JP2000317880A - シート切断装置 - Google Patents

シート切断装置

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JP2000317880A
JP2000317880A JP11126963A JP12696399A JP2000317880A JP 2000317880 A JP2000317880 A JP 2000317880A JP 11126963 A JP11126963 A JP 11126963A JP 12696399 A JP12696399 A JP 12696399A JP 2000317880 A JP2000317880 A JP 2000317880A
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cutter
screw
sheet
sheet cutting
elastic member
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修一 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート切断装置に備えられるカッターを交換す
るに際して、工具を使用することなくカッターを交換す
ることを可能にし、また、カッターの落下やカッターを
固定するための部品の解離を防止しする。 【解決手段】シート上を移動可能な本体に取り付けられ
たカッターによって、上記本体の移動に伴って上記シー
トを切断するシート切断装置において、カッターが配設
される第一の凹部が形成されたカッター保持部材と、上
記カッター保持部材の上記第一の凹部内に埋設され、上
記第一の凹部に配設された上記カッターを吸着する磁石
と、上記第一の凹部にカッターを配設した上記カッター
保持部材が、上記カッターとともに配設される第二の凹
部が形成された本体と、上記第一の凹部にカッターを配
設した上記カッター保持部材が上記本体の上記第二の凹
部に配設された状態で、上記カッター保持部材と上記本
体とを固定する固定部材とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート切断装置に
関し、さらに詳細には、数値制御によるプロッターなど
に備えられ、カッターでシートを切断するようにしたシ
ート切断装置に関する。
【0002】なお、本明細書において「シート」とは、
普通紙などの紙類は勿論のこと、OHPシートあるいは
PVCシートなどのような、カッターで切断可能な各種
の媒体をも含むものとする。
【0003】
【従来の技術】従来より、マイクロ・コンピューターに
よって全体の動作を制御され、給紙装置によって供給さ
れたシートを、互いに付勢された状態で対設された駆動
輪とピンチロールとによって挟持し、挟持したシートを
駆動輪の回転に応じてシートの長手方向に移動してプラ
テン上に配設し、プラテン上において所定の印刷を行
い、所定の印刷が行われた部分のシートを、シート切断
装置をシートの幅方向で移動することによって自動的に
切り離せるようにしたプロッターが知られている。
【0004】図1には、上記したようなプロッターの要
部概略構成説明図が示されており、このプロッターは、
シートの幅方向に延長して配設された固定系のベース部
材102と、ベース部材102の左右両端でベース部材
102に直交して配設された側方部材104と、これら
左右2つの側方部材104を連結するレール106と、
レール106に可動自在の状態で配設されたキャリッジ
107と、キャリッジ107に固定的に配設されたシー
ト切断装置110と、シート切断装置110と対向して
ベース部材102上のシートの幅方向に延長して配設さ
れたプラテン108と、プラテン108と平行してベー
ス部材102上に配設された駆動輪(図示せず)と、駆
動輪に対向して配設された一対のピンチロール109と
を有して構成されている。
【0005】そして、図2には、シート切断装置110
の概略構成説明図が示されている。なお、説明の都合
上、この図2に示す状態をシート切断装置110の正面
図とする。
【0006】このシート切断装置110は、キャリッジ
107に固定的に配設された略板状の基体112と、基
体112のスライド溝部112a内にピン118aを備
えて移動可能に配設されたスライド部材118と、基体
112に支軸114を中心に回動自在に配設された略板
状の回転体120と、回転体120に支軸116aを中
心に回動自在に軸支された押圧ローラー116と、押圧
ローラー116と回転体120との間に形成された間隙
に位置するように受け溝120a(後述する)内に嵌入
した状態で取り付けネジ130によってネジ止めされた
カッター200とを有して構成されている。
【0007】ここで、カッター200は、略平行四辺形
の薄板状体であり、薄板状体の先端部に位置する刃部2
00aと、後述する受け溝120aに嵌入する基部20
0bとを有している。
【0008】図3には、回転体120の概略構成説明図
が示されており、カッター200の基部200bの外郭
線と適合する形状とカッター200の厚みと略等しい深
さとを有する受け溝120aが形成され、受け溝120
aに隣接して取り付けネジ130がネジ結合するネジ孔
122cが穿設され、スライド部材118のピン118
aが位置するカム孔122b、支軸114が貫通する軸
孔122aならびに押圧ローラ116を軸支する軸11
6aが貫通する軸孔126aとが穿設されている。
【0009】以上の構成において、このシート切断装置
110は、キャリッジ107に基体112が固定的に配
設され、カッター200がシートに対して直交するよう
にしてプロッターに配設されることになるものである
(図1参照)。
【0010】そして、シート切断装置110を用いてシ
ートを切断する場合には、シートに所定の印刷を行った
後に、カッター200の刃部200aがシートに接して
いない状態(図1に示す状態)から、バネなどの付勢手
段(図示せず)の付勢力によってスライド部材118が
スライド溝部112a内を移動するのに伴って、ピン1
18aがカム孔122b内を移動し、回転体120が支
軸114を中心に回動して押圧ローラー116をシート
に当接させ、カッター200の刃部200aがシートに
当接した状態(図2に示す状態)へと移行させる。
【0011】こうして、カッター200の刃部200a
がシートに当接した状態において、駆動手段(図示せ
ず)によってキャリッジ107がレール106に沿って
移動するのに伴い、シート切断装置110もシートの幅
方向に移動して、刃部200aによって所定の印刷が行
われた部分のシートを切断するものである。
【0012】ここで、カッター200の刃部200aが
シートを切断する能力は、シートを切断することによっ
て低下する。即ち、未使用のカッター200の刃部20
0aがシートを切断する能力は、シートを切断するにつ
れて徐々に低下してゆくものであり、このため、使用さ
れて切断する能力が低下したカッター200を、適時に
未使用のカッター200に交換することが必要とされて
いた。
【0013】そして、従来のシート切断装置110にお
いて、上記したカッター200の交換のために新たなカ
ッター200を回転体120に取り付ける際には、シー
ト切断装置110をプロッターに配設した状態(図1に
示す状態)のまま、ピンセットなどによりカッター20
0を挟持して、回転体120と押圧ローラー116との
間に形成された間隙にカッター200を挿入し、カッタ
ー200の基部200bを受け溝120aに嵌め合わせ
る。
【0014】それから、カッター200の基部200b
が受け溝120aに嵌め合された状態を保持しながら、
取り付けネジ130の柄部に筒状の介在リング(図示せ
ず)を貫通させた取り付けネジ130をネジ孔122c
にネジ込む。
【0015】こうして、カッター200は、取り付けネ
ジ130によって介在リングを介して回転体120に圧
接され、受け溝120aに嵌入した状態で位置決めされ
てネジ止めされる。
【0016】なお、使用されて切断する能力が低下した
カッター200を回転体120から取り除く際には、取
り付けネジ130を緩め、使用されて切断する能力が低
下したカッター200を回転体120から取り外せばよ
い。
【0017】ところで、従来のシート切断装置110に
おいては、上記したようにしてカッター200を回転体
120に取り付ける際には、カッター200を挟持する
ためにピンセットなどの工具を使用しなけばならず、こ
うした工具を使用せずにカッター200を回転体120
に取り付けることが困難であるという問題点があった。
【0018】また、従来のシート切断装置110におい
てはカッター200を回転体120から取り外すために
取り付けネジ130を緩めると、カッター200がシー
トに対して直交するようにして配設されているので、カ
ッター200が刃部200aの方からシート上に落下し
てシートを破損してしまう恐れがあり、また、カッター
200を固定していた取り付けネジ130と介在リング
とカッター200とがそれぞれ別々に解離してしまうの
で、部品の紛失を招く恐れがあるという問題点があっ
た。
【0019】つまり、従来のシート切断装置110にお
いては、カッター200の交換に際して、工具を使用し
なければならず、また、カッター200が落下したり、
カッター200を固定するための部品が解離するという
問題点があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、シート切断装置に備え
られるカッターを交換するに際して、工具を使用するこ
となくカッターを交換することを可能にし、また、カッ
ターの落下やカッターを固定するための部品の解離を防
止したシート切断装置を提供しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、シート上を
移動可能な本体に取り付けられたカッターによって、上
記本体の移動に伴って上記シートを切断するシート切断
装置において、カッターが配設される第一の凹部が形成
されたカッター保持部材と、上記カッター保持部材の上
記第一の凹部内に埋設され、上記第一の凹部に配設され
た上記カッターを吸着する磁石と、上記第一の凹部にカ
ッターを配設した上記カッター保持部材が、上記カッタ
ーとともに配設される第二の凹部が形成された本体と、
上記第一の凹部にカッターを配設した上記カッター保持
部材が上記本体の上記第二の凹部に配設された状態で、
上記カッター保持部材と上記本体とを固定する固定部材
とを有するようにしたものである。
【0022】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、カッターはカッター保持部材の第一の凹部
に埋設された磁石によって吸着され、自重によってカッ
ター保持部材から重力で落下するようなことはなく、固
定部材を用いてシート切断装置の本体に形成された第二
の凹部に容易に固定することができる。
【0023】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の発明において、上記固定部材は、
ネジの柄部の先端部分のみにネジ部が形成されたネジで
あり、上記カッター保持部材は、上記ネジの上記ネジ部
がネジ結合するネジ受け部が上記ネジが挿入される側の
開口部付近のみに形成された第一のネジ孔を有し、上記
基体部材は、上記ネジの上記ネジ部がネジ結合する第二
のネジ孔を有するようにしたものである。
【0024】従って、本発明のうち請求項2に記載の発
明によれば、ネジのネジ部とカッター保持部材のネジ受
け部とをネジ結合させ、さらにネジ込んでいって両者の
噛み合いが終了すると、ネジ部がネジ受け部に係止され
て抜け止めされた状態でネジとカッター保持部材とが一
体化され、さらに、カッター保持部材の第一の凹部に磁
石によって吸着されて配設しているカッターを、シート
切断装置の本体に形成された第二の凹部に配設して、第
一のネジ孔を貫通するネジを第二のネジ孔とネジ結合さ
せて固定することができる。
【0025】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
は、請求項2に記載の発明において、さらに、上記ネジ
のネジ頭と上記カッター保持部材との間に介挿され、上
記ネジの上記柄部の軸方向に拡開する付勢力を有する弾
性部材を有するようにしたものである。
【0026】従って、本発明のうち請求項3に記載の発
明によれば、ネジのネジ部とカッター保持部材のネジ受
け部とをネジ結合させ、さらにネジ込んでいって両者の
噛み合いが終了した状態において、弾性部材の付勢力に
よってカッター保持部材からネジ頭が離隔し突出するの
で、ネジ頭を容易に把持してネジと一体になったカッタ
ー保持部材を確実に把持することができ、ネジのネジ部
を第一のネジ孔内に位置させて、ネジのネジ部が第一の
ネジ孔を貫通していない状態でカッター保持部材を本体
の第二の凹部に配設することができ、さらに、ネジが第
二のネジ孔から完全に緩んだことを容易に認識すること
ができる。
【0027】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
は、請求項1、請求項2または請求項3のいずれか1項
に記載の発明において、上記第一の凹部は、上記カッタ
ーの外郭に適合する形状と上記カッターの厚みに適合す
る深さとを有するようにしたものである。
【0028】従って、本発明のうち請求項4に記載の発
明によれば、カッターを第一の凹部において位置決めす
ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明によるシート切断装置の実施の形態の一例を詳細に
説明するものとする。
【0030】図4には、図2に対応する本発明によるシ
ート切断装置10の概略構成説明図(正面図)が示され
おり、図5には図4におけるA矢視図(平面図)が示さ
れている。
【0031】即ち、このシート切断装置10は、上記し
たようなプロッターに従来のシート切断装置110と同
様にして配設されてシートを切断するものであり、シー
ト切断装置10に取り付けられるカッター200も上記
したカッター200と同一のものでよい。
【0032】このシート切断装置10は、プロッターの
キャリッジ107に固定的に配設された略板状の基体1
2と、基体12のスライド溝部12a内にピン18aを
備えて移動可能に配設されたスライド部材18と、基体
12に支軸14を中心に回動自在に配設された略板状の
回転体20と、回転体20に支軸16aを中心に回動自
在に軸支された押圧ローラー16と、カッター200を
保持するカッターホルダー50と、押圧ローラー16と
回転体20との間に形成された間隙にカッターホルダー
50に保持されたカッター200を位置するように固定
する取り付けネジ30とを有して構成されている。
【0033】そして、図6には回転体20とカッターホ
ルダー50とを中心とした概略構成分解説明図が示さ
れ、回転体20は、その上端部20aと、基体12と接
する面の反対側の面たる表面部20bとを有している。
【0034】さらに、表面部20bには凹凸が形成され
ており、詳細には、凸部たる上面部22と、上面部22
と隣接する凹部たる受け部24と、シートを切断する際
にシートに当接する押圧ローラー16が回動自在に軸支
される凹部たる周縁部26とが形成されている。
【0035】なお、凹部たる受け部24の深さは、凹部
たる周縁部26の深さに比べてより深いものであり、表
面部20bは上面部22から周縁部26、受け部24の
順で深く窪んでいる。
【0036】ここで、上面部22と受け部24との隣接
部28aの段差は、後述するカッターホルダーの境界部
58aの段差と適合するように寸法設定されており、ま
た、周縁部26と受け部24との隣接部28bの段差
は、カッター200の厚みと略等しくなるように寸法設
定されているものである。
【0037】また、上面部22には、隣接部28aに近
接して取り付けネジ30がネジ結合するネジ孔22cが
穿設されるとともに、スライド部材18のピン18aが
位置するカム孔22bと支軸14が貫通する軸孔22a
とが穿設され、周縁部26には、押圧ローラー16を軸
支する軸16aが貫通する軸孔26aが穿設されてい
る。
【0038】そして、図7(a)にはカッターホルダー
50を中心とした正面図が示され、図7(b)には図7
(a)の右側面図が示され、図7(c)には図7(a)
の背面図が示され、、図7(d)には図7(a)の左側
面図が示され、図7(e)には図7(a)の平面図が示
され、図7(f)には図7(b)の断面図が示されてい
る。
【0039】さらに、図8には図7(f)の分解説明図
が示されており、取り付けネジ30、弾性部材40なら
びにカッターホルダー50の概略構成説明図が示されて
いる。
【0040】取り付けネジ30は、柄部30aの先端の
みに雄ネジ部30cが形成されており、柄部30aのネ
ジ頭30b近傍には雄ネジ部30cは形成されていない
ものである。
【0041】また、柄部30aの長さが後述するカッタ
ーホルダー50のネジ孔50cの長さと比べて長くなる
ように寸法設定されているので、雄ネジ部30cは後述
するカッターホルダー50のネジ孔50cを貫通するよ
うになるものである。
【0042】弾性部材40は、この実施の形態において
はコイルスプリングにより構成されており、弾性部材4
0の巻き径が取り付けネジ30のネジ頭30bの直径に
比べて小さいものとする。また、弾性部材40は拡開
(伸張)方向への付勢力を有するものとする。
【0043】また、図9にはカッターホルダー50の説
明図が示されており、(a)は正面図であり、(b)は
背面図であり、(c)は右側面図であり、(d)は左側
面図、(e)は平面図であり、(f)は底面図であり、
(g)は(b)の一部拡大説明図である。
【0044】このカッターホルダー50の回転体20と
接する面の反対側の面たる正面には、円柱上の突起部5
0aが突設されており(図9(a)参照)、突起部50
aには弾性部材40が配置される弾性部材溝部50bが
形成され、さらに中心にネジ孔50cが穿設されてい
る。
【0045】ネジ孔50cは、カッターホルダー50の
正面付近のみに雌ネジ部50dが形成されており、回転
体20と接する背面付近には雌ネジ部50dは形成され
ていないものである(図8参照)。
【0046】そして、図9(b)(g)に示されている
ように、カッターホルダー50の回転体20と接する背
面には凹凸が形成されており、回転体20の上端部20
aに係止される凸部たる係止部51と、回転体20の上
面部22と接する凹部たる上面部接触面52と、回転体
20の受け部24に接する凸部たる受け部接触面54
(図9(g)網掛け部参照)と、カッター200が嵌入
される凹部たるカッター接触面56とがある。
【0047】上面部接触面52とカッター接触面56と
の境界部58aは、上面部22と受け部24の隣接部2
8aの形状と合致する形状を有し、境界部58aの段差
は隣接部28aの段差に適合するように寸法設定されて
いる。
【0048】また、受け部接触面54とカッター接触面
56との境界部58b(境界部58bは、境界部58b
−1と境界部58b−2とに分断されて構成されてい
る。)は、カッター200の基部200bの外郭線と合
致して適合する鋭角形状を有し、境界部58bの段差は
カッター200の厚みと略等しくなるように寸法設定さ
れている。
【0049】そして、カッター接触面56には、マグネ
ット57の表面57aがカッター接触面56と同一平面
上に位置するようにマグネット57が埋配されており、
上面部接触面52にはネジ孔50cが穿設されている。
【0050】以上の構成において、取り付けネジ30と
弾性部材40とカッターホルダー50とを組み付けるに
は、まず、弾性部材40の付勢方向が取り付けネジ30
の柄部30aの軸方向と一致するように弾性部材40を
カッターホルダー50の弾性部材溝部50bに挿入し
て、弾性部材40が取り付けネジ30の柄部30aの外
周を囲むようにした状態で、ネジ頭30bと突起部50
aとの間に弾性部材40を介挿する。
【0051】それから、取り付けネジ30の雄ネジ部3
0cをネジ孔50cの雌ネジ部50dにネジ込むことに
より、取り付けネジ30と弾性部材40とカッターホル
ダー50とが組み付けられる(図7参照)。
【0052】取り付けネジ30の雄ネジ部30cをネジ
孔50cの雌ネジ部50dにさらにネジ込んでゆくと、
ついには、雄ネジ部30cと雌ネジ部50dとの噛み合
いが終了し、雌ネジ部50dにはネジ頭30b近傍の柄
部30aが位置するようになり、取り付けネジ30はネ
ジ孔50cにおいて弾性部材40の付勢力によりカッタ
ーホルダー50から抜ける方向に付勢される。
【0053】ただし、雄ネジ部30cが雌ネジ部50d
に係止されて抜け止めされるので、柄部30aがネジ孔
50cから抜けるようなことはない。このため、取り付
けネジ30と弾性部材40とカッターホルダー50とが
別々に解離するようなことがなくなり、カッター200
を回転体20に取り付ける部品を一体化することができ
るようになる。
【0054】また、弾性部材40の付勢力によって突起
部50aからネジ頭30bが離隔するように突出される
ので、カッター200の交換を行う作業者はネジ頭30
bを容易に把持することができるようになり、これによ
り取り付けネジ30と一体になったカッターホルダー5
0を確実に把持することができる。
【0055】さらに、この際に、雄ネジ部30cがネジ
孔50cを貫通することなくネジ孔50c内に位置し
て、ネジ孔50cの上面部接触面52における開口部か
ら突出していない状態で、取り付けネジ30と弾性部材
40とカッターホルダー50とが組み付けることができ
る。
【0056】そして、カッター200を回転体20に取
り付けるには、まず、上記したようにして取り付けネジ
30と弾性部材40とを組み付けたカッターホルダー5
0のカッター接触面56にカッター200を配置する。
【0057】この際、カッター200はマグネット57
の磁力によってカッター接触面56に吸着されるので、
カッター200は自重によってカッターホルダー50か
ら重力で落下するようなことはなくなる。
【0058】さらに、境界部58bの段差はカッター2
00の厚みと略等しく、境界部58bを構成する境界部
58b−1と境界部58b−2とが、カッター200の
基部200bの外郭に適合する鋭角形状を成しているの
で、カッター200を配置する際の位置決めが容易にな
る(図7ならびに図9参照)。
【0059】それから、マグネット57の磁力によりカ
ッター200を吸着したカッターホルダー50を取り付
けネジ30のネジ頭30bを把持することなどにより保
持し、矢印B方向(図6参照)から回転体20と押圧ロ
ーラー16との間に形成された間隙にカッター200を
挿入するように配置すると、境界部58aが隣接部28
aと合致し、上面部接触面52が上面部22(図10斜
線部参照)と当接するとともに、受け部接触面54が受
け部24(図10網掛け部参照)と当接し、さらに、係
止部51と上端部20aとが係止した状態でカッターホ
ルダー50が回転体20に垂れ下がって配設される。
【0060】この際、上記したように上面部接触面52
のネジ孔50cから取り付けネジ30の雄ネジ部30c
が突出するようなことはないので、上面部接触面52が
上面部22(図10斜線部参照)と当接することができ
るものである。
【0061】上記したカッターホルダー50が回転体2
0に配設された状態において、カッターホルダー50の
ネジ孔50cが回転体20のネジ孔22c上に位置する
ので、カッターホルダー50のネジ孔50cを貫通して
いる取り付けネジ30の雄ネジ部30cを回転体20の
ネジ孔22cにネジ込む。
【0062】図11には、取り付けネジ30を締めた状
態のカッターホルダー50を中心として示した右側面図
が示されており、雄ネジ部30cはカッターホルダー5
0のネジ孔50cを貫通して回転体のネジ孔22cとネ
ジ結合している。
【0063】なお、図4乃至図5には、上記したように
してカッター200を回転体20に取り付けた状態のシ
ート切断装置10が示されているものである。
【0064】そして、カッター200を回転体20から
取り外すには、まず、取り付けネジ30を緩める。
【0065】図12には、取り付けネジ30を緩めた場
合のシート切断装置10の概略構成説明図が示されてお
り、取り付けネジ30が回転体20のネジ孔22cから
完全に緩むと、弾性部材40の付勢力によって突起部5
0aから取り付けネジ30のネジ頭30bが離隔される
が、雄ネジ部30cが雌ネジ部50dに掛止されるの
で、取り付けネジ30と弾性部材40がカッターホルダ
ー50から解離することはない。
【0066】また、弾性部材40の弾性によって突起部
50aから取り付けネジ30のネジ頭30bが離隔し突
出しているので、取り付けネジ30がネジ孔22cから
完全に緩んだことを容易に認識することができる。
【0067】この際に、カッターホルダー50の係止部
51が回転体20の上端部20aに係止されているの
で、カッターホルダー50が自重により回転体20から
重力で落下することはなく、また、カッターホルダー5
0に配置されているカッター200も、カッターホルダ
ー50に埋設されたマグネット57に吸着されているの
で、取り付けネジ30を緩めることによってカッター2
00が自重により重力で落下するようなことはない。
【0068】それから、カッターホルダー50を矢印B
方向(図6参照)の反対方向で移動して、回転体20と
押圧ローラー16との間に形成された間隙からカッター
200を抜き取ればよい。
【0069】従って、本発明によるシート切断装置によ
れば、カッターホルダー50にカッター200がマグネ
ット57によって吸着されており、また、カッター20
0を回転体20に取り付ける部品である取り付けネジ3
0と弾性部材40とカッターホルダー50とが一体化さ
れているので、カッター200の交換に際して、ピンセ
ットなどの工具を使用する必要がなく、しかも、取り付
けネジ30を緩めてもカッター200が落下したり、あ
るいはカッター200を回転体20に取り付ける部品が
別々に解離するようなことはないので、カッター200
の交換の際の作業性が著しく向上する。
【0070】なお、上記した実施の形態においては、カ
ッターホルダー50の受け部接触面54とカッター接触
面56の境界部58bは、カッター200の基部200
bの外郭線と合致する形状を有し、境界部58bの段差
はカッター200の厚みと略等しくなるように寸法設定
されているものとしたが、この境界部58bの形状と段
差とを、一般に市販されているカッターに応じて設定に
することによってカッター200として一般に市販され
ているカッターを利用することができるようになる。
【0071】また、上記した実施の形態においては、取
り付けネジ30の柄部30aの先端のみに雄ネジ部30
cを形成することによって、取り付けネジ30を緩めて
もカッターホルダー50から取り付けネジ30が解離し
ないようにしたが、これに限られることなしに、例え
ば、金属やあるいはプラスチックで形成されているスト
ッパー60を、カッターホルダー50のネジ孔50c内
において取り付けネジ30の柄部30aに環装するよう
にしてもよい(図13参照)。
【0072】また、上記した実施の形態においては、シ
ート切断装置10はプロッターに備えられるものとした
が、プロッターに限られることなしに、シートを切断す
る機会を有する装置であればいずれの装置に備えるよう
にしてもよいことは勿論であり、例えば、シートを切断
して作画したりするカッティングマシンやファックシミ
リ装置に備えるようにしてもよい。
【0073】また、上記した実施の形態においては、弾
性部材40としてコイルスプリングを用いた例を示した
が、弾性部材40はコイルスプリングに限られるもので
はなく、皿バネ、板バネなどの各種のバネやスポンジな
どの弾性体などを用いることができることは勿論であ
る。
【0074】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、工具を使用することなくカッターを交換す
ることが可能になり、また、カッターの落下やカッター
を固定するための部品の解離を防止することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロッターの要部を示す概略構成説明図(正面
図)である。
【図2】従来のシート切断装置を示す概略構成説明図で
ある。
【図3】従来のシート切断装置の回転体を示す概略構成
説明図である。
【図4】本発明によるシート切断装置の実施の形態の一
例を示す概略構成説明図(正面図)である。
【図5】図4におけるA矢視図であり、本発明によるシ
ート切断装置を示す概略構成説明図(平面図)である。
【図6】本発明によるシート切断装置の回転体とカッタ
ーホルダーとを中心として示す概略構成分解説明図であ
る。
【図7】本発明によるシート切断装置のカッターホルダ
ーを中心として示した説明図であり、(a)は正面図で
あり、(b)は右側面図であり、(c)は背面図であ
り、(d)は左側面図であり、(e)は平面図であり、
(f)は(b)の断面図である。
【図8】図7(f)の分解説明図であり、本発明による
シート切断装置の取り付けネジ、弾性部材ならびにカッ
ターホルダーの概略構成説明図である。
【図9】本発明によるシート切断装置のカッターホルダ
ーを示す説明図であり(a)は正面図であり、(b)は
背面図であり、(c)は右側面図であり、(d)は左側
面図であり、(e)は平面図であり、(f)は底面図で
あり、(g)は(b)のの一部拡大説明図である。
【図10】本発明によるシート切断装置の回転体におい
てカッターホルダーが接する部分を網掛けならびに斜線
で示した説明図である。
【図11】本発明によるシート切断装置の取り付けネジ
を締めた状態のカッターホルダーを中心として示した図
7(b)に対応する右側面図である。
【図12】本発明によるシート切断装置の取り付けネジ
を緩めた状態のシート切断装置を示した図5に対応する
概略構成説明図(平面図)である。
【図13】本発明によるシート切断装置の他の実施の形
態を示した概略構成断面説明図である。
【符号の説明】
10、110 シート切断装置 20、120 回転体 30、130 取り付けネジ 40 弾性部材 50 カッターホルダー 57 マグネット 60 ストッパー 200 カッター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート上を移動可能な本体に取り付けら
    れたカッターによって、前記本体の移動に伴って前記シ
    ートを切断するシート切断装置において、 カッターが配設される第一の凹部が形成されたカッター
    保持部材と、 前記カッター保持部材の前記第一の凹部内に埋設され、
    前記第一の凹部に配設された前記カッターを吸着する磁
    石と、 前記第一の凹部にカッターを配設した前記カッター保持
    部材が、前記カッターとともに配設される第二の凹部が
    形成された本体と、 前記第一の凹部にカッターを配設した前記カッター保持
    部材が前記本体の前記第二の凹部に配設された状態で、
    前記カッター保持部材と前記本体とを固定する固定部材
    とを有するシート切断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシート切断装置におい
    て、 前記固定部材は、 ネジの柄部の先端部分のみにネジ部が形成されたネジで
    あり、前記カッター保持部材は、 前記ネジの前記ネジ部がネジ結合するネジ受け部が前記
    ネジが挿入される側の開口部付近のみに形成された第一
    のネジ孔を有し、 前記基体部材は、 前記ネジの前記ネジ部がネジ結合する第二のネジ孔を有
    するものであるシート切断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のシート切断装置におい
    て、さらに、 前記ネジのネジ頭と前記カッター保持部材との間に介挿
    され、前記ネジの前記柄部の軸方向に拡開する付勢力を
    有する弾性部材を有するものであるシート切断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれか1項に記載のシート切断装置において、 前記第一の凹部は、 前記カッターの外郭に適合する形状と前記カッターの厚
    みに適合する深さとを有するものであるシート切断装
    置。
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