JP2000271135A - 超音波手術システム - Google Patents

超音波手術システム

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JP2000271135A
JP2000271135A JP11076333A JP7633399A JP2000271135A JP 2000271135 A JP2000271135 A JP 2000271135A JP 11076333 A JP11076333 A JP 11076333A JP 7633399 A JP7633399 A JP 7633399A JP 2000271135 A JP2000271135 A JP 2000271135A
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handpiece
switch
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ultrasonic
unit
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Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波手術装置を改造することなく、複数の
ハンドピースを容易に使い分けると共にハンドピース個
々の操作を可能にして操作性を向上する。 【解決手段】 ハンドスイッチ4及びフットスイッチ5
のオンオフ信号を検出して装置本体2に伝達する信号を
生成する生成手段としてのオア回路38及びこのオア回
路38の信号を装置本体2に伝達する接続手段としての
接続コネクタ12を有した拡張ユニット6を設け、この
接続コネクタ12を前記装置本体2のコネクタ接続部9
に接続すると共に、ハンドスイッチコネクタ部28にハ
ンドスイッチ4のハンドスイッチコネクタ21及びフッ
トスイッチコネクタ部29にフットスイッチ5のフット
スイッチコネクタ22を接続することにより、超音波手
術装置を改造することなく、複数のハンドピースを容易
に使い分けると共にハンドピース個々の操作を可能にす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動によっ
て生体組織を処置する超音波手術システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より超音波振動の応用技術として例
えば、特開平9−38098号公報に記載の超音波メス
装置や超音波トラカール装置などの超音波を利用した各
種の手術装置が提案されている。
【0003】このような超音波手術装置では、生体組織
を処置する処置部を備えたハンドピースに、超音波振動
を発生する超音波振動子と、この超音波振動子からの超
音波振動を前記処置部に伝達するプローブとを内蔵して
いる。
【0004】上記超音波手術装置を使用して生体組織を
処置する際には、前記ハンドピースの処置部を生体組織
の処置対象部位に当接させた状態で、その出力のオンオ
フをフットスイッチによって行い、超音波振動子からの
超音波振動をプローブを介して処置部に伝達して、この
超音波振動によって生体組織を処置するようになってい
る。
【0005】しかしながら、難しい手術を行う場合に
は、様々な手術機械を利用して手術を行うため、多くの
フットスイッチを手術室に置くことになり、このためフ
ットスイッチの踏み間違いを起こすなど操作性が問題で
あった。
【0006】また、手術の内容や処置方法によっては、
一度の手術で複数の異なったハンドピースを使用する必
要があるため、超音波手術装置にいくつかのハンドピー
スを選択して接続できるようになっており、用途に応じ
てハンドピースを使い分けている。
【0007】しかしながら、1台の超音波手術装置に
は、1つのハンドピースのコネクタしか設けられず、異
なったハンドピースを使用する場合には、本体を複数用
意してあらかじめ必要なハンドピースを各本体に接続し
ておくか、あるいはその都度、超音波手術装置のコネク
タにハンドピースを接続し直す必要があり、煩雑であっ
た。さらに、複数のハンドピースを使用できる場合で
も、手術部位の近傍に配置された複数のハンドピースの
うち、どれが使用可能になっているかを確実に認識した
上で出力操作をしないと、誤ってハンドピースを操作し
不意な出力をしてしまう虞があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記フットスイッチを
用いてハンドピースのオンオフを行う超音波手術装置
は、電気メス等の他の多くの手術装置のフットスイッチ
と同時的に使用するため、フットスイッチの踏み間違い
等操作性に問題があった。また、1台の超音波手術装置
には、1つのハンドピースコネクタしか設けられず、異
なったハンドピースを使用する場合には、その都度、超
音波手術装置のコネクタにハンドピースを接続し直す必
要があり、煩雑であった。さらに、複数のハンドピース
を使用できる場合でも、誤操作してしまう恐れがあっ
た。
【0009】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、超音波手術装置を改造することなく、複数
のハンドピースを容易に使い分けると共にハンドピース
個々の操作を可能にして操作性を向上する超音波手術シ
ステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、超音波振動を利用して、生体組織を処置する
処置部を有するハンドピースと、このハンドピースに内
蔵した超音波振動子と、超音波手術装置に設けられ、前
記超音波振動子を駆動する駆動手段とを備えた超音波手
術システムにおいて、前記ハンドピースに取付け可能な
ハンドスイッチと、前記ハンドスイッチのオンオフ操作
を検出して、信号を生成する生成手段及びこの信号を駆
動手段に伝達するための接続手段を設けた拡張ユニット
と、を具備したことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1のハンドピースとしての
シザース型ハンドピースを装置本体に着脱自在に接続し
て使用する超音波手術装置を用いた超音波手術システム
の概略構成を示す説明図、図2は図1のシザース型ハン
ドピースの代わりに装置本体に選択的に接続する第2及
び第3のハンドピースを示す説明図であり、図2(a)
は第2のハンドピースとしてのフック型ハンドピースを
示す外観図、図2(b)は第3のハンドピースとしての
トラカール型ハンドピースを示す外観図、図3は図1の
ハンドスイッチとフットスイッチと拡張ユニット及び装
置本体とから構成される回路ブロック図、図4は図3の
他の応用例を説明する回路ブロック図である。
【0012】本実施の形態の超音波手術システム1は、
超音波手術装置1Aとして、図示しない超音波振動子の
駆動手段を内蔵した装置本体2と、この装置本体2に接
続され、図示しない超音波振動子を内蔵した第1のハン
ドピースとしてのシザース型ハンドピース3Aと、この
シザース型ハンドピース3Aに着脱可能に取り付けるハ
ンドスイッチ4と、このハンドスイッチ4と選択的に押
下操作されるフットスイッチ5と、これらハンドスイッ
チ4及びフットスイッチ5を接続して該ハンドスイッチ
4またはフットスイッチ5からのオンオフを検出して、
信号を生成する生成手段及びこの信号を駆動手段に伝達
するための接続手段を設けた拡張ユニット6とで構成し
ている。
【0013】前記装置本体2のフロントパネル7には、
前記第1のハンドピースとしてのシザース型ハンドピー
ス3Aのハンドピースコネクタ8aを着脱自在に接続す
るハンドピース接続部9と、本体電源をオンオフする電
源スイッチ10と、このシザース型ハンドピース3Aの
動作状況を表示する表示パネル11とが設けられてい
て、前記シザース型ハンドピース3Aのハンドピースコ
ネクタ8aを着脱自在に接続することにより、超音波処
置が行えるようになっている。この装置本体2の裏側に
は、前記拡張ユニット6の接続コネクタ12が接続され
る接続コネクタ部13が設けられている(図3参照)。
尚、前記ハンドピース接続部9には、前記第1のハンド
ピースとしてのシザース型ハンドピース3Aのハンドピ
ースコネクタ8a以外に図2(a)に示すフック型ハン
ドピース3Bのハンドピースコネクタ8bや図2(b)
に示すトラカール型ハンドピース3Cのハンドピースコ
ネクタ8cと選択的に接続できるようになっている。
【0014】前記第1のハンドピースとしてのシザース
型ハンドピース3Aは、細長いシース14aと、このシ
ース14aの基端部に連結された手元側の操作部15a
と、このシース14aの先端部に配設された処置部16
aとから成る。
【0015】このシザース型ハンドピース3Aには、超
音波振動を発生する図示しない超音波振動子と、この超
音波振動子からの超音波振動を処置部16aに伝達する
プローブ17とが内蔵されている。前記処置部16aに
は、シース14aの先端部に回動自在に支持された把持
部18が設けられていて、前記プローブ17の先端部に
対して接離可能となっている。前記操作部15aには、
固定ハンドル19aと、可動ハンドル20aとが設けら
れていて、固定ハンドル19aに対して可動ハンドル2
0aを開閉操作することにより、処置部16aの把持部
18をプローブ17の先端部に対して接離させることが
できるようになっている。この場合、可動ハンドル20
aを閉操作するに伴い、把持部18をプローブ17の先
端側に向けて閉じる方向に回動させ、この把持部18と
プローブ17の先端部との間で例えば人体内の血管等の
生体組織を把持することができるようになっている。そ
して、この状態でシザース型ハンドピース3A内の超音
波振動子を駆動することにより、プローブ17と把持部
18との間の生体組織に超音波による凝固切開処置を施
すことができるようになっている。
【0016】前記ハンドスイッチ4は、前記シザース型
ハンドピース3Aの手元側の操作部15a側部に着脱可
能に取り付けるようになっている。このハンドスイッチ
4は、例えば2つのスイッチA、Bを備えており、基端
側に前記拡張ユニット6に接続されるハンドスイッチコ
ネクタ21を有している。また、フットスイッチ5も同
様に超音波振動子のオンオフを制御する2つのペダルス
イッチA、Bを設けていて、前記前記拡張ユニット6に
接続するフットスイッチコネクタ22を有している。
【0017】図2(a)に示す第2のハンドピースとし
てのフック型ハンドピース3Bは、前記シザース型ハン
ドピース3Aとは異なる処置部16bをシース14bに
設けていて、前記第1のハンドピースとしてのシザース
型ハンドピース3Aと同様に、操作部15b側部に前記
ハンドスイッチ4を着脱可能に取り付けている。
【0018】このフック型ハンドピース3Bの処置部1
6bには、該シース14bの先端部に固定された略L字
状の受け部23と、このシース14b内に軸心方向にス
ライド可能に装着された突き当て部材24とが設けられ
ている。これら受け部23または、突き当て部材24の
いずれか一方に図示しないプローブの先端部が連結され
ている。
【0019】前記操作部15bの固定ハンドル19bに
対して可動ハンドル20bを開閉操作することにより、
処置部16bの突き当て部材24を受け部23に対して
接離させることができるようになっている。この場合、
可動ハンドル20bを閉操作するに伴い、処置部16b
の突き当て部材24を受け部23に向けて突き当てる方
向にスライドさせ、この突き当て部材24と受け部23
との間で例えば人体内の血管等の生体組織を把持するこ
とができるようになっている。そして、この状態でフッ
ク型ハンドピース内3Bの超音波振動子を駆動すること
により、突き当て部材24と受け部23との間の生体組
織に超音波による溶着等の処置を施すことができるよう
になっている。
【0020】また、図2(b)に示す前記第3のハンド
ピースとしてのトラカール型ハンドピース3Cは、前記
シザース型ハンドピース3A及びフック型ハンドピース
3Bとは異なり、図示しない超音波振動子に接続された
内針を機械的に振動させ、体壁に刺入して貫通する機能
をもっている。
【0021】このトラカール型ハンドピース3Cは、超
音波振動子からの振動エネルギを伝達して体壁に刺入さ
れる細長の内針25と、この内針25を挿通させるため
のガイド孔26を有する外套管27と、この内針25の
基端部に連結された手元側の操作部15cと、この内針
25の先端部に配設された処置部16cとから成る。
【0022】また、前記第1のハンドピースとしてのシ
ザース型ハンドピース3Aと同様に、操作部15c側部
に前記ハンドスイッチ4を着脱可能に取り付けている。
【0023】このトラカール型ハンドピース3Cは、体
壁の表皮をメスなどで小切開した後、該トラカール型ハ
ンドピース3Cの処置部16cを体壁に刺入させ、超音
波振動子により内針25を振動させて、ガイド孔26に
て組合せた外套管27と共に、体壁に対して刺入力を加
えることで組織をかき分けながら刺入して外套管27ま
で挿入した後、この外套管27を体壁に突き刺したまま
内針25を抜き去り、この外套管27のガイド孔26に
図示しない内視鏡や他の処置具を挿通して観察や手術を
行うことができるようになっている。
【0024】前記拡張ユニット6は、その前面に前記ハ
ンドスイッチ4のハンドスイッチコネクタ21を接続す
るハンドスイッチコネクタ部28を有し、裏側に前記フ
ットスイッチ5のフットスイッチコネクタ22を接続す
るフットスイッチコネクタ部29を有する(図3参照)
と共に、該拡張ユニット6内に設けた前記生成手段で生
成する信号を前記装置本体2に伝達する接続手段として
の接続コネクタ12を有している。この拡張ユニット6
を介して装置本体2にハンドスイッチ4を接続して、該
ハンドスイッチ4のスイッチA、Bのどちらかを押下操
作することによって、例えば選択接続された第1のハン
ドピースとしてのシザース型ハンドピース3Aの動作を
制御することができるようになっている。
【0025】本実施の形態では、ハンドスイッチ4また
はフットスイッチ5が接続される拡張ユニット6を装置
本体2に接続することにより、超音波手術装置1を改造
することなく、複数のハンドピースを容易に使い分ける
と共にハンドピース個々の操作ができるようにしてい
る。
【0026】次に図3を用いて前記ハンドスイッチ4及
びフットスイッチ5と、これらハンドスイッチ4及びフ
ットスイッチ5のコネクタが接続される拡張ユニット6
と、この拡張ユニット6が接続される装置本体2とで構
成される回路ブロック図を説明する。先ず、装置本体2
内部を説明する。
【0027】前記装置本体2は、前記フットスイッチ5
またはハンドスイッチ4からの信号を前記拡張ユニット
6を介して検出するスイッチ検知回路31と、このスイ
ッチ検知回路31の信号によって制御信号を出力する制
御部32と、この制御部32の制御信号によって前記ハ
ンドピースを駆動する発振回路33とから主に構成して
いて、前記拡張ユニット6の接続コネクタ12を接続す
るコネクタ接続部13及び前記第1〜第3のハンドピー
スのハンドピースコネクタ8a、8b、8cが選択的に
接続されるコネクタ接続部9を有している。尚、装置本
体2には、フットスイッチ5のフットスイッチコネクタ
22を直接に接続して、前記装置本体2のスイッチ検知
回路31に前記フットスイッチ5の2つのペダルスイッ
チA、Bのどちらかを押下した信号を受信できるように
しても良い。
【0028】前記ハンドスイッチ4は、例えば前記した
2つのスイッチA、Bを備えていて、スイッチAの接点
34aとスイッチBの接点34bとを接続した配線と、
スイッチAの接点35aの配線と、スイッチBの接点3
5bの配線とを備えたハンドスイッチコネクタ21を有
している。
【0029】このハンドスイッチ4のスイッチAを押下
することにより、スイッチAの接点34aと接点35a
とは導通し、ハンドスイッチコネクタ21を介して前記
拡張ユニット6と導通するようになっている。一方、ス
イッチBを押下することにより、スイッチBの接点34
bと接点35bとは導通し、スイッチAと同様にハンド
スイッチコネクタ21を介して前記拡張ユニット6と導
通するようになっている。
【0030】前記フットスイッチ5は、例えば前記した
2つのペダルスイッチA、Bを備えていて、その内部は
前記ハンドスイッチ4と同様に、ペダルスイッチAの接
点36aとペダルスイッチBの接点36bとを接続し、
ペダルスイッチAの接点37aとペダルスイッチBの接
点37bとを接続している。
【0031】前記拡張ユニット6は、前記生成手段とし
て例えば、オア回路38の一方のオアゲートOR1及び
このオアゲートOR1の出力によって開閉するアナログ
スイッチSW1と、オア回路38の他方のオアゲートO
R2及びこのオアゲートOR2の出力によって開閉する
アナログスイッチSW2とから成る回路で主に構成して
いて、前記したようにハンドスイッチ4のハンドスイッ
チコネクタ21を接続するハンドスイッチコネクタ部2
8及び前記フットスイッチ5のフットスイッチコネクタ
22を接続するフットスイッチコネクタ部29と前記装
置本体2に接続する接続手段としての接続コネクタ12
とを有している。
【0032】この拡張ユニット6のハンドスイッチコネ
クタ部28の3本の配線の内、一番目の配線は、Hレベ
ルにするための+V及びフットスイッチコネクタ22を
接続するフットスイッチコネクタ部29に接続し、2番
目の配線は、オアゲートOR1に接続し、3番目の配線
は、オアゲートOR2に接続している。
【0033】また、フットスイッチコネクタ部29も同
様に、一番目の配線は、Hレベルにするための+V及び
フットスイッチコネクタ22を接続するハンドスイッチ
コネクタ部28に接続し、2番目の配線は、オアゲート
OR1に接続し、3番目の配線は、オアゲートOR2に
接続している。
【0034】このオアゲートOR1の出力端は、前記ア
ナログスイッチSW1に接続し、同様に、オアゲートO
R2の出力端は、前記アナログスイッチSW2に接続し
ている。尚、オアゲートOR1とアナログスイッチSW
1との間及びオアゲートOR2とアナログスイッチSW
2との間は、抵抗R1、または抵抗R2を介してアース
に接続されている。このため、ハンドスイッチ4または
フットスイッチ5のAまたはBスイッチが押下操作され
ないときには、オアゲートOR1またはオアゲートOR
2の出力端はLレベルとなっている。
【0035】前記アナログスイッチSW1のa接点は、
前記接続コネクタ12のAに接続し、b接点は接続コネ
クタ12のCOMに接続している。一方、前記アナログ
スイッチSW2のa接点は、接続コネクタ12のBに接
続し、b接点は接続コネクタ12のCOMに接続してい
る。
【0036】前記ハンドスイッチ4またはフットスイッ
チ5を押下操作することにより、これらハンドスイッチ
4またはフットスイッチ5のどちらか一方が導通し、ハ
ンドスイッチ4のハンドスイッチコネクタ21またはフ
ットスイッチ5のフットスイッチコネクタ22を介して
この2つのオアゲートOR1、OR2のどちらか一方が
能動となり、アナログスイッチSW1、アナログスイッ
チSW2のどちらか一方のスイッチがオンして接続コネ
クタ12のA及びCOMまたはB及びCOMを介して装
置本体2のスイッチ検知回路31に導通する。さらに具
体的には、ハンドスイッチ4のスイッチAを押下する
と、スイッチAの接点34aと接点35aとが導通し
て、拡張ユニット内の+VによってHレベルとなる。こ
れにより、オアゲートOR1が導通してアナログスイッ
チSW1がオフからオンとなる。アナログスイッチSW
1がオンすると、接続コネクタ12のA及びCOMとに
導通し、前記ハンドスイッチ4のスイッチA、拡張ユニ
ット6のオアゲートOR1、アナログスイッチSW1、
接続コネクタ12のA及びCOMとで閉回路を形成し
て、前記スイッチ検知回路31において、ハンドスイッ
チ4のスイッチAが押されたことを検知することができ
るようになっている。尚、この拡張ユニット6には、ハ
ンドスイッチ4またはフットスイッチ5のどちらかにプ
ライオリティを設定してもよいし、先押し優先の機能を
設けてもよい。
【0037】このように構成した超音波手術装置1Aを
用いて、生体組織の処置対象部位に例えば前記第1のハ
ンドピースとしてのシザース型ハンドピース3Aの処置
部16aを当接させた状態で、該シザース型ハンドピー
ス3Aを制御する。
【0038】例えば、ハンドスイッチ4のA又はBスイ
ッチを押下操作することにより、ハンドスイッチ4の操
作信号は、拡張ユニット6に伝達される。拡張ユニット
6の出力は、装置本体2のスイッチ検知回路31に伝達
され、どのスイッチが押されたのかを検知し、制御部3
2でその検知された信号に基づき、発振回路33のオン
オフの制御が行われる。発振回路33の出力は、例えば
ハンドピースコネクタ8aを介してシザース型ハンドピ
ース3Aに伝達され、超音波出力のオンオフを操作する
ことができる。
【0039】これにより、既存のフットスイッチ5しか
使えない超音波手術装置1Aでも、ハンドスイッチ4が
使えるようになり、使い勝手が向上する。
【0040】ところで、図3で説明したハンドスイッチ
4は、装置本体2と導通しているので、例えばシザース
型ハンドピース3Aの処置部16aを患者の生体組織の
処置対象部位に当接させて生体組織を処置している際
に、該ハンドスイッチ4を介して生体組織に導通する虞
がある。
【0041】そこで、図4に示すようにハンドスイッチ
41とフットスイッチ42とを電気的に分離する回路を
設けて、拡張ユニット43を構成する。先ず、ハンドス
イッチ41及びフットスイッチ42を説明する。
【0042】前記ハンドスイッチ41は、例えば図3と
同様に2つのスイッチA、Bを備えていて、スイッチA
の接点43aとスイッチBの接点43bとを接続した配
線と、スイッチAの接点44aの配線と、スイッチBの
接点44bの配線とを備えたハンドスイッチコネクタ4
5を有している。
【0043】前記フットスイッチ42は、前記ハンドス
イッチ41と同様な構成で、例えば2つのペダルスイッ
チA、Bを備えていて、その内部は前記ハンドスイッチ
41と同様に、ペダルスイッチAの接点46aとペダル
スイッチBの接点46bとを接続した配線と、ペダルス
イッチAの接点47aの配線と、ペダルスイッチBの接
点47bの配線とを備えたフットスイッチコネクタ49
を有している。
【0044】前記拡張ユニット43は、例えばハンドス
イッチ41と装置本体2を電気的に分離・絶縁して信号
を伝達する2つのフォトカプラ51a、51bと、この
フォトカプラ51a、51bの電源52と、この電源電
流を制限するための抵抗R3、R4とから構成され、前
記ハンドスイッチ41のハンドスイッチコネクタ45を
接続するハンドスイッチコネクタ部54及び前記フット
スイッチ42のフットスイッチコネクタ49を接続する
フットスイッチコネクタ部55と、前記装置本体2に接
続する接続手段としての接続コネクタ56とを有してい
る。
【0045】前記ハンドスイッチコネクタ部54の配線
は、前記電源52に接続していて、その一端は抵抗R3
を介して前記フォトカプラ51aの発光ダイオードD1
に接続し、発光ダイオードD1から該ハンドスイッチコ
ネクタ部54へ戻るように配線している。他端も同様
に、抵抗R4を介して前記フォトカプラ51bの発光ダ
イオードD2に接続し、発光ダイオードD2から該ハン
ドスイッチコネクタ部54へ戻るように配線している。
【0046】このフォトカプラ51aの発光ダイオード
D1の発光を受光するフォトトランジスタTr1の出力
側は、装置本体2に接続する接続コネクタ56及びフッ
トスイッチ42のフットスイッチコネクタ49と接続す
るフットスイッチコネクタ部55に配線されていると共
に、フォトカプラ51bの発光ダイオードD2の発光を
受光するフォトトランジスタTr2の出力側も同様に、
接続コネクタ56及びフットスイッチコネクタ部55に
配線されている。
【0047】このように構成した超音波手術装置を用い
て、生体組織の処置対象部位に例えばシザース型ハンド
ピース3Aの処置部16aを当接させた状態で、該シザ
ース型ハンドピース3Aを制御する。
【0048】例えば、ハンドスイッチ41のA又はBス
イッチを押下操作することにより、フォトカプラ51a
または51bが動作して、装置本体2内のスイッチ検知
回路31に伝わり、超音波出力がなされる。フットスイ
ッチ42のA又はBペダルスイッチを踏んでも同様に動
作する。これにより、フォトカプラ51a、51bで絶
縁しているため、ハンドスイッチ41を介して生体組織
に導通することはなくなくなり、電気的に安全性が保た
れる。
【0049】上記構成によって、ハンドスイッチ41と
装置本体2とを電気的に分離することができて、図3で
説明した回路よりもさらに、電気的に安全にハンドスイ
ッチ41を使用することが可能である。
【0050】尚、本実施の超音波手術システムでは、第
1〜第3のハンドピースとしてシザース型ハンドピース
3A、フック型ハンドピース3B及びトラカール型ハン
ドピース3Cを選択的に1つ装置本体2に着脱自在に接
続して超音波処置を行う構成としているが、本発明はこ
れに限定されず、シザース型ハンドピース3A、フック
型ハンドピース3B及びトラカール型ハンドピース3C
以外のハンドピース例えば超音波振動を利用して超音波
クリップ溶着等を行うハンドピースを装置本体2に着脱
自在に接続して超音波処置を行う構成としても良い。
【0051】また、本発明の超音波手術システムは、上
記した実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0052】(第2の実施の形態)図5及び図6は本発
明の第2の実施の形態に係り、図5は第1、第2及び第
3のハンドピースであるシザース型ハンドピース、フッ
ク型ハンドピース及びトラカール型ハンドピースをコネ
クタ拡張ユニットに着脱自在に接続して使用する超音波
手術装置を用いた超音波手術システムの概略構成を示す
説明図、図6は図5の超音波手術装置の回路ブロック図
である。
【0053】第1の実施の形態では、第1、第2及び第
3のハンドピースであるシザース型ハンドピース3A、
フック型ハンドピース3B及びトラカール型ハンドピー
ス3Cの内、選択的に1つのハンドピースを装置本体2
に着脱自在に接続し、このハンドピースの操作部側部に
着脱可能に取り付けたハンドスイッチ4を拡張ユニット
6を介して1つ接続して、このハンドスイッチ4の押下
操作により、ハンドピースの制御を行う超音波手術装置
1Aによる超音波手術システム1を構成していたが、本
実施の形態では、これら第1〜第3のハンドピース及び
これらハンドピースの操作部側部に着脱可能に取り付け
たハンドスイッチ4を選択することにより、これらのハ
ンドピースを使い分けると共にハンドピース個々の操作
を可能とするように構成した超音波手術装置61Aによ
る超音波手術システム61である。尚、図6における超
音波手術装置の回路ブロック図では、ハンドスイッチ4
及びフットスイッチ5の3本の配線を1本にまとめ、図
1〜図3との同一の構成には同じ符号を付して説明を省
略する。
【0054】本実施の超音波手術装置61Aは、図示し
ない超音波振動子の駆動手段を内蔵した装置本体62
と、この装置本体62に接続されるコネクタ拡張ユニッ
ト63と、このコネクタ拡張ユニット63のコネクタ接
続部64a、64b、64cに着脱自在に接続される第
1〜第3のハンドピースであるシザース型ハンドピース
3A、フック型ハンドピース3B及びトラカール型ハン
ドピース3Cと、これらハンドピースの操作部側部に着
脱可能に取り付けるハンドスイッチ4と、このハンドス
イッチ4と選択的に押下操作されるフットスイッチ5と
で構成されている。
【0055】前記装置本体62は、前記コネクタ拡張ユ
ニット63で生成される信号を伝達する接続手段として
のケーブル65a、65b及び65cを介して接続され
るようになっている。
【0056】前記コネクタ拡張ユニット63には、前記
3つのハンドスイッチ4のハンドスイッチコネクタ21
を接続するハンドスイッチコネクタ部67a、67b、
67cと、前記3つのハンドピースを選択する選択手段
としての3つの選択スイッチ68a、68b、68cと
を設けている。また、コネクタ拡張ユニット63の裏側
には、前記フットスイッチ5のフットスイッチコネクタ
22を接続するフットスイッチコネクタ部69を有する
と共に、該コネクタ拡張ユニット63内に設けた生成手
段で生成する信号を前記装置本体62に伝達する接続手
段としてのケーブル65a、65b及び65cを有して
いる。
【0057】次に図6を用いて前記第1〜第3のハンド
ピースであるシザース型ハンドピース3A、フック型ハ
ンドピース3B及びトラカール型ハンドピースハンドピ
ース3Cとこれらハンドピースのハンドピースコネクタ
8a、8b、8c及びこれらのハンドピースの操作部側
部に着脱可能に取り付けられるハンドスイッチ4のハン
ドスイッチコネクタ21を接続するコネクタ拡張ユニッ
ト63と、このコネクタ拡張ユニット63を接続する装
置本体62とで構成される超音波手術装置の回路ブロッ
ク図を説明する。先ず、装置本体62内部を説明する。
【0058】前記装置本体62は、前記ハンドスイッチ
4からの信号を前記コネクタ拡張ユニット63を介して
検出するハンドスイッチ検知回路71と、前記フットス
イッチ5からの信号を前記コネクタ拡張ユニット63を
介して検出するフットスイッチ検知回路72と、これら
スイッチ検知回路71及びフットスイッチ検知回路72
からの信号によって制御信号を出力する制御部73と、
この制御部73からの制御信号によって前記第1〜第3
のハンドピースを駆動する発振回路74とから主に構成
されている。
【0059】前記コネクタ拡張ユニット63は、前記選
択手段としての3つの選択スイッチ68a、68b、6
8c及び前記装置本体62に伝達する信号を生成する生
成手段と、この生成手段の信号を前記装置本体62に伝
達する伝達手段としてのケーブル65a、65b及び6
5cとから成る。
【0060】この生成手段は、前記選択スイッチ68a
〜68cの押下操作により前記装置本体62の発振回路
74の出力を選択されたハンドピースに切り換えるため
の制御を行う制御回路81と、この制御回路81の制御
によって、前記装置本体62の発振回路74の出力を選
択されたハンドピースに切り換える出力コネクタ切換え
リレー82と、前記ハンドスイッチ4からの操作信号ま
たは前記フットスイッチ5からの操作信号を前記ハンド
スイッチコネクタ部67a、67b、67cまたは前記
フットスイッチコネクタ部69を介して検知し、前記装
置本体62に伝達する信号を生成するスイッチ検知回路
83とで構成されている。
【0061】このように構成した超音波手術装置61を
用いて、例えば、選択スイッチ68aを押すと、制御回
路81の制御により出力コネクタ切換えリレー82がコ
ネクタ接続部64aに切り換わるように動作する。この
状態でフットスイッチ5のAまたはBスイッチを押下操
作すると、コネクタ拡張ユニット63内のスイッチ検知
回路83でフットスイッチ5の操作信号であることを検
知し、ケーブル65bを介して装置本体62内のフット
スイッチ検知回路72でフットスイッチ5のAまたはB
スイッチのどのスイッチが押下されたのかを検知する。
フットスイッチ検知回路72の信号に基づいて、制御部
73で発振回路74のオンオフが制御されることによ
り、ケーブル65a、コネクタ拡張ユニット63の出力
コネクタ切換えリレー82、コネクタ接続部64a、ハ
ンドピースコネクタ8aを介してシザース型ハンドピー
ス3Aに電力が供給され、超音波処置が可能となる。
【0062】同様に、選択スイッチ68bを押すと、制
御回路81の制御により出力コネクタ切換えリレー82
をコネクタ接続部64bに切り換わるように動作させる
ことで、例えばフック型ハンドピース3Bに電力が供給
されて超音波処置が可能となる。
【0063】また、この状態即ち、選択スイッチ68a
〜68cのどれか1つを押下操作して使用するハンドピ
ースを選択した状態で、ハンドスイッチ4を押下操作す
ることにより、スイッチ検知回路83でどのハンドスイ
ッチ4を押下操作したのかを検知し、その情報を制御回
路81に伝達して、出力コネクタ切換えリレー82を動
作させ、選択したハンドピースでの超音波処置が可能と
なる。
【0064】これによって、既存の超音波手術装置61
Aに改良を加えることなく、ハンドピースを容易に使い
分けると共にハンドピース個々の操作を可能にして操作
性を向上することが可能になる。
【0065】尚、ハンドピースの選択は、コネクタ拡張
ユニット63の選択スイッチ68a、68b、68c
や、ハンドスイッチ4の操作による以外に、該コネクタ
拡張ユニット63内に音声によって行うための音声認識
回路(図示せず)を設け、この音声認識回路の音声認識
結果に基づいて動作する選択手段によって選択するよう
にしてもよいし、これに限定されることはない。
【0066】また、本発明の超音波手術システムは、上
記した実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0067】(第3の実施の形態)図7ないし図9は本
発明の第3の実施の形態に係り、図7は第1、第3及び
第4のハンドピースであるシザース型ハンドピース、ト
ラカール型ハンドピース及び送水吸引機能付きハンドピ
ースをコネクタ拡張ユニットに着脱自在に接続して使用
する超音波手術装置を用いた超音波手術システムの概略
構成を示す説明図、図8は図7の超音波手術装置の回路
ブロック図、図9は図8の送水吸引ユニットの変形例を
示す回路ブロック図である。
【0068】第2の実施の形態では、選択手段としての
コネクタ拡張ユニット63の選択スイッチ68a、68
b、68cやフットスイッチ5またはハンドスイッチ4
を選択することにより、複数のハンドピースを使い分け
ると共に、ハンドピース個々の設定値(ハンドピース個
々の設定値は、超音波振動の周波数やパワーの大きさ等
がそれぞれ異なる。)を装置本体62で手動入力して、
ハンドピース個々の操作を可能とするように超音波手術
装置61Aによる超音波手術システム61を構成してい
たが、本実施の形態では、選択手段としてのコネクタ拡
張ユニット63の選択スイッチ68(68a、68b、
68c)やフットスイッチ5またはハンドスイッチ4を
選択することにより、ハンドピース個々の最適な設定値
を自動的に設定して、選択したハンドピースによる超音
波処置を行う構成としている。尚、図7における超音波
手術装置には、超音波凝固切開処置を行う超音波凝固切
開処置具である第1のハンドピースとしてのシザース型
ハンドピース3Aに、生体組織の処置対象部位に対して
送水機能または吸引機能を付加し、更に外部に設けた送
水吸引ユニットで送水吸引処置を行うように構成してい
る。それ以外の構成は、図5及び図6と同様なので説明
を省略し、図5及び図6との同一の構成には同じ符号を
付して説明する。
【0069】図7に示すように、超音波手術システム1
00による超音波手術装置100Aは、図示しない超音
波振動子の駆動手段を内蔵した装置本体101と、前記
装置本体101に接続手段としてのケーブル101a及
びケーブル101bを介して接続されるコネクタ拡張ユ
ニット102と、前記装置本体101に前記ケーブル1
01bを介して接続され、送水手段及び吸引手段を有す
る送水吸引ユニット103と、前記コネクタ拡張ユニッ
ト102のコネクタ接続部64(64a、64b、64
c)に着脱自在に接続される例えば第1、第3、第4の
ハンドピースであるシザース型ハンドピース3A、トラ
カール型ハンドピース3C及び送水吸引機能付きハンド
ピース3Dと、これらハンドピース3A、3C、3Dの
操作部側部に着脱可能に取り付けるハンドスイッチ4
と、このハンドスイッチ4と選択的に押下操作されるフ
ットスイッチ5とで構成されている。尚、各ハンドピー
スは、それぞれ用途に応じた形状のその他の異なる処置
を行うハンドピースを用意して使用する構成でも可能で
ある。さらに、各ハンドピースの内部には、図示しない
超音波振動子を内蔵している。
【0070】前記装置本体101のフロントパネル7に
は、設定手段としてパネル設定部111が設けられてい
て、例えば第1、第3、第4のハンドピースであるシザ
ース型ハンドピース3A、トラカール型ハンドピース3
C及び送水吸引機能付きハンドピース3Dに内蔵してい
る図示しない超音波振動子を駆動する際の各種設定値を
設定するようになっている。尚、フットスイッチ5のフ
ットスイッチコネクタ22は、装置本体101のフット
スイッチコネクタ部69に接続されるようになってい
る。
【0071】前記送水吸引機能付きハンドピース3D
は、超音波凝固切開処置具である前記第1のハンドピー
スとしてのシザース型ハンドピース3Aに送水機能また
は吸引機能を付加して、例えば超音波振動により生体組
織の不要な組織を破砕乳化して外部に吸引除去する超音
波乳化吸引処置を行う超音波吸引処置具である第4のハ
ンドピースであり、図示しない送水路及び吸引路を配設
していて、これら送水路及び吸引路に連設する送水チュ
ーブ104及び吸引チューブ105を有している。これ
ら送水チューブ104及び吸引チューブ105は、前記
送水路及び吸引路を介して処置部に設けられた図示しな
い送水口及び吸引口より生体組織の処置対象部位の洗浄
や処置した生体組織や体液等の吸引処置等を行うように
なっている。
【0072】前記送水吸引ユニット103は、例えば前
記送水吸引機能付きハンドピース3Dの送水チューブ1
04及び吸引チューブ105に接続される送水接続部1
06及び吸引接続部107を有していて、前記送水チュ
ーブ104及び吸引チューブ105を介して、例えば生
体組織の処置対象部位の洗浄等に使用するための生理食
塩水等の送水や、処置した生体組織や体液等の吸引圧を
供給するようになっている。
【0073】次に図8を用いて例えば、前記第1、第
3、第4のハンドピースであるシザース型ハンドピース
3A、トラカール型ハンドピース3C及びトラカール型
ハンドピース3Dと、これらハンドピース及びハンドス
イッチ4を接続するコネクタ拡張ユニット102と、こ
のコネクタ拡張ユニット102を接続する装置本体10
1と、送水吸引機能付きハンドピース3Dの送水チュー
ブ104及び吸引チューブ105が接続される送水吸引
ユニット103とで構成される超音波手術装置の回路ブ
ロック図を説明する。先ず、装置本体101を説明す
る。
【0074】前記装置本体101は、例えば前記パネル
設定部112と、図示しない超音波振動子を適切に駆動
する駆動手段としての駆動部112と、これら駆動部1
12及びパネル設定部111を制御する制御手段として
の制御部113とから主に構成されている。
【0075】前記拡張ユニット102は、例えば前記装
置本体101の駆動部112で生成された駆動信号をケ
ーブル101aを介して伝達されて、この駆動信号を各
ハンドピースに分配する分配手段としての切換部121
と、この切換部121を制御する切換制御部122とか
ら主に構成されている。尚、前記切換制御部122は、
前記選択スイッチ68に接続されていて、これら選択ス
イッチ68を押下操作することによっても、前記切換部
121を制御することができるようになっている。
【0076】前記送水吸引ユニット103は、例えば前
記送水チューブ104を介して前記送水接続部106か
ら生理食塩水等を送り出す送水手段としての送水ポンプ
131と、この送水ポンプ131を駆動するための送水
制御部132と、前記吸引チューブ105を介して前記
吸引接続部107から処置した生体組織や体液等を吸引
する吸引手段としての吸引ポンプ133と、この吸引圧
力を制御するための吸引圧制御部134、とこれら送水
制御部132及び吸引圧制御部を制御する送水吸引制御
部135とから主に構成されている。
【0077】尚、前記装置本体101の制御部111
は、前記コネクタ拡張ユニット102の切換制御部12
2及び前記送水吸引ユニット103の送水吸引制御部1
35とケーブル101bと接続して、前記パネル設定部
111での各種設定値に基づく情報を切換制御部122
及び送水吸引制御部135と相互にやり取りして、選択
したハンドピースに適切な動作パラメータを自動的に設
定するようにしている。また、前記第1、第3、第4の
ハンドピースであるシザース型ハンドピース3A、トラ
カール型ハンドピース3C及びトラカール型ハンドピー
ス3Dのコネクタ8a、8c、8dは、装置本体101
のコネクタ接続部64(64a、64b、64c)に接
続してそれぞれ種類毎に識別する構成であり、図示しな
いが、各ハンドピースのコネクタ8a、8c、8dに識
別するための告知手段を組み込んでおくことにより、こ
の告知手段を装置本体101内の制御部113で認識す
る判別手段によって判別すると、そのハンドピースの種
類に適切な動作パラメータを自動的に設定するように構
成している。
【0078】このように構成した超音波手術装置100
Aを用いて、各ハンドピース3A、3C、3Dをコネク
タ拡張ユニット102に接続して、例えばハンドスイッ
チ4を押下操作することによって使用するハンドピース
を選択すると、前記装置本体101の制御部111が切
り替わると同時に、選択したハンドピースの種類の情報
を装置本体101に同時に伝達するようになっている。
この伝達された情報は、装置本体101の制御部113
で受信されて、その選択されたハンドピースに適切な駆
動パラメータを駆動部112に伝達し、設定する。この
とき、例えば送水吸引機能付きハンドピース3Dを用い
て送水吸引処置を行う場合に、その情報は、送水吸引ユ
ニット103の送水吸引制御部135に送られて、送水
量や吸引圧力などを適切に設定され、例えば処置した生
体組織や体液等を吸引する際には、送水吸引制御部13
5の制御により吸引制御部134が最適な吸引圧を設定
して吸引ポンプ133を駆動し、吸引口107から吸引
チューブ105を介して送水吸引機能付きハンドピース
3Dに吸引圧を供給するようになっている。
【0079】このようにして、複数のハンドピースの
内、各ハンドピースの選択情報が装置本体101からコ
ネクタ拡張ユニット102及び送水吸引ユニット103
に伝達されて、各ハンドピースの最適な設置値を自動的
に設定することができるようになっている。
【0080】また、その他の変形例として、図9に示す
ように、前記送水吸引ユニット103にも超音波出力を
設定する設定部140を設けて、送水吸引を必要とする
ハンドピース例えば送水吸引機能付きハンドピース3D
を選択した場合には、この送水吸引ユニット103で設
定した超音波出力の設定を装置本体101に情報伝達し
て、その設定が有効になるようにしてもよい。これは、
超音波凝固切開と超音波乳化吸引とを兼ね備えるハンド
ピースを使用する場合に有効である。さらに、コネクタ
拡張ユニット102は、コネクタ信号を単に装置本体1
01に連結して、各ハンドピースの種類判別を装置本体
101で行い、その情報を装置本体101からコネクタ
拡張ユニット102や送水吸引ユニット103に送出す
るようにしてもよい。
【0081】これにより、1台の超音波手術装置で複数
のハンドピースを容易に使い分けることが可能になると
共に、使用するハンドピースを選択した際に、そのハン
ドピースを駆動するための最適な設定値を手動で設定す
ることなく、自動的に設定することが可能となり、第2
の実施の形態による超音波手術システム61よりも更に
操作性が向上する。
【0082】尚、ハンドピースの選択は、コネクタ拡張
ユニット103の選択スイッチ68a、68b、68c
や、ハンドスイッチ4の操作による以外に、該コネクタ
拡張ユニット610内に音声によって行うための音声認
識回路(図示せず)を設け、この音声認識回路の音声認
識結果に基づいて動作する選択手段によって選択するよ
うにしてもよいし、これに限定されることはない。
【0083】また、本発明の超音波手術システムは、上
記した実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0084】[付記] (付記項1) 超音波振動を利用して、生体組織を処置
する処置部を有するハンドピースと、このハンドピース
に内蔵した超音波振動子と、超音波手術装置に設けら
れ、前記超音波振動子を駆動する駆動手段とを備えた超
音波手術システムにおいて、前記ハンドピースに取付け
可能なハンドスイッチと、前記ハンドスイッチのオンオ
フ操作を検出して、信号を生成する生成手段及びこの信
号を駆動手段に伝達するための接続手段を設けた拡張ユ
ニットと、を具備したことを特徴とする超音波手術シス
テム。
【0085】(付記項2) 前記生成手段は、前記ハン
ドスイッチからの信号と前記駆動手段に伝達する信号と
を電気的に絶縁した状態で生成することを特徴とする付
記項1に記載の超音波手術システム。
【0086】(付記項3) 前記拡張ユニットは、該拡
張ユニットに前記ハンドスイッチと選択的に接続する既
存のフットスイッチを接続する手段を有し、前記フット
スイッチの操作信号と前記ハンドスイッチの操作信号と
の何れかの信号を前記駆動手段に伝達する信号を生成す
る生成手段を具備したことを特徴とする付記項1に記載
の超音波手術システム。
【0087】(付記項4) 超音波振動を利用して、生
体組織を処置する処置部を有する複数のハンドピース
と、前記複数のハンドピースに内蔵した超音波振動子
と、超音波手術装置に設けられ、前記超音波振動子を駆
動する駆動手段とを備えた超音波手術システムにおい
て、前記複数のハンドピースのコネクタを接続する複数
のコネクタ部を有し、このコネクタ部に接続した前記複
数のハンドピースの内、使用するハンドピースを選択す
る選択手段と、この選択手段によって選択したハンドピ
ースと前記駆動手段とを接続する接続手段と、を設けた
拡張ユニットを具備したことを特徴とする超音波手術シ
ステム。
【0088】(付記項5) 前記選択手段は、前記複数
のハンドピースの各コネクタに対応した選択スイッチで
あることを特徴とする付記項4に記載の超音波手術シス
テム。
【0089】(付記項6) 前記拡張ユニットは、前記
複数のハンドピースに取付け可能な複数のハンドスイッ
チのコネクタを接続する複数のハンドスイッチコネクタ
部を設けると共に、該複数のハンドスイッチの操作に応
じて動作する前記選択手段を具備したことを特徴とする
付記項4に記載の超音波手術システム。
【0090】(付記項7) 前記拡張ユニットは、前記
ハンドピースの選択を音声によって行うための音声認識
手段を有すると共に、該音声認識手段の音声認識結果に
基づいて動作する前記選択手段を具備したことを特徴と
する付記項4に記載の超音波手術システム。
【0091】(付記項8) 前記拡張ユニットは、該拡
張ユニットに前記ハンドスイッチと選択的に接続する既
存のフットスイッチを接続する手段を有し、前記フット
スイッチの操作信号と前記ハンドスイッチの操作信号と
の何れか一方の信号を前記駆動手段に伝達する信号を生
成する生成手段を具備したことを特徴とする付記項4に
記載の超音波手術システム。
【0092】(付記項9) 超音波振動を利用して、生
体組織を処置する処置部を有する複数のハンドピース
と、前記複数のハンドピースに内蔵した超音波振動子
と、超音波手術装置に設けられ、前記超音波振動子を駆
動する駆動手段とを備えた超音波手術システムにおい
て、前記複数のハンドピースのコネクタを接続する複数
のコネクタ部を有し、このコネクタ部に接続した前記複
数のハンドピースの内、使用するハンドピースを選択す
る選択手段と、この選択手段によって選択したハンドピ
ースを告知する告知手段と、これら選択手段及び告知手
段によって選択告知したハンドピースと前記駆動手段と
を接続する接続手段と、を設けた拡張ユニットを具備し
たことを特徴とする超音波手術システム。
【0093】(付記項10) 前記選択手段は、前記複
数のハンドピースの各コネクタに対応した選択スイッチ
であることを特徴とする付記項9に記載の超音波手術シ
ステム。
【0094】(付記項11) 前記拡張ユニットは、前
記複数のハンドピースに取付け可能な複数のハンドスイ
ッチのコネクタを接続する複数のハンドスイッチコネク
タ部を備えると共に、該複数のハンドスイッチの操作に
応じて動作する前記選択手段を具備したことを特徴とす
る付記項9に記載の超音波手術システム。
【0095】(付記項12) 前記拡張ユニットは、前
記ハンドピースの選択を音声によって行うための音声認
識手段を有すると共に、該音声認識手段の音声認識結果
に基づいて動作する前記選択手段を具備したことを特徴
とする付記項9に記載の超音波手術システム。
【0096】(付記項13) 少なくとも、送水路また
は吸引路をもつ超音波吸引処置具と、組織を把持する把
持部をもつ超音波凝固切開処置具と、を有する超音波手
術システムであって、前記超音波吸引処置具及び超音波
凝固切開処置具に内蔵した超音波振動子を駆動する超音
波駆動手段と、この超音波駆動手段からの超音波信号を
分配する分配手段と、前記超音波吸引具の送水路に送水
する送水手段と、前記超音波吸引具の吸引路に吸引圧を
供給する吸引手段とこれら送水手段及び吸引手段を制御
する送水吸引制御手段と、前記分配手段を制御して、各
処置具を選択的に使用する際に、前記超音波駆動手段及
び送水吸引制御手段を駆動する設定値を自動的に設定す
る設定手段と、を具備したことを特徴とする超音波手術
システム。
【0097】(付記項14) 超音波手術を行う各種の
ハンドピースを駆動する駆動装置と、これら各種のハン
ドピースで構成される超音波手術システムであって、前
記各種のハンドピースの種類を示す情報を伝達する伝達
手段と、この伝達手段によって伝達される情報を判別す
る判別手段と、この判別手段の判別結果に基づいて前記
各種のハンドピースを使えるようにするコネクタ拡張手
段を具備したことを特徴とする超音波手術システム。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波手術装置を改造することなく、複数のハンドピース
を容易に使い分けると共にハンドピース個々の操作を可
能にして操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る第1のハンド
ピースであるシザース型ハンドピースを装置本体に着脱
自在に接続して使用する超音波手術装置を用いた超音波
手術システムの概略構成を示す説明図。
【図2】図1におけるシザース型ハンドピースの代わり
に装置本体に選択的に接続する第2及び第3のハンドピ
ースを示す説明図であり、図2(a)は第2のハンドピ
ースであるフック型ハンドピースを示す外観図、図2
(b)は第3のハンドピースであるトラカール型ハンド
ピースを示す外観図。
【図3】図1におけるハンドスイッチとフットスイッチ
と拡張ユニット及び装置本体とから構成される回路ブロ
ック図。
【図4】図3における他の応用例を説明する回路ブロッ
ク図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る第1、第2及
び第3のハンドピースであるシザース型ハンドピース、
フック型ハンドピース及びトラカール型ハンドピースを
コネクタ拡張ユニットに着脱自在に接続して使用する超
音波手術装置を用いた超音波手術システムの概略構成を
示す説明図。
【図6】図5における超音波手術装置の回路ブロック
図。
【図7】図7ないし図9は本発明の第3の実施の形態に
係り、図7は第1、第3及び第4のハンドピースである
シザース型ハンドピース、トラカール型ハンドピース及
び送水吸引機能付きハンドピースをコネクタ拡張ユニッ
トに着脱自在に接続して使用する超音波手術装置を用い
た超音波手術システムの概略構成を示す説明図。
【図8】図7における超音波手術装置の回路ブロック
図。
【図9】図8における送水吸引ユニットの変形例を示す
回路ブロック図。
【符号の説明】
1,61,100…超音波手術システム 1A,61A,100A …超音波手術装置 2,62,101 …装置本体 3A …シザース型ハンドピース
(第1のハンドピース) 3B …フック型ハンドピース
(第2のハンドピース) 3C …トラカール型ハンドピース
(第3のハンドピース) 3D …送水吸引機能付きハンドピース
(第4のハンドピース) 4,41 …ハンドスイッチ 5,42 …フットスイッチ 6,43 …拡張ユニット 12 …接続コネクタ(接続手段) 31,71 …スイッチ検知回路 32,73 …制御部 33,74 …発振回路 63,102 …コネクタ拡張ユニット 65a〜65c …ケーブル(接続手段) 68(68a,68b,68c)…選択スイッチ(選択
手段) 72 …フットスイッチ検知回路 81 …制御回路 82 …出力コネクタ切換えリレー 83 …スイッチ検知回路 101a,101b…ケーブル(接続手段) 103 …送水吸引ユニット 111 …パネル設定部(設定手段) 112 …駆動部(駆動手段) 113 …制御部(制御手段) 121 …切換部(分配手段) 122 …切換制御部 131 …送水ポンプ(送水手段) 132 …送水制御部 133 …吸引ポンプ(吸引手段) 134 …吸引圧制御部 133 …送水吸引制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波振動を利用して、生体組織を処置す
    る処置部を有するハンドピースと、 このハンドピースに内蔵した超音波振動子と、 超音波手術装置に設けられ、前記超音波振動子を駆動す
    る駆動手段とを備えた超音波手術システムにおいて、 前記ハンドピースに取付け可能なハンドスイッチと、 前記ハンドスイッチのオンオフ操作を検出して、信号を
    生成する生成手段及びこの信号を駆動手段に伝達するた
    めの接続手段を設けた拡張ユニットと、を具備したこと
    を特徴とする超音波手術システム。
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