JPH03107778A - ケーブル接続部 - Google Patents
ケーブル接続部Info
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- JPH03107778A JPH03107778A JP24596789A JP24596789A JPH03107778A JP H03107778 A JPH03107778 A JP H03107778A JP 24596789 A JP24596789 A JP 24596789A JP 24596789 A JP24596789 A JP 24596789A JP H03107778 A JPH03107778 A JP H03107778A
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Landscapes
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの絶縁体の
劣化の程度を、精度良く確実に検出する方法に関する。
劣化の程度を、精度良く確実に検出する方法に関する。
（従来の技術）
従来からＯＦケーブルにおける絶縁劣化の程度を調べる
方法としては、ケーブルに使用されている絶縁油を接続
部等から採取し、その中に含まれているガス成分の分析
を行い、劣化に伴って発生するアセチレンガス等の可燃
性ガスの量を１１Ｐ１定することによって、局部放電等
の異常を検出する方法が行われていた。
方法としては、ケーブルに使用されている絶縁油を接続
部等から採取し、その中に含まれているガス成分の分析
を行い、劣化に伴って発生するアセチレンガス等の可燃
性ガスの量を１１Ｐ１定することによって、局部放電等
の異常を検出する方法が行われていた。
この方法は非常に検出が確実で精度が高く、ＯＦケーブ
ルの保守に寄与するところが大きいが、ＣＶケーブル（
架橋ポリエチレン絶縁ケーブル）のような架橋ポリオレ
フィン絶縁ケーブルにおいては、絶縁体が固体でありこ
のような方法をそのまま用いることはできない。
ルの保守に寄与するところが大きいが、ＣＶケーブル（
架橋ポリエチレン絶縁ケーブル）のような架橋ポリオレ
フィン絶縁ケーブルにおいては、絶縁体が固体でありこ
のような方法をそのまま用いることはできない。
このため、Ｃｖケーブルの絶縁体の劣化の判定は、漏れ
電流、誘電正接、部分放電の有無、あるいは直流成分を
１１１１定する等の電気的な方法によって行なわれてい
た。
電流、誘電正接、部分放電の有無、あるいは直流成分を
１１１１定する等の電気的な方法によって行なわれてい
た。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、このような電気的な測定方法では、いず
れも絶縁体の劣化が相当程度進行しないと検出すること
ができず、絶縁体劣化の確実な検出、判定手段とはいえ
なかった。
れも絶縁体の劣化が相当程度進行しないと検出すること
ができず、絶縁体劣化の確実な検出、判定手段とはいえ
なかった。
本発明はこのような従来の難点に対処してなされたもの
で、架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの絶縁体の劣化の
程度を、精度良く確実に検出することができる劣化検出
方法を提供することを目的とする。
で、架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの絶縁体の劣化の
程度を、精度良く確実に検出することができる劣化検出
方法を提供することを目的とする。
［発明の構成］
（課題を解決するための手段）
本発明の架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの劣化検出方
法は、架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの絶縁体から発
生するガスを、前記ケーブル外に導出させて採取し、こ
のガス中に含まれる成分を分析、７１？１定することに
よって、前記絶縁体の劣化の程度を判定することを特徴
としている。
法は、架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの絶縁体から発
生するガスを、前記ケーブル外に導出させて採取し、こ
のガス中に含まれる成分を分析、７１？１定することに
よって、前記絶縁体の劣化の程度を判定することを特徴
としている。
本発明において、架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの絶
縁体から発生するガスを採取するには、例えば次のよう
な方法を採ることができる。
縁体から発生するガスを採取するには、例えば次のよう
な方法を採ることができる。
すなわちアルミニウム外被のような金属被覆を有する架
橋ポリオレフィン絶縁ケーブルにおいては、接続部また
は終端部の金属被覆端部から、金属被覆内のガスをチュ
ーブ等によってケーブル外に導き採取する方法や、ある
いはケーブルの金属被覆に直接孔をあけて採取する方法
などを採ることができる。このときチューブ端部の外側
開口部に、気密栓付きのコネクタを取付け、このコネク
タに採取管等を接続して定期的にガスを採取することが
できる。
橋ポリオレフィン絶縁ケーブルにおいては、接続部また
は終端部の金属被覆端部から、金属被覆内のガスをチュ
ーブ等によってケーブル外に導き採取する方法や、ある
いはケーブルの金属被覆に直接孔をあけて採取する方法
などを採ることができる。このときチューブ端部の外側
開口部に、気密栓付きのコネクタを取付け、このコネク
タに採取管等を接続して定期的にガスを採取することが
できる。
また絶縁体の外周にワイヤシールドが設けられた架橋ポ
リオレフィン絶縁ケーブルにおいては、ワイヤとして通
常の銅線とともに、１本または複数本の長さ方向に沿っ
て壁面に複数の透孔が連続的に設けられた孔あき銅パイ
プ線を使用し、ケーブル接続部または終端部のこれら鋼
バイブ線の端部から、ガスを採取するように構成するこ
ともできる。
リオレフィン絶縁ケーブルにおいては、ワイヤとして通
常の銅線とともに、１本または複数本の長さ方向に沿っ
て壁面に複数の透孔が連続的に設けられた孔あき銅パイ
プ線を使用し、ケーブル接続部または終端部のこれら鋼
バイブ線の端部から、ガスを採取するように構成するこ
ともできる。
（作用）
本発明の架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの劣化検出方
法においては、絶縁体から発生するガスをケーブルの外
側へ導いて採取し、このガス中に含まれる成分の種類お
よび量を公知の方法で分析および測定することによって
、絶縁体の劣化の有無を確実に検出することができる。
法においては、絶縁体から発生するガスをケーブルの外
側へ導いて採取し、このガス中に含まれる成分の種類お
よび量を公知の方法で分析および測定することによって
、絶縁体の劣化の有無を確実に検出することができる。
すなわち架橋ポリエチレンのような架橋ポリオレフィン
絶縁体は、その中のミクロボイド内の放電等に起因する
劣化が生じ、これは従来の電気的測定方法によってはほ
とんど検出することができないが、この放電によって生
じる一酸化炭素や酸素、水素のような可燃性のガスを採
取し、その中の成分を分析、ａｌｌ定することによって
、放電とそれに起因する絶縁体劣化の有無を精度良く検
出することができる。
絶縁体は、その中のミクロボイド内の放電等に起因する
劣化が生じ、これは従来の電気的測定方法によってはほ
とんど検出することができないが、この放電によって生
じる一酸化炭素や酸素、水素のような可燃性のガスを採
取し、その中の成分を分析、ａｌｌ定することによって
、放電とそれに起因する絶縁体劣化の有無を精度良く検
出することができる。
（実施例）
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は、本発明の一実施例であるアルミ披ＣＶケーブ
ルの接続部での絶縁体の劣化検出方法を説明するための
縦断面図である。
ルの接続部での絶縁体の劣化検出方法を説明するための
縦断面図である。
この接続部においては、一対のＣＶケーブル１の端部が
それぞれ段剥ぎされ、露出された導体２が導体接続管３
によって接続されている。そしてこの導体接続部上には
、両側の架橋ポリエチレンからなる絶縁体４上に跨って
、ゴム、プラスチック絶縁テープが紡錘状に巻回され絶
縁補強体５が形成されている。またこの絶縁補強体らの
外側には、接続銅管６が被嵌されており、接続銅管６の
端部は、ケーブルの波付はアルミニウム被覆７上に、防
水テープの巻回層８によって固定されている。さらに接
続鋼管６内には液状の防水混和物９が注入充填されてい
る。
それぞれ段剥ぎされ、露出された導体２が導体接続管３
によって接続されている。そしてこの導体接続部上には
、両側の架橋ポリエチレンからなる絶縁体４上に跨って
、ゴム、プラスチック絶縁テープが紡錘状に巻回され絶
縁補強体５が形成されている。またこの絶縁補強体らの
外側には、接続銅管６が被嵌されており、接続銅管６の
端部は、ケーブルの波付はアルミニウム被覆７上に、防
水テープの巻回層８によって固定されている。さらに接
続鋼管６内には液状の防水混和物９が注入充填されてい
る。
なお図中符号１０は、ケーブル絶縁体４とアルミニウム
被覆７との間に介挿された絶縁紙の巻回層を示す。
被覆７との間に介挿された絶縁紙の巻回層を示す。
そしてこのような構造のアルミ被ＣＶケーブルの接続部
において、アルミニウム被覆７の端部に、端面に挿通孔
が設けられた円環状のキャップ１１が気密に被せられて
おり、その挿通孔には可とう性を有するチューブ１２の
一端がはめ込まれている。
において、アルミニウム被覆７の端部に、端面に挿通孔
が設けられた円環状のキャップ１１が気密に被せられて
おり、その挿通孔には可とう性を有するチューブ１２の
一端がはめ込まれている。
またこのチューブ１２は液状の防水混和物９「１１を通
り、他端が接続鋼管６に取付けられた密栓１３付の試料
採取用コネクタ１４に連結されている。
り、他端が接続鋼管６に取付けられた密栓１３付の試料
採取用コネクタ１４に連結されている。
そして定期的に密栓１３を外してコネクタ１４に採取管
等を接続することによって、架橋ポリエチレン絶縁体４
から発生しアルミニウム被Ｍｉ７の内部に溜ったガスを
採取した後、採取されたガス中の成分を分析し、水素等
の可燃性ガスの量を１１ｐｌ定することによって、絶縁
体の劣化をいち早く検出することができる。
等を接続することによって、架橋ポリエチレン絶縁体４
から発生しアルミニウム被Ｍｉ７の内部に溜ったガスを
採取した後、採取されたガス中の成分を分析し、水素等
の可燃性ガスの量を１１ｐｌ定することによって、絶縁
体の劣化をいち早く検出することができる。
またガス成分量の経時的な変化から、絶縁体の劣化の進
行程度を正確に知ることができる。
行程度を正確に知ることができる。
次に本発明の劣化検出方法の他の実施例について説明す
る。
る。
この実施例においては第２図に示すように、導体１５上
に架橋ポリエチレン絶縁体１６を設け、その外周にワイ
ヤシールド１７を設けてなるＣＶケーブルにおいて、ワ
イヤとして通常の銅線１８とともに、長さ方向に沿って
壁面に複数の透孔が連続的に設けられた１本または複数
本の孔あき銅バイブ線１９が使用されている。なお図中
符号２０は防食層を示す。
に架橋ポリエチレン絶縁体１６を設け、その外周にワイ
ヤシールド１７を設けてなるＣＶケーブルにおいて、ワ
イヤとして通常の銅線１８とともに、長さ方向に沿って
壁面に複数の透孔が連続的に設けられた１本または複数
本の孔あき銅バイブ線１９が使用されている。なお図中
符号２０は防食層を示す。
そして絶縁体１６から発生したガスを、これらの孔あき
銅バイブ線１９の透孔を通してバイブ内に集め、接続部
等の開口端部から採取する。
銅バイブ線１９の透孔を通してバイブ内に集め、接続部
等の開口端部から採取する。
この実施例においても、こうして採取されたガス中の成
分を分析し、水素等の可燃性ガスの量を測定することに
よって、絶縁体の劣化の有無を確実に検出することがで
きる。
分を分析し、水素等の可燃性ガスの量を測定することに
よって、絶縁体の劣化の有無を確実に検出することがで
きる。
［発明の効果］
以上説明したように本発明の架橋ポリオレフィン絶縁ケ
ーブルの劣化検出方法においては、絶縁体から発生する
ガスを採取し、そのガス中の成分と量を分析および測定
することによって、従来の電気的なδ１１定方法では検
出がほとんど困難であった、絶縁体中の放電等の異常に
起因する絶縁体劣化を、いち早く確実に検出することが
できる。
ーブルの劣化検出方法においては、絶縁体から発生する
ガスを採取し、そのガス中の成分と量を分析および測定
することによって、従来の電気的なδ１１定方法では検
出がほとんど困難であった、絶縁体中の放電等の異常に
起因する絶縁体劣化を、いち早く確実に検出することが
できる。
第１図は、本発明の一実施例であるアルミ披Ｃ■ケーブ
ルの接続部での絶縁体の劣化検出方法を説明するための
縦断面図、第２図は、別の実施例であるワイヤシールド
ＣＶケーブルにおける絶縁体の劣化検出方法を説明する
ための横断面図である。 １・・・・・・・・・ＣＶケーブル ４・・・・・・・・・ケーブル絶縁体 ６・・・・・・・・・接続鋼管 ７・・・・・・・・・アルミニウム被覆９・・・・・・
・・・防水混和物 １１・・・・・・・・・キャップ １２・・・・・・・・・チューブ １４・・・・・・・・・コネクタ
ルの接続部での絶縁体の劣化検出方法を説明するための
縦断面図、第２図は、別の実施例であるワイヤシールド
ＣＶケーブルにおける絶縁体の劣化検出方法を説明する
ための横断面図である。 １・・・・・・・・・ＣＶケーブル ４・・・・・・・・・ケーブル絶縁体 ６・・・・・・・・・接続鋼管 ７・・・・・・・・・アルミニウム被覆９・・・・・・
・・・防水混和物 １１・・・・・・・・・キャップ １２・・・・・・・・・チューブ １４・・・・・・・・・コネクタ
Claims (1)
- （１）架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの絶縁体から発
生するガスを、前記ケーブル外に導出させて採取し、こ
のガス中に含まれる成分を分析、測定することによって
、前記絶縁体の劣化の程度を判定することを特徴とする
架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルの劣化検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24596789A JP3230237B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | ケーブル接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24596789A JP3230237B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | ケーブル接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03107778A true JPH03107778A (ja) | 1991-05-08 |
| JP3230237B2 JP3230237B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=17141499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24596789A Expired - Fee Related JP3230237B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | ケーブル接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3230237B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0618603A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Fujikura Ltd | 高周波部分放電センサ |
| JPH0682504A (ja) * | 1991-11-13 | 1994-03-22 | Tohoku Electric Power Co Inc | 絶縁電線の異常検知方法 |
| CN113324896A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-08-31 | 国网陕西省电力公司西安供电公司 | 一种用于高压电缆阻水缓冲层电化学腐蚀研究的实验装置 |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP24596789A patent/JP3230237B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0682504A (ja) * | 1991-11-13 | 1994-03-22 | Tohoku Electric Power Co Inc | 絶縁電線の異常検知方法 |
| JPH0618603A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Fujikura Ltd | 高周波部分放電センサ |
| CN113324896A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-08-31 | 国网陕西省电力公司西安供电公司 | 一种用于高压电缆阻水缓冲层电化学腐蚀研究的实验装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3230237B2 (ja) | 2001-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |