JP2000335475A - 補助動力付き自転車用駆動ユニット及び補助動力付き自転車 - Google Patents
補助動力付き自転車用駆動ユニット及び補助動力付き自転車Info
- Publication number
- JP2000335475A JP2000335475A JP11151681A JP15168199A JP2000335475A JP 2000335475 A JP2000335475 A JP 2000335475A JP 11151681 A JP11151681 A JP 11151681A JP 15168199 A JP15168199 A JP 15168199A JP 2000335475 A JP2000335475 A JP 2000335475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical member
- hollow cylindrical
- drive unit
- bicycle
- magnetostrictive material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L50/00—Electric propulsion with power supplied within the vehicle
- B60L50/50—Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power supplied by batteries or fuel cells
- B60L50/53—Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power supplied by batteries or fuel cells in combination with an external power supply, e.g. from overhead contact lines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L2200/00—Type of vehicles
- B60L2200/12—Bikes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 補助動力付き自転車に磁歪式トルクセンサー
を採用する場合、検出器の精度を実用的レベルまで向上
させるためには、磁歪材料と検出コイルの距離が問題と
なってくる。 【解決手段】 本発明の補助動力付き自転車用駆動ユニ
ットにおいて、検出コイル４０は、磁歪材料３９を外被
した中空円筒部材３６に対して同軸上に相対的回転自在
となるよう構成されて、検出コイル４０と磁歪材料３９
との間隔を精度高く一定にすることができる。
を採用する場合、検出器の精度を実用的レベルまで向上
させるためには、磁歪材料と検出コイルの距離が問題と
なってくる。 【解決手段】 本発明の補助動力付き自転車用駆動ユニ
ットにおいて、検出コイル４０は、磁歪材料３９を外被
した中空円筒部材３６に対して同軸上に相対的回転自在
となるよう構成されて、検出コイル４０と磁歪材料３９
との間隔を精度高く一定にすることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は人力と補助動力を用
いて駆動する補助動力付き自転車に関する。
いて駆動する補助動力付き自転車に関する。
【０００２】
【従来の技術】補助動力付き自転車は、人力によるペダ
ルトルクを検出し、そのトルクに応じた補助動力である
モータを駆動するもので、具体的には、その一例が特開
平９−９５２８９号公報に開示されている。この実施例
を図４に示すが、ペダルトルク検出をいわゆる磁歪式ト
ルク検出器によって行っているが、この検出器の具体的
構造は、ペダルクランク軸５に嵌合した中空円筒部材６
に磁歪材料７を外被し、この中空円筒部材は一方の端が
ワンウェークラッチ２０を介してクランク軸５と連結さ
れ、もう一方の端はフロントスプロケット１３に連結さ
れ、さらに中空円筒部材６に外被された磁歪材料７を外
包するよう検出コイル８が駆動部ハウジング２３に固定
されている。
ルトルクを検出し、そのトルクに応じた補助動力である
モータを駆動するもので、具体的には、その一例が特開
平９−９５２８９号公報に開示されている。この実施例
を図４に示すが、ペダルトルク検出をいわゆる磁歪式ト
ルク検出器によって行っているが、この検出器の具体的
構造は、ペダルクランク軸５に嵌合した中空円筒部材６
に磁歪材料７を外被し、この中空円筒部材は一方の端が
ワンウェークラッチ２０を介してクランク軸５と連結さ
れ、もう一方の端はフロントスプロケット１３に連結さ
れ、さらに中空円筒部材６に外被された磁歪材料７を外
包するよう検出コイル８が駆動部ハウジング２３に固定
されている。
【０００３】人力による踏み力はペダルクランク軸５か
らワンウェークラッチ２０を介して中空円筒部材６に伝
達され、さらにフロントスプロケット１３からチェーン
を介して後輪に伝達される。このとき中空円筒部材６は
踏み力の大きさに比例しねじれ、外被されている磁歪材
料７もねじれる。
らワンウェークラッチ２０を介して中空円筒部材６に伝
達され、さらにフロントスプロケット１３からチェーン
を介して後輪に伝達される。このとき中空円筒部材６は
踏み力の大きさに比例しねじれ、外被されている磁歪材
料７もねじれる。
【０００４】この時磁歪材料７にはそれを外包している
検出コイル８に流されている高周波電流により磁化され
ているが、磁歪材料７に加えられたねじれにより磁歪材
料７の磁気特性が変化するので、この変化を検出コイル
８により測定し、ペダルトルクとして検出コイル８から
電気信号として制御部に送り規定の補助率となるように
補助動力であるモータ１６をＰＷＭデューティー制御に
より駆動し、モータ力を３段の減速機１７を介して中空
円筒部材６にある伝達手段２４により人力と合力しフロ
ントスプロケット１３からチェーンを介して後輪へ伝達
するものである。
検出コイル８に流されている高周波電流により磁化され
ているが、磁歪材料７に加えられたねじれにより磁歪材
料７の磁気特性が変化するので、この変化を検出コイル
８により測定し、ペダルトルクとして検出コイル８から
電気信号として制御部に送り規定の補助率となるように
補助動力であるモータ１６をＰＷＭデューティー制御に
より駆動し、モータ力を３段の減速機１７を介して中空
円筒部材６にある伝達手段２４により人力と合力しフロ
ントスプロケット１３からチェーンを介して後輪へ伝達
するものである。
【０００５】第２の実施例は特開平８−２９７０５９号
公報に開示されているもので、補助動力付き自転車のペ
ダルトルク検出器に関するものである。この実施例も図
５にその構造を示すが、いわゆる磁歪式トルク検出器で
あり、トルク検出器の基本構成は実施例と同じである
が、この実施例では、トルク検出器と、補助動力駆動部
が実質的には分離されたもので、トルク検出器を自転車
フレームハンガー内に収納したものであり、従って検出
コイル８はハンガー２４に固定されている。
公報に開示されているもので、補助動力付き自転車のペ
ダルトルク検出器に関するものである。この実施例も図
５にその構造を示すが、いわゆる磁歪式トルク検出器で
あり、トルク検出器の基本構成は実施例と同じである
が、この実施例では、トルク検出器と、補助動力駆動部
が実質的には分離されたもので、トルク検出器を自転車
フレームハンガー内に収納したものであり、従って検出
コイル８はハンガー２４に固定されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述のように補助動力
付き自転車に磁歪式トルクセンサーを採用する場合、検
出器の精度を実用的レベルまで向上させるためには、磁
歪材料と検出コイルの距離が問題となってくる。つま
り、磁歪材料と検出コイル間の距離を狭くすると感度が
上昇するが、一方寸法精度の制約、組み立てにくい等の
課題があり、実用化を阻害している。さらに、磁歪材料
を外被している中空部材への外乱、たとえばチェーンの
振動等によるトルク検出の信頼性なども実用化を阻害し
ている。
付き自転車に磁歪式トルクセンサーを採用する場合、検
出器の精度を実用的レベルまで向上させるためには、磁
歪材料と検出コイルの距離が問題となってくる。つま
り、磁歪材料と検出コイル間の距離を狭くすると感度が
上昇するが、一方寸法精度の制約、組み立てにくい等の
課題があり、実用化を阻害している。さらに、磁歪材料
を外被している中空部材への外乱、たとえばチェーンの
振動等によるトルク検出の信頼性なども実用化を阻害し
ている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の補助動力付き自
転車用駆動ユニットにおいて、検出コイルは、磁歪材料
を外被した中空円筒部材に対して同軸上に相対的回転自
在となるよう構成されており、さらに外乱をキャンセル
するためには前記中空円筒部材とフロントスプロケット
を直接連結せず、第２の中空円筒部材を用い適切な手段
で連結する構造としたものあるいは、磁歪材料が外被さ
れている中空円筒部材の前記磁歪材料とフロントスプロ
ケットの間にワンウェークラッチを設けたものである。
転車用駆動ユニットにおいて、検出コイルは、磁歪材料
を外被した中空円筒部材に対して同軸上に相対的回転自
在となるよう構成されており、さらに外乱をキャンセル
するためには前記中空円筒部材とフロントスプロケット
を直接連結せず、第２の中空円筒部材を用い適切な手段
で連結する構造としたものあるいは、磁歪材料が外被さ
れている中空円筒部材の前記磁歪材料とフロントスプロ
ケットの間にワンウェークラッチを設けたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本願発明は、人力駆動部と電動駆
動部を併設し、人力駆動部単独または人力駆動部と電動
機駆動部を同時に作動させることが可能な補助動力付き
自転車用駆動ユニットにおいて、人力駆動部のペダルク
ランク軸と、このペダルクランク軸と連結し、さらにフ
ロントスプロケットにも連結した、前記ペダルクランク
軸と同軸の中空円筒部材と、この中空円筒部材に外被し
た磁歪材料部と、この磁歪材料部の外側に配置した検出
コイルと、この検出コイルを前記中空円筒部材に対して
同軸上で回転自在に支持をする検出コイル支持部を備
え、前記磁歪材料部のねじれから前記検出コイルにより
自転車のトルクを検出する補助動力付き自転車用駆動ユ
ニットであり、検出コイル支持部が中空円筒部材に同軸
上回転自在に支持されているので、中空円筒部材に合
せ、検出コイルと磁歪材料部の間隔を決めることがで
き、検出コイルと磁歪材料部の間隔を精度高く組み立て
ることができる。
動部を併設し、人力駆動部単独または人力駆動部と電動
機駆動部を同時に作動させることが可能な補助動力付き
自転車用駆動ユニットにおいて、人力駆動部のペダルク
ランク軸と、このペダルクランク軸と連結し、さらにフ
ロントスプロケットにも連結した、前記ペダルクランク
軸と同軸の中空円筒部材と、この中空円筒部材に外被し
た磁歪材料部と、この磁歪材料部の外側に配置した検出
コイルと、この検出コイルを前記中空円筒部材に対して
同軸上で回転自在に支持をする検出コイル支持部を備
え、前記磁歪材料部のねじれから前記検出コイルにより
自転車のトルクを検出する補助動力付き自転車用駆動ユ
ニットであり、検出コイル支持部が中空円筒部材に同軸
上回転自在に支持されているので、中空円筒部材に合
せ、検出コイルと磁歪材料部の間隔を決めることがで
き、検出コイルと磁歪材料部の間隔を精度高く組み立て
ることができる。
【０００９】また、検出コイル支持部は、検出コイルを
収納するハウジング部と、このハウジング部を中空円筒
部材に対し回転自在に支持をしたスリーブ軸受としても
よい。
収納するハウジング部と、このハウジング部を中空円筒
部材に対し回転自在に支持をしたスリーブ軸受としても
よい。
【００１０】また、中空円筒部材は、ペダルクランク軸
と連結した第１の中空円筒部材と、フロントスプロケッ
トが連結した第２の中空円筒部材と、前記第１の中空円
筒部材及び前記第２の中空円筒部材を連結する一方向ク
ラッチとを備え、ペダルクランク軸の連結部と一方向ク
ラッチとの間で、第１の中空円筒部材の外側に磁歪材料
部を配置することで、フロントスプロケットやチェーン
からの振動などの外乱を磁歪材料部に伝えることを抑え
ることができる。
と連結した第１の中空円筒部材と、フロントスプロケッ
トが連結した第２の中空円筒部材と、前記第１の中空円
筒部材及び前記第２の中空円筒部材を連結する一方向ク
ラッチとを備え、ペダルクランク軸の連結部と一方向ク
ラッチとの間で、第１の中空円筒部材の外側に磁歪材料
部を配置することで、フロントスプロケットやチェーン
からの振動などの外乱を磁歪材料部に伝えることを抑え
ることができる。
【００１１】また、フロントスプロケットと中空円筒部
は一方向クラッチを介して連結しても、フロントスプロ
ケットやチェーンからの振動などの外乱を磁歪材料部に
伝えることを抑えることができる。
は一方向クラッチを介して連結しても、フロントスプロ
ケットやチェーンからの振動などの外乱を磁歪材料部に
伝えることを抑えることができる。
【００１２】
【実施例】（実施例１）本発明の補助動力付き自転車に
ついて実施例をもとにその詳細を説明する。人力駆動部
と電動駆動部を併設し、人力駆動部単独または人力駆動
部と電動駆動部を同時に作動させることが可能な補助動
力付き自転車において、人力駆動部のペダルクランク軸
と同軸上かつペダルクランク軸３５に嵌合し、一方の端
をクランク軸３５に連結し、他方の端をフロントスプロ
ケット４３に連結した中空円筒部材３６の外側に磁歪材
料３８を外被し、さらに中空円筒部材３６を外包する検
出コイル４０が、中空円筒部材３６に対して同軸上にか
つ相対的回転自在に支持されている構造である。クラン
ク軸３５の両端にはペダルアームを介してペダルがあ
り、（図示せず）前記クランク軸に嵌合した中空円筒部
材３６は一端３７がクランク軸と連結されている。さら
に中空円筒部材３６にはリボン状の磁歪材料３８が外被
されていて、磁歪材料３８の両端外側の中空円筒部材３
６にスリーブ軸受け３９を介して検出コイル４０が収納
されているコイルハウジング４１が、磁歪材料３８を外
包するように組み立てられている。
ついて実施例をもとにその詳細を説明する。人力駆動部
と電動駆動部を併設し、人力駆動部単独または人力駆動
部と電動駆動部を同時に作動させることが可能な補助動
力付き自転車において、人力駆動部のペダルクランク軸
と同軸上かつペダルクランク軸３５に嵌合し、一方の端
をクランク軸３５に連結し、他方の端をフロントスプロ
ケット４３に連結した中空円筒部材３６の外側に磁歪材
料３８を外被し、さらに中空円筒部材３６を外包する検
出コイル４０が、中空円筒部材３６に対して同軸上にか
つ相対的回転自在に支持されている構造である。クラン
ク軸３５の両端にはペダルアームを介してペダルがあ
り、（図示せず）前記クランク軸に嵌合した中空円筒部
材３６は一端３７がクランク軸と連結されている。さら
に中空円筒部材３６にはリボン状の磁歪材料３８が外被
されていて、磁歪材料３８の両端外側の中空円筒部材３
６にスリーブ軸受け３９を介して検出コイル４０が収納
されているコイルハウジング４１が、磁歪材料３８を外
包するように組み立てられている。
【００１３】検出コイル４０はスリーブ軸受３９によ
り、相対的に中空円筒部材３６に対して回転自在となっ
ている。中空円筒部材３６の他方の端部４２はフロント
スプロケット４３と適切な手段により連結されている。
ペダルを人力により踏むと、その負荷により中空円筒部
材にねじれが発生し、外被してある磁歪材料にねじれの
外力がかかり、磁歪材料の磁気特性が変化し検出コイル
がその磁気的変化を検出する。
り、相対的に中空円筒部材３６に対して回転自在となっ
ている。中空円筒部材３６の他方の端部４２はフロント
スプロケット４３と適切な手段により連結されている。
ペダルを人力により踏むと、その負荷により中空円筒部
材にねじれが発生し、外被してある磁歪材料にねじれの
外力がかかり、磁歪材料の磁気特性が変化し検出コイル
がその磁気的変化を検出する。
【００１４】検出感度を上げるためには検出コイル４０
と磁歪材料３８のエアーギャップを可能な限り狭くする
必要があり、そのため、検出コイル４０が収納されてい
るハウジング４１の両端にスリーブ軸受３９を設け、磁
歪材料３８が外被されている中空円筒部材３６にスリー
ブ軸受３９を介して組み立てる構造で狭いエアーギャッ
プとしても充分組立精度を確保することが可能となる。
と磁歪材料３８のエアーギャップを可能な限り狭くする
必要があり、そのため、検出コイル４０が収納されてい
るハウジング４１の両端にスリーブ軸受３９を設け、磁
歪材料３８が外被されている中空円筒部材３６にスリー
ブ軸受３９を介して組み立てる構造で狭いエアーギャッ
プとしても充分組立精度を確保することが可能となる。
【００１５】従来のように、検出コイルをクランク軸の
ハウジングに取り付けた場合では、クランク軸とクラン
ク軸ハウジングの取付け精度により、磁歪材料と検出コ
イルの間隔が決まってしまうため、精度の高い磁歪トル
ク検出器を設けることは困難であった。しかし、本実施
例のように、中空円筒部に回転自在検出コイルを取り付
けることで、クランク軸とクランク軸のハウジングに係
わりなく、検出コイル磁歪材料との間隔を小さく且つ、
精度高く決定することができます。
ハウジングに取り付けた場合では、クランク軸とクラン
ク軸ハウジングの取付け精度により、磁歪材料と検出コ
イルの間隔が決まってしまうため、精度の高い磁歪トル
ク検出器を設けることは困難であった。しかし、本実施
例のように、中空円筒部に回転自在検出コイルを取り付
けることで、クランク軸とクランク軸のハウジングに係
わりなく、検出コイル磁歪材料との間隔を小さく且つ、
精度高く決定することができます。
【００１６】なお、本実施例では検出コイルハウジング
４１両端の軸受をスリーブ軸受３９としているが、他の
方法でも、中空円筒部材３６に対し同軸上で回転自在に
支持でき、組立精度が確保できればかまわない。
４１両端の軸受をスリーブ軸受３９としているが、他の
方法でも、中空円筒部材３６に対し同軸上で回転自在に
支持でき、組立精度が確保できればかまわない。
【００１７】（実施例２）図２は本発明の第２の実施例
である。磁歪材料５８を外被する第１の中空円筒部材５
６はその一方の端がクランク軸５５とスプラインで連結
され、もう一方の端がワンウェークラッチ６０を介して
クランク軸５５に嵌合されている第２の中空円筒部材６
１に連結され、さらにこの第２の中空円筒部材６１はさ
らに他方の端にてフロントスプロケット６３と連結され
ている。この構造によると、フロントスプロケット６３
やチェーンからの振動などの外乱が磁歪材料を外被され
ている第１の中空円筒部材５６に伝達されず、従ってト
ルク検出精度低下を防止することが可能となり、高い信
頼性が実現する。
である。磁歪材料５８を外被する第１の中空円筒部材５
６はその一方の端がクランク軸５５とスプラインで連結
され、もう一方の端がワンウェークラッチ６０を介して
クランク軸５５に嵌合されている第２の中空円筒部材６
１に連結され、さらにこの第２の中空円筒部材６１はさ
らに他方の端にてフロントスプロケット６３と連結され
ている。この構造によると、フロントスプロケット６３
やチェーンからの振動などの外乱が磁歪材料を外被され
ている第１の中空円筒部材５６に伝達されず、従ってト
ルク検出精度低下を防止することが可能となり、高い信
頼性が実現する。
【００１８】（実施例３）図３は本発明の第３の実施例
で、磁歪材料を外被する中空円筒部材７６の磁歪材料が
外被されている部とフロントスプロケット７３の間にワ
ンウェークラッチ７２を配置し、さらに詳しくは前記中
空円筒部材のスプロケット側の端とスプロケットの間に
ワンウェークラッチ７２を設けチェーンやスプロケット
の振動などによる外乱が前記中空円筒部材に伝達される
ことを防止し、トルク検出の信頼性低下を防止したもの
である。
で、磁歪材料を外被する中空円筒部材７６の磁歪材料が
外被されている部とフロントスプロケット７３の間にワ
ンウェークラッチ７２を配置し、さらに詳しくは前記中
空円筒部材のスプロケット側の端とスプロケットの間に
ワンウェークラッチ７２を設けチェーンやスプロケット
の振動などによる外乱が前記中空円筒部材に伝達される
ことを防止し、トルク検出の信頼性低下を防止したもの
である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明の補助動力付き自転
車用トルク検出器は、高精度のトルク検出が可能で、組
立性も良好である。さらに外乱によるノイズに対しても
実用上で十分対応可能な高信頼性の磁歪式トルク検出器
が実現する。
車用トルク検出器は、高精度のトルク検出が可能で、組
立性も良好である。さらに外乱によるノイズに対しても
実用上で十分対応可能な高信頼性の磁歪式トルク検出器
が実現する。
【図１】本発明の第１の実施例のトルク検出器構造図
【図２】本発明の第２の実施例のトルク検出器構造図
【図３】本発明の第３の実施例のトルク検出器構造図
【図４】従来の実施例の駆動部構造図
【図５】従来のトルク検出器の実施例の構造図
３６ 中空円筒部材 ３９ 磁歪材料 ４０ 検出コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 俊治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 5H115 PC06 PG04 PG10 PI16 PI29 PU01 TO04
Claims (5)
- 【請求項１】 人力駆動部と電動駆動部を併設し、人力
駆動部単独または人力駆動部と電動機駆動部を同時に作
動させることが可能な補助動力付き自転車用駆動ユニッ
トにおいて、人力駆動部のペダルクランク軸と、このペ
ダルクランク軸と連結し、さらにフロントスプロケット
にも連結した、前記ペダルクランク軸と同軸の中空円筒
部材と、この中空円筒部材に外被した磁歪材料部と、こ
の磁歪材料部の外側に配置した検出コイルと、この検出
コイルを前記中空円筒部材に対して同軸上で回転自在に
支持をする検出コイル支持部を備え、前記磁歪材料部の
ねじれから前記検出コイルにより自転車のトルクを検出
する補助動力付き自転車用駆動ユニット。 - 【請求項２】 検出コイル支持部は、検出コイルを収納
するハウジング部と、このハウジング部を中空円筒部材
に対し回転自在に支持をしたスリーブ軸受とからなる請
求項１記載の補助動力付き自転車用駆動ユニット。 - 【請求項３】 中空円筒部材は、ペダルクランク軸と連
結した第１の中空円筒部材と、フロントスプロケットが
連結した第２の中空円筒部材と、前記第１の中空円筒部
材及び前記第２の中空円筒部材を連結する一方向クラッ
チとを備え、ペダルクランク軸の連結部と一方向クラッ
チとの間で、第１の中空円筒部材の外側に磁歪材料部を
配置した請求項１記載の補助動力付自転車用駆動ユニッ
ト。 - 【請求項４】 フロントスプロケットと中空円筒部材は
一方向クラッチを介して連結した請求項１記載の補助動
力付自転車駆動ユニット。 - 【請求項５】 人力駆動部と電動駆動部を併設し、人力
駆動部単独または人力駆動部と電動機駆動部を同時に作
動させることが可能な補助動力付き自転車において、人
力駆動部のペダルクランク軸と、このペダルクランク軸
と連結し、さらにフロントスプロケットにも連結した、
前記ペダルクランク軸と同軸の中空円筒部材と、この中
空円筒部材に外被した磁歪材料部と、この磁歪材料部の
外側に配置した検出コイルと、この検出コイルを前記中
空円筒部材に対して同軸上で回転自在に支持をする検出
コイル支持部を備え、前記磁歪材料部のねじれから前記
検出コイルにより自転車のトルクを検出する補助動力付
き自転車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11151681A JP2000335475A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 補助動力付き自転車用駆動ユニット及び補助動力付き自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11151681A JP2000335475A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 補助動力付き自転車用駆動ユニット及び補助動力付き自転車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000335475A true JP2000335475A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15523939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11151681A Pending JP2000335475A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 補助動力付き自転車用駆動ユニット及び補助動力付き自転車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000335475A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012046154A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Honda Motor Co Ltd | 補助動力装置付き自転車 |
| EP2460718A1 (en) * | 2010-12-02 | 2012-06-06 | J.D Components Co., Ltd. | Torque sensor for bottom bracket axle and method using the same |
| CN104260818A (zh) * | 2014-09-25 | 2015-01-07 | 苏州工业园区同盛车业有限公司 | 电动自行车中置电机及其力矩传感装置 |
| EP2824025A1 (en) * | 2012-03-08 | 2015-01-14 | Panasonic Corporation | Electric bicycle |
| WO2016065500A1 (zh) * | 2014-10-31 | 2016-05-06 | 太仓市荣驰电机有限公司 | 一种电动车中轴力矩传感*** |
| CN108163128A (zh) * | 2018-02-27 | 2018-06-15 | 宋文平 | 一种基于逆磁致伸缩效应的助力自行车双边中轴扭矩传感器 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11151681A patent/JP2000335475A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012046154A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Honda Motor Co Ltd | 補助動力装置付き自転車 |
| EP2460718A1 (en) * | 2010-12-02 | 2012-06-06 | J.D Components Co., Ltd. | Torque sensor for bottom bracket axle and method using the same |
| EP2824025A1 (en) * | 2012-03-08 | 2015-01-14 | Panasonic Corporation | Electric bicycle |
| EP2824025A4 (en) * | 2012-03-08 | 2015-04-15 | Panasonic Corp | ELECTRICAL BICYCLE |
| US9434446B2 (en) | 2012-03-08 | 2016-09-06 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electric bicycle |
| CN104260818A (zh) * | 2014-09-25 | 2015-01-07 | 苏州工业园区同盛车业有限公司 | 电动自行车中置电机及其力矩传感装置 |
| WO2016065500A1 (zh) * | 2014-10-31 | 2016-05-06 | 太仓市荣驰电机有限公司 | 一种电动车中轴力矩传感*** |
| US10358185B2 (en) | 2014-10-31 | 2019-07-23 | Taicang Rongchi Motor Co., Ltd | Electric vehicle central shaft torque sensing system |
| CN108163128A (zh) * | 2018-02-27 | 2018-06-15 | 宋文平 | 一种基于逆磁致伸缩效应的助力自行车双边中轴扭矩传感器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4091609B2 (ja) | 電動自転車用駆動装置 | |
| JP3415325B2 (ja) | 自転車用トルク検出装置 | |
| JP5442814B2 (ja) | 自転車用駆動ユニット | |
| JP2003002277A (ja) | 電動式動力ユニット、電動車両および電動二輪車 | |
| KR100385264B1 (ko) | 전동 보조 차량의 전동 보조 유닛 | |
| JPH10250673A (ja) | 電動自転車用駆動装置 | |
| JP2000335475A (ja) | 補助動力付き自転車用駆動ユニット及び補助動力付き自転車 | |
| JP3428497B2 (ja) | 補助動力付き自転車 | |
| JP2000335476A (ja) | 補助動力付き自転車用駆動ユニット及び補助動力付き自転車 | |
| JP4164998B2 (ja) | 電動アシスト式自転車のタイヤ | |
| JP2001113968A (ja) | ハイブリッド車輌用駆動装置 | |
| JP3499138B2 (ja) | 補助動力装置付き車輌及びその制御方法 | |
| JP2000211574A (ja) | 電動自転車 | |
| JP3152392B2 (ja) | 電動機付き二輪車の駆動装置 | |
| JPH09132040A (ja) | 減速機付きホイールモータ | |
| JP4091091B2 (ja) | 補助動力装置付き車輌 | |
| JP4091090B2 (ja) | 補助動力装置付き車輌 | |
| JP2001213382A (ja) | 補助動力付き自転車 | |
| JP3048826B2 (ja) | 電動自転車 | |
| JP4028446B2 (ja) | 補助動力装置付き車輌 | |
| JP4028416B2 (ja) | 補助動力装置付き車輌 | |
| JP2006188160A (ja) | 電動アシスト式自転車と位置検出用磁石の着磁方法 | |
| JP2002139390A (ja) | トルク検出器、トルク検出器を用いた電動補助動力機および電動補助動力機を用いた電動補助動力付き自転車 | |
| JP3754356B2 (ja) | 補助動力付車両用駆動装置 | |
| JP3096649B2 (ja) | トルク検出装置および該装置を具えた補助動力付自転車 |