JP2000300816A - パチンコ機の制御装置 - Google Patents

パチンコ機の制御装置

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JP2000300816A
JP2000300816A JP11110425A JP11042599A JP2000300816A JP 2000300816 A JP2000300816 A JP 2000300816A JP 11110425 A JP11110425 A JP 11110425A JP 11042599 A JP11042599 A JP 11042599A JP 2000300816 A JP2000300816 A JP 2000300816A
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JP11110425A
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Shinji Hidaka
伸二 日高
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MASHIRO KK
Mashiro Co Ltd
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MASHIRO KK
Mashiro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機の制御回路間の通信線の接続状態
を確認できるようにして、パチンコ機の制御の信頼性を
向上する。 【解決手段】 メインマイコン24のSTB信号(負論
理)の出力ポートの出力レベルがハイレベルの時に、S
TB線S1が断線すれば、サブマイコン25の入力側の
インバータ31の入力電圧がプルアップされてハイレベ
ルになる。これにより、サブマイコン25のSTB信号
入力ポートの入力レベルがローレベルに反転し、STB
線S1の断線が検出される。また、メインマイコン24
の制御データ(正論理)の出力ポートの出力レベルがロ
ーレベルの時に、データ線D1〜D8が断線すれば、イ
ンバータ32〜39の入力電圧がプルダウンされてロー
レベルになる。これにより、サブマイコン25の制御デ
ータ入力ポートの入力レベルがハイレベルに反転し、デ
ータ線D1〜D8の断線が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の制御回路の
間で各種信号を通信してパチンコ機を制御するパチンコ
機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なパチンコ機は、メイン制
御回路と払出制御回路を通信線で接続し、メイン制御回
路が制御データを払出制御回路に送信し、払出制御回路
が受信した制御データに基づいてパチンコ球の払出装置
の動作を制御するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メイン制御
回路と払出制御回路とを接続する通信線のコネクタが外
れたり、通信線が断線したりすると、払出制御回路がメ
イン制御回路の出力信号を正常に受信できなくなってし
まい、賞球要求が発生しても払出動作が行われない事態
を生じる。また、パチンコ機では、制御回路間の制御デ
ータを複数本の通信線を用いて並列(パラレル)で送信
するため、一部の通信線が断線すると、払出制御回路が
メイン制御回路の送信データとは異なる異常データを制
御データとして受信してしまい、誤った払出動作が行わ
れるおそれがある。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、受信側の制御回路に
おいて、送信側の制御回路との通信線の接続状態を確認
して送信データを受信することができ、パチンコ機の制
御の信頼性を向上することができるパチンコ機の制御装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ機の制御装置では、受
信側の制御回路は、受信部の入力レベルに基づいて送信
側の制御回路との通信線の接続状態を判定するようにし
たものである。つまり、通信線の未接続や断線が発生す
ると、受信側の制御回路の受信部の入力レベルが、通信
線の接続時とは異なる挙動を示すため、受信部の入力レ
ベルから通信線の接続状態が正常か未接続(又は断線)
かを判定することができる。このような信号線接続状態
の自己診断機能を受信側の制御回路に持たせれば、通信
線の断線により受信側の制御回路の受信データが異常に
なった時に、受信側の制御回路でそれを異常データと認
識することが可能となり、異常データによる誤制御を未
然に防止できる。また、通信線のコネクタの未接続等に
より制御回路間の通信が完全に遮断された時も、受信側
の制御回路でそれを受信部の入力レベルから認識するこ
とが可能となる。
【0006】また、請求項2のように、送信側の制御回
路の送信部の出力レベルが非アクティブ状態になってい
る時に、通信線の接続時と未接続時とで受信側の制御回
路の受信部の入力レベルをレベル反転手段によって反転
させるようにすると良い。ここで、非アクティブ状態と
は、正論理ではローレベル状態であり、負論理では、ハ
イレベル状態である。この場合、通信線の断線等が発生
すると、非アクティブ状態の時(例えば受信待機状態の
時)に、受信側の制御回路の受信部の入力レベルが通信
線接続時のレベルとは反転するため、受信側の制御回路
は、受信部の入力レベルが反転しているか否かによっ
て、通信線の未接続(又は断線)か正常な接続状態かを
簡単に判別することができる。
【0007】更に、請求項3のように、受信側の制御回
路が通信線の未接続(又は断線)と判定した時に、異常
報知手段によって異常を報知するようにしても良い。つ
まり、通信線の未接続、断線が発生した時には、異常報
知手段によって、例えば、ホールコンピュータに異常を
知らせたり、故障ランプを点灯させる等の適宜のフェー
ルセーフ処置を早期に行うことができ、通信線の未接
続、断線の発生を早期に発見することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、図3に基づいてパチンコ機
の裏面側の構成を概略的に説明する。パチンコ機本体1
1の裏面側の上部には、パチンコ球を貯溜する球タンク
13が設けられ、この球タンク13には、そこから流れ
出るパチンコ球を整列状態で流下させるタンクレール1
4が接続されている。このタンクレール14の下端に
は、球供給路15が接続され、この球供給路15の下端
に、払出装置16が接続されている。また、パチンコ機
本体11の裏面側の中央部には、入賞球を集める集合樋
18が設けられ、この集合樋18の下流部に、入賞球
(証拠球)の通過を検出する入賞球センサ19が設けら
れている。
【0009】更に、パチンコ機本体11の裏面側には、
パチンコ機全体の制御を管理するメイン制御回路20
(送信側の制御回路)と、払出装置16を制御する払出
制御回路17(受信側の制御回路)が設けられている。
メイン制御回路20には、コネクタ21を介してハーネ
ス23の一端が接続され、このハーネス23の他端がコ
ネクタ22を介して払出制御回路17に接続されてい
る。このハーネス23には、図1に示すように、ストロ
ーブ(以下「STB」と表記する)信号を送信する1本
のSTB線S1(通信線)と、8ビットの制御データを
並列(パラレル)で送信する8本のデータ線D1〜D8
(通信線)とが含まれている。
【0010】メイン制御回路20は、メインマイコン2
4を主体として構成され、その出力ポート側に1個のN
PN型のトランジスタTr1と8個のPNP型のトラン
ジスタTr2〜Tr9が設けられている。NPN型のト
ランジスタTr1は、ベースが抵抗R1を介してメイン
マイコン24のSTB信号出力ポート(送信部)に接続
され、エミッタがグランド側に接続され、コレクタがS
TB線S1に接続されている。また、PNP型のトラン
ジスタTr2〜Tr9は、それぞれ、ベースが抵抗R2
〜R9を介してメインマイコン24の制御データ出力ポ
ート(送信部)に接続され、エミッタが直流電源電圧V
cc(例えば5V)の端子に接続され、コレクタがデータ
線D1〜D8に接続されている。
【0011】一方、払出制御回路17は、サブマイコン
25を主体として構成され、上記STB線S1とデータ
線D1〜D8がそれぞれインバータ31〜39を介して
サブマイコン25の別々の入力ポート(受信部)に接続
されている。払出制御回路17の内部で、STB線S1
は、インバータ31の入力側でプルアップ抵抗R10を
介して直流電源電圧Vcc(例えば5V)の端子に接続さ
れている。払出制御回路17の内部で、各データ線D1
〜D8は、それぞれインバータ32〜39の入力側でプ
ルダウン抵抗R11〜R18を介してグランド側に接続
されている。
【0012】この場合、メイン制御回路20のメインマ
イコン24は、STB信号出力ポートから負論理(ロー
アクティブ)のSTB信号を出力し、制御データ出力ポ
ートから正論理(ハイアクティブ)の制御データ信号を
出力する。払出制御回路17のサブマイコン25は、S
TB信号入力ポートが負論理(ローアクティブ)の入力
ポートであり、制御データ入力ポートが正論理(ハイア
クティブ)の入力ポートである。
【0013】STB線S1の接続状態が正常な場合、メ
イン制御回路20のメインマイコン24のSTB信号出
力ポートの出力レベルがハイレベルに反転すると、トラ
ンジスタTr1がオンして、STB線S1がトランジス
タTr1を介してグランドに導通した状態となる。これ
により、インバータ31の入力電圧(STB線S1の電
圧)がローレベルとなり、これがインバータ31によっ
てハイレベルに反転され、その結果、払出制御回路17
のサブマイコン25のSTB信号入力ポートの入力レベ
ルがハイレベルとなる。
【0014】その後、メインマイコン24のSTB信号
出力ポートの出力レベルがローレベルに反転すると、ト
ランジスタTr1がオフしてSTB線S1がグランドか
ら遮断された状態となる。これにより、インバータ31
の入力電圧がプルアップ抵抗R10を介して直流電源電
圧Vccにプルアップされて、該インバータ31の入力電
圧がハイレベルとなり、これがインバータ31によって
ローレベルに反転され、その結果、サブマイコン25の
STB信号入力ポートの入力レベルがローレベルとな
る。従って、STB線S1の接続状態が正常な場合に
は、サブマイコン25のSTB信号入力ポートの入力レ
ベルは、メインマイコン24のSTB信号出力ポートの
出力レベルと同一になる。
【0015】これに対し、STB線S1が未接続又は断
線の場合には、メイン制御回路20のトランジスタTr
1のオン/オフ(STB信号のハイレベル/ローレベ
ル)とは関係なく、常に、インバータ31の入力電圧が
プルアップ抵抗R10を介して直流電源電圧Vccにプル
アップされて、ハイレベル状態に維持され、それによっ
て、サブマイコン25のSTB信号入力ポートは、イン
バータ31によってローレベル状態に維持される。この
ため、STB線S1が未接続又は断線であれば、メイン
マイコン24のSTB信号出力ポートの出力レベルがハ
イレベル状態(非アクティブ状態)の時に、サブマイコ
ン25のSTB信号入力ポートの入力レベルが、STB
線S1の正常接続時のレベルとは反転してローレベルと
なる。この関係を利用して、サブマイコン25は、後述
するようにSTB信号入力ポートの入力レベルによって
STB線S1の未接続又は断線を検出する。この場合、
トランジスタTr1、インバータ31等から特許請求の
範囲でいうレベル反転手段が構成されている。
【0016】また、データ線D1〜D8の接続状態が正
常な場合、メイン制御回路20のメインマイコン24の
制御データ出力ポートの出力レベルがローレベルに反転
すると、PNP型のトランジスタTr2〜Tr9がオン
して、データ線D1〜D8に直流電源電圧Vccが印加さ
れてインバータ32〜39の入力電圧がハイレベルとな
り、これがインバータ32〜39によってローレベルに
反転され、その結果、サブマイコン25の制御データ入
力ポートの入力レベルがローレベルとなる。
【0017】その後、メインマイコン24の制御データ
出力ポートの出力レベルがハイレベルに反転すると、P
NP型のトランジスタTr2〜Tr9がオフしてデータ
線D1〜D8が直流電源電圧Vccから遮断された状態と
なる。これにより、インバータ32〜39の入力電圧が
プルダウン抵抗R11〜R18を介してグランド側にプ
ルダウンされて、該インバータ32〜39の入力電圧が
ローレベルとなり、これがインバータ32〜39によっ
てハイレベルに反転され、その結果、サブマイコン25
の制御データ入力ポートの入力レベルがハイレベルとな
る。従って、全てのデータ線D1〜D8の接続状態が正
常な場合には、サブマイコン25の各制御データ入力ポ
ートの入力レベルは、メインマイコン24の各制御デー
タ出力ポートの出力レベルと全て同一となる。
【0018】これに対し、データ線D1〜D8のいずれ
かが断線した場合には、メイン制御回路20のトランジ
スタTr2〜Tr9のオン/オフ(制御データ信号のロ
ーレベル/ハイレベル)とは関係なく、常に、断線した
データ線D1〜D8に接続されているインバータ32〜
39の入力電圧がプルダウン抵抗R11〜R18を介し
てグランド側にプルダウンされて、ローレベル状態に維
持され、その結果、サブマイコン25の制御データ入力
ポートは、インバータ32〜39によってハイレベル状
態に維持される。このため、断線したデータ線では、メ
インマイコン24の制御データ出力ポートの出力レベル
がローレベル(非アクティブ状態)の時に、サブマイコ
ン25の制御データ入力ポートの入力レベルが、データ
線D1〜D8の正常接続時のレベルとは反転してハイレ
ベルとなる。この関係を利用して、サブマイコン25
は、後述するように制御データ入力ポートの入力レベル
によってデータ線D1〜D8の未接続又は断線を検出す
る。この場合、トランジスタTr2〜Tr9、インバー
タ32〜39等から特許請求の範囲でいうレベル反転手
段が構成されている。
【0019】入賞球センサ19等の各種センサの出力信
号は、メイン制御回路20に入力される。メイン制御回
路20のメインマイコン24は、各種センサから入力さ
れる情報に基づいて賞球要求コマンド等の制御データを
作成し、STB信号出力ポートから出力するローレベル
のSTB信号に同期させて、制御データ出力ポートから
制御データを出力する。一方、払出制御回路17のサブ
マイコン25は、ローレベルのSTB信号を受信する毎
に、制御データを一定時間だけ受信し[図2の参
照]、この制御データに基づいて払出装置16の払出動
作を制御する。
【0020】次に、図2を用いて払出制御回路17のサ
ブマイコン25によるSTB線S1、データ線D1〜D
8の接続状態の判定方法を説明する。図2は、サブマイ
コン25のSTB信号入力ポートの入力レベルと制御デ
ータ入力ポートで受信するデータを示すタイムチャート
である。このタイムチャートには、コネクタ未接続、デ
ータ線断線、ストローブ線断線が発生した時の通信状態
が示されている。
【0021】この場合、メインマイコン24は、STB
信号出力ポートを負論理で駆動するため、ローレベルの
STB信号を出力しない期間は、STB信号出力ポート
がハイレベルに維持される。前述したように、STB線
S1の接続状態が正常な場合には、サブマイコン25の
STB信号入力ポートの入力レベルがメインマイコン2
4のSTB信号出力ポートの出力レベルと同一になるた
め、ローレベルのSTB信号が出力されない期間は、サ
ブマイコン25のSTB信号入力ポートの入力レベルが
ハイレベルに維持されるが、STB線S1が未接続又は
断線の場合には、サブマイコン25のSTB信号入力ポ
ートの入力レベルがローレベルに反転する[図2の,
参照]。
【0022】そこで、サブマイコン25は、ローレベル
のSTB信号が出力されない期間に、STB信号入力ポ
ートの入力レベルを判定し、その結果、STB信号入力
ポートの入力レベルがハイレベルであれば、STB線S
1の接続状態が正常と判定し、STB信号入力ポートの
入力レベルがローレベルであれば、STB線S1が未接
続又は断線と判定する[図2の,参照]。ここで、
ローレベルのSTB信号は、一定のパルス幅T1で出力
されるため、サブマイコン25は、一定のパルス幅T1
のSTB信号の受信後に次の一定のパルス幅T1のST
B信号を受信するまでの期間を、「STB信号が出力さ
れない期間」と判定すれば良い。
【0023】図2ののように、ローレベルのSTB信
号のパルス幅T2が正常なパルス幅T1よりも長くなれ
ば、その時点で、正常なSTB信号ではないと判定し
て、STB線S1が未接続又は断線と判定する。STB
線S1が未接続又は断線と判定された場合には、例え
ば、サブマイコン25からホールコンピュータ(図示せ
ず)に異常を知らせたり、故障ランプ(図示せず)を点
灯させる等の適宜のフェールセーフ処置を行う。この機
能が特許請求の範囲でいう異常報知手段としての役割を
果たす。
【0024】また、メインマイコン24は、制御データ
出力ポートを正論理で駆動するため、制御データ(例え
ば01H〜0FH)を出力しない期間は、制御データ出
力ポートがローレベルに維持される。前述したように、
データ線D1〜D8の接続状態が正常な場合には、サブ
マイコン25の各制御データ入力ポートの入力レベルは
メインマイコン24の各制御データ出力ポートの出力レ
ベルと全て同一になるため、制御データが出力されない
期間には、サブマイコン25の全ての制御データ入力ポ
ートの入力レベルがローレベルに維持され、その結果、
サブマイコン25の受信データは、データ受信待機状態
を意味する「00H」となる[図2の参照]。しか
し、データ線D1〜D8のいずれかが断線した場合に
は、断線したデータ線では、サブマイコン25の制御デ
ータ入力ポートの入力レベルがハイレベルとなるため、
制御データが出力されない期間でも、サブマイコン25
の受信データが「00H」とはならない[図2の参
照]。
【0025】そこで、サブマイコン25は、制御データ
が出力されない期間に、受信データを判定し、その結
果、受信データが「00H」であれば、全てのデータ線
D1〜D8の接続状態が正常と判定し[図2の参
照]、受信データが「00H」以外であれば、ハイレベ
ルになっている制御データ入力ポートのデータ線が未接
続又は断線と判定する[図2の参照]。ここで、制御
データは、STB信号に同期して一定時間だけ出力され
るため、サブマイコン25は、STB信号の受信毎に一
定時間の制御データ受信期間を設定し、これ以外の期間
を「制御データが出力されない期間」と判断すれば良
い。
【0026】更に、サブマイコン25は、制御データ受
信期間に、受信した制御データが例えば01H〜0FH
の範囲内であるか否かで正常な制御データであるか否か
を判定し、受信データが01H〜0FHの範囲内であれ
ば、正常な制御データと判定し[図2の参照]、受信
データが異常なデータ(10H〜FFH)であれば、デ
ータ線D1〜D8の未接続又は断線と判定する[図2の
参照]。データ線D1〜D8が未接続又は断線と判定
と判定された場合には、ホールコンピュータに異常を知
らせたり、故障ランプを点灯させる等の適宜のフェール
セーフ処置を行う。
【0027】尚、図2のは、コネクタ21又は22の
未接続の状態を示している。この状態では、サブマイコ
ン25のSTB信号入力ポートの入力レベルがローレベ
ルとなり、且つ、8個の制御データ入力ポートの入力レ
ベルが全てハイレベルとなるため、受信データは「FF
H」となる。
【0028】以上説明した実施形態によれば、メインマ
イコン24のSTB信号出力ポートの出力レベルがハイ
レベルの時に、STB線S1が未接続又は断線であれ
ば、サブマイコン25のSTB信号入力ポートの入力レ
ベルが、STB線S1の正常接続時のレベルとは反転し
てローレベルとなるので、サブマイコン25は、STB
信号入力ポートの入力レベルがローレベルに反転してい
るか否かという極めて簡単な方法で、STB線S1の接
続状態が未接続又は断線か正常かを判別することができ
る。
【0029】また、メインマイコン24から制御データ
(01H〜0FH)が出力されない期間は、データ線D
1〜D8の接続状態が正常であれば、サブマイコン25
の受信データが「00H」となり、データ線D1〜D8
のいずれかが未接続又は断線であれば、受信データが
「00H」とはならないので、サブマイコン25は、受
信データが「00H」か否かという極めて簡単な方法
で、データ線D1〜D8の接続状態が正常か未接続又は
断線かを判別することができる。
【0030】更に、サブマイコン25は、制御データの
受信期間に、受信データが正常な制御データ(01H〜
0FH)であるか否かによって、データ線D1〜D8の
断線の有無を判別することができる。
【0031】従って、データ線D1〜D8等の断線によ
りサブマイコン25の受信データが異常になった時で
も、サブマイコン25でそれを異常データと認識するこ
とができ、異常データによる払出装置16の誤制御を未
然に防止することができて、払出制御の信頼性を向上す
ることができる。しかも、コネクタ21,22の未接続
等によりマイコン24,25間の通信が完全に遮断され
た時も、サブマイコン25でそれを認識することがで
き、STB線S1、データ線D1〜D8の未接続時、断
線時には、例えば、ホールコンピュータに異常を知らせ
たり、故障ランプを点灯させる等の適宜のフェールセー
フ処置を早期に行うことができる。
【0032】尚、上記実施形態では、通信線の接続時と
未接続時とで払出制御回路17側の入力ポートの入力レ
ベルを反転させ、入力ポートの入力レベルが反転してい
るか否かによって通信線の接続状態を判定するようにし
たが、これ以外に、例えば、所定の接続判定タイミング
で、メイン制御回路20側の出力ポートの出力レベルの
ハイ/ローの切り換えを1回又は複数回行い、これに同
期して払出制御回路17側の入力ポートの入力レベルが
切り換わるか否かによって通信線の接続状態を判定する
ようにしても良い。
【0033】また、上記実施形態では、正常な制御デー
タを01H〜0FHとしたが、例えば、01H〜FFH
としても良い等、制御データの種類数に応じて適宜変更
しても良い。また、上記実施形態では、STB信号の論
理を負論理としたが、これを正論理としても良い。この
場合には、STB線S1のレベル反転回路をデータ線D
1〜D8のレベル反転回路と同じ構成にすれば良い。
【0034】また、上記実施形態は、メイン制御回路2
0と払出制御回路17との間のSTB線S1やデータ線
D1〜D8の接続状態を判定する場合について説明した
が、これ以外に、メイン制御回路20と他の制御回路
(例えば、音源制御回路、ランプ制御回路、画像制御回
路等)との間の通信線の接続状態を判定する場合にも本
発明を同様に適用できる等、種々の制御回路間の通信線
の接続状態の判定に適用して実施できる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のパチンコ機の制御装置によれば、受信側の
制御回路において、受信部の入力レベルに基づいて送信
側の制御回路との通信線の接続状態を判定するようにし
たので、受信側の制御回路において、送信側の制御回路
との通信線の接続状態を確認して送信データを受信する
ことができ、パチンコ機の制御の信頼性を向上すること
ができる。
【0036】また、請求項2では、通信線の接続時と未
接続時(又は断線時)とで受信側の制御回路の受信部の
入力レベルを反転させるようにしたので、受信側の制御
回路は、受信部の入力レベルが反転しているか否かとい
う極めて簡単な方法で、通信線の接続状態を判別するこ
とができる。
【0037】更に、請求項3では、受信側の制御回路が
通信線の未接続(又は断線)と判定した時に、異常報知
手段によって異常を報知するようにしたので、通信線の
未接続、断線が発生した時には、それを早期に発見する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパチンコ機の制御
系の構成を示すブロック図
【図2】STB線やデータ線の接続状態を判別する方法
を説明するための図
【図3】パチンコ機の裏面図
【符号の説明】
11…パチンコ機本体、17…払出制御回路(受信側の
制御回路)、20…メイン制御回路(送信側の制御回
路)、21,22…コネクタ、23…ハーネス、24…
メインマイコン、25…サブマイコン、31〜39…イ
ンバータ(レベル反転手段)、Tr1〜Tr9…トラン
ジスタ(レベル反転手段)、R10…プルアップ抵抗、
R11〜R18…プルダウン抵抗。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御回路の間で各種信号を通信し
    てパチンコ機を制御するパチンコ機の制御装置におい
    て、 前記複数の制御回路のうちの受信側の制御回路は、受信
    部の入力レベルに基づいて送信側の制御回路との通信線
    の接続状態を判定することを特徴とするパチンコ機の制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記送信側の制御回路の送信部の出力レ
    ベルが非アクティブ状態になっている時に、前記通信線
    の接続時と未接続時(又は断線時)とで前記受信側の制
    御回路の受信部の入力レベルを反転させるレベル反転手
    段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のパチ
    ンコ機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記受信側の制御回路が前記通信線の未
    接続(又は断線)と判定した時に、その旨を報知する異
    常報知手段を備えていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のパチンコ機の制御装置。
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