JP2000338744A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000338744A
JP2000338744A JP11147682A JP14768299A JP2000338744A JP 2000338744 A JP2000338744 A JP 2000338744A JP 11147682 A JP11147682 A JP 11147682A JP 14768299 A JP14768299 A JP 14768299A JP 2000338744 A JP2000338744 A JP 2000338744A
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Masanori Yamagata
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニング手段と中間転写体の交換をユー
ザーメンテナンスとすることができる画像形成装置を提
供すること。 【構成】 画像形成手段にて形成された感光ドラム(像
担持体)4Y,4M,4C,4K上のトナー像を中間転
写ベルト(中間転写体)8の表面に順次転写した後、該
トナー像を一括して記録紙Sに転写し、記録紙Sへのト
ナー像の転写後に中間転写ベルト8表面上に残留するト
ナーをクリーナ(クリーニング手段)17によって回収
し、回収されたトナーを廃トナーパイプ(排出経路)7
5を経て廃トナー容器70に送って蓄積するようにした
画像形成装置において、前記クリーナ17と中間転写ベ
ルト8を装置本体に対して一体的に着脱可能に構成する
とともに、中間転写ベルト8(ベルトユニット40)の
装置本体からの取り出し動作に連動して前記廃トナーパ
イプ75を前記クリーナ17から離間させるよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式等を採用するカラー複写機やカラープリンタ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のカラー画像形成装置の断
面図であり、該カラー画像形成装置においては、先ず、
イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色に対応
するレーザースキャナユニット1Y,1M,1C,1K
から各色の画像データに合わせてレーザー光2Y,2
M,2C,2Kを発光し、帯電ローラ3Y,3M,3
C,3Kによって表面を一様に帯電された各色の感光ド
ラム4Y,4M,4C,4K上に各色の画像データに対
応する潜像を形成し、各色に対応する現像装置5Y,5
M,5C,5Kに内包された不図示の各色のトナーによ
って各色の現像スリーブ6Y,6M,6C,6Kを介し
て潜像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの順
に順次現像する。このとき、同時に4色の感光ドラム4
Y,4M,4C,4Kに対して上部表面が水平且つ均一
に接触するよう保持されてベルト駆動ローラ7a,7
b,7cによって図示矢印方向(時計方向)に回転駆動
される中間転写ベルト8に感光ドラム4Y,4M,4
C,4K上のトナー像がイエロー、マゼンタ、シアン及
びブラックの順に一次転写されて重ね合わされる。尚、
トナー像の中間転写ベルト8への転写は、感光ドラム4
Y,4M,4C,4Kと中間転写ベルト8の接触点であ
る各色毎の一次転写ポイントT1Y,T1M,T1C,
T1Kにて中間転写ベルト8を内側から感光ドラム4
Y,4M,4C,4Kに付勢しているバックアップロー
ラ9Y,9M,9C,9Kによってなされる。
【0003】一方、給紙カセット10より給紙ローラ1
1によって給紙された記録紙Sには、搬送ローラ対12
a,12b、13a,13b及び14a,14bによっ
て図示矢印方向に搬送された後、二次転写ポイントT2
において転写ローラ15とベルト駆動ローラ7bによっ
て狭持・搬送されることによって前記中間転写ベルト8
上に重ね合わされたトナー像が一括転写(二次転写)さ
れる。尚、このとき転写し切れないで中間転写ベルト8
の表面に残ったトナーは、該中間転写ベルト8に接する
ように配置されたクリーニングブレード16によってク
リーナ17に回収される。
【0004】而して、トナー像の二次転写を受けた記録
紙Sは、定着装置21の定着ローラ19と加圧ローラ2
0の接点であるニップNを通過することによって熱と圧
力によトナー像の定着を受けた後に排紙トレイ60上に
排出される。尚、定着装置21の前記定着ローラ19は
ハロゲンヒータ18を内包しており、前記加圧ローラ2
0は定着ローラ19に所定の圧力で圧接された状態で回
転する。
【0005】斯かるカラー画像形成装置においては、中
間転写ベルト8上に残ったトナーをクリーニングするた
めの前記クリーナ17は装置本体側に設置されている廃
トナー容器70に連結部材である廃トナーパイプ75に
よって連結されており、中間転写ベルト8の表面より回
収されたトナーは廃トナーパイプ75を通って廃トナー
容器70に送り出されてそこに蓄積され、廃トナー容器
70がトナーによって一杯にになった時点で該廃トナー
容器70がオペレーターによって新しいものと交換され
る。
【0006】このような構成において、中間転写ベルト
8の寿命は装置本体の寿命に比べて短い場合が多く、装
置本体が寿命に達するまでの間に中間転写ベルト8を新
しいものと数回交換する必要があるが、装置本体から中
間転写ベルト8を取り出す際に同時にクリーナ17も装
置本体から外すこととなり、装置本体側に設置されてい
る廃トナー容器70と連結部材である廃トナーパイプ7
5とを離間させる必要がある。
【0007】つまり、オペレータは先ずクリーナ17と
連結部材である廃トナーパイプ75の結合部を外し、そ
の後、クリーナ17と一体に筐体で支持されている中間
転写ベルト8を装置本体から取り出す作業が必要であっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では以下のような問題があった。
【0009】即ち、ユーザーが中間転写ベルト8を装置
本体から取り出す際若しくは装着する際に、中間転写ベ
ルト8に装着されているクリーナ17と画像形成装置本
体側に配置されている廃トナー容器70との連結部材で
ある廃トナーパイプ75を別途クリーナ17より着脱す
る必要があり、この作業が非常に煩わしいという問題が
あった。このため、このような作業はユーザーではなく
サービスマンに任されることが多く、クリーナ部を含む
中間転写ベルトの交換を完全にユーザーメンテナンスと
するためにはクリーナと廃トナーパイプの連結及び取り
外し作業を非常に簡単な方法で実現する必要があった。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、クリーニング手段と中間転写
体の交換をユーザーメンテナンスとすることができる画
像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数の像露光手段と複数の
像担持体を含む画像形成手段を装置本体内に備え、該画
像形成手段にて形成された像担持体上のトナー像を該像
担持体と接触しながら回転される中間転写体の表面に順
次転写した後、該トナー像を一括して記録紙に転写し、
記録紙へのトナー像の転写後に中間転写体表面上に残留
するトナーをクリーニング手段によって回収し、該クリ
ーニング手段によって回収されたトナーをパイプ状の排
出経路を経て装置本体側に配置された廃トナー容器に送
って蓄積するようにした画像形成装置において、前記ク
リーニング手段と中間転写体を装置本体に対して一体的
に着脱可能に構成するとともに、中間転写体が装置本体
内において画像形成を可能とする第1の姿勢と着脱時に
像担持体から離間する第2の姿勢の少なくとも2つの姿
勢を取り得るよう構成し、該中間転写体の前記第1の姿
勢から第2の姿勢への移動動作又は移動動作を可能にす
る手段に連動して前記排出経路を前記クリーニング手段
から離間させるようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記中間転写体の前記第2の姿勢から第1
の姿勢への移動動作に連動して前記排出経路を前記クリ
ーニング手段に結合させる手段を設けたことを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記中間転写体の前記第1の姿勢か
ら第2の姿勢への移動動作に連動して前記排出経路を前
記クリーニング手段から離間させるとともに、該排出経
路のクリーニング手段との連結部の開口部及び前記クリ
ーニング手段側の排出経路との連結部の開口部を遮蔽す
る手段を設けたことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記中間転写体の前記第2の姿
勢から第1の姿勢への移動動作に連動して前記排出経路
を前記クリーニング手段に連結するとともに、該排出経
路のクリーニング手段との連結部及び前記クリーニング
手段側の排出経路との連結部を開口させる手段を設けた
ことを特徴とする。
【0015】従って、本発明によれば、クリーニング手
段を含む中間転写体を装置本体から取り出す動作に連動
して廃トナー容器に連なる排出経路をクリーニング手段
から離間させるよう構成したため、クリーニング手段と
中間転写体の交換をユーザー自身が簡単に行うことがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】<実施の形態1>図1〜図8は本発明の実
施の形態1を示すものであり、これらの図においては図
11に示したものと同一要素には同一符号を付してお
り、以下、それらについての説明は省略する。
【0018】本実施の形態においては、中間転写ベルト
8、ベルト駆動ローラ7a,7b,7c、バックアップ
ローラ9Y,9M,9C,9K、クリーナ17等の中間
転写ベルト8周辺の部品をユーザーが交換し得る1つの
ベルトユニット40として構成し、このベルトユニット
40を装置本体に対して容易に着脱し得るようにしてい
る。
【0019】図2にベルトユニット40の構成の詳細を
示す。
【0020】図2に示すように、ベルトユニット40
は、中間転写ベルト8、ベルト駆動ローラ7a,7b,
7c、バックアップローラ9Y,9M,9C,9K、ク
リーナ17等の中間転写ベルト8周辺の部品を含んで構
成されており、ベルト駆動ローラ7a,7b,7cとバ
ックアップローラ9Y,9M,9C,9Kは不図示のベ
アリングを介してその両端部が前後2枚の金属製の前側
板31aと後側板31bに回転自在に支持されており、
ユーザーが取り扱い易いようにハンドル37が前側板3
1aに設けられている。
【0021】ところで、駆動ローラ7aは当該ベルトユ
ニット40を装置本体に装着するときに装置本体側の不
図示の駆動軸に連結されることによって該駆動軸から駆
動力を受け取る。従って、駆動ローラ7aと駆動軸との
連結のためにカップリング34が駆動ローラ7aの同一
軸上の端部に結着されているとともに、装置本体に装着
する際の第1の位置決めを行うためのプラスチック製の
ガイドローラ33a,33bが同一軸上に取り付けられ
ている。
【0022】又、ベルトユニット40の前面から見て左
上部の手前側と奥側にはプラスチック製の位置出しブロ
ック35a,35bがそれぞれ前側板31aと後側板3
1bに不図示のビスによって固定されている。
【0023】又、図1において給紙カセット10から給
紙された記録紙Sを二次転写ポイントT2に導くための
搬送ローラ対13a,13b,14a,14b及び転写
ローラ15も図3に示すように一体のフレーム41に不
図示のベアリングを介して回転可能に固定されて搬送ユ
ニット45を構成している。この搬送ユニット45は、
その搬送路にジャムが発生した場合の処理及びベルトユ
ニット40の着脱に際して搬送ユニット用ハンドル42
を操作することによって搬送ユニット揺動支点43a,
43bを中心に装置本体の下方に回動し、不図示のロッ
ク機構によって回避ポジションに固定される。
【0024】次に、ベルトユニット40の装置本体に対
する着脱方法について説明する。
【0025】図4はベルトユニット40が装着されてい
ない装置本体を前面から見た図である。この状態で、装
置本体前面にはベルトユニット40を装置本体内に挿入
するための開口部であるベルトユニット着脱口100が
開口している。このベルトユニット着脱口100の中に
は、挿入時にベルトユニット40のガイドローラ33
a,33b(図2参照)をガイドするための右ガイドレ
ール61と同じくベルトユニット40挿入時に位置出し
ブロック35a,35b(図2参照)部分のガイドとな
る左ガイドレール62が本体の前後方向にレール状に配
設されており、これらはベルトユニット着脱口100か
ら見えている。尚、右ガイドレール61はR状に成形さ
れており、その内周面61aはベルトユニット40の装
着時にカップリング34(図2参照)が結合されること
によって本体側の駆動力を伝達するカップリング63の
軸心を中心としてガイドローラ33a,33bの外径に
僅かなガタ分を加算した寸法を半径として形成されてい
る。
【0026】而して、ベルトユニット40のガイドロー
ラ33a,33bを右ガイドレール61の内周面61a
に合わせ、又、位置出しブロック35a,35bを左ガ
イドレール62上に乗せるようにしてベルトユニット4
0をベルトユニット着脱口100から装置本体内部へ押
し込むと、ベルトユニット40側のカップリング34が
装置本体側のカップリング63に結合することとなり、
図5に示すように中間転写ベルト8が感光ドラム4Y,
4M,4C,4Kから離間した状態(以下、「ベルト離
間状態」と称する)でベルトユニット40を装置本体に
装着することができる。尚、このとき、搬送ユニット4
5は、前記搬送ユニット用ハンドル42の操作によって
既に「搬送ユニット離間状態」となっている。
【0027】次に、中間転写ベルト8を感光ドラム4
Y,4M,4C,4Kに接触させた使用時の状態までベ
ルトユニット40を上昇させる手段について説明する。
【0028】図6に示すように、装置本体側にはベルト
ユニット40の位置出しブロック35a,35bを押し
上げるためのベルト押上カム51a,51bが固定され
たカム軸53が回動可能に設けられており、このカム軸
53の前面端には該カム軸53及びベルト押上カム51
a,51bを回動させるためのベルトカムハンドル52
が固定されている。このベルトカムハンドル52は、図
4に示すように、搬送ユニット用ハンドル42と同様に
本体前面に突出しており、該ベルトカムハンドル52が
ユーザーによって円弧状のガイド溝72(搬送ユニット
45に関してはガイド溝71)に沿って操作されると、
ベルトユニット40をカップリング63とカップリング
34の軸中心を回転中心として上下に移動させることが
可能となる。
【0029】ベルトユニット40を使用状態に持ち上げ
る際は、ベルトカムハンドル52を図6の矢印方向(反
時計方向)に回転させ、ベルト押上カム51a,51b
によって位置出しブロック35a,35bを持ち上げ、
最終的に該位置出しブロック35a,35bの上面36
a,36bを装置本体側に設置されている位置決めシャ
フト50(図1参照)に突き当て、不図示のロック機構
によってその状態を維持するように固定する。尚、前記
ベルト押上カム51a,51bは装置本体側の不図示の
ステーに引張バネ54で各々連結されており、これらは
位置決めブロック35a,35bに位置決めシャフト5
0への所定の当接圧を加えている。
【0030】以上のように構成すれば、ベルトユニット
40のみ上昇している図7に示すような状態とすること
ができるが、次に搬送ユニット45を搬送ユニット用ハ
ンドル42を用いて上昇させてこれを使用時の位置で固
定すれば、図1に示すように装置本体を使用可能な状態
にすることができる。
【0031】ところで、位置決めシャフト50は感光ド
ラム4Y,4M,4C,4Kと中間転写ベルト8との位
置関係を決める上で寸法精度上重要な部品であり、これ
は装置本体側においては感光ドラム4Y,4M,4C,
4Kが支持されているフレームと同一フレーム上に配設
されている。
【0032】尚、ベルトユニット40を装置本体から取
り出す際には、先に説明した手順を逆に行えば良い。即
ち、搬送ユニット45を離間状態にした後にベルトユニ
ット40を離間状態にしてハンドル37を持ってベルト
ユニット40を本体より引き出せば良い。
【0033】感光ドラム4Y,4M,4C,4Kと中間
転写ベルト8との位置関係を高精度に維持するために
は、先ず、感光ドラム4Y,4M,4C,4Kと位置決
めシャフト50及びカップリング63との位置関係を高
精度に保つことが重要であるが、これらは同一フレーム
に固定することが可能であり、比較的容易に精度を管理
することができる。又、ベルトユニット40において
は、中間転写ベルト8と位置出しブロック35a,35
bの位置決めシャフト50との接触面36a,36bと
の位置関係を高精度に管理すれば良い。
【0034】以上のような構成を採用することにより、
従来はユーザーによる交換が困難であった中間転写ベル
ト8を消耗品ユニットとしてユーザーメンテナンス部品
として取り扱うことが可能となる。このような形態を採
る画像形成装置及びベルトユニット40において課題と
なるのは、クリーナ17と装置本体側に配置された廃ト
ナー容器70とを接離させる手段である。つまり、前述
のような構成においてユーザーがベルトユニット40を
装置本体に対して着脱する際に、装置本体側に配置され
た廃トナー容器70との連結経路である廃トナーパイプ
75を如何にしてクリーナ17に対して結合若しくは離
間させるかである。
【0035】上記課題を解決するために本実施の形態で
は、クリーナ17から回収したトナーを装置本体側に配
設された廃トナー容器70に移動させるための廃トナー
パイプ75をベルトユニット40の揺動動作に連動させ
てクリーナ17に対して着脱させる構成を採用した。
【0036】即ち、図6に示すように、ベルト押上カム
51a,51bを固定しているカム軸53にギヤ80を
取り付け、このギヤ80に噛み合うギヤ81をギヤ軸8
2によって回転可能に支持している。
【0037】そして、ギヤ81に金属又はプラスチック
製のパイプ状の廃トナーパイプ継手76を固定し、この
廃トナーパイプ継手76をギヤ81と共に回動可能にし
た。ここで、廃トナーパイプ継手76は先端部に吸入口
76aを有する中空のパイプ状部材であり、該廃トナー
パイプ継手76の他端には接続口76bが形成されてお
り、この接続口76bにPFA製の柔軟な廃トナーパイ
プ75が接続されている。尚、廃トナーパイプ75は装
置本体内に配設された廃トナー容器70に接続されてい
る。
【0038】以上の構成において、廃トナーパイプ継手
76はオペレータがベルトユニット40を装置本体に挿
入際には図5及び図6に示すように回避状態にあり、そ
の後、オペレータがベルトユニット40を持ち上げるた
めにベルトカムハンドル52を反時計方向に回転させる
と、図7及び図8に示すように、ベルト押上カム51
a,51bがベルトユニット40を持ち上げようとする
と同時に、ギヤ80がギヤ81と廃トナーパイプ継手7
6を回転させ、位置出しブロック35a,35bが位置
決めシャフト50に突き当たると同時に廃トナーパイプ
継手76の吸入口76aがクリーナ17に形成された排
出孔17aに接続され、クリーナ17内のトナーを廃ト
ナーパイプ継手76及び廃トナーパイプ75を経て装置
本体側の廃トナー容器70に向けて送り出すことができ
る。
【0039】又、以上とは逆の動作を行う場合、つま
り、オペレータがベルトユニット40を離間状態にする
ためにベルトカムハンドル52を時計回りに回動させた
場合には、ベルトユニット40が下方に下がると同時に
廃トナーパイプ継手76が回動してその吸入口76aが
クリーナ17の排出孔17aから離間する。
【0040】ところで、クリーナ17の排出孔17aと
廃トナーパイプ継手76の吸入口76aにはそれぞれ不
図示のシャッター部材(弁)とシール部材が設けられて
おり、両者が接続されたときにはそれぞれのシャッター
部材が開いてトナーの流通が可能となり、又、両者が離
間する際にはそれぞれのシャッター部材が閉じてクリー
ナ17内及び廃トナーパイプ継手76内に蓄積されてい
るトナーが漏れ落ちないように構成されている。
【0041】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図9及び図10に基づいて説明する。
【0042】本実施の形態では、ベルトユニット40を
前記実施の形態1のように装置本体前面側から着脱する
のではなく、装置の右側面側から着脱する方式を採用し
ている。
【0043】ベルトユニット40の着脱のために、図9
に示すように装置本体の前後側板にプラスチック製のガ
イドレール86をそれぞれ配置する。
【0044】一方、ベルトユニット40側には前記ガイ
ドレール86に嵌合してベルトユニット40をガイドす
るための円筒形の突起部であるガイド85が前後両サイ
ドの位置出しブロック35a,35bから前後方向に突
設されている。
【0045】而して、オペレータは図9に示すように装
置本体右側よりガイドレール86によって形成される入
口86aにベルトユニット40側のガイド85を導くよ
うに挿入し、ベルトユニット40をそのまま装置本体内
に押し込む。すると、ガイド85はガイドレール86の
傾斜部86bにて中間転写ベルト8が各色の感光ドラム
4Y,4M,4C,4Kに接触するように上方へ導か
れ、最終的にガイドレール86の上昇部86cで固定さ
れる。
【0046】一方、クリーナ17にはシャッター部材付
のトナー排出孔17aが後ろ側に設けられており、該ク
リーナ17に接続されてトナーを装置本体側に設置され
た廃トナー容器70に導くための廃トナーパイプ75
は、本体の後側板側にクリーナ17の排出孔17aとの
接続部(シャッター付)77を有しており、その接続部
77から後側板の背面を通過して下降し、後側板に設け
られた案内孔78から装置本体内に導かれるように配管
され、最終的に廃トナー容器70に接続されている。
【0047】以上の構成において、ベルトユニット40
を装置本体に挿入してこれを最終的に装着した状態で
は、図10に示すように、前記トナー排出孔17aと廃
トナーパイプ75の接続部77が同じ位置で重なるよう
に構成され、このとき両者のシャッターが開いて接続が
完了する。
【0048】このような手法においても、ベルトユニッ
ト40の装置本体への着脱動作に連動してクリーナ17
からの廃トナーの経路を接続・離間させることが可能と
なる。
【0049】尚、以上の説明においては簡略化のために
クリーナ17に設けられた排出孔17a及び廃トナーパ
イプ75側のクリーナ17との接続部分に配設されるべ
きシャッター部材(弁)として従来このようなパイプ材
の開口部に設けられる一般的な弁を用いることが可能な
ため、これについての詳細な説明は省略する。
【0050】又、以上の説明では特に中間転写ベルトを
例に説明したが、本発明は他の任意の中間転写体に対し
ても同様に適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、複数の像露光手段と複数の像担持体を含む画像
形成手段を装置本体内に備え、該画像形成手段にて形成
された像担持体上のトナー像を該像担持体と接触しなが
ら回転される中間転写体の表面に順次転写した後、該ト
ナー像を一括して記録紙に転写し、記録紙へのトナー像
の転写後に中間転写体表面上に残留するトナーをクリー
ニング手段によって回収し、該クリーニング手段によっ
て回収されたトナーをパイプ状の排出経路を経て装置本
体側に配置された廃トナー容器に送って蓄積するように
した画像形成装置において、前記クリーニング手段と中
間転写体を装置本体に対して一体的に着脱可能に構成す
るとともに、中間転写体が装置本体内において画像形成
を可能とする第1の姿勢と着脱時に像担持体から離間す
る第2の姿勢の少なくとも2つの姿勢を取り得るよう構
成し、該中間転写体の前記第1の姿勢から第2の姿勢へ
の移動動作又は移動動作を可能にする手段に連動して前
記排出経路を前記クリーニング手段から離間させるよう
にしたため、クリーニング手段と中間転写体の交換をユ
ーザーメンテナンスとすることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のベ
ルトユニットの斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の搬
送ユニットの斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の正
面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の中
間転写ベルトの離間状態を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の中
間転写ベルト離間時の状態を示すベルトユニット部分の
斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の搬
送ユニットの離間状態を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の中
間転写ベルト上昇時の状態を示すベルトユニット部分の
斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置のベ
ルトユニット装着前の状態を示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の
ベルトユニット装着後の状態を示す断面図である。
【図11】従来の画像形成装置の断面図である。
【符号の説明】
1Y,1M,1C,1K レーザースキャナユニット
(露光手段) 4Y,4M,4C,4K 感光ドラム(像担持体) 8 中間転写ベルト(中間転写体) 17 クリーナ(クリーニング手段) 17a 排出孔 40 ベルトユニット 45 搬送ユニット 70 廃トナー容器 75 廃トナーパイプ(排出経路) 76 廃トナーパイプ継手 77 接続部 S 記録紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像露光手段と複数の像担持体を含
    む画像形成手段を装置本体内に備え、該画像形成手段に
    て形成された像担持体上のトナー像を該像担持体と接触
    しながら回転される中間転写体の表面に順次転写した
    後、該トナー像を一括して記録紙に転写し、記録紙への
    トナー像の転写後に中間転写体表面上に残留するトナー
    をクリーニング手段によって回収し、該クリーニング手
    段によって回収されたトナーをパイプ状の排出経路を経
    て装置本体側に配置された廃トナー容器に送って蓄積す
    るようにした画像形成装置において、 前記クリーニング手段と中間転写体を装置本体に対して
    一体的に着脱可能に構成するとともに、中間転写体が装
    置本体内において画像形成を可能とする第1の姿勢と像
    担持体から離間する第2の姿勢の少なくとも2つの姿勢
    を取り得るよう構成し、該中間転写体の前記第1の姿勢
    から第2の姿勢への移動動作又は移動動作を可能にする
    手段に連動して前記排出経路を前記クリーニング手段か
    ら離間させるようにしたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体の前記第2の姿勢から第
    1の姿勢への移動動作に連動して前記排出経路を前記ク
    リーニング手段に結合させる手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記中間転写体の前記第1の姿勢から第
    2の姿勢への移動動作に連動して前記排出経路を前記ク
    リーニング手段から離間させるとともに、該排出経路の
    クリーニング手段との連結部の開口部及び前記クリーニ
    ング手段側の排出経路との連結部の開口部を遮蔽する手
    段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記中間転写体の前記第2の姿勢から第
    1の姿勢への移動動作に連動して前記排出経路を前記ク
    リーニング手段に連結するとともに、該排出経路のクリ
    ーニング手段との連結部及び前記クリーニング手段側の
    排出経路との連結部を開口させる手段を設けたことを特
    徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成装置。
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