JP2000287986A - 手術具 - Google Patents

手術具

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JP2000287986A
JP2000287986A JP11095253A JP9525399A JP2000287986A JP 2000287986 A JP2000287986 A JP 2000287986A JP 11095253 A JP11095253 A JP 11095253A JP 9525399 A JP9525399 A JP 9525399A JP 2000287986 A JP2000287986 A JP 2000287986A
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ultrasonic
energy
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JP11095253A
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English (en)
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Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
Akira Shiga
明 志賀
Shinji Hatta
信二 八田
Masaru Karasawa
勝 唐澤
Katsumi Sasaki
勝巳 佐々木
Takeo Usui
健夫 碓井
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Yoshinao Ooaki
義直 大明
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00367Details of actuation of instruments, e.g. relations between pushing buttons, or the like, and activation of the tool, working tip, or the like
    • A61B2017/00371Multiple actuation, e.g. pushing of two buttons, or two working tips becoming operational

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動指示及び出力レベル調節を指1本で操作
可能とすることで操作性を向上できる手術具を提供す
る。 【解決手段】 操作部4を把持する手の親指でジョグダ
イヤル18を回動させると、手術具から出力される超音
波の出力レベルが設定される。そして、同じ親指でジョ
グダイヤル18を押圧すると、設定された出力レベルの
超音波が、プローブ13先端から生体組織へ与えられ、
この超音波による熱で生体組織が切開される。以上のよ
うに、作動指示及び出力レベル調節が指1本で操作可能
であり、操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体組織にエネル
ギーを与えて医療処置を施す手術具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電気で駆動する各種の手術具が
知られており、例えば、超音波振動を利用して生体組織
を切開したり凝固させる超音波手術装置や、高周波電力
を利用して生体組織を切開したり凝固させるモノポーラ
(単極)式及びバイポーラ(双極)式の高周波処置具
や、熱を利用して生体組織を切開する熱メス装置や、超
音波振動を利用して生体組織を粉砕して吸引する超音波
吸引装置や、ドリル等の回転力を利用して生体組織を粉
砕する切除装置等がある。更に、最近では、電気駆動式
の手術具にバッテリを装填することで、電源ケーブルを
取り除いて、操作性を向上したバッテリ式の手術具も提
案されている。このような手術具の一例として、例え
ば、特公平2−43501号では、生体組織を粉砕する
ドリルがプローブの先端に設けられ、このドリルに回転
駆動力を供給するモータと、このモータに電力を供給す
るバッテリと、前記モータを作動操作するスイッチが把
持部に設けられた構成の切除装置が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で挙げた特公平2−43501号では、手術具から
のエネルギー出力を作動操作する手段が示されているも
のの、手術具から出力されるエネルギーの出力レベルを
調節する出力レベル調節操作を行うため手段が示されて
おらず、そのままの構成では、例えばモータの回転駆動
力を調節できないので、生体組織を粉砕する加減を調節
できなかった。また、作動操作を行う手段に加えて、出
力レベル調節操作を行う手段を単に増設すると、作動操
作用と出力レベル調節操作用の操作手段が別々に設けら
れることになり、操作が煩雑になってしまった。また、
手術具によっては、エネルギー出力の操作ばかりでな
く、例えば、エネルギーを出力する対象の生体組織を挟
む等といった操作があり、このように、エネルギー出力
の操作以外の操作を行うための手段が加わると、更に操
作が煩雑であった。本発明は、上記事情に鑑みてなされ
たものであり、手術具からのエネルギー出力を作動させ
る作動操作と出力されるエネルギーの出力レベルを調節
する出力レベル調節操作とを1本の指で行うことを可能
とし、且つ手術具の把持と作動操作と出力レベル調節操
作とを片手で行うことを可能とし、且つ作動操作と出力
レベル操作とを除く他の操作を行うための指を留保する
ことで、操作性を向上する手術具を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、生体組織である処置対象部位に接触或い
は接近させこの処置対象部位にエネルギーを与えて医療
処置を施す処置部と、前記処置部を駆動するエネルギー
を出力するエネルギー供給部と、回動操作可能な回動部
を有してこの回動部の回動角情報を出力するとともにこ
の回動部を押圧操作可能な操作手段と、前記回動角情報
に応じて前記エネルギー供給部から供給されるエネルギ
ーを調節制御する調節手段と、前記押圧操作に応じて前
記エネルギー供給部からのエネルギー供給を作動制御す
る作動手段とを備えたことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は手術具の全体構成を示す説明
図、図2は操作部のジョグダイヤル周辺の拡大図、図3
は電気系の構成を示すブロック図である。
【0006】図1に示すように、内蔵するバッテリを電
源として超音波により処置対象部位に凝固処置及び切開
処置を施すバッテリ式超音波凝固切開装置である手術具
1は、体腔内等に挿入する細長の挿入部2と、この挿入
部2の基端部に設けられ、外周を回動操作することで前
記挿入部2を回動させる回動ノブ3と、前記挿入部2の
基端側に前記回動ノブ3を介して回動可能に連設され、
手術具1を把持し操作するための操作部4と、この操作
部4内に設けられ、超音波を発生する超音波振動子11
と、操作部4内の前記超音波振動子11前端に連設さ
れ、前記超音波振動子11から発せられた超音波の振幅
を増幅するための略テーパ状に形成されたホーン12
と、このホーン12前端に連設され、前記挿入部2内を
挿通して前記挿入部2先端から前方へ突出し、この突出
部まで超音波を伝送するプローブ13と、このプローブ
13の突出部に対峙して回動可能に設けられたジョー1
4と、前記挿入部2内及び前記操作部4内を挿通し、進
退運動することで前記ジョー14を回動させる図示しな
い駆動棒と、前記操作部4に設けられ、回動操作するこ
とで前記駆動棒を前後に進退運動させて前記ジョー14
を回動させるレバー15と、前記操作部4内に設けら
れ、前記超音波振動子11を駆動する駆動回路16と、
前記操作部4内に設けられ、少なくとも前記駆動回路1
6に電力を供給する電源であるバッテリ17と、回動操
作することで前記駆動回路16の出力レベルを調節し、
且つ、操作部4内へ向けて押圧することで前記駆動回路
16の出力を作動させるジョグダイヤル18と、前記操
作部4に設けられ、このジョグダイヤル18で設定され
た出力レベルを表示する例えばLED(発光ダイオー
ド)で構成された表示装置19を有して構成されてい
る。
【0007】なお、前記プローブ13先端の突出部と前
記ジョー14との接触部には、例えばテフロン(登録商
標)で形成された図示しない従順部材が設けられていて
もよい。
【0008】図2に示すように、前記レバー15は、前
記操作部4を把持した際に例えば人差し指或いは中指で
操作できる位置に配設され、また、ジョグダイヤル18
は、前記操作部4を把持した際に例えば親指で操作でき
る位置に配設され、また、前記表示装置19は、例えば
前記ジョグダイヤルの稍上方前方の、前記操作部4を把
持した際に見易い位置に配置されている。これにより、
前記操作部4の把持と、前記レバー15及び前記ジョグ
ダイヤルの操作とを片手で行えるようになっている。
【0009】図3に示すように、前記ジョグダイヤル1
8は、このジョグダイヤル18の回動角を検出してこの
回動角情報を前記駆動回路16及び前記表示装置19へ
与えるエンコーダ18aと、このジョグダイヤル18に
対する押圧操作を検知して開閉するスイッチ18bを備
えて構成されている。
【0010】前記駆動回路16は、前記ジョグダイヤル
18のスイッチ18bの状態に応じて作動すべく、超音
波振動子11を駆動する信号を発振する駆動信号発振回
路16aと、前記エンコーダ18aからの回動角情報に
応じて、前記駆動信号発振回路16aで得られた信号の
出力レベルを調節して前記超音波振動子11へ与える駆
動信号増幅回路16bを有して構成されている。
【0011】次に、本実施の形態の作用を説明する。先
ず、図示しないトラカールチューブを介して挿入部2を
体内へ挿入し、凝固処置や切開処置を施したい処置対象
部位の組織を挿入部2先端のプローブ13の突出部とジ
ョー14とで挟み込む。このとき、操作部4のレバー1
5を例えば人差し指或いは中指で手元側に引くように回
動操作することにより、挿入部2内を挿通する図示しな
い駆動棒が軸方向に進退し、ジョー14が閉じてゆき、
このジョー14に組織が挟み込まれる。なお、レバー1
5を回動操作する際の回動角により、ジョー14が所望
の開き角度に調節される。
【0012】次に、レバー15を手元側に引いたことで
組織をジョー14で挟み込んだ状態を維持しながら、操
作部4を把持する手の例えば親指でジョグダイヤル18
を回動操作すると、このジョグダイヤル18の回動角が
エンコーダ18aにより検知され、このエンコーダ18
aで得られた回動角情報が駆動信号増幅回路16bへ与
えられ、この回動角情報に応じて駆動信号増幅回路16
bの利得が調節され、駆動回路16から超音波振動子へ
与えられる駆動信号の出力レベルが所望の出力レベルに
調節され、プローブ13先端部から組織へ与えられる超
音波振動の出力レベルが所望のレベルに調整される。こ
のとき、術者は、表示装置19に表示される出力レベル
の値を確認しながら、ジョグダイヤル18の回動操作を
行うことで、出力レベルを所望のレベルに設定すること
ができる。
【0013】出力レベルが所望の出力レベルに設定され
たら、ジョグダイヤル18をこのジョグダイヤル18の
回動軸の方向に押すと、つまり、ジョグダイヤル18を
操作部4に押し込むように操作すると、この操作を検知
したスイッチ18bの開閉状態が駆動信号発振回路16
aへ与えられ、バッテリ17から電力供給を受ける駆動
信号発振回路16aが作動して駆動信号が出力され、こ
の駆動信号は、出力レベルに対応した利得が設定された
駆動信号増幅回路16bにより増幅され、超音波振動子
11へ与えられる。すると、駆動信号を与えられた超音
波振動子11は、超音波を発振し、この超音波は、ホー
ン12で増幅され、プローブ13によりこのプローブ1
3先端の突出部へ伝達される。そして、このプローブ1
3の突出部とジョー14とで挟み込まれた生体組織は、
超音波振動で発生する熱により加熱され、血管を含む生
体組織に対して凝固処置や切開処置が施される。
【0014】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、手術具1からの超音波エネルギーの出力の作動を指
示できるばかりでなく、手術具1から出力される超音波
エネルギーの出力レベルを設定調節することができる。
また、出力の作動操作及び出力レベルの調節操作は、と
もに同一の操作手段であるジョグダイヤル18で行わ
れ、これらの操作は1本の指で行うことができ、操作性
が優れている。また、操作部4の把持とジョグダイヤル
18の操作は、片手で行うことができる。また、操作部
4を把持する手のジョグダイヤル18の操作を行う指以
外の指が留保されるので、これら留保された指でレバー
15を操作することができる。◎また、操作部4を把持
する手とは他方の手が留保されるので、この留保された
手で、回動ノブ3を操作したり、手術具1以外の操作を
行うことができる。従って、本実施の形態によれば、手
術具1からのエネルギー出力を作動させる作動操作と出
力されるエネルギーの出力レベルを調節する出力レベル
調節操作とを1本の指で行うことが可能となり、且つ手
術具1の把持と作動操作と出力レベル調節操作とを片手
で行うことが可能となり、且つ作動操作と出力レベル操
作とを除く他の操作を行うための指が留保されること
で、操作性が向上するという効果が得られる。
【0015】また、出力レベルを所望のレベルに設定し
てから出力を開始できるので、出力レベルが所望のレベ
ルに達するまでの出力レベルが不安定な期間が短い。従
って、作動指示が与えられてから所望の出力レベルが得
られるまでの期間が短く、追従性が良好である。また、
出力レベルを所望のレベルに設定した以降は、出力レベ
ルの設定を一定に維持するための操作を必要としないの
で、出力レベルが安定に維持される。◎なお、本発明
は、上述の実施の形態のみに限定されるものではなく、
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
る。例えば、手術具は、電気で駆動され作動指示及び出
力レベル調節を行う手術具であれば超音波凝固切開装置
に限らず、超音波吸引装置や、モノポーラ式及びパイボ
ーラ式の高周波手術具や、熱メス装置等であってもよ
い。また、例えば、手術具は、手術具の本体にバッテリ
を内蔵したものに限らず、外部から電源供給を受けるも
のであっても本発明の範疇である。なお、バッテリを手
術具の本体に内蔵することで、携帯性を含む操作性が向
上する。
【0016】ところで、一般に、バッテリを内蔵するバ
ッテリ式の手術具は、携帯性に優れているので、例えば
災害地や戦場等の緊急性が高い場面での医療活動への使
用が期待されている。しかしながら、バッテリ式の手術
具は、バッテリが放電して容量が不足してしまうと、バ
ッテリ交換の手間がかかったり、交換用のバッテリが確
保されていない場合には、継続して使用できないといっ
た欠点があり、緊急性の高い場面での利用の妨げとなっ
ていた。そこで、バッテリが放電して容量が不足しても
或いはバッテリが無くても継続して使用できる携帯可能
な手術具の例を図4ないし図6を参照して説明する。
【0017】図4に示すように、バッテリ式の超音波メ
スである手術具51は、体腔内等に挿入する挿入部52
と、この挿入部52の基端側に連設され、手術具51を
把持するためのグリップ53と、前記挿入部52を被覆
し、基端側が前記グリップ53の先端側外周に着脱自在
に嵌合するシース52aと、前記グリップ53の例えば
基端側に例えば着脱自在に取り付けられ、手で回転操作
するハンドル61と、前記グリップ53内に設けられ、
前記ハンドル61を回転操作することで発電する誘導起
電力式の発電器62と、前記グリップ53内に設けら
れ、前記発電器62で発電された電力を蓄電するバッテ
リ63と、前記グリップ53内に設けられ、前記バッテ
リ63から電力供給を受けて、超音波を発生するための
駆動信号を発生する駆動回路64と、前記グリップ53
内に設けられ、前記駆動回路64に駆動されて超音波を
発生する超音波振動子65と、前記グリップ53内に設
けられ、前記超音波振動子から発せられた超音波の振幅
を増幅するホーン66と、前記挿入部52内を挿通して
設けられ、前記ホーン66から出力される超音波を前記
挿入部52の先端まで伝達するプローブ67と、前記プ
ローブ67の先端に一体的に形成され、前記挿入部52
の先端から突出して設けられたフック部68と、前記グ
リップ53に設けられ、超音波の出力を作動操作するス
イッチ69を備えて構成されている。
【0018】図5に示すように、前記駆動回路64は、
バッテリ63から供給される電力に対して例えば電圧変
換を行ったり電圧の安定化を行い、駆動回路64各部へ
電源を供給する電源回路64aと、前記超音波振動子6
5を駆動する駆動信号を発生する駆動信号発生回路64
bを備えて構成されている。この駆動回路64は、前記
スイッチ69の操作により作動するようになっている。
【0019】なお、図4に示す発電器62は、誘導起電
力式の発電器に限らず、例えば、図6に示すような構成
の発電器71であってもよい。図6に示す発電器71
は、前記ハンドル61を回転させることで熱を発生する
熱発生源71aと、この熱発生源71aで発生した熱を
電気に変換する熱−電気変換器71bを備えて構成され
ている。
【0020】次に、手術具51の作用を説明する。ハン
ドル61を回転させると、この回転運動力は、発電器6
2により電気エネルギーに変換され、この電気エネルギ
ーは、バッテリ63に蓄電される。
【0021】次に、例えば処置対象部位である生体組織
からの出血を抑えるべく引っ掛けるようにしてフック部
68を生体組織に接触させ、スイッチ69を操作する。
すると、バッテリ63から電力供給を受ける駆動回路6
4が超音波振動子65を駆動し、この超音波振動子65
から発せられた超音波は、ホーン66で増幅され、プロ
ーブ67を介して、フック部68へ伝達され、超音波振
動によりフック部68に生じる熱により、フック部68
が接触する生体組織からの出血が抑えられながら、この
生体組織が切除される。
【0022】ここで、バッテリ63の容量が不足した場
合は、再度ハンドル61を回転させて、バッテリ63を
充電し、手術具51を継続して使用する。なお、ハンド
ル61は、手術具51の術者が操作するばかりでなく、
例えば術者同様に手が滅菌されたナース等が操作しても
よい。また、ハンドル61の回転半径を大きく形成する
ことで、軽い力で操作できるようにしてもよい。また、
ハンドル61の回転半径を小さくすることで、携帯性を
向上してもよい。
【0023】以上図4ないし図6を参照して説明した携
帯可能な手術具によれば、バッテリが放電して容量が不
足しても或いはバッテリが無くても継続して使用できる
という効果が得られる。なお、手術具51は手術具の一
例である超音波メスであるが、これに限らず、手術具は
携帯可能で電気で駆動される手術具であれば何でもよ
く、例えば、シザース(はさみ)式の超音波凝固切開装
置や、超音波吸引装置や、モノポーラ式及びバイポーラ
式の高周波処置具や、熱メス等であってもよい。
【0024】ところで、近年、超音波ビームを送受信す
る超音波振動子を先端に備えたプローブを体内に挿入
し、超音波が音響インピーダンスの異なる生体組織の境
界面で反射するという特性を利用して、反射波から得ら
れるエコー信号を画像化し、得られた超音波画像を表示
装置に表示して患部の観測を行う超音波観測装置が広く
利用されている。このような超音波観測装置では、例え
ば実願昭56−150721号に示されるように、プロ
ーブを体内へ案内するための挿通孔が形成されたトラカ
ールを体壁に穿刺し、このトラカールを介して、プロー
ブを体内へ挿入し、患部を超音波観測する。しかしなが
ら、実願昭56−150721号で示されるようにし
て、トラカールを介してプローブを体内へ導入すると、
このプローブにより患部を観測している間は、このトラ
カールを介して他の処置具や内視鏡等を体内へ導入でき
ないので、超音波観測中に他の処置具や内視鏡等を体内
へ導入するには、他のトラカールを体壁に穿刺して処置
具や内視鏡等を体内へ導入することになり、その分患者
を侵襲してしまう。そこで、超音波観測のために使用す
るトラカールを介して他の処置具や内視鏡等を体内へ導
入可能とすることで低侵襲な処置或いは検査を可能とす
る超音波観測装置の例を図7及び図8を参照して説明す
る。
【0025】図7及び図8に示すように、超音波観測装
置101は、体内に留置可能な寸法の筐体102と、こ
の筐体102の例えば上面の2箇所に設けられ、例えば
鉗子103で把持可能な取手104と、前記筐体102
内に設けられ、超音波観測装置101の各部を制御する
制御回路105と、前記筐体102内に設けられ、前記
制御回路105により制御されて超音波を送受信する超
音波振動子106と、前記筐体102外面に露出して設
けられ、観測対象部位である生体組織に接触或いは接近
し、前記超音波振動子106が生体組織との間で送受信
する超音波を透過させる超音波透過窓107と、前記筐
体102の例えば上面に設けられ、前記制御回路105
により制御されて超音波画像等を表示するLCD(液晶
ディスプレイ)等で構成された表示装置108と、前記
筐体102内に装填され、少なくとも前記制御回路10
5と前記超音波振動子106と前記表示装置108へ電
源を供給するバッテリ109と、前記筐体102に着脱
自在に設けられ、前記バッテリ109を交換するための
蓋110を備えて構成されている。
【0026】前記制御回路105は、ハードウェア的に
は、例えば、マイクロプロセッサと、このマイクロプロ
セッサが実行するプログラムを格納した記憶素子等を実
装して構成されている。また、この制御回路105は、
機能的には、例えば、前記超音波振動子106を駆動す
る信号を生成する図示しない手段と、前記超音波振動子
106が超音波を受信して出力するエコー信号を入力
し、このエコー信号に検波処理や増幅処理等を施し、超
音波ビームが前記超音波振動子106から送信されて生
体組織で反射されて前記超音波振動子106へ戻ってく
るまでのいわゆる音線に対応した音線信号を得る図示し
ない手段と、この音線信号に含まれるデータを例えば極
座標系から直交座標系のデータに変換して画像化した超
音波画像を含む映像信号を出力する図示しない手段と、
この映像信号を前記表示装置108に描出すべくこの表
示装置108を駆動する図示しない手段と、前記バッテ
リ109の残容量を検出する図示しない手段と、前記バ
ッテリ109の残容量を前記表示装置108に描出すべ
くこの表示装置108を駆動する図示しない手段を有し
て構成されている。
【0027】次に、超音波観測装置101の作用を説明
する。先ず、図示しないトラカールを体壁に穿刺し、鉗
子103で取手104を把持しながら、超音波観測装置
101を体内へ挿入し、観測対象部位に超音波透過窓1
07が接触或いは接近するような位置に前記超音波観測
装置101を留置する。図7の例では、肝臓121から
出てくる肝内胆管122と胆嚢123から出てくる胆嚢
管124との合流部以降の部位である総胆管125を観
測対象部位として、超音波観測装置101が留置されて
いる状態が示されている。
【0028】すると、制御回路105により駆動される
超音波振動子106から送信される超音波は、超音波透
過窓107を介して、観察対象部位へ照射され、超音波
インピーダンスの異なる生体組織の境界で反射し、超音
波透過窓107を介して、超音波振動子106で受信さ
れる。そして、超音波振動子106から出力されるエコ
ー信号を入力する制御回路105は、超音波画像を含む
映像信号を表示装置108へ与え、表示装置108は、
超音波画像を描出する。そして、表示装置108に表示
される超音波画像は、図示しない内視鏡を体内に挿入し
て観察する。超音波観測装置101による観測対象部位
の移動は、体外から鉗子103を操作してこの鉗子10
3で取手104を把持し、超音波観測装置101を移動
させることで行う。
【0029】超音波観測装置101は、バッテリ109
を内蔵しており、制御回路105と超音波振動子106
と表示装置108は、バッテリ109から供給される電
力で動作するので、外部から電源を供給するためのケー
ブルは不要である。従って、超音波観測装置101が体
内に留置された後は、超音波観測装置101を体内へ導
入するために用いたトラカールは解放され、このトラカ
ールは、他の処置具や内視鏡等を体内へ導入するために
使用される。
【0030】以上説明したように、超音波観測装置10
1によれば、超音波観測のために使用するトラカールを
介して他の処置具や内視鏡等を体内へ導入可能とするこ
とで低侵襲な処置或いは検査が可能となるという効果が
得られる。
【0031】なお、超音波観測装置101は、超音波観
測装置101からの出力情報である超音波画像を例えば
内視鏡で観察する構成となっているが、このような構成
に限らず、出力情報を例えば電波や、可視光や、赤外光
等によるデータ通信により体外へ伝達するための通信手
段を超音波観測装置に設けてもよい。
【0032】[付記] (付記項1−1)生体組織である処置対象部位に接触或
いは接近させこの処置対象部位にエネルギーを与えて医
療処置を施す処置部と、前記処置部を駆動するエネルギ
ーを出力するエネルギー供給部と、回動操作可能な回動
部を有してこの回動部の回動角情報を出力するとともに
この回動部を押圧操作可能な操作手段と、前記回動角情
報に応じて前記エネルギー供給部から供給されるエネル
ギーを調節制御する調節手段と、前記押圧操作に応じて
前記エネルギー供給部からのエネルギー供給を作動制御
する作動手段とを備えたことを特徴とする手術具。
【0033】(付記項1−2)付記項1−1に記載の手
術具であって、少なくとも前記エネルギー供給部を駆動
する電力を供給するバッテリを備えたことを特徴とする
手術具。
【0034】(付記項1−3)付記項1−1に記載の手
術具であって、前記処置対象部位に与えるエネルギー
は、超音波振動及び熱のうち少なくとも一方を含む。
【0035】(付記項1−4)付記項1−1に記載の手
術具であって、前記処置対象部位に与えるエネルギー
は、高周波を含む。
【0036】(付記項1−5)付記項1−1に記載の手
術具であって、前記処置対象部位に与えるエネルギー
は、回転運動力等の機械的運動力を含む。
【0037】(付記項1−6)付記項1−1に記載の手
術具であって、前記医療処置は、前記処置対象部位に対
する切開・切除処置を含む。
【0038】(付記項1−7)付記項1−1に記載の手
術具であって、前記医療処置は、前記処置対象部位に対
する凝固・止血処置を含む。
【0039】(付記項1−8)付記項1−1に記載の手
術具であって、前記医療処置は、前記処置対象部位に対
する粉砕処置を含む。
【0040】(付記項1−9)付記項1−1に記載の手
術具であって、前記操作手段は、ジョグダイヤル式のス
イッチを備えて構成した。
【0041】(付記項1−10)付記項1−1に記載の
手術具であって、前記調節手段は、前記エネルギー供給
部から出力されるエネルギーの大きさを調節する。
【0042】(付記項1−11)付記項1−10に記載
の手術具であって、前記エネルギーの大きさを表示する
表示手段を備えた。
【0043】(付記項1−12)付記項1−1に記載の
手術具であって、前記エネルギー供給部から出力される
エネルギーを制御するために使用しない他の操作手段を
備えた。
【0044】(付記項1−13)付記項1−1に記載の
手術具であって、前記操作手段は、1本の指で操作可能
とした。
【0045】(付記項1−14)付記項1−13に記載
の手術具であって、前記指を構成する手で把持可能とし
た。
【0046】(付記項2−1)内蔵したバッテリから供
給される電力で駆動され処置対象部位にエネルギーを与
えることで前記処置対象部位に医療処置を施す手術具に
おいて、前記バッテリを充電するための電力を発生する
発電手段を備えたことを特徴とする手術具。
【0047】(付記項2−2)付記項2−1に記載の手
術具であって、前記発電手段は、与えられる回転運動力
を電力へ変換する。
【0048】(付記項2−3)付記項2−2に記載の手
術具であって、人力で前記回転運動力を発生するハンド
ルを備えた。
【0049】(付記項2−4)前記ハンドルは、着脱自
在に取り付けられるように設けた。
【0050】(付記項2−4)付記項2−1に記載の手
術具であって、前記処置対象部位に与えるエネルギー
は、超音波振動及び熱のうち少なくとも一方を含む。
【0051】(付記項2−5)付記項2−1に記載の手
術具であって、前記処置対象部位に与えるエネルギー
は、高周波を含む。
【0052】(付記項2−6)付記項2−1に記載の手
術具であって、前記処置対象部位に与えるエネルギー
は、回転運動力等の機械的運動力を含む。
【0053】(付記項2−7)付記項2−1に記載の手
術具であって、前記医療処置は、前記処置対象部位に対
する切開・切除処置を含む。
【0054】(付記項2−8)付記項2−1に記載の手
術具であって、前記医療処置は、前記処置対象部位に対
する凝固・止血処置を含む。
【0055】(付記項2−9)付記項2−1に記載の手
術具であって、前記医療処置は、前記処置対象部位に対
する粉砕処置を含む。
【0056】(付記項2−10)付記項2−1に記載の
手術具であって、携帯に適する。
【0057】(付記項3−1)生体組織等に向けて送波
された超音波の反射波によるエコー信号から超音波画像
を含む映像信号を得る超音波診断装置において、超音波
を送受信する超音波振動子と、前記超音波振動子を制御
して前記映像信号を得る制御手段と、少なくとも前記超
音波振動子及び前記制御手段に電源を供給するバッテリ
と、少なくとも前記超音波振動子と前記制御手段と前記
バッテリとを有し体内に留置可能な寸法の筐体とを備え
たことを特徴とする超音波観測装置。
【0058】(付記項3−2)付記項3−1に記載の超
音波観測装置であって、前記筐体に設けられ前記バッテ
リから電力を供給され前記映像信号を映し出す表示手段
を備えた。
【0059】(付記項3−3)付記項3−1に記載の超
音波観測装置であって、前記制御手段は、マイクロプロ
セッサを備えて構成した。
【0060】(付記項3−4)付記項3−1に記載の超
音波観測装置であって、前記筐体を把持するための取手
を備えた。
【0061】(付記項3−5)付記項3−4に記載の超
音波観測装置であって、前記取手を鉗子等で把持して前
記鉗子等を操作することで前記筐体を移動する。
【0062】(付記項3−6)付記項3−2に記載の超
音波観測装置であって、前記表示手段は、液晶ディスプ
レイ装置を備えて構成した。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
手術具からのエネルギー出力を作動させる作動操作と出
力されるエネルギーの出力レベルを調節する出力レベル
調節操作とを1本の指で行うことが可能となり、且つ手
術具の把持と作動操作と出力レベル調節操作とを片手で
行うことが可能となり、且つ作動操作と出力レベル操作
とを除く他の操作を行うための指が留保されることで、
操作性が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1の実施の形態に
係り、図1は手術具の全体構成を示す説明図
【図2】操作部のジョグダイヤル周辺の拡大図
【図3】電気系の構成を示すブロック図
【図4】図4ないし図6はバッテリが放電して容量が不
足しても或いはバッテリが無くても継続して使用でき携
帯可能な手術具の説明で参照し、図4は手術具の全体構
成を示す説明図
【図5】手術具の電気系の構成を示すブロック図
【図6】図5で示す発電器とは別の発電器の構成を示す
ブロック図
【図7】図7及び図8は超音波観測のために使用するト
ラカールを介して他の処置具や内視鏡等を体内へ導入可
能とすることで低侵襲な処置或いは検査を可能とする超
音波観測装置の説明で参照し、図7は超音波観測装置の
外観を示す説明図
【図8】超音波観測装置の主に内部構成を示す説明図
【符号の説明】
1…手術具 11…超音波振動子 16…駆動回路 16a…駆動信号発振回路 16b…駆動信号増幅回路 17…バッテリ 18…ジョグダイヤル 18a…エンコーダ 18b…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八田 信二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 唐澤 勝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 勝巳 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 碓井 健夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 EE06 FF38 JJ17 JJ25 KK03 KK04 KK09 KK10 KK23 KK47 LL09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体組織である処置対象部位に接触或いは
    接近させこの処置対象部位にエネルギーを与えて医療処
    置を施す処置部と、 前記処置部を駆動するエネルギーを出力するエネルギー
    供給部と、 回動操作可能な回動部を有してこの回動部の回動角情報
    を出力するとともにこの回動部を押圧操作可能な操作手
    段と、 前記回動角情報に応じて前記エネルギー供給部から供給
    されるエネルギーを調節制御する調節手段と、 前記押圧操作に応じて前記エネルギー供給部からのエネ
    ルギー供給を作動制御する作動手段とを備えたことを特
    徴とする手術具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の手術具であって、 少なくとも前記エネルギー供給部を駆動する電力を供給
    するバッテリを備えたことを特徴とする手術具。
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