような雰囲
気のよい入浴を味わうことができる。また、本例では光
ファイバケーブル束36の分岐位置を浴室内に配置した
ので、光ファイバー束36を浴室内に導入する箇所が1
ヶ所で済み、浴室の水密性を保つ手段を施す箇所も1ヶ
所で済む。また、本例において光ファイバケーブル束3
6の代わりに光ファイバケーブル2を用いてもよい。こ
の場合、図4の例と同じように浴室内の3ヶ所から同時
に同じ色の照明がなされる。
【0032】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。この請求項1記載の発明によれば、浴室装飾照明
装置において浴室内の少なくとも2ヶ所以上が単一の光
源で照明できるので、各照明ごとに光源を必要とせず、
また1つのスイッチで各照明の点灯・消灯を操作でき
る。
【0033】この請求項2記載の発明のよれば、請求項
1記載の発明において一つの光源から少なくとも2ヶ所
以上に少なくとも2色以上の照明を同時に照射できるの
で、照明ごとに異なる装飾照明を実現できる。
【0034】この請求項3記載の発明によれば、請求項
1または2記載の発明において光ファイバケーブルの分
岐位置を浴室内としたので、光ファイバケーブルが浴室
に導入される箇所を1ヶ所とすることができ、水密性を
保つ手段を施す箇所も1ヶ所で済む。
【0035】この請求項4記載の発明によれば、請求項
1から3記載の発明において浴室における主な部位の少
なくとも2ヶ所以上を同時に照明するので、浴室全体が
一体となった光の装飾が可能となる。
【0036】この請求項5記載の発明によれば、請求項
1から4記載の発明において照明手段を通常浴室に設置
される部材に内蔵するので、あらたな照明カバーを必要
とせず、部材が遮光性を有する材料と投光面からなるの
で、確実に照明箇所を照射でき、さらに投光面が乳白色
であるので投光面の輪郭の影が浴室内に明確にでるのを
防止できる。
【0037】この請求項6記載の発明によれば、請求項
1から5記載の発明において浴室内の装飾照明用スイッ
チの操作で浴室の装飾照明を点灯させかつ室内照明を消
灯できるので、入浴者は浴室内から浴室内室内照明の影
響を受けないより効果的な装飾照明が体感できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光源ボックス内の構成の例を示す図で
ある。
【図2】本発明の光ファイバケーブルの例を示す図であ
る。
【図3】本発明の光源ボックス内のレンズとカラーフィ
ルタと光ファイバケーブルの構成の例を示す図である。
【図4】本発明の浴室装飾照明装置として浴槽内照明と
壁・天井照明の2ヶ所の装飾照明を備えたユニットバス
の例の斜視図である。
【図5】本発明の浴槽内照明部の構成の例を示す図であ
る。
【図6】本発明の収納棚に設置された壁・天井照明の構
成の例を示す図である。
【図7】本発明の光ファイバケーブル束の例を示す図で
ある。
【図8】本発明の光ファイバケーブルに異なる色が入光
する場合の光源ボックス内のレンズとカラーフィルタと
光ファイバケーブルの構成の例を示す図である。
【図9】本発明の浴室装飾照明装置として浴槽内照明と
壁・天井照明と浴槽吐水照明の3ヶ所の装飾照明を備え
たユニットバスの例を示す斜視図である。
【図10】本発明の図9における浴槽水栓の構成の例を
示す図である。
【図11】本発明の図9における壁・天井照明の構成の
例を示す図である。
【図12】本発明の照明を制御するタイムチャートの例
を示す図である。
【符号の説明】
1 :光源ボックス 1a :開口部 2、2a、2b、2d :光ファイバケーブル 2f :入光端 2g :分岐部 2h :ファイバ本体 2i :被覆部(光ファイバケーブル) 2j :被覆部(光ファイバケーブル束) 2x :浴槽内照明用ケーブル 2y :壁・天井照明用ケーブル 2ya :端面 2z :吐水照明用ケーブル 3 :浴槽内照明部 31 :光源 32、32a、32b、32d :レンズ 33 :カラーフィルタ 33a、33b、33c、33d :着色フィルタ 34 :駆動モーター 35 :冷却ファン 36 :光ファイバケーブル束 4 :スイッチボックス 41 :浴槽内照明キャップ 51 :投光面 52 :支持材 53 :反射材 61 :給水管 62 :流量設定弁 63 :浴槽水循環ポンプ 64 :循環配管 65 :循環アダプタ 66 :ポンプ設置台 101 :壁 102 :天井 102a:洗場側天井 102b:浴槽側天井 102c:天井点検口 103 :床 103a :洗場側床 103b :浴槽側床 104 :浴槽 104a :浴槽リム面 105 :浴槽エプロン 106 :浴槽カウンター 107 :洗場カウンター 107a :上段 107b :下段 107c :洗面器置き 108 :浴槽水栓 109 :洗場水栓 109a :操作部 109b :吐水部 110 :室内照明灯 111 :鏡 112 :収納棚 112a :蛍光灯内蔵部 112b :収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21S 1/00 F Fターム(参考) 2D032 GA00 2E025 BA02 BC01 BC04 3K014 AA00 AA01 PB00 PB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室外に配置された単一の光源と、前記
    光源からの光を伝送するための光ファイバケーブルとを
    備えた浴室装飾照明装置において、前記光ファイバケー
    ブルにより浴室内の少なくとも2ヶ所以上が照明される
    ことを特徴とする浴室装飾照明装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2本以上の光ファイバケーブ
    ルと、前記各光ファイバケーブルが光源に臨む入光端と
    光源との間に少なくとも2つ以上の色からなるカラーフ
    ィルタとを備え、前記各光ファイバケーブルの少なくと
    も2つに異なる色が入光する手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の浴室装飾照明装置。
  3. 【請求項3】 光ファイバケーブルを少なくとも2本以
    上に分岐する位置を浴室内としたことを特徴とする請求
    項1または2記載の浴室装飾照明装置。
  4. 【請求項4】 浴槽内照明または浴槽水栓から吐水され
    る水の照明または浴室天井照明または浴室壁照明の少な
    くとも2ヶ所以上が同時に点灯されることを特徴とする
    請求項1から3記載の浴室装飾照明装置。
  5. 【請求項5】 浴室壁または浴室天井またはその両方を
    照明する手段を備え、前記手段が浴室に設置された部材
    の内部に配置された照明装置において、前記部材が遮光
    性を有する材料と乳白色の投光面を設けてなることを特
    徴とする請求項1から4記載の浴室装飾照明装置。
  6. 【請求項6】 視認性を得るための室内照明と浴室装飾
    照明とを備え、前記浴室装飾照明が点灯時に前記室内照
    明が消灯しかつ前記浴室装飾照明が消灯時に前記室内照
    明が点灯するように設定された装飾照明用スイッチを浴
    室内に備えたことを特徴とする請求項1から5記載の浴
    室装飾照明装置。
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