JP2000318887A - ロール紙給紙機構 - Google Patents

ロール紙給紙機構

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JP2000318887A
JP2000318887A JP11131883A JP13188399A JP2000318887A JP 2000318887 A JP2000318887 A JP 2000318887A JP 11131883 A JP11131883 A JP 11131883A JP 13188399 A JP13188399 A JP 13188399A JP 2000318887 A JP2000318887 A JP 2000318887A
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Shingo Takada
真吾 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙をセットするための作業スペースを
本体の後方に取る必要がなく、ロール紙をセットする際
の作業性の向上を図ることができるロール紙給紙機構を
提供する。 【解決手段】 スプーラガイド部21は、ガイド溝25
と、プラテン11の後方であってプラテン11と略同一
の高さの位置に設けられた第一スプーラ保持部26と、
第一スプーラ保持部26の上方であって本体部10の上
端部と略同一の高さの位置に設けられた第二スプーラ保
持部27とを有する。ユーザは、まず、ロール紙2の芯
に差し込まれたスプーラ4を第二スプーラ保持部27に
取着する。次に、ロール紙ガイド部31により、ロール
紙2の先端部をロール紙搬送部51に案内する。その
後、ユーザは、スプーラ4をガイド溝25に沿って第二
スプーラ保持部27から第一スプーラ保持部26に移動
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体としてロ
ール紙を使用するプリンタ等の画像形成装置に用いられ
るロール紙給紙機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ロール紙を利用するプリンタ
やプロッタ等の画像形成装置がある。図4は従来の画像
形成装置の概略側面図である。かかる画像形成装置は、
図4に示すように、ロール紙2の先端部を載置するプラ
テン81と、メインレール82と、キャリッジ83と、
記録ヘッド84と、搬送ローラ85と、ピンチローラ8
6と、圧解除レバー87と、吸引ファン88とを有す
る。ロール紙2は、その芯にスプーラ4が差し込まれた
状態で、所定のロール紙保持部に保持される。ここで、
ロール紙保持部は、例えば、プラテン81の後方であっ
てプラテン81と略同じ高さの位置に設けられる。
【0003】ロール紙2をセットする場合、ユーザは、
まず、圧解除レバー87を操作して、ピンチローラ86
がロール紙2を挟む圧力を解除する。これにより、搬送
ローラ85とピンチローラ86との間にロール紙2を挿
入するスペースができる。次に、ユーザは、本体の後面
側に移動する。そして、ロール紙2をロール紙保持部に
取り付けた後、ロール紙2の先端部を搬送ローラ85と
ピンチローラ86との間に通して、プラテン81上に導
く。その後、図示しない検知センサによりロール紙2が
プラテン81上に存在することが検知されると、吸引フ
ァン88が駆動して、プラテン81上のロール紙2はプ
ラテン81に密着する。次に、ユーザは、再び本体の正
面側に移動し、ロール紙2が印字動作中に斜行すること
がないように、ロール紙2のセット位置を調整する。そ
して、圧解除レバー87を操作して、ロール紙2を搬送
ローラ85とピンチローラ86とによって完全に挟み込
む。これで、ロール紙2をセットする作業が終了する。
【0004】記録ヘッド84はキャリッジ83と共にメ
インレール82に沿って左右に移動する。このとき、記
録ヘッド84のノズルからインクを吐出し、ノズル幅分
の画像をロール紙2に形成する。その後、ロール紙2
は、搬送ローラ85によってノズル幅分だけ搬送され
る。このようにノズル幅分毎に画像を形成する動作を繰
り返すことにより、ロール紙2に全画像が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロール
紙保持部が本体後方に設けられた画像形成装置では、ロ
ール紙をセットするための作業スペースを本体の後方に
確保しておく必要があるため、省スペース化が図れない
という問題があった。しかも、ユーザはロール紙をセッ
トする作業中に本体後方に移動しなければならず、作業
性が悪いという問題もある。この場合、ユーザが本体の
前面側から後面側に手を伸ばしてロール紙をセットする
ことも考えられるが、実際、かかる作業は困難である。
【0006】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、ロール紙をセットするための作業スペースを本
体の後方に取る必要がなく、ロール紙をセットする際の
作業性の向上を図ることができるロール紙給紙機構を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明に係るロール紙給紙機構は、ロール紙の先端
部を載置するプラテンの後方であって前記プラテンと略
同一の高さの位置に設けられた、前記ロール紙の芯に差
し込まれたスプーラを保持するための第一スプーラ保持
部と、前記第一スプーラ保持部の上方の所定の位置に設
けられた、前記スプーラを保持するための第二スプーラ
保持部と、前記スプーラが前記第二スプーラ保持部に取
着されたときに、前記ロール紙の先端部を前記プラテン
上の所定の位置まで案内するロール紙案内手段と、前記
ロール紙を前記プラテン上に沿って搬送するロール紙搬
送手段と、前記第二スプーラ保持部に保持された前記ス
プーラを前記第一スプーラ保持部まで案内するスプーラ
案内手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
であるロール紙給紙機構を適用した画像形成装置の概略
構成図、図2はそのロール紙給紙機構における退避機構
部を説明するための図である。
【0009】図1に示す画像形成装置は、本体部10
と、ロール紙給紙機構20とを備えるものである。本体
部10は、プラテン11と、メインレール12と、キャ
リッジ13と、インクカートリッジ14と、記録ヘッド
15と、吸引ファン16とを有する。
【0010】プラテン11は、その上面にロール紙2の
先端部を載置するものである。ロール紙2の先端部はプ
ラテン11上で記録ヘッド15により画像形成されると
共に、ロール紙給紙機構20によって、図1における右
方向に沿って搬送される。また、吸引ファン16は、プ
ラテン11上に載置されたロール紙2の先端部を吸引し
て、ロール紙2をプラテン11に密着させるものであ
る。
【0011】プラテン11の上方には、メインレール1
2が設けられ、このメインレール12にキャリッジ13
が取り付けられている。キャリッジ13は、図示しない
キャリッジモータによって、図1における前後方向に沿
って往復移動することができる。また、キャリッジ13
には、複数のインクカートリッジ14が取り付けられて
いる。各インクカートリッジ14にはインクを吐出する
記録ヘッド15が設けられており、インクカートリッジ
14は記録ヘッド15を下方に向けてキャリッジ13に
装着される。
【0012】本実施形態のロール紙給紙機構20は、図
1及び図2に示すように、スプーラガイド部21と、ロ
ール紙ガイド部31と、退避機構部41と、ロール紙搬
送部51とを備えるものである。
【0013】スプーラガイド部21は、本体部10の後
方であって左右両側に設けられる。このスプーラガイド
部21には、略弧状のガイド溝25が形成されている。
スプーラ4をロール紙2の芯に差し込んだ状態で、スプ
ーラ4の両端部はそれぞれ、左右のスプーラガイド部2
1に取着される。そして、スプーラ4は、ガイド溝25
に沿って第一スプーラ保持部26と第二スプーラ保持部
27との間を移動することができる。第一スプーラ保持
部26とは、ガイド溝25の下側の端部のことであり、
プラテン11の後方であってプラテン11と略同一の高
さの位置に設けられる。また、第二スプーラ保持部27
とは、ガイド溝25の上側の端部のことであり、第一ス
プーラ保持部26の上方であって本体部10の上端部と
略同じ高さの位置に設けられる。ここで、第二スプーラ
保持部27がその近傍のガイド溝25の高さに比べて同
じかそれよりも低い位置となるように、スプーラガイド
部21の形状を形成している。これにより、スプーラ4
は第二スプーラ保持部27で安定して保持される。
【0014】本実施形態では、第二スプーラ保持部27
を、スプーラ4を取着したり取外したりするために用い
る。実際、第二スプーラ保持部27が本体部10の上端
部と略同じ高さの位置に設けられているので、ユーザは
本体部10の前面側からでも、スプーラ4を第二スプー
ラ保持部27に容易に取着することができる。また、ス
プーラ4を第二スプーラ保持部27に取着した後に、ロ
ール紙2の先端部をセットする。そして、ガイド溝25
に沿って第一スプーラ保持部26に移動させる。これに
より、第一スプーラ保持部26はプラテン11と略同一
の高さに位置しているので、装置自体が安定すると共
に、ロール紙2の搬送時に、ロール紙2が逆カールした
り、紙浮きすることがない。
【0015】ロール紙ガイド部31は、スプーラ4が第
二スプーラ保持部27に取着されたときに、ロール紙2
の先端部をプラテン11上の所定の位置まで案内するも
のである。かかるロール紙ガイド部31は、図1及び図
2に示すように、紙検知センサ35と、一対の給紙ロー
ラ36と、モータ37と、給紙制御部38と、板状部材
39とを有する。
【0016】紙検知センサ35は、給紙ローラ36の近
傍の領域にロール紙2が存在するか否かを検知するもの
である。紙検知センサ35からの信号は給紙制御部38
に送られる。一対の給紙ローラ36は、その間に挟まれ
たロール紙2をロール紙搬送部51に給紙するものであ
る。給紙制御部38は、紙検知センサ35からロール紙
2が存在する旨の信号が送られたときに、モータ37を
駆動して給紙ローラ36を回転させる。これらの紙検知
センサ35、給紙ローラ36、モータ37及び給紙制御
部38は、板状部材39に取り付けられている。この板
状部材39は、支点39aの回りに回動可能に構成され
ている。
【0017】退避機構部41は、ロール紙ガイド部31
をロール紙2の搬送の妨げにならない所定の位置に退避
させるものであり、図2(a)及び(b)に示すよう
に、連結板45と、ピン46と、付勢手段としてのバネ
47と、係止手段としての留め金48とを有する。ここ
で、図2(a)はスプーラ4が第二スプーラ保持部27
に保持されている状態を示す図であり、図2(b)はス
プーラ4が第一スプーラ保持部26に保持されている状
態を示す図である。
【0018】連結板45の一方の端部は、板状部材39
の側部に取り付けられる。そして、かかる連結板45に
は、他方の端部から略中央部にかけて、ガイド溝45a
が形成されている。連結板45のガイド溝45aとスプ
ーラガイド部21のガイド溝25とは、ピン46により
連結される。また、連結板45には、連結板45を上方
に付勢するバネ48が取り付けられている。スプーラ4
が第二スプーラ保持部27に保持されているときには、
図2(a)に示すように、バネ48の付勢力と重力との
釣り合いにより、連結板45はスプーラガイド部21の
ガイド溝25の略中央に位置し、板状部材39はその支
点39aよりも上方に位置している。留め金48は、連
結板45が押し下げられたときに連結板45をバネ47
の付勢力に抗して係止するものである。
【0019】ロール紙2の芯に差し込まれたスプーラ4
を第二スプーラ保持部27からガイド溝25に沿って第
一スプーラ保持部26に移動させると、図2(b)に示
すように、スプーラ4により連結板45が押し下げら
れ、連結板45の端部は留め金48によって係止され
る。このとき、その押し下げられた連結板45により、
板状部材39は、支点39aの回りに回転して、支点3
9aよりも下方に位置するようになる。こうして、板状
部材39、したがってロール紙ガイド部31がロール紙
2の搬送の妨げにならない位置に退避する。
【0020】尚、例えばロール紙2の交換時等、スプー
ラ4を第一スプーラ保持部26から外す場合には、留め
金48に連結された外部のレバー(不図示)を倒せばよ
い。すると、留め金48と連結板45との係合状態が解
かれ、バネ48の付勢力によって連結板45が上方に移
動すると共に、スプーラ4も上方に移動する。そして、
ユーザは、スプーラ4をガイド溝25に沿って第二スプ
ーラ保持部27まで移動させた後、スプーラ4をスプー
ラガイド部21から取り外して、新たなロール紙をセッ
トする。
【0021】ロール紙搬送部51は、ロール紙2をプラ
テン11上に沿って搬送するものであり、搬送ローラ5
5と、ピンチローラ56と、圧解除レバー57とを有す
る。ロール紙2は下側の搬送ローラ55と上側のピンチ
ローラ56との間に挟まれて、搬送される。圧解除レバ
ー57は、ピンチローラ56の位置を移動させるもので
ある。圧解除レバー57を下げると、ピンチローラ56
が下方に移動してピンチローラ56と搬送ローラ55で
ロール紙2を挟むことができ、また、圧解除レバー57
を上げると、ピンチローラ57が上方に移動し、ロール
紙2を挟む圧力を解除される。
【0022】ロール紙2に画像を形成する場合、記録ヘ
ッド15はキャリッジ13と共にメインレール12に沿
って左右に移動する。このとき、記録ヘッド15のノズ
ルからインクを吐出し、ノズル幅分の画像をロール紙2
に形成する。その後、ロール紙2は、ロール紙搬送部5
1によってノズル幅分だけ搬送される。このようにノズ
ル幅分毎に画像を形成する動作を繰り返すことにより、
ロール紙2に全画像が形成される。
【0023】次に、本実施形態のロール紙給紙機構にお
けるロール紙2をセットする作業手順について説明す
る。図3はロール紙2をセットする作業手順を説明する
ためのフローチャートである。
【0024】本実施形態のロール紙給紙機構では、ユー
ザは、作業中に移動することなく、常時、本体部10の
前面側から作業を行う。まず、ユーザは、図1に示すよ
うに、ロール紙2の芯に差し込んだスプーラ4を第二ス
プーラ保持部27に取着する(S1)。このとき、第二
スプーラ保持部27は本体部10と略同じ高さの位置に
あるので、本体部10が作業の邪魔になることはなく、
ユーザは、スプーラ4を第二スプーラ保持部27に容易
に取着することができる。その後、ユーザは、圧解除レ
バー57を上げて、ピンチローラ56がロール紙2を挟
む圧力を解除する(S2)。これにより、搬送ローラ5
5とピンチローラ56との間にロール紙2を挿入するス
ペースができる。
【0025】次に、ユーザは、ロール紙2の先端をロー
ル紙ガイド部31の給紙ローラ37に突き当てる(S
3)。一方、給紙制御部38は、紙検知センサ35から
の信号に基づいてロール紙2が給紙ローラ36の近傍の
領域に存在するか否かを判断している(S4)。そし
て、ロール紙2が存在すると判断すると、給紙制御部3
8は、モータ37を駆動して給紙ローラ36を回転させ
る。これにより、ロール紙2の先端部は、搬送ローラ5
5とピンチローラ56との間のスペースまで自動で給紙
される(S5)。ユーザは、ロール紙2が印字動作中に
斜行することがないように、ロール紙2の先端部の位置
や向き等を調整する。その後、ユーザは、圧解除レバー
57を下げて、ロール紙2を搬送ローラ55とピンチロ
ーラ56とによって完全に挟み込む(S6)。
【0026】次に、ユーザは、スプーラ4を第二スプー
ラ保持部27からガイド溝25に沿って第一スプーラ保
持部26まて手動で移動させる(S7)。このとき、ス
プーラ4の移動に連動して、連結板45も下方に移動す
る。そして、連結板45に連結された板状部材39が支
点39aの回りに回転することにより、ロール紙ガイド
部31がロール紙2の搬送の妨げにならない下方の位置
に退避する。以上で、ロール紙2をセットする作業が終
了する。
【0027】尚、このようにロール紙2をセットした後
には、図2(b)に示すように、第二スプーラ保持部2
7は空いている。このため、ロール紙2が第一スプーラ
保持部26に保持されているときには、第二スプーラ保
持部27を予備のロール紙の保管場所として利用しても
よい。
【0028】本実施形態のロール紙給紙機構では、プラ
テンの後方であってプラテンと略同一の高さの位置に設
けられた第一スプーラ保持部と、第一スプーラ保持部の
上方の所定の位置に設けられた第二スプーラ保持部との
間でスプーラを案内するスプーラガイド部を設けたこと
により、ユーザは、本体部の前面側から、スプーラを第
二スプーラ保持部に容易に取着することができると共に
その後にスプーラガイド部を利用してスプーラを第一ス
プーラ保持部に移動することができる。このため、本体
部の後面に作業スペースを確保する必要がなくなり、省
スペース化が可能となると共に、ロール紙のセット時に
おけるユーザの作業性の向上を図ることができる。尚、
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲内において
種々の変形が可能である。
【0029】例えば、上記の実施形態では、ユーザがス
プーラをスプーラガイド部のガイド溝に沿って第二スプ
ーラ保持部から第二スプーラ保持部まで手動で移動させ
る場合について説明したが、かかるスプーラの移動はモ
ータ等を用いて自動で行うようにしてもよい。
【0030】また、上記の実施形態では、ロール紙ガイ
ド部に紙検知センサを設け、紙検知センサからロール紙
が存在する旨の信号が送られたときに給紙制御部がモー
タを駆動して給紙ローラを回転させることにより、ロー
ル紙を自動で給紙する場合について説明したが、給紙ロ
ーラの回転を手動で行うようにしてもよい。また、ロー
ル紙ガイド部としては、摩擦抵抗の少ない、滑りのよい
材料で作られた板状部材により、ロール紙をロール紙搬
送部まで案内するものを用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明のロール紙給
紙機構によれば、プラテンの後方であってプラテンと略
同一の高さの位置に設けられた第一スプーラ保持部と、
第一スプーラ保持部の上方の所定の位置に設けられた第
二スプーラ保持部と、第二スプーラ保持部に保持された
スプーラを第一スプーラ保持部まで案内するスプーラ案
内手段とを設けたことにより、ユーザは、本体の前面側
から、スプーラを第二スプーラ保持部に容易に取着する
ことができると共にその後にスプーラ案内手段を利用し
てスプーラを第一スプーラ保持部に移動することができ
る。このため、本体の後面に作業スペースを確保する必
要がなくなり、省スペース化が可能となると共に、ロー
ル紙のセット時におけるユーザの作業性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるロール紙給紙機構を
適用した画像形成装置の概略構成図である。
【図2】そのロール紙給紙機構における退避機構部を説
明するための図である。
【図3】そのロール紙給紙機構においてロール紙をセッ
トする作業手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】従来の画像形成装置の概略側面図である。
【符号の説明】
2:ロール紙、4:スプーラ、20:ロール紙給紙機
構、21:スプーラガイド部、25:ガイド溝、26:
第一スプーラ保持部、27:第二スプーラ保持部、3
1:ロール紙ガイド部、35:紙検知センサ、36:給
紙ローラ、37:モータ、38:給紙制御部、39:板
状部材、39a:支点、41:退避機構部、45:連結
板、45a:ガイド溝、46:ピン、47:バネ、4
8:留め金、51:ロール紙搬送部、55:搬送ロー
ラ、56:ピンチローラ、57:圧解除レバー。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙の先端部を載置するプラテンの
    後方であって前記プラテンと略同一の高さの位置に設け
    られた、前記ロール紙の芯に差し込まれたスプーラを保
    持するための第一スプーラ保持部と、 前記第一スプーラ保持部の上方の所定の位置に設けられ
    た、前記スプーラを保持するための第二スプーラ保持部
    と、 前記スプーラが前記第二スプーラ保持部に取着されたと
    きに、前記ロール紙の先端部を前記プラテン上の所定の
    位置まで案内するロール紙案内手段と、 前記ロール紙を前記プラテン上に沿って搬送するロール
    紙搬送手段と、 前記第二スプーラ保持部に保持された前記スプーラを前
    記第一スプーラ保持部まで案内するスプーラ案内手段
    と、 を具備することを特徴とするロール紙給紙機構。
  2. 【請求項2】 前記ロール紙案内手段は、回転によって
    前記ロール紙を前記ロール紙搬送手段に給紙する給紙ロ
    ーラを有するものであることを特徴とする請求項1記載
    のロール紙給紙機構。
  3. 【請求項3】 前記ロール紙案内手段は、前記給紙ロー
    ラの近傍の領域における前記ロール紙の存在を検知する
    ロール紙検知手段と、前記給紙ローラの回転を駆動する
    駆動手段と、前記ロール紙検知手段から前記ロール紙が
    存在する旨の信号が送られたときに前記駆動手段を制御
    して前記ロール紙を給紙する給紙制御手段とを有するも
    のであることを特徴とする請求項2記載のロール紙給紙
    機構。
  4. 【請求項4】 前記給紙ローラの回転を手動で行うこと
    を特徴とする請求項2記載のロール紙給紙機構。
  5. 【請求項5】 前記ロール紙案内手段は、摩擦抵抗の少
    ない材料で作られた板状部材であることを特徴とする請
    求項1記載のロール紙給紙機構。
  6. 【請求項6】 前記ロール紙搬送手段は、回転によって
    前記ロール紙を搬送する搬送ローラを有するものである
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のロ
    ール紙給紙機構。
  7. 【請求項7】 前記スプーラが前記スプーラ案内手段に
    より案内されて前記第二スプーラ保持部から前記第一ス
    プーラ保持部に移動するときに、前記スプーラの移動と
    連動して、前記ロール紙案内手段を前記ロール紙の搬送
    の妨げにならない所定の位置に退避させる退避機構を備
    えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6
    記載のロール紙給紙機構。
  8. 【請求項8】 前記ロール紙が前記第一スプーラ保持部
    に保持されているときに、予備のロール紙を前記第二ス
    プーラ保持部に取着して保管することを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6又は7記載のロール紙給紙機
    構。
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