JP2000308214A - 電動車の操縦装置 - Google Patents

電動車の操縦装置

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JP2000308214A
JP2000308214A JP11110604A JP11060499A JP2000308214A JP 2000308214 A JP2000308214 A JP 2000308214A JP 11110604 A JP11110604 A JP 11110604A JP 11060499 A JP11060499 A JP 11060499A JP 2000308214 A JP2000308214 A JP 2000308214A
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JP
Japan
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handle
driver
operation box
bar handle
chair
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JP11110604A
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Kazuya Fukumoto
運弥 福本
Kazuo Shigemi
和男 重見
Takahito Kagawa
貴人 香川
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Atex Co Ltd
Original Assignee
Atex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトで操作のよい、又、乗りやすい電動
車の操縦装置を提供する。 【解決手段】バーハンドル2中央部をUの字状に屈曲
し、その下部に枢支するとともに、Uの字状屈曲部間上
部を連結杆41で連結し、該連結杆41にアクセルレバ
ー8等を備える操作ボックス3を取着し、該操作ボック
ス3の主体部を上記Uの字状空間A内に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動三輪車等の電
動車の操縦装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動車の操縦装置は、ループハン
ドル内に操作ボックスを位置させ、操作スイッチ等を保
護可能に構成したもの(特許第2801605号)や、
バーハンドルに直接操作ボックスを装着したもの(特開
昭61−5295号)等がある。特許第2801605
号公報に記載の技術は、ループハンドル内に操作ボック
ス等操作部材を収納しており、操作部材の保護機能及び
操作性に勝れている反面、高価であり軽快感に欠けると
ともに、前後方向に大きなスペースが必要であり、コン
パクトな車体に構成する場合後方の椅子との間隔が狭く
なる欠点を有していた。又、実開昭61−5295号公
報に記載の技術にあっては、バーハンドル構成であっ
て、機体をコンパクト構成できるものであるが、単にバ
ーハンドル中央上部に操作ボックスを又、後方に向けア
クセルレバーが突出して設けられる為、操縦者が乗降時
にこれら部材に接当して誤操作を行ったり、他の障害物
と接当する等の危険性が大きいものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記の如き
従来技術の欠点を解消し、コンパクトで操作性のよい、
又、乗降しやすい電動車の操縦装置を提供しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】バーハンドル2中央部を
Uの字状に屈曲しその下部を取付軸29となしハンドル
ポスト1に前後回動自在に枢支するとともに、Uの字状
屈曲部間上部を連結杆41で連結し、該連結杆41にア
クセルレバー8等を備える操作ボックス3を取着し、該
操作ボックス3の主体部を上記Uの字状空間A内に位置
させてなる電動車の操縦装置の構成とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】バーハンドル2は、その中央部
を下方にUの字状に屈曲させ、中央部に大きなUの字状
空間Aを形成するとともに、その下部を横方向の取付軸
29に構成し、該取付軸29をハンドルポスト1に前後
回動自在に枢支し、操縦者の体格に合わせバーハンドル
2の高さ及び椅子からの距離を調節可能に構成してあ
る。又、バーハンドル2のUの字状屈曲部間上部を連結
杆41で連結し、該連結杆41にアクセルレバー8等を
備える操作ボックス3を取着し、該操作ボックス3の主
体部を上記Uの字状の空間A内に位置させて構成してあ
る。従って、アクセルレバー8、キイスイッチ58等、
各種操作スイッチを備える操作ボックス3がバーハンド
ル2の中央のUの字状空間Aにその主体部を位置させて
おり、障害物等との接当や操縦者の乗降の際の接当によ
る誤操作の危険を防止できるとともに、椅子16とハン
ドル2間のスペースを広く形成でき乗降が容易であり、
又、体格に合わせて、バーハンドル2の位置を調整した
場合にも、下方のハンドルポスト1は固定されており、
乗降用の足元スペースは常に広く確保できるものであ
る。
【0006】
【実施例】図例は、電動三輪車に本発明装置を実施した
ものであって、車体はパイプフレームで構成してあり、
一本のパイプをUの字状に屈曲形成し、左右両側をサイ
ドフレーム9,9となし、又、前方のループ状部分を上
方に屈曲させて前輪操舵ユニット10の取付部11とな
し、更に、後方開放端部には取付ブラケット12,12
を介して後輪駆動ユニット13を取着してある。又、左
右両サイドフレーム9,9の前後方向若干後方側位置上
面には支持パイプ14,14を溶着して後方上方へ向け
斜設すると共に、後輪駆動ユニット13を覆うリヤカバ
ー15上方位置で内方に屈曲させ、更に、所定間隔をお
いて上方に屈曲延出し、その上端に椅子16下面の取付
杆17,17を嵌入してある。18は、固定具であり、
椅子16の上下高さ調節と固定を行なうものである。椅
子16は、前部を平面視先細の台形状に形成して乗降を
容易ならしめると共に、取付枠19後部両側からパイプ
20,20を外方に突出させ椅子16の両側を迂回して
前方上方に向け屈曲延出させ、更に、椅子16の前後中
央付近で後方に向け反転屈曲させて肘掛21,21とな
し、又、椅子16の後部で内方に屈曲して背凭22を取
着してある。
【0007】前輪操舵ユニット10は、一個の前輪24
と前輪24の操舵システムとにより構成される。パイプ
材からなる二本のハンドル軸25,25下端には前輪2
4を回転自在に軸架すると共に、その若干上方二ヶ所に
は平面視逆三角形状のブラケット26,26を夫々その
底辺側を該二本のハンドル軸25,25に溶着し、その
頂点側を後方へ突出させてある。27は軸受であり、サ
イドフレーム9,9前部の取付部11にキャスタ角を有
して後傾して溶着してあり、軸受27上下面を上記、上
下のブラケット26,26で挟み、該ブラケット26,
26と軸受27を貫通する枢支軸28により前輪24を
操舵可能に連結してある。ハンドルポスト1は、アルミ
製の鋳物で上下部材36,37に分割して構成され、そ
の下部部材37には二本のハンドル軸25,25を挿通
しネジ止めしてある。又、該ハンドルポスト1の上下部
材36,37の合せ面には、バーハンドル2中央をUの
字状に屈曲してその下部に形成される取付軸29と嵌合
可能の嵌合溝30,30を幅方向に形成してあり、バー
ハンドル2の角度を調節可能に構成してある。又、該取
付軸29には下方に突出するピン31を設けるととも
に、ハンドルポスト1の下部部材36の嵌合溝30中央
に前後に形成する縦溝32と嵌合させ、該縦溝32の前
後端によって、バーハンドル2の前後回動範囲を略々直
立位置と後方の椅子16上面近傍位置との間に規制して
ある。又、嵌合溝30,30の中央付近は若干肉取を行
い、取付軸29回動時の摩擦抵抗を減少させてある。ハ
ンドルポスト1の下部部材36の前部両側部には、横方
向に挿通孔33を形成する円筒部34,34を、又、該
左右の円筒部34,34間には円筒凹部35を形成し、
又、上部部材37の対向合せ面には、下部部材36に対
応して中央に挿通孔33を有する円筒部34をその両側
に円筒凹部35を形成すると共に、該上下部材36,3
7の合せ面を嵌合させ側方から挿通孔33,33内にピ
ン38を挿通可能に構成してある。又、上下部材36,
37の後方側を突設し、これらを上下方向に貫通する通
しボルト39を設けるとともに把手付ナット40で締付
けることにより、上部部材36後部を前部のピン38を
中心に回動させ、嵌合溝30,30に嵌合するバーハン
ドル取付軸29を締付固定可能に構成してある。バーハ
ンドル2は、前述の如く中央部をUの字状に屈曲し、中
央部に大きなUの字状空間Aを形成し、その下部をその
取付軸29をハンドルポスト1に回動自在に取着される
とともに、Uの字上屈曲部間上部を丸軸で形成される連
結杆41で連結し、該連結杆41から左右の取付板4
2,42を固着して後方へ向け斜設垂下しその下部折曲
部に操作ボックス3の下部ケース43をネジ止してあ
る。該左右の取付板42,42の上下略々中間部には、
操作軸5を回動自在に保持させてある。又、左側の取付
板42は、前方に延設され、該延設部に電動車の速度指
令信号を発生するポテンショメータ4を取着し、その軸
に取軸のギヤ44と操作軸5に取着のギヤ45とを噛合
させてある。又、操作軸5に取着のピン23と連結杆4
1の嵌合溝との間にはトルクスプリング46を巻装し、
操作軸5を常にニュートラル位置であるストッパー47
へ向け弾発してある。ストッパー47は、左側の取付板
42前端から右方向に折曲される取付板48に取着され
るボルトにて構成され、その接当位置を調節可能に構成
してある。61は補強板であり、連結杆41と溶着し、
下部ケース43とネジ止めしてある。操作軸5は、バー
ハンドル2と略々一直線状に配置される連結杆41から
後方に斜設される取付板42,42間に軸架されてお
り、平面視バーハンドル2に対し操作軸5が後方側に位
置しており、更にその両端を下部ケース43両側の通孔
から操作ボックス3外へ突出させその延長部を前方外方
へ屈曲させバーハンドル2の下方を迂回する槓杆6を形
成し、更に外方上方へ向け屈曲させてグリップ7に沿う
アクセルレバー8に構成してある。従って、操作装置が
バーハンドル2,2の近傍でしかもその下方をも利用し
て配置され、槓杆6やアクセルレバー8の突出量を極力
短く構成してあり、操縦者の乗降の際の接当や、他の障
害物との接当を極力少なくでき安全である。なお、操作
軸5は、操作ボックス3外方位置で槓杆6との間を分割
して嵌合着脱自在に構成し、ボルト止めしてある。又、
アクセルレバー8はグリップ7の長さ方向内方側に接当
させて、アクセルレバー8の最大操作位置を規制するス
トッパー機能を有させてあり、特別のストッパーを設け
る必要がなく、又、比較的操作ボックス3から近い位置
で規制する為、構成部材の製作誤差による回動範囲のバ
ラツキを少なくできる。更に、該アクセルレバー8は、
グリップ7の長さの約内側半分で平行に接当させ、外側
半分をグリップ7から離して回動範囲を規制するもので
あるから、その規制が確実であるとともに、グリップ7
外側部をアクセルレバー8と共に握れば、アクセルレバ
ー8が若干弾性力を有し、その操作フィーリングがよ
い。操作ボックス3の下部ケース43は、平面視左側部
分を前後方向に長く右側部分の前後幅を短く構成し、左
側部分には連結杆41上に取付枠48を介してバッテリ
メータであるLEDランプを備える表示基板49を取着
してある。下部ケース43は、下方を絞った漏斗状に形
成すると共に、配線コードの挿通口50をその下部に設
け、この挿通口50を排水および通気口としてある。上
記連結杆41の両側部には、環状溝51,51を形成
し、操作ボックス3の上部ケース52と下部ケース43
両側板に形成の半円状切欠部を上下から嵌合させ、雨水
当の侵入を防止可能に構成してある。上部ケース52
は、下部ケース43と対応して、左側部分を前後方向に
長く(L)、右側部分の前後幅を短く(l)、又、左右
幅はそれらよりも長く横長状に形成して、バーハンドル
2中央のUの字状空間A内にその主体部を下部ケース4
3と共に位置させてある。53は、表示窓であり、上部
ケース52の中央傾斜面54に位置して透明材で形成さ
れ、前記表示基板49上のLEDランプを目視可能に構
成してある。55は、最高速度設定用のノブであり、そ
の回転操作によりポテンショメータ56を調節可能に構
成してあり、又、57は前後進切替スイッチであり、こ
れらは上部ケース52の左側部分の手前側上面に設けて
ある。58は、キースイッチであり、上部ケース52の
右側部分の手前側略垂直面に設けてある。従って、該上
部ケース52の左側部分より突出することがなく、乗降
時等にも支障となることがない。59は、緊急停止スイ
ッチであり、右側部分上面に設けられ、走行中に緊急停
止を行う際に、操作を行うとモータ66への通電を断っ
て電動車を停止可能に構成してある。又、該緊急停止ス
イッチ59を停止中に操作した場合には、モータ66軸
に設ける電磁ブレーキを解除して手押し走行可能に構成
してある。この様に、各種操作スイッチを上部ケース5
2上面若しくは、突出しない位置に設けてあり、乗降の
際等に支障となることがない。後輪駆動ユニット13
は、両サイドフレーム9,9と、補強パイプ60後部に
溶着のL字型ブラケット12を介して、後輪63,63
の車軸ケース64を取着してあり、該車軸ケース64中
央にはデフ装置を内装するギヤボックス65とモータ6
6が一体に設けられている。67は、バンパーであり、
サイドフレーム9,9及びブラケット12,12に溶着
され、後方に延出されると共に、その前後中間でギヤボ
ックス65を支持させてある。68はバッテリ、69は
コントローラ収納ケースであり、ステップ70下方に設
けてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図。
【図2】平面図。
【図3】正面図。
【図4】上部ケースを除く操作部の平面図。
【図5】操作部の側断面図。
【図6】ハンドル回動部の側断面図。
【図7】後輪駆動ユニットの平面図。
【符号の説明】
1 ハンドルポスト 2 バーハンドル 3 操作ボックス 8 アクセルレバー 29 取付軸 41 連結杆 A Uの字状空間
フロントページの続き Fターム(参考) 5H115 PA01 PA08 PC06 PG04 PI13 PI29 QE10 QH08 QI07 TZ07 UI15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーハンドル(2)中央部をUの字状に屈
    曲しその下部を取付軸(29)としハンドルポスト
    (1)に前後回動自在に枢支するとともに、Uの字状屈
    曲部間上部を連結杆(41)で連結し、該連結杆(4
    1)にアクセルレバー(8)等を備える操作ボックス
    (3)を取着し、該操作ボックス(3)の主体部を上記
    Uの字状空間(A)内に位置させてなる電動車の操縦装
    置。
JP11110604A 1999-04-19 1999-04-19 電動車の操縦装置 Pending JP2000308214A (ja)

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JP11110604A JP2000308214A (ja) 1999-04-19 1999-04-19 電動車の操縦装置

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