JP2000299440A - 電界効果トランジスタ及びそれを用いた集積化電圧発生回路 - Google Patents

電界効果トランジスタ及びそれを用いた集積化電圧発生回路

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JP2000299440A
JP2000299440A JP11107541A JP10754199A JP2000299440A JP 2000299440 A JP2000299440 A JP 2000299440A JP 11107541 A JP11107541 A JP 11107541A JP 10754199 A JP10754199 A JP 10754199A JP 2000299440 A JP2000299440 A JP 2000299440A
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Satoshi Tanaka
聡 田中
Toshihiko Shimizu
敏彦 清水
Munetoshi Fukui
宗利 福井
Masaaki Shida
雅昭 志田
Takeshi Saito
武志 齋藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 CMOS標準プロセスを適用し、MOSFE
Tのみを用いた高周波電圧発生回路を構成する際の、寄
生接合ダイオードの誤動作を防止する。 【解決手段】 支持基板上に形成される第1の極性を持
つ第1の不純物層上に形成された電界効果トランジスタ
において、不純物層を接地、あるいは第1の電位に対
し、第1の抵抗を介して接続し、第1の不純物層の周り
を、第1の不純物層とは異なる第2の極性を持つ第2の
不純物層で囲み、第2の不純物層を接地、あるいは第1
の電位に対し、第2の抵抗を介して接続して、MOSF
ETの周りに高抵抗を介してバイアスを印加したガード
バンドを設ける。 【効果】 寄生接合ダイオードの影響を受けることの無
い高周波動作可能な電圧発生回路を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集積回路に使用する
検波回路に関するもので、特に非接触ICタグに好適な
電圧発生回路を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来物流システムの仕分けにはバーコー
ド等の技術が適用されてきた。近年サービス向上の観点
から荷物のさまざまな情報を記憶した非接触ICタグの
適用が望まれている。このようなシステムの事例として
例えば日立評論 第80巻、第4号 第35頁から第40
頁記載の、曽我修治、奥村雅彦、石藤智昭、田島貴宏に
よる「非接触IC技術を活用した次世代ロジスティック
システム」が挙げられる。図3にシステムの概略を示
す。ベルトコンベア(313)上を運ばれる荷物(31
2)にはタグ(311)が貼り付けられており、質問器
(315)から送られるコマンドに応じて、必要事項を
返答する。質問器はデータの記憶、制御を行なうコント
ローラ(301)と無線部(314)、アンテナ(31
0)から構成される。コントローラから送られる2進情
報は符号化器(302)によって適当な符号に変換され
る。符号化されたデータはフィルタ(303)により帯
域制限を受け、変調器(304)により高周波信号の振
幅に変調をかける。変調された高周波信号は電力増幅器
(305)により増幅され、分波器(306)を介し、
アンテナ(310)に給電される。タグには電池を搭載
せず、質問器から受ける電力を検波し動作に必要な電荷
を容量に蓄積し、蓄積された電荷によって動作する。質
問器からの命令に応じてタグは必要事項を記録したり、
記録内容を返答する。タグより返答された信号は、アン
テナ(310)、分波器(306)を介して増幅器(3
07)で増幅された後、復調器(308)、復号器(3
09)により2進数列として解読され、コントローラ
(301)に読み込まれる。
【0003】タグの構成について図4を用いて説明す
る。タグはアンテナ(414)、電源再生用検波回路A
(405)、信号検出用検波回路B(406)、検波信
号増幅器(401)、クロック生成回路、復調器(40
2)、信号を解読し動作を決定する論理回路(40
3)、タグの情報を記憶するメモリ回路(404)等よ
り構成される。
【0004】振幅変調を受けたキャリア信号(413)
はアンテナより受信され、ダイオード(407,41
0)、容量(411)より構成される検波回路B(40
6)により、検波出力信号として検出される。この信号
は増幅器(401)により十分大きな振幅に増幅された
後、クロック生成回路、復調器(402)によりクロッ
クと命令、データに分離される。送られた命令を論理回
路で解読し、メモリ内のデータの返答、必要事項のメモ
リへの書き込み等を行う。返答は検波回路の出力等を返
答用ドライバ(412)で接地することにより、質問器
(314)から見た反射係数を変化させることで行な
う。各回路で消費する電力は検波回路A(405)によ
り受信電波を検波、平滑することにより供給される。検
波回路Bと同様、ダイオード(407,408)と容量
(409)で構成されるが、容量(409)は各回路に
電力を供給するため十分大きな値を設定している。この
ようなICタグを低価格で提供するには安価なプロセス
を適用し、電圧発生回路、アナログ回路、論理制御回
路、メモリ回路等のすべての回路を1チップに集積化す
る必要がある。集積化の事例として、電気電子技術者学
会主催の1997年度、国際固体回路会議予稿集、第2
94頁から第295頁記載のフリードマン等による「高
周波利用非接型識別タグ向け低電力CMOS集積回路」
が挙げられる(D. Friedman et. al., A low power CMOS
integrated circuit for field-powered radio freque
ncy identification tags, IEEE, ISSCC Digest of Tec
hnical Papers, pp. 294-295, 1997)。本従来例では電
圧発生回路として、金属と半導体の接触面に起こるショ
ットキー障壁を利用したショットキーバリアダイオード
を適用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】半導体プロセスで最も
容易に実現するダイオードはp型半導体とn型半導体の
界面に出来る接合ダイオードである。ところが接合ダイ
オードは少数キャリアの蓄積効果のため、数十MHz以
上の高周波を印加するとON状態からOFF状態の遷移
が印加信号に追随せず、検波機能を著しく低下させる。
非接触ICタグでは2.45GHzと高い周波数で信号の授
受が行われる。このため高周波信号の検波、及び電源電
圧発生には少数キャリアの蓄積効果を持たないショット
キーダイオードの適用が必要となる。CMOSプロセス
にてショットキーバリアダイオードを構成するには白金
等の標準的なCMOSプロセスに含まれない金属の適用
や、標準プロセスに存在しないイオン打ち込みプロセス
等が要求される。このため製造コストの増加が起こる。
本発明の課題はCMOS標準プロセスの適用のため、M
OSFETを用いた電圧発生回路を構成することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】MOSFETを用いた電
圧発生回路を適用した場合の問題は寄生接合ダイオード
が誤って動作することにある。本発明ではMOSFET
の周りに高抵抗を介してバイアスを印加したガードバン
ドを設けることでこの誤動作を防止する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を図1、
5,6,8、10,11を用いて説明する。MOSFE
Tをダイオードとして使用した電圧発生回路はEPRO
M、EEPROM等高電圧を必要とするLSIで使用さ
れてきた。電圧発生回路として代表的なものはディクソ
ン型であり(J. S. Witters et. al. Analysis and Mod
eling ofOn-Chip High-Voltage Generator Circuits fo
r Use in EEPROM Circuits, IEEE Journal of Solid-St
ate Circuits, Vol. 24, No. 5 pp. 1372-1380 October
1989)これを図10、11に示す。図10はダイオード
表記したものであり図11はMOSFETを適用したも
のである。図10を用いて動作の概略を説明する。この
回路は電源電圧(1001)を基準に更に高い電圧を発
生する回路である。2相クロックを端子(1005)、
(1006)に加え、容量(1007)を介してダイオー
ド(1011)のアノード(1009)とカソード(10
10)に供給され、アノード、カソード電位差がダイオ
ードのオン電圧を超えた時に電流が流れ、容量(100
3)に電荷を蓄え、カソード側を昇圧する。同様の回路
が直列に複数接続されているため各段で順次昇圧され、
最終的な電圧が出力端子(1008)に発生する。出力
には回路に安定して電力が供給できるように容量(10
07)を接続している。昇圧ダイオードをn型MOSF
ET(1101)で置き換えたものが図11である。M
OSFETのゲートとドレインを接続した構成で、ゲー
ト、ドレインをアノード、ソースをカソードとしてい
る。この回路の動作原理は図10と同じであり、昇圧回
路として広く適用されている。
【0008】通常の電圧発生回路はここで説明したよう
に電源電圧から更に高い電圧を発生させるものである
が、非接触ICタグに於いては電源電圧そのものの発生
が必要となる。このため従来の使用条件では顕在化しな
かった新たな問題が発生する。
【0009】図5、6、7を用いてこの問題点を説明す
る。図5は非接触ICタグに適用する昇圧回路を2つの
ダイオード(51),(52)と容量(53),(54)で構成し
たものである。第1のダイオード(51)のアノードは接
地されておりカソード(57)に容量(53)を介して高周
波信号(55)が印加される。第2のダイオード(52)の
カソード(56)に電荷を蓄積する容量(54)が接続され
る。高周波信号はディクソン型の昇圧回路でのクロック
の働きをする。接地電位を基準として昇圧を開始するこ
と、クロックが単相である点が異なるが、基本的な動作
はディクソン型の昇圧回路と同じである。ノード(57)
の電圧が上昇すると第2のダイオード(52)がオンにな
り、容量(54)を充電する。ノード(57)の電圧が下が
るとダイオード(52)はオフ状態になる。更に電圧が下
がると第1のダイオード(51)がオンとなりノード(5
7)の電位が低下するのを妨げる。ダイオードをn型M
OSFETで構成すると図6の如き構成となる。先に述
べた様に非接触ICタグでは0Vから昇圧動作がスター
トする。このため図8に示すような問題が生じる。図8
は図6中のn型MOSFET(61)の集積回路上での断
面図を示す。これは標準的な0.35μmCMOSプロ
セスを示しており、基板(1)はp型半導体で構成され、
表面にp型のウエルイオン打ち込み層(2)を形成し、p
型ウエル層内にトランジスタを形成している。基板はコ
ンタクト層(6)を介して接地電位に固定される。ソース
(3)とゲート(5)は接地し、ドレイン(4)に容量を介し
て高周波信号が印加される。図中の電源(82)は負の電
圧を発生しており、高周波信号が検波回路に印加されド
レインに不の電圧がかかった場合を示している。ドレイ
ン電圧が負になった場合、FETのしきい電圧以下にな
るとFETがオンし、ドレインに印加された負電位を抑
圧する。FETのしきい電圧はプロセス依存性があるが
通常0.6〜0.9Vに設定される。ドレインが負にバイアス
された場合はFETのみならずn型のドレイン電極(4)
と、p型のウエル層によって形成される寄生接合ダイオ
ード(81)もオン状態になる。先に「発明が解決しよう
とする課題」で述べたように接合ダイオードは少数キャ
リアの蓄積効果の影響で高周波信号には追随出来なくな
る。オン状態の接合ダイオードの等価回路は大きな容量
となる。このためドレインでの電圧振幅が減少し、昇圧
に十分な入力電圧振幅を得ることが困難になる。この現
象は従来のような電源電圧から更に高い電位を発生させ
る際には基板(ウエル層を含む)とドレイン不純物層の間
に十分大きな逆バイアスがかかっており問題にはならな
かった。この問題を解決するには接合ダイオードのオン
電圧よりもFETのしきい電圧を低く設定することが考
えられるが、通常のCMOSプロセスでは、製造条件に
よりしきい電圧の変動が約±0.15V存在する。この変動
は接合ダイオードのオン電圧とは相関が無く、2つの電
圧の関係を制御するのは困難である。またしきい電圧を
変動の影響を受けなくなるまで下げると、ドレインに正
の電圧がかかった状態でゲート電圧を0VにしてもFE
Tが完全にオフ出来なくなる問題が生じる。
【0010】そこで図1に示すような対策を施す。ここ
ではn型(7,9)とp型(8)のウエル層で交互にnMO
SFETを囲み、各ウエル層に高抵抗(13)を介してバ
イアスを印加する。FET本体の基板電位取り出し口
(6)にも高抵抗を介して給電する。このときp型ウエル
層は接地電位にバイアスし、n型ウエル層は昇圧回路の
出力端子に接続する。図では理解を助けるためにp型ウ
エル層に電池でバイアスを与えているがこれは集積回路
の外部電源を意味するのではなく集積回路内部で発生し
た正電位(56)を示す。昇圧動作の初期においてはn
型ウエル層は接地電位にあり、昇圧と供に電位が上昇す
る。NMOSFETの周りは互いに逆方向に接続された
接合ダイオードの直列接続を介して周辺のp型ウエル層
(14)と接続される。このため昇圧の初期状態において
もウエル層を介して電流が流れることを阻止出来る。こ
の場合NMOSFET直下のp型ウエル層(2)と周辺の
ウエル層(14)は抵抗率の大きな基板(1)を介して接続
される。標準的なCMOSプロセスではウエル層は約1
kΩ/□の抵抗率をもつ。これに対して基板にはおよそ
2桁以上大きな抵抗率を持つものの適用が可能である。
これにより基板を介する結合の抵抗(15)を大きくする
ことが出来る。ウエル抵抗と基板抵抗の値によってガー
ドバンドの数、幅等を調整することで、NMOSFET
のドレイン(4)に負電位が印加され、ドレイン、ウエル
間に接合ダイオードのオン電圧がかかっても大きな電流
が流れないため寄生接合ダイオードによる特性劣化を低
減できる。
【0011】以上述べたように本実施例では図1に示す
ガードバンド付きNMOSFETを図6に示す電圧発生
回路に適用することで寄生接合ダイオードの動作を抑圧
し、高周波動作特性を改善するものである。ガードバン
ドの数は基板(1)の抵抗値に応じて適宜選択できる。
【0012】本発明の第2の実施例を図2、6、7、
9、15を用いて説明する。図6に示した第1の実施例
の電圧発生回路ではn型MOSFETのみを使用してい
る。この場合容量(54)に接続されるnMOSFET
(62)は基板、つまり図1中のp型ウエル層(2)を
接地しているため、基板バイアス効果により、発生電圧
(容量の電圧)が上がるにつれてしきい値電圧が増加
し、駆動能力が低下する。基板バイアス効果の影響を低
減するにはp型MOSFETの適用がふさわしい。図7
にp型MOSFETを適用した電圧発生回路を示す。p
型MOSFET(71)のゲートとドレインを接続し、
ダイオードとして動作させる。ソースがアノードに対応
し、ゲートとドレインがカソードに対応する。p型MO
SFETの基板(n型ウエル層)は電源に固定するた
め、電源電圧が変化しても、基板バイアスは変化しない
ためしきい値電圧は常に一定に保たれ、高い駆動能力を
得られる。図9に図7中のp型MOSFETで構成した
ダイオードのデバイス構造を示し、p型MOSFETを
適用した場合の問題点を示す。図9に示すp型MOSF
ETは標準的な0.35μmCMOSプロセスで実現さ
れるものを示しており、基板(1)はp型半導体で構成さ
れ、表面にn型のウエルイオン打ち込み層(212)を形
成し、n型ウエル層内にトランジスタを形成している。
n型ウエル層はコンタクト層(216)を介して電源電位
(56)に固定される。ドレイン(213)とゲート(2
15)は互いに接続し、電源用の容量(54)に接続
し、ソース(214)に容量を介して高周波信号が印加さ
れる。図中の電源(92)は負の電圧を発生しており、高
周波信号が検波回路に印加されドレインに不の電圧がか
かった場合を示している。ソース電圧が電源電圧+FE
Tのしきい電圧以下になるとFETがオンし、ド電源容
量54に電荷を供給する。FETのしきい電圧はプロセ
ス依存性があるが通常0.6〜0.9Vに設定される。ソース
(214)が電源電圧以上ににバイアスされた場合はM
OSFET本体のみならずp型のソース電極(214)
と、n型のウエル層によって形成される寄生接合ダイオ
ード(91)もオン状態になる。寄生接合ダイオードの効
果を低減するために、第1の実施例で実施したようにn
ウエル層(212)に対して高抵抗(113)を介して
給電するとともにFETの周囲をp型ウエル層(21
7,219)、n型ウエル層(218)で交互に取り囲
む。周辺の各ウエル層への給電(110,111,11
2)も高抵抗を介して行なう。n型ウエル層(212)
に対して高抵抗(113)を介して給電することで寄生
接合ダイオード(91)に流れる電流を抑圧し、ダイオ
ードの拡散容量の増加を抑制する。また周囲のウエル層
により周辺に生じる寄生容量を削減し、nウエル層の対
接地、対電源へのインピーダンスを高くすることで高周
波特性を改善する。図1、2の構造を持つn型MOSF
ET、p型MOSFETを適用し、図7の電源発生回路
に0.35um標準CMOSプロセスを適用して試作し、入力
電力に対する出力電圧を評価した結果を図17に示す。
入力信号周波数は2.45GHzであり、nMOS、p
MOS両FETのゲート幅は240umとした。(170
1)は無負荷、(1702)は20kΩ負荷、(170
3)は10kΩ負荷である。2Vの発生に必要な信号電
力は20kΩ負荷時に約5.5dBmであり、およそ1
Wの送信電力に対して1m以上の距離で動作するもので
あり、十分実用に耐える見通しを得た。
【0013】図12を用いて第3の実施例を説明する。
これは図4で示した電源用(405)と信号検出用(4
06)の2つの電圧発生回路を第2の実施例で示したn
MOSFET(1201)(1203)、pMOSFE
T(1202)(1204)で構成したものである。信
号検出用電圧発生回路では信号に応答するために容量
(1213)と並列に抵抗(1214)を接続し、一定
時間で蓄積された電荷を放電する。これにより受信する
振幅変調信号(413)よりエンベロープを検出し、後
続の増幅器(図4中(401))への出力(1215)
とする。電源用電圧発生回路には回路に電流を供給して
も電圧が下がらないように十分大きな容量(1208)
を接続する。2つの電圧発生回路はそれぞれ共通のアン
テナから容量を介して信号を受ける。容量を介すること
で2つの電圧発生回路の干渉を低減する。質問器(31
4)への返答は0,1信号をCMOSインバータ回路
(1211)を介してp型MOSFETのドレインとゲ
ートを結線したダイオード(1210)に印加すること
で実行する。インバータの出力が1つまり“High”
状態ではMOSFETによるダイオード(1210)は
インバータを介して電源電位(1209)に接続され
る。つまり電源発生回路のp型MOSFETダイオード
(1202)に対して並列に接続され、電源用容量(1
208)に電荷の蓄積をする機能を持つ。逆にインバー
タの出力が0つまり“Low”状態では、電圧発生回路
の中間ノード(1216)のインピーダンスを下げるこ
とで質問器(314)から見た反射係数を変化させるこ
とで行なう。従来の方法では図に示すようにFET(4
12)にて接続されたノードのインピーダンスを制御し
ている。これに対して本従来例では返答のためのドライ
バ用FETをゲートとドレインを接続した、ダイオード
構造で構成することで、無返答時に電源用容量への充電
を行ない効率を高めている。
【0014】本発明の第4の実施例を図13、14を用
いて説明する。本実施例はSOI構造のMOSFETを
適用した場合の実施例である。図13にSOI構造のn
型MOSFETの断面図を示す。SOI構造の特徴はウ
エル層(2)が絶縁物で囲まれている点にある。絶縁物
(1302)は例えばSiO2(二酸化珪素)であり、
酸素イオン打ち込み技術や張り合わせ技術で形成され
る。絶縁物(1303)は例えばトレンチアイソレーシ
ョン技術で形成され、SiO2(二酸化珪素)等で構成
される。このようにSOI構造ではウエル層が基板から
絶縁されているため、ウエルの給電部(6)を抵抗(1
3)を介して接地することで、寄生接合ダイオード(8
1)の動作を抑圧することが出来る。図14はSOI構
造のp型MOSFETの断面図である。n型MOSFE
Tの場合と同様ウエル給電(16)に直列に抵抗(11
3)を接続することで寄生ダイオード(91)の動作を
抑圧できる。このようにSOI構造をもつCMOSプロ
セスを適用した場合はウエル層の給電を、抵抗を介して
与えるだけで他の実施例同様の効果が得られる。
【0015】本発明の第5の実施例を図15,16を用
いて説明する。この実施例は金属半導体接合ダイオード
(SBD)を適用した場合に関するものである。電圧発
生回路では、ダイオードがオン状態に遷移する電圧(オ
ン電圧)が低いと、容易に直流電圧を発生できる。SB
Dのオン電圧はp型半導体と金属の接合によるダイオー
ドが、n型半導体と金属の接合によるダイオードに比べ
て低くなる傾向にあり、効率の良い電圧発生回路実現の
ためにはp型SBDによる構成が望ましい。ところが現
在CMOSプロセスで広く適用されているp型基板上で
p型SBDを2個使用して電圧発生回路を構成すると、
図15に示すように、2つのダイオード(1501)
(1502)のアノードがともにp型ウエル層(2)上
に形成されるため、短絡(1503)され、正常な動作
が困難になる。そこで図16に示すように第1の実施例
同様、ガードバンド(1601)を挿入することで、ウ
エル層上での短絡を防ぐ。この場合、2つのSBDのア
ノード間は基板抵抗(1602)で接続されるが、高基
板抵抗の採用、ガードバンド幅の増加により、十分影響
を低減した設計が可能となる。本実施例には第4の実施
例で示した。SOI構造を適用しても有効である。
【0016】
【発明の効果】本発明により特殊なプロセスを適用する
ことなく、MOSFETのみを用いるだけで、寄生接合
ダイオードの影響を受けることの無い高周波動作可能な
電圧発生回路を実現できる。図1、2の構造を持つn型
MOSFET、p型MOSFETを適用し、図7の電源
発生回路について0.35um標準CMOSプロセスを適用し
て試作し、入力電力に対する出力電圧を評価した結果を
図17に示す。入力信号周波数は2.45GHzであ
り、nMOS、pMOS両FETのゲート幅は240umと
した。(1701)は無負荷、(1702)は20kΩ
負荷、(1703)は10kΩ負荷である。(170
4)は高周波用単体ショットキーダイオードで同じ回路
を構成し10kΩの抵抗を駆動した測定結果である。2
Vの発生に必要な信号電力は20kΩ負荷時に約5.5
dBmであり、およそ1Wの送信電力に対して1m以上
の距離で動作するものであり、十分実用に耐える見通し
を得ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を適用したn型MOSF
ET。
【図2】本発明の第2の実施例を適用したp型MOSF
ET。
【図3】物流タグシステムの1例。
【図4】タグ構成図。
【図5】ダイオードで構成した電圧発生回路。
【図6】n型MOSFETで構成した電圧発生回路。
【図7】n型とp型MOSFETで構成した電圧発生回
路。
【図8】n形MOSFETにおける寄生接合ダイオード
の誤動作。
【図9】p型MOSFETにおける寄生接合ダイオードの誤動
作。
【図10】ダイオードで構成したディクソン型昇圧回
路。
【図11】MOSFETで構成したディクソン型昇圧回路。
【図12】タグ向け電圧発生回路。
【図13】n型SOICMOS適用例。
【図14】p型SOICMOS適用例。
【図15】p型ショットキーバリアダイオードで構成し
た電圧発生回路の問題点。
【図16】ガードバンド追加による対策。
【図17】n型とp型MOSFETで構成した電圧発生
回路特性。
【符号の説明】
(1) p型サブストレート基板、 (2)(11)p型ウエル拡散層 (3)n型MOSFETのソース電極 (4)n型MOSFETのドレイン電極 (5)n型MOSFETのゲート電極 (6)p型ウエル給電用拡散層 (7)(9)n型ウエル拡散層 (8)p型ウエル拡散層 (10)(12)n型ウエル給電用拡散層 (13)抵抗 (14)基板抵抗 (81)寄生接合ダイオード (57)ノード (110)(112)p型ウエル給電用拡散層 (111)n型ウエル給電用拡散層 (113)抵抗 (212)(218)n型ウエル拡散層 (213)p型MOSFETのドレイン電極 (214)p型MOSFETのソース電極 (215)p型MOSFETのゲート電極 (216)n型ウエル給電用拡散層 (217)(219)p型ウエル拡散層 (91)寄生ダイオード (301)コントローラ (302)符号化器、(303)フィルタ、(304)
変調器 (305)電力増幅器、(306)分波器、(307)
増幅器 (308)復調器、(309)復号器、(310)アン
テナ (311)タグ、(312)荷物、(313)ベルトコ
ンベア (314)無線部、(315)質問器 (401)増幅器、(402)クロック生成回路、復調
器 (403)論理回路、(404)メモリ、 (405)電源用検波回路(電圧発生回路) (406)信号用検波回路(電圧発生回路) (407)(408)(410)ダイオード (411)(409)容量、(411)抵抗、 (412)ドライバ用電界効果トランジスタ (413)振幅変調されたRF信号 (414)アンテナ (55)入力、(56)出力、(51)(52)ダイオ
ード (53)(54)容量 (61)(62)n型MOSFET (71)p型MOSFET (82)負電位、(92)正電位 (1001)電源電圧、(1002)(1011)ダイ
オード (1003)寄生容量、(1004)(1007)容量 (1005)(1006)2相クロック端子 (1008)電圧出力端子 (1009)アノード、(1010)カソード (1101)n型MOSFET (1102)n型MOSFETのバックゲート (1201)(1203)n型MOSFETダイオード (1202)(1204)p型MOSFETダイオード (1205)RF信号入力、 (1206)(1207)(1208)(1213)容
量 (1209)電源電圧出力 (1210)p型MOSFETダイオード (1211)インバータ回路 (1212)信号入力、(1214)抵抗 (1215)信号出力、(1216)中間ノード (1302)(1303)絶縁物 (1501)(1502)金属半導体ダイオード (1503)短絡経路 (1601)ガードバンド、(1602)基板寄生抵抗 (1701)出力無負荷測定値 (1702)20kΩ負荷測定値 (1703)10kΩ負荷測定値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 宗利 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 志田 雅昭 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 齋藤 武志 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5F032 AC04 CA03 CA14 CA15 CA17 CA20 5F048 AA07 AB08 AB10 AC03 AC04 AC10 BA01 BA16 BE03 BF17 BH04 BH05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持基板上に形成される第1の極性を持つ
    第1の不純物層上に形成された電界効果トランジスタに
    おいて、不純物層を接地、あるいは第1の電位に対し、
    第1の抵抗を介して接続し、第1の不純物層の周りを、
    第1の不純物層とは異なる第2の極性を持つ第2の不純
    物層で囲み、第2の不純物層を接地、あるいは第1の電
    位に対し、第2の抵抗を介して接続したことを特徴とす
    る電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】特許請求項1記載の電界効果トランジスタ
    において、第2の不純物層の周りを第1の極性を持つ第
    3の不純物層で囲み、第3の不純物層を接地、あるいは
    第1の電位に対し、第3の抵抗を介して接続したことを
    特徴とする電界効果トランジスタ。
  3. 【請求項3】特許請求項2記載の電界効果トランジスタ
    において、最外周の不純物層の周りを更に複数の異なる
    極性の不純物層で取り囲み、各不純物層をそれぞれ抵抗
    を介して接地、あるいは第1の電位に対して接続したこ
    とを特徴とする電界効果トランジスタ。
  4. 【請求項4】支持基板上に形成される第1の極性を持つ
    第1の不純物層上に形成された電界効果トランジスタに
    おいて、不純物層を接地、あるいは第1の電位に対し、
    第1の抵抗を介して接続し、第1の不純物層の周りおよ
    び下部を絶縁物で囲んだことを特徴とする電界効果トラ
    ンジスタ。
  5. 【請求項5】特許請求項1〜4記載の電界効果トランジ
    スタで、第1の不純物層がp型不純物層であり、抵抗を
    介して接地電位に接続され、第2の不純物層がn型不純
    物層であり、抵抗を介して電源電位に接続されており、
    以下他のp型不純物層、n型不純物層はそれぞれ抵抗を
    介して接地、電源電位に接続されることを特徴としたn
    型電界効果トランジスタ。
  6. 【請求項6】特許請求項1〜4記載の電界効果トランジ
    スタで、第1の不純物層がn型不純物層であり、抵抗を
    介して電源電位に接続され、第2の不純物層がp型不純
    物層であり、抵抗を介して接地電位に接続されており、
    以下他のn型不純物層、p型不純物層はそれぞれ抵抗を
    介して電源、接地電位に接続されることを特徴としたp
    型電界効果トランジスタ。
  7. 【請求項7】特許請求項第1〜6記載の半導体デバイス
    において第1の不純物層上に形成される電界効果トラン
    ジスタと、第1の不純物層に接続している第1の抵抗を
    取り除き、第1の不純物層に金属電極を取りつけ、金属
    半導体ダイオードを形成したことを特徴とした、集積化
    ダイオード素子。
  8. 【請求項8】特許請求項第1〜6記載の電界効果トラン
    ジスタのソースあるいはドレインをゲートと接続し、整
    流効果を持つ非線形素子を構成し、電流が流れる場合に
    より高い電圧がかかる端子をアノード、より低い電圧が
    かかる端子をカソードと定義したことを特徴とする集積
    化ダイオード素子。
  9. 【請求項9】特許請求項第5記載の第1、第2のn型電
    界効果トランジスタと第1、第2の容量から構成される
    電子回路において、第1の電界効果トランジスタのソー
    スまたはドレインを第2電位に接続し、ゲートを第2電
    位に接続し、ドレインまたはソースを第1の内部接点に
    接続し、第2の電界効果トランジスタのソースまたはド
    レインを第1の内部接点に接続し、ゲートを第1の内部
    接点に接続し、ドレインまたはソースを第1の出力接点
    に接続し、第1の容量の第1端子を接地し、第2端子を
    第1の出力接点に接続し、第2の容量の第1端子を入力
    接点に接続し、第2端子を第1の内部接点に接続したこ
    とを特徴とする集積化電圧発生回路。
  10. 【請求項10】特許請求項第5記載の第1のn型電界効
    果トランジスタと、特許請求項第6記載の第1のp型電
    界効果トランジスタと、第1、第2の容量から構成され
    る電子回路において、第1のn型電界効果トランジスタ
    のソースまたはドレインを第2電位に接続し、ゲートを
    第2電位に接続し、ドレインまたはソースを第1の内部
    接点に接続し、第1のp型電界効果トランジスタのソー
    スまたはドレインを第1の内部接点に接続し、ゲートを
    第1の出力接点に接続し、ドレインまたはソースを第1
    の出力接点に接続し、第1の容量の第1端子を接地し、
    第2端子を第1の出力接点に接続し、第2の容量の第1
    端子を入力接点に接続し、第2端子を第1の内部接点に
    接続したことを特徴とする集積化電圧発生回路。
  11. 【請求項11】特許請求項第9,10記載の電圧発生回
    路において、第2の容量を集積回路の外部に設けたこと
    を特徴とする集積化電圧発生回路。
  12. 【請求項12】特許請求項第7〜8記載のダイオード素
    子を用いたことを特徴とする集積化電圧発生回路。
  13. 【請求項13】特許請求項第9〜12記載の第1の電圧
    発生回路と特許請求項第7〜8記載の第1の集積化ダイ
    オードと第1のインバータ回路より構成される電子回路
    において、、第1の集積化ダイオードのアノードを第1
    の電圧発生回路の、第1の内部接点に接続し、カソード
    を第1のインバータの出力に接続したことを特徴とする
    集積化電圧発生回路。
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