JP2000330630A - 無人走行システム - Google Patents

無人走行システム

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JP2000330630A
JP2000330630A JP11136375A JP13637599A JP2000330630A JP 2000330630 A JP2000330630 A JP 2000330630A JP 11136375 A JP11136375 A JP 11136375A JP 13637599 A JP13637599 A JP 13637599A JP 2000330630 A JP2000330630 A JP 2000330630A
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course
reflector
detection
traveling
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JP11136375A
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English (en)
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Masanori Tooshima
雅徳 遠嶋
Shu Takeda
周 武田
Masahito Kageyama
雅人 影山
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無人走行時に車両のコースアウトを確実に防
止する無人走行システムを提供する。 【解決手段】 ミリ波帯域の発信波29を発信し、この
発信波29に対する反射波33を受信して走行の妨げと
なる障害物4を検知するミリ波レーダ装置16を有し、
かつ、現在位置を検出しながら所定のコース3上を無人
で走行する車両1を備えた無人走行システムにおいて、
通常の走行時にはミリ波レーダ装置16に検知されない
コース3外の位置に、ミリ波を反射するリフレクタ34
をコース3に沿って所定の間隔で設置し、このリフレク
タ34の検知に基づいて車両1を減速させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人走行時に車両
がコースから外れるのを防止する無人走行システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、鉱山等の作業現場において、
ダンプ等の車両を無人で走行させる無人走行システムが
知られている。図10は、従来技術に関わる無人走行シ
ステムの構成図である。同図において、無人走行システ
ムは、複数の車両1と、作業現場に設置されて複数の車
両1の運行を監視する中央監視局2とを備えている。車
両1は、その現在位置を検出する位置検出装置(図示せ
ず)を搭載している。この位置検出装置は、例えばGP
Sを用いて車両1の絶対位置を検出する絶対位置検出器
と、タイヤの回転数を測定する車速センサ及び進行方向
を検出するジャイロを用いて車両1の相対位置を検出す
る相対位置検出器とを有している。位置検出装置のう
ち、相対位置検出器は、車両1のタイヤの回転数等から
現在位置を検出しているため、誤差が次第に累積してい
く。そのため、絶対位置検出器によって定期的にこの誤
差を補正し、現在位置を精度良く検出している。そして
車両1は、中央監視局2と互いに無線通信を行ないなが
ら、その監視の元で所定のコース3を無人走行する。
【0003】また、この車両1は、コース3上に存在す
る障害物4を検出する障害物検出装置5を備えている。
このような障害物検出装置5は、例えばミリ波帯域の波
長を有する発信波29を進行方向に照射する発信機と、
この発信波29が障害物4に反射して戻ってきた反射波
33を受信する受信機とを備えている。そして、発信波
29と反射波33とを比較することにより、車両1の走
行するコース3上の障害物4の有無、及び車両1から障
害物4までの距離を検出することが可能である。障害物
検出装置5は、障害物4が人間や他の車両1、或いは他
の車両1から落下した積荷等の車両1が走行を続けられ
ないようなものであると認識すれば、車両1が障害物4
に衝突するのを避けるために車両1を停止させる。そし
て、作業員が停止した場所まで赴き、障害物4を除去し
てから車両1をスタートさせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術には、次に述べるような問題点がある。即ち、無
人走行時には、コースの凹凸やぬかるみによって車両1
のステアリングが指示よりも大きく動いたりタイヤがス
リップしたりして、車両1が不意にコントロールを離れ
た動きをすることがある。このような場合、車両がコー
ス3から外れる方向へ動いたとしても、従来技術におい
ては車両1の現在位置を検出するのに時間を要するため
にそのことを検知できず、車両1のコースアウトを防ぐ
のに間に合わないという問題がある。
【0005】また、無人走行中に、車両1の現在位置を
検出する位置検出装置の検出誤差が生じても、位置検出
装置自体の故障により、そのことを検知できない場合が
ある。このようなとき、誤差を含んだ位置情報に基づい
て車両1を走行させ、車両1がコース3を外れて、土手
に衝突したり崖から落下したりして、走行を継続できな
くなるという問題がある。
【0006】また、上述したように絶対位置検出器は、
例えばGPS衛星からの電波を受信して、車両1の絶対
位置を検出している。そのため、車両1が木陰や崖下に
位置したときにGPS衛星からの電波が妨げられたり、
電波を受信する通信器に障害が発生したりして、電波が
良好に受信できず、車両1が絶対位置を検出できないよ
うな場合がある。このように絶対位置検出器に異常が起
きると、相対位置検出器のみで車両1を減速走行させ、
絶対位置検出器の回復を待つことが行なわれている。し
かしながら、上述したように相対位置検出器は位置検出
の誤差が次第に累積していくため、相対位置検出器のみ
では車両1の位置を正確に検出できず、車両1がコース
3上から外れないように走行させるのは困難である。
【0007】また、相対位置検出器に異常が起きたとき
は、絶対位置検出器のみで車両1を走行させなければな
らない。しかしながら、絶対位置検出器が現在位置を検
出するためには、GPS衛星からの電波に基づく長時間
の演算を要する。そのため、このような演算を行なって
いる間に車両1が大きく移動してしまうので、絶対位置
検出器のみに基づいて車両1がコース3上から外れない
ように走行させるのは困難である。このように、相対位
置検出器又は絶対位置検出器の少なくともいずれか一方
に異常が生じた場合に、車両1のコースアウトを防止す
るのは困難であるという問題がある。
【0008】さらに、このような問題を避けるため、位
置検出装置に異常が発生すると、車両1を即座に停止さ
せることも行なわれている。しかしながら、車両1にG
PS衛星の電波が届かなくなってしまったような場合に
は、車両1を停止してしまうと、GPS衛星の電波が回
復せず、車両1の走行を再開させることが困難となる。
また、このとき、車両1がブレーキをかけてから停止す
るまでの走行の間に車両1がコース3から外れる方向へ
向かって走っても、位置検出装置に異常が生じるために
それを検出することは難しい。従って、位置検出装置に
異常が発生した場合に、車両1がコース3から外れない
ように停止させる技術が求められている。
【0009】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、無人走行時に車両のコースアウトを確実
に防止する無人走行システムを提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明は、発信波を発信し、こ
の発信波に対する反射波を受信して走行の妨げとなる障
害物を検知するレーダ装置を有し、かつ、現在位置を検
出しながら所定のコース上を無人で走行する車両を備え
た無人走行システムにおいて、発信波を反射するリフレ
クタを、通常の走行時にはレーダ装置に検知されないコ
ース外の位置に、コースに沿って所定の間隔で設置して
いる。
【0011】第1発明によれば、例えばミリ波等の発信
波を反射するリフレクタを、通常の走行時にはレーダ装
置に検知されないコース外の位置に設置している。即
ち、このリフレクタをレーダ装置が検知した場合には、
車両が正常な走行状態になく、コースアウトしつつある
と判断される。これにより、例えば車両の位置検出やス
テアリングなどに異常が生じた場合にも、車両が所定の
コースから外れつつあることを確実に検知できる。従っ
て、この検知に基づいて車両のコースアウト防止のため
の対策を講じることが可能であり、車両のコースアウト
が少なくなる。さらに、車両が元来備えている障害物検
出装置により、コースアウトを判断しているので、車両
にコースアウトを検知する特別のセンサ等の設備を必要
としない。
【0012】また、第2発明は、第1発明記載の無人走
行システムにおいて、レーダ装置によるリフレクタの検
知に基づいて車両を減速または停止させる車両管制装置
を備えている。
【0013】第2発明によれば、リフレクタを検知して
車両を減速させているので、車両がコースの正常な走行
位置に復帰する可能性が高くなる。従って、車両を迅速
に無人走行に復帰させられるので、無人走行システムの
稼働率が向上する。また、車両のコースアウト防止のた
めの対策を講じるために充分な時間を得ることができる
ので、車両がコースアウトして例えば土手に衝突したり
崖から落ちたりして走行不能になることが少なくなる。
【0014】また、第3発明は、第1発明記載の無人走
行システムにおいて、車両管制装置は、レーダ装置によ
るリフレクタの検知に基づいて、リフレクタから離れる
方向へステアリングを操作している。
【0015】第3発明によれば、リフレクタの検知に基
づいて減速させた車両を、リフレクタから離れる方向へ
走行させている。リフレクタはコース外にあるので、こ
れから離れることにより、コースから外れつつある車両
はコースの略中央へ向かうことになる。従って、車両の
コースアウトを確実に防止できるので、車両が土手に衝
突したり崖から落ちたりして走行不能になることが少な
く、車両を迅速に無人走行に復帰させて無人走行システ
ムの稼働率を向上させることが可能である。
【0016】また、第4発明は、第2又は第3発明記載
の無人走行システムにおいて、車両管制装置は、レーダ
装置によるリフレクタの検知に基づいて、車両の現在位
置を検出する位置検出装置の検出誤差を推測し、この検
出誤差の大きさに応じて車両の減速度を変化させてい
る。
【0017】第4発明によれば、リフレクタの検知に基
づいて位置検出装置の検出誤差を推測している。通常、
位置検出装置は、検出誤差が大きくなっていても、その
ことを知ることが難しい。しかし、本発明によれば、リ
フレクタの検知に基づいて位置検出装置の検出誤差を推
測できるので、位置検出の精度を向上させ、車両を確実
にコース上を走行させることができる。さらに、この推
測した検出誤差に応じて、減速度を変化させるようにし
ている。例えば、検出誤差が大きいほど車両がコースア
ウトする可能性が大きいため、車両の減速度を大きくし
て車両を早急に減速させることにより、コースアウトの
防止が可能となる。また、検出誤差が小さい場合にはコ
ースアウトの防止を急ぐ必要がないので、減速度を小さ
くして、車両が急減速によってスリップしたり前方につ
んのめって積荷が崩れたりするのを防ぐことができる。
また、この推測した検出誤差に応じて、コースアウトを
防止するために例えばステアリングを操作する度合いを
変化させるようにすれば、検出誤差が大きいほど車両が
コースアウトする可能性が大きいため、ステアリングの
操作量を大きくして車両を急に旋回させることにより、
コースアウトの防止が可能となる。また、検出誤差が小
さい場合にはコースアウトの防止を急ぐ必要がないの
で、ステアリングの操作量を小さくして、車両が急旋回
によってスリップしたり積荷が崩れたりするのを防ぐこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、本発明
に関わる実施形態を詳細に説明する。尚、実施形態にお
いて、前記従来技術の説明に使用した図と同一の要素に
は同一符号を付し、重複説明は省略する。
【0019】図1は、本実施形態に関わる無人走行シス
テムの構成図を示している。同図において、無人走行シ
ステムは複数のダンプ等の車両1と、これら複数の車両
1の運行を監視する中央監視局2とを備えている。中央
監視局2には、作業状況に合わせて複数の車両1の運行
状況を監視し、各車両1をどのようにコース3を走行さ
せるかを決定する中央管制装置7が備えられている。ま
た、中央管制装置7には中央通信装置8が接続され、そ
れぞれの車両1に走行指令を送信することが可能であ
る。
【0020】各車両1には、車両管制装置20がそれぞ
れ搭載されている。車両管制装置20は、車両1に搭載
された車両通信装置23を介して中央管制装置7と互い
に無線通信を行ない、中央管制装置7の指令に基づいて
車両1の運転を制御する。また、車両管制装置20に
は、車両1の現在位置を検出する位置検出装置10が接
続されている。この位置検出装置10は、例えばGPS
を用いて車両1の絶対位置を検出する絶対位置検出器
と、タイヤの回転数を測定する車速センサ及び進行方向
を検出するジャイロを用いて車両1の相対位置を検出す
る相対位置検出器とを有している。車両管制装置20
は、この位置検出装置10の出力に基づいて車両1の現
在位置を検出し、無線通信を介して中央管制装置7にそ
の現在位置を送信する。これにより、中央管制装置7は
各車両1の現在位置を把握し、積込等の作業が円滑に行
なわれるように無線通信を介して車両管制装置20に指
令を出力し、各車両1の運行を管理する。
【0021】また、車両管制装置20には、車両1のア
クセル11、ブレーキ12、及びステアリング13を操
作して車両1の走行を制御する走行制御装置14が接続
されている。車両管制装置20は、中央管制装置7から
の指令に基づいて走行制御装置14に指令を出力し、所
定のコース3上で車両1を無人走行させる。
【0022】そして、車両管制装置20には、コース3
上に存在する人間や他の車両1、或いは他の車両1から
落下した積荷等の、走行の妨げとなる障害物4を検知す
る障害物検出装置5が接続されている。障害物検出装置
5は、例えばミリ波によるレーダ装置16を備えてい
る。このミリ波レーダ装置16は、ミリ波を車両1の進
行方向に送信する送信アンテナ30と、進行方向の物体
に反射して戻ってきた反射波を受信する受信アンテナ3
1とを備えている。
【0023】図2及び図3に、ミリ波レーダ装置16の
説明図を示す。ミリ波レーダ装置16には、ステア式及
びスキャン式と呼ばれるタイプがあり、これらの両タイ
プについて説明する。図2に示したミリ波レーダ装置1
6はステア式と呼ばれ、車両1の前方左右両端部にそれ
ぞれ所定の発散角φの発信波29,29を発信する送信
アンテナ30,30が設けられている。送信アンテナ3
0,30は、回動自在な回動装置32,32上に搭載さ
れており、回動装置32をステアリング13の操作に合
わせて水平面内で図中矢印方向に回動させることで、発
信波29を常に車両1がこれから進行する方向に向けて
発信している。そして、発信波29が当たった物体から
反射して返ってきた反射波を、図示しない受信アンテナ
で受信し、反射波と発信波29とを比較・演算すること
により、物体までの距離を検出可能である。尚、同図に
おいて、左右のミリ波レーダ装置16,16は、それぞ
れ車両1から所定距離L1,L2以下にある物体のみを
障害物4として認識し、これらの所定距離L1,L2よ
り遠い距離にある物体は障害物4として認識しないよう
にしている。即ち、同図において斜線で示した有効検出
範囲19の内部に入った物体のみを、障害物4として認
識する。以下の説明では、ミリ波レーダ装置16がリフ
レクタ34を障害物4として認識した場合を、リフレク
タ34を検知したと表現する。
【0024】また、図3に示したミリ波レーダ装置16
はスキャン式と呼ばれ、車両1の前方に備えられたスキ
ャン装置36上に、指向性の強い発信波29を発信する
送信アンテナ30が設けられている。このスキャン装置
36は、所定の回転周期で回転運動を行なっており、同
図に示すように車両1前方に、角度範囲θを有する扇形
の有効検出範囲19を備えている。このθは、例えば1
80度とすることも可能である。そして、発信波29が
当たった物体から反射して返ってきた反射波を、図示し
ない受信アンテナで受信し、反射波と発信波29とを比
較・演算することにより、物体までの距離を検出可能で
ある。また、送信アンテナ30が回動している角度か
ら、物体が車両1の進行方向に対してどのような角度に
あるかをも検出可能である。
【0025】図4、図5に、コース3及びこのコース3
上を走行する車両1の一例を示す。これらの図におい
て、コース3の外縁3Aから所定距離(例えば2m程
度)離れた路肩には、侵入防止用の木製の杭(図示せ
ず)が、所定の間隔で下端部を土中に埋め込まれて設置
されている。この木製の杭の上端部に、ミリ波を効率良
く反射するリフレクタ34を、図示しない固定手段で固
定している。ミリ波レーダ装置16は、図4に示すよう
に車両1が所定のコース3から外れることなく走行して
いる場合には、リフレクタ34が有効検出範囲19の外
にあるように有効検出範囲19を定める。即ち、車両1
が通常に走行している場合には、ミリ波レーダ装置16
はこのリフレクタ34を検知することがない。ところ
が、図5に示すように、車両1が所定のコース3から外
れようとした場合、リフレクタ34Aがミリ波レーダ装
置16の有効検出範囲19の中に入り、障害物4である
かのように検知される。即ち、このリフレクタ34を検
知することで、車両1のコースアウトを検知できる。
尚、図4、図5ではステア式のミリ波レーダ装置16を
例にとって説明したが、スキャン式でも同様である。ま
た、杭が予め設置されていないような場所や、杭の間隔
が粗すぎるような場所には、新たに杭を所定の間隔で設
置し、その上にリフレクタ34を並べればよい。
【0026】図6に、本実施形態に関わるリフレクタ3
4の詳細図を示す。リフレクタ34は、3枚の三角形の
金属板34A,34B,34Cを、互いの辺同士を溶接
等で貼り合わせて構成されており、1面が開放された三
角錐の形状をしている。そして、この開放された1面が
コース3側にほぼ向くように、木製の杭35の上部にネ
ジ37等の固定手段で固定している。このようなリフレ
クタ34は、ミリ波を効率良く反射するので、誤検知、
特に検知の見落としが非常に少ない。
【0027】図7に、このリフレクタ34を利用して無
人走行を行なうための手順の一例を、フローチャートで
示す。なお、以下、フローチャートでは各ステップ番号
にSを付して表す。車両管制装置20は、位置検出装置
10の出力に基づいて車両1の現在位置を検出しなが
ら、車両を所定のコース3上で無人走行させる(S
1)。そして、障害物検出装置5が車両1の前方にリフ
レクタ34を検知した場合(S2)、車両管制装置20
は走行を続けると車両1がコース3から外れると判断
し、走行制御装置14に指令を出力して、車両1を減速
させる(S3)。この減速中にも障害物検出装置5は検
知を続けており、車両管制装置20はこの検知に基づい
て、走行制御装置14に指令を出力してステアリング1
3を操作し、車両1がコース3から外れないように回避
操作を行なう(S4)。そして、車両が停止するまで、
減速を継続する(S5)。
【0028】ここで、S4における回避操作の一例とし
ては、例えば車両1の左方にリフレクタ34が検知され
た場合には、リフレクタ34から遠ざかるようにステア
リング13を右方に所定角度切るような操作が挙げられ
る。このようにステアリング13を操作すれば、車両1
はコース3外のリフレクタ34から離れる方向に動くの
で、コース3から外れる可能性が低くなる。またこのと
き、ステアリング13を切り過ぎて右方にリフレクタ3
4が再検知された場合には、リフレクタ34から遠ざか
るように左方にステアリング13を切るようにすればよ
い。このような回避操作を繰り返しながら車両1を減速
させることにより、車両1をリフレクタ34に衝突しな
いようにコース3の略中央で停止させることが可能とな
る。あるいは、上記においてステアリング13を左方に
切った後、所定時間後にまっすぐに戻して、車両の進行
方向をオフセットするようにしてもよい。このように、
通常の走行時には検知しないリフレクタ34の検知に基
づいて車両1を停止させているので、車両1のコースア
ウトを確実に防止可能である。
【0029】また、位置検出装置10が異常となった場
合、車両管制装置20は車両1の現在位置を正確に検出
する手段を失うため、車両1がコース3を外れるのを避
ける必要がある。そこで次に、リフレクタ34を利用し
て、絶対位置検出器又は相対位置検出器の少なくともい
ずれか一方が異常となった場合に、車両をコースアウト
させないようにする技術について説明する。
【0030】図8に、このための手順をフローチャート
で示す。車両管制装置20は、位置検出装置10の出力
に基づいて現在位置を検出しながら、車両を所定のコー
ス3上で無人走行させる(S11)。このとき、車両管
制装置20は、位置検出装置10による現在位置の検出
結果が正常であるか否かを所定の方法に従って判断し
(S12)、正常であればS11に戻って走行を継続す
る。また、S12で検出結果に異常があると判断した場
合、車両管制装置20は、走行制御装置14に指令を出
力して車両1を減速走行させる(S13)。このような
検出結果の異常には、GPS衛星から送信されるGPS
信号の異常による絶対位置検出器の異常や、車両1のタ
イヤのスリップやステアリング13の誤作動による相対
位置検出器の異常等がある。
【0031】この減速走行中に、位置検出装置10は、
異常となった絶対位置検出器又は相対位置検出器が回復
するのを待ち、回復したらS11に戻って無人走行を継
続する(S14)。このとき車両管制装置20は、検出
結果が異常となってから経過した時間を測定し(S1
5)、所定時間が経過していれば、走行制御装置14に
指令を出力して車両1を停止させる(S16)。また、
S15で所定時間が経過していなければ、車両管制装置
20は障害物検出装置5が減速走行中にリフレクタ34
を検知したか否かを判定し(S17)、検知していなけ
れば、車両1は所定のコース3上を走行していると判断
し、S14に戻って位置検出装置10の回復を待つ。
【0032】また、S17で障害物検出装置5がリフレ
クタ34を検知していれば、車両管制装置20は走行制
御装置14に指示してステアリング13を操作し、上述
したように車両1の進行方向をリフレクタ34から離れ
る側にオフセットさせる(S18)。これにより、車両
1はコース3の外縁3Aに設置されたリフレクタ34か
ら離れ、コース3の略中央部を減速走行することにな
る。そして、S14に戻って位置検出装置10の回復を
待つ。このように、位置検出装置10の異常時に、車両
1をコースアウトさせることなく進行方向を変更できる
ので、位置検出装置10が回復しやすく、車両1を迅速
に無人走行に復帰させられる。
【0033】このとき、図8におけるフローチャートで
は、S12において位置検出器10の異常を予め定めら
れた方法に基づいて判断するように説明したが、異常が
発生したことがわからない場合もある。そこで次に、障
害物検出装置5によるリフレクタ34の検知に基づい
て、位置検出装置10の位置検出の誤差を推測する技
術、及び、その誤差に基づいて車両1の減速度を変化さ
せる技術について説明する。
【0034】図9に、減速度を変化させる際の手順のフ
ローチャートを示す。車両管制装置20は、車両1を無
人走行させる(S21)。障害物検出装置5がリフレク
タ34を検知しない場合には(S22)、車両管制装置
20は位置検出装置10の検出誤差が小さく、無人走行
が正常であると判断してS21に戻り、無人走行を継続
させる。S22で障害物検出装置5がリフレクタ34を
検知した場合には、車両管制装置20はそのリフレクタ
34までの距離と、位置検出装置10によって検出され
た車両1の現在位置とに基づき、位置検出装置10の検
出誤差を演算によって推測する(S23)。この演算
は、例えば次のように行なわれる。即ち、リフレクタ3
4は、コース3の外縁3Aから所定距離(およそ2m程
度)離れた位置に設置されている。そこで、位置検出装
置10によって検出された車両1の現在位置から推測さ
れるコース3の外縁3Aと、検知されたリフレクタ34
から推測されるコース3の外縁3Aとの位置の差が、位
置検出装置10の検出誤差となる。
【0035】車両管制装置10は、この検出誤差が所定
値よりも大きい場合には、短時間で停止しないと車両1
がコース3から外れる可能性が大きいと判断し、大きな
減速度で車両1を減速させる(S24)。これにより、
車両1のコースアウトを防ぎ、車両1を迅速にコース3
に復帰させることが可能である。また、検出誤差が所定
値よりも小さい場合には、車両1がコース3から外れる
可能性が小さいと判断し、小さな減速度で車両1を減速
させる(S25)。そして、車両1を停止するか、それ
とも減速した状態で位置検出装置10の回復を待つかす
る。これにより、車両1を小さな減速度でゆっくり減速
させ、車両1のタイヤがスリップを起こしたり、急ブレ
ーキによって車両1の積荷が落下したりするのを防ぐこ
とができる。また、S24で検出誤差の大きさを3以上
の段階に分け、検出誤差が大きいほど減速度を大きくす
るように減速度を設定してもよい。また、S23で推測
した検出誤差の大きさに基づいて位置検出装置10の異
常を検知し、図8のフローチャートで示したように車両
をコースアウトさせないようにステアリング13の方向
制御をしてもよい。また、このような減速の方法は、図
7又は図8に示したフローチャートにおける減速の際に
使用すれば、さらに有効である。さらに、検出誤差に基
づいて、ステアリング13を変化させる度合いを変化さ
せるようにしてもよい。検出誤差が大きい場合は、車両
1がコース3から外れる度合いも大きいので、ステアリ
ング13を大きく切ってコースアウトを逃れるようにす
る。また、検出誤差が小さい場合は、ステアリング13
を小さく切り、ステアリング13の急操作に基づく車両
1のスリップや積荷の落下を防止できる。
【0036】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、障害物検出装置5がリフレクタ34を検知したのに
基づいて車両1を停止させている。これにより、車両1
の位置検出装置10に異常があったり、或いは車両1が
スリップやステアリング13の誤動作によって、車両1
の正確な位置が検出できなくなっても、車両1がコース
3から外れるのを確実に防止できる。従って、車両1が
土手に衝突して走行不可能となるようなことが少なく、
常に車両1を正常に運行させることができるので、無人
走行システムの稼働率を向上させられる。また、車両1
が元来備えている障害物検出装置5により、コースアウ
トを判断しているので、車両1にコースアウトを検知す
る特別のセンサ等の設備を必要としない。
【0037】また、位置検出装置10が異常となった場
合、リフレクタ34を検知することにより、車両1をコ
ースアウトしないように走行させている。これにより、
車両1の走行を中断せず走行させられるので、例えば車
両1が崖下に位置してGPSの電波が届かなくなった場
合など、車両1を移動させることによってGPSの電波
を回復させることができる。また、車両1がスリップ等
によって進行方向が狂った場合にも、リフレクタ34を
検知することにより、進行方向を正しい方向に復帰させ
られる。即ち、車両1をすぐには停止させないので、位
置検出装置10の異常状態からの回復の可能性が高ま
る。また、所定時間が経過しても位置検出装置10が異
常状態から回復しなければ、車両1を停止している。こ
れにより、位置検出器10が異常の場合に長時間車両1
を走行させることを避け、車両1のコースアウトの可能
性を減少させている。また、位置検出器10が異常の場
合には車両1は減速させなければならないので、減速し
た車両1がコース3上を長時間走行して、他の車両1の
速度が落ちることが避けられる。
【0038】また、車両1を停止させるに当たり、リフ
レクタ34の検知に基づき、車両がリフレクタ34離れ
る方向にステアリング13を操作しているので、減速時
にも車両1がコース3から外れることが少ない。従っ
て、車両1が停止したときに、短時間で無人走行状態に
復帰させることができ、無人走行システムの稼働効率を
向上させることができる。
【0039】また、障害物検出装置5のリフレクタ34
の検知により、位置検出装置5の検出誤差を推測してい
る。これにより、位置検出装置5の位置検出の確からし
さが不明となった場合でも検出誤差を推定できるので、
位置検出装置5の検出精度が明確になる。例えば、位置
検出装置5の信頼性が低い車両1に対しては、車両1の
走行速度を落とすなどして信頼性を向上させても良い。
また、位置検出装置5の信頼性が大きいような場合には
車両1を停止して位置検出装置5を回復させることがで
きる。従って、位置検出の確からしさが不明な状態で車
両1を走行させることがなく、車両1がコースアウトす
ることが少ないので、無人走行の信頼性が向上する。さ
らに、この推測した検出誤差に基づき、検出誤差が大き
いほど減速度を大きくするようにしている。検出誤差が
大きいほど、車両1がコースアウトする可能性が大きい
ので、これによって車両1をコースアウト前に早急に減
速して、コースアウトを防止することが可能となる。ま
た、検出誤差が小さい場合には、コースアウトの防止を
急ぐ必要がないので、減速度を小さくしている。これに
よって、車両1が急減速によってスリップしたり前方に
つんのめって積荷が崩れたりするのを防ぐことができ
る。
【0040】尚、コース3がカーブしている場所では、
まっすぐな場所に比べてステアリング13やブレーキ1
2の操作が複雑であり、また、タイヤがスリップしやす
いといった理由で、車両1がコースを外れやすい。その
ため、障害物検出装置5がリフレクタ34を見逃したり
リフレクタ34の検出が遅れたりして、車両1がコース
3を外れることのないよう、コース3が直線である場所
よりもリフレクタ34を密に並べるのが良い。
【0041】尚、実施形態の説明では、レーダ装置をミ
リ波を発信波とするミリ波レーダ装置として説明した
が、本発明はこれに限られるものではない。例えば、レ
ーザ光を発信波とするレーザレーダ装置にも応用可能で
ある。この場合のリフレクタとしては、例えば小さなガ
ラス玉を密に並べた、可視光用のリフレクタを使用す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人走行システムの構成図。
【図2】ステア式のミリ波レーダ装置の説明図。
【図3】スキャン式のミリ波レーダ装置の説明図。
【図4】コースを走行する車両の説明図。
【図5】コースを走行する車両の説明図。
【図6】リフレクタの構造を示す斜視図。
【図7】リフレクタを利用して車両を停止させるための
フローチャート。
【図8】位置検出装置が異常となった場合のフローチャ
ート。
【図9】減速度を変化させるフローチャート。
【図10】従来技術に関わる無人走行システムの説明
図。
【符号の説明】
1:車両、2:中央監視局、3:コース、4:障害物、
5:障害物検出装置、7:中央管制装置、8:中央通信
装置、10:位置検出器、11:アクセル、12:ブレ
ーキ、13:ステアリング、14:走行制御装置、1
6:ミリ波レーダ、19:有効検出領域、20:車両管
制装置、21:警報器、22:誤認識スイッチ、23:
車両通信装置、29:発信波、30:送信アンテナ、3
1:受信アンテナ、33:反射波、34:リフレクタ、
35:杭、36:スキャン装置、37:ネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H301 AA03 AA10 BB02 CC03 CC06 DD07 DD17 EE31 FF06 FF13 FF23 GG08 GG12 GG17 KK08 KK18 LL06 LL07 LL11 LL14 MM03 MM07 MM09 QQ06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信波(29)を発信し、この発信波(29)に
    対する反射波(33)を受信して走行の妨げとなる障害物
    (4)を検知するレーダ装置(16)を有し、かつ、現在位置
    を検出しながら所定のコース(3)上を無人で走行する車
    両(1)を備えた無人走行システムにおいて、 発信波(29)を反射するリフレクタ(34)を、通常の走行時
    にはレーダ装置(16)に検知されないコース(3)外の位置
    に、コース(3)に沿って所定の間隔で設置したことを特
    徴とする無人走行システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無人走行システムにおい
    て、 レーダ装置(16)によるリフレクタ(34)の検知に基づいて
    車両(1)を減速または停止させる車両管制装置(20)を備
    えたことを特徴とする無人走行システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無人走行システムにおい
    て、 車両管制装置(20)は、レーダ装置(16)によるリフレクタ
    (34)の検知に基づいて、リフレクタ(34)から離れる方向
    へステアリング(13)を操作することを特徴とする無人走
    行システム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の無人走行システム
    において、 車両管制装置(20)は、レーダ装置(16)によるリフレクタ
    (34)の検知に基づいて、車両(1)の現在位置を検出する
    位置検出装置(10)の検出誤差を推測し、この検出誤差の
    大きさに応じて車両(1)の減速度を変化させることを特
    徴とする無人走行システム。
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