JP2000320787A - 配管用断熱構造、配管の断熱方法、および配管用ユニット断熱材 - Google Patents

配管用断熱構造、配管の断熱方法、および配管用ユニット断熱材

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JP2000320787A
JP2000320787A JP11132629A JP13262999A JP2000320787A JP 2000320787 A JP2000320787 A JP 2000320787A JP 11132629 A JP11132629 A JP 11132629A JP 13262999 A JP13262999 A JP 13262999A JP 2000320787 A JP2000320787 A JP 2000320787A
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Yoshitake Takagi
賀建 高木
Naoki Maeda
直樹 前田
Mitsugi Kobayashi
貢 小林
Yoshio Ehashi
芳夫 江橋
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SANOSEKI ENGINEERING KK
JFE Engineering Corp
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SANOSEKI ENGINEERING KK
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Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭隘な作業スペースにおいて短時間で取付が
可能であり、取付後には容易に補修作業を行うことがで
きる配管用断熱構造を提供する。 【解決手段】 配管の長手方向及び円周方向にそれぞれ
少なくとも2つ、隣接する端部で互いに接続して配置さ
れたユニット断熱材を含む配管用断熱構造である。各ユ
ニット断熱材は、内表面及び外表面を有する断熱材料
と、この断熱材料の外表面に設けられた外装材とを具備
し、隣接するユニット断熱材の接続部分は、外表面側に
設けられた突出部分を伴う段構造を有する断熱材料、及
びこの断熱材料より延出した外装材を有する第1の端部
と、前記段構造に対応する突出部分を内表面側に有する
断熱材料、及びこの断熱材料の端部から延出しない外装
材を有する第2の端部とを含む。第1の端部の断熱材料
は第2の端部の断熱材料と嵌合され、第1の端部の外装
材は第2の端部の外装材上に積層されて結合部材により
結合されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広く狭隘な作業ス
ペースにおける配管用断熱構造および断熱方法に係り、
特に船舶の機関室での配管の断熱構造、断熱方法および
ユニット断熱材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船舶における排ガス管の断熱工事
に当たっては、排ガス管を船内に据え付けて、この排ガ
ス管の表面に断熱材を取り付けた後、外装材で断熱材を
巻くという方法によって施工されてきた。こうした工程
は全て船内で行われるため、断熱作業を施工するには充
分な工事用スペースが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の方法によって機関室の排ガス管の断熱工事を施工する
には、工事用スペースおよび工事後の断熱材の補修作業
用スペースを充分に確保しなければならない。工事上ス
ペース等がとれない狭隘な機関室で排ガス管断熱工事を
行う際には、断熱材や外装材の取り付けが困難であり、
取り付け後の補修作業を容易に行うことができないな
ど、種々の問題を伴っていた。
【0004】本発明は、狭隘な機関室において短時間で
容易に取付が可能であり、取付後には容易に補修作業を
行うことができる配管用断熱構造を提供することを目的
とする。
【0005】また本発明は、狭隘な機関室において、短
時間で容易に行い得る配管の断熱方法を提供することを
目的とする。
【0006】さらに本発明は、狭隘な機関室において短
時間で容易に取付が可能であり、取付後には容易に補修
作業を行うことができる配管用断熱構造を構成するため
のユニット断熱材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、配管の長手方向に少なくとも2つ、配管
の円周方向に少なくとも2つ、隣接する端部で互いに接
続して配置されたユニット断熱材を含む配管用断熱構造
であって、各ユニット断熱材は、内表面およびこれに対
向する外表面を有する断熱材料と、この断熱材料の外表
面に設けられた外装材とを具備し、隣接するユニット断
熱材の接続部分は、外表面側に設けられた突出部分を伴
う段構造を有する断熱材料、およびこの断熱材料より延
出している外装材を有する第1の端部と、前記段構造に
対応する突出部分を内表面側に有する断熱材料、および
この断熱材料の端部から延出せずに設けられた外装材を
有する第2の端部とを含み、前記第1の端部の断熱材料
は前記第2の端部の断熱材料と組み合わされ、前記第1
の端部の外装材は、前記第2の端部の外装材上に重ねら
れて、これらの外装材は結合部材により結合されている
ことを特徴とする配管断熱構造を提供する。
【0008】また本発明は、配管の断熱方法であって、
内表面およびこれに対向する外表面を有する断熱材料
と、この断熱材料の外表面に設けられた外装材とを含む
ユニット断熱材を、配管の長手方向に少なくとも2つ、
配管の円周方向に少なくとも2つ、隣接する端部で互い
に接続して配管の外側に配置し、隣接するユニット断熱
材の接続部分においては、外表面側に設けられた突出部
分を伴う段構造を有する断熱材料、およびこの断熱材料
より延出している外装材を有する第1の端部と、前記段
構造に対応する突出部分を内表面側に有する断熱材料、
およびこの断熱材料の端部から延出せずに設けられた外
装材を有する第2の端部とを組み合わせ、前記第1の端
部の外装材を前記第2の端部の外装材上に重ねて、結合
部材によりこれらを結合することを特徴とする配管の断
熱方法を提供する。
【0009】さらに本発明は、配管の長手方向に少なく
とも2つ、前記配管の外周方向に少なくとも2つ、互い
に隣接する端部で接続して配管の外側に配置されること
により前記配管を覆う断熱構造を形成するための配管用
ユニット断熱材であって、前記ユニット断熱材は、他の
ユニット断熱材に接触する少なくとも3つの接続端部を
有し、内表面およびこれに対向する外表面を含む断熱材
料と、この断熱材料の外表面に設けられた外装材とを具
備し、前記接続端部における前記断熱材料は、他のユニ
ット断熱材と接続された際に互いに適合する突出部分が
内表面側または外表面側のいずれかの領域に設けられた
段構造を有し、前記外表面側に設けられた突出部分を有
する断熱材料を含む接続端部においては、前記外装材は
前記断熱材料より延出していることを特徴とする配管用
ユニット断熱材を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0011】図1には、本発明の断熱構造の一例の概略
を示す。図示するように本発明の配管用断熱構造10
は、配管の長手方向に少なくとも2つ、円周方向にも少
なくとも2つの配管用ユニット断熱材11を、互いに端
部で接触させて接続して配管4の周囲に配置することに
より構成される。
【0012】図2には、図1に示す配管用断熱構造10
の長手方向断面の一部を示し、図3には円周方向におけ
る断面図を示す。各ユニット断熱材11は、配管側に設
けられた断熱材料12と、この断熱材料の外側に設けら
れた外装材13とを含む。本発明において断熱材料12
としては、ロックウール、および珪酸カルシウム等を用
いることができ、外装材13としては、亜鉛めっき鋼板
およびアルミニウム板等を用いることができる。
【0013】図2および図3に示されるように、隣接す
るユニット断熱材11の接続部分においては、各断熱材
料12の端部に設けられた段構造を互いに組み合わせる
ことによって接続されている。
【0014】隣接する2つのユニット断熱材11の接続
部分の拡大図を、図4に示す。図示するように、接続さ
れたユニット断熱材の一方の端部においては、断熱材料
12の外表面側の領域に突出部分が形成されており、こ
の上の外装材13は断熱材料から延出している。また、
他方のユニット断熱材の端部においては、断熱材料12
の内表面側の領域に突出部分が形成されており、外装材
13は断熱材料から延出せずに設けられている。接続さ
れるユニット断熱材の両方の断熱材料の端部に設けられ
た突出部分は互いに適合可能であり、これらを嵌合する
ことによって図4に示されるように隣接する2つのユニ
ット断熱材を組み合わせることができる。
【0015】さらに、端部から延出している外装材13
を他方の外装材13の上に重ね、外装材13同士をボル
ト等の結合部材15で接続することによって、隣接する
ユニット断熱材を一体化する。
【0016】ここで、ユニット断熱材11の円周方向の
形状を表す概略図を図5に示す。図5に示すように、ユ
ニット断熱材11は例えば半割り円筒形状を有してお
り、円周方向端部においては内表面側または外表面側の
いずれかの領域に突出部を設けることによって段構造が
形成されている。この段構造が端部に設けられているの
で、本発明のユニット断熱材を組み合わせて本発明の断
熱構造を構成した際に、断熱効果および固縛効果を高め
ることができる。さらに、外表面側に突出部を有する端
部においては外装材13が断熱材料12より延出してい
るので、他のユニット断熱材と接続する際には隙間なく
取り付けることができる。
【0017】なお、ユニット断熱材における断熱材料の
円周方向端部の形状は、図示する例に限定されるもので
はない。隣接するユニット断熱材同士の接続端部におい
て、互いに嵌合し、外装材を重ねることができる端部構
造であれば、適宜変更することが可能である。
【0018】本発明の配管用断熱構造10を構成するユ
ニット断熱材のうち、両方の長手方向端が他のユニット
断熱材に接触するユニット断熱材11Aと、一方の長手
方向端のみが他のユニット断熱材に接触する、すなわち
長手方向の端に配置されるユニット断熱材11Bとは長
手方向端部の形状が異なる。ここで、ユニット断熱材1
1Aの長手方向の断面図を図6に示し、ユニット断熱材
11Bの長手方向の断面図を図7に示す。
【0019】図6に示すように、長手方向の両方の端部
で他のユニット断熱材に接続されるユニット断熱材11
Aにおいては、断熱材料12の長手方向の一方の端部に
は、外表面側の領域に突出部を有するように段構造が設
けられており、他方の端部には、内表面側の領域に突出
部を有するように段構造が設けられている。さらに、外
表面側の領域に突出部を有する断熱材料上の外装材13
は、断熱材料12より延出して設けられている。これに
よって、上述したようにユニット断熱材11を隣接して
配置し隙間なく取り付けることができる。
【0020】なお、ユニット断熱材11Aにおける断熱
材料12の長手方向端部の形状は、図示する例に限定さ
れるものではない。隣接するユニット断熱材同士の接続
部分において、互いに嵌合し、外装材を重ねることがで
きる端部構造であれば、適宜変更することが可能であ
る。
【0021】また、図7(a)、(b)に示すように、
長手方向のいずれかの端に配置されるユニット断熱材1
1Bにおいては、断熱材料12のいずれか一方の長手方
向の端部の内表面側の領域または外表面側の領域に突出
部を有するように段構造が設けられている。図7(a)
に示されるように、内表面側の領域に突出部を有する端
部では、外装材13は断熱材料12から延出せずに設け
られ、図7(b)に示されるように、外表面側の領域に
突出部を有する断熱材料上の外装材13は、断熱材料1
2より延出して設けられている。端部の構造をこのよう
な段付けとしているので、図6に示されるユニット断熱
材11Aを長手方向に所定の個数配置し、そのいずれか
の端に図7(a)または図7(b)に示すユニット断熱
材11Bを隣接して配置して、これらを隙間なく取り付
けることができる。
【0022】図示するユニット断熱材11においては、
断熱材料12と外装材13とは、スタッドピン14によ
り結合されている。スタッドピン14の代わりに耐熱性
の接着剤等を用いて断熱材料12と外装材13とを結合
してもよい。
【0023】本発明のユニット断熱材11における断熱
材料12の材質や厚さは、配管径、外装材の材質や厚
さ、配管内流体温度等に応じて、適宜決定することがで
きる。例えば、配管径200〜1,500mmφに対し
て亜鉛メッキ鋼板の外装材で厚さ0.5〜2mm、配管
内流体温度200〜500℃のとき計画表面温度50〜
60℃とした場合には、断熱材料は材質として珪酸カル
シウムを用いて厚さ50〜200mmとすることができ
る。
【0024】断熱材料12の内表面には、必要に応じて
セラミックスファイバー等の耐熱性の内装材を設けても
よい。
【0025】また、本発明においては、ユニット断熱材
11は作業者が一人で持ち運びが可能な重量(約30k
g以下)であることが望まれる。ユニット断熱材の重量
をこの程度に抑えるために、本発明のユニット断熱材1
1の長手方向寸法は500〜1,500mmとする。な
お、図示した例においては、ユニット断熱材は半割り円
筒状としたが、これに限定されるものではない。配管表
面を円周方向で2〜4分割した任意の形状とすることが
できる。ユニット断熱材の円周方向の形状も考慮して長
手方向の長さを適宜決定し、一人で持ち運びが可能な重
量にユニット断熱材を設計すればよい。
【0026】本発明のユニット断熱材は、図8に示すよ
うに、例えばボルト締めおよびバンド締めにより配管に
固縛することができる。ボルト15としては、例えば六
角頭タッピングスクリュー(6mmφ×19mm)を使
用することができ、バンド16としては、例えば厚さ
0.3〜0.9mm、幅0.9〜25mmのステンレス
板を用いることができる。こうしたバンド16は、例え
ば、亜鉛メッキ鋼板またはステンレス板からなるシール
金具17により、バンド締機を用いて固定することがで
きる。
【0027】ボルト15およびバンド16の取り付けピ
ッチは、配管やユニット断熱材の寸法等に応じて適宜決
定することができ、例えば250mm〜1,000mm
とする。
【0028】上述したボルト締めおよびバンド締め以外
にも、任意の方法を用いて本発明のユニット断熱材を配
管に固縛することができる。例えば、隣接するユニット
断熱材の一方の端部における外装材にバックルを設け
て、他方の端部における外装材にはこのバックルを架け
止めるための係止体を設けておく。こうして、バックル
を係止体に架け止めることによって、隣接するユニット
断熱材を接続することができる。
【0029】配管の長手方向においては、さらに別の手
法を用いてるユニット断熱材を配管に固縛してもよい。
この場合には、ユニット断熱材の円周方向端に舌片を有
するように、外装材を形成しておく。舌片を有するユニ
ット断熱材を配管の周囲に隣接して配置した後、隣接す
る2つのユニット断熱材の外装材の舌片に、鞘状のロッ
ク部材を嵌合させることによって、ユニット断熱材の長
手方向を接続することができる。
【0030】本発明は、水平方向に延びる配管のみなら
ず、垂直方向に延びる配管にも適用することが可能であ
る。
【0031】
【実施例】機関室より配管を煙突まで導く船舶で、配管
の導設場所が非常に狭く、配管を敷設した後、その配管
表面を従来方法で断熱工事するための作業スペースを確
保できない個所に本発明を適用した。
【0032】まず、断熱材料として厚さ75mmの珪酸
カルシウムを用い、外装材として板厚1.5mm亜鉛メ
ッキ鋼板を用い、これらをスタッドピンにより結合して
図6および図7(a)、(b)に示したようなユニット
断熱材11A、11Bを作製した。なお、ユニット断熱
材の長手方向の寸法は1,200mm程度であり、その
重量は13kg程度である。この寸法および重量は、作
業者が一人で持ち運ぶことが可能な範囲内である。
【0033】これらを用いて、本発明の方法により60
0mmφ、7200mm長の配管の断熱工事を行った。
具体的には、配管の円周方向に2つ、長手方向には6つ
のユニット断熱材を配置し、隣接するユニット断熱材の
接続部分は、六角頭タッピングスクリュー(6mmφ×
19mm)により1200mmのピッチで接続した。さ
らに、厚さ0.9mm、幅25mmのステンレス板から
なるバンドを巻き付け、亜鉛メッキ鋼製のシール金具に
よりバンド締機を用いて固定した。バンドの取付ピッチ
は、約500mmとした。
【0034】この場合、導設場所の隙間が約500mm
程度の寸法のスペースでも断熱工事を施工することがで
きた。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、狭
隘な作業スペースにおいて短時間で容易に取付が可能で
あり、取付後には容易に補修作業を行うことができる配
管用断熱構造が提供される。また本発明によれば、狭隘
な作業スペースにおいて、短時間で容易に行い得る配管
の断熱方法が提供される。さらに本発明によれば、狭隘
な作業スペースにおいて短時間で容易に取付が可能であ
り、取付後には容易に補修作業を行うことができる配管
用断熱構造を構成するためのユニット断熱材が提供され
る。
【0036】本発明により、取付が困難な狭い場所でも
容易に断熱工事を行うことができ、しかも本発明の断熱
構造が損傷した際には、損傷部分のユニット断熱材のみ
を交換することによって、短時間で容易に補修すること
も可能であり、その工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管用断熱構造の一例を表す概略図。
【図2】本発明の配管用断熱構造の長手方向における部
分断面図。
【図3】本発明の配管用断熱構造の円周方向における断
面図。
【図4】本発明の配管用断熱構造の接続部分の概略を表
す拡大図。
【図5】本発明の配管用ユニット断熱材の一例の円周方
向における構成を表す概略図。
【図6】本発明の配管用ユニット断熱材の一例の長手方
向における構成を表す概略図。
【図7】本発明の配管用ユニット断熱材の他の例の長手
方向における構成を表す概略図。
【図8】本発明の配管用断熱構造の固縛方法の一例を表
す概略図。
【符号の説明】
4…配管 10…配管用断熱構造 11…配管用ユニット断熱材 12…断熱材料 13…外装材 14…スタッドピン 15…ボルト 16…ベルト 17…シール金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 直樹 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 小林 貢 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 江橋 芳夫 神奈川県横浜市鶴見区元宮一丁目17番16号 株式会社サノセキエンジニアリング内 Fターム(参考) 3H036 AA01 AB12 AC02 AD01 AD03 AE04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管の長手方向に少なくとも2つ、配管
    の円周方向に少なくとも2つ、隣接する端部で互いに接
    続して配置されたユニット断熱材を含む配管用断熱構造
    であって、 各ユニット断熱材は、内表面およびこれに対向する外表
    面を有する断熱材料と、この断熱材料の外表面に設けら
    れた外装材とを具備し、 隣接するユニット断熱材の接続部分は、外表面側に設け
    られた突出部分を伴う段構造を有する断熱材料、および
    この断熱材料より延出している外装材を有する第1の端
    部と、前記段構造に対応する突出部分を内表面側に有す
    る断熱材料、およびこの断熱材料の端部から延出せずに
    設けられた外装材を有する第2の端部とを含み、 前記第1の端部の断熱材料は前記第2の端部の断熱材料
    と組み合わされ、前記第1の端部の外装材は、前記第2
    の端部の外装材上に重ねられて、これらの外装材は結合
    部材により結合されていることを特徴とする配管断熱構
    造。
  2. 【請求項2】 配管の断熱方法であって、内表面および
    これに対向する外表面を有する断熱材料と、この断熱材
    料の外表面に設けられた外装材とを含むユニット断熱材
    を、配管の長手方向に少なくとも2つ、配管の円周方向
    に少なくとも2つ、隣接する端部で互いに接続して配管
    の外側に配置し、 隣接するユニット断熱材の接続部分においては、外表面
    側に設けられた突出部分を伴う段構造を有する断熱材
    料、およびこの断熱材料より延出している外装材を有す
    る第1の端部と、前記段構造に対応する突出部分を内表
    面側に有する断熱材料、およびこの断熱材料の端部から
    延出せずに設けられた外装材を有する第2の端部とを組
    み合わせ、 前記第1の端部の外装材を前記第2の端部の外装材上に
    重ねて、結合部材によりこれらを結合することを特徴と
    する配管の断熱方法。
  3. 【請求項3】 配管の長手方向に少なくとも2つ、前記
    配管の外周方向に少なくとも2つ、互いに隣接する端部
    で接続して配管の外側に配置されることにより前記配管
    を覆う断熱構造を形成するための配管用ユニット断熱材
    であって、 前記ユニット断熱材は、他のユニット断熱材に接触する
    少なくとも3つの接続端部を有し、内表面およびこれに
    対向する外表面を含む断熱材料と、この断熱材料の外表
    面に設けられた外装材とを具備し、 前記接続端部における前記断熱材料は、他のユニット断
    熱材と接続された際に互いに適合する突出部分が内表面
    側または外表面側のいずれかの領域に設けられた段構造
    を有し、 前記外表面側に設けられた突出部分を有する断熱材料を
    含む接続端部においては、前記外装材は前記断熱材料よ
    り延出していることを特徴とする配管用ユニット断熱
    材。
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