JP2000344209A - 搬送装置及びそれを備えるストレッチ包装機 - Google Patents

搬送装置及びそれを備えるストレッチ包装機

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JP2000344209A
JP2000344209A JP11155027A JP15502799A JP2000344209A JP 2000344209 A JP2000344209 A JP 2000344209A JP 11155027 A JP11155027 A JP 11155027A JP 15502799 A JP15502799 A JP 15502799A JP 2000344209 A JP2000344209 A JP 2000344209A
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transport
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proximity
downstream
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JP11155027A
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Shuichi Kikuchi
秀一 菊地
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の搬送幅方向における位置及び姿勢を搬
送途中に修正する機能を有する搬送装置において、修正
後の搬送で物品が再度位置や姿勢を崩さないようにする
ことを課題とする。 【解決手段】 物品Xを搬送方向Aに直交する方向Fに
おいてセンタリング機構80でセンタリングする。セン
タリング後、物品Xをベルトコンベア41…41,5
1,51でさらに搬送方向Aに搬送する。物品Xが軽量
のときや滑り易いとき等は、平ベルト21から紐ベルト
41…41への乗移り時に、再度横滑りしたり姿勢が斜
めを向いたりする。下流側搬送経路に沿って延びる可動
ガイド101,101を設ける。物品Xが下流側搬送経
路に進入すると、ガイド101,101を搬送幅方向に
移動させて搬送経路上に進出させる。ガイド101,1
01が物品Xに側方から近接し、物品Xを滑らないよう
に案内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送装置、特に、物
品の搬送幅方向における位置及び姿勢を搬送途中におい
て修正する機能を備えた搬送装置に関し、物品の搬送技
術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】スーパーやコンビニで販売される食料品
の多くはトレー等のプラスチック容器に収納されて塩ビ
フィルムやポリオレフィン系フィルム等の伸長性のある
包材で全体包装されている。このような包装に用いられ
るストレッチ包装機として、例えば特開平9−3050
7号公報や特開平9−309505号公報に開示される
ように、水平に保持した包材の中央部に向けて物品を下
方から押し上げて上記包材の側縁部を伸長させ、この伸
長した包材側縁部を物品の底面側に折り込んで包装する
リフト式のものが知られている。
【0003】この場合、ストレッチ包装機には、被包装
物である物品を機外から機内に搬入するための搬送装置
が一般に備えられる。この搬送装置は、例えば作業者の
手により物品が供給される機外の物品供給部から、包材
に向けて物品を押し上げるための機内のリフト装置等の
昇降手段まで延びるように設けられる。この搬送装置で
機内に搬入された物品は上記リフト装置に受け渡され、
該リフト装置によって包材に向けて押し上げられる。し
たがって、この搬送装置は、基本的には、機外で供給さ
れた物品を機内のリフト装置まで搬送すればよいのであ
るから、最も単純な構成としては、包装機の内外に渡っ
て延びる一組の平ベルトからなるベルトコンベアや、複
数個の回転ローラからなるローラコンベア等の搬送手段
を備えればよい。
【0004】しかし、単にそのような搬送手段のみを備
えただけでは、物品がリフト装置に受け渡され、該リフ
ト装置で上方に押し上げられて包材で包装されたときに
包装不良の生じる可能性がある。つまり、最も好ましい
包装の態様の一つは、包材側縁部がそれぞれ物品の各辺
と平行に折り込まれ、且つ、相対向する側縁部同士の折
込み代が同じになることである。そのために、例えば、
包材はリフト装置の直上方において水平に保持され、リ
フト装置は該包材の中央部に向けてまっすぐに上昇し、
そして、物品は該リフト装置の中央部において各辺が包
材各側縁部と平行になるような姿勢で支持される。
【0005】しかしながら、物品が供給部においてアト
ランダムに供給され、その結果、物品の搬送幅方向にお
ける位置や姿勢がばらついていると、物品がそのままの
位置及び姿勢で搬送されてリフト装置に受け渡される結
果、例えば、物品の姿勢が斜めを向いているときには、
包材側縁部が物品の辺と平行に折り込まれず、包材で被
覆されない部分が物品に生じたり、また、例えば、物品
の位置が左右いずれか側方に偏っているときには、一方
の包材側縁部の折込み代が不足して、包材が物品に密着
しなくなる等、包装不良が発生することになるのであ
る。もちろん、最初に物品を適正な位置に適正な姿勢で
供給すればよいのであるが、それでは供給する側の負担
が増大し、作業性が低下する。
【0006】そこで、例えば特開平11−49320号
公報に開示されるように、搬送経路の途中に物品の位置
及び姿勢を修正するセンタリング機構を備えることが知
られている。このセンタリング機構は、搬送経路を挟ん
で相互に同一距離だけ近接離反する左右一対の押圧部材
を有し、該押圧部材が左右両側方から搬送経路上に進出
することにより物品をそれぞれ該方向から押圧していっ
て搬送幅方向の中央部に位置決めする。また、押圧部材
を搬送方向に対して平行に設けることによって上記位置
決めと同時に物品の姿勢をまっすぐに正すことができ
る。このような位置及び姿勢の修正手段を搬送経路上に
配設することにより、たとえ最初に物品がアトランダム
に供給されて、姿勢が斜めであったり、左右幅方向の位
置が偏っていたりしても、該物品はその姿勢や位置が搬
送途中で修正されてからリフト装置に受け渡されるの
で、そののちの包材による包装が不具合なく行なわれる
ことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような修正手段で物品の位置や姿勢を整えても、引き続
きリフト装置に向けて搬送している間に物品が横滑りを
したり、姿勢を崩したりすると、結局またリフト装置上
に適正な位置及び姿勢で受け渡しされず、やはり包装不
良が生じることになる。
【0008】特に、近年、惣菜等の食料品は少量単位で
販売されることが多くなり、それに伴って、軽量、小サ
イズの物品が増加している。また、これらの食料品を収
納するプラスチック容器は再生樹脂で成形されたり、可
燃性に改質されたり、耐電子レンジ調理性を有したりす
ることが多くなり、それに伴って、耐水性、耐油性が高
くなり、吸湿性が低くなっている。このようなことか
ら、搬送する物品自体が僅かな応力でも滑り易い傾向と
なっており、センタリングしたのちリフト装置に受け渡
すまでの間の搬送中における物品の位置及び姿勢の維持
が重要な問題となっている。
【0009】また、上記特開平11−49320号公報
に開示されるように、物品の進行を一時的に阻止する阻
止手段としてシャッタ機構を上記センタリング機構のす
ぐ下流側に備えて、当該搬送装置からの物品の排出動作
とリフト装置の昇降動作との同期を図るように構成され
たものにおいては、該シャッタ機構が開動してそれまで
停止されていた物品が再出発するときのショックによ
り、せっかくセンタリング機構で修正された物品がどう
してもまた位置ずれを起こしたり姿勢を崩したりする。
【0010】本発明は、搬送する物品の位置及び姿勢を
修正する修正手段を搬送経路途中に備える搬送装置にお
ける上記のような不具合に対処するもので、物品の位置
及び姿勢を修正したのち該部品を搬送終端部から排出す
るまでの間の搬送中においても、該物品の位置ずれや姿
勢の崩れを有効に防止することを課題とする。以下、そ
の他の課題を含め、本発明を詳しく説明する。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決するため、本発明に係る搬送装置にあっては、物品を
所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、該搬送手段で搬
送される物品の搬送幅方向における位置及び姿勢を修正
する修正手段とを備えたうえで、上記修正手段より下流
側の搬送経路に沿ってガイド部材が延設され、且つ、該
ガイド部材を上記下流側搬送経路上の物品に近接させる
近接手段が設けられている。
【0012】これによれば、修正手段で位置及び姿勢が
修正された物品は、そののち下流側搬送経路に沿って搬
送される間、近接して位置するガイド部材で案内される
から、いったん修正手段で修正された搬送幅方向におけ
る位置や姿勢が再び横ずれを起こしたり崩れたりするこ
とが防止され、修正された位置及び姿勢が下流側搬送経
路を搬送中継続して維持されることになる。したがっ
て、たとえ最初に物品がアトランダムに供給されて、姿
勢が斜めであったり、搬送幅方向の位置が偏っていたり
しても、該物品はその姿勢や位置が搬送途中で修正され
たのち、さらにその修正された姿勢や位置が継続して維
持された状態で搬送終端部に至って排出されることにな
る。
【0013】この本発明に係る搬送装置は、例えば、物
品を伸長性のある包材で包装するストレッチ包装機へ該
物品を機外から機内へ搬入するための装置として用いる
ことができる。その場合、この搬送装置で包装機内に搬
入された物品は、例えばリフト装置等の昇降手段に適正
な位置及び姿勢で受け渡されることになるから、該昇降
手段によって包材に向けて押し上げられた際の包装不良
等が回避される。
【0014】本発明の好ましい一態様においては、近接
手段は、ガイド部材を搬送幅方向に移動させることによ
り、該ガイド部材を搬送経路上の物品に近接させる。こ
の場合、物品に対するガイド部材の近接位置は、物品の
幅方向の大きさに基づいて設定される。そして、近接手
段は、この設定された近接位置にガイド部材を移動させ
る。
【0015】これにより、ガイド部材を物品の幅方向の
大きさに応じて物品毎に常に適正な位置まで近接させる
ことができ、ひいては、該物品の位置及び姿勢の維持確
保が有効に達成されることになる。なお、具体的一例と
して、ガイド部材は物品に0.5cmの距離まで近接さ
れる。
【0016】物品の幅方向の大きさは、例えば包装機に
搭載されるコントロールユニットのメモリに予め商品マ
スターとして登録しておくことができる。商品マスター
には、上記大きさの他、商品コード、商品名、単価、消
費期限、容器風袋、バーコード情報等の物品に関する様
々な情報が含まれる。これによれば、搬送を開始する際
の商品指定時に、商品マスターから物品の幅方向の大き
さが判明するから、ガイド部材の近接位置を早い時期に
設定することが可能となる。
【0017】一方、物品の幅方向の大きさを、実際に個
別に計測するようにしてもよい。この場合、修正手段を
その検出手段として兼用することができる。すなわち、
修正手段を、物品を搬送幅方向から押圧することによっ
て物品の位置及び姿勢を修正可能、且つその際物品の幅
方向の大きさを検出可能に構成するのである。物品の幅
方向の大きさを検出するための専用の手段を新設せずに
済み、部品点数の増加が抑制される。
【0018】本発明の好ましい他の態様においては、ガ
イド部材の近接位置の他に、該近接位置と搬送経路側方
との間に位置する暫定近接位置が設定される。そして、
近接手段は、物品が下流側搬送経路に進入するまでに、
ガイド部材をまえもってこの暫定近接位置に移動させて
おき、物品が下流側搬送経路に進入したときに、ガイド
部材を最終的に近接位置に移動させる。
【0019】これにより、物品が下流側搬送経路に進入
したときに初めてガイド部材を移動させ始める場合より
も余裕をもって該ガイド部材を物品に近接させることが
できる。特に、ガイド部材の移動距離が大きい場合や、
下流側搬送経路の直前に配置された修正手段を物品の大
きさ検出手段として兼用する場合におけるガイド部材の
移動の応答遅れの問題が解消される。
【0020】ここで、応答性のみを考慮すれば、物品が
下流側搬送経路に進入するまでに、ガイド部材を最終的
な近接位置まで一気に移動させればよいのであるが、そ
の場合には、修正後の物品が少しでも位置ずれ等を起こ
したときに、該物品がガイド部材に衝突して、該ガイド
部材に沿って下流側搬送経路に進入することができなく
なる虞が生じ得る。そこで、物品が実際に下流側搬送経
路に進入し始めるまでは、ガイド部材を少し幅方向に間
隔の広い暫定近接位置に位置させておき、物品が実際に
下流側搬送経路に進入し始めたのちに、ガイド部材を幅
方向に間隔の狭い最終近接位置に位置させる二段モーシ
ョンとすることにより、上記のような不具合を同時に解
消するようにしたのである。
【0021】なお、具体的一例として、ガイド部材が最
終的に物品に0.5cmの距離まで近接されるとした場
合、該ガイド部材はいったん物品に1cmの距離まで暫
定的に近接される。
【0022】本発明の好ましいさらに他の態様において
は、搬送手段で搬送中の物品の進行を一時的に阻止する
阻止手段が修正手段より下流側でガイド部材より上流側
に備えられる。そして、近接手段は、物品が下流側搬送
経路に進入するまでの期間として、上記阻止手段で物品
の進行が阻止されている期間中に、ガイド部材をまえも
って暫定近接位置に移動させておき、物品が下流側搬送
経路に進入したときとして、上記阻止手段による物品進
行の阻止が解除されたときに、ガイド部材を最終的に近
接位置に移動させる。
【0023】これにより、阻止手段の開閉動作から、物
品がまだ下流側搬送経路に進入していないのか、あるい
はもう進入しているのかが判定され、この阻止手段の動
作とよく同期した合理的なガイド部材の動作が実現され
る。
【0024】以下、発明の実施の形態を通して、本発明
をさらに詳しく説明する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本実施の形態に係るストレ
ッチ包装機1の概略側面図である。この包装機1は、本
体10の正面に、物品Xを矢印Aで示すように本体10
の外部から内部に向けて搬送する搬送装置2を、また本
体10の背面に、包装済みの物品Xを矢印Bで示すよう
に本体10の内部から外部に向けて排出する排出装置3
を備える背面排出型のものである。被包装物である物品
Xは、搬送装置2の始端部の物品供給位置(a)と、搬
送装置2の中間部においてシャッタ機構で進行が一時的
に阻止され且つセンタリング機構で搬送幅方向における
位置及び姿勢が修正されるシャッタ位置又はセンタリン
グ位置(b)と、搬送装置2の終端部においてウォーキ
ングビームに受け渡される物品排出位置(c)と、ウォ
ーキングビームからリフト装置に受け渡される物品受渡
位置(d)と、ストレッチフィルムによる包装が行なわ
れる包装位置(e)と、排出装置3と一体の熱シール装
置4による熱シールが行なわれる熱シール位置(f)と
を経由する。
【0026】図2は搬送装置2の一部切欠き平面図、図
3は縦断面図、図4は概略拡大背面図、及び図5は下流
側搬送経路の概略拡大平面図である。ただし、図2にお
いては、搬送面より下方に位置する部分のみ示し、搬送
面より上方に位置するセンタリング機構80及び可動ガ
イド機構90は図示していない。
【0027】包装機本体10の左右幅方向中央部には、
上面から正面ないし下面に渡って開口10aが連続して
形成されている。搬送装置2は左右一対のサイドフレー
ム11,11を有し、該サイドフレーム11,11の後
半部分が上記開口10aを介して包装機本体10内に突
入している。なお、上記開口10aを挟む本体10の両
側部10b,10bはストレッチフィルムのロール収容
部とされる。
【0028】搬送装置2の始端部側には、物品供給位置
(a)から本体10方向に向かって延びる平ベルト21
が前後一対の駆動ローラ22と従動ローラ23とに巻き
掛けられている。この平ベルト21は、駆動ローラ22
を回転させる駆動モータ24(図7参照)により、その
搬送面が搬送方向Aに走行する。
【0029】平ベルト21の直下流側には、2本の回転
ローラ31,31が配設されている。これらの回転ロー
ラ31,31は、次に説明する第一ベルト41の従動プ
ーリ43とタイミングベルト(図示せず)で連結されて
おり、該従動プーリ43ないし第一ベルト41と同期し
て、その搬送面が搬送方向Aに移動するように回転す
る。
【0030】回転ローラ31,31の下流側には、相互
に所定の間隔で平行に配置された計5条の第一ベルト4
1…41がそれぞれ前後一対の駆動プーリ42と従動プ
ーリ43とに巻き掛けられている。これらのベルト41
…41は、駆動プーリ42…42の共通駆動軸44を回
転させる駆動モータ45(図7参照)により、その搬送
面が搬送方向Aに走行する。
【0031】さらに、第一ベルト41…41とオーバー
ラップしてやや下流側には、爪部材51a…51aを有
する2条の第二ベルト51,51がそれぞれ前後一対の
駆動プーリ52と従動プーリ53とに巻き掛けられてい
る。これらのベルト51,51は、駆動プーリ52,5
2の共通駆動軸54を回転させる駆動モータ55(図7
参照)により、爪部材51a…51aが搬送面において
搬送方向Aに移動するように走行する。
【0032】なお、これらのベルト及びプーリは、好ま
しくはタイミングベルト及びタイミングプーリであり、
またベルトとプーリとの組合せに代えて、チェーンとス
プロケットとの組合せであってもよい。
【0033】そして、上記第一、第二ベルト41…4
1,51,51とオーバーラップして搬送装置2の終端
部側には、ウォーキングビーム60の計4枚の支持プレ
ート61…61がスライドブロック62から立設されて
いる。スライドブロック62は、前後一対のストッパ6
3,63間に架設された2本のガイドバー64,64に
摺動自在に外嵌され、且つ前後一対の駆動プーリ65,
65と従動プーリ66,66とに巻き掛けられた2条の
ベルト67,67に結合されている。このウォーキング
ビーム60は、駆動プーリ65,65の共通駆動軸68
を回転させる駆動モータ69(図7参照)により、搬送
方向A又は反搬送方向Cに移動する。
【0034】一方、回転ローラ31,31と第一ベルト
41…41との間には、シャッタ機構70のシャッタ部
材71が配設されている。シャッタ部材71には、サイ
ドフレーム11,11間に架設されたブラケット72に
一端が連結された平行リンク73の他端が連結されてい
る。ブラケット72には、出力軸にディスク74が取り
付けられた駆動モータ75(図7参照)が据え付けられ
ており、上記ディスク74には、一端が上記平行リンク
73に連結されたリンク部材76の他端が偏心して連結
されている。このシャッタ部材71は、上記駆動モータ
75の回転により、上記リンク部材76及び平行リンク
73を介して上方向D又は下方向Eに移動する。
【0035】シャッタ部材71の上流側で平ベルト21
の終端部の上方には、センタリング機構80の左右一対
の押圧部材81,81が搬送経路を挟んで相対向してい
る。各押圧部材81は、サイドフレーム11,11から
立設されたハウジング12の左右側壁12a,12a間
に架設されたガイドバー82,82に摺動自在に外嵌さ
れたスライドブロック83にリンク84,84を介して
連結されている。スライドブロック83,83の上方に
は、搬送幅方向に延びるタイミングベルト87が左右一
対の駆動タイミングプーリ85と従動タイミングプーリ
86とに巻き掛けられ、このタイミングベルト87の各
走行面に各スライドブロック83がそれぞれブラケット
88を介して結合されている。スライドブロック83,
83及び押圧部材81,81は、駆動プーリ85を回転
させる駆動モータ89により、相互に同じ距離だけ搬送
経路側方から搬送経路中心軸線への進出方向F又は搬送
経路中心軸線から搬送経路側方への退避方向Gに移動す
る。
【0036】なお、タイミングベルト87とタイミング
プーリ85,86との組合せに代えて、チェーンとスプ
ロケットとの組合せであってもよい。
【0037】各押圧部材81は、図示しないスプリング
により、常にスライドブロック83に対して進出方向F
に付勢されている。そして、これらの押圧部材81,8
1が物品Xを間に挟み込み、その反力によって押圧部材
81,81がスライドブロック83に対して退避方向G
に移動したときにオンするセンタリングセンサ90(図
7参照)が各押圧部材81に内蔵されている。
【0038】押圧部材81,81ないしシャッタ部材7
1の下流側で第一、第二ベルト41…41,51,51
及びウォーキングビーム60の支持プレート61…61
の上方には、可動ガイド機構100の左右一対の可動ガ
イド101,101が搬送経路を挟んで相対向してい
る。各可動ガイド101は、押圧部材81,81ないし
シャッタ部材71より下流側の搬送経路に沿って、第一
ベルト41…41の始端部からウォーキングビーム60
の支持プレート61…61に至る範囲内で延設されてい
る。
【0039】各可動ガイド101は、上記ハウジング1
2の左右側壁12a,12a間に架設されたガイドバー
102,102に摺動自在に外嵌されたスライドブロッ
ク103にブラケット104を介して連結されている。
スライドブロック103,103の上方には、搬送幅方
向に延びるラック105,105がピニオンギヤ106
に噛み合わされ、このラック105,105のそれぞれ
に各スライドブロック103がブラケット107を介し
て結合されている。スライドブロック103,103及
び可動ガイド101,101は、ピニオンギヤ106を
回転させる駆動モータ108により、相互に同じ距離だ
け搬送経路側方から搬送経路中心軸線への進出方向F又
は搬送経路中心軸線から搬送経路側方への後退方向Gに
移動する。
【0040】なお、ラック105,105とピニオン1
06との組合せに代えて、ベルトとプーリ、又はチェー
ンとスプロケットとの組合せであってもよい。
【0041】一方の可動ガイド101のブラケット10
4には、透光凹部と遮光凸部とが一定ピッチで繰り返し
形成された三枚の検出板110…110が立設されてい
る。各検出板110毎に投光部と受光部とを有するフォ
トセンサ111が備えられ、これらの三つのセンサ11
1…111のオン、オフの組合せパターンから可動ガイ
ド101,101の位置が検出される。
【0042】また、シャッタ部材71の直下流側で上記
ハウジング12の側壁12aには、物品Xの通過を検出
する物品センサ120が配置されている。
【0043】図6は包装機本体10の内部を示す縦断面
図である。搬送装置2の奥方にはリフト装置5が備えら
れている。このリフト装置5は複数本のリフトポスト1
31…131を有し、図示しない駆動モータにより昇降
する。下降位置では、各リフトポスト131のヘッド1
32の上面がウォーキングビーム60の支持プレート6
1…61の上面と略同じ高さとなる。ウォーキングビー
ム60が搬送方向Aに移動したとき、支持プレート61
…61がリフトポスト131…131間に入り込んでオ
ーバーラップし、物品Xを受け渡す。
【0044】リフト装置5の上方にはフィルム保持装置
6が備えられている。このフィルム保持装置6は、左右
方向に延びる前後一対且つ上下一対の無端ベルト141
…141を有し、物品Xの大きさに応じて予め四角形に
切断されたストレッチフィルムYの前後側縁部を各ベル
ト141…141間に挟み込んで該フィルムYをリフト
装置5の直上方で水平に展開して保持している。リフト
装置5に受け渡された物品Xは、該リフト装置5の上昇
により上記フィルムYの中央部に下方から突入されて、
その上面にフィルムYが密着されると共に、該フィルム
Yの各側縁部を伸長させる。
【0045】フィルム保持装置6の上方にはフィルム折
込装置7が備えられている。このフィルム折込装置7
は、伸長したストレッチフィルムYの左右側縁部、及び
後側縁部をそれぞれ物品Xの底面側に折り込む左右折込
板151,151、及び後折込板152を有し、これら
の折込板151,151,152でストレッチフィルム
Yの左右側縁部と後側縁部とをこの順に物品Xの底面側
に折り込んだのち、排出プッシャ153で物品Xを排出
装置3上に排出することにより、残るフィルムYの前側
縁部を物品Xの底面側に最後に折り込む。
【0046】排出装置3上に排出された包装済みの物品
Xは、排出ローラ161…161の回転により本体10
の内部から背面外部方向Bに排出されながら、図1に示
す熱シール装置4によって底面側に折り込まれたフィル
ムYの各側縁部が溶着されて包装作業が完了する。
【0047】図7はこの包装機1に物品搬入用として備
えられた上記搬送装置2の制御のためのシステム構成図
である。コントロールユニット171は、上記各センサ
90,90,111…111,120からの入力信号に
基づいて、上記各モータ24,45,55,69,7
5,89,108の作動を制御する。
【0048】次に、上記搬送装置2の具体的動作の一例
を図8のタイムチャートを参考にしながら説明する。ま
ず、物品Xの基本的な搬送動作について説明すると、物
品供給位置(a)に載置された物品Xは、平ベルト21
の走行により搬送方向Aに搬送され、シャッタ位置又は
センタリング位置(b)を経て、さらに回転ローラ3
1,31の回転、及び第一ベルト41…41の走行によ
りA方向に搬送されて、物品排出位置(c)に至り、ウ
ォーキングビーム60に受け渡される。ウォーキングビ
ーム60がA方向に移動し、物品Xはリフト装置5に受
け渡される。このウォーキングビーム60のA方向への
移動開始時、第二ベルト51,51の爪部材51a,5
1aが物品Xを後押しするように移動する。これによ
り、ウォーキングビーム60の移動開始時のショックに
よる物品Xの位置ずれが回避される。
【0049】通常、この種の包装機1では、複数個の物
品X…Xが連続して供給される。この場合、回転ローラ
31,31の搬送速度及び第一ベルト41…41の搬送
速度は、平ベルト21の搬送速度よりも大きくされる。
回転ローラ31,31と第一ベルト41…41とは共通
する駆動モータ45によって同じ搬送速度に設定され
る。
【0050】シャッタ部材71が上動(閉動)すると、
これより上流側の物品X…Xは進行が阻止され、上流側
搬送経路上に滞留する。シャッタ部材71が下動(開
動)すると、進行阻止が解除され、物品X…Xは下流側
搬送経路へ向けて進行を再開する。このとき、先頭の物
品Xは、シャッタ部材71が開動する前から前端部が回
転ローラ31,31上にあり、シャッタ部材71が開動
した後は全部が回転ローラ31,31及び第一ベルト4
1…41上に進行する。したがって、この先頭の物品X
は、後続の他の物品X…Xに比べて速く搬送され、シャ
ッタ部材71の上を通過し終わるころには、次の後続物
品Xとの間に相当量の間隔が生成する。シャッタ部材7
1は物品センサ120で先行物品Xの通過が検出された
とき閉動する。これにより、一つの先行物品Xのみがシ
ャッタ部材71より下流側の搬送経路に導入され、シャ
ッタ部材71で再び進行が阻止された残りの後続物品X
…Xと明確に切り分けられる。
【0051】シャッタ部材71は、ウォーキングビーム
60の動作と同期して開動する。好ましくは、シャッタ
部材71は、ウォーキングビーム60が搬送装置2側に
戻った時点に物品Xが排出位置(c)に至ってウォーキ
ングビーム60に受け渡されるようなタイミングで、一
つの物品Xを下流側搬送経路に導入させる。
【0052】また、ウォーキングビーム60は、リフト
装置5の動作と同期して前後動する。好ましくは、ウォ
ーキングビーム60は、リフト装置5が下降していると
きに該リフト装置方向Aに移動して物品Xを該リフト装
置5に受け渡し、リフト装置5が上昇しているときに搬
送装置方向Cに移動して次の物品Xを第一ベルト41…
41から受け取る。
【0053】センタリング機構80は、物品Xがセンタ
リング位置(b)にさしかかったときに作動する。すな
わち、特に図4に示すように、押圧部材81,81が搬
送経路の両側方から進出してきて物品Xを間に挟み込
み、その挟込反力が所定値以上となってセンタリングセ
ンサ90がオンとなったときに停止する。これにより、
物品Xが搬送幅方向の中央部にセンタリングされ、且つ
その姿勢がまっすぐに整えられる。また、このセンタリ
ング動作時のタイミングベルト87の移動量あるいはモ
ータ89の回転量から、物品Xの幅方向の大きさ(W)
が検出される。
【0054】可動ガイド機構100は、上記物品Xの幅
方向の大きさ(W)が検出されると、その値に基づいて
暫定近接位置(Pt)と最終近接位置(Pf)とを求め
る。すなわち、暫定近接位置(Pt)は、両可動ガイド
101,101が、上記幅方向の大きさ(W)より所定
値(α)だけ大きい値(W+α)の距離をおいて、下流
側搬送経路を挟んで相対向する位置であって、例えば上
記所定値(α)は2cm等である。一方、最終近接位置
(Pf)は、同様に、両可動ガイド101,101が、
上記幅方向の大きさ(W)より別の所定値(β)だけ大
きい値(W+β)の距離をおいて、同じく下流側搬送経
路ないし該経路上の物品Xを挟んで相対向する位置であ
って、この最終近接位置算定用の所定値(β)は暫定近
接位置算定用の上記所定値(α)より小さい値に設定さ
れており、例えば1cm等である。
【0055】物品Xの上記幅(W)が検出され、物品X
がまだシャッタ機構70で上流側搬送経路に滞留されて
いる期間中に、可動ガイド用モータ108が作動し、可
動ガイド位置センサ111…111からの入力信号を受
けながら、両可動ガイド101,101を上記暫定近接
位置(Pt)にまで移動させる。これにより、各可動ガ
イド101は、物品Xが下流側搬送経路上に搬送されて
きたならば、その物品Xの左右の各側辺にそれぞれ1c
mの距離まで近づいていることになる。
【0056】そして、シャッタ機構70が開動し、物品
Xの進行阻止が解除されて該物品Xがこの下流側搬送経
路内に進入してきたときに、可動ガイド用モータ108
は、可動ガイド位置センサ111…111からの入力信
号を受けながら、両可動ガイド101,101をさらに
最終近接位置(Pf)まで移動させる。これにより、各
可動ガイド101は、この下流側搬送経路上に搬送され
てきた上記物品Xの左右の各側辺にそれぞれ0.5cm
の距離までさらに近づく。
【0057】これにより、この下流側搬送経路に導入さ
れる直前のシャッタ位置又はセンタリング位置(b)に
おいてセンタリング機構80により修正された物品Xの
搬送幅方向の位置及び姿勢が、この下流側搬送経路を搬
送中に、例えば再び横滑りして位置がずれたり姿勢が斜
めに崩れたりすることが回避される。そして、物品X
は、その修正後の適正な位置及び姿勢を維持したまま、
ウォーキングビーム60の支持プレート61…61に受
け渡され、さらにリフト装置5に受け渡される。リフト
装置5のリフトポスト131…131上に適正な位置及
び姿勢で載置された物品Xは、該リフト装置5が上昇し
たときに、ストレッチフィルムYの中央部に、各辺がフ
ィルムYの各側縁部と平行な状態で下方から突入し、包
装不良が生じることなく美麗に包装される。
【0058】このように、修正手段80で位置及び姿勢
が修正された物品Xは、そののち下流側搬送経路に沿っ
て搬送される間、近接して位置する可動ガイド101,
101で案内されるから、いったん修正手段80で修正
された搬送幅方向における位置や姿勢が再び横ずれを起
こしたり崩れたりすることが防止され、修正された位置
及び姿勢が下流側搬送経路を搬送中継続して維持される
ことになる。したがって、たとえ最初に物品Xが物品供
給位置(a)でアトランダムに供給されて、姿勢が斜め
であったり、搬送幅方向の位置が左右いずれかに偏って
いたりしても、該物品Xはその姿勢や位置が搬送途中の
シャッタ位置又はセンタリング位置(b)で修正された
のち、さらにその修正された姿勢や位置が継続して維持
された状態で物品排出位置(c)に至ってこの搬送装置
2から排出されることになる。
【0059】その場合に、可動ガイド101,101は
搬送幅方向に移動して搬送経路上の物品Xに近接し、該
可動ガイド101,101の近接位置(Pt,Pf)が
物品Xの幅方向の大きさ(W)に基づいて設定されるか
ら、該可動ガイド101,101を物品Xの上記大きさ
(W)に応じて、搬送されてくる各物品X毎に常に適正
な位置まで近接させることができ、ひいては、該物品X
の位置及び姿勢の維持確保が有効に達成されることにな
る。
【0060】また、センタリング機構80を、物品Xの
幅方向の大きさ(W)の検出手段として兼用したから、
該大きさ(W)を検出するための専用の手段を別に設け
ずに済み、搬送装置2ないし包装機1全体としての部品
点数の増加が抑制される。
【0061】そして、物品Xが下流側搬送経路に進入す
るまでの期間中に、可動ガイド101,101をまえも
ってまず暫定近接位置(Pt)に移動させ、そののち物
品Xが下流側搬送経路に進入してきたときに、該可動ガ
イド101,101を最終的な近接位置(Pf)に移動
させるようにしたから、物品Xが下流側搬送経路に進入
したときに初めて可動ガイド101,101を搬送経路
側方から進出方向Fに移動させ始める場合よりも余裕を
もって該可動ガイド101,101を物品Xに近接させ
ることができる。特に、可動ガイド101,101の移
動距離が大きい場合や、上記の実施の形態のように、下
流側搬送経路の直前に配置したセンタリング機構80で
物品Xの大きさ(W)を検出する場合における該可動ガ
イド101,101の移動の応答遅れの不具合が解消さ
れる。
【0062】さらに、可動ガイド101,101を暫定
近接位置(Pt)と最終近接位置(Pf)とに二段階に
徐々に移動させる二段モーションとしたから、位置や姿
勢の修正後に下流側搬送経路に進入してきた物品Xが少
し位置ずれ等を起こしても、幅に余裕のある暫定近接位
置(Pt)に位置する可動ガイド101,101に衝突
することなく、円滑に該可動ガイド101,101間に
導入される。そして、導入されたタイミングで、もう一
段可動ガイド101,101の幅が最終近接位置(P
f)まで狭くなるから、ここで、再び物品Xの位置ずれ
や姿勢が幅寄せされて修正され、以後は、この状態で排
出位置(c)まで搬送されることになる。
【0063】さらに、シャッタ機構70の開閉動作によ
って、物品Xがまだ下流側搬送経路に進入していないの
か、あるいはもう進入しているのかが判定でき、上記シ
ャッタ機構70の開閉動作とよく調和した合理的な可動
ガイド機構100の動作が実現する。
【0064】なお、上記の実施の形態においては、物品
Xの幅方向の大きさ(W)を下流側搬送経路の直前にお
いてセンタリング機構80で検出するようにしたが、こ
れに代えて、予め包装機1のコントロールユニットのメ
モリに、商品マスターとして、商品コード、商品名、単
価、消費期限、容器風袋、バーコード情報等の物品に関
する様々な情報と共に登録しておいてもよい。これによ
れば、機外の供給位置(a)に物品Xを載置する際の商
品指定時に、該商品マスターが呼び出され、これから物
品Xの幅方向の大きさ(W)が判明するから、可動ガイ
ド101,101の近接位置(Pt,Pf)を比較的早
い時期に算定しておくことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
物品を乱雑に搬送装置に供給しても、該物品は、搬送装
置から排出されるときには、適正な正規の位置及び姿勢
に維持確保されている。したがって、その後に行なわれ
る排出された物品の処理作業に不具合が生じない。ま
た、搬送装置への物品の供給時に位置決め等をせずに済
み、作業負担が軽減される。本発明は、搬送装置一般、
特に、搬送途中で一度物品をセンタリング等する機能を
有する搬送装置一般に広く好ましく適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るストレッチ包装機
の概略側面図である。
【図2】 同ストレッチ包装機の正面側に備えられた搬
送装置の搬送面より下側の部分を示す一部切欠き平面図
である。
【図3】 図2のア−ア線に沿う同搬送装置の縦断面図
である。
【図4】 同搬送装置の拡大概略背面図である。
【図5】 同搬送装置の下流側搬送経路を示す拡大概略
平面図である。
【図6】 上記ストレッチ包装機の本体内部を示す縦断
面図である。
【図7】 上記搬送装置のシステム構成図である。
【図8】 上記搬送装置の主たる構成要素の動作のタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1 ストレッチ包装機 2 搬送装置 21,31,41,51 搬送手段 70 シャター機構(阻止手段) 80 センタリング機構(修正手段) 100 可動ガイド機構(近接手段) 101 可動ガイド(ガイド部材) 171 コントロールユニット(記憶手段、設定手
段) X 物品 Y ストレッチフィルム(伸長性包材)
フロントページの続き Fターム(参考) 3E051 AA08 BA12 CA08 CB05 DA10 EA05 EB10 FB02 FC02 HA02 HA08 HC03 HE01 JA02 KA03 KA07 KB01 LA03 LA04 LA07 LB05 3F081 AA43 BC05 BC07 BD08 BD15 BF13 CB01 CC08 CC15 CC21 CE10 CE13 DA02 DA10 EA09 EA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を所定の搬送方向に搬送する搬送手
    段と、該搬送手段で搬送される物品の搬送幅方向におけ
    る位置及び姿勢を修正する修正手段とを有する搬送装置
    であって、上記修正手段より下流側の搬送経路に沿って
    ガイド部材が延設され、該ガイド部材を上記下流側搬送
    経路上の物品に近接させる近接手段が備えられているこ
    とを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 物品を所定の搬送方向に搬送する搬送手
    段と、該搬送手段で搬送される物品の搬送幅方向におけ
    る位置及び姿勢を修正する修正手段とを有する搬送装置
    を備え、該搬送装置で搬入された物品を伸長性のある包
    材で包装するストレッチ包装機であって、上記搬送装置
    に、上記修正手段より下流側の搬送経路に沿ってガイド
    部材が延設され、該ガイド部材を上記下流側搬送経路上
    の物品に近接させる近接手段が備えられていることを特
    徴とするストレッチ包装機。
  3. 【請求項3】 物品の幅方向の大きさを記憶する記憶手
    段と、該記憶手段で記憶された物品の幅方向の大きさに
    基づいてガイド部材の近接位置を設定する設定手段とが
    備えられ、近接手段は、該設定手段で設定された近接位
    置にガイド部材を移動させることを特徴とする請求項2
    に記載のストレッチ包装機。
  4. 【請求項4】 修正手段は、物品を搬送幅方向から押圧
    することにより物品の搬送幅方向における位置及び姿勢
    を修正すると共にその際物品の幅方向の大きさを検出す
    ることが可能に構成され、且つ該修正手段で検出された
    物品の幅方向の大きさに基づいてガイド部材の近接位置
    を設定する設定手段が備えられて、近接手段は、該設定
    手段で設定された近接位置にガイド部材を移動させるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のストレッチ包装機。
  5. 【請求項5】 設定手段は、近接位置と搬送経路側方と
    の間に暫定近接位置を設定し、近接手段は、物品が下流
    側搬送経路に進入するまでにガイド部材を上記暫定近接
    位置に移動させ、物品が下流側搬送経路に進入したとき
    にガイド部材を近接位置に移動させることを特徴とする
    請求項3又は請求項4に記載のストレッチ包装機。
  6. 【請求項6】 搬送手段で搬送中の物品の進行を一時阻
    止する阻止手段が修正手段より下流側でガイド部材より
    上流側に備えられ、近接手段は、該阻止手段で物品の進
    行が阻止されている期間中にガイド部材を暫定近接位置
    に移動させ、該阻止手段による物品進行の阻止が解除さ
    れたときにガイド部材を近接位置に移動させることを特
    徴とする請求項5に記載のストレッチ包装機。
JP11155027A 1999-06-02 1999-06-02 搬送装置及びそれを備えるストレッチ包装機 Pending JP2000344209A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003104117A1 (en) * 2002-06-05 2003-12-18 Henley Industries Limited Conveyor
JP2009190852A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Furukawa Mfg Co Ltd 定形品の運搬装置
WO2009113160A1 (ja) * 2008-03-11 2009-09-17 平田機工株式会社 基板搬送装置及び基板搬送方法

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