JP2000337945A - 汚水用投込式水位計 - Google Patents

汚水用投込式水位計

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JP2000337945A
JP2000337945A JP11307476A JP30747699A JP2000337945A JP 2000337945 A JP2000337945 A JP 2000337945A JP 11307476 A JP11307476 A JP 11307476A JP 30747699 A JP30747699 A JP 30747699A JP 2000337945 A JP2000337945 A JP 2000337945A
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pressure
sewage
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level meter
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Shozo Kasai
省三 葛西
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検出器部に水分の侵入が生じないものを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】検出器部に大気圧を導く大気圧導入用パイ
プおよび検出器部の検出した信号を外部に導く信号コー
ドを束ねたケーブルの表面に存在するケーブルシースを
フッ素系熱可塑性エラストマー等で形成したことを特徴
とする。また検出器部の圧力センサーに設ける受圧ダイ
ヤフラムを表から保護するダイアフラム保護シールカバ
ーをプラスチックフイルムやゴム皮膜で多層に形成した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水道や下水処理
場の水位を測定する汚水用投込式水位計に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の水位計は、水圧を検知する圧力
センサーが内置される検出器部と、該検出器部に大気圧
を導く大気圧導入用パイプおよび検出器部の検出した信
号を外部に導く信号コードを束ねたケーブルを有する。
【0003】この汚水用投込式水位計は、大気圧導入用
パイプを用いて検出器部内に大気を導き、検出器部に加
わる大気圧を相殺するようにしているので、正確な水位
測定ができるものである。
【0004】しかし、使用後、数年程度で測定誤差が多
々発生するので、その原因を調べたところ検出器部に水
分の侵入が見られた。具体的には次ぎの3点が上げられ
る。
【0005】(1).ケーブルの表面に存在するケーブ
ルシースに浸透する水分の侵入。
【0006】(2).ケーブルシースの腐食による水分
の侵入。
【0007】(3).圧力センサーの受圧ダイアフラム
を外側から覆うダイアフラム保護シールカバー(ゴム
製)やケーブル保持部材のケーブル挿入孔とケーブルと
の間に介在するケーブル用シールリング(ゴム製)の腐
食によるシール性の劣化。
【0008】まず、(1)のケーブルの表面に存在する
ケーブルシースに浸透する水分の侵入は、ケーブルが水
に接する総面積が広いために生じやすい。ケーブルシー
スの表面は、常時高い水蒸気に晒されているために水分
が浸透し、ケーブル内の繊維物を通じて圧力センサーに
到達して絶縁低下をもたらす。
【0009】(2)のケーブルシースの腐食による水分
の侵入は、下水中に含まれる各種のイオン成分でゴムが
劣化/腐食することによるものである。化学工場、製造
工場から排水する排水中には硫酸イオン、塩酸イオン、
燐酸イオン、アンモニアイオン、ナトリュウムイオン、
カルシュウムイオン等が高濃度で含まれているからであ
る。
【0010】(3)については、(2)と同様の理由に
よるもので、水の侵入で圧力センサーの絶縁低下をもた
らす。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に対処して検出器部に水分の侵入が生じないものを提
供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、検出器部に大
気圧を導く大気圧導入用パイプおよび検出器部の検出し
た信号を外部に導く信号コードを束ねたケーブルの表面
に存在するケーブルシースをフッ素系熱可塑性エラスト
マー等で形成したことを特徴とする。
【0013】また本発明は、ケーブルの表面に存在する
ケーブルシースを2層とし、外層のケーブルシースをフ
ッ素系熱可塑性エラストマーで形成し、内層のケーブル
シースをポリエチレンまたは塩化ビニールで形成したこ
とを特徴とする。
【0014】さらに本発明は、検出器部の圧力センサー
に設ける受圧ダイヤフラムを表から保護するダイアフラ
ム保護シールカバーを多層のゴム皮膜等で形成したこと
を特徴とする。
【0015】さらにまた本発明は、ダイアフラム保護シ
ールカバーを多層のプラスチックフイルムで形成したこ
とを特徴とする。
【0016】また本発明は、ダイアフラム保護シールカ
バーをゴム材素材で形成したゴム皮膜相層とプラスチッ
クで形成したプラスチック皮膜層を含む多層にしたこと
を特徴とする。
【0017】さらに本発明は、検出器部の外殻になる外
ケースの後端に設けられ、かつケーブルが挿入されるケ
ーブル挿入孔を有するケーブル保持部材を備え、ケーブ
ル挿入孔に位置し、かつケーブルの外周に嵌合するケー
ブル用シーリングを押えリングで押圧するようにしたこ
とを特徴とする。
【0018】さらにまた本発明は、検出器部側になるケ
ーブルの端側に液体樹脂を含浸硬化させたことを特徴と
する。
【0019】また本発明は、ケーブル保持部材と外ケー
スとの間に介在する複数のケース用シールリングを間隔
を開ける配置したことを特徴とする。
【0020】なお、ここに挙げた解決手段は主なもので
ある。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を引用して以下に説明する。
【0022】まず、水位計の装置の概略を図3に沿って
述べる。
【0023】水位計の装置は、検知器部1、ケーブル
2、変換器部3、受信計器部4を有する。検知器部1で
検出された検出信号はケーブル2を介して変換器部3に
送られる。検出信号は、変換器部3の変換手段(図示せ
ず)で変換されて指示計5に水位が表示されるとともに
受信計器部4に送られる。
【0024】ケーブル2の信号コード6は変換器部3の
端子に接続される。検知器部1からコード2を通じて変
換器部3の内部まで延在した大気圧導入用パイプ7は、
端部が変換器部3内に開口している。大気圧導入用パイ
プ7の他端は検知器部1の内部内に開口している。水中
8に置かれる検知器部1には水圧と大気圧が加わるが、
大気圧導入用パイプ7を介して検知器部1に大気圧が導
かれているので、大気圧は相殺され、検知器部1は水
圧、すなわち水位を正しく検知できるのである。
【0025】図1、図2を加えて検知器部1について詳
しく述べる。
【0026】検知器部1は、外ケース20、センサー支
持台40、ケーブル支持部材60、ダイアフラム保護シ
ールカバー用外囲部材80を有する。外ケース20とセ
ンサー支持台40はステンレスで一体に形成されてい
る。ケーブル支持部材60、ダイアフラム保護シールカ
バー用外囲部材80もステンレス製であるが、鋳物であ
る点が外ケース20と違う。
【0027】センサー支持台40に半導体の圧力センサ
ー41が備わる。センサー支持台40の下端面には凹部
42が形成され、圧力センサー41の頭部(下面)は凹
部42と面一になるようにして取り付けられる。センサ
ー支持台40の下面に受圧ダイアフラム43が取り付け
られる。受圧ダイアフラム43は周囲部をセンサー支持
台40に溶接して圧力センサー41側が気密になるよう
にしている。凹部42により、受圧ダイアフラム43と
センサー支持台40との間に空間が備わる。受圧ダイア
フラム43はステンレスの薄板(10μm〜200μ
m)で形成され、同心円状に拡がる波形が備わる。受圧
ダイアフラム43の波形に対向して凹部42の底に波形
の溝が形成され、受圧ダイアフラム43が圧力を受けて
撓んだときに、受圧ダイアフラム43の波頭が波形の溝
に入るようになる。
【0028】受圧ダイアフラム43とセンサー支持台4
0との間にできる空間には、圧力伝達媒体としてのシリ
コンオイルが充填される。受圧ダイアフラム43に加わ
る圧力は、シリコンオイルを介して圧力センサー41に
伝わり、圧力センサー41より、その圧力に応じた信号
が出力される。
【0029】ダイアフラム保護シールカバー44は、受
圧ダイアフラム43を表面からカバーするもので、カバ
ー押さえ具45でセンサー支持台40に取り付けられ
る。カバー押さえ具45は、センサー支持台40の外周
に形成したネジ部46に捩じ込むことで固定される。
【0030】この水位計は汚水等の測定にも使用するも
ので、検知器部1を汚水等に投入したり、定期的に清掃
点検する。それにより、薄い受圧ダイアフラム43が傷
ついたり、破損したり、腐食したりするのを防止するた
めに、ダイアフラム保護シールカバー44を備えるので
ある。
【0031】ダイアフラム保護シールカバー44は、厚
さが0.5mm程度の薄いものを用いる。汚水中の水
素、メタン、炭酸ガス等の透過を防ぐためにゴム皮膜を
多層にすると良い。それらのガスがより透過しにくくな
るように、図4に示すようにプラスチックフイルム46
をゴム皮膜で形成されているダイアフラム保護シールカ
バー44の表面側にラミネイトするのが望ましい。
【0032】またダイアフラム保護シールカバー44
は、ゴム皮膜を合成ゴム系することが望ましい。内側を
耐油性の合成ゴム、外側(表面側)を耐腐食性の合成ゴ
ムにすると、更に望ましい。
【0033】さらにダイアフラム保護シールカバー44
は、プラスチックフイルムを多層にしたり、ゴム皮膜と
プラスチックフイルムを多層にすることが考えられる。
【0034】プラスチックフイルムが、ガスの透過性が
小さいことは、次ぎの文献からも知ることができる。
【0035】プラスチック標準試験方法研究会偏、工業
調査会発行の『プラスチック実用実験ハンドブック』
3.13包装資材、表3.13−1『ガスバリヤ性』と
ころで、プラスチックフイルムは、ガスの透過性が小さ
い反面、厚みがあると圧力損失が大きく、圧力伝達誤差
を生じたり、計測特性を損なうことが知られている。図
8は、ダイヤフラム保護シールカバーの有無あるいはダ
イヤフラム保護シールカバーの構成面から圧力損失と直
線性誤差について表形式にまとめたものである。これに
よると、精度0.5%を確保するにはゴムにラミネート
するプラスチックフイルムの厚さは10数ミクロンmか
ら50ミクロンmとすることにより水位計として使用で
きる。ゴムの両面にプラスチックフイルムをラミネート
すると、プラスチックフイルムが厚くなったのと同じに
なる。
【0036】このような特性がプラスチックフイルム
(ゴム板との併用も含む)にあるので、この点を考慮し
て使用条件にあったダイアフラム保護シールカバーを採
用することが望ましい。
【0037】ダイアフラム保護シールカバー用外囲部材
80は、ダイヤフラム保護シールカバー44、カバー押
さえ具45をそっくり覆うもので、カバー止めネジ81
によってセンサー支持台40に取り付けられる。ダイア
フラム保護シールカバー用外囲部材80の中央には導水
開口82を有する。導水開口82は楕円形を有し、長径
が40mm、短径が25mmである。導水開口82の大
きさを、前記センサー支持台40の頭部の大きさ程度に
小さくしたのは、ダイヤフラム保護シールカバー44を
汚水中に含まれるゴミ等から保護するためである。
【0038】ダイアフラム保護シールカバー用外囲部材
80の側部には空気抜孔83が備わる。ここからダイア
フラム保護シールカバー用外囲部材80の空気は溜まる
ことなく抜けるので、ダイアフラム保護シールカバー4
4に測定しようとする水位の水圧が正しくかかるのであ
る。導水開口82が大きければ、ダイアフラム保護シー
ルカバー用外囲部材80に空気が溜ることはない。本実
施形態のものにあっては、導水開口82が小さくてダイ
アフラム保護シールカバー用外囲部材80内に空気溜が
できやすいので、空気抜孔83が必要なのである。
【0039】ダイアフラム保護シールカバー44や受圧
ダイアフラム43の表面を掃除するときは、カバー止め
ネジ81を外し、ダイアフラム保護シールカバー用外囲
部材80を外して行なうのである。
【0040】センサー支持台40の裏面側には、端子台
48を有する端子台支持体49が備わる。端子台支持体
49を包むように備わる乾燥筒50は、シリカゲルで形
成されている。外ケース20の湿気を乾燥筒50で除去
することで、検知器部1の内部に備わる各種電気および
電子部品の電気的特性を正常に保つようにしている。
【0041】端子台支持体49の裏面側に変換部材51
が備わる。変換部材51のコネクター52は、前記端子
台48に接続される。コネクター52の周囲を支持する
支持具53は前記端子台支持体49に保持される。この
支持具53で変換部材51は支持される。変換部材51
に重なるように端子板54が備わる。この端子板54に
前記ケーブル2の信号コード6が端子ネジ55をもって
接続される。この変換部材51は、前記圧力センサー4
1で検出した水位の検出信号を変換して前記指示計5に
よる水位表示ができるようにしたものである。このた
め、検知器部1に変換部材51を備えると、前記変換器
部は不要になる。但し、前記大気圧導入用パイプ7は大
気側の端部を野晒しすることはできないので、覆い用箱
を備え、ここに大気圧導入用パイプ7の大気側端部を内
置することが望ましい。また前記指示計5を覆い用箱に
置くようにしても良い。
【0042】前記ケーブル支持部材60は、前記圧力セ
ンサー41の反対側になる外ケース20の端側に備わ
る。ケーブル支持部材60は、基部61とケーブル支持
部62を有し、ケーブル支持部62から基部61を貫く
ケーブル挿入孔90が形成されている。
【0043】前記基部61は、外周が外ケース20の内
側に嵌合する。基部61の外周と外ケース20の内側と
の間にケース用シーリング63、63’が備わる。ケー
ス用シーリング63とケース用シーリング63’は間隔
を開けて配置される。外側寄りに配置されるケース用シ
ーリング63は、EPDMの合成ゴム(耐腐食性)を使
用する。内側寄りに配置されるケース用シーリング6
3’はNBRの合成ゴム(耐油性)を用いる。汚水中に
は、全般的に有機溶剤等の薬品類が多く含まれがちなの
で、外側寄りに配置されるケース用シーリング63を耐
腐食性のものにした。ケース用シーリング63に用いる
EPDMの合成ゴムは耐油の面で劣るので、内側寄りに
配置されるケース用シーリング63’を耐油性のものに
したのである。
【0044】こうすることで、汚水に含まれる有機溶剤
や油性分によりケース用シーリングが傷んで浸水するシ
ール不良を十分に阻止できる。
【0045】ケーブル支持部材60の抜け止めは、基部
61に押さえネジ64で固定される係止爪65により行
なわれる。係止爪65の先端が外ケース20の内側に形
成した係合凹部に係合し、この係合は押さえネジ64を
十分捩じ込むことで、確実になり、ケーブル支持部材6
0は容易に外ケース20から外れることはないのであ
る。アース用ネジ66は、後述するケーブル2のシール
ド部材を固定するものである。
【0046】ケーブル2は、ケーブル支持部材60のケ
ーブル挿入孔90に挿入される。ケーブル2の外周に嵌
めたケーブル用シールリング67、67’は、ケーブル
挿入孔90に置かれる。これらのケーブル用シールリン
グ67、67’を外側から内側に向かって押圧する押え
リング68がケーブル2に備わる。押えリング68とケ
ーブル用シールリング67との間にリング座板が介在さ
れる。押えリング68の外周には雄ネジが、ケーブル挿
入孔90の内周には雌ネジが形成されているので、押え
リング68を捩じ込むことにより、ケーブル用シールリ
ング67、67’は二枚重ねに薄く押しつぶされる。そ
れにより、ケーブル用シールリング67、67’の内周
側がケーブル2に、外周側がケーブル挿入孔90に強く
押し当てられるので、ケーブル2とケーブル支持部材6
0との間のシールが保たれる。
【0047】外側寄りに配置されるケーブル用シールリ
ング67は、EPDMの合成ゴム(耐腐食性)を使用す
る。内側寄りに配置されるケーブル用シールリング6
7’は、NBRの合成ゴム(耐油性)を用いる。前述し
たように汚水中には、全般的に有機溶剤等の薬品類が多
く含まれがちなので、外側寄りには耐腐食性のものを用
いた。耐腐食性のEPDM合成ゴムは耐油の面で劣るの
で、内側寄りには耐油性のものを用い、耐腐食性と耐油
性との二重シールにすることで、汚水に含まれる有機溶
剤や油性分により、ケーブル用シールリングが傷むのを
阻止した。
【0048】ケーブル2は、図5に示すように複数の信
号コード6と大気圧導入パイプ7を束ねて形成してい
る。大気圧導入パイプ7を中心にして回りに配置される
6本の信号コード6をねじってケーブル2は形成され
る。各々の信号コード6は、撚り線で絶縁被覆100が
施されている。それぞれの信号コード6の間には、繊維
101を介在して信号コード6が等ピッチで配置される
ようにしている。束になった6本の信号コード6を包む
網状のシールド部材102は銅線で形成されている。シ
ールド部材102を被覆するケーブルシース103は、
フッ素系熱可塑性エラストマーで形成されている。
【0049】シールド部材102は、信号コード6に外
部ノイズが入ったり、信号コード6を流れる検出信号が
漏れるのを阻止するもので、ケーブル2の端にあっては
そのシールド部材102を束ねて前述のアース用ネジ6
6(図1を参照)により、前記ケーブル支持部材60に
アースするのである。
【0050】ケーブル2を被覆するケーブルシース10
3のフッ素系熱可塑性エラストマーは耐腐食性に優れて
いる。汚水中には有機溶剤や油性分に加えて腐食性の激
しい酸、アルカリ、塩類も含まれるが含まれているの
で、そのような腐食性の極めて高い環境に耐えることが
できるようにフッ素系熱可塑性エラストマーを用いたの
である。
【0051】このようにケーブル2は、耐腐食性に富む
ケーブルシース103で被覆されているので、傷んでケ
ーブル2の内部に浸水することが生じにくく、延いては
検知器部1に浸水するのを阻止できるのである。しか
も、熱可塑性のフッ素系エラストマーであるので、熱硬
化性のものとは違ってケーブル2は可撓性に富み、投込
式水位計に好適である。
【0052】図6は他の実施形態にかかるケーブル2A
を示すもので、ケーブルシースを二重にしたものであ
る。内層側ケーブルシース104はポリエチレンで、外
層側ケーブルシース105はフッ素系熱可塑性エラスト
マーで形成している。内層側ケーブルシース104と外
層側ケーブルシース105は厚さを薄くし、内層側ケー
ブルシース104と外層側ケーブルシース105を合わ
せた厚さが前記ケーブルシース103の厚さとほぼ見合
うようにしている。
【0053】フッ素系熱可塑性エラストマーは耐腐食性
に優れているが、わりやい固くて屈曲性の面で劣るとと
もに高価である。そこで、薄めのケーブルシースを二重
にし、外層側のケーブルシースをフッ素系熱可塑性エラ
ストマーに、内層側のケーブルシースをポリエチレンに
することで、屈曲性を高め、しかも安価なケーブルを提
供できるのである。二前内層側のケーブルシースは、ポ
リエチレンに代えて塩化ビニールにすることも可能であ
る。またケーブルシースは2層以上の多層にすることも
可能である。
【0054】図7は他の実施形態にかかるケーブル2B
を示すもので、検知器部1の方になる端側に樹脂を含侵
させて硬化させたものである。図示されている斜線の範
囲がエポキシ系の液体樹脂を含浸させて硬化した樹脂含
浸硬化部106である。樹脂含浸硬化部106を除く
と、前述したケーブル2と同じ構成である。
【0055】ケーブル2Bの端側は樹脂含浸硬化部10
6を有するので、前記ケーブル用シールリング67、6
7’によるシール効果が向上する。前述したように、押
えリング68を捩じ込んで、ケーブル用シールリング6
7、67’を二枚重ねに押しつぶすことにより、ケーブ
ル用シールリング67、67の内側がケーブル2Bの外
周に圧迫する。もし、ケーブル2Bに弾力性があれば、
ケーブル用シールリング67、67の圧迫力を受けてケ
ーブル2Bは凹むが、このケーブル2Bの樹脂含浸硬化
部106は硬くて凹まないので、ケーブル用シールリン
グ67、67の圧迫力が高まりシール効果が向上するの
である。
【0056】またケーブル2Bの樹脂含浸硬化部106
は繊維101の内側まで樹脂が十分に含浸して硬化して
いるので、樹脂含浸硬化部以外のケーブルシースを破っ
てケーブル2Bに浸水があっても、その水は樹脂含浸硬
化部106のところで止められ、検知器部1の中まで浸
水することは生じないのである。
【0057】さらにケーブル2Bにはコネクター106
が備わる。信号コード6やシールド部材102はコネク
ター107に接続されるので、図1に示す端子ネジ5
5、アース用ネジ66は不要になる。
【0058】図9は、前述したケーブルシース、ケーブ
ル用シールリング、ケース用シールリング等の耐腐食性
ないし耐油性について表形式にまとめたものである。
【0059】ケーブルシースを形成する素材は、フッ素
系樹脂の方が耐腐食性の面で優れていることが分かる。
耐油性の面ではポリエチレンの方が幾分優れている。こ
のような特性から、ケーブルシースは、フッ素系樹脂を
外層側に、ポリエチレンを内層側に配置するのが望まし
いのである。
【0060】ケーブル用シールリングやケース用シール
リングを形成する合成ゴムの素材は、EPDM系が耐腐
食性の面に優れていることが分かる。NBR系は耐油性
の面で幾分優れていることが分かる。このような特性か
らケーブル用シールリングやケース用シールリングは、
外側寄りに配置するものを耐腐食性に優れたEPDM系
を、内側寄りに配置するものを耐油性に優れたNBR系
を使用するのが望ましいのである。
【0061】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、ケ
ーブルのケーブルシースやダイアフラム保護カバーは耐
腐食性に優れ、ケーブル用シールリングやケース用シー
リングのシール効果も優れているので、検知器部に浸水
が生じなく電気部品、電子部品の絶縁低下を来すことを
阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるもので、検知器部
の縦断面図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるもので、汚水用投
込式水位計の概略図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるもので、ダイアフ
ラム保護シールカバーの拡大断面図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかるもので、ケーブル
の横断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態にかかるもので、ケーブ
ルの横断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態にかかるもので、ケーブ
ルの縦断面図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかるもので、圧力損失
および直線性誤差を表形式にまとめた図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかるもので、耐腐食性
および耐油性を表形式にまとめた図である。
【符号の説明】
1…検出器部、2…ケーブルシース、6…信号コード、
7…大気導入用パイプ、20…外ケース、41…圧力セ
ンサー、43…受圧ダイアフラム、44…ダイアフラム
保護シールカバー、62…ケーブル支持部、90…ケー
ブル挿入孔、63(63’)…ケース用シーリング、6
7(67’)…ケーブル用シールリング、68…押えリ
ング。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水圧を検知する圧力センサーが内置され
    る検出器部と、該検出器部に大気圧を導く大気圧導入用
    パイプおよび検出器部につなぐ信号コードを束ねたケー
    ブルを有する汚水用投込式水位計にあって、 ケーブルの表面に存在するケーブルシースをフッ素系熱
    可塑性エラストマーで形成したことを特徴とする汚水用
    投込式水位計。
  2. 【請求項2】 水圧を検知する圧力センサーが内置され
    る検出器部と、該検出器部に大気圧を導く大気圧導入用
    パイプおよび検出器部につなぐ信号コードを束ねたケー
    ブルを有する汚水用投込式水位計にあって、 ケーブルの表面に存在するケーブルシースを2層とし、
    外層のケーブルシースをフッ素系熱可塑性エラストマー
    で形成し、内層のケーブルシースをポリエチレンまたは
    塩化ビニールで形成したことを特徴とする汚水用投込式
    水位計。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したものにおいて、前記
    ケーブルシースを多層にしたことを特徴とする汚水用投
    込式水位計。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一つにおい
    て、前記ケーブルシースの内側に導体で形成された網状
    のシールド部材を介在したことを特徴とする汚水用投込
    式水位計。
  5. 【請求項5】 水圧を検知する圧力センサーが内置され
    る検出器部と、該検出器部に大気圧を導く大気圧導入用
    パイプおよび検出器部につなぐ信号コードを束ねたケー
    ブルと、前記圧力センサーに隣接して置かれ、かつ圧力
    センサーとの間に圧力伝達媒体を介在する受圧ダイアフ
    ラムとを有する汚水用投込式水位計にあって、 前記受圧ダイアフラムの表面に備えるダイアフラム保護
    シールカバーを多層のゴム皮膜で形成したことを特徴と
    する汚水用投込式水位計。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載したものにおいて、前記
    ダイアフラム保護シールカバーを異なるゴム素材で形成
    し、外側のゴム皮膜を耐腐食性に、内側のゴム皮膜を耐
    油性にしたことを特徴とする汚水用投込式水位計。
  7. 【請求項7】 水圧を検知する圧力センサーが内置され
    る検出器部と、該検出器部に大気圧を導く大気圧導入用
    パイプおよび検出器部につなぐ信号コードを束ねたケー
    ブルと、前記圧力センサーに隣接して置かれ、かつ圧力
    センサーとの間に圧力伝達媒体を介在する受圧ダイアフ
    ラムとを有する汚水用投込式水位計にあって、 前記受圧ダイアフラムの表面に備えるダイアフラム保護
    シールカバーを多層のプラスチックフイルムで形成した
    ことを特徴とする汚水用投込式水位計。
  8. 【請求項8】 水圧を検知する圧力センサーが内置され
    る検出器部と、該検出器部に大気圧を導く大気圧導入用
    パイプおよび検出器部につなぐ信号コードを束ねたケー
    ブルと、前記圧力センサーに隣接して置かれ、かつ圧力
    センサーとの間に圧力伝達媒体を介在する受圧ダイアフ
    ラムとを有する汚水用投込式水位計にあって、 前記受圧ダイアフラムの表面に備えるダイアフラム保護
    シールカバーをゴム素材で形成したゴム皮膜層とプラス
    チックフイルムで形成したプラスチック皮膜層を含む多
    層にしたことを特徴とする汚水用投込式水位計。
  9. 【請求項9】 請求項5から8のいずれか一つにおい
    て、前記受圧ダイアフラムをステンレスで形成したこと
    を特徴とする汚水用投込式水位計。
  10. 【請求項10】 請求項5から9のいずれか一つにおい
    て、前記ダイアフラム保護シールカバーの内側が前記受
    圧ダイアフラムに接していることを特徴とする汚水用投
    込式水位計。
  11. 【請求項11】 請求項5から10のいずれか一つにお
    いて、前記ダイアフラム保護シールカバーが金属薄膜を
    有することを特徴とする汚水用投込式水位計。
  12. 【請求項12】 水圧を検知する圧力センサーが内置さ
    れる検出器部と、該検出器部に大気圧を導く大気圧導入
    用パイプおよび検出器部につなぐ信号コードを束ねたケ
    ーブルと、前記検出器部の外ケースと、前記圧力センサ
    ーの反対側である外ケースの後端側に備えられ、かつ前
    記ケーブルが挿入されるケーブル挿入孔を形成されてい
    るケーブル保持部材とを有する汚水用投込式水位計にあ
    って、 前記ケーブル挿入孔に置かれ、かつケーブルの外周に嵌
    合するケーブル用シールリングと、ケーブルの外周に嵌
    合し、かつケーブル保持部材に捩じ込んでケーブル用シ
    ールリングを押圧する押えリングを備えることを特徴と
    する汚水用投込式水位計。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載したものにおいて、
    ケーブル用シールリングを複数にし、かつゴムで形成し
    たことを特徴とする汚水用投込式水位計。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載したものにおいて、
    前記ケーブル挿入孔側に配置されるケーブル用シールリ
    ングを耐腐食性に、検出部中心側に配置されるケーブル
    用シールリングを耐油性にしたことを特徴とする汚水用
    投込式水位計。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載したものにおいて、
    ケーブル保持部材と外ケースとの間に介在する複数のケ
    ース用シールリングを間隔を開けて配置したことを特徴
    とする汚水用投込式水位計。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載したものにおいて、検
    出器部側になるケーブルの端側に液体樹脂を含浸硬化さ
    せたことを特徴とする汚水用投込式水位計。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載したものにおいて、
    ケーブルの液体樹脂による含浸硬化をケーブル保持部材
    内に位置する範囲にしたことを特徴とする汚水用投込式
    水位計。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載したものにおいて、ケ
    ーブルは心線になる前記大気圧導入用パイプの回りに配
    置される複数の前記信号コード線をねじるように束ねて
    形成したことを特徴とする汚水用投込式水位計。
  19. 【請求項19】 請求項5に記載したものにおいて、ケ
    ーブルの表面に存在するケーブルシースをフッ素系熱可
    塑性エラストマーで形成したことを特徴とする汚水用投
    込式水位計。
  20. 【請求項20】 請求項5に記載したものにおいて、ケ
    ーブルの表面に存在するケーブルシースを二層にし、外
    側のケーブルシース層をフッ素系熱可塑性エラストマー
    で、内側のケーブルシース層をポリエチレンまたは塩化
    ビニールで形成したことを特徴とする汚水用投込式水位
    計。
  21. 【請求項21】 請求項12に記載したものにおいて、
    ケーブルの表面に存在するケーブルシースをフッ素系熱
    可塑性エラストマーで形成したことを特徴とする汚水用
    投込式水位計。
  22. 【請求項22】 請求項12に記載したものにおいて、
    ケーブルの表面に存在するケーブルシースを二層にし、
    外側のケーブルシース層をフッ素系熱可塑性エラストマ
    ーで、内側のケーブルシース層をポリエチレンまたは塩
    化ビニールで形成したことを特徴とする汚水用投込式水
    位計。
  23. 【請求項23】 請求項12に記載したものにおいて、
    前記圧力センサーに隣接して置かれ、かつ圧力センサー
    との間に圧力伝達媒体を介在する受圧ダイアフラムを設
    け、前記受圧ダイアフラムの表面に備えるダイアフラム
    保護シールカバーを多層のゴム皮膜で形成したことを特
    徴とする汚水用投込式水位計。
  24. 【請求項24】 請求項12に記載したものにおいて、
    前記圧力センサーに隣接して置かれ、かつ圧力センサー
    との間に圧力伝達媒体を介在する受圧ダイアフラムを設
    け、前記受圧ダイアフラムの表面に備えるダイアフラム
    保護シールカバーを多層のプラスチックフイルムで形成
    したことを特徴とする汚水用投込式水位計。
  25. 【請求項25】 請求項12に記載したものにおいて、
    前記圧力センサーに隣接して置かれ、かつ圧力センサー
    との間に圧力伝達媒体を介在する受圧ダイアフラムを設
    け、前記受圧ダイアフラムの表面に備えるダイアフラム
    保護シールカバーをゴム素材で形成したゴム皮膜層とプ
    ラスチックフイルムで形成したプラスチック皮膜層を含
    む多層にしたことを特徴とする汚水用投込式水位計。
  26. 【請求項26】 請求項12に記載したものにおいて、
    ケーブルの表面に存在するケーブルシースをフッ素系熱
    可塑性エラストマーで形成し、前記圧力センサーに隣接
    して置かれ、かつ圧力センサーとの間に圧力伝達媒体を
    介在する受圧ダイアフラムを設け、前記受圧ダイアフラ
    ムの表面に備えるダイアフラム保護シールカバーを多層
    のゴム皮膜で形成したことを特徴とする汚水用投込式水
    位計。
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