JP2000339570A - 物件データ作成方法および表示方法および記録媒体および防災システム - Google Patents

物件データ作成方法および表示方法および記録媒体および防災システム

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JP2000339570A
JP2000339570A JP11145996A JP14599699A JP2000339570A JP 2000339570 A JP2000339570 A JP 2000339570A JP 11145996 A JP11145996 A JP 11145996A JP 14599699 A JP14599699 A JP 14599699A JP 2000339570 A JP2000339570 A JP 2000339570A
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Koji Ouchi
浩司 大内
Kakuto Ri
鶴桐 李
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Nittan Co Ltd
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Nittan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の棟階情報を物件データとして扱うこと
の可能な物件データ作成方法および表示方法および記録
媒体および防災システムを提供する。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ11は、後述の
プログラムを実行することによって、受信機1からRS
485インタフェースを介して出力される情報を人間が
容易に理解できる情報として表示する表示装置としての
機能を有している。すなわち、受信機1に対する表示装
置(副表示器あるいは副受信機)としての機能を有し、
さらには、受信機1内に装着される顧客データROM3
用の顧客データ(物件データ)を作成する機能をも有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物件データ作成方
法および表示方法および記録媒体および防災システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】図22には、一般的な防災設備の一例が
示されている。図22の例では、防災設備は、受信機1
と、受信機1から延びる伝送路2に接続されている感知
器(火災感知器)D1〜Dn,中継器T1,T2,T
3,T4,T5,…とを備え、中継器T1,T2,T
3,T4,T5,…には、地区ベルE1,発信機E2,
ガス漏れ検知器E3,防火シャッタE4,排煙機E5な
どがそれぞれ接続されている。
【0003】ここで、各感知器D1〜Dn,各中継送器
T1,T2,T3,T4,T5,…は、受信機1に対す
る端末機器であって、各端末機器D1〜Dn,T1,T
2,T3,T4,T5,…には、それぞれに対応したア
ドレスが割り当てられている。
【0004】また、受信機1内には、顧客データROM
3が取り付け可能となっている。すなわち、受信機1に
は、顧客データ(受信機1に接続される各端末機器D1
〜Dn,T1,T2,T3,T4,T5,…のアドレ
ス、種別、マスク状況、回線番号、感度、蓄積時間、防
排煙機器との連動関係、LCD表示器やプリンタへの出
力メッセージなど)を、顧客データROM3として保持
している。
【0005】図23は、受信機1に取り付けられる(装
着される)顧客データROM3を作成するための作成装
置を示す図である。図23を参照すると、この作成装置
は、パーソナルコンピュータ11と、ROMライタ12
とを備えている。この作成装置によって顧客データを作
成するには、まず、パーソナルコンピュータ11上で、
顧客データ作成プログラムを起動し、物件毎の仕様に基
づいて人間が理解できる形式で物件データを入力させ、
入力された物件データをパーソナルコンピュータ11の
例えばハードディスク上に物件データファイルとして一
旦保存する。
【0006】次に、その物件データをコード変換(HE
Xデータに変換)して顧客データとし、ROMライタ1
2を用いてROM3に書き込む。このようにして作成さ
れた顧客データROM3を受信機1に装着し、受信機1
において運用を開始することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では、
図22に示したような防災設備の各端末機器が設置され
る建物の棟情報,階情報(以下、棟階情報と称す)は、
顧客データ(物件データ)において、プリントメッセー
ジなどの参考情報程度のものとしてしか扱われていなか
った。
【0008】本発明は、建物の棟階情報を物件データと
して扱うことの可能な物件データ作成方法および表示方
法および記録媒体および防災システムを提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、所定の建物に防災設備を設
定するための物件データを作成する物件データ作成方法
において、建物の棟階情報を、独立したデータ設定項目
として入力させ、物件データとして保存することを特徴
としている。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の物件データ作成方法において、物件としての建物の
全体図を棟階図として画面表示させるために、前記棟階
情報として、棟数と、各棟の名称と、各棟の地上,地下
階数と、各棟の連結関係とを入力させることを特徴とし
ている。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の物件データ作成方法において、物件としての建物の
全体図を警戒区域図として画面表示させるために、前記
棟階情報として、縦横方向の警戒区域数を入力させ、縦
方向の各警戒区域を連結させて定義することを特徴とし
ている。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の物件データ作成方法において、建物の棟階の棟階情
報をアドレスに対応させて選択することで、アドレスに
棟階情報を割り当て、さらに、アドレスに端末機器を割
り当てることで、棟階情報に端末機器を割り当てること
を特徴としている。
【0013】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の物件データ作成方法において、棟階情報に端末機器
を割り当てる際に、端末機器を、その種別ごとに色分け
指定することを特徴としている。
【0014】また、請求項6記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の物件データ作成方法によって作成さ
れた物件データに基づいて、基本図形の組み合わせによ
る棟階図および/または基本図形の組み合わせによる階
平面図を作成,表示することを特徴とする表示方法であ
る。
【0015】また、請求項7記載の発明は、請求項1ま
たは請求項3記載の物件データ作成方法によって作成さ
れた物件データに基づいて、基本図形の組み合わせによ
る警戒区域図および/または基本図形の組み合わせによ
る警戒区域平面図を作成,表示することを特徴としてい
る。
【0016】また、請求項8記載の発明は、防災設備の
受信機に対する表示装置において、該表示装置は、端末
機器あるいは受信機で発生したイベント情報が受信機か
ら送られるとき、受信機から送られたイベント情報をリ
アルタイムに表示することを特徴としている。
【0017】また、請求項9記載の発明は、防災設備の
受信機に対する表示装置において、棟階情報を含む物件
データが物件データファイルとして保存されており、端
末機器あるいは受信機で発生したイベント情報が受信機
から入力したときには、物件データファイルに登録され
ている物件データに基づいて作成,表示される建物の全
体図上に、入力したイベント情報に対応する端末機器の
該当位置を表示することを特徴としている。
【0018】また、請求項10記載の発明は、請求項9
記載の表示方法において、入力したイベント情報の種類
および/または程度に応じた色で、端末機器の該当位置
を表示することを特徴としている。
【0019】また、請求項11記載の発明は、防災設備
の受信機に対する表示装置において、棟階情報を含む物
件データが物件データファイルとして保存されており、
端末機器あるいは受信機で発生したイベント情報が受信
機から入力したときには、物件データファイルに登録さ
れている物件データのうち、入力したイベント情報に対
応した物件データに関する情報を音声によって表示する
ことを特徴とする表示方法である。
【0020】また、請求項12記載の発明は、請求項1
1記載の表示方法において、物件データファイルに登録
されている物件データのみならず、独自情報を各端末機
器に対応させて登録可能となっており、独自情報が登録
されている場合、端末機器のイベント情報が受信機から
入力したときには、入力したイベント情報の端末機器に
対応した独自情報を音声によって表示することを特徴と
している。
【0021】また、請求項13記載の発明は、防災設備
の受信機に対する表示装置の画面上に、操作ガイドボタ
ンを表示させ、該操作ガイドボタンがポイントされるこ
とにより、次に行なうべき操作手順を画像情報および/
または音声情報により表示することを特徴としている。
【0022】また、請求項14記載の発明は、防災設備
の受信機に対する表示装置において、棟階情報を含む物
件データが物件データファイルとして保存されており、
端末機器あるいは受信機で発生したイベント情報が受信
機から入力したときには、入力したイベント情報の全て
を自動的に記録し、記録したイベント情報に対し、要件
に応じて検索,並べ替え等を行なうことを特徴としてい
る。
【0023】また、請求項15記載の発明は、請求項1
4記載の表示方法において、記録したイベント情報に対
し、要件に応じて検索,並べ替え等を行ない、さらに、
前記物件データファイルの物件データと対比することに
より、人間が容易に理解できる情報として表示すること
を特徴としている。
【0024】また、請求項16記載の発明は、請求項1
乃至請求項5のいずれか一項に記載の物件データ作成方
法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
した記録媒体である。
【0025】また、請求項17記載の発明は、請求項6
乃至請求項15のいずれか一項に記載の表示方法をコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録
媒体である。
【0026】また、請求項18記載の発明は、請求項1
乃至請求項5のいずれか一項に記載の物件データ作成方
法によって作成された物件データを記録した記録媒体で
ある。
【0027】また、請求項19記載の発明は、受信機
と、受信機によって監視制御される端末機器と、受信機
に対する表示装置としての機能を有するとともに、受信
機内に設定される顧客データを作成する機能を有するパ
ーソナルコンピュータとを備えていることを特徴として
いる。
【0028】また、請求項20記載の発明は、請求項1
9記載の防災システムにおいて、前記パーソナルコンピ
ュータは、ネットワーク対応に設定され、受信機にネッ
トワークを介して接続可能となっており、この場合、パ
ーソナルコンピュータには、受信機からのメッセージや
イベント情報が電子メールなどによって即座にあるいは
定期的に送られることを特徴としている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る防災設備(防災
システム)の構成例を示す図である。なお、図1におい
て、図22,図23と対応する箇所には同じ符号を付し
ている。図1を参照すると、この防災システムは、受信
機1と、受信機1から延びる伝送路2に接続されている
感知器(火災感知器)D1〜Dn,中継器T1,T2,
T3,T4,T5,…と受信機1に接続されているパー
ソナルコンピュータ11と、ROMライタ12とを備え
ている。ここで、中継器T1,T2,T3,T4,T5
…には、地区ベルE1,発信機E2,ガス漏れ検知器E
3,防火シャッタE4,排煙機E5などがそれぞれ接続
されている。
【0030】各感知器D1〜Dn,各中継器T1,T
2,T3,T4,T5,…は、受信機1に対する端末機
器であって、各端末機器D1〜Dn,T1,T2,T
3,T4,T5,…には、それぞれに対応したアドレス
が割り当てられている。
【0031】また、受信機1内には、顧客データROM
3が取り付け可能となっている。
【0032】また、図1の構成例において、受信機1か
らは、RS485インタフェース(副受信機あるいは副
表示器接続用のインタフェース)を介して、端末機器あ
るいは受信機などでイベントが発生する都度、それに関
する情報が出力されているようになっており、受信機1
からRS485インタフェースを介して出力される情報
は、RS232C−RS485インタフェースコンバー
タ(図示せず)を用いてパーソナルコンピュータ11に
取り込まれるようになっている。
【0033】パーソナルコンピュータ11は、後述のプ
ログラムを実行することによって、受信機1からRS4
85インタフェースを介して出力される情報を人間が容
易に理解できる情報として表示する表示装置としての機
能を有している。すなわち、受信機1に対する表示装置
(副表示器あるいは副受信機)としての機能を有し、さ
らには、受信機1内に装着される顧客データROM3用
の顧客データ(物件データ)を作成する機能をも有して
いる。
【0034】図2はパーソナルコンピュータ11のハー
ドウェア構成例を示す図であり、図2の例では、パーソ
ナルコンピュータ11は、CPU21,ROM22,R
AM23,ハードディスク24,媒体駆動装置25,入
力装置(例えばキーボードなど)26,ポインティング
ディバイス(マウスなど)27,ディスプレイ28,プ
リンタ29,音声出力装置30などを有している
【0035】また、図3はパーソナルコンピュータ11
のソフトウェア構成例を示す図であり、このパーソナル
コンピュータ11は、例えばWindows95,wi
ndows98,WindowsNTなどのオペレーシ
ョンシステム(OS)上で動作し、アプリケーションプ
ログラムとして、顧客データ作成プログラム,副表示器
プログラム,読み上げプログラム,さらには、他のプロ
グラム(例えばワープロソフト)などを実行可能となっ
ている。
【0036】なお、顧客データ作成プログラム,副表示
器プログラム,読み上げプログラムなどは、例えばソフ
トウェアパッケージ(具体的には、フレキシブルディス
ク(FD),CD−ROM,ROM,RAM,メモリカー
ド等の記録媒体)の形で提供することができ、このた
め、図2のハードウェア構成例では、記録媒体31がセ
ットさせるとき、これを駆動する媒体駆動装置25が設
けられている。そして、記録媒体31に記録されている
プログラム(顧客データ作成プログラム,副表示器プロ
グラム,読み上げプログラムなど)は、パーソナルコン
ピュータ11に組み込まれている記憶装置、例えばハー
ドディスク24にインストールされることにより、プロ
グラムが実行可能となる。
【0037】より詳細に、顧客データ作成プログラム
は、顧客データ(物件データ)を作成するためのプログラ
ムであって、本発明では、顧客データ作成プログラム
は、これが実行(起動)されるとき、顧客データ(物件
データ)として、受信機1に接続される各端末機器D1
〜Dn,T1,T2,T3,T4,T5,…のアドレ
ス、種別、マスク状況、回線番号、感度、蓄積時間、防
排煙機器との連動関係、LCD表示器やプリンタへの出
力メッセージなどを作成するとともに、建物の棟階情報
を、上述したデータとは独立したデータ設定項目として
入力させる機能を有し、受信機1に接続される各端末機
器D1〜Dn,T1,T2,T3,T4,T5,…のア
ドレス、種別、マスク状況、回線番号、感度、蓄積時
間、防排煙機器との連動関係、LCD表示器やプリンタ
への出力メッセージなどとともに、建物の棟階情報を物
件データとして保存する(物件データファイルとして保
存する)処理をするようになっている。
【0038】具体的に、顧客データ作成プログラムは、
パーソナルコンピュータ11のディスプレイ28に、物
件としての建物の全体図を棟階図として画面表示させる
ために、棟階情報として、棟数と、各棟の名称と、各棟
の地上,地下階数と、各棟の連結関係とをオペレータに
入力させる機能を有している。
【0039】また、顧客データ作成プログラムは、パー
ソナルコンピュータ11のディスプレイ28に、物件と
しての建物の全体図を警戒区域図として画面表示させる
ために、前記棟階情報として、オペレータに、縦横方向
の警戒区域数を入力させ、縦方向の各警戒区域を連結さ
せて定義する機能を有している。
【0040】このような顧客データ作成プログラムによ
り、建物の棟階情報を、独立したデータ設定項目として
入力させ、物件データとして保存する(物件データファ
イルとして保存する)ことが可能となる。なお、物件デ
ータファイルは、例えばパーソナルコンピュータ11の
ハードディスク24に作成,保存される。
【0041】図4には、パーソナルコンピュータ11に
おいて、顧客データ作成プログラムを起動して、物件デ
ータとして棟階情報をオペレータに入力装置(キーボー
ドなど)26によって入力させる画面の一例が示されて
いる。図4の画面入力例では、パターンとして“棟階”
が設定され、棟数として、3つの棟が入力され、各棟の
名称として、“1棟”,“2棟”,“3棟”,…が入力
され、各棟の地上,地下階数として、1棟については地
下2階,地上12階が入力され、また、2棟については
地下2階,地上10階が入力され、また、3棟について
は地下1階,地上7階が入力された状態が示されてい
る。なお、図4の例では、各棟の連結関係は入力されて
いない。
【0042】また、図5には、他の入力例が示されてお
り、図5の例では、図4の入力例において、各棟の連結
関係として、1棟と2棟とが連結である旨が入力されて
いる。
【0043】また、本発明では、顧客データ作成プログ
ラムは、建物の棟階情報をアドレスに対応させて選択す
ることで、アドレスに棟階情報を割り当て、さらに、ア
ドレスに端末機器を割り当てることで、棟階情報に端末
機器を割り当てる機能を有している。
【0044】また、顧客データ作成プログラムは、上記
のようにして棟階情報に端末機器を割り当てる際に、端
末機器を、その種別ごとに色分け指定する機能を有して
いる。具体的には、例えば、アドレスに端末機器を割り
当てる際に、端末機器を、その種別ごとに色分け指定す
ることが可能となっている。
【0045】具体的に、棟階情報への端末機器の割り当
ては、次のようにしてなされる。例えば、図4あるいは
図5の画面において、右下の“階指定”がマウスなどの
ポインテングデバイス27でポイントされると、図6に
示すような棟階指定画面が表示される。この棟階指定画
面は、初期状態では、全てのアドレス“01”,“0
2”,“03”,…,“FF”に“未設定”が割り当て
られており、棟階指定画面の右下のポイントP1をクリ
ックすることで、図7に示すようなドロップダウンリス
トL1が表示され、このドロップダウンリストL1にお
いて割り当てられるべき棟階情報を選択し、次いで、選
択した棟階情報が割り当てられるべきアドレスをポイン
テングデバイス27によって指定することで(例えばマ
ウスクリックすることで)、アドレスに棟階情報を簡単
に割り当てることができる。そして、ここで割り当てら
れた棟階情報は、後に説明する異常の発生場所を画面表
示あるいは音声表示する際の初期情報として利用され
る。すなわち、従来のように、画面表示あるいは音声表
示するための場所に関する情報を端末機器毎に個別に設
定しなくとも、この棟階情報を基に発生場所を画面表示
あるいは音声表示することができるようになる。
【0046】なお、図6,図7の例では、アドレス“0
1”に対しては、すでに、1棟のB1(階)が割り当て
られ、アドレス“02”,“03”,“04”,“0
5”,“06”に対しては、すでに、1棟の1F(階)
が割り当てられており、次に、例えばアドレス“0
7”,“08”,“09”に対して、1棟の2F(階)
を割り当てるときの状態が示されている。すなわち、こ
の場合、図6の右下のポイントP1をクリックすること
で、図7に示すようなドロップダウンリストL1が表示
され、このドロップダウンリストL1において“2F”
を選択し、次いで、アドレス“07”,“08”,“0
9”を指定することで、図8に示すようにアドレス“0
7”,“08”,“09”に対して、1棟の2F(階)
を割り当てることができる。
【0047】このようにして、棟階指定画面において、
必要となる各アドレスに棟階情報を順次に割り当てるこ
とができ(具体的には、棟番号および階番号をマウス等
で選択し、該当する系統のアドレスの欄(エリア)をマ
ウス等で指定することによって、各アドレスに棟階情報
を簡単に割り当てることができ)、このような操作を終
了すると、再び図4あるいは図5の画面に戻り、図4あ
るいは図5の画面において、左下の“確定”がポイント
されると、アドレスへの棟階情報の割り当てが確定す
る。
【0048】次いで、例えばWindows画面のツー
ルバーの所定のボタン(図示せず)を選択すると、アド
レスに端末機器を割り当てるための図9に示すような画
面(端末種別設定画面)が表示され、図9の画面におい
て、各アドレスに各種の端末機器を割り当てることがで
きる。具体的に、図9の画面では、アドレスで区分され
た一覧表と、右下のリスト(端末選択部分)とが表示さ
れており、図9の画面において、右下のリストから端末
機器をマウス等で選択し、その端末機器を使用するアド
レスのエリアを選択することによって、アドレスに端末
機器を簡単に設定することができる。
【0049】例えば、右下のリストから端末機器の種別
として例えば“B”を選択し、この種別“B”の端末機
器が割り当てられるアドレス,例えば“01”,“0
2”を指定することで(例えばマウスクリックすること
で)、アドレス“01”,“02”に種別“B”の端末
機器を簡単に割り当てることができる。同様に、右下の
リストから端末機器の種別として例えば“C”を選択
し、この種別“C”の端末機器が割り当てられるアドレ
ス,例えば“03”,“04”,05”,“08”を指
定することで、アドレス“03”,“04”,05”,
“08”に種別“C”の端末機器を簡単に割り当てるこ
とができる。同様に、右下のリストから端末機器の種別
として例えば“D”を選択し、この種別“D”の端末機
器が割り当てられるアドレス,例えば“09”,“0
A”を指定することで、アドレス“09”,“0A”に
種別“D”の端末機器を簡単に割り当てることができ
る。このようにして、各アドレスに各種の端末機器を簡
単に割り当てることができる。
【0050】なお、この際、図9の画面の右下リストに
おいて、端末機器は、種別ごとに色分けされている。例
えば、種別“B”は“赤色”、種別“C”は“青色”、
種別“D”は“緑色”というように、色分けがされてい
る。これにより、各アドレスに端末機器を割り当てると
き、図9に示すように、端末機器をその種別ごとに色分
け指定(色分け表示)することができる。すなわち、ア
ドレスで区分された一覧表において、端末機器が割り当
てられたアドレス(のエリア)は、その端末機器の指定
された色に変わる。これにより、この一覧表を見ること
によって、どのアドレスにどの端末機器が割り当てられ
ているのかが容易に確認できる。
【0051】このように、本発明の顧客作成プログラム
では、建物の棟階情報をアドレスに対応させて選択する
ことで、アドレスに棟階情報を割り当て、さらに、アド
レスに端末機器を割り当てることで、棟階情報に端末機
器を割り当てることが可能となっている。また、棟階情
報に端末機器を割り当てる際に、端末機器をその種別ご
とに色分け指定することが可能となっている。すなわ
ち、端末機器の種別ごとに異なった色を使用しているの
で、どの端末機器がどのアドレスに割り当てられている
かを、色によって簡単に確認できる。
【0052】また、本発明では、顧客データ作成プログ
ラムは、上記のように作成された物件データ(棟階情報
を含む物件データ)に基づいて、基本図形の組み合わせ
による簡略な棟階図および/または平面図を作成,表示
する機能を有している。
【0053】また、本発明では、顧客データ作成プログ
ラムは、上のように作成された物件データ(棟階情報を
含む物件データ)に基づいて、基本図形の組み合わせに
よる簡略な警戒区域図および/または警戒区域平面図を
作成,表示する機能を有している。
【0054】図10には、物件データの棟階情報とし
て、図4に示したような棟階情報が入力されたときの棟
階図(全体図)が示されている。また、図11には、物件
データの棟階情報として、図5に示したような棟階情報
が入力されたときの棟階図(全体図)が示されている。図
10,図11に示されるような棟階図(全体図)は、図
4,図5の画面において、左下の“全体図”がポイント
されることによって画面表示される。図10,図11か
らわかるように、本発明では、棟階図は、簡略な図,す
なわち基本図形(図10,図11の例では、長方形)の組
み合わせにより、作成,表示される。なお、図10の例
では、図4において各棟の連結関係が入力されていない
ので、各棟は連結されずに表示されている。これに対
し、図11の例では、図5において1棟と2棟との連結
関係が入力されているので、1棟と2棟とが連結されて
表示されている。
【0055】このように、本発明の顧客データ作成プロ
グラムでは、建物の棟情報と階情報を入力するだけで
(数字等を入れるだけで)、棟別の階毎に区分けされた
簡略図(全体図)が自動作成される。
【0056】また、図12には、物件データの棟階情報
に対し、図6乃至図9に示したようなアドレス,端末機
器が指定されたときの階平面図が示されている。この階
平面図は、図10あるいは図11の棟階図において、所
定の棟の所定の階の部分をポイントすることで表示され
る。例えば、図10の棟階図において、1棟の1Fの部
分をポイントすることで、図12の例のような1棟の1
Fの階平面図を例えば棟階図に重ね合わせた形で表示す
ることができる。図12の例では、1棟の1階(1F)
に、アドレス“02”,“03”,“04”,“0
5”,“06”の端末機器が割り当てられている様子が
示されている。
【0057】また、図4あるいは図5の画面において
(例えば、図4の画面において)、P2をポイントする
と、図13に示すように、パターンとして、“棟階”と
“警戒区域”とのいずれかを選択する画面となり、ここ
で、パターンとして“警戒区域”を選択すると、図14
に示すように、建物の全体図を警戒区域図として画面表
示させるための画面になる。この画面において、オペレ
ータは、棟階情報として、縦横方向の警戒区域数を入力
させ、縦方向の各警戒区域を連結させて定義することが
できる。図14に示すような入力例では、警戒区域図
(全体図)は、図15のように表示される。また、警戒
区域平面図は、図15の警戒区域図において、所定の棟
の所定の階の部分をポイントすることで、その棟のその
階についての平面図が、例えば図12に示した階平面図
と同様の形式で表示される。
【0058】また、物件データとして、例えば棟階情報
の設定を行なった後、他の物件データ,例えば、受信機
1に接続される各端末機器D1〜Dn,T1,T2,T
3,T4,T5,…のアドレス、種別、マスク状況、回
線番号、感度、蓄積時間、防排煙機器との連動関係、L
CD表示器やプリンタへの出力メッセージなどを設定す
ることができる。図16には、他の物件データの設定例
が示されている。
【0059】このようにして、パーソナルコンピュータ
11上で、顧客データ作成プログラムを起動し、物件毎
の仕様に基づいて人間が理解できる形式で物件データを
入力し、入力した物件データを物件データファイルとし
て例えばハードディスク24に一旦保存することができ
る。そして、その物件データをコード変換(HEXデー
タに変換)して顧客データとし、ROMライタ12を用
いてROM3に書き込み、このようにして作成された顧
客データROM3を受信機1に装着し、運用を開始する
ことができる。ここで、本発明においては、受信機1に
装着される顧客データROM3には、顧客データとし
て、受信機1に接続される各端末機器D1〜Dn,T
1,T2,T3,T4,T5,…のアドレス、種別、マ
スク状況、回線番号、感度、蓄積時間、防排煙機器との
連動関係、LCD表示器やプリンタへの出力メッセージ
などの他に、棟階情報などをさらに保持させることがで
きる。
【0060】このように、本発明の顧客データ作成プロ
グラムでは、顧客データ(物件データ)の作成,管理を容
易にすることができ、特に、建物の棟階情報を、独立し
たデータ設定項目として入力させ、物件データファイル
として保存するので、この物件データファイルに基づい
て、簡略な棟階図あるいは警戒区域図、簡略な階平面図
あるいは警戒区域平面図などを作成,表示することが可
能となる。
【0061】また、本発明において、読み上げプログラ
ムは、例えば副表示器プログラムによって起動されると
きに、画像・音声ガイドデータファイル(例えばハード
ディスク24に保存されている)に予め格納されている
データ(ユーザーガイダンスデータ)を読み上げる(音声
表示出力する)機能を有している。
【0062】また、本発明において、副表示器プログラ
ムは、パーソナルコンピュータ11を受信機1に対する
副表示器あるいは副受信機,すなわち受信機1から出力
される情報を人間が理解できる情報として表示する機器
として機能させるものであって、副表示器プログラムが
起動されているときには、パーソナルコンピュータ11
は、端末機器あるいは受信機1などでイベントが発生す
る都度、それに関する情報を出力(画像表示出力および
/または音声表示出力)するようになっている。
【0063】具体的に、本発明の副表示器プログラム
は、受信機1に対する表示装置として機能するパーソナ
ルコンピュータ11(のディスプレイ28の画面)に、受
信機1からRS485インターフェースを介して送られ
るイベント情報をリアルタイムに表示する機能を有して
いる。例えば、監視室において、パーソナルコンピュー
タ11でワープロソフト機能を用いて管理日報等を作成
しているようなときに、端末機器(例えば火災感知器)か
らの作動信号を受信機1で受信し、受信機1からこの端
末機器の作動信号がイベント情報としてパーソナルコン
ピュータ11に送られると、パーソナルコンピュータ1
1では、副表示器プログラムによって、例えばワープロ
作業用の画面に重ね合わせて、優先して端末機器の作動
信号のイベント情報をリアルタイムに画面表示するよう
になっている。これにより、監視室では、パーソナルコ
ンピュータ11で、ワープロ作業を行なっているときに
も、イベント情報が発生すると、それがリアルタイムで
パーソナルコンピュータ11のディスプレイ28の画面
に表示されるので、イベントの発生を即座にかつ適確に
知ることができる。
【0064】また、本発明では、前述したような顧客デ
ータ作成プログラムによって作成された物件データが例
えばハードディスク24に物件データファイルとして保
存されており、この場合、副表示器プログラムは、端末
機器のイベント情報が入力したときには、物件データフ
ァイルに登録されている物件データに基づいて作成,表
示される建物の全体図上に、入力したイベント情報に対
応する端末機器の該当位置を表示するようになってい
る。このように、物件データから作成される簡略な全体
図(基本図形の組み合わせによる全体図)上に、入力し
たイベント情報に対応する端末機器の該当位置を表示す
ることにより、迅速な状況把握を可能にさせることがで
きる。
【0065】また、本発明では、副表示器プログラム
は、上記のように端末機器のイベント情報が入力したと
きには、物件データファイルに登録されている物件デー
タのうち、入力したイベント情報に対応した物件データ
を音声によって表示する(音声出力する)機能を有して
いる。これにより、状況把握のためのより多くの情報を
提供することができる。
【0066】いま、例えば、1棟の3階(3F)に設置
されている端末機器(例えば火災感知器)からの作動信
号(異常発生信号)がイベント情報として受信機1に送
られ、受信機1からこのイベント情報がパーソナルコン
ピュータ11に入力すると、パーソナルコンピュータ1
1では、副表示器プログラムにより、このイベント情報
をリアルタイムで、例えば図17に示すように、画面表
示する。
【0067】図17の例では、「18:05 火災報蓄
積開始 本館三階社長室」旨のメッセージが画面表示さ
れる。
【0068】また、この場合、本発明では、図17に示
すように、建物の全体図(棟階図)上に、入力したイベ
ント情報に対応する端末機器の該当位置が表示される。
すなわち、棟階図の1棟の3Fの部分をイベント情報の
種類および/または程度に応じた色,例えば火災の発生
程度などに応じた色(図17の例では、イベント情報が
火災報蓄積開始であるので、例えば黄色)で色分け表示
あるいは色分け点滅表示させることで、1棟の3Fで火
災が発生したことを知らせることができる。さらに、図
17の画面において、色分け表示あるいは色分け点滅表
示している部分をポイントすることで(図17の例では
1棟の3Fの部分をポイントすることで)、図18に示
すように、1棟の3階(3F)の平面図が表示され、こ
の平面図上で、イベント情報を発生させた端末機器の位
置POを、例えばこの端末機器の種別などに応じた色で
色分け表示あるいは色分け点滅表示させることができ
る。
【0069】また、上記のようにして受信機1からのイ
ベント情報が入力したとき、入力したイベント情報と、
このイベント情報を発生した端末機器の物件データ上の
登録情報を、読み上げプログラムによって音声表示(音
声出力)させることができる。すなわち、異常状態およ
び異常の発生場所、例えば「1棟の3階社長室で火災が
発生しました」旨を音声出力することができる。これに
より、1棟の3階(3F)での火災の発生を知らせるこ
とができる。なお、ここで出力される発生場所は、従来
のように、画面表示あるいは音声表示するための場所に
関する情報が端末機器毎に個別に設定されていれば、そ
れを利用し、設定されていなければ割り当てられた棟階
情報を利用する。
【0070】さらに、所定時間経過後、例えば、1棟の
3階(3F)に設置されている端末機器(例えば火災感
知器),2棟の8階(8F)に設置されている端末機器
(例えば火災感知器)からの作動信号がイベント情報と
して受信機1に送られ、受信機1からこのイベント情報
がパーソナルコンピュータ11に入力すると、パーソナ
ルコンピュータ11では、副表示器プログラムにより、
このイベント情報をリアルタイムで例えば図19に示す
ように、画面表示する。
【0071】図19の例では、「18:06 火災報発
報 本館三階社長室」,「18:06 注意報発報 別
館八階専務室」旨のメッセージが画面表示される。ま
た、この場合、図19に示すように、建物の全体図(棟
階図)上に、入力したイベント情報に対応する端末機器
の該当位置を表示する。すなわち、棟階図の1棟の3F
の部分を火災報発報に応じた色(例えば、赤色)で、色
分け表示あるいは色分け点滅表示させることで、1棟の
3階(3F)で火災が発生したことを知らせることがで
きる。また、棟階図の2棟の8Fの部分を注意報発報に
応じた色(例えば、黄色)で、色分け表示あるいは色分
け点滅表示させることで、2棟の8階(8F)で火災が
発生したことを知らせることができる。
【0072】また、本発明では、副表示器プログラム
は、物件データファイルに登録されている物件データの
みならず、独自情報を各端末機器に対応させて登録可能
となっており、独自情報が登録されている場合、端末機
器のイベント情報が受信機1から入力したときには、入
力したイベント情報の端末機器に対応した独自情報を、
読み上げプログラムによって音声表示(音声出力)させ
る機能を有している。
【0073】例えば、独自情報として「ガス栓を閉めな
さい」旨が登録されている場合、この独自情報を音声に
よって表示(出力)することができる。このように、端
末機器のイベント情報が受信機1から入力したときに、
入力したイベント情報の端末機器に対応した独自情報を
音声によって表示することで、情報量をさらに豊富にし
て、より適切な対処が可能となる。
【0074】また、本発明では、副表示器プログラム
は、防災設備の受信機1に対する表示装置(パーソナル
コンピュータ11)の画面上に、操作ガイドボタンを表
示させ、該操作ガイドボタンがポイントされることによ
り、次に行なうべき操作手順を画像情報および/または
音声情報により表示する機能を有している。具体的に、
副表示器プログラムには、受信機1の取扱いガイダンス
も組み込むことができ、例えば火災発報時に音声と画像
表示で操作手順を説明することができる。
【0075】図20には、次に行なうべき操作手順を画
像情報で表示した一例が示されている。すなわち、図2
0の例は、受信機1の操作部を実際に操作しているとこ
ろをデジタルカメラ等で撮像した映像が示されており、
操作手順を、この映像に音声ナレーションを使用して、
何人も容易に理解できるように説明することが可能にな
っている。
【0076】このように、防災設備の受信機1に対する
表示装置(パーソナルコンピュータ11)の画面上に、
操作ガイドボタンを表示させ、該操作ガイドボタンがポ
イントされることにより、次に行なうべき操作手順を画
像情報および/または音声情報により表示することによ
り(図20の例では、次に行なうべき操作手順を矢印A
で表示することにより)、緊急時でも操作を間違いなく
行なわせることができる。
【0077】また、本発明では、副表示器プログラム
は、防災設備の受信機1に対する表示装置(パーソナル
コンピュータ11)において、端末機器あるいは受信機
で発生したイベント情報が受信機1から(オンライン
で)入力したときには、入力したイベント情報の全てを
自動的に記録,さらには印刷し、記録したイベント情報
に対し、要件に応じて検索,並べ替え等を行ない、さら
に、前記物件データファイルの物件データと対比するこ
とにより、人間が容易に理解できる情報として表示,印
刷する機能を有している。
【0078】図21には、パーソナルコンピュータ11
上で、検索条件として“火災(感知器)”を選択したと
きの検索結果(火災感知器で発生したイベント情報の記
録結果)が一例として示されている。このように、受信
機1で発生したイベント全てを、自動的に記録し、要件
に応じてそのデータの検索・並べ替え等を行い、さら
に、上記顧客データと対比することにより、人間が容易
に理解できる情報として表示,印刷させることで、保
守,点検などを容易に行なわせることが可能となる。な
お、このとき、パーソナルコンピュータ11は、受信機
1にオンライン接続されているので、その都度受信機1
からデータを取り出す必要がない。
【0079】上述の例では、受信機1に1台のパーソナ
ルコンピュータ11が接続されている場合を示したが、
受信機1に複数台のパーソナルコンピュータを接続し、
複数台のパーソナルコンピュータのそれぞれに、上述し
たような副表示器機能および/または物件データ作成機
能をもたせることも可能である。
【0080】また、パーソナルコンピュータ11がネッ
トワーク対応に設定されているときには、受信機1にネ
ットワークを介してパーソナルコンピュータを接続可能
であり、この場合、受信機1から指定されたパーソナル
コンピュータに電子メールなどによって、メッセージや
発生したイベント情報を即座にあるいは定期的に送るこ
とも可能である。
【0081】また、上述の例では、顧客データ作成プロ
グラムによって作成された物件データファイルはハード
ディスク24に保存されるとしたが、物件データファイ
ルをフレキシブルディスク等の着脱可能な記録媒体(読
み出し可能な記録媒体)に媒体駆動装置25によって保
存し(書き込み)、また、物件データファイルが保存さ
れた記録媒体から媒体駆動装置25によって物件データ
ファイルを読み出して使用することも可能である。
【0082】また、上述の例では、パーソナルコンピュ
ータ11が受信機1に接続され、パーソナルコンピュー
タ11上で、アプリケーションプログラムとして、顧客
データ作成プログラム,副表示器プログラム,読み上げ
プログラムが起動される場合について説明したが、例え
ば本発明の顧客データ作成プログラムだけをパーソナル
コンピュータ11上でアプリケーションプログラムとし
て起動し、物件データファイルを作成することも可能で
あり、この場合には、パーソナルコンピュータ11は、
受信機1に必ずしも接続されていなくとも良い。なお、
このときには、物件データファイルを前述のように記録
媒体に読み出し可能に保存しておくのが良い。
【0083】また、例えば物件データファイルを記録媒
体に読出し可能に保存しておくと共に、本発明の副表示
プログラムおよび読み上げプログラムだけをパーソナル
コンピュータ11上でアプリケーションプログラムとし
て起動しておくことにより、受信機1からイベント情報
が送られると、その情報に関連する物件データを拾い出
し、リアルタイムに画像表示および音声表示として出力
するようにしてもよい。
【0084】また、上述の例において、読み上げプログ
ラムには、市販の音声プログラムを用いることができる
(市販の音声プログラムをパーソナルコンピュータ11
に組み込むことで用いることができる)。この場合に
は、音声ライブラリ無しに物件データ(顧客データ)の
メッセージをそのまま音声データとしてパーソナルコン
ピュータ11上で読み上げることができる。
【0085】以上のように、本発明では、オフィス等で
使用しているパーソナルコンピュータを、受信機1に対
する副表示器あるいは副受信機として使用することがで
きる。
【0086】特に、本発明の顧客データ作成プログラム
では、入力画面上で、建物の該当する棟階情報(棟数,
階数など)を入力することによって、棟別の階毎に区分
けされた簡略な図面が自動作成される。すなわち、棟階
情報だけで、CAD用のプログラムを使用することなし
に、棟毎の階別に区分けされた建物の図面を画面上に簡
単に自動作成できる。
【0087】また、本発明の副表示器プログラムは、例
えば所定の端末機器が作動し、受信機1からイベント情
報が送られると、パーソナルコンピュータ11上で他の
アプリケーションプログラム(例えばワープロソフト)
が使用されている場合であっても、自動起動されて、受
信機1からのイベント情報に基づく処理をリアルタイム
で実行するようになっている。具体的に、パーソナルコ
ンピュータ11上で他のアプリケーションプログラムが
使用されている場合であっても、イベント情報が受信機
1から入力すると、副表示器プログラムが自動起動さ
れ、ディスプレイ28の画面上に、建物の全体図(棟階
図)を表示し、音声で異常状態および異常の発生場所を
知らせることができる。より詳細に、物件データファイ
ルに格納されている物件データに基づいて、画面に表示
された棟階図において、作動した端末機器が割り当てら
れている階のエリアが黄色あるいは赤色等の色に変わり
(あるいは点滅し)、この画面表示から、どのエリアで
火災が発生したのかを即座に確認できる。さらに、異常
状態および異常の発生場所の音声ガイダンスによって、
異常状態および異常の発生場所を即座にかつ確実に確認
できる。このように、本発明では、パーソナルコンピュ
ータ11で他のアプリケーションプログラムを使用して
いても、火災等が発生すると、これを自動的に知らせる
ことができる。
【0088】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項7,請求項16,請求項18記載の発明によれば、
所定の建物に防災設備を設定するための物件データを作
成する物件データ作成方法において、建物の棟階情報
を、独立したデータ設定項目として入力させ、物件デー
タとして保存するので、建物の棟階情報を物件データと
して扱うことができる。
【0089】特に、請求項2,請求項3記載の発明によ
れば、請求項1記載の物件データ作成方法において、物
件としての建物の全体図を棟階図として画面表示させる
ために、前記棟階情報として、棟数と、各棟の名称と、
各棟の地上,地下階数と、各棟の連結関係とを入力させ
るだけで良く、また、物件としての建物の全体図を警戒
区域図として画面表示させるために、前記棟階情報とし
て、縦横方向の警戒区域数を入力させ、縦方向の各警戒
区域を連結させて定義するだけで良いので、棟階情報を
含める場合にも、物件データを簡単に作成することがで
きる。
【0090】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1記載の物件データ作成方法において、建物の棟階の
棟階情報をアドレスに対応させて選択することで、アド
レスに棟階情報を割り当て、さらに、アドレスに端末機
器を割り当てることで、棟階情報に端末機器を割り当て
るので、棟階情報に端末機器を簡単に割り当てることが
できる。
【0091】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項4記載の物件データ作成方法において、棟階情報に端
末機器を割り当てる際に、端末機器を、その種別ごとに
色分け指定するので、棟階情報にどの種別の端末機器が
割り当てられたかを、色によって容易に把握,確認する
ことができる。
【0092】また、請求項6,請求項7,請求項17記
載の発明によれば、請求項1または請求項2記載の物件
データ作成方法によって作成された物件データに基づい
て、基本図形の組み合わせによる棟階図および/または
基本図形の組み合わせによる階平面図を作成,表示し、
また、請求項1または請求項3記載の物件データ作成方
法によって作成された物件データに基づいて、基本図形
の組み合わせによる警戒区域図および/または基本図形
の組み合わせによる警戒区域平面図を作成,表示するの
で、棟階図および/または階平面図、警戒区域図および
/または警戒区域平面図を容易にかつ見易く作成,表示
できる。
【0093】また、請求項8,請求項17記載の発明に
よれば、防災設備の受信機に対する表示装置において、
該表示装置は、端末機器あるいは受信機で発生したイベ
ント情報が受信機から送られるとき、受信機から送られ
たイベント情報をリアルタイムに表示するので、イベン
トの発生を即座にかつ適確に知らせることができる。
【0094】また、請求項9,請求項17記載の発明に
よれば、防災設備の受信機に対する表示装置において、
棟階情報を含む物件データが物件データファイルとして
保存されており、端末機器あるいは受信機で発生したイ
ベント情報が受信機から入力したときには、物件データ
ファイルに登録されている物件データに基づいて作成,
表示される建物の全体図上に、入力したイベント情報に
対応する端末機器の該当位置を表示するので、迅速な状
況把握を可能にさせることができる。
【0095】また、請求項10,請求項17記載の発明
によれば、請求項9記載の表示方法において、入力した
イベント情報の種類および/または程度に応じた色で、
端末機器の該当位置を表示するので、状況把握のための
より多くの情報を提供することができる。
【0096】また、請求項11,請求項17記載の発明
によれば、防災設備の受信機に対する表示装置におい
て、棟階情報を含む物件データが物件データファイルと
して保存されており、端末機器あるいは受信機で発生し
たイベント情報が受信機から入力したときには、物件デ
ータファイルに登録されている物件データのうち、入力
したイベント情報に対応した物件データに関する情報を
音声によって表示するので、状況把握のためのより多く
の情報を提供することができる。
【0097】また、請求項12,請求項17記載の発明
によれば、請求項11記載の表示方法において、物件デ
ータファイルに登録されている物件データのみならず、
独自情報を各端末機器に対応させて登録可能となってお
り、独自情報が登録されている場合、端末機器のイベン
ト情報が受信機から入力したときには、入力したイベン
ト情報の端末機器に対応した独自情報を音声によって表
示するので、情報量をさらに豊富にして、より適切な対
処が可能となる。
【0098】また、請求項13,請求項17記載の発明
によれば、防災設備の受信機に対する表示装置の画面上
に、操作ガイドボタンを表示させ、該操作ガイドボタン
がポイントされることにより、次に行なうべき操作手順
を画像情報および/または音声情報により表示するの
で、緊急時でも操作を間違いなく行なわせることができ
る。
【0099】また、請求項14,請求項15,請求項1
7記載の発明によれば、防災設備の受信機に対する表示
装置において、棟階情報を含む物件データが物件データ
ファイルとして保存されており、端末機器あるいは受信
機で発生したイベント情報が受信機から入力したときに
は、入力したイベント情報の全てを自動的に記録し、記
録したイベント情報に対し、要件に応じて検索,並べ替
え等を行ない、さらに、前記物件データファイルの物件
データと対比することにより、人間が容易に理解できる
情報として表示するので、保守,点検などを容易に行な
わせることが可能となる。
【0100】また、請求項19記載の発明によれば、受
信機と、受信機によって監視制御される端末機器と、受
信機に対する表示装置としての機能を有するとともに、
受信機内に設定される顧客データを作成する機能を有す
るパーソナルコンピュータとを備えているので、オフィ
ス等で使用しているパーソナルコンピュータを、受信機
に対する副表示器あるいは副受信機として、また、物件
データ作成装置として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災設備の構成例を示す図であ
る。
【図2】パーソナルコンピュータのハードウェア構成例
を示す図である。
【図3】パーソナルコンピュータのソフトウェア構成例
を示す図である。
【図4】物件データとして棟階情報をオペレータに入力
させる画面の一例を示す図である。
【図5】物件データとして棟階情報をオペレータに入力
させる画面の一例を示す図である。
【図6】棟階指定画面の表示例を示す図である。
【図7】ドロップダウンリストの表示例を示す図であ
る。
【図8】アドレスに棟階情報を割り当てる操作を説明す
るための図である。
【図9】端末種別設定画面の表示例を示す図である
【図10】図4の棟階情報が入力されたときの棟階図を
示す図である。
【図11】図5の棟階情報が入力されたときの棟階図を
示す図である。
【図12】物件データの棟階情報に対し、図6乃至図9
に示したようなアドレス,端末機器が指定されたときの
階平面図を示す図である。
【図13】パターンとして、“棟階”と“警戒区域”と
のいずれかを選択する画面を示す図である。
【図14】建物の全体図を警戒区域図として画面表示さ
せるための画面を示す図である。
【図15】警戒区域図の表示例を示す図である。
【図16】他の物件データの設定例を示す図である。
【図17】本発明の副表示器プログラムの処理動作を説
明するための図である。
【図18】本発明の副表示器プログラムの処理動作を説
明するための図である。
【図19】本発明の副表示器プログラムの処理動作を説
明するための図である。
【図20】次に行なうべき操作手順を画像情報で表示し
た一例を示す図である。
【図21】パーソナルコンピュータ上で、検索条件とし
て“火災(感知器)”を選択したときの検索結果の一例
を示す図である。
【図22】一般的な防災設備の一例を示す図である。
【図23】受信機に取り付けられる顧客データROMを
作成するための作成装置を示す図である。
【符号の説明】
1 受信機 2 伝送路 3 顧客データROM 11 パーソナルコンピュータ 12 ROMライタ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 ハードディスク 25 媒体駆動装置 26 入力装置 27 ポインティングデバイス 28 ディスプレイ 29 プリンタ 30 音声出力装置 31 記録媒体
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA05 AA09 AA10 AA12 AA16 AA22 AA25 AA37 AA44 BB32 BB48 BB74 BB76 DD04 DD07 DD23 EE05 EE16 FF01 FF03 FF04 FF19 GG12 GG18 GG20 GG21 GG22 GG24 GG30 GG32 GG57 GG64 GG65 GG66 GG70

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の建物に防災設備を設定するための
    物件データを作成する物件データ作成方法において、建
    物の棟階情報を、独立したデータ設定項目として入力さ
    せ、物件データとして保存することを特徴とする物件デ
    ータ作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の物件データ作成方法にお
    いて、物件としての建物の全体図を棟階図として画面表
    示させるために、前記棟階情報として、棟数と、各棟の
    名称と、各棟の地上,地下階数と、各棟の連結関係とを
    入力させることを特徴とする物件データ作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の物件データ作成方法にお
    いて、物件としての建物の全体図を警戒区域図として画
    面表示させるために、前記棟階情報として、縦横方向の
    警戒区域数を入力させ、縦方向の各警戒区域を連結させ
    て定義することを特徴とする物件データ作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の物件データ作成方法にお
    いて、建物の棟階の棟階情報をアドレスに対応させて選
    択することで、アドレスに棟階情報を割り当て、さら
    に、アドレスに端末機器を割り当てることで、棟階情報
    に端末機器を割り当てることを特徴とする物件データ作
    成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の物件データ作成方法にお
    いて、棟階情報に端末機器を割り当てる際に、端末機器
    を、その種別ごとに色分け指定することを特徴とする物
    件データ作成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2記載の物件デー
    タ作成方法によって作成された物件データに基づいて、
    基本図形の組み合わせによる棟階図および/または基本
    図形の組み合わせによる階平面図を作成,表示すること
    を特徴とする表示方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項3記載の物件デー
    タ作成方法によって作成された物件データに基づいて、
    基本図形の組み合わせによる警戒区域図および/または
    基本図形の組み合わせによる警戒区域平面図を作成,表
    示することを特徴とする表示方法。
  8. 【請求項8】 防災設備の受信機に対する表示装置にお
    いて、該表示装置は、端末機器あるいは受信機で発生し
    たイベント情報が受信機から送られるとき、受信機から
    送られたイベント情報をリアルタイムに表示することを
    特徴とする表示方法。
  9. 【請求項9】 防災設備の受信機に対する表示装置にお
    いて、棟階情報を含む物件データが物件データファイル
    として保存されており、端末機器あるいは受信機で発生
    したイベント情報が受信機から入力したときには、物件
    データファイルに登録されている物件データに基づいて
    作成,表示される建物の全体図上に、入力したイベント
    情報に対応する端末機器の該当位置を表示することを特
    徴とする表示方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の表示方法において、入
    力したイベント情報の種類および/または程度に応じた
    色で、端末機器の該当位置を表示することを特徴とする
    表示方法。
  11. 【請求項11】 防災設備の受信機に対する表示装置に
    おいて、棟階情報を含む物件データが物件データファイ
    ルとして保存されており、端末機器あるいは受信機で発
    生したイベント情報が受信機から入力したときには、物
    件データファイルに登録されている物件データのうち、
    入力したイベント情報に対応した物件データに関する情
    報を音声によって表示することを特徴とする表示方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の表示方法において、
    物件データファイルに登録されている物件データのみな
    らず、独自情報を各端末機器に対応させて登録可能とな
    っており、独自情報が登録されている場合、端末機器の
    イベント情報が受信機から入力したときには、入力した
    イベント情報の端末機器に対応した独自情報を音声によ
    って表示することを特徴とする表示方法。
  13. 【請求項13】 防災設備の受信機に対する表示装置の
    画面上に、操作ガイドボタンを表示させ、該操作ガイド
    ボタンがポイントされることにより、次に行なうべき操
    作手順を画像情報および/または音声情報により表示す
    ることを特徴とする表示方法。
  14. 【請求項14】 防災設備の受信機に対する表示装置に
    おいて、棟階情報を含む物件データが物件データファイ
    ルとして保存されており、端末機器あるいは受信機で発
    生したイベント情報が受信機から入力したときには、入
    力したイベント情報の全てを自動的に記録し、記録した
    イベント情報に対し、要件に応じて検索,並べ替え等を
    行なうことを特徴とする表示方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の表示方法において、
    記録したイベント情報に対し、要件に応じて検索,並べ
    替え等を行ない、さらに、前記物件データファイルの物
    件データと対比することにより、人間が容易に理解でき
    る情報として表示することを特徴とする表示方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項
    に記載の物件データ作成方法をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項6乃至請求項15のいずれか一
    項に記載の表示方法をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項
    に記載の物件データ作成方法によって作成された物件デ
    ータを記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】 受信機と、受信機によって監視制御さ
    れる端末機器と、受信機に対する表示装置としての機能
    を有するとともに、受信機内に設定される顧客データを
    作成する機能を有するパーソナルコンピュータとを備え
    ていることを特徴とする防災システム。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の防災システムにおい
    て、前記パーソナルコンピュータは、ネットワーク対応
    に設定され、受信機にネットワークを介して接続可能と
    なっており、この場合、パーソナルコンピュータには、
    受信機からのメッセージやイベント情報が電子メールな
    どによって即座にあるいは定期的に送られることを特徴
    とする防災システム。
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