JP2000290874A - 抗菌性防塵衣用織物およびそれを用いてなる防塵衣 - Google Patents

抗菌性防塵衣用織物およびそれを用いてなる防塵衣

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JP2000290874A
JP2000290874A JP11097653A JP9765399A JP2000290874A JP 2000290874 A JP2000290874 A JP 2000290874A JP 11097653 A JP11097653 A JP 11097653A JP 9765399 A JP9765399 A JP 9765399A JP 2000290874 A JP2000290874 A JP 2000290874A
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antibacterial
woven fabric
pyridine
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Kenji Yamada
賢二 山田
Masaki Ishii
正樹 石井
Saori Inogakura
佐織 猪ヶ倉
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来からのポリエステル防塵衣用織物の形態安
定性、強度保持性、低発塵性などを具備しながら、制電
性および洗濯耐久性に優れた抗菌性を持った抗菌性防塵
衣用織物を提供する。 【解決手段】導電性繊維が経糸および/または緯糸に配
列され、織物の1g当たりの繊維表面積が0.12m2
以上であるポリエステルフィラメント織物を用いてな
り、該ポリエステルフィラメントが分子量200〜70
0、無機性/有機性値=0.3〜1.4かつ平均粒径2
μm以下であるピリジン系抗菌剤を含み、該織物の発塵
量が20個/ft3・100cm2以下かつ静菌活性値が
2.2以上であることを特徴とする抗菌性防塵衣用織
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステルフィ
ラメントを用いてなる抗菌性防塵衣用織物に関し、さら
に詳しくは、低発塵性および制電性を有し、かつ洗濯耐
久性に優れた抗菌性を具備する抗菌性防塵衣用織物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子産業、精密機器、医薬、医療
機器、食品加工や医療技術の進展により、製造現場や医
療現場における微細な粉塵や細菌、また静電気が障害と
なるため、それら現場環境のクリーン化が進められてい
る。その一環として、クリーンな環境に対応できる防塵
衣、無塵衣、無菌衣等の開発が進められている。一般
に、防塵衣や無塵衣、無菌衣(以下、「防塵衣」と総称
する)用織物には、形態安定性、機械強度、耐薬品性、
耐熱性、洗濯耐久性に優れていることから、ポリエステ
ル繊維が中心的に使用されている。しかし、ポリエステ
ル繊維は吸湿性が低いため、長時間にわたって着用して
いると、発汗によりムレやベタツキなどを生じ易く、さ
らに数日間継続的に着用を続けると、汗中に生存する細
菌の繁殖により、汗臭が発生し着用快適性が低下する問
題があった。この防臭対策として、従来から種々の抗菌
性付与方法が検討されている。
【0003】繊維への抗菌性付与方法としては、銀、銅
あるいは亜鉛などの無機系抗菌剤をポエステルの紡糸段
階で練り込む方法と、第4級アンモニウム塩などの有機
系抗菌剤をスプレーあるいはパデイング処理して繊維に
付与する方法が採られてきた。前者の場合、洗濯耐久性
と低発塵性という面では優れているが、布などの製品に
は加工できない。また、紡糸段階で口金面に抗菌剤が結
晶として析出するため、糸切れ、融着などの生産性の問
題があり、加えて抗菌剤が繊維の中に均一に分散するた
め、性能確保には抗菌剤を多量に練り込む必要があり、
コスト高となる問題がある。
【0004】一方、後者の場合、布などの製品に抗菌加
工出来るという利点はあるものの、抗菌性の洗濯耐久性
面では劣っており、抗菌剤やバインダーの脱落に伴う発
塵の問題があり、何れの方法も防塵衣用織物には適用で
きない状況にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
からのポリエステル防塵衣用織物の形態安定性、強度保
持性、低発塵性などを具備しながら、制電性および洗濯
耐久性に優れた抗菌性を持った抗菌性防塵衣用織物を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の抗菌性防塵衣用織物の一態様は、導電性繊維が経糸
および/または緯糸に配列され、織物の1g当たりの繊
維表面積が0.12m 2以上であるポリエステルフィラ
メント織物を用いてなり、該ポリエステルフィラメント
が分子量200〜700、無機性/有機性値=0.3〜
1.4かつ平均粒径2μm以下であるピリジン系抗菌剤
を含み、該織物の発塵量が20個/ft3・100cm2
下かつ静菌活性値が2.2以上であることを特徴とする
抗菌性防塵衣用織物である。
【0007】本発明の抗菌性防塵衣用織物の他の態様
は、導電性繊維が経糸および/または緯糸に配列され、
単繊維繊度5デニール以下のポリエステルフィラメント
を含む織物を用いてなり、該ポリエステルフィラメント
が分子量200〜700、無機性/有機性値=0.3〜
1.4かつ平均粒径が2μm以下であるピリジン系抗菌
剤を含み、該織物の発塵量が20個/ft3・100cm2
以下かつ静菌活性値が2.2以上であることを特徴とす
る抗菌性防塵衣用織物である。
【0008】また、本発明の防塵衣は、前記抗菌性防塵
衣用織物を用いてなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の抗菌性防塵衣用織物に用
いられるポリエステルフィラメントは特に限定されない
が、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、またはエチレンテレフタレート単位を主たる
繰り返し成分とするもの(具体的には繰り返し単位の9
0モル%以上)、ブチレンテレフタレート単位を主たる
繰り返し成分とするもの(具体的には繰り返し単位の9
0モル%以上)などからなる繊維を用いることができ
る。なかでも、エチレンテレフタレート単位が90モル
%以上繰り返し成分とするポリエステルからなる繊維が
好ましく、エチレンテレフタレート単位が95モル%以
上繰り返し成分とするポリエステルからなる繊維である
ことがより好ましい。エチレンテレフタレート単位が1
00モル%繰り返し成分とするポリエステル(すなわ
ち、ポリエチレンテレフタレート)からなる繊維である
ことはさらに好ましい。これら、ポリエステル繊維の断
面形態は丸形、異形を問わない。
【0010】本発明の織物に用いられるポリエステルフ
ィラメントは、分子量が200〜700、無機性/有機
性値=0.3〜1.4かつ平均粒径が2μm以下である
ピリジン系抗菌剤を含むものである。
【0011】かかるピリジン系抗菌剤は、ポリエステル
フィラメントに対し強固に付着または吸尽・拡散する。
これは、特定な分子量、無機性/有機性値ならびに平均
粒径の3つの要件を、繊維内部に吸尽・拡散する分散染
料に近い条件に近づけることにより、分散染料と同じ挙
動を示すものと考えられる。これら条件を満足しない場
合、抗菌剤はポリエステルフィラメントに対して強固に
付着または吸尽・拡散せず、十分な工業洗濯耐久性は得
られない。
【0012】分子量が200未満のときは、抗菌剤がポ
リエステルフィラメントに付着または吸尽・拡散するが
洗濯耐久性は低い。一方、分子量が700を超えるとき
は、抗菌剤がポリエステルフィラメントに付着または吸
尽しない。好ましくは、抗菌剤の分子量は300〜50
0である。
【0013】次に、本発明でいう「無機性/有機性値」
とは、藤田稔氏が考案した各種有機化合物の極性を有機
概念的に取り扱った値であり〔改編 化学実験学−有機
化学篇−河出書房(1971)参照〕、炭素(C)1個
を有機性20とし、それに対し各種極性基の無機性、有
機性の値を表1の如く定め、無機性値の和と有機性値の
和を求め両者の比をとった値をいう。
【0014】
【表1】
【0015】かかる有機概念で、例えばポリエチレンテ
レフタレートの無機性/有機性値を算出すると0.7と
なる。本発明は、かかる有機概念で算出された値をもと
にして合成繊維と抗菌剤との親和性に注目し、無機性/
有機性値が所定の範囲内にある抗菌剤をポリエステルフ
ィラメントに付着または吸尽・拡散させたものである。
【0016】無機性/有機性値が0.3未満の場合は有
機性が強くなりすぎて、逆に1.4を超える場合は無機
性が強くなりすぎて、ポリエステルフィラメントに付着
または吸尽・拡散しにくくなる。無機性/有機性値は
0.35〜1.3であることが好ましく、0.4〜1.
2であることがより好ましい。
【0017】例えば、2,3,5,6−テトラクロロ−
4−ヒドロキシピリジンの場合、ベンゼン核を1つ、−
Cl基を4つ、−OH基を1つ、−NR2基を1つ含む
ため無機性値は265となる。また有機性値は、C(炭
素)を5つ、−Cl基を4つ含むため180となり、無
機性値/有機性値は1.47となる。また、2−ピリジ
ルチオール−1−オキシド亜鉛はキレート錯体として存
在し、電気陰性度の点から亜鉛と硫黄は共有結合をして
いると考えるので、この化合物の無機性値は85、有機
性値は190となり無機性値/有機性値は0.45と計
算できる。一方、同じピリジン系抗菌剤である2−ピリ
ジルチオール−1−オキシドナトリウムは、ナトリウム
と硫黄は電気陰性度差が1.6以上あり、この結合はイ
オン結合となり、この場合、ナトリウムは軽金属塩とし
て働くため無機性値は585、有機性値は190と算出
でき、無機性値/有機性値は3.0となることから、ポ
リエステルとの親和性は悪くなる。
【0018】また、本発明においては、かかる抗菌剤の
中でも、平均粒径が2μm以下のものを用いる。平均粒
径が2μmを超えると、ポリエステルフィラメントに付
着または吸尽しにくくなる上に、加工液にした時に粒子
の沈降が起こり、液の安定性に欠ける傾向を示すもので
ある。好ましくは、抗菌剤の平均粒径は1μm以下であ
る。
【0019】かかる抗菌剤として、2−クロロ−6−ト
リクロロメチルピリジン、2−クロロ−4−トリクロロ
メチル−6−メトキシピリジン、2−クロロ−4−トリ
クロロメチル−6−(2−フリルメトキシ)ピリジン、
ジ(4−クロロフェニル)ピリジルメタノール、2,
3,5−トリクロロ−4−(n−プロピルスルフォニ
ル)ピリジン、2−ピリジルチオール−1−オキシド亜
鉛、ジ(2−ピリジルチオール−1−オキシド)等のピ
リジン系化合物を用いることができる。その中でも特
に、2−ピリジルチオール−1−オキシド亜鉛が、繊維
との親和性がよく、繊維に対して強固に付着、吸尽する
ため洗濯耐久性が良く、MRSAをはじめ効果を示す対
象菌種の広さの点で好ましい。
【0020】また、本発明においてポリエステルフィラ
メントは着色されていることが好ましい。染色と同時に
抗菌剤をポリエステルフィラメントに吸尽・拡散させる
ことにより、洗濯耐久性に優れる織物とすることができ
るからである。ここで着色されているとは、ポリエステ
ルフィラメントが分散染料、酸性染料、カチオン染料、
蛍光増白剤などの着色物を含むことをいう。
【0021】本発明に用いられるポリエステルフィラメ
ントは、織物1g当たりの繊維表面積が0.12m2
上または単繊維繊度が5デニール以下であるもの、好ま
しくは表面積が0.15m2 以上または単繊維繊度が4
デニール以下のものである。繊維に抗菌剤が付着または
吸尽する作用は繊維の表面積もしくは繊維の単繊維繊度
に依存するので、表面積が0.12m2 以上の繊維また
は単繊維繊度が5デニール以下の繊維では、高度な工業
洗濯耐久性を有する抗菌性繊維構造物を得ることができ
る。なお、複数種の合成繊維やさらに天然繊維を組み合
わせた場合でも同等の効果が得られる。
【0022】ところで抗菌性を考慮すると、抗菌剤が繊
維表面に付着している状態は、細菌との接触頻度が高く
最も優れている。しかしこの状態は抗菌剤が剥離しやす
く、洗濯耐久性の観点からは好ましくない。一方、抗菌
剤が繊維内部に均一に拡散すると、抗菌性は低下するが
洗濯耐久性は向上する。以上のことから、抗菌剤が繊維
内部で繊維表面近傍においてリング状に分布、もしくは
枝状に繊維表面から内部に分岐拡散している状態が、抗
菌性、洗濯耐久性および低発塵性の面で優れていると考
えられる。
【0023】抗菌剤がポリエステルフィラメント内部で
繊維表面近傍においてリング状に分布している状態は、
X線マイクロアナライザー(堀場製作所製EMAX−2
000)を使用して繊維断面について分析を行い、抗菌
剤に含有される特定の元素、例えば硫黄等に注目して、
ポリエステルフィラメント内部における抗菌剤の分布状
態を評価することにより、その元素が繊維内部で繊維表
面近傍に存在しており、その分布状態が繊維断面から見
ると所定の幅をもったリング形状になっていることから
確認できる。
【0024】また、抗菌剤がポリエステルフィラメント
内部で枝状に繊維表面から内部に分岐拡散している状態
は、走査型電子顕微鏡(SEM)による観察で確認でき
る。
【0025】本発明では、繊維構造物の加工条件を変更
することにより、抗菌剤が繊維表面に付着した状態、繊
維表面から内部に向けてリング状に分布した状態、また
は繊維内部に枝状に分岐拡散した状態にコントロールす
ることができる。
【0026】また、本発明で用いる織物は、導電性繊維
が経糸若しくは緯糸、または経糸および緯糸ともに配列
されている。このように導電性繊維が配列されること
で、織物に静電気が帯電することを防ぐことができる。
ここでいう導電性繊維としては、JIS 1094法に
参考記載されている表面漏洩抵抗測定法での電気抵抗が
1×106Ω・cm程度の性能を持つものであれば、導電
成分の複合形態や断面形状は制限されない。導電性成分
には、金属酸化物、カーボン、セラミックなどを用いる
ことができる。
【0027】本発明においては、織物の発塵量を20個
/ft3・100cm2以下とする。発塵量が20個/ft
3・100cm2を超えるものはクリーンルームなどのクリ
ーン環境を汚染し製造業における生産性などに悪影響を
もたらすようになる。ここで発塵量とは、空気中のホコ
リが1ft3当たり0.1μm以上の粒子が10個以下
であるクリーンルームにおいて、JISB9932光散
乱式粒子計数機法のシェーキング法に既定された条件に
従い、回転数500rpm、回転角400度、上下動作
14.5cm、サンプルサイズ31cm×23cmのサンプル
ホルダーを持った試験器を用い、作動5分間でJISB
9921に既定される光散乱式粒子計数機によって、
0.5μm以上の粒子について計数し、1ft3・10
0cm2当たりの粒子数を算出する。なお、発塵量のテス
ト布は、予め空気中のホコリが1ft 3当たり0.1μ
m以上の粒子が10個以下であるクリーンルームに併設
されるドライクリーニング機で蒸留回収したパークロル
エチレン液を用い、新液洗い10分、脱液、新液洗い1
0分、脱液、乾燥10分のドライクリーニング条件で1
回処理したものを用いる。
【0028】そして、本発明の織物は、SEK(繊維製
品新機能評価協議会)の定める制菌評価方法(統一試験
法)で、静菌活性値が2.2以上であるものである。静
菌活性値が2.2未満のものは、所望の制菌効果が得ら
れない。
【0029】さらに、本発明の織物は、洗濯50回後の
静菌活性値が2.2以上であることが好ましい。ここで
洗濯1回とは、JIS 1042 F−2法に準拠し、
弱アルカリ性洗剤2g/l、過酸化水素水(35%工業
用)3cc/l、過炭酸ナトリウム1.5g/l、温度60±
2℃、浴比1:20で15分間洗濯し、その後、排水、
脱水、水洗を行い、脱水後タンブルドライヤーで20分
乾燥させるものをいう。
【0030】本発明の織物はポリエステルフィラメント
糸を用いてなる織物であるが、その織物組織は平組織、
綾組織、朱子組織およびその変化組織など防塵衣用織物
として通常使用されている組織であれば、特に限定され
るものではない。
【0031】本発明の織物は、ポリエステルフィラメン
トで構成され、その経糸および緯糸の織密度がそれぞれ
50〜250本/インチであることが好ましく、75〜
250本/インチであることがより好ましい。織物の経
糸および緯糸の織密度が50本/インチに満たないと、
縫い目ズレや着用時の目ズレが起きやすくなる傾向があ
る。他方、経糸および緯糸の織物密度が250本/イン
チを超えると、防塵衣用織物として厚くかつ粗硬とな
り、軽量感が損なわれる傾向があり好ましくない。
【0032】また、経糸および緯糸に使用するポリエス
テルフィラメントに単繊維繊度0.5〜5デニールのも
のを用いることが好ましい。経糸および緯糸のうち、少
なくとも何れかの単繊維繊度が5デニールより太いと生
地の風合いが硬くなると共に防塵性が低下しやすい。ま
た、0.5デニール未満であると、着用時の摩擦により
毛羽を発生し易くなり、発塵の原因となる。また、経
糸、緯糸は製織性や織物強度の観点からも、単繊維繊度
は0.5デニール以上であることが好ましい。ソフトで
張りのある織物を作製する観点から、単繊維繊度の異な
る異繊度フィラメント糸の混繊糸などを用いてもよい。
この場合、混繊フィラメント糸の総表面積が0.12m
2以上であることが好ましく、抗菌性を持ち且つ、張り
のある防塵衣用織物を作製することが出来る。
【0033】また、経糸および緯糸に使用するポリエス
テルフィラメントに総繊度50〜350デニールのもの
を用いることが好ましく、経糸および緯糸の少なくとも
何れか一方の総繊度が50デニールに満たない場合は、
張りのない薄い防塵衣用織物となる傾向がある。また、
総繊度が350デニールより大きくなると地厚な織物と
なり、併せて風合いが硬く、防塵衣用織物として使用す
ることが困難になる。
【0034】さらにまた、導電性繊維を経糸若しくは緯
糸、または経糸および緯糸ともに2〜10mmの間隔で
配置することが好ましい。この導電性繊維は、2〜8m
mの間隔で配置することがより好ましく、2〜5mmの
間隔で配置することはさらに好ましい。
【0035】以下、本発明の抗菌性防塵衣用織物の製造
方法について述べる。
【0036】液流染色機等で前記抗菌剤を含む液中に防
塵衣用織物を浸し、常圧または加圧の下、90〜160
℃で10〜120分間、より好ましくは120〜135
℃で20〜60分間加熱処理することにより製造するこ
とができる。このとき、分散染料、必要に応じて分散性
蛍光増白剤を液中に添加してもよい。90℃未満の加熱
条件では抗菌剤はポリエステル繊維に付着または吸尽し
ない。また、160℃を超える条件の場合、エネルギー
消費量に見合った効果が得られず、コストパフォーマン
スが悪くなるため好ましくない。
【0037】織物の染色加工は、リラックス精練、中間
セット、染色、仕上げセットという通常の工程で差し支
えない。
【0038】かかる方法において、液中処理した後、テ
ンター等で160〜200℃で15秒〜5分間、より好
ましくは170〜190℃で30秒〜2分間の乾熱処理
を行うことが好ましい。かかる乾熱処理により、抗菌剤
はポリエステル繊維表面から内部に拡散して繊維内部で
繊維表面の近傍においてリング状に分布して存在する
か、または枝状に繊維表面から内部に分岐拡散した状態
で存在するようになり、抗菌性を損なうことなく洗濯耐
久性を向上させ発塵を抑えることができる。160℃未
満の加熱条件では乾熱処理の効果が出ない。また、20
0℃を超える条件の場合、ポリエステル繊維の黄変や脆
化、さらに染料や抗菌剤の昇華もしくは熱分解ならびに
エネルギー消費量の増加などが生じるため、好ましくな
い。この処理条件を変更することで抗菌剤を繊維表面付
着、繊維内部でのリング状分布、繊維内部拡散の各状態
にコントロールすることができる。
【0039】本発明に係る抗菌性防塵衣用織物は、低発
塵性および制電性を有し、かつ洗濯耐久性に優れた抗菌
性を有する防塵衣として用いることができ、なかでも電
子部品、電子機器、精密機器、医薬、医療機器、食品関
係の製造工程における作業者衣料用に用いられる防塵衣
として最適なものである。
【0040】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例中の%および部とは、断らな
い限り重量基準である。また、実施例中での品質評価は
次の方法に従った。 (1)抗菌試験 (1−1)抗菌試験用洗濯方法 ドラム染色機を用い、花王(株)製洗剤“ザブ”2g/
l、過酸化水素水(35%工業用)3cc/l、過炭酸
ナトリウム1.5g/l、温度60±2℃、浴比1:2
0で15分間洗濯し、その後排液、脱水後、オーバーフ
ロー水洗を10分間実施した。その後脱水を行いこれを
洗濯1回とした。最後にタンブラー・ドライヤーを用い
て20分間で乾燥させた。 (1−2)抗菌試験方法 試験方法は統一試験法を採用し、試験菌体はMRSA臨
床分離株を用いた。試験方法は、滅菌試料布に上記試験
菌のブイヨン懸濁液を注加し、密閉容器中で37℃、1
8時間培養後の生菌数を計測し、殖菌数に対する菌数を
求め、次の基準に従った。
【0041】log(B/A)>1.5の条件下、lo
g(B/C)を菌数増減値差とし、2.2以上を合格レ
ベルとした。
【0042】ただし、Aは無加工品の接種直後分散回収
した菌数、Bは無加工品の18時間培養後分散回収した
菌数、Cは加工品の18時間培養後分散回収した菌数を
表す。 (2)繊維内部における抗菌剤の分布状態 (2−1)リング状分布の確認 X線マイクロアナライザー(堀場製作所製EMAX−2
000)を使用して繊維断面について分析を行い、抗菌
剤に含有される特定の元素、例えば硫黄等に注目して、
繊維内部における抗菌剤の分布状態を評価した。 (2−2)鎖状拡散の確認 抗菌剤がポリエステルフィラメント表面で付着またはポ
リエステルフィラメント内部で枝状に繊維表面から内部
に分岐拡散している状態は、走査型電子顕微鏡(SE
M)による観察により確認した。 (3)発塵量 (3−1)発塵前洗濯法 空気中のホコリが1ft3当たり0.1μm以上の粒子
が10個以下であるクリーンルームに併設されるドライ
クリーニング機で蒸留回収したパークロルエチレン液を
用い、新液洗い10分、脱液、新液洗い10分、脱液、
乾燥10分のドライクリーニング条件で一回処理したも
のを用いる。 (3−2)発塵試験法 JISB9932 シェーキング法により求めた。
【0043】実施例1〜6 まず、予め実施例と比較例に使用する抗菌剤のコロイド
化処理を行った。すなわち、下記各実施例および比較例
で使用する抗菌剤50gとナフタレンスルホン酸のホル
マリン縮合物20gおよびリグニンスルホン酸ナトリウ
ム30gを水300gと共にスリラー化し、次いでガラ
スビーズを用いて湿式粉砕処理を施し、平均粒径1μm
のコロイド状態の組成物を得た。
【0044】下記する共試布へ抗菌性を付与するために
次のような方法を実施した。生機をリラックス精練、中
間セットを行った後、高圧染色機を用いて前記方法によ
りコロイド化した抗菌剤を1%owf、浴比1:10、
pH5の液中に浸し、130℃、60分の条件で染色加
工の常法に従い処理を行う。この処理後、再び防塵衣用
織物の通常の加工工程に従い、水洗、乾燥(120℃、
3分)、仕上げセット(180℃、1分)して抗菌加工
布を得た。
【0045】以下、実施例、比較例で使用したそれぞれ
の共試布素材と抗菌剤の種類を示す。
【0046】実施例1 共試布として、経糸に75デニール−72フィラメント
のポリエチレンテレフタレート糸を用い、この糸40本
に対して、導電性繊維として、東レ(株)製のカーボン
ブラックを含有する導電糸(商標:ルアナ)の25デニ
ール−5フィラメント糸と75デニール−72フィラメ
ントのポリエチレンテレフタレート糸を撚り数200T
/Mで合撚した糸を1本の割合で配置、緯糸に経糸と同
じ糸を用い織物組織が2/2綾、経密度が172本/イ
ンチ、緯密度が105本/インチの生機を作製した。抗
菌剤として、2−ピリジルチオール−1−オキシド亜鉛
を用いた。このとき、抗菌剤の一部は繊維表面に付着
し、大部分は繊維内部でリング状に分布して存在してい
た。その結果を表2に示す。
【0047】実施例2 共試布として、経糸および緯糸に75デニール−24フ
ィラメントのポリエチレンテレフタレート糸を用いる以
外は、実施例1と同様にした。このとき、抗菌剤の一部
は繊維表面に付着し、大部分は繊維内部でリング状に分
布して存在していた。その結果を表2に示す。
【0048】実施例3 共試布として、経糸に150デニール−30フィラメン
トのポリエチレンテレフタレート糸を用いて、この糸2
5本に対して、導電性繊維として、東レ(株)製のカー
ボンブラックを含有する導電糸(商標:ルアナ)の25
デニール−5フィラメント糸と150デニール−30フ
ィラメントのポリエチレンテレフタレート糸を撚り数2
00T/Mで合撚した糸を1本の割合で配置、緯糸に1
50デニール−48フィラメントのポリエチレンテレフ
タレート糸を用い、織物組織は平組織とし、経密度が1
16本/インチ、緯密度が105本/インチの生機を作
製した。抗菌剤としては実施例1と同じものを用いた。
このとき、抗菌剤の一部は繊維表面に付着し、大部分は
繊維内部でリング状に分布して存在していた。その結果
を表2に示す。
【0049】実施例4 共試布として、抗菌剤として2−クロロ−6−トリクロ
ロメチルピリジンを用いた以外は、実施例1と同様にし
た。このとき、抗菌剤の一部は繊維表面に付着し、大部
分は繊維内部でリング状に分布して存在していた。その
結果を表2に示す。
【0050】実施例5 共試布として、経糸に75デニール−36フィラメント
のポリエチレンテレフタレート糸を用いて、この糸35
本に対して、導電性繊維として、東レ(株)製カーボン
ブラックを含有する導電糸(商標:ルアナ)の25デニ
ール−5フィラメント糸と75デニール−36フィラメ
ントのポリエチレンテレフタレート糸を撚り数200T
/Mで合撚した糸を1本の割合で配置し、緯糸に経糸と
同じ糸を用い織物組織が2/1綾、経密度が172本/
インチ、緯密度が105本/インチの生機を作製した。
抗菌剤として、2−クロロ−4−トリクロロメチル−6
−(2−フリルメトキシ)ピリジンを用いた。このと
き、抗菌剤の一部は繊維表面に付着し、大部分は繊維内
部で枝状に分布拡散して存在していた。その結果を表2
に示す。
【0051】実施例6 共試布として、抗菌剤として、2−クロロ−4−トリク
ロロメチル−6−(2−フリルメトキシ)ピリジンを用
いた以外は、実施例5と同様にした。このとき、抗菌剤
の一部は繊維表面に付着し、大部分は繊維内部で枝状に
分布拡散して存在していた。その結果を表2に示す。
【0052】比較例1 抗菌剤の平均粒径を3μmとする以外は実施例1と同様
にした。その結果を表2に示す。
【0053】比較例2 経糸に150デニール−24フィラメントのポリエチレ
ンテレフタレート糸を用い、この糸18本に対して、導
電性繊維として、東レ(株)製カーボンブラックを含有
する導電糸(商標:ルアナ)の25デニール−5フィラ
メント糸と75デニール−36フィラメントのポリエチ
レンテレフタレート糸を撚り数200T/Mで合撚した
糸を1本の割合で配置し、緯糸に150デニール、30
フィラメントのポリエステル糸を用い、織物組織が平組
織、経密度が102本/インチ、緯密度が102本/イ
ンチの生機を作製した。抗菌剤としては実施例1と同じ
ものを用いた。その結果を表2に示す。
【0054】比較例3 抗菌剤として2−ピリジルチオール−1−オキシドナト
リウムを用いる以外は、実施例1と同様にした。その結
果を表2に示す。
【0055】比較例4 抗菌剤として1,4−(1−ジョードメチルスルフォニ
ル)ベンゼンを用いた以外は、実施例2と同様にした。
その結果を表2に示す。
【0056】比較例5 抗菌剤として10,10’−オキシビスフェノキシアル
シンを用いた以外は、実施例3と同様にした。その結果
を表2に示す。
【0057】
【表2】
【0058】
【発明の効果】形態安定性、強度保持性、低発塵性など
を具備しながら、制電性および洗濯耐久性に優れた抗菌
性を持った抗菌性防塵衣用織物を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D03D 15/00 101 D03D 15/00 101 Fターム(参考) 3B011 AB02 AC26 4L033 AA07 AB01 AB05 AC10 BA57 4L048 AA42 AA52 AA56 AB07 AB16 AC00 AC07 AC13 BA01 BA02 CA00 CA05 CA15 DA01 DA24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性繊維が経糸および/または緯糸に配
    列され、織物の1g当たりの繊維表面積が0.12m2
    以上であるポリエステルフィラメント織物を用いてな
    り、該ポリエステルフィラメントが分子量200〜70
    0、無機性/有機性値=0.3〜1.4かつ平均粒径2
    μm以下であるピリジン系抗菌剤を含み、該織物の発塵
    量が20個/ft3・100cm2以下かつ静菌活性値が
    2.2以上であることを特徴とする抗菌性防塵衣用織
    物。
  2. 【請求項2】導電性繊維が経糸および/または緯糸に配
    列され、単繊維繊度5デニール以下のポリエステルフィ
    ラメントを含む織物を用いてなり、該ポリエステルフィ
    ラメントが分子量200〜700、無機性/有機性値=
    0.3〜1.4かつ平均粒径が2μm以下であるピリジ
    ン系抗菌剤を含み、該織物の発塵量が20個/ft3
    100cm2以下かつ静菌活性値が2.2以上であること
    を特徴とする抗菌性防塵衣用織物。
  3. 【請求項3】該ピリジン系抗菌剤が、2−クロロ−6−
    トリクロロメチルピリジン、2−クロロ−4−トリクロ
    ロメチル−6−メトキシピリジン、2−クロロ−4−ト
    リクロロメチル−6−(2−フリルメトキシ)ピリジ
    ン、ジ(4−クロロフェニル)ピリジルメタノール、
    2,3,5−トリクロロ−4−(n−プロピルスルフォ
    ニル)ピリジン、2−ピリジルチオール−1−オキシド
    亜鉛、ジ(2−ピリジルチオール−1−オキシド)から
    選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする請求項
    1または2に記載の抗菌性防塵衣用織物。
  4. 【請求項4】該ピリジン系抗菌剤が、2−ピリジルチオ
    ール−1−オキシド亜鉛であることを特徴とする請求項
    1〜3いずれかに記載の抗菌性防塵衣用織物。
  5. 【請求項5】該ポリエステルフィラメントが、分散染料
    で着色されていることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の抗菌性防塵衣用織物。
  6. 【請求項6】該ポリエステルフィラメントが、酸性染料
    で着色されていることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の抗菌性防塵衣用織物。
  7. 【請求項7】該ポリエステルフィラメントが、カチオン
    染料で着色されていることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかに記載の抗菌性防塵衣用織物。
  8. 【請求項8】該ピリジン系抗菌剤が、該ポリエステルフ
    ィラメント内部で繊維表面近傍においてリング状に分布
    していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記
    載の抗菌性防塵衣用織物。
  9. 【請求項9】該ピリジン系抗菌剤が、該ポリエステルフ
    ィラメント内部で枝状に繊維表面から内部に、連続また
    は非連続で分岐拡散していることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれかに記載の抗菌性防塵衣用織物。
  10. 【請求項10】経糸および緯糸の織密度がそれぞれ50
    〜250本/インチであって、導電性繊維が経糸および
    /または緯糸に2〜10mmの間隔で配置され、経糸およ
    び緯糸に単繊維繊度0.5〜5デニール、総繊度50〜
    350デニールのポリエステルフィラメント糸を用いる
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の抗菌
    性防塵衣用織物。
  11. 【請求項11】請求項1〜10いずれかに記載の抗菌性
    防塵衣用織物を用いてなることを特徴とする防塵衣。
  12. 【請求項12】電子部品、電子機器、精密機器、医薬、
    医療機器、食品関係の製造工程における作業者衣料用で
    あることを特徴とする請求項11に記載の防塵衣。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003336143A (ja) * 2002-05-22 2003-11-28 Toray Ind Inc 耐滅菌処理用布帛
CN103741338A (zh) * 2014-01-02 2014-04-23 芜湖华烨工业用布有限公司 一种工业用帆布

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JP2003336143A (ja) * 2002-05-22 2003-11-28 Toray Ind Inc 耐滅菌処理用布帛
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