JP2000335346A - エアバッグ用蓋体部付き自動車内装品 - Google Patents

エアバッグ用蓋体部付き自動車内装品

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JP2000335346A
JP2000335346A JP11152561A JP15256199A JP2000335346A JP 2000335346 A JP2000335346 A JP 2000335346A JP 11152561 A JP11152561 A JP 11152561A JP 15256199 A JP15256199 A JP 15256199A JP 2000335346 A JP2000335346 A JP 2000335346A
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Tatsuhiro Ueno
樹広 上野
Akiyoshi Nagano
昭義 永野
Hiroshi Suyama
博史 須山
Akio Nakano
明雄 中野
Tadamasa Kidera
忠正 木寺
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隠蔽性の高い後塗装が不要であり、塗装レス
若しくは仕上げ塗装の自由度が拡大するとともに、本体
部と蓋体部との間の融着面積の確保が容易で両者間に十
分な融着強度の確保が容易なエアバッグ用蓋体部付き自
動車内装品を提供すること。 【解決手段】 エアバッグ装置が組み付けられる自動車
内装品。本体部114とエアバッグ用の蓋体部116と
を包含し、本体部114と蓋体部116とは、それぞ
れ、相互に熱融着可能な第一熱可塑性樹脂材料及び第二
熱可塑性樹脂材料を用いて二色射出成形により成形一体
化する。蓋体部116の周囲部を本体部114の裏側に
回り込んで形成させる。表面側の本体部114と蓋体部
116との重なり縁に沿って浮き彫り溝117を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグ装置が
組み付けられるインストルメントパネル、ドアトリム、
シートバック等のエアバッグ用蓋体部付き自動車内装品
に関する。
【0002】ここでは、主としてインストルメントパネ
ル(以下「インパネ」と略す。)を例にとり説明する
が、これに限られるものではない。
【0003】本明細書で、自動車内装品(インパネ)の
前後左右は、特に断らない限り、実車に装着時の自動車
の前後左右を基準とする。
【0004】
【関連技術】この種のインパネとしては、例えば、図1
〜2に示すような基本構成のものがあった。
【0005】当該インパネ12は、本体部14とエアバ
ッグ用の取り付け脚部15を備えた蓋体部16とを包含
し、本体部14と蓋体部16とを別体に成形し、後工程
で組み付けていた。
【0006】しかし、当該方法の場合、金型の共用化が
できないとともに、成形工数、組み付け工数が嵩んだ。
【0007】上記問題点を解決するために、本体部をP
P−F(繊維強化ポリプロピレン)等の硬質プラスチッ
ク材料で射出成形後、該本体部と融着可能な状態で蓋体
部をTPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)等の
軟質プラスチック材料で射出成形することが考えられ
る。
【0008】しかし、上記方法で成形したインパネの場
合、本体部と蓋体部の融着部が波形の融着ラインとなっ
て顕出する。この融着ラインは、インパネの意匠不良の
一因となるため、成形品の融着ラインを隠蔽する隠蔽性
の高い後塗装が後工程で必須となる。また、本体部と蓋
体部との融着面積は基本的にインパネ一般部の厚みに依
存するため、融着強度の確保が困難であった。
【0009】本発明は、上記にかんがみて、隠蔽性の高
い後塗装が不要であり、塗装レス若しくは仕上げ塗装の
自由度が拡大するとともに、本体部と蓋体部との間の融
着面積の確保が容易で両者間に十分な融着強度の確保が
容易なエアバッグ用蓋体部付き自動車内装品を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために、鋭意開発に努力をした結果、下記構
成のエアバッグ用蓋体部付き自動車内装品に想到した。
【0011】エアバッグ装置が組み付けられる自動車内
装品において、内装品本体部とエアバッグ用の蓋体部と
を包含し、前記内装品本体部と蓋体部とは、それぞれ、
相互に熱融着可能な第一熱可塑性樹脂材料及び第二熱可
塑性樹脂材料を用いて二色射出成形により成形一体化さ
れ、前記蓋体部の周囲部が前記内装品本体部の裏側に回
り込んで形成されるとともに、表面側の前記内装品本体
と前記蓋体部との重なり縁に沿って浮き彫り溝が形成さ
れていることを特徴とする。
【0012】上記構成において蓋体部の周囲部の前記内
装品本体部の裏側に対する重なり幅は、通常、10〜5
0mmとする。
【0013】上記構成において、浮き彫り溝の内側に沿
って前記蓋体部の裏面側にテアライン形成溝が形成さ
れ、前記浮き彫り溝の内側底部稜線とテアライン形成溝
の外側底部稜線との間が、エアバッグ作動時に破断可能
な距離とされている構成とすることにより、蓋体部表面
にヒケやツヤムラが発生し難くなる。
【0014】
【実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、インパネ
を例にとり説明する。なお、部材を示す図符号は、既述
例の二桁の図符号に接頭数字「1」を付して対応させ
て、それらの説明の全部又は一部を省略した。
【0015】本発明を適用するインパネ112は、図3
に示すような構成である。
【0016】本体部114とエアバッグ用の蓋体部11
6とを包含し、本体部114と蓋体部116とは、それ
ぞれ、相互に熱融着可能な第一熱可塑性樹脂材料及び第
二熱可塑性樹脂材料を用いて二色射出成形により成形一
体化されている。
【0017】本体部114を形成する第一熱可塑性樹脂
材料は、形状保持性・耐高温性を担保するために、例え
ば、ガラス繊維強化PP等の補強性充填剤配合プラスチ
ック材料であって曲げ弾性率(ASTM D790)を2000MP
a 以上を示すものを使用する。
【0018】また、蓋体部16を形成する第二熱可塑性
樹脂材料は、ヒンジ特性を担保するために柔軟性及び一
定の引張強度が必要となり、例えば、軽量で耐候性も良
好なオレフィン系等の熱可塑性エラストマー(TPE)
であって引張り強さ(ASTM D638)5〜50MPa(望ま
しくは5〜20MPa)を示すものを使用する。
【0019】ちなみに、ガラス繊維強化PPの場合、曲
げ弾性率:2350MPaである。オレフィン系TPE
(TPE)の場合、引張強さ:10MPaである。
【0020】上記構成において、本実施形態のインパネ
112は、蓋体部116の周囲部が本体部114の裏側
に回り込んで形成されるとともに、表面側の内装品の本
体部114と蓋体部116との重なり縁に沿って浮き彫
り溝(レリーフライン)117が形成されている。当該
浮き彫り溝117は通常、全周にわたりリング状に形成
する。
【0021】該浮き彫り溝117の位置は、取付壁12
0の外周(図4・6)又は内周(図5)に合致させるこ
とが、取付壁120に起因する表面側に発生するヒケ・
ツヤムラが目立たなくなるため望ましい。
【0022】このときの蓋体部116の周囲部の本体部
114の裏側に対する重なり幅Lは10〜50mm、望ま
しくは、20〜40mmとする。重なり幅Lが小さすぎる
と、融着強度を確保し難くなり、重なり幅Lが大きすぎ
ると、材料費が嵩むとともに、インパネ112の重量が
増大して望ましくない。また、このとき、本体部114
の肉厚は、3.0〜4.0mm、蓋体部116の肉厚は、
3.0〜4.0mmとする。
【0023】また、蓋体部116におけるテアラインT
部の肉厚(テアライン形成溝119部の残肉厚)は、通
常、蓋体部116の材料としてTPOを使用する場合、
0.8mm前後とする。すると、該テアライン形成溝11
9において肉厚差に起因するヒケやツヤムラが発生し易
い。
【0024】その対策として、図5に示す如く、浮き彫
り溝の内側底部稜線117aとテアライン形成溝119
Aの外側底部稜線119aとの間が、エアバッグ作動時
に破断可能な距離bとすることができる。当該破断可能
な距離とは、蓋体部116の成形材料により異なるが、
例えば、成形材料をTPOとした場合、0.8mm前後と
する。
【0025】また、別の対策として、図6に示す如く、
テアライン形成溝119Bを応力が集中し易いようにノ
ッチ型として、最小肉厚dをヒケやツヤムラが発生し難
い厚さ(例えば1mm以上)とすることもできる。このと
きノッチ角度は、30〜60°、望ましくは45°前後
とする。
【0026】また、浮き彫り溝117の底部溝幅は、
0.5〜5mm、望ましくは、1〜3mmとする。溝幅が小
さすぎると、金型に形成する溝附形凸条が細過ぎて、持
ち運び時や射出成形時に変形したり破損したりするおそ
れがある。また、浮き彫り溝117の断面形状は、両側
湾曲先細り形状とすることが意匠的見地から望ましい
が、台形、U字形、矩形等任意である。
【0027】上記図4に示す構成のインパネ112は、
一個の金型を用いて二色射出成形により、下記の如く製
造する(図7〜8参照)。
【0028】基本的には、取付壁120の周面を附形
する筒状のスライドコア38を前進させて成形金型32
に本体部用キャビティ40を形成して、該本体部用キャ
ビティ40に第一熱可塑性樹脂材料を射出して本体部1
14を成形する第一射出成形工程と、スライドコア3
8を後退させて蓋体部用キャビティ42を形成して、該
蓋体部用キャビティに第二熱可塑性樹脂材料を射出し
て、蓋体部116を成形する第二射出成形工程とからな
る。以下、さらに、具体的に説明する。
【0029】成形金型32は、固定型(雌型)34と可
動型(雄型)36とからなり、固定型34側から可動型
36側に向かって材料流路(図示せず)が形成されてい
る。
【0030】そして、本実施形態では、成形金型32の
内装品表面側附形型すなわち固定型(雌型)34とし
て、スライドコア38の前進時に面当たりで当接して浮
き彫り溝を附形する環状の材料打ち分け凸条44を備え
たものを使用する。
【0031】ここで、該材料打ち分け凸条44の先端幅
(厚さ)は、前述の如く、金型製作後のスライドコア3
8当接時、射出成形時の破損・変形のおそれがない厚さ
以上で、且つ、成形品表面に形成される浮き彫り溝(レ
リーフライン)117の浮き彫り性を確保できる厚さ以
下の範囲で適宜で設定する。例えば、一般部肉厚が、3
mm前後の場合、通常、材料打ち分け凸条44の先端幅b
は、0.5〜5mm、望ましくは1〜3mmとする。
【0032】まず、図7に示す如く、スライドコア38
が前死点にある状態で可動型36を固定型34に対して
白矢印方向に移動させる。すると、内装品表面側附形型
である固定型34に形成されている浮き彫り溝(レリー
フライン)117を附形する環状の材料打ち分け凸条4
4とスライドコア38とが面当たりで当接して、成形金
型32に本体部用キャビティ40が形成される。即ち、
成形金型32が本体部114と蓋体部116の成形材料
打分け構成となる。
【0033】当該状態で本体部用キャビテイ40内に、
図示しないゲートを介して、第一熱可塑性樹脂材料(繊
維強化PP)を注入して本体部114を射出成形する。
【0034】このとき、材料打ち分け凸条44は、浮き
彫り溝(レリーフライン)117を蓋体部116の周囲
に附形形成する。このとき、材料打ち分け凸条44とス
ライドコア38の当接面(PL面)に射出材料が流入し
てバリが発生するおそれがある。
【0035】しかし、当該バリは、浮き彫り溝117の
溝底部117aに位置するため目立たず、インパネ表面
の意匠性を損なうことがない。即ち、先端幅bが狭い場
合は勿論、先端幅が広い場合でも、両側稜線に沿って形
成されるため通常の注意力における目視では認識され難
い。
【0036】このとき、必然的ではないが、スライドコ
ア38の材料打ち分け凸条44との当接圧を一般部の当
接圧より若干高く設定すれば、バリが発生するおそれが
なくなり、インパネの表面意匠性がより増大する。
【0037】該第一熱可塑性樹脂材料(繊維強化PP)
が若干硬化後、スライドコア38を後退させて、蓋体部
用キャビティ42を形成後、該キャビティ42内に第一
熱可塑性樹脂材料に熱融着可能な第二熱可塑性樹脂材料
(オレフィン系TPE)を注入して蓋体部116を射出
成形する。
【0038】このとき、蓋体部用キャビティ42は、蓋
体部116に本体部114とのラップ部(重合部)11
6aを形成する構成である。このため、蓋体部116は
ラップ部116aを介して本体部114と熱融着により
一体化される。
【0039】そして、本体部114及び蓋体部116が
十分に硬化後、可動型36を後退させて型開きを行な
い、図示しない突き出しピンを用いてインパネ(成形
品)112を突き出して離型する。成形品離型後、ゲー
ト部を除去する。
【0040】こうして成形したインパネ112は、本体
部114と蓋体部116との表面側における接合部、即
ち、パーティングライン部(PL部)が浮き出し溝(レ
リーフライン形成溝)117の溝底部に位置するため、
たとえPL部にバリが発生しても目立たず、インパネ1
12の意匠性を損ねることはほとんどない。
【0041】上記構成のインパネ112は、従来例と同
様にして、取り付け壁をバッグケース122の支持壁部
122aに組み付け、インパネの蓋体部116の近傍の
車体への保持を行う。インパネの他部は、図示しない車
体側からの取付ブラケット等にねじ固定等して保持す
る。
【0042】なお、インパネ12には、車両に装着する
際、所定の計器等を配設させることとなる。
【0043】そして、所定時、インフレータ128から
ガスが吐出されれば、そのガスがデフューザカン126
ガス流通孔126aを経てエアバッグ124内に流入さ
れ、エアバッグ124は、テアライン(テアライン形成
溝119形成部位)Tを破断させて、ヒンジ部を回転中
心として扉部を開かせ、大きく膨張することとなる。
【0044】図9に本発明を別態様のインパネ212に
適用した場合の成形金型の概略図を示す。ここでは、金
型及び成形品の図符号は、前記金型の説明における百位
の数字をそれぞれ「1」及び「2」にして対応させ、そ
れらの説明を省略する。
【0045】インパネ212の構成は、基本的には、前
記実施形態と同様であるが、取付壁の前・後取付壁22
0a、220bが、型抜き方向と同一方向の斜設壁とさ
れている。
【0046】そして、蓋体部216において、取付壁2
20a、220bの少なくとも一片(図例では後取付壁
220b)が本体部214の裏側に来るように成形する
ものである。
【0047】このように成形することにより、取付壁2
20bを成形することに起因してインパネ(成形品)2
12の表面側(意匠面側)に発生するヒケ・ツヤムラが
インンパネ212の表面に顕出せず、インパネの塗装レ
ス化をより容易に達成できる。なお、前取付壁220a
も本体部214の裏側にくるようにしてもよいが、図例
では、前取付壁220aの元部内側の切り欠いて、ヒケ
・ツヤムラが発生し難い構成としてある。
【0048】なお、図9中、52、54は、それぞれ、
離型が容易になるようにした傾斜突き出しコアである。
【0049】なお、上記ではインパネについて説明した
が、インパネ以外のエアバッグ装置のエアバッグを覆う
ように配設されるドアトリム・シートバック等の自動車
内装品も適用することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明のエアバッグ用蓋体部付き自動車
内装品は、エアバッグ装置が組み付けられる自動車内装
品において、本体部とエアバッグ用の蓋体部とを包含
し、前記本体部と蓋体部とは、それぞれ、相互に熱融着
可能な第一熱可塑性樹脂材料及び第二熱可塑性樹脂材料
を用いて二色射出成形により成形一体化され、蓋体部の
周囲部が前記内装品本体部の裏側に回り込んで形成され
るとともに、表面側の前記内装品本体と前記蓋体部との
重なり縁に沿って浮き彫り溝が形成されている構成によ
り、下記のような効果を奏する。
【0051】本発明のエアバッグ用蓋体部付き自動車内
装品は、隠蔽性の高い後塗装が不要となり、塗装レス若
しくは仕上げ塗装の自由度が拡大するとともに、本体部
と蓋体部との間の融着面積の確保が容易で両者間に十分
な融着強度の確保が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するインパネ組み付け態様を示す
斜視図
【図2】図1のA−A線部位概略断面図
【図3】本発明を適用したインパネの組み付け態様断面
図(図1のA−A線部位)
【図4】本発明の一実施形態におけるインパネの要部断
面図
【図5】同じく他の形態における要部断面図
【図6】同じくさらに他の形態における要部断面図
【図7】図4におけるインパネの本体部成形直後を示す
成形金型の要部断面図
【図8】同じく蓋体部成形直後を示す成形金型の要部断
面図
【図9】本発明を別の態様のインパネに適用した場合の
成形金型の概略断面図
【符号の説明】
12、112、212…インパネ(インストルメントパ
ネル)、 14、114、214…(インパネ)本体部、 16、116、216…(エアバッグ用)蓋体部、 117…浮き彫り溝 18、118…エアバッグ装置 19、119、119A、119B…テアライン形成溝 20、120、220a、220b…取付壁 L…蓋体部と本体部との重なり幅 T…テアライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須山 博史 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 中野 明雄 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 木寺 忠正 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA14 BB09 BB23 FF17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグ装置が組み付けられる自動車
    内装品において、本体部とエアバッグ用の蓋体部とを包
    含し、前記本体部と蓋体部とは、それぞれ、相互に熱融
    着可能な第一熱可塑性樹脂材料及び第二熱可塑性樹脂材
    料を用いて二色射出成形により成形一体化され、 前記蓋体部の周囲部が前記内装品本体部の裏側に回り込
    んで形成されるとともに、表面側の前記内装品本体と前
    記蓋体部との重なり縁に沿って浮き彫り溝が形成されて
    いることを特徴とするエアバッグ用蓋体部付き自動車内
    装品。
  2. 【請求項2】 前記蓋体部の周囲部の前記内装品本体部
    の裏側に対する重なり幅が10〜50mmであることを特
    徴とするエアバッグ用蓋体部付き自動車内装品。
  3. 【請求項3】 前記浮き彫り溝の内側に沿って前記蓋体
    部の裏面側にテアライン形成溝が形成され、前記浮き彫
    り溝の内側底部稜線と前記テアライン形成溝の外側底部
    稜線との間が、エアバッグ作動時に破断可能な距離とさ
    れていることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ用
    蓋体部付き自動車内装品。
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