JP2000329633A - 圧力検出装置およびその製造方法 - Google Patents

圧力検出装置およびその製造方法

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JP2000329633A JP2000052165A JP2000052165A JP2000329633A JP 2000329633 A JP2000329633 A JP 2000329633A JP 2000052165 A JP2000052165 A JP 2000052165A JP 2000052165 A JP2000052165 A JP 2000052165A JP 2000329633 A JP2000329633 A JP 2000329633A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタケースとハウジングとの間に形成さ
れた圧力検出室をOリングで気密封止する圧力検出装置
において、Oリングがコネクタケースとハウジングとの
隙間に入り込むことにより破損するのを防止する。 【解決手段】 Oリング12はコネクタケース3の溝部
13とハウジング7の押さえ部材9とにより押圧され、
その内周側の圧力検出室10を気密封止する。Oリング
12の外周側に位置する溝部13の外周壁14における
側面14aと、該外周壁14における押さえ部材9と接
する面14bとにより画定される角部14cは、そのR
が0.1mm未満となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ素子を収納
する圧力検出室を第1のケースと第2のケースとを組み
付けることにより形成し、該圧力検出室を第1のケース
と第2のケースとにより挟まれたOリングによって気密
封止するようにした圧力検出装置(Oリング封止タイ
プ)及びその製造方法、更には、そのような圧力検出装
置を製造するのに適した型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧力検出装置(Oリング封止タ
イプ)としては、例えば、特開平7−209115号公
報及び特開平7−243926号公報に記載されている
様に、部品数の削減、製造工程の簡略化をし、高い信頼
性で且つ安価なシールダイヤフラム型の半導体圧力検出
器及びその製造方法が提案されている。そして、これら
の圧力検出装置は、主に自動車用のエアコン冷媒圧力や
パワーステアリング油圧など、おおよそ検出圧力が0〜
10MPaの範囲で使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記従
来技術の同じ利点を活かしつつ、同じタイプの圧力検出
装置を、ブレーキ油圧や高圧力の燃料圧といった別の用
途に使用することを考えた。これは、検出圧力が0〜2
0MPaといった高い圧力まで使用されるものであり、
試作検討したところ、圧力検出室を気密封止するための
Oリングが破損するという問題があることがわかった。
【0004】この問題の破壊メカニズムを解析してみ
た。図14は、この破壊メカニズムを説明するための図
であり、(a)は本発明者等が上記従来技術に基づいて
試作したOリング封止タイプの圧力検出装置の概略断面
図、(b)は(a)中のA部拡大図である。コネクタピ
ンJ1を内蔵する型成形された樹脂ケース(第1のケー
ス)J2とシールダイヤフラムJ3を含む金属製のハウ
ジング(第2のケース)J4とを組み付けることによっ
て形成された圧力検出室J5の内部には、台座に固定さ
れたセンサ素子J6が収納されている。
【0005】また、圧力検出室J5の内部にはシールダ
イヤフラムJ3からの圧力を伝達するためのオイルJ7
が充填されている。圧力検出室J5の外周囲には、樹脂
ケースJ2の端面に形成された溝(Oリング溝)に収納
されたOリングJ8が、ハウジングJ4の一部である押
さえ部材J9と樹脂ケースJ2とにより挟まれた形で配
設され、このOリングJ8により、圧力検出室J5を気
密封止している。
【0006】かかる圧力検出装置は、通常、次のように
して基本構造が作られる。まず、樹脂ケースJ2を型成
形し、圧力検出室J5となる凹部にオイルJ7が注入さ
れた樹脂ケースJ2とハウジングJ4とを組み付けるこ
とにより、内部にセンサ素子J6が収納された圧力検出
室J5を形成する。このとき同時に、圧力検出室J5の
外周囲にてケースJ2とハウジングJ4とでOリングJ
8を押圧しつつ挟み、ケースJ2とハウジングJ4とを
かしめ固定等により組付固定する。こうして、圧力検出
装置の基本構造が作られる。
【0007】そして、圧力検出室J5に検出圧力が印加
されたとき、図14(b)中の白抜き矢印に示す方向
へ、OリングJ8は押されるのであるが、上記Oリング
溝の外周壁面J10によって、OリングJ8の外周方向
への動きは抑止されるようになっている。つまり、外周
壁面J10はOリング規制用の壁部として作用する。こ
のとき、OリングJ8は外周壁面J10と押さえ部材J
9との間に存在する隙間に入り込む。
【0008】ここで、従来レベルの検出圧力において
は、OリングJ8の上記隙間への入り込み度合は、図1
4(b)中の破線で示す程度であるが、上述のように、
より高圧の場合には図14(b)中の実線で示すよう
に、従来よりも入り込み度合が多く、よりOリングJ8
が変形した状態となる。その結果、入り込んだ部分の先
端部には、矢印Yで示す方向に引っ張り応力がかかり、
亀裂Kが発生する。これが圧力サイクルにより繰り返さ
れると亀裂Kが進行し、OリングJ8の破壊に至るので
ある。
【0009】このOリングJ8の破損は、圧力検出室J
5のシール性を悪化させ、オイルJ7の漏れを起こすな
ど、装置の耐久性を短くしてしまう。なお、樹脂ケース
J2ではなくハウジングJ4側にOリング規制用の壁部
が設けられている場合でも、該壁部と樹脂ケースJ2端
面との隙間によって同様の問題は発生し、また、樹脂ケ
ースJ2の代わりに、金属製のケースであっても、プレ
スや鍛造で成形する場合には、同様の問題が起こる。
【0010】つまり、Oリング封止タイプの圧力検出装
置において、組み付けられた第1のケース及び第2のケ
ースの少なくとも一方に上記壁部が存在すれば、上記隙
間、即ち第1のケースと第2のケースとの隙間にOリン
グが入り込み破損に至るという問題が発生しうるのであ
る。
【0011】本発明は上記問題に鑑み、第1のケースと
第2のケースに挟まれたOリングが、これら両ケースの
隙間に入り込むことにより破損するのを防止可能な構造
を有する圧力検出装置及びその製造方法、更には、その
ような圧力検出装置の製造方法に適した型装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記試作品に基づく検討
によれば、外周壁面J10と押さえ部材J9との間に存
在する隙間は、外周壁面J10と樹脂ケースJ2が押さ
え部材J9に接する端面J11とにより画定される角部
J12がR形状(R:0.1mm〜0.2mm)となっ
ていることにより発生する。
【0013】該R形状は、樹脂ケースJ2の成形型にお
いて、角部J12に対応する部分を実質的にR=0mm
とできないことに起因している。それは、型の磨耗や、
成形時の樹脂の残りかす(脂など)が型における角部に
溜まるためであり、従来の成形方法では、型上でR=0
mmであったとしても、出来上がった樹脂ケースJ2の
角部J12のR形状は、必ずR=0.1mmを越えてし
まう。
【0014】そして、本発明者等の検討によれば、角部
J12のRが0.1mmより大きな従来の圧力検出装置
においては、上述のように、Oリングが上記隙間に入り
込み、破壊に至ってしまうのである。
【0015】請求項1ないし請求項10記載の発明は、
かかる知見に基づいて、Oリング(12)に対し圧力検
出室(10)と反対側の部位に、該圧力検出室に圧力が
印加されたときに該Oリングの外周方向への動きを抑止
する第1の面(14a、20a)及び少なくとも第1の
ケース(3)もしくは第2のケース(7)と接する第2
の面(14b、20b)を有する壁部(14、20)を
配設した圧力検出装置(以下、Oリング規制用壁部を持
つ圧力検出装置という)、について成されたものであ
る。
【0016】請求項1記載の発明では、Oリング規制用
壁部を持つ圧力検出装置であって、壁部(14、20)
において第1の面(14a、20a)と第2の面(14
b、20b)とにより画定される角部(14c、20
c)のRを0.1mmよりも小さくしたことを特徴とし
ている。
【0017】本発明は、角部(14c、20c)のRを
0.1mm未満とすれば、該角部におけるOリング(1
2)の入り込みを抑制でき、Oリングの破損を防止でき
るという検討結果に基づくものであり、第1のケース
(3)と第2のケース(7)に挟まれたOリングが破損
するのを防止可能な構造を有する圧力検出装置を提供す
ることができる。
【0018】請求項2記載の発明では、Oリング規制用
壁部を持つ圧力検出装置であって、第1の面(14a、
20a)と第2の面(14b、20b)とにより画定さ
れる壁部(14、20)の角部(14c、20c)にお
いて、該第1の面に対する同一面と該第2の面の端部と
の距離(L1)を0.1mmよりも小さくしたことを特
徴としている。
【0019】ここで、角部(14c、20c)における
上記距離(L1)は、即ちOリング(12)が入り込む
隙間の入り口の高さに相当し、この距離を0.1mm未
満とすることで、請求項1の発明と同様に、該角部にお
ける該Oリングの入り込みを抑制でき、Oリングの破損
を防止可能な構造を有する圧力検出装置を提供すること
ができる。
【0020】また、請求項3〜請求項9記載の発明は、
請求項1及び請求項2の発明のより具体的な手段を提供
するものである。特に、請求項6及び請求項8の発明で
は、Oリング規制用壁部を持つ圧力検出装置において、
第2のケース(7)が、第2の面(14b)と接してO
リング(12)を第1のケース(3)とともに挟持する
ようになっており、第1の面(14a)と第2の面とに
より画定される角部(14c)を、第2のケースに接し
てOリング側へ出っ張る凸部(140d)を有したもの
としている。
【0021】このような凸部(140d)は、具体的に
は、請求項11の製造方法における凸部を潰したとき
に、該凸部がOリング側へ倒れることで形成される。こ
の凸部(140d)を有する角部によれば、該角部にお
けるOリングの入り込みを抑制できるため、Oリングの
破損を防止可能な構造を有する圧力検出装置を提供でき
る。これらのことは請求項7の発明のように、角部(1
4c)のRを、角部に形成された微小凸部により形成し
た場合も、同様である。
【0022】また、請求項11ないし請求項16記載の
発明は、樹脂により第1のケース(3)を型成形する型
成形工程と、該第1のケースと第2のケース(7)とを
組み付けることにより、センサ素子(1)が収納された
圧力検出室(10)を形成すると共に、該圧力検出室の
外周囲にて該第1のケースと該第2のケースとで該圧力
検出室を気密封止するためのOリング(12)を挟むよ
うにする組付工程と、を有する圧力検出装置の製造方法
について、なされたものである。
【0023】請求項11記載の発明では、上記型成形工
程において、該第1のケースの端面のうち該圧力検出室
の外周囲に位置する部位に、該Oリングの外周形状に対
応した形状を有する溝部(13)を形成するとともに、
該第1のケースの端面と該溝部の外周壁面とにより画定
される角部(14c)に、該第1のケースの端面から突
出する凸部(14d)を形成し、上記組付工程におい
て、該溝部に該Oリングを収納し、該第2のケースの端
面によって該凸部を潰しながら該溝部を覆いつつ該Oリ
ングを押圧することを特徴としている。
【0024】本発明によれば、溝部(13)の外周壁面
が上記Oリング規制用の壁部の機能を有するのである
が、この外周壁面における角部(14c)に凸部(14
d)を形成し、この凸部を潰すことによって潰れた部分
が広がるため、該角部のRを実質的に無くし、該角部に
おけるOリングの入り込みを防止できる。従って、本発
明によれば、Oリングが破損するのを防止可能な構造を
有する圧力検出装置の製造方法を提供することができ
る。
【0025】ここで、請求項12記載の製造方法のよう
に、凸部(14d)に、その突出方向に向かってOリン
グ(12)から離れるようにテーパ(14e)を形成す
れば、該凸部を潰す際に、該凸部が該Oリングとは反対
側に倒れやすくなる。
【0026】また、上記凸部(14d)の形成は、請求
項13記載の発明のように、角部(14c)に対応する
部位にて分割された成形型(204)を用い、該成形型
の分割部の隙間(S)に樹脂をはみ出させることによ
り、容易に形成できる。
【0027】請求項14記載の発明では、上記型成形工
程において、該第1のケースの端面のうち該圧力検出室
の外周囲に位置する部位に、該Oリングの外周形状に対
応した形状を有する溝部(13)を形成し、上記型成形
工程と上記組付工程との間に、該溝部の外周壁面を切削
することにより、該第1のケースの端面と該溝部の外周
壁面とにより画定される角部(14c)のRを、上記型
成形工程によって形成された時点よりも小さくする角部
形状調整工程を行い、上記組付工程において、該溝部に
該Oリングを収納し、該第2のケースの端面によって該
溝部を覆いつつ該Oリングを押圧することを特徴として
いる。
【0028】本発明によれば、角部形状調整工程によっ
て角部のR状を型成形の限界である0.1mm未満とで
きるから、該角部におけるOリングの入り込みを抑制
し、Oリングが破損するのを防止可能な構造を有する圧
力検出装置の製造方法を提供することができる。
【0029】また、請求項15及び請求項16記載の発
明では、まず、請求項14の製造方法と同様の型成形工
程を行い、次に、上記組付工程において、該溝部に該O
リングを収納すると共に、該溝部における該Oリングの
外周側の部位に該溝部の深さよりも厚い形状を有する樹
脂製リング(20)を収納し、該第2のケースの端面に
よって該溝部を覆いつつ該Oリング及び該樹脂製リング
を押圧することを特徴としている。
【0030】本発明によれば、Oリングの外周側に存在
する樹脂製リングが、Oリング規制用の壁部として作用
する。そして、この樹脂製リングは第1及び第2のケー
スによって押圧されているから、樹脂製リングと両ケー
スとの間を実質的に隙間の無い状態とできる。従って、
本発明によれば、両ケースの隙間へのOリングの入り込
みを抑制し、Oリングが破損するのを防止可能な構造を
有する圧力検出装置の製造方法を提供することができ
る。
【0031】また、請求項17記載の発明は、Oリング
封止タイプの圧力検出装置において、第1のケース
(3)を樹脂により成形するための成形型(200)を
有する型装置に関するもので、該成形型を、該第1のケ
ースの端面のうち圧力検出室(10)の外周囲に位置す
る部位に、Oリング(12)の外周形状に対応した形状
を有する溝部(13)を形成するための2個の分割型
(204a、204b)を有するものとし、該2個の分
割型の隙間に、該第1のケースの端面と該溝部の外周壁
面とにより画定される角部(14c)から樹脂をはみ出
させることにより、該角部において該第1のケースの端
面から突出する凸部(14d)を形成するようにしたこ
とを特徴としている。
【0032】本発明の型装置により作られた第1のケー
ス(3)は、上記請求項11ないし請求項13記載の製
造方法に用いて好適なものとできる。なお、上記各手段
の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手
段との対応関係を示す一例である。
【0033】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
の第1実施形態に係る圧力検出装置100の全体概略を
示す断面図である。圧力検出装置100は例えば車両に
搭載されブレーキ油圧や高圧力の燃料圧を検出するもの
として適用可能である。圧力信号を電気信号に変換する
ためのセンサ素子(集積化センサ素子)1は、ガラス製
の台座2に陽極接合されコネクタケース(本発明でいう
第1のケース)3の凹部にシリコンゴム等の接着剤にて
固定されている。
【0034】コネクタケース3は、樹脂の型成形により
作られたもので、その内部には、電気信号を出力するた
めのコネクタピン4がインサートモールドにより一体成
形されて保持されている。コネクタケース3は、コネク
タピン4の一端側を例えばワイヤハーネスを介して外部
回路(車両のECU等)に電気的に接続するための接続
部3aを有し、コネクタピン4の他端側はコネクタケー
ス3の凹部にてシリコンゴム等の界面シール剤5にて封
止されている。
【0035】また、コネクタケース3の凹部において、
センサ素子1は、コネクタピン4の他端側とワイヤボン
ディング等により形成されたボンディングワイヤ6を介
して電気的に接続され、センサ素子1からの電気信号
は、ボンディングワイヤ6からコネクタピン4を介し
て、上記外部回路へ伝達されるようになっている。
【0036】ハウジング(本発明でいう第2のケース)
7は、被測定圧(検出圧力)が導入される圧力導入孔7
bと装置を適所に固定するためのネジ部7cとを有する
金属製(例えば炭素鋼にめっきを施したもの等)の本体
部7aを備える。更に、ハウジング7は、薄い金属(例
えばSUS等)製のシールダイヤフラム8と金属(例え
ばSUS等)製の押さえ部材(リングウェルド)9が本
体部7aに全周溶接され、圧力導入孔7bの一端に気密
接合されたものとなっている。
【0037】コネクタケース3とハウジング7とは、か
しめ等の方法にて組み付けられて固定されており、コネ
クタケース3の凹部とハウジング7のシールダイヤフラ
ム8との間で、圧力検出室10が構成されている。この
圧力検出室10には圧力伝達媒体であり封入液であるオ
イル11が封入され、シールダイヤフラム8及び上記界
面シール剤5により液封構造を構成している。
【0038】さらに、圧力検出室10の外周囲には、圧
力検出室10を気密封止するためのOリング12が、コ
ネクタケース3の端面のうち圧力検出室10の外周囲に
位置する部位に形成された溝部(Oリング溝)13内に
収納され、配設されている。溝部13は、Oリング12
の外周形状に対応した形状を有するリング状のもので、
Oリング12は、この溝部13内に収納され、コネクタ
ケース3とハウジング7の押さえ部材9とにより挟まれ
て押圧されている。
【0039】ここで、図2は図1中のB部拡大図であ
り、Oリング12及び溝部13の詳細構造を示すもので
ある。圧力検出装置100において、圧力導入孔7bか
ら導入された検出圧力は、シールダイヤフラム8、オイ
ル11を介して、Oリング12に対し、図2中の白抜き
矢印方向へ印加される。するとOリング12は、その外
周方向に押される。
【0040】このとき、Oリング12は、溝部13の外
周壁(本発明でいう壁部)14における側面(本発明で
いう第1の面)14aに接するため、Oリング12の外
周方向への動きは抑止されるようになっている。また、
外周壁14におけるハウジング7の押さえ部材9と接す
る面14bは、本発明でいう第2の面に相当するもので
ある。
【0041】そして、本実施形態では、外周壁14にお
ける側面(第1の面)14aと面14b(第2の面)と
により画定される角部14cにおいて、そのRが0.1
mm未満であるか、または、図3に示す様に、側面14
aの端部と面14bに対する同一面との距離L1、即
ち、側面14aの端部Tから側面14aに平行に面14
b方向に伸びてなる、端部Tから面14b相当までの距
離L1が0.1mm未満であること(Oリング侵入防止
構成)を特徴としている。
【0042】図3は図2中のC部拡大図であり、角部1
4cの詳細を示すものである。角部14cにおいて距離
L1が0.1mm未満である場合には、角部14cはR
形状でなくともテーパ形状となっていてもよく、さらに
は、L1<0.1mmさえ満足すれば、角部14cの形
状はどのようなものでもよい。
【0043】かかる構成を有する圧力検出装置100の
製造方法について説明する。まず、コネクタケース3を
例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の熱可
塑性樹脂を用いて型成形するのである(型成形工程)
が、この型成形工程に用いる型装置(樹脂成形機)を図
4に示す。図4は該型装置における成形型200の概略
断面構成を示す図である。
【0044】成形型200は、段付きの略円筒形を成す
コネクタケース3の外形に対応した形状を有し、コネク
タケース3の接続部3a側に対応する第1の成形型20
1と、コネクタケース3の側面に対応する第2の成形型
202及び第3の成形型203と、コネクタケース3の
凹部側に対応する第4の成形型204とから構成されて
いる。
【0045】ここで、第4の成形型204は、コネクタ
ケース3の凹部側の端面のうち圧力検出室10となる該
凹部の外周囲に位置する部位に溝部13を形成するため
のもので、2個の分離可能な分割型204a、204b
から構成されている。これら2個の分割型204a、2
04bの隙間Sは、上記外周壁14の側面(本発明でい
う溝部13の外周壁面)14aと上記外周壁14におけ
る押さえ部材9と接する面(本発明でいう第1のケース
の端面)14bとにより画定される角部14cに対応し
て位置するようになっている。
【0046】また、分割型204bには、溶融状態の樹
脂を成形型200内部に注入するための注入ゲートGT
が設けられている。第1の成形型201には、コネクタ
ケース3の成型時において、コネクタピン4をインサー
トモールドする際に、コネクタピン4を挿入して固定し
ておくための挿入孔が設けられている。そして、これら
第1〜第4の成形型201〜204は、図示しない型装
置の油圧やモータ等により、互いに分離、合致するよう
に移動可能となっている。
【0047】図4に示す型装置を用いた型成形工程で
は、まず、固定された第1の成形型201の上記挿入孔
にコネクタピン4を挿入して固定する。次に、第1の成
形型201に対して、2個の分割型204a、204b
を組み合わせてなる第4の成形型204を図中の白抜き
矢印Y1方向からコネクタピン4に接するまで降ろし、
分割型204aによってコネクタピン4を押さえて固定
する。
【0048】次に、第2及び第3の成形型202、20
3を、横方向(図4中の白抜き矢印Y2方向)からコネ
クタケース3の外形に対応した所定位置(例えば第1及
び第4の成形型201、204に接する位置)まで移動
させる。こうして、第1〜第4の成形型201〜204
が合致し、コネクタケース3の外形に対応した形態の成
形型200が出来上がる。
【0049】続いて、第4の成形型204における上記
注入ゲートGTを介して、溶融状態の樹脂(PPS等)
を成形型200内部に注入する。そして、成形型200
内部の樹脂が固まったら、第1〜第4の成形型201〜
204を、互いに分離するように移動させ、出来上がっ
たコネクタケース3を取り出す。
【0050】ここで、図5は本製造方法におけるOリン
グ12近傍の詳細説明図である。上述のように、2個の
分割型204a、204bの隙間Sが角部14cに対応
して位置するため、型成形工程においては、図5(a)
に示す様に、注入された樹脂が該隙間Sにはみ出し、角
部14cにおいてコネクタケース3の端面から突出する
凸部(バリ)14dが形成される。
【0051】この凸部14dは、後述の組付工程におい
て潰され、角部14cを上記した特徴的な形状とするた
めのものである。凸部14dの形状を図5(b)に示す
(組付工程前の状態でのOリング12も示してある)。
凸部14dは、後工程で、押さえ部材9にてつぶされた
時の、はみ出しを押さえるために、幅Wは0.2mm以
下、高さHは0.2mm以下に抑えることが好ましい。
ここまでが型成形工程である。
【0052】次に、組付工程を行う。凸部14dが形成
されたコネクタケース3の凹部に台座2、センサ素子1
を配設し、センサ素子1とコネクタピン4とをボンディ
ングワイヤ6により結線した後、Oリング12を溝部1
3内部に配置する。そして、コネクタケース3のセンサ
素子1側を上にして、コネクタケース3の凹部の上方か
ら、ディスペンサ等によりオイル11を一定量注入す
る。
【0053】そして、シールダイヤフラム8が全周溶接
されたハウジング7を、上から水平を保ったままコネク
タケース3に嵌合するように降ろし、コネクタケース3
の上端面とハウジング7の押さえ部材9とが十分接する
まで押さえ、ハウジング7の端面7dを全周かしめて固
定する。こうして、コネクタケース3とハウジング7と
が組み付けられ、圧力検出室10が形成される。
【0054】また、上記のコネクタケース3と押さえ部
材9とが十分接するまで押さえる際に、同時に、押さえ
部材9は、コネクタケース3の凸部14dを潰しながら
溝部13を覆いつつOリング12を押圧する。この凸部
14dを潰すことによって潰れた部分が広がるため、図
5(c)に示す様に、溝部13の外周壁14における角
部14cは、上記した特徴的なOリング侵入防止構成、
即ち、Rが0.1mm未満であるか、または、距離L1
が0.1mm未満である構成となる。
【0055】なお、潰れた凸部14dは、より詳細に
は、図6に示す様に、Oリング12側(内側)に倒れる
場合(図6(a)の状態)と、外側に倒れる場合(図6
(b)の状態)とがある。ここで、倒れた凸部14d
は、図6(a)では凸部140dで示し、また、図6
(b)では、つまるところ、図5(c)の形状と同一で
あるため、破線で凸部140dを示している。
【0056】このように、凸部14dが、内側又は外側
に倒れるが、内側に倒れる場合には、図5(c)の形状
と同様に、上記した特徴的なOリング侵入防止構成が実
現でき、Oリング12が隙間に入り込むことによって破
損してしまうという問題は生じない。また、凸部14d
が外側に倒れる場合でも、上記した特徴的なOリング侵
入防止構成が実現でき、Oリング12が入り込む隙間を
十分に規制することができる。
【0057】なお、図5(b)に示す例では、凸部14
dが、外周壁14の側面(第1の面)14aに沿って真
っ直ぐに形成され、且つ第2の面である面14b側で
は、凸部14dの根元にRが形成されている。このよう
に凸部14dが形成される場合、凸部14dは、Oリン
グ12側(内側)に倒れる傾向にある。ただし、凸部1
4dは、その大きさがバリと言えるほど極めて小さいの
で、全てOリング側あるいは外側のどちらか一方に倒れ
るわけではなく、Oリング側であったり、外側であった
りする。
【0058】こうして、コネクタケース3とハウジング
7とによってOリング12が挟まれ、圧力検出室10が
シールされる。ここまでが、組付工程である。なお、圧
力検出室10内に気密封止されたオイル11には、気泡
が混在する状態となるが、上記組付工程後、上記の特開
平7−243926号公報に記載されているように、圧
力を圧力導入孔7bから印加する等によって気泡を除く
ことができる。こうして、図1に示す圧力検出装置10
0が完成する。
【0059】ところで、本実施形態によれば、角部14
cのRを0.1mm未満とするか、または、角部14c
における距離L1を0.1mm未満(Oリング侵入防止
構成)としているため、角部のRが0.1mm以上であ
る従来品に比べて、角部14cと押さえ部材9との間へ
のOリング12の入り込みを抑制でき、結果として、O
リング12の破損を防止可能な構造を有する圧力検出装
置を提供することができる。
【0060】また、上記製造方法によれば、角部14c
に対応する部位にて分割された成形型200を有する型
装置を用い、成形型200の分割部の隙間Sに樹脂をは
み出させることにより、容易に角部14cに凸部14d
を形成でき、そして、この凸部14dを潰すことによっ
て潰れた部分が広がるため、角部14cのRを実質的に
無くし、上記したOリング侵入防止構成を実現できる。
【0061】なお、上記凸部14dの形状は、図7に示
す変形例のようにしてもよい。凸部14dに、その突出
方向に向かってOリング12から離れるようにテーパ1
4eを形成すれば、組付工程において凸部14dを潰す
際に、凸部14dがOリング12とは反対側(図7中の
矢印方向)に倒れやすくなる。
【0062】また、外周壁(壁部)14における角部1
4cを、上記の特徴的なOリング侵入防止構成形状とす
るためには、図8に示す様な製造方法を採用することも
可能である。
【0063】図8に示す製造方法を採用する場合は、ま
ず、従来の一般的な樹脂の型成形方法、つまり上記凸部
14dを形成する以外は上記の型成形工程と同様の方法
にて、コネクタケース3を形成する。これにより、凹部
側の端面のうち圧力検出室10となる該凹部の外周囲に
位置する部位に溝部13が形成されたコネクタケース3
が得られる(型成形工程)。図8(a)は、このときの
溝部13および外周壁14を示す。
【0064】この後、図8(b)に示す角部形状調整工
程を行う。つまり、溝部13の外周壁面を切削すること
により、角部14cのRを、前工程である型成形工程に
よって形成された時点よりも小さく且つ0.1mm未満
とする。これによって、角部14cが上記のOリング侵
入防止構成となる。続いて、上記組付工程等を行うこと
により、図1に示す圧力検出装置100を得ることがで
きる。
【0065】(第2実施形態)上記第1実施形態におい
ては、コネクタケース3と一体に成形された外周壁14
を壁部としたが、本第2実施形態は、コネクタケース3
及びハウジング4とは別体に配設された樹脂製のリング
体を、壁部として採用するようにしたことが、上記第1
実施形態と異なる。以下、主として該異なる部分につい
て述べる。
【0066】一般的に、Oリング封止タイプの圧力検出
装置においては、Oリングの隙間はみだし対策として、
バックアップリングが用いられる。図9に従来のバック
アップリングの配置構造の一例を示す。これは、例えば
上記図14に示した試作品において、Oリング溝内部の
OリングJ8の外周側に、Oリング溝の高さよりも低い
高さのバックアップリングJ20を配置したものであ
る。
【0067】バックアップリングの材料は、4フッ化エ
チレン樹脂や、4フッ化エチレン樹脂に充填材を入れて
軟らかくした材料が用いられる。また、バックアップリ
ングは、装着のしやすさを考慮して、リングの外周側面
でシールする円筒シール構造ではOリング溝の高さより
も低い高さのものが使用される。この考え方はバックア
ップリングの上下端面でシールする平面シール構造でも
一般的である。
【0068】しかし、平面シール構造では、Oリング溝
高さよりバックアップリング高さが低い場合は、そこに
隙間が発生し、これにより、バックアップリングの効果
を半減させている。また、平面シール構造では、バック
アップリングの高さが高くても装着できるし、また材料
も柔らかいために容易につぶれる。本実施形態は、これ
らバックアップリングにおける平面シール構造の特徴に
着目して成されたものである。
【0069】図10は、本実施形態に係る樹脂製のリン
グ体20を壁部として採用した第1の例を示す図であ
り、図11は、図10に示すリング体(本発明でいう壁
部、樹脂製リングに相当)20の単体構成図である。な
お、本実施形態における外周壁14では、その角部14
cが、上記のOリング侵入防止形状であっても、また、
従来のR形状(R:0.1mm〜0.2mm)となって
いても良い。
【0070】図10及び図11に示す様に、本第1の例
におけるリング体20は、上記のバックアップリングと
同様の樹脂より構成でき、リング形成面と直交する方向
の断面形状が矩形である。リング体20の組付は、上記
組付工程において、溝部13にOリング12とともに配
置することにより可能であるが、組付前は、その高さ
(図10中の寸法D)が溝部13の深さ(図10中の寸
法C)よりも大きい。
【0071】そして、上記組付工程において、このよう
な溝部13の深さよりも厚い形状を有するリング体20
を、Oリング12とともに溝部13におけるOリング1
2の外周側の部位に収納し、ハウジング7の押さえ部材
9によって溝部13を覆いつつOリング12及びリング
体20を押圧することで、Oリング12及びリング体2
0はコネクタケース3及び押さえ部材9に挟まれ固定さ
れる。
【0072】ここで、上記寸法Dが上記寸法Cよりも大
きいリング体20においては、上記のバックアップリン
グと同様、潰れた形で壁部を構成し、上下の端面20b
でシールされた平面シール構造となる。壁部としてのリ
ング体20においては、内周面20aが本発明の第1の
面に相当し、コネクタケース3及び押さえ部材9にそれ
ぞれ接する上下の端面20bが本発明の第2の面に相当
し、内周面20aと端面20bとにより画定される角部
20cが本発明の角部に相当する。
【0073】そして、壁部としてのリング体20におい
ては、角部20cは上記Oリング侵入防止構成となって
おり(図2及び図3参照)、本実施形態の第1の例も上
記第1実施形態と同様に、該Oリング侵入防止構成によ
る効果を奏する。
【0074】次に、本実施形態の第2の例を図12に示
す。本例は上記第1の例を変形したものであり、リング
体の端面20bと外周面20dとにより画定される角部
にテーパ20eが形成されたものを用いる。
【0075】平面シール構造では、図12(a)に示す
溝部13のB部は、従来の壁部における角部と同様な理
由でR形状となる。このため、図10に示す様なリング
形成面と直交する方向の断面形状が矩形であるリング体
20では、装着時に、リング体20が該B部のR形状部
にのりあげて、異常な装着状態となり得る。
【0076】これを防止するために、図12(b)(リ
ング体単体図)に示す様に、リング体20においてB部
側に位置する角部にテーパ(面取り部)20eをつける
ことで、図12(a)に示す様な、より適切な装着状態
を実現できる。また、テーパ20eの代わりに、図12
(c)に示す様なR形状を有するR部(面取り部)20
fとしてもよい。
【0077】本実施形態の第3の例を図13に示す。上
記第2の例では、リング体20におけるB部側に位置す
る角部にのみテーパ20eもしくはR部20fを設けた
が、このように、リング体20における外周側の角部の
片側だけ、テーパ20e等をつけると、リング体20の
装着時に、上下を逆向きに組み付けてしまう可能性があ
る。
【0078】このため、本第3の例では、テーパ20e
もしくはR部20fを、リング体20における外周側の
角部の両側に設け上下対称形状とし、上下逆向きに組み
付けられても良いようにした。なお、図13において、
(a)は外周側の角部の両側にテーパ20eを設けたリ
ング体20の装着状態を示す断面図、(b)は(a)中
のリング体20の単体構成図、(c)は外周側の角部の
両側にR部20fを設けたリング体20の装着状態を示
す断面図である。
【0079】これら本実施形態の第2及び第3の例にお
いても、上記第1の例と同様の作用効果を奏する。ま
た、本実施形態では、溝部13の外周壁14における角
部14cは、従来と同様の構成であってもよいため、コ
ネクタケース3に上記凸部14dを形成する上記の製造
方法に比べて、製造の手間が低減できる。
【0080】(他の実施形態)なお、コネクタケース3
は、PPS等以外の樹脂であってもよく、更には、樹脂
により型成形されたものでなくともプレスや鍛造で成形
された金属製のものであってもよい。
【0081】また、第2のケースであるハウジング7
は、押さえ部材9を有しないものであっても良く、その
場合には、押さえ部材9が設けられていた端面が押さえ
部材の機能を有する。
【0082】また、溝部13の外周壁14は本発明の壁
部に相当するが、壁部は溝部の外周壁でなくとも良く、
例えば、溝部13の内周壁を取り去り外周壁14のみと
した凹部であっても、その側壁が壁部に相当する。ま
た、壁部を、コネクタケース3ではなくハウジング7に
一体に成形されたものであって、且つ、第2の面がコネ
クタケース3と接するものであるようなものとしてもよ
い。
【0083】つまり、Oリング封止タイプの圧力検出装
置において、組み付けられた第1のケース及び第2のケ
ースの少なくとも一方に、または、両ケースとは別体
に、Oリングの外周側に、OリングJ8の外周方向への
動きを抑止する壁部材が存在すれば、この壁部材が本発
明の壁部となる。
【0084】また、本発明の要部は、Oリング12に対
する壁部14、20にあるから、上記実施形態において
他の部分は適宜設計変更して良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る圧力検出装置の全
体概略断面図である。
【図2】図1中のB部拡大図である。
【図3】図2中のC部拡大図である。
【図4】本発明の型装置における成形型の概略断面構成
図である。
【図5】上記第1実施形態に係る圧力検出装置の製造方
法を説明する概略断面図である。
【図6】図5に示す製造方法における凸部の倒れる方向
に応じた角部形状を示す概略断面図である。
【図7】上記第1実施形態における凸部の変形例を示す
概略断面図である。
【図8】上記第1実施形態に係る圧力検出装置の製造方
法の変形例を示す概略断面図である。
【図9】従来のバックアップリングの配置構造の一例を
示す概略断面図である。
【図10】本発明の第2実施形態の第1の例を示す概略
断面図である。
【図11】図10に示すリング体の単体構成図である。
【図12】上記第2実施形態の第2の例を示す図であ
る。
【図13】上記第2実施形態の第3の例を示す図であ
る。
【図14】(a)は試作品としての圧力検出装置の全体
概略断面図、(b)は(a)中のA部拡大図である。
【符号の説明】
1…センサ素子、3…コネクタケース、7…ハウジン
グ、10…圧力検出室、12…Oリング、13…溝部、
14…溝部の外周壁、14a…外周壁の側面、14b…
外周壁における押さえ部材と接する面、14c…外周壁
の角部、14d…凸部、14e…凸部のテーパ、20…
リング体、20a…リング体の内周面、20b…リング
体の端面、20c…リング体の角部、20e…リング体
のテーパ、20f…リング体のR部、140d…倒れた
凸部、200…成形型、204…第4の成形型、204
a、204b…分割型、S…分割型の隙間。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のケース(3)と第2のケース
    (7)とを組み付けることにより形成される圧力検出室
    (10)と、該圧力検出室内に設けられたセンサ素子
    (1)とを備え、 前記圧力検出室の外周囲に、前記第1のケースと前記第
    2のケースとにより挟まれたOリング(12)を配設す
    ることによって前記圧力検出室を気密封止するようにし
    た圧力検出装置において、 前記Oリングに対し前記圧力検出室と反対側の部位に
    は、前記圧力検出室に圧力が印加されたときに前記Oリ
    ングの外周方向への動きを抑止する第1の面(14a、
    20a)を有する壁部(14、20)が配設されてお
    り、 この壁部は、少なくとも前記第1のケースもしくは前記
    第2のケースと接する第2の面(14b、20b)を有
    しており、 前記壁部において前記第1の面と前記第2の面とにより
    画定される角部(14c、20c)のRが、0.1mm
    よりも小さくなっていることを特徴とする圧力検出装
    置。
  2. 【請求項2】 第1のケース(3)と第2のケース
    (7)とを組み付けることにより形成される圧力検出室
    (10)と、該圧力検出室内に設けられたセンサ素子
    (1)とを備え、 前記圧力検出室の外周囲に、前記第1のケースと前記第
    2のケースとにより挟まれたOリング(12)を配設す
    ることによって前記圧力検出室を気密封止するようにし
    た圧力検出装置において、 前記Oリングに対し前記圧力検出室と反対側の部位に
    は、前記圧力検出室に圧力が印加されたときに前記Oリ
    ングの外周方向への動きを抑止する第1の面(14a、
    20a)を有する壁部(14、20)が配設されてお
    り、 この壁部は、少なくとも前記第1のケースもしくは前記
    第2のケースと接する第2の面(14b、20b)を有
    しており、 前記第1の面と前記第2の面とにより画定される前記壁
    部の角部(14c、20c)において、前記第1の面に
    対する同一面と前記第2の面の端部との距離(L1)が
    0.1mmよりも小さくなっていることを特徴とする圧
    力検出装置。
  3. 【請求項3】 前記壁部(14)は、前記第1のケース
    (3)と一体に成形され且つ前記第2の面(14b)は
    前記第2のケース(7)と接するものであることを特徴
    とする請求項1または2に記載の圧力検出装置。
  4. 【請求項4】 前記壁部(20)は、前記第1及び第2
    のケース(3、7)とは別体に配設されたものであるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の圧力検出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記壁部は、前記Oリング(12)より
    も硬い樹脂よりなるリング形状を有するリング体(2
    0)であることを特徴とする請求項4に記載の圧力検出
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のケース(7)は、前記第2の
    面(14b)と接して前記Oリング(12)を前記第1
    のケース(3)とともに挟持するようになっており、 前記角部(14c)は、前記第2のケースに接して前記
    Oリング側へ出っ張る凸部(140d)を有しているも
    のであることを特徴とする請求項1または2に記載の圧
    力検出装置。
  7. 【請求項7】 前記角部(14c)のRは、前記角部に
    形成された微小凸部により形成されたものであることを
    特徴とする請求項1に記載の圧力検出装置。
  8. 【請求項8】 第1のケース(3)と第2のケース
    (7)とを組み付けることにより形成される圧力検出室
    (10)と、該圧力検出室内に設けられたセンサ素子
    (1)とを備え、 前記圧力検出室の外周囲に、前記第1のケースと前記第
    2のケースとにより挟まれたOリング(12)を配設す
    ることによって前記圧力検出室を気密封止するようにし
    た圧力検出装置において、 前記Oリングに対し前記圧力検出室と反対側の部位に
    は、前記圧力検出室に圧力が印加されたときに前記Oリ
    ングの外周方向への動きを抑止する第1の面(14a)
    を有する壁部(14)が配設されており、 この壁部は、前記第2のケースと接する第2の面(14
    b)を有しており、前記壁部において前記第1の面と前
    記第2の面とにより画定される角部(14c)は、前記
    第2のケースに接して前記Oリング側へ出っ張る凸部
    (140d)を有することを特徴とする圧力検出装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のケース(3)は、樹脂の型成
    形により作られたものであることを特徴とする請求項1
    ないし8のいずれか1つに記載の圧力検出装置。
  10. 【請求項10】 検出する圧力が10MPaよりも大き
    い範囲で使用されることを特徴とする請求項1ないし9
    のいずれか1つに記載の圧力検出装置。
  11. 【請求項11】 樹脂により第1のケース(3)を型成
    形する型成形工程と、 前記第1のケースと第2のケース(7)とを組み付ける
    ことにより、センサ素子(1)が収納された圧力検出室
    (10)を形成すると共に、前記圧力検出室の外周囲に
    て前記第1のケースと前記第2のケースとで前記圧力検
    出室を気密封止するためのOリング(12)を挟むよう
    にする組付工程と、を有する圧力検出装置の製造方法に
    おいて、 前記型成形工程において、前記第1のケースの端面のう
    ち前記圧力検出室の外周囲に位置する部位に、前記Oリ
    ングの外周形状に対応した形状を有する溝部(13)を
    形成するとともに、前記第1のケースの端面と前記溝部
    の外周壁面とにより画定される角部(14c)に、前記
    第1のケースの端面から突出する凸部(14d)を形成
    し、 前記組付工程において、前記溝部に前記Oリングを収納
    し、前記第2のケースによって前記凸部を潰しながら前
    記溝部を覆いつつ前記Oリングを押圧することを特徴と
    する圧力検出装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記凸部(14d)に、その突出方向
    に向かって前記Oリング(12)から離れるようにテー
    パ(14e)を形成することを特徴とする請求項11に
    記載の圧力検出装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記角部(14c)に対応する部位に
    て分割された成形型(204)を用い、該成形型の分割
    部の隙間(S)に樹脂をはみ出させることにより、前記
    凸部(14d)を形成することを特徴とする請求項11
    または12に記載の圧力検出装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 樹脂により第1のケース(3)を型成
    形する型成形工程と、 前記第1のケースと第2のケース(7)とを組み付ける
    ことにより、センサ素子(1)が収納された圧力検出室
    (10)を形成すると共に、前記圧力検出室の外周囲に
    て前記第1のケースと第2のケースとで前記圧力検出室
    を気密封止するためのOリング(12)を挟むようにす
    る組付工程と、を有する圧力検出装置の製造方法におい
    て、 前記型成形工程において、前記第1のケースの端面のう
    ち前記圧力検出室の外周囲に位置する部位に、前記Oリ
    ングの外周形状に対応した形状を有する溝部(13)を
    形成し、 前記型成形工程と前記組付工程との間に、前記溝部の外
    周壁面を切削することにより、前記第1のケースの端面
    と前記溝部の外周壁面とにより画定される角部(14
    c)のRを、前記型成形工程によって形成された時点よ
    りも小さくする角部形状調整工程を行い、 前記組付工程において、前記溝部に前記Oリングを収納
    し、前記第2のケースによって前記溝部を覆いつつ前記
    Oリングを押圧することを特徴とする圧力検出装置の製
    造方法。
  15. 【請求項15】 樹脂により第1のケース(3)を型成
    形する型成形工程と、 前記第1のケースと第2のケース(7)とを組み付ける
    ことにより、内部にセンサ素子が収納された圧力検出室
    (10)を形成すると共に、前記圧力検出室の外周囲に
    て前記第1のケースと第2のケースとで前記圧力検出室
    を気密封止するためのOリング(12)を挟むようにす
    る組付工程と、を有する圧力検出装置の製造方法におい
    て、 前記型成形工程において、前記第1のケースの端面のう
    ち前記圧力検出室の外周囲に位置する部位に、前記Oリ
    ングの外周形状に対応した形状を有する溝部(13)を
    形成し、 前記組付工程において、前記溝部に前記Oリングを収納
    すると共に、前記溝部における前記Oリングの外周側の
    部位に前記溝部の深さよりも厚い形状を有する樹脂製リ
    ング(20)を収納し、 前記第2のケースによって前記溝部を覆いつつ前記Oリ
    ング及び前記樹脂製リングを押圧することを特徴とする
    圧力検出装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記樹脂製リング(20)として、リ
    ングの端面と外周面とにより画定される角部に面取り部
    (20e、20f)が形成されているものを用いること
    を特徴とする請求項15に記載の圧力検出装置の製造方
    法。
  17. 【請求項17】 第1のケース(3)と第2のケース
    (7)とを組み付けることにより形成される圧力検出室
    (10)と、該圧力検出室内に設けられたセンサ素子
    (1)とを備え、前記圧力検出室の外周囲に、前記第1
    のケースと第2のケースとにより挟まれたOリング(1
    2)を配設することによって前記圧力検出室を気密封止
    するようにした圧力検出装置において、前記第1のケー
    スを樹脂により成形するための成形型(200)を有す
    る型装置であって、 前記成形型は、前記第1のケースの端面のうち前記圧力
    検出室の外周囲に位置する部位に、前記Oリングの外周
    形状に対応した形状を有する溝部(13)を形成するた
    めの複数個の分割型(204a、204b)を有するも
    のであり、 前記複数個の分割型の隙間に、前記第1のケースの端面
    と前記溝部の外周壁面とにより画定される角部(14
    c)から樹脂をはみ出させることにより、前記角部にお
    いて前記第1のケースの端面から突出する凸部(14
    d)を形成するようにしたことを特徴とする圧力検出装
    置用の型装置。
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