JP2000337982A - 圧力センサ回路 - Google Patents

圧力センサ回路

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JP2000337982A JP14736299A JP14736299A JP2000337982A JP 2000337982 A JP2000337982 A JP 2000337982A JP 14736299 A JP14736299 A JP 14736299A JP 14736299 A JP14736299 A JP 14736299A JP 2000337982 A JP2000337982 A JP 2000337982A
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保司 小西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力センサの特性が変化した場合でも大幅な
回路変更を必要とせずに温度補償が可能であり、A/D
変換回路の低電圧化と低コスト化とを図る。 【解決手段】 圧力センサ1は環境温度に応じて出力の
オフセットおよび感度が変動する。増幅回路3は圧力セ
ンサ1および感温回路2の出力のいずれか一方を増幅す
る。制御回路7は、感温回路2が検出した環境温度に応
じてメモリ6からオフセット補正量およびスパン補正量
を読み出す。オフセット補正量は、オフセット補正用D
/A変換回路8により電圧に変換されて増幅回路3の出
力電圧をオフセット補正した後、V/I変換回路11に
より電流に変換されてA/D変換回路4の入力端子Ii
nに入力される。一方、スパン補正量は、スパン補正用
D/A変換回路9により電圧に変換された後、V/I変
換回路12により電流に変換されてA/D変換回路4の
基準入力端子Irefに入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力センサの温度
補償を行う圧力センサ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体を用いた圧力センサは環
境温度に応じて出力のオフセットおよび感度が変動する
から、検出精度を高めるためには環境温度に応じてオフ
セットおよび感度を補正する温度補償を行う必要があ
る。そこで、圧力センサの温度補償を行う圧力センサ回
路が従来から提供されている。
【0003】この種の圧力センサ回路として、図8に示
す構成が知られている。この圧力センサ回路は、圧力セ
ンサ1の出力を増幅回路3により増幅し、A/D変換回
路4によりデジタル値に変換した後に、デジタル出力回
路5からデジタル値をシリアル出力するように構成され
ている。この圧力センサ1は環境温度に応じてオフセッ
トや感度が変化するものであるから、環境温度に応じた
オフセット補正およびスパン補正(感度に対する補正)
が必要になる。
【0004】そこで、環境温度を検出する感温回路2
と、オフセット補正のための補正電圧を発生するオフセ
ット補正用D/A変換回路8と、感度補正のための補正
電圧を発生するスパン補正用D/A変換回路9とを設
け、感温回路2により検出された環境温度に応じてオフ
セット補正の補正量およびスパン補正の補正量を与える
ように構成してある。具体的にはマイコンよりなる制御
回路7を設けるとともに、オフセット補正の補正量およ
びスパン補正の補正量を環境温度に対応付けて格納した
EEPROMよりなるメモリ6とを設け、環境温度が制
御回路7に与えられると、各補正量をメモリ6から読み
出してオフセット補正用D/A変換回路8およびスパン
補正用D/A変換回路9に与えるようにしてある。
【0005】すなわち、制御回路7はまず感温回路2に
指示を与え、感温回路2の出力を増幅回路3で増幅する
とともにA/D変換回路4でデジタル値に変換し、環境
温度に対応したデジタル値を制御回路7に取り込む。制
御回路7は、環境温度を取り込むとメモリ6から環境温
度に対応した補正量を読み出し、圧力センサ1およびオ
フセット補正用D/A変換回路8に指示を与えて、圧力
の検出とオフセット補正とを行わせる。ここに、図8で
は増幅回路3の出力電圧とオフセット補正用D/A変換
回路8の出力電圧とを加算するように記載しているが、
これは圧力センサ1の出力電圧とオフセット補正用の補
正電圧とを増幅回路3により作動増幅することと等価で
ある。こうして圧力センサ1の出力にオフセット補正が
施され、補正後の電圧がA/D変換回路4に入力される
ことになる。A/D変換回路4にはスパン補正用D/A
変換回路9からの補正電圧も入力されており、この補正
電圧によって圧力センサ1の感度が補正される(言い換
えると、A/D変換回路4の出力値の1ビットに対応す
る入力電圧幅が補正される)。
【0006】上述のように、オフセット補正用D/A変
換回路8およびスパン補正用D/A変換回路9はアナロ
グ量である補正電圧を出力するものであるが、補正量は
制御回路7からデジタル値として指示されるからD/A
変換回路を用いている。
【0007】ところで、A/D変換回路4は、入力端子
Vinと基準入力端子Vrefと基準電圧端子AGND
とを有する。また、オペアンプA3および抵抗Rよりな
るV/I変換回路10、オペアンプA2およびコンデン
サCintよりなる積分回路、オペアンプA1よりなる
比較回路などを備えている。入力端子Vinおよび基準
入力端子Vrefにそれぞれ入力された電圧は、制御回
路7により制御されるアナログスイッチS3〜S6によ
り択一的にV/I変換回路10に入力される。ここに、
コンデンサCrefを設けて入力端子Vinからの入力
電圧と基準入力端子Vrefからの入力電圧との極性を
逆転させている。
【0008】V/I変換回路10から出力される電流は
積分回路により積分され、比較回路により基準電位であ
る接地電位と比較される。ここで、上記積分回路では入
力端子Vinからの電圧でコンデンサCintを一定時
間充電した後に、基準入力端子Vrefで逆積分して積
分回路の出力電圧が接地電位に達するまでの時間を計時
することにより、入力端子Vinへの入力電圧をデジタ
ル値に変換するように構成されている。この計時手段は
制御回路7に設けられている。しかるに、オフセット補
正後の圧力センサ1の出力電圧を入力端子Vinに入力
し、スパン補正用D/A変換回路9の出力電圧を基準入
力端子Vrefに入力することによって、圧力センサ1
の出力値を温度補正したデジタル値が得られるのであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示した圧力センサ回路では、A/D変換回路4にV/I
変換回路10を設けてあり、V/I変換回路10のオペ
アンプA3の入力ダイナミックレンジによりA/D変換
回路4の入力電圧範囲が制限されるものであるから、圧
力センサ1の出力電圧範囲を広くとるには、A/D変換
回路4の電源電圧を高くしてA/D変換回路4の入力電
圧範囲を広くする必要があり、圧力センサ1の出力電圧
範囲や温度特性が変化した場合、A/D変換回路4の仕
様を変更することが必要になる。また、A/D変換回路
4にコンデンサなどの実装部品が多く設けられているの
で、A/D変換回路4の部品点数が多くなりコストがか
かるという問題がある。
【0010】本発明は上記事由に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、圧力センサの特性が変化した場合で
も大幅な回路変更を必要とせずに温度補償が可能であ
り、A/D変換回路の低電圧化と低コスト化とを図った
圧力センサ回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、アナ
ログ出力が得られ環境温度に応じて出力のオフセットお
よび感度が変動する圧力センサと、圧力センサの環境温
度を検出する感温回路と、感温回路により検出された環
境温度に応じてオフセットと感度との補正量をデジタル
値で指示する制御回路と、制御回路からの補正量に応じ
てオフセット補正用の補正電圧と感度を補正するスパン
補正用の補正電圧とをそれぞれ出力するオフセット補正
用D/A変換回路およびスパン補正用D/A変換回路
と、圧力センサの出力にオフセット補正用D/A変換回
路の出力電圧によるオフセット補正を施した電圧を電流
に変換する第1のV/I変換回路と、スパン補正用D/
A変換回路の出力電圧を電流に変換する第2のV/I変
換回路と、第2のV/I変換回路の出力電流を基準とし
て第1のV/I変換回路の出力電流をデジタル値に変換
するA/D変換回路とを具備し、圧力センサによる検出
圧力をデジタル値として出力するものであり、この構成
によれば、第1および第2のV/I変換回路をA/D変
換回路と別に設けることにより、第1および第2のV/
I変換回路をオフセット補正用およびスパン補正用にそ
れぞれ用い、第1および第2のV/I変換回路の入力電
圧範囲を別々に設定することができる。その結果、第1
のV/I変換回路の入力電圧範囲を広くとることにより
圧力センサの出力電圧範囲を広くとることができるの
で、圧力センサの特性が変化した場合でも大幅な回路変
更を必要とせずに温度補償を行うことができる。また、
第1および第2のV/I変換回路をA/D変換回路と別
に設けることにより、圧力センサの出力電圧範囲を広く
とるためにA/D変換回路の電源電圧を高くしてA/D
変換回路の入力電圧範囲を広くする必要がなくなるの
で、A/D変換回路の内部にV/I変換回路を設けた構
成よりもA/D変換回路の低電圧化を図ることができ、
しかも、A/D変換回路の部品点数を削減することがで
き、低コスト化を図ることができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記A/D変換回路が、カレントミラー回路よりな
り上記第1のV/I変換回路からの入力電流に定電流の
重畳が可能な電流源を備え、電流源の電流値がアナログ
スイッチにより切替可能とされたものである。この構成
によれば、カレントミラー回路により重畳される電流を
アナログスイッチのオンオフによって変化させることに
より、第1のV/I変換回路の同じ出力電流に対して、
A/D変換回路から出力されるデジタル値を変えること
が可能になる。逆に言えば、入力電流の範囲を切り換え
ることが可能になる。
【0013】請求項3の発明は、アナログ出力が得られ
環境温度に応じて出力のオフセットおよび感度が変動す
る圧力センサと、圧力センサの環境温度を検出する感温
回路と、感温回路により検出された環境温度に応じてオ
フセットと感度との補正量をデジタル値で指示する制御
回路と、制御回路から出力されたオフセットと感度との
補正量を電流値に変換するR−2Rラダー抵抗網と、R
−2Rラダー抵抗網から出力されるオフセットと感度と
の補正量に対応した電流をそれぞれ電圧に変換する第1
のI/V変換回路および第2のI/V変換回路と、上記
R−2Rラダー抵抗網に上記第1および第2のI/V変
換回路のいずれか一方を選択的に接続する切換手段と、
圧力センサの出力に第1のI/V変換回路の出力電圧に
よるオフセット補正を施した電圧を電流に変換する第1
のV/I変換回路と、第2のI/V変換回路の出力電圧
を電流に変換する第2のV/I変換回路と、第2のV/
I変換回路の出力電流を基準として第1のV/I変換回
路の出力電流をデジタル値に変換するA/D変換回路と
を具備し、圧力センサによる検出圧力をデジタル値とし
て出力するものである。この構成によれば、第1および
第2のV/I変換回路をA/D変換回路と別に設けるこ
とにより、第1および第2のV/I変換回路をオフセッ
ト補正用およびスパン補正用にそれぞれ用い、第1およ
び第2のV/I変換回路の入力電圧範囲を別々に設定す
ることができる。その結果、第1のV/I変換回路の入
力電圧範囲を広くとることにより圧力センサの出力電圧
範囲を広くとることができるので、圧力センサの特性が
変化した場合でも大幅な回路変更を必要とせずに温度補
償を行うことができる。また、切換手段によって第1お
よび第2のI/V変換回路のいずれか一方がR−2Rラ
ダー抵抗網に接続され、1つのR−2Rラダー抵抗網が
オフセット補正用とスパン補正用とに共用されるので、
オフセット補正用とスパン補正用とにそれぞれ別々のR
−2Rラダー抵抗網を設ける必要がなく、回路構成が簡
単になり、低コスト化を図ることができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、上記A/D変換回路への入力電流の
範囲を決める基準電圧を可変としたものである。この構
成によれば、圧力センサの出力電圧範囲に応じた基準電
圧を設定することができ、見掛け上A/D変換回路の入
力ダイナミックレンジを広げたことになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】(実施形態1)本実施形態の圧力センサ回
路は、図1に示すように、図8に示した従来例と同様に
圧力センサ1の環境温度を検出する感温回路2を備え、
圧力センサ1および感温回路2の出力を選択的に増幅回
路3で増幅し、A/D変換回路4でデジタル値に変換し
た後、デジタル出力回路5を介して出力することによ
り、圧力センサ1が検出した圧力をデジタル値として出
力するものである。
【0017】また、圧力センサ1および感温回路2の出
力のタイミングが制御回路7により切り換えられ、圧力
センサ1および感温回路2の出力のいずれか一方が増幅
回路3に入力されて電圧増幅されるようになっている。
増幅回路3の出力電圧は、図ではオフセット補正用D/
A変換回路8(後述する)の出力電圧に加算されてA/
D変換回路4の入力端子Iin(後述する)に入力され
ているが、実際には増幅回路3において圧力センサ1お
よび感温回路2の出力のいずれか一方とオフセット補正
用D/A変換回路8の出力電圧とを差動増幅している。
【0018】本実施形態では、A/D変換回路4を電流
入力型に変更し、A/D変換回路4の外部に2つのV/
I変換回路11,12を設け、各V/I変換回路11,
12をオフセット補正用およびスパン補正用にそれぞれ
用いている。
【0019】A/D変換回路4は、入力端子Iinと基
準入力端子Irefと基準電圧端子AGNDとを有し、
オペアンプA2およびコンデンサCintよりなる積分
回路と、オペアンプA1よりなる比較回路とを備える。
入力端子Iinと基準入力端子Irefとはオペアンプ
A2の非反転入力端に接続される。オペアンプA2の出
力はコンデンサCintを介して反転入力端に帰還され
るとともにオペアンプA1の反転入力端に入力される。
基準電圧端子AGNDは、各オペアンプA1,A2の非
反転入力端にそれぞれ接続されるととともに所定の基準
電圧が印加される。
【0020】V/I変換回路11は、増幅回路3の出力
電圧をオフセット補正用D/A変換回路8の出力電圧に
よりオフセット補正した電圧を電流に変換してA/D変
換回路4の入力端子Iinに出力する。一方、V/I変
換回路12は、スパン補正用D/A変換回路9の出力電
圧を電流に変換してA/D変換回路4の基準入力端子I
refに出力する。また、各V/I変換回路11,12
の出力のタイミングが制御回路7により切り換えられ、
入力端子Iinおよび基準入力端子Irefのいずれか
一方に電流が入力されるようになっている。
【0021】A/D変換回路4では、図2(a)に実線
で示すように、まず、入力端子Iinに入力された電流
(以下では入力電流Iinと表す)を上記積分回路によ
り一定時間Tinで積分する。このとき、上記比較回路
の出力電圧が基準電圧端子AGNDに印加された基準電
圧(この電圧も同符号で示す)から傾きIin/Cin
tで増加して電圧Vinまで増加し、この電圧Vin
は、Vin=Iin×Tin/Cintと表される。
【0022】その後、基準入力端子Irefに入力され
た電流(以下では基準電流Irefと表す)を上記積分
回路により積分すると、上記比較回路の出力電圧が電圧
Vinから一定の傾き−Iref/Cintで減少して
再び基準電圧AGNDに戻る。このとき、上記比較回路
の出力電圧の減少量Vrefは、Vref=−Iref
×Tref/Cintと表される。ここで、基準電流I
refの積分を開始してから上記比較回路の出力電圧が
基準電圧AGNDに戻るまでの時間Trefを制御回路
7に設けたカウンタによって計数することにより、A/
D変換回路4は入力電流Iinをデジタル値に変換して
デジタル出力回路5に出力し、上記カウンタにより得ら
れたデジタル値がデジタル出力回路5によりシリアル値
に変換されて出力される。しかして、A/D変換回路4
により変換されたデジタル値の大きさであるデジタル量
は、 (デジタル量)=Iin/Iref×(定数) ・・・・・(1) と表される。
【0023】本実施形態の圧力センサ回路では、従来例
と同様に圧力センサ1のオフセットおよびA/D変換回
路4のスパンを補正する圧力センサ1の温度補償を行う
ために、EEPROMよりなるメモリ6に圧力センサ1
の環境温度に対応するオフセット補正量およびスパン補
正量をあらかじめ記憶させている。
【0024】圧力センサ1の温度補償を行うには、ま
ず、感温回路2の出力を増幅回路3で増幅してA/D変
換回路4でデジタル値に変換することにより、感温回路
2が検出した環境温度の情報を制御回路7に入力する。
制御回路7は、感温回路2が検出した環境温度に応じて
メモリ6からオフセット補正量およびスパン補正量を読
み出しデジタル値として出力する。制御回路7から出力
されたオフセット補正量およびスパン補正量のデジタル
値は、オフセット補正用D/A変換回路8およびスパン
補正用D/A変換回路9によってそれぞれ電圧に変換さ
れる。
【0025】次に、圧力センサ1の出力が増幅回路3で
増幅された後、オフセット補正用D/A変換回路8の出
力電圧によりオフセット補正されてV/I変換回路11
に入力され、スパン補正用D/A変換回路9の出力電圧
はV/I変換回路12に入力される。これにより、A/
D変換回路4の入力端子Iinおよび基準入力端子Ir
efに入力される電流の大きさが変化し、圧力センサ1
のオフセットおよびA/D変換回路4のスパンが補正さ
れ、圧力センサ1の温度補償が行われる。
【0026】ここで、本実施形態における圧力センサ1
の温度補償について、図2および図3を用いて詳しく説
明する。この温度補償では、圧力センサ1のオフセット
を補正するオフセット補正を行った後に、A/D変換回
路4のスパンを補正するスパン補正を行う。
【0027】オフセット補正では、圧力センサ1が圧力
を検出していないときに(1)式のIin=0となるよ
うに、つまりV/I変換回路11に入力される電圧がゼ
ロになるように補正を行う。オフセット補正を行う前に
は、図2(a)に破線で示すようにIinのオフセット
変動分が出力に現れている。そこで、増幅回路3の出力
電圧と同じ大きさで逆極性の電圧をオフセット補正用D
/A変換回路8から出力することにより、V/I変換回
路11に入力される電圧がゼロとなり、図2(b)に示
すようにIin=0となって、オフセット補正が行われ
る。その結果、オフセットにより生じる誤差がオフセッ
ト補正用D/A変換回路8の量子化誤差のみになり、高
精度に温度補正がなされる。ここに、オフセット補正用
D/A変換回路8のビット数を増やせば、量子化誤差を
さらに小さくして高精度化を図ることが可能である。
【0028】一方、スパン補正では、圧力の基準値とし
て設定された定格圧力を圧力センサ1に検出させたとき
にIin=−Irefとなるように、つまり傾きIin
/Cintと傾き−Iref/Cintとが等しくなる
ように補正を行う。スパン補正を行う前には、オフセッ
トは補正されているので、図3(a)に示すようにIi
nのスパン変動分のみが出力に現れ、傾きIin/Ci
ntと傾き−Iref/Cintとは異なっている。そ
こで、Iin=−Irefとなるようにスパン補正用D
/A変換回路9の出力電圧を設定し、このときのV/I
変換回路12の出力電流をIref’とすると、図3
(b)に実線で示すように、Iin=−Iref’、T
in=Tref’となり、傾きIin/Cintと傾き
−Iref’/Cintとが等しくなって、スパン補正
が行われる。その結果、圧力センサ1の感度の温度変動
分が(1)式の除算により相殺され、圧力センサ1の温
度補償が行われる。
【0029】本実施形態では、2つのV/I変換回路1
1,12をA/D変換回路4の外部に設け、各V/I変
換回路11,12をオフセット補正用およびスパン補正
用にそれぞれ用いることにより、各V/I変換回路1
1,12の入力電圧範囲を別々に設定することができ
る。その結果、V/I変換回路11の入力電圧範囲を広
くとることにより圧力センサ1の出力電圧範囲を広くと
ることができるので、圧力センサ1の特性が変化した場
合でもA/D変換回路4の回路変更を必要とせずに温度
補償を行うことができる。
【0030】また、各V/I変換回路11,12をA/
D変換回路4の外部に設けることにより、図8に示した
従来例のように圧力センサ1の出力電圧範囲を広くとる
ためにA/D変換回路4の電源電圧を高くしてA/D変
換回路4の入力電圧範囲を広くする必要がなくなるの
で、従来例よりもA/D変換回路4の低電圧化を図るこ
とができ、しかも、A/D変換回路4の部品点数を削減
することができ、低コスト化を図ることができる。
【0031】さらに、A/D変換回路4の基準電圧AG
NDを可変とすることにより、圧力センサ1の出力電圧
範囲に応じて基準電圧AGNDを設定することができ、
これによりA/D変換回路4の見掛け上の入力ダイナミ
ックレンジを広く設定することになる。
【0032】(実施形態2)本実施形態は、図4に示す
ように、実施形態1のA/D変換回路4において、入力
端子Iinに入力されたA/D変換回路4の入力電流に
別に電流を重畳する電流源としてのカレントミラー回路
15を設けたものである。
【0033】カレントミラー回路15は、ゲートとドレ
インとが接続されたMOSFETからなる入力側トラン
ジスタQ3と抵抗R3との直列回路と、MOSFETか
らなる2個の出力側トランジスタQ1,Q2と、2個の
アナログスイッチS1,S2とにより構成される。電源
端子VDDには上記直列回路の入力側トランジスタQ3
のソースが接続されるとともに外部からの電流が供給さ
れる。入力側トランジスタQ3のゲートはアナログスイ
ッチS1を介して出力側トランジスタQ1のゲートに接
続され、出力側トランジスタQ1のゲートはアナログス
イッチS2を介して出力側トランジスタQ2のゲートに
接続される。各出力側トランジスタQ1,Q2のソース
は電源端子VDDにそれぞれ接続され、ドレインはオペ
アンプA2の反転入力端にそれぞれ接続される。
【0034】上述した構成によって、カレントミラー回
路15では、各出力側トランジスタQ1,Q2に流れる
電流がA/D変換回路4の入力電流に重畳され、各アナ
ログスイッチS1,S2のオンオフの組み合わせによっ
て各出力側トランジスタQ1,Q2に流れる電流つまり
A/D変換回路4の入力電流に重畳される電流の大きさ
を変化させることができる。したがって、本実施形態で
は、各アナログスイッチS1,S2のオンオフの組み合
わせによりカレントミラー回路15でA/D変換回路4
の入力電流に重畳される電流の大きさを変化させること
によって、A/D変換回路4の入力電流の変動分に対す
るデジタル値の変動分であるA/D変換回路4の分解能
を切り換えることができる。
【0035】ところで、図5に示すように、図8に示し
た従来例のA/D変換回路4において、V/I変換回路
10のオペアンプA3の出力端とオペアンプA2の反転
入力端との間にアナログスイッチS1と抵抗R1との直
列回路とアナログスイッチS2と抵抗R2との直列回路
とを並列に挿入し、各アナログスイッチS1,S2のオ
ンオフの組み合わせによってオペアンプA2に入力され
る電流の大きさを変化させることによりA/D変換回路
4の分解能を切り換えることが考えられる。しかしなが
ら、図5に示す構成では、抵抗R1,R2などの回路定
数のバラツキの影響が大きく、高精度な分解能の切換が
困難である。これに対して、本実施形態では、カレント
ミラー回路15を設けることにより、図5に示す構成よ
りも回路定数のバラツキの影響が小さくなり、高精度な
分解能の切換が可能になる。
【0036】(実施形態3)本実施形態は、図6に示す
ように、実施形態1のオフセット補正用D/A変換回路
8およびスパン補正用D/A変換回路9に代えて、1つ
のR−2Rラダー抵抗網30と2つのI/V変換回路2
1,22とを設け、切換手段35によってR−2Rラダ
ー抵抗網30に各I/V変換回路21,22のいずれか
一方を切り換えて接続するようにしたものである。
【0037】R−2Rラダー抵抗網30は、Rと2Rと
の2種類の抵抗を利用した周知のものであり、制御回路
7(図1参照)から出力されたオフセット補正用および
スパン補正量のデジタル値を電流に変換する。各I/V
変換回路21,22は、R−2Rラダー抵抗網30によ
り電流に変換されたオフセット補正量およびスパン補正
量をそれぞれ電圧に変換して出力し、各I/V変換回路
21,22の出力がそれぞれオフセット補正用D/A変
換回路8の出力およびスパン補正用D/A変換回路9の
出力として用いられる。
【0038】切換手段35は、2個のアナログスイッチ
S7,S8と反転回路INVとにより構成される。アナ
ログスイッチS7はR−2Rラダー抵抗網30とI/V
変換回路21との間に挿入され、アナログスイッチS8
はR−2Rラダー抵抗網30とI/V変換回路22との
間に挿入される。また、制御回路7からR−2Rラダー
抵抗網30に接続するI/V変換回路を切り換えるため
の切換信号が出力され、この切換信号がアナログスイッ
チS7に入力されるとともに、反転回路INVにより反
転されてアナログスイッチS8に入力される。その結
果、切換信号により各アナログスイッチS7,S8が互
い違いにオンオフされ、R−2Rラダー抵抗網30に各
I/V変換回路21,22のいずれか一方が接続され
る。
【0039】オフセット補正量をI/V変換回路21か
ら出力するときには、制御回路7はR−2Rラダー抵抗
網30にI/V変換回路21を接続するように切換信号
を出力し、オフセット補正量をメモリ6(図1参照)か
ら読み出しデジタル値として出力する。このオフセット
補正量のデジタル値がR−2Rラダー抵抗網30で電流
に変換された後、I/V変換回路21で電圧に変換され
てオフセット補正量が出力される。
【0040】一方、スパン補正量をI/V変換回路22
から出力するときには、制御回路7はR−2Rラダー抵
抗網30にI/V変換回路22を接続するように切換信
号を出力しスパン補正量をメモリ6から読み出して、オ
フセット補正量を出力するときと同様にスパン補正量が
出力される。なお、実施形態1においてオフセット補正
用D/A変換回路8およびスパン補正用D/A変換回路
9の動作タイミングは異なるので、本実施形態の構成を
採用することが可能である。
【0041】ところで、図7に示すように、実施形態1
のオフセット補正用D/A変換回路8はR−2Rラダー
抵抗網31とI/V変換回路21とにより構成され、ス
パン補正用D/A変換回路9はR−2Rラダー抵抗網3
2とI/V変換回路22とにより構成されている。これ
に対して、本実施形態では、1つのR−2Rラダー抵抗
網30をオフセット補正用とスパン補正用とに共用する
ことができるので、図7に示す構成よりも回路構成が簡
単になり、低コスト化を図ることができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明は、アナログ出力が得ら
れ環境温度に応じて出力のオフセットおよび感度が変動
する圧力センサと、圧力センサの環境温度を検出する感
温回路と、感温回路により検出された環境温度に応じて
オフセットと感度との補正量をデジタル値で指示する制
御回路と、制御回路からの補正量に応じてオフセット補
正用の補正電圧と感度を補正するスパン補正用の補正電
圧とをそれぞれ出力するオフセット補正用D/A変換回
路およびスパン補正用D/A変換回路と、圧力センサの
出力にオフセット補正用D/A変換回路の出力電圧によ
るオフセット補正を施した電圧を電流に変換する第1の
V/I変換回路と、スパン補正用D/A変換回路の出力
電圧を電流に変換する第2のV/I変換回路と、第2の
V/I変換回路の出力電流を基準として第1のV/I変
換回路の出力電流をデジタル値に変換するA/D変換回
路とを具備し、圧力センサによる検出圧力をデジタル値
として出力するものであり、第1および第2のV/I変
換回路をA/D変換回路と別に設けることにより、第1
および第2のV/I変換回路をオフセット補正用および
スパン補正用にそれぞれ用い、第1および第2のV/I
変換回路の入力電圧範囲を別々に設定することができ
る。その結果、第1のV/I変換回路の入力電圧範囲を
広くとることにより圧力センサの出力電圧範囲を広くと
ることができるので、圧力センサの特性が変化した場合
でも大幅な回路変更を必要とせずに温度補償を行うこと
ができる。また、第1および第2のV/I変換回路をA
/D変換回路と別に設けることにより、圧力センサの出
力電圧範囲を広くとるためにA/D変換回路の電源電圧
を高くしてA/D変換回路の入力電圧範囲を広くする必
要がなくなるので、A/D変換回路の内部にV/I変換
回路を設けた構成よりもA/D変換回路の低電圧化を図
ることができ、しかも、A/D変換回路の部品点数を削
減することができ、低コスト化を図ることができる。
【0043】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、A/D変換回路が、カレントミラー回路よりなり第
1のV/I変換回路からの入力電流に定電流の重畳が可
能な電流源を備え、電流源の電流値がアナログスイッチ
により切替可能とされたものであり、カレントミラー回
路により重畳される電流をアナログスイッチのオンオフ
によって変化させることにより、第1のV/I変換回路
の同じ出力電流に対して、A/D変換回路から出力され
るデジタル値を変えることが可能になる。逆に言えば、
入力電流の範囲を切り換えることが可能になる。
【0044】請求項3の発明は、アナログ出力が得られ
環境温度に応じて出力のオフセットおよび感度が変動す
る圧力センサと、圧力センサの環境温度を検出する感温
回路と、感温回路により検出された環境温度に応じてオ
フセットと感度との補正量をデジタル値で指示する制御
回路と、制御回路から出力されたオフセットと感度との
補正量を電流値に変換するR−2Rラダー抵抗網と、R
−2Rラダー抵抗網から出力されるオフセットと感度と
の補正量に対応した電流をそれぞれ電圧に変換する第1
のI/V変換回路および第2のI/V変換回路と、R−
2Rラダー抵抗網に第1および第2のI/V変換回路の
いずれか一方を選択的に接続する切換手段と、圧力セン
サの出力に第1のI/V変換回路の出力電圧によるオフ
セット補正を施した電圧を電流に変換する第1のV/I
変換回路と、第2のI/V変換回路の出力電圧を電流に
変換する第2のV/I変換回路と、第2のV/I変換回
路の出力電流を基準として第1のV/I変換回路の出力
電流をデジタル値に変換するA/D変換回路とを具備
し、圧力センサによる検出圧力をデジタル値として出力
するものであり、第1および第2のV/I変換回路をA
/D変換回路と別に設けることにより、第1および第2
のV/I変換回路をオフセット補正用およびスパン補正
用にそれぞれ用い、第1および第2のV/I変換回路の
入力電圧範囲を別々に設定することができる。その結
果、第1のV/I変換回路の入力電圧範囲を広くとるこ
とにより圧力センサの出力電圧範囲を広くとることがで
きるので、圧力センサの特性が変化した場合でも大幅な
回路変更を必要とせずに温度補償を行うことができる。
また、切換手段によって第1および第2のI/V変換回
路のいずれか一方がR−2Rラダー抵抗網に接続され、
1つのR−2Rラダー抵抗網がオフセット補正用とスパ
ン補正用とに共用されるので、オフセット補正用とスパ
ン補正用とにそれぞれ別々のR−2Rラダー抵抗網を設
ける必要がなく、回路構成が簡単になり、低コスト化を
図ることができる。
【0045】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、A/D変換回路への入力電流の範囲
を決める基準電圧を可変としたものであり、圧力センサ
の出力電圧範囲に応じた基準電圧を設定することがで
き、見掛け上A/D変換回路の入力ダイナミックレンジ
を広げたことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のブロック図である。
【図2】(a)は同上のオフセット補正前の積分波形
図、(b)は同上のオフセット補正後の積分波形図であ
る。
【図3】(a)は同上のスパン補正前の積分波形図、
(b)は同上のスパン補正後の積分波形図である。
【図4】本発明の実施形態2の回路図である。
【図5】同上の比較例の回路図である。
【図6】本発明の実施形態3のブロック図である。
【図7】同上の比較例のブロック図である。
【図8】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 圧力センサ 2 感温回路 3 増幅回路 4 A/D変換回路 7 制御回路 8 オフセット補正用D/A変換回路 9 スパン補正用D/A変換回路 11,12 V/I変換回路 15 カレントミラー回路 21,22 I/V変換回路 30 R−2Rラダー抵抗網 35 切換手段 AGND 基準電圧 Q1,Q2 出力側トランジスタ S1,S2 アナログスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ出力が得られ環境温度に応じて
    出力のオフセットおよび感度が変動する圧力センサと、
    圧力センサの環境温度を検出する感温回路と、感温回路
    により検出された環境温度に応じてオフセットと感度と
    の補正量をデジタル値で指示する制御回路と、制御回路
    からの補正量に応じてオフセット補正用の補正電圧と感
    度を補正するスパン補正用の補正電圧とをそれぞれ出力
    するオフセット補正用D/A変換回路およびスパン補正
    用D/A変換回路と、圧力センサの出力にオフセット補
    正用D/A変換回路の出力電圧によるオフセット補正を
    施した電圧を電流に変換する第1のV/I変換回路と、
    スパン補正用D/A変換回路の出力電圧を電流に変換す
    る第2のV/I変換回路と、第2のV/I変換回路の出
    力電流を基準として第1のV/I変換回路の出力電流を
    デジタル値に変換するA/D変換回路とを具備し、圧力
    センサによる検出圧力をデジタル値として出力すること
    を特徴とする圧力センサ回路。
  2. 【請求項2】 上記A/D変換回路は、カレントミラー
    回路よりなり上記第1のV/I変換回路からの入力電流
    に定電流の重畳が可能な電流源を備え、電流源の電流値
    がアナログスイッチにより切替可能であることを特徴と
    する請求項1記載の圧力センサ回路。
  3. 【請求項3】 アナログ出力が得られ環境温度に応じて
    出力のオフセットおよび感度が変動する圧力センサと、
    圧力センサの環境温度を検出する感温回路と、感温回路
    により検出された環境温度に応じてオフセットと感度と
    の補正量をデジタル値で指示する制御回路と、制御回路
    から出力されたオフセットと感度との補正量を電流値に
    変換するR−2Rラダー抵抗網と、R−2Rラダー抵抗
    網から出力されるオフセットと感度との補正量に対応し
    た電流をそれぞれ電圧に変換する第1のI/V変換回路
    および第2のI/V変換回路と、上記R−2Rラダー抵
    抗網に上記第1および第2のI/V変換回路のいずれか
    一方を選択的に接続する切換手段と、圧力センサの出力
    に第1のI/V変換回路の出力電圧によるオフセット補
    正を施した電圧を電流に変換する第1のV/I変換回路
    と、第2のI/V変換回路の出力電圧を電流に変換する
    第2のV/I変換回路と、第2のV/I変換回路の出力
    電流を基準として第1のV/I変換回路の出力電流をデ
    ジタル値に変換するA/D変換回路とを具備し、圧力セ
    ンサによる検出圧力をデジタル値として出力することを
    特徴とする圧力センサ回路。
  4. 【請求項4】 上記A/D変換回路への入力電流の範囲
    を決める基準電圧を可変としたことを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の圧力センサ回路。
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