JP2000337126A - マフラーカッター及びマフラー - Google Patents

マフラーカッター及びマフラー

Info

Publication number
JP2000337126A
JP2000337126A JP11151208A JP15120899A JP2000337126A JP 2000337126 A JP2000337126 A JP 2000337126A JP 11151208 A JP11151208 A JP 11151208A JP 15120899 A JP15120899 A JP 15120899A JP 2000337126 A JP2000337126 A JP 2000337126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muffler
cutter
enamel layer
muffler cutter
tail pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11151208A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Horikawa
仁 堀川
Hisashi Miwa
壽 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Takaoka Co Ltd
Original Assignee
Aisin Takaoka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Takaoka Co Ltd filed Critical Aisin Takaoka Co Ltd
Priority to JP11151208A priority Critical patent/JP2000337126A/ja
Publication of JP2000337126A publication Critical patent/JP2000337126A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外観品質の低下を防止することができると共
に、その耐久性及び信頼性の向上を図ることのできるマ
フラーカッター及びマフラーを提供する。 【解決手段】車両に配設されたマフラー11は、楕円筒
状のマフラー本体と、マフラー本体の両端部を閉塞する
フロントプレート及びリヤプレートと、マフラー本体内
に挿通される排気管及びテールパイプ16と、マフラー
カッター17とを備えている。マフラーカッター17
は、マフラーカッター本体19と、ほうろう層20とを
備えている。マフラーカッター本体19には、その先端
部を内側に折曲して湾曲部21等が形成されている。湾
曲部21の曲率半径は2mmであり、湾曲部21の外面
側には均一の厚さのほうろう層20が形成されている。
本実施の形態のマフラーカッター17では、マフラーカ
ッター17が車両後方から視認される部分には、略均一
な厚みのほうろう層20が形成されて着色されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の排気装置の
一部を構成するマフラーカッター及びマフラーに関する
ものであり、特に詳しくは装飾部材として使用されるマ
フラーカッター及びマフラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、車両の排気時に発生する
騒音を抑制するために、車両の排気装置の一部には金属
材料(例えばステンレス鋼)から形成されたマフラー
(消音器)が配設されている。この種のマフラーは、例
えば、略筒状のマフラー本体と、該マフラー本体の両端
部を閉塞するフロントプレート及びリヤプレートと、前
記フロントプレートを介してマフラー本体内に挿通され
る排気管と、前記リヤプレートを介してマフラー本体内
に挿通されるテールパイプとを備えている。
【0003】そして、車両に配設されたマフラーを車両
後方から視認した場合、特にテールパイプが視認される
ため、テールパイプにはメッキ処理等が施されている。
すなわち、テールパイプの表面を均一となるように研磨
した後、その表面を例えばクロム等の金属でメッキ処理
することにより、テールパイプに対する光の乱反射を防
止して、見栄えを向上させるように図っている。
【0004】また、マフラーのテールパイプには、前記
メッキ処理を施さずに、しかも金属材料(例えばステン
レス鋼)から形成され、かつ前述したテールパイプと同
様のメッキ処理等の施された略筒状のマフラーカッター
が装着される場合がある。
【0005】しかし、テールパイプ及びマフラーカッタ
ーの表面にメッキ処理等を施す場合、それらの表面全体
を均一となるように研磨するのは困難であるため、メッ
キ処理後のテールパイプ及びマフラーカッターに対する
光の乱反射を完全に防止することはできず、見栄えを向
上させるには限界があった。また、車両に配設されたマ
フラーのテールパイプ及びマフラーカッターを車両後方
から視認した場合でも、それらは金属色(銀色)を呈し
ているだけので、装飾性は乏しかった。
【0006】そこで従来、マフラーカッター及びマフラ
ーのテールパイプ等の外表面に対し、耐熱塗料で塗装し
て着色することにより、マフラーカッター及びマフラー
の見栄えを良くして、それらの外観品質を高めるように
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た耐熱塗料を用いた場合、マフラーカッター及びテール
パイプ等の表面上に形成される塗膜層は、耐熱性に優れ
ているものの、窒素酸化物等を含有した排気ガス等の影
響を受けて変色したり、膨張等したりすることがある。
そのため、マフラーカッター及びマフラーの見栄えが悪
化して、それらの外観品質が低下してしまうおそれがあ
った。
【0008】また、上述した塗膜層の変色・膨張等に起
因してその強度が低下するおそれがあるため、例えば車
両の走行時において石や砂等が跳ねて塗膜層に衝突する
と、塗膜層には亀裂や破損等が生じるおそれもあった。
その結果、塗膜層の亀裂や破損等の部分から水や泥水等
が浸入して、マフラーカッター及びテールパイプ等の金
属表面まで到達することとなる。また、塗膜層の亀裂や
破損等の部分には汚れが付着しやすく、しかも付着した
汚れを除去しにくいため、さらなる外観品質の悪化を招
いていた。
【0009】上述したように、マフラーカッター及びマ
フラーのテールパイプ等の金属表面に例えば水や泥水等
が接触すると、その接触部分が腐食されやすくなると共
に、その腐食部分から塗膜層が剥離しやすくなるため、
マフラーカッター及びマフラーの耐久性及び信頼性が著
しく低下することともなる。
【0010】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、外観品質の低下を防止するこ
とができると共に、その耐久性及び信頼性の向上を図る
ことのできるマフラーカッター及びマフラーを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のマフラーカッターは、略筒
状のマフラーカッター本体の少なくとも外面上にほうろ
う層を形成して着色したことを要旨とする。
【0012】上記請求項1に記載の発明によれば、車両
に配設されたマフラーカッターは、略筒状のマフラーカ
ッター本体と、その外面上に形成されたほうろう層とを
備え、マフラーカッターの少なくとも一部、特にほうろ
う層の部分が車両後方から視認される。ここで、ほうろ
う層は着色されているため、マフラーカッターを車両後
方から視認した場合でも、マフラーカッターの外観の見
栄えはよい。
【0013】また、ほうろう層の強度は従来技術の塗膜
層と比較して強いため、ほうろう層には亀裂や破損等が
生じにくい。さらに、ほうろう層はガラス質であるた
め、ほうろう層には汚れが付着しにくく、しかも付着し
た汚れを除去しやすい。従って、ほうろう層の見栄えが
悪化するおそれは少ないため、ほうろう層、ひいてはマ
フラーカッターの外観品質の低下が防止されることとな
る。以上のように、マフラーカッターの外観品質を良好
な状態で保持することにより、マフラーカッターの耐久
性及び信頼性の向上も図られる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のマフラーカッターにおいて、前記マフラーカッター本
体の一端部を内側に折曲して湾曲部を形成し、該湾曲部
を含む前記一端部の外面側にほうろう層を形成して着色
したことを要旨とする。
【0015】上記請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の作用に加えて、マフラーカッター本
体の一端部を内側に折曲して湾曲部を形成しているた
め、車両に配設されたマフラーカッターの内部側、特に
マフラーカッターの湾曲部を含む一端部の外面側に相当
する部分が車両後方から視認されることもありうる。こ
こで、前記湾曲部を含む一端部の外面側には、ほうろう
層が形成されて着色されているため、マフラーカッター
の内部側を車両後方から視認した場合でも、その外観の
見栄えはよい。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のマフラーカッターにおいて、前記マフラーカッター本
体はステンレス鋼から形成されており、前記湾曲部の曲
率半径は0.75mm以上5mm未満の大きさであるこ
とを要旨とする。
【0017】上記請求項3に記載の発明によれば、マフ
ラーカッター本体は耐食性に優れたステンレス鋼から形
成されているため、マフラーカッターの耐久性及び信頼
性のさらなる向上が図られる。また、マフラーカッター
本体の湾曲部の曲率半径を0.75mm以上5mm未満
の大きさにすると、マフラーカッター本体の湾曲部を含
む一端部の外面側において、ほうろう層が良好な状態で
確実に形成されるため、上記請求項2に記載の発明の作
用が確実に奏される。
【0018】ここで、湾曲部の曲率半径を0.75mm
以上5mm未満の大きさとしたのは、0.75mm未満
の場合には、ほうろう層が透けてステンレス鋼の金属表
面が外部から視認されたり、ほうろう層がマフラーカッ
ター本体の湾曲部を含む一端部から剥離したりするおそ
れがあり、5mm以上の場合には、湾曲部が大きくなり
過ぎてマフラーカッターを小型化できないおそれがある
からである。
【0019】請求項4に記載の発明のマフラーは、請求
項1から請求項3のいずれかに記載のマフラーカッター
を備えたことを要旨とする。
【0020】上記請求項4に記載の発明によれば、請求
項1から請求項3のいずれかに記載の発明の作用を有す
るマフラーカッターを備えたマフラーが得られる。
【0021】請求項5に記載の発明は、略筒状のマフラ
ー本体と、該マフラー本体の両端部を閉塞するフロント
プレート及びリヤプレートと、前記フロントプレートを
介してマフラー本体内に挿通される排気管と、前記リヤ
プレートを介してマフラー本体内に挿通されるテールパ
イプとを備えたマフラーにおいて、前記テールパイプの
少なくとも外面上にほうろう層を形成して着色したこと
を要旨とする。
【0022】上記請求項5に記載の発明によれば、車両
に配設されたマフラーは、略筒状のマフラー本体と、該
マフラー本体の両端部を閉塞するフロントプレート及び
リヤプレートと、前記フロントプレートを介してマフラ
ー本体内に挿通される排気管と、前記リヤプレートを介
してマフラー本体内に挿通されるテールパイプとを備
え、マフラーの少なくとも一部、特にテールパイプ等が
車両後方から視認される。ここで、テールパイプの少な
くとも外面上には、ほうろう層が形成されて着色されて
いるため、マフラーを車両後方から視認した場合でも、
マフラー、特にテールパイプの外観の見栄えはよい。
【0023】また、ほうろう層の強度は従来技術の塗膜
層と比較して強いため、ほうろう層には亀裂や破損等が
生じにくい。さらに、ほうろう層はガラス質であるた
め、ほうろう層には汚れが付着しにくく、しかも付着し
た汚れを除去しやすい。従って、ほうろう層の見栄えが
悪化するおそれは少ないため、テールパイプ、ひいては
マフラーの外観品質の低下が防止されることとなる。以
上のように、マフラーの外観品質を良好な状態で保持す
ることにより、マフラーの耐久性及び信頼性の向上も図
られる。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のマフラーにおいて、前記リヤプレートの外面側にほう
ろう層を形成して着色したことを要旨とする。
【0025】上記請求項6に記載の発明によれば、リヤ
プレートの外面側にもほうろう層が形成されて着色され
るため、車両に配設されたマフラーを車両後方から視認
した場合、テールパイプだけでなくリヤプレートの外観
の見栄えもよくなり、上記請求項5に記載の発明の作用
がより一層確実に奏されることとなる。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図5に基いて
説明する。本実施の形態にかかるマフラーは、車両(図
示略)の排気時に発生する騒音を抑制するために、車両
の排気装置(図示略)の一部に配設されるものである。
図2は、第1の実施の形態におけるマフラー全体を模式
的に示した斜視図である。
【0027】図2に示すように、本実施の形態のマフラ
ー11は、楕円筒状のマフラー本体12と、該マフラー
本体12の両端部を閉塞するフロントプレート13及び
リヤプレート14と、前記フロントプレート13を介し
てマフラー本体12内に挿通される排気管15と、前記
リヤプレート14を介してマフラー本体12内に挿通さ
れるテールパイプ16と、マフラーカッター17とを備
えている。
【0028】マフラー本体12、フロントプレート13
及びリヤプレート14は、ステンレス鋼から形成されて
いる。フロントプレート13及びリヤプレート14は、
前記マフラー本体12の開口部の形状に対応する楕円板
状に形成されている。マフラー本体12と、フロントプ
レート13及びリヤプレート14とは、排気ガスが漏出
しない密封状態となるように、図示しない接合手段で接
合されている。
【0029】また、排気管15は、ステンレス鋼から形
成されており、排気ガスをマフラー本体12内に導入す
る役割を果たす。テールパイプ16も、前記排気管15
と同様にステンレス鋼から形成されている。このテール
パイプ16は、マフラー本体12内で消音された排気ガ
スを、マフラーカッター17を介して車両後方へ排気す
るようになっている。フロントプレート13及び排気管
15間と、リヤプレート14及びテールパイプ16間と
は、気密性が保持されて排気ガスが漏出しないようにな
っている。マフラー11の消音効果により、排気時に発
生する騒音が抑制されている。
【0030】装飾部材としてのマフラーカッター17
は、テールパイプ16に装着されており、マフラーカッ
ター17が車両後方から視認される部分、すなわち図2
に散点模様で示した部分に着色が施されている。このよ
うな着色が施される色としては、車両のボディやバンパ
ーと同色又は同色系のものが採用されている。なお、車
両にマフラー11を配設した場合、主にマフラーカッタ
ー17等が車両後方から視認されるようになっている。
【0031】図1は、本実施の形態におけるマフラーカ
ッターをテールパイプに外嵌した状態を模式的に示す断
面図である。図3は、ほうろう層を省略したマフラーカ
ッターの内部構造を模式的に示す正面図である。
【0032】図1に示すように、テールパイプ16は、
略円筒状に形成されており、その先端部(図1の右側部
分)にはフランジ18が形成されている。このフランジ
18は、テールパイプ16の先端部分を外側に向かって
湾曲状となるように折り曲げることにより形成される。
マフラーカッター17は、ステンレス鋼から略円筒状に
形成されたマフラーカッター本体19と、その少なくと
も外面上に形成されたガラス質のほうろう層20等とを
備えている。
【0033】図1,図3に示すように、マフラーカッタ
ー本体19には、その先端部(一端部)を内側に折曲し
て形成された湾曲部21と、その湾曲部21からマフラ
ーカッター本体19の内部側に向かって縮径するように
延設された環状の傾斜部22と、その傾斜部22からマ
フラーカッター本体19の基端側(他端側)に向かって
形成された当接部23と、マフラーカッター本体19の
下部中央に形成された段差部24と、マフラーカッター
本体19の基端部(他端部)の下部に切欠き形成された
切欠部25とを備えている。
【0034】以下に、本実施の形態におけるマフラーカ
ッター本体の湾曲部等及びほうろう層に関する事につい
て、詳述する。図4は、マフラーカッター本体の端面に
形成されるほうろう層の不具合を説明するために、マフ
ラーカッターの端面構造を拡大して示す断面図である。
図5は、マフラーカッター本体の湾曲部を拡大して示す
断面図である。
【0035】図4に示すように、マフラーカッター本体
101の端面(先端縁)に対してほうろう層102を形
成した場合、図中二点鎖線で示されるような略均一な厚
みのほうろう層102は形成されず、表面張力等の影響
を受けて凹んだ不均一な厚みのほうろう層102が形成
されるおそれがあった。その結果、ほうろう層102の
凹んだ部分及びその近傍部分は、その強度等が不十分で
あるため、マフラーカッター本体101からほうろう層
102が剥離したり、外観の見栄えが悪化したりする要
因となっていた。
【0036】そこで、本実施の形態では、図1,図5に
示すように、マフラーカッター本体19の先端縁に端面
構造を採用しないようにするために、マフラーカッター
本体19の先端部を内側に折曲して、マフラーカッター
本体19の先端縁に湾曲部21を形成するようにしてい
る。
【0037】ここで、図5に示すように、湾曲部21の
曲率半径Raは例えば2mmに設定されており、湾曲部
21等の外面側には均一の厚さのほうろう層20が形成
されて着色されている。この湾曲部21の曲率半径Ra
は、0.75mm以上5mm未満の大きさが望ましく、
1mm以上3mm以下の大きさがより一層望ましい。
0.75mm未満の場合には、ほうろう層が透けてマフ
ラーカッター本体の金属表面が外部から視認されたり、
ほうろう層が湾曲部や傾斜部等から剥離したりするおそ
れがあり、5mm以上の場合には、湾曲部が大きくなり
過ぎてマフラーカッターを小型化できないおそれがある
からである。
【0038】図1,図3に示すように、傾斜部22と当
接部23との境界部分は、湾曲状となるように折曲形成
されている。当接部23の端面は、テールパイプ16の
フランジ18に当接することにより、テールパイプ16
に対するマフラーカッター17の移動が規制されるよう
になっている。段差部24には、ボルト26を挿通する
ための挿通孔27が透設されている。切欠部25は、マ
フラーカッター本体19の下部において、基端部から段
差部24まで四角状に切欠かれることにより形成されて
いる。
【0039】マフラーカッター本体19の先端部、すな
わち湾曲部21、傾斜部22及び当接部23等の外面側
には、略均一な厚みのほうろう層20が形成されて着色
されている。また、段差部24の外面側にも、略均一な
厚みのほうろう層20が形成されて着色されている。本
実施の形態のマフラーカッター17では、マフラーカッ
ター17が車両後方から視認される部分には、略均一な
厚みのほうろう層20が形成されて着色されることとな
る。このほうろう層20は、マフラーカッター本体19
の外面側をショットブラスト処理した後に、その上から
釉薬を塗って焼き付けることにより、所定の厚さで形成
されると共に、所定の色を呈するようになっている。
【0040】以下に、本実施の形態におけるマフラーカ
ッター本体の内部等に配設される構成部材について、詳
述する。
【0041】図1,図3に示すように、マフラーカッタ
ー本体19の内部において、その基端側の上部にはステ
ンレス鋼から形成された支持部材28が固着されてお
り、その先端側には同じくステンレス鋼から形成された
環状部材29が固着されている。また、マフラーカッタ
ー本体19の段差部24の内面側、すなわち前記挿通孔
27に対応する位置にはナット30が固着されている。
【0042】支持部材28は、3つの板状の脚部31
と、それらを連結する板状の一対の収容部32とを備
え、一体形成されている。脚部31は、スポット溶接で
マフラーカッター本体19の内面に接合されている。収
容部32のテールパイプ16に接触する側の面は、テー
ルパイプ16の外周面の一部に対応する湾曲状となるよ
うに形成されている。これらの収容部32の湾曲面にテ
ールパイプ16が接触することにより、テールパイプ1
6に対してマフラーカッター17が支持されるようにな
っている。
【0043】環状部材29は、円環状のリング部本体3
3と、そのリング部本体33に対して垂直となるように
屈曲された接合部34と、リング部本体33から当接部
23の内面まで延設された支持部35とを備え、略円環
状に一体形成されている。接合部34は、スポット溶接
でマフラーカッター本体19の内面に接合されている。
支持部35は、テールパイプ16のフランジ18を支持
するように湾曲状に形成されている。
【0044】ナット30の下部の四隅は、段差部24中
央の内面側に溶接で接合されている。そして、図1に示
される態様で、前記挿通孔27にボルト26を挿通し
て、ナット30にボルト26を螺入することにより、テ
ールパイプ16に対するマフラーカッター17の移動が
規制されると共に、その状態が保持されるようになって
いる。逆に、ナット30からボルト26を螺退させる
と、テールパイプ16に対するマフラーカッター17の
移動規制が解除され、テールパイプ16からマフラーカ
ッター17を離脱させることが可能となる。
【0045】さて、本実施の形態におけるマフラーカッ
ター17をテールパイプ16に外嵌して装着するには、
まず、テールパイプ16のフランジ18側からマフラー
カッター17の基端部側を被嵌するようにして、マフラ
ーカッター本体19の当接部23がフランジ18に当接
すると同時に、環状部材29の支持部35がフランジ1
8に支持されるまで外嵌する。このとき、支持部材28
の収容部32の湾曲面はテールパイプ16の外表面に接
触して支持されるため、支持部材28、ひいてはマフラ
ーカッター17がテールパイプ16に対して嵌合支持さ
れる。最後に、テールパイプ16に対するマフラーカッ
ター17の前記嵌合支持状態を保持するために、ボルト
26及びナット30を用いて図1に示される態様で確実
に固定する。以上のようにして、テールパイプ16にマ
フラーカッター17の装着されたマフラー11が得られ
ることとなる。
【0046】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られるようになる。
【0047】・本実施の形態では、車両に配設されたマ
フラー11のマフラーカッター17の外表面等に対して
ほうろう層20を形成し、車両のボディやバンパーと同
色又は同色系の着色を施した。このため、マフラー11
を車両後方から視認した場合でも、マフラー11、特に
マフラーカッター17の外観の見栄えを良好なものとす
ることができる。
【0048】・本実施の形態のほうろう層20によれ
ば、その強度は前述した従来技術の塗膜層と比較して強
いため、ほうろう層20に亀裂や破損等が生じにくい。
そのため、ほうろう層20の見栄えが悪化するおそれが
少ないため、ほうろう層20、ひいてはマフラーカッタ
ー17の外観品質の低下を防止することができる。
【0049】・本実施の形態では、マフラーカッター1
7の少なくとも外面上にガラス質のほうろう層20を形
成することとした。このため、ほうろう層20に対して
汚れが付着するのを抑制することができると共に、仮に
汚れが付着したとしてもその汚れを容易に除去すること
ができる。すなわち、マフラーカッター17の外表面等
を布等で拭いたり、水で洗浄等したりすることにより、
マフラーカッター17の汚れを簡単に除去できて、マフ
ラーカッター17上のほうろう層20の機能を十分に発
揮させることができるようになる。
【0050】・本実施の形態によれば、マフラー11、
特にマフラーカッター17の外観品質を良好な状態で保
持することができるため、マフラー11におけるマフラ
ーカッター17の耐久性及び信頼性の向上をも図ること
ができる。
【0051】・本実施の形態では、マフラーカッター本
体19の先端部を内側に折曲して、マフラーカッター本
体19の先端縁に湾曲部21を形成することとした。こ
のため、湾曲部21の外面側にも、略均一の厚みのほう
ろう層20を形成することができるようになる。
【0052】・本実施の形態では、湾曲部21の曲率半
径を2mmの大きさとし、その湾曲部21の外面側に略
均一の厚みのほうろう層20を形成した。このため、マ
フラーカッター本体19の金属表面が透けて外部から視
認されたり、ほうろう層20がマフラーカッター本体1
9の湾曲部21や傾斜部22等から剥離したりするのを
抑制することができる。
【0053】・本実施の形態によれば、マフラー11を
構成する基材は、耐食性に優れたステンレス鋼であるた
め、マフラー11の耐久性及び信頼性のさらなる向上を
図ることができる。 (第2の実施の形態)次に、本発明を具体化した第2の
実施の形態を図6,図7に基いて説明する。但し、本実
施の形態の構成等においては、上述した第1の実施の形
態と同等である部分については同一の符号を付してその
説明を省略する。そして、以下に第1の実施の形態との
相違点を中心として説明することとする。図6は、本実
施の形態におけるマフラーカッターをテールパイプに外
嵌した状態を模式的に示す断面図である。図7は、ほう
ろう層を省略したマフラーカッターの内部構造を模式的
に示す正面図である。
【0054】図6,図7に示すように、本実施の形態の
マフラー61では、テールパイプ62及びマフラーカッ
ター63等の構成において、上記第1の実施の形態とは
異なっている。
【0055】すなわち、本実施の形態のテールパイプ6
2は、その先端部において前記フランジ18は形成され
ておらず、図6に示される態様で下部から上部へ向かっ
て右上がりに傾斜した形状をなしている。
【0056】また、本実施の形態のマフラーカッター本
体64には、その先端部を内側に折曲して形成された湾
曲部65と、その湾曲部65からマフラーカッター本体
64の内部側に向かって突出した突出部66とを備えて
いる。前記第1の実施の形態で既述した理由と同様の理
由により、湾曲部65の曲率半径Rbは例えば3mmに
設定されている。突出部66及び湾曲部65の一部は、
テールパイプ62の先端部に当接することにより、テー
ルパイプ62に対するマフラーカッター63の移動が規
制されるようになっている。
【0057】さらに、本実施の形態におけるマフラーカ
ッター63の内面には、前記支持部材28及び前記環状
部材29は固着されておらず、3つの嵌合部材67が図
6,図7に示される態様で固着されている。嵌合部材6
7は、板状の固定部68と、その固定部68の中央部分
が膨出された膨出部69とを備えている。固定部68
は、スポット溶接でマフラーカッター本体64の内面に
接合されている。膨出部69は、プレス成形によって形
成されており、その頂面はテールパイプ62の外周面に
対応する形状をなしている。これらの膨出部69の頂面
にテールパイプ62の外周面が接触することにより、テ
ールパイプ62に対してマフラーカッター63が嵌合支
持されるようになっている。
【0058】さて、本実施の形態におけるマフラーカッ
ター63をテールパイプ62に外嵌して装着するには、
まず、テールパイプ62の先端部側からマフラーカッタ
ー63の基端部側を被嵌するようにして、マフラーカッ
ター本体64の突出部66及び湾曲部65の一部がテー
ルパイプ62の先端部に当接して支持されるまで外嵌す
る。このとき、嵌合部材67の膨出部69の頂面はテー
ルパイプ62の外表面に接触して支持されるため、嵌合
部材67、ひいてはマフラーカッター63がテールパイ
プ62に対して嵌合支持される。最後に、テールパイプ
62に対するマフラーカッター63の前記嵌合支持状態
を保持するために、ボルト26及びナット30を用いて
図6に示される態様で確実に固定する。以上のようにし
て、テールパイプ62にマフラーカッター63の装着さ
れたマフラー61が得られることとなる。
【0059】従って、本実施の形態によっても、前記第
1の実施の形態における効果に準じた効果を奏すること
ができる。 (第3の実施の形態)次に、本発明を具体化した第3の
実施の形態を図8に基いて説明する。但し、本実施の形
態の構成等においては、上述した前記各実施の形態との
相違点を中心として説明することとする。図8は、本実
施の形態におけるマフラーのテールパイプの状態を模式
的に示す断面図である。
【0060】図8に示すように、本実施の形態のマフラ
ー81は、前記第1の実施の形態におけるマフラー11
及び前記第2の実施の形態におけるマフラー61と異な
っている。すなわち、本実施の形態におけるマフラー8
1のテールパイプ82は、略円筒状のテールパイプ本体
83と、その少なくとも外面上に形成されたほうろう層
84とを備えている。より詳しく説明すると、本実施の
形態のテールパイプ82には、前記各実施の形態のよう
なマフラーカッター17,63が装着されておらず、テ
ールパイプ本体83の外面上に直接ほうろう層84が形
成されて着色されている。
【0061】テールパイプ本体83の先端部には、その
内部側から外部側へ向かって徐々に拡径する拡径部85
が形成されており、拡径部85の先端部には、その内側
に湾曲状となるように折曲された湾曲部86が形成され
ている。この湾曲部86の曲率半径Rcは、例えば2.
5mmに設定されると共に、湾曲部86の端面が拡径部
85の内面側に当接するまで折曲されている。
【0062】ほうろう層84は、テールパイプ本体83
の拡径部85を含む外表面だけでなく、湾曲部86の外
面側にもショットブラスト処理した後に、それらの上か
ら釉薬を塗って焼き付けることによって形成される。ほ
うろう層84は、テールパイプ本体83の外面側に沿う
ようにして略均一な厚みで形成されており、その一端面
は拡径部85の内面側に当接する部分まで形成されてい
る。
【0063】従って、本実施の形態によれば、前記各実
施の形態のようなマフラーカッター17,63を採用し
なくても、前記各実施の形態における効果に準じた効果
を奏することができる。
【0064】なお、前記各実施の形態を次のように変更
して実施することもできる。
【0065】・前記第1の実施の形態及び前記第2の実
施の形態では、マフラーカッター17,63だけにほう
ろう層20を形成して着色するようにしたが、例えばテ
ールパイプ16,62の外表面にほうろう層を形成して
着色したり、リヤプレート14の外面側にほうろう層を
形成して着色したりするようにしてもよい。また、マフ
ラー本体12等の外表面にほうろう層を形成して着色す
るようにしてもよい。要は、車両にマフラー11,61
を配設した際に、マフラー11,61が車両後方から視
認される部分に、ほうろう層20が形成されて着色され
ていればよい。
【0066】・前記第3の実施の形態では、マフラー8
1のテールパイプ82だけにほうろう層84を形成して
着色するようにしたが、例えばリヤプレート14の外面
側にほうろう層を形成して着色したり、マフラー本体1
2等の外表面にほうろう層を形成して着色するようにし
てもよい。要は、車両にマフラー81を配設した際に、
マフラー81が車両後方から視認される部分に、ほうろ
う層84が形成されて着色されていればよい。
【0067】・前記各実施の形態では、マフラー本体1
2を楕円筒状に形成したが、例えば円筒状や角筒状等に
形成してもよく、マフラー本体12の形状は特に楕円筒
状に限定されるものではない。また、フロントプレート
13及びリヤプレート14等の形状も特に前記各実施の
形態のものに限定されるわけではない。
【0068】・前記第3の実施の形態において、マフラ
ー81のテールパイプ82にマフラーカッターを装着す
るような構造を採用してもよい。
【0069】・前記各実施の形態では、着色が施される
色としては、車両のボディやバンパーと同色又は同色系
のものが採用されたが、例えばタイヤと同色の黒色等を
採用してもよく、特に前記各実施の形態のものに限定さ
れるものではない。ここで、黒色を採用した場合、仮に
ほうろう層に汚れが付着したとしても、その汚れを車両
後方から視認することは困難である。
【0070】・前記各実施の形態では、湾曲部21,6
5,86の曲率半径Ra,Rb,Rcを0.75mm以
上5mm未満の大きさとなるように設定したが、特に前
記各実施の形態の数値に限定されるものではない。
【0071】・前記第1の実施の形態では、支持部材2
8を一体形成したが、別体形成するようにしてもよい。
また、支持部材28の数は任意である。
【0072】・前記第2の実施の形態では、3つの嵌合
部材67をそれぞれ別体形成したが、それらを一体形成
するようにしてもよいし、2つ設けたり、4つ以上設け
たりするようにしてもよい。
【0073】・前記各実施の形態では、マフラー11,
61,81を構成する基材として、ステンレス鋼を用い
たが、例えば鋳鉄、アルミニウム、マグネシウム及びカ
ーボン等を用いてもよく、特にステンレス鋼に限定され
るものではない。
【0074】更に、特許請求の範囲の各請求項に記載さ
れないものであって、前記各実施の形態から把握される
技術的思想について以下にその効果と共に記載する。
【0075】(a) 請求項5又は請求項6に記載のマ
フラーにおいて、前記テールパイプの一端部を内側に折
曲して湾曲部を形成し、該湾曲部を含む前記一端部の外
面側にほうろう層を形成して着色したことを特徴とする
マフラー。
【0076】このように構成した場合、請求項5又は請
求項6に記載の発明の効果に加えて、車両に配設された
マフラーのテールパイプの湾曲部を含む一端部を車両後
方から視認した場合でも、その外観の見栄えを良くする
ことができる。
【0077】(b) 上記(a)に記載のマフラーにお
いて、前記テールパイプはステンレス鋼から形成されて
おり、前記湾曲部の曲率半径は0.75mm以上5mm
未満の大きさであることを特徴とするマフラー。
【0078】このように構成した場合、上記(a)に記
載の発明の効果をより一層確実に奏することができる。
【0079】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、マフラ
ーカッターの外観品質の低下を防止することができると
共に、その耐久性及び信頼性の向上を図ることができ
る。
【0080】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、マフラーカッターの湾曲
部を含む一端部を車両後方から視認した場合でも、その
外観の見栄えを良くすることができる。
【0081】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果を確実に奏することができる。
【0082】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から請求項3のいずれかに記載の発明の効果を有するマ
フラーカッターを備えたマフラーを得ることができる。
【0083】請求項5に記載の発明によれば、マフラー
の外観品質の低下を防止することができると共に、その
耐久性及び信頼性の向上を図ることができる。
【0084】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果をより一層確実に奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるマフラーカッターを
テールパイプに外嵌した状態を模式的に示す断面図であ
る。
【図2】第1の実施の形態におけるマフラーを模式的に
示す斜視図である。
【図3】ほうろう層を省略したマフラーカッターの内部
構造を模式的に示す正面図である。
【図4】マフラーカッター本体の端面に形成されるほう
ろう層の不具合を説明するために、マフラーカッターの
端面構造を拡大して示す断面図である。
【図5】マフラーカッター本体の湾曲部を拡大して示す
断面図である。
【図6】第2の実施の形態におけるマフラーカッターを
テールパイプに外嵌した状態を模式的に示す断面図であ
る。
【図7】ほうろう層を省略したマフラーカッターの内部
構造を模式的に示す正面図である。
【図8】第3の実施の形態におけるマフラーのテールパ
イプの状態を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
11 マフラー 12 マフラー本体 13 フロントプレート 14 リヤプレート 15 排気管 16 テールパイプ 17 マフラーカッター 19 マフラーカッター本体 20 ほうろう層 21 湾曲部 22 傾斜部 23 当接部 24 段差部 61 マフラー 62 テールパイプ 63 マフラーカッター 64 マフラーカッター本体 65 湾曲部 66 突出部 81 マフラー 82 テールパイプ 84 ほうろう層 85 拡径部 86 湾曲部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略筒状のマフラーカッター本体の少なく
    とも外面上にほうろう層を形成して着色したことを特徴
    とするマフラーカッター。
  2. 【請求項2】 前記マフラーカッター本体の一端部を内
    側に折曲して湾曲部を形成し、該湾曲部を含む前記一端
    部の外面側にほうろう層を形成して着色したことを特徴
    とする請求項1に記載のマフラーカッター。
  3. 【請求項3】 前記マフラーカッター本体はステンレス
    鋼から形成されており、前記湾曲部の曲率半径は0.7
    5mm以上5mm未満の大きさであることを特徴とする
    請求項2に記載のマフラーカッター。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のマフラーカッターを備えたことを特徴とするマフラ
    ー。
  5. 【請求項5】 略筒状のマフラー本体と、 該マフラー本体の両端部を閉塞するフロントプレート及
    びリヤプレートと、 前記フロントプレートを介してマフラー本体内に挿通さ
    れる排気管と、 前記リヤプレートを介してマフラー本体内に挿通される
    テールパイプとを備えたマフラーにおいて、 前記テールパイプの少なくとも外面上にほうろう層を形
    成して着色したことを特徴とするマフラー。
  6. 【請求項6】 前記リヤプレートの外面側にほうろう層
    を形成して着色したことを特徴とする請求項5に記載の
    マフラー。
JP11151208A 1999-05-31 1999-05-31 マフラーカッター及びマフラー Pending JP2000337126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151208A JP2000337126A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 マフラーカッター及びマフラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151208A JP2000337126A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 マフラーカッター及びマフラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000337126A true JP2000337126A (ja) 2000-12-05

Family

ID=15513611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11151208A Pending JP2000337126A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 マフラーカッター及びマフラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000337126A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002213241A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Sankei Kogyo Kk 端末排気管及びその加工法
JP2006281804A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Autech Japan Inc インテグレートマフラー
US7794846B2 (en) 2005-06-22 2010-09-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Titanium part for internal combustion engine
US8394469B2 (en) 2004-07-14 2013-03-12 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Exhaust pipe for internal combustion engine
US8470418B2 (en) 2005-09-06 2013-06-25 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Exhaust pipe for internal combustion engine, and internal combustion engine and transportation apparatus incorporating the same
JP2018119429A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 5Zigenインターナショナル株式会社 自動車の排気装置
US10161288B2 (en) 2015-07-23 2018-12-25 Cisma Solutions Aps Tail pipe mounting arrangement
US10975743B1 (en) 2020-03-13 2021-04-13 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Vehicle exhaust component
CN113404580A (zh) * 2020-03-16 2021-09-17 双叶产业株式会社 尾管
US11199116B2 (en) 2017-12-13 2021-12-14 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Acoustically tuned muffler
US11268430B2 (en) 2019-01-17 2022-03-08 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Diffusion surface alloyed metal exhaust component with welded edges
US11268429B2 (en) 2019-01-17 2022-03-08 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Diffusion surface alloyed metal exhaust component with inwardly turned edges
US11365658B2 (en) 2017-10-05 2022-06-21 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Acoustically tuned muffler
US11702969B2 (en) 2017-10-05 2023-07-18 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Acoustically tuned muffler

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4503862B2 (ja) * 2001-01-19 2010-07-14 三恵工業株式会社 端末排気管の加工法
JP2002213241A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Sankei Kogyo Kk 端末排気管及びその加工法
US8394469B2 (en) 2004-07-14 2013-03-12 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Exhaust pipe for internal combustion engine
JP2006281804A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Autech Japan Inc インテグレートマフラー
US7794846B2 (en) 2005-06-22 2010-09-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Titanium part for internal combustion engine
US8470418B2 (en) 2005-09-06 2013-06-25 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Exhaust pipe for internal combustion engine, and internal combustion engine and transportation apparatus incorporating the same
US10161288B2 (en) 2015-07-23 2018-12-25 Cisma Solutions Aps Tail pipe mounting arrangement
JP2018119429A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 5Zigenインターナショナル株式会社 自動車の排気装置
US11702969B2 (en) 2017-10-05 2023-07-18 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Acoustically tuned muffler
US11365658B2 (en) 2017-10-05 2022-06-21 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Acoustically tuned muffler
US11199116B2 (en) 2017-12-13 2021-12-14 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Acoustically tuned muffler
US11268430B2 (en) 2019-01-17 2022-03-08 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Diffusion surface alloyed metal exhaust component with welded edges
US11268429B2 (en) 2019-01-17 2022-03-08 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Diffusion surface alloyed metal exhaust component with inwardly turned edges
US10975743B1 (en) 2020-03-13 2021-04-13 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Vehicle exhaust component
JP2021148002A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 フタバ産業株式会社 テールパイプ
JP7068367B2 (ja) 2020-03-16 2022-05-16 フタバ産業株式会社 テールパイプ
CN113404580A (zh) * 2020-03-16 2021-09-17 双叶产业株式会社 尾管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000337126A (ja) マフラーカッター及びマフラー
JPH0872750A (ja) 自動車のフード構造
JP2002206422A (ja) マフラ用シェル
JP2000303833A (ja) 排気系部品の表面化粧構造
JPH07102967A (ja) 排気管用テールパイプ
JP2002282980A (ja) 触媒コンバータの製造方法
JP3953171B2 (ja) 車両用ドアサッシュ
JP2569419Y2 (ja) 自動車用マフラー
KR20030018598A (ko) 자동차의 테일트림구조
JP3699277B2 (ja) 加熱接合方法及び加熱接合部構造
JP2019188921A (ja) 複合タンク
KR19980072315A (ko) 차량용 메인사일런서(Mainsilencer) 구조
JPH10175401A (ja) 2ピースフルデザインホイールおよびその製造方法
JPH0825090A (ja) 片面溶接用裏当材
JP2006281804A (ja) インテグレートマフラー
JPS58148220A (ja) 排気系部材
JP4416929B2 (ja) 消音器
CN2475504Y (zh) 背面自保护不锈钢钨极氩弧焊焊丝
KR200153520Y1 (ko) 배기계 파이프의 플랜지 용접구조
JP2002347659A (ja) 車体接合構造
JPS58208704A (ja) 複合成形反射鏡
JPH05222442A (ja) ハースロール
JP3998789B2 (ja) 接続補助材を用いたインテークマニホールドとインジェクションノズルとの接続方法
JPS5935667A (ja) 鋼管の表面処理方法
JP2004176673A (ja) マフラ用シェル