JP2000284606A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000284606A
JP2000284606A JP11093542A JP9354299A JP2000284606A JP 2000284606 A JP2000284606 A JP 2000284606A JP 11093542 A JP11093542 A JP 11093542A JP 9354299 A JP9354299 A JP 9354299A JP 2000284606 A JP2000284606 A JP 2000284606A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写体に対して過剰な負荷をかけること
なく、また定着器からの輻射熱の影響を受けることな
く、良好に中間転写体のクリーニングを行う。 【解決手段】 矢印R10方向に回転する中間転写ベル
ト10上に一次転写されたトナー像を、二次転写部N2
において、転写材P上に二次転写する。このとき転写材
Pに転写されないで中間転写ベルト10上の残った転写
残トナーを、弾性ローラ25で、一次転写時のトナーと
逆極性の帯電し、感光ドラム1Cと同じ材質で形成され
矢印R24方向に回転する汚染物回収ドラム24に感光
ドラム1Cと同極性のバイアスを印加することで表面に
回収し、クリーニングブレード22で掻き落とす。帯電
手段25やクリーニングユニット20は、中間転写ベル
ト10に対して大きな負荷にならず、また、クリーニン
グユニット20は、定着器17から最も遠い位置に配置
されているので、熱による影響を受けにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電記録方式や電
子写真方式等の複写機、レーザビームプリンタ等の画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、レーザビームプリンタ等
の画像形成装置において、カラーのニーズが高まってい
る。カラーの画像形成方式としては、画像形成速度等の
点で電子写真方式が最も優れていると言われている。
【0003】電子写真方式の画像形成装置においては小
型化、高機能化、カラー化が進められてきているが、他
方では信頼性の向上、システム展開、メンテナンスフリ
ー、人や環境に優しい等の要求が高まってきており、そ
れらの要求を満たすべく様々な画像出力装置が提案され
てきている。
【0004】最近では、これら画像形成装置の中でも中
間転写方式が主流を占めつつある。この方式は、転写材
を選ばないこと、カラーレジストレーションに優れてい
る(色ずれが少ない)こと等の利点がある。さらには、
カラー画像出力の高速化のために感光体を複数個積載し
て、中間転写体上に順次トナー像を多重転写し、その後
これら4色のトナー像を一括して転写材上に転写する装
置の提案がなされている。
【0005】また、エコロジー対応のために転写残トナ
ーを回収して再利用することで廃棄するトナー量を少な
くすべく、クリーニング手段をなくした例えば現像同時
クリーニング方式(以下「クリーナレス」という。)を
採用した複写機やプリンタ等が実用化されてきており、
この様なシステムを採用することで画像形成装置自体を
小型化できる等のメリットがある。
【0006】上記のクリーナレスシステムは、重合法に
よって生成された球形トナーを用いることによって良好
に作用する。その理由をトナーと感光体との付着力とに
注目して以下に説明する。
【0007】トナーが、現像プロセス(バイアス、潜像
電位)によって感光体に付着すると、感光体表面に接触
したトナーに作用する主な力としては、鏡映力とファン
デルワールス力がある。鏡映力は、電荷量とその距離に
大きく依存する。従来の粉砕によって生成された粉砕ト
ナーは、その表面に凹凸があり摩擦帯電により、凸部が
集中的に帯電される。これに対して重合法によって生成
された重合トナーは、その表面が球形又は球形に近い形
状を有するため、表面が均一に帯電される。
【0008】そして、粉砕トナーにおいては、凸部が接
触し、非常に近接した領域に多くの電荷が存在するため
に、鏡映力は増大する。一方、重合トナーのように球形
をしていると、接触状態はほとんど点状になり、かつ近
接領域の電荷量も少なく、粉砕トナーに比べて鏡映力が
小さくなる。
【0009】また、粉砕トナーを用いた場合には、多く
のトナーの中には上記のような凸部で接触するトナーが
多数存在し、この場合にはファンデルワールス力は非常
に大きくなる。これに対して、重合トナーは表面形状が
球状であるためトナーはほとんど点で接触する。よっ
て、ファンデルワールス力も重合トナーの方が小さくな
る。
【0010】以上の理由から、球形に近い重合トナーの
場合、感光体に対する鏡映力、ファンデルワールス力、
つまり付着力が小さくなり転写における転写残トナーが
少なく、かつ、現像同時クリーニング時のトナーの回収
効果が大きくなり、クリーナレス、現像同時クリーニン
グが可能となる。
【0011】図3に、現像同時クリーニング方式を用い
た従来の画像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形
成装置は、複数の画像形成ユニットを有し、各画像形成
ユニットを縦貫するようにして中間転写ベルト(中間転
写体)が配設されている。
【0012】各画像形成ユニットUM(マゼンタ)、U
C(シアン)、UY(イエロー)、UBk(ブラック)
は、シアンの画像形成ユニットUCを例に説明すると、
像担持体としての、例えば表層が有機光半導体からなる
円筒型のOPC電子写真感光体(感光ドラム)1Cが、
矢印a方向へ回転駆動される。2Cは一次帯電器(一次
帯電手段)であり、感光ドラム1Cに接触配置されてい
る。3Cは画像露光部であり、一次帯電器2Cに対して
感光ドラム1Cの回転方向下流側において感光ドラム1
C表面を露光して静電潜像を形成する。4Cは現像器
で、感光ドラム1Cの露光位置よりさらに下流側に、感
光ドラム1Cと隣接するように設置されている。10は
中間転写ベルトであり、感光ドラム1Cに接触して矢印
R10方向に駆動されている。中間転写ベルト10は駆
動ローラ11、支持ローラ12、バックアップローラ1
3に掛け渡されており、転写ブレード5Cが一次転写部
で中間転写ベルト10を挟んで感光ドラム1Cに対向す
るように設置される。14は二次転写ローラであり、バ
ックアップローラ13に対向して設置されている。Pは
転写材である。15は給紙カセット、16は搬送ローラ
であり、転写材Pを供給するものである。17は定着器
(定着手段)であり、バックアップローラ13の下流側
に配置されている。6Cは前露光(除電)ランプであ
り、転写ブレード5Cと一次帯電器2Cの間に配置され
ている。
【0013】以上のように構成された画像形成装置の動
作について、シアン色のトナー像を形成するための画像
形成ユニットUCを用いて説明する。なお、他の画像形
成ユニットも同様である。
【0014】まず、感光ドラム1Cはアルミ等の導電性
基体の表面に、例えば有機光半導体(OPC)の薄膜が
形成されたものであり、矢印R10方向に回転駆動され
る。そして一次帯電器2Cにより、表面が均一にマイナ
ス帯電された後、画像露光部3Cにより露光が行われ
て、入力原稿が色分解した分版画像と対応した静電潜像
が形成される。現像器4Cは、マイナス帯電したトナー
を用いて反転現像を行い、静電潜像と対応したトナー像
を感光ドラム1C表面に形成する。感光ドラム1C表面
に形成されたトナー像は、感光ドラム1Cと同じ速度で
駆動している中間転写ベルト10上に転写ブレード5C
で転写される。
【0015】以上の動作を各画像形成ユニットにおいて
行い、各感光ドラム上に形成されたトナー像が、中間転
写ベルト10に順次に多重転写される。フルカラーモー
ドの場合は、中間転写ベルト10に対してM(マゼン
タ)、C(シアン)、Y(イエロー)、Bk(ブラッ
ク)の順で転写され、単色や、2〜3色モードの場合も
同様に前記の順で、必要な色トナーが中間転写ベルト1
0上に多重転写される。そして多重転写された合成トナ
ー像は、搬送ローラ16により給紙された転写材Pに対
して、バックアップローラ13及び二次転写ローラ14
にて二次転写される。そしてトナー像が二次転写された
転写材Pは、定着器17にて加熱加圧されて、定着され
る。
【0016】一方、トナー像転写後の感光ドラム1C
は、前露光ランプ6Cにて電位を均一に整えられ、感光
ドラム1C上に残った転写残トナーは現像器4Cにて次
の現像動作中に現像器内に回収され、画像形成に再び供
される。また、転写材Pへの二次転写を終えた中間転写
ベルト10は、クリーニングブレードを有する中間転写
体クリーニング装置21によって、その表面に付着した
二次転写残トナーや紙粉等の汚染物が清掃される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のような、感
光ドラム上の転写残トナーを例えば現像器で回収するク
リーナレスシステムを用いた画像形成ユニットを複数有
し、かつ中間転写方式を採用した画像形成装置におい
て、クリーニングブレード方式の中間転写体クリーニン
グ装置21を用いた場合、中間転写ベルト10に対して
過剰な負荷がかかり、中間転写ベルト10を駆動するト
ルクが高くなるという問題がある。
【0018】中間転写ベルト10のトルクが高くなった
場合、中間転写ベルト10の速度が不安定になったり、
中間転写ベルト10が主走査方向の片側に寄るなどし
て、レジストレーションが乱れるといった画像不良や、
さらには中間転写ベルト10の駆動がストップして、画
像形成装置が使用不可能になるといった問題が生じる。
【0019】また、中間転写方式を採用した画像形成装
置においては、中間転写体クリーニング装置21の配設
位置が駆動ローラ11とバックアップローラ13との間
に限定にされてしまう。この場合、配設位置が定着器1
7に近いことから、中間転写体クリーニング装置21内
に回収された廃トナーが定着器17からの輻射熱の影響
でかたまり、廃トナーの搬送不良などの問題が生じる。
【0020】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、中間転写体クリーニング手段が中間転写体に対
して過剰な負荷をかけることなく、また、中間転写体ク
リーニング装置に対する定着器からの熱の影響が少なく
なるようにした画像形成装置を提供することを目的とす
るものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、像担持体上に形成したト
ナー像を一次転写部にて中間転写体上に一次転写する画
像形成ユニットを中間転写体の移動方向に沿って複数配
設し、複数の画像形成ユニットのそれぞれの像担持体か
ら前記中間転写体上に順次に一次転写された複数のトナ
ー像を、二次転写部にて転写材上に一括して二次転写す
る画像形成装置において、前記二次転写部の下流側でか
つ前記中間転写体の移動方向に沿っての最上流側の第1
の画像形成ユニットの上流側に配設されて、前記中間転
写体上の転写残トナーを前記一次転写部にて一次転写さ
れるトナー像の極性と逆極性に帯電させる帯電手段と、
該帯電手段の下流側でかつ前記第1の画像形成ユニット
の上流側に配設され、前記帯電手段による帯電後の転写
残トナーを回収する汚染物回収部材及び該汚染物回収部
材が回収した転写残トナーをクリーニングするクリーニ
ング部材を有するクリーニングユニットと、を備える、
ことを特徴とする。
【0022】請求項2に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記クリーニングユニットが、前記
帯電手段の下流側でかつ前記第1の画像形成ユニットの
上流側における前記中間転写体上であって、前記トナー
像を熱定着させる定着手段から直線距離で最も遠い位置
に配設される、ことを特徴とする。
【0023】請求項3に係る本発明は、請求項1又は2
の画像形成装置において、前記汚染物回収部材が、導電
性材料で形成された回転部材である、ことを特徴とす
る。
【0024】請求項4に係る本発明は、請求項3の画像
形成装置において、前記汚染物回収部材の回転方向が、
該汚染物回収部材と前記中間転写体との接触部における
これらの表面の移動方向が同じとなるような方向であ
る、ことを特徴とする。
【0025】請求項5に係る本発明は、請求項3又は4
の画像形成装置において、前記汚染物回収部材が、前記
像担持体と同じ素材で形成されている、ことを特徴とす
る。
【0026】請求項6に係る本発明は、像担持体上に形
成したトナー像を一次転写部にて中間転写体上に一次転
写する画像形成ユニットを中間転写体の移動方向に沿っ
て複数配設し、複数の画像形成ユニットのそれぞれの像
担持体から前記中間転写体上に順次に一次転写された複
数のトナー像を、二次転写部にて転写材上に一括して二
次転写する画像形成装置において、前記二次転写部の下
流側でかつ前記中間転写体の移動方向に沿っての最上流
側の第1の画像形成ユニットの上流側に配設されて、前
記中間転写体上の転写残トナーを前記一次転写部にて一
次転写されるトナー像の極性と逆極性に帯電させる帯電
手段と、前記複数の像担持体のうちの、前記帯電手段に
よって逆極性に帯電された転写残トナーを前記一次転写
部を介して回収する像担持体について、該像担持体が回
収した転写残トナーをクリーニングするクリーニング部
材と、を備える、ことを特徴とする。
【0027】請求項7に係る本発明は、請求項6の画像
形成装置において、前記転写残トナーを回収する像担持
体を有する画像形成ユニットが、前記第1の画像形成ユ
ニットである、ことを特徴とする。
【0028】請求項8に係る本発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、又は7の画像形成装置において、前記
クリーニング部材が、ゴム弾性体によって形成されたク
リーニングブレードである、ことを特徴とする。
【0029】請求項9に係る本発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7、又は8の画像形成装置において、
前記帯電手段は、体積抵抗値が105 〜1013Ω・cmの
弾性ローラである、ことを特徴とする。
【0030】請求項10に係る本発明は、請求項9の画
像形成装置において、前記帯電手段が、少なくとも抵抗
層と表面離型層とを有する多層構造の弾性ローラであ
る、ことを特徴とする。
【0031】請求項11に係る本発明は、請求項1、
2、3、4、5、6、7、8、9、又は10の画像形成
装置において、前記帯電手段が前記中間転写体に対して
総圧100〜300gで当接される、ことを特徴とす
る。
【0032】請求項12に係る本発明は、請求項11の
画像形成装置において、前記帯電手段が、前記中間転写
体の回転方向に対してカウンター方向に回転する、こと
を特徴とする。
【0033】請求項13に係る本発明は、請求項1、
2、3、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又
は12の画像形成装置において、前記トナーが重合によ
って形成されたトナーである、ことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0035】〈実施の形態1〉図1に、実施の形態1に
係る画像形成装置の一例を示す。同図は、4色フルカラ
ーの電子写真方式の画像形成装置の概略構成を示す縦断
面図である。本実施の形態では、複数の画像形成ユニッ
トを有し、各画像形成ユニットを縦貫するようにして中
間転写体である中間転写ベルトが配設されており、前述
したように重合法による球状トナーを用いたクリーナレ
ス方式で現像と同時にトナーを回収する画像形成プロセ
ス方式を採用している。
【0036】同図に示す画像形成装置は、中間転写体で
ある中間転写ベルト10の移動方向(矢印R10方向)
に沿っての上流側から順に4個の画像形成ユニット、す
なわち画像形成ユニットUM、UC、UY、UBkを備
えている。各画像形成ユニットは、この順に、マゼン
タ、シアン、イエロー、ブラックのトナー像を形成す
る。上述の4個の画像形成ユニットの構成は同じであ
る。そこで、シアンの画像形成ユニットUCを例にその
構成を説明する。
【0037】画像形成ユニットUCは、像担持体とし
て、例えば表層が有機光半導体からなる円筒型のOPC
電子写真感光体(感光ドラム)1Cを備えている。感光
ドラム1Cは、矢印R10方向に回転駆動される。2C
は一次帯電器(帯電手段)であり、感光ドラム1Cに対
向するように配設されており、感光ドラム1Cを均一に
マイナス帯電する。3Cは画像露光部(露光手段)であ
り、一次帯電器2Cで均一にマイナス帯電された感光ド
ラム1Cに対し、入力画像を色分解して得られた各色ト
ナーに対応した光情報を画像部に露光して静電潜像を形
成する。4Cは現像器(現像手段)であり、感光ドラム
1Cの露光位置よりさらに下流側に配設されており、重
合法によって生成されたマイナスに帯電する特性のトナ
ーを現像剤として内包している。
【0038】10は中間転写ベルトであり、感光ドラム
1Cに接触して矢印R10方向に回転駆動(移動)され
る。中間転写ベルト10は、体積抵抗値が103 〜10
4 Ω・cmのウレタンゴムの表面に、誘電体層として体積
抵抗値が1014Ω・cm以上のPTFE(ポリテトラフル
オルエチレン)層を形成した可撓性の無端状ベルト、又
はポリイミド樹脂に抵抗調整のためにカーボンブラック
を分散させた体積抵抗値が1010〜1014Ω・cmの無端
状ベルトによって構成されている。また、11は駆動ロ
ーラ、12は支持ローラ、13はバックアップローラ
で、中間転写ベルト10を架張し駆動する駆動手段であ
る。
【0039】5Cは転写ブレード(転写手段)であり、
転写位置で中間転写ベルト10を挟んで感光ドラム1C
に対向するように配置されている。中間転写ベルト10
は、転写ブレード5Cによって感光ドラム1C表面に押
し付けられ、これにより、一次転写部N1 が形成され
る。転写ブレード5Cは、基材を体積抵抗値が109
1011Ω・cmの半導体層で形成され、感光ドラム1C側
の表面層を表面粗さ、摩擦係数が小さく耐摩耗性に優れ
た材料、例えばフッ素樹脂、ナイロン樹脂等で構成した
ものが好適である。
【0040】各画像形成ユニットにより感光ドラム上に
形成された各色トナー像は、各転写ブレードによって一
次転写部N1 にて中間転写ベルト10上に多重転写(一
次転写)される。そして中間転写ベルト10上に多重転
写された合成トナー像は、バックアップローラ13及び
二次転写ローラ14によって、二次転写部N2 において
転写材P上に二次転写され、その後、定着器17にて定
着される。上述の転写材Pは、給紙カセット15に収納
され給紙ローラ16等によって中間転写ベルト10と二
次転写ローラ14との間に供給されるものである。
【0041】6Cは前露光ランプであり、転写ブレード
5Cと一次帯電器2Cの間に設置されており、一次転写
後の感光ドラム1C上の転写残トナーの残留電荷及び感
光体表面の残留電荷を除去する。
【0042】そして、本発明の特徴である、中間転写ベ
ルト10上の汚染物を、一次転写部N1 で転写されるト
ナーの極性と逆極性に帯電する帯電手段25と、帯電さ
れた汚染物を回収するクリーニングユニット20とが、
中間転写ベルト10の回転方向(矢印R10方向)に沿
ってのバックアップローラ13下流側でかつ第1の画像
形成ユニットUMの上流側において、中間転写ベルト1
0に接触するように配置されている。クリーニングユニ
ット20は、クリーニングブレード(クリーニング部
材)22とクリーニング容器23と汚染物回収ドラム
(汚染物回収部材)24とを有している。
【0043】帯電手段25は、アクリルスポンジからな
る低抵抗スポンジ層と、アクリルウレタンからなる抵抗
層、フッ素樹脂からなる表面離型層の3層構造をとって
いる。体積抵抗値は、低抵抗層で105 〜109 Ω・c
m、表面離型層で1012〜1016Ω・cmである。また、
中間転写ベルト10に対して総圧100〜300gで当
接されており、中間転写ベルト10の回転方向(矢印R
10方向)に対してカウンター方向(矢印R25方向)
に回転している。この帯電手段25の当接圧は、従来の
クリーニングブレードを直接、中間転写ベルト10に当
接させてクリーニングしていた場合に必要であった当接
圧の1/3〜1/20である。
【0044】クリーニングユニット20の汚染物回収ド
ラム24は、アルミ等の導電性材料からなる円筒ドラ
ム、又は画像形成ユニットの感光ドラムと同様に、アル
ミ等の導電性基体の表面に例えば有機光半導体(OP
C)の薄膜が形成されたもので構成し、感光ドラムと同
じ方向(矢印R24方向)に回転する。また汚染物回収
ドラム24には、感光ドラムの表面電位と同じ極性のD
Cバイアスが印加されている。
【0045】クリーニングブレード22の材質は、耐薬
品性、耐摩耗性、成形性、機械的強度等の点から熱可撓
性エラストマーの一種であるポリウレタンゴムが主に用
いられている。このクリーニングブレード22はクリー
ニング容器23に取り付けられており、不図示の圧調整
ばねによって汚染物回収ドラム24に対する当接圧を調
整するようになっている。クリーニングブレード22の
汚染物回収ドラム24に対する当接圧は、汚染物回収ド
ラム24の表面材質、トナーの種類などによって様々で
はあるが、一般に5〜70gf/cmである。さらにクリー
ニングブレード22は、汚染物回収ドラム24の回転方
向(矢印R24方向)に対してカウンター方向に当接さ
れている。
【0046】このような、汚染物回収ドラム24、クリ
ーニングブレード22、クリーニング容器23を有する
クリーニングユニット20を、支持ローラ11よりも下
流側に配置することで、定着器17の輻射熱の影響を少
なくすることができる。
【0047】以上のような構成による、中間転写ベルト
10のクリーニングについて以下に説明する。
【0048】バックアップローラ13と二次転写ローラ
14とに挟まれた二次転写部N2 におけるトナー像の二
次転写時に中間転写ベルト10から転写材Pに二次転写
されずに中間転写ベルト10上に残った転写残トナー
や、転写材Pから中間転写ベルト10に移着した紙粉な
どの汚染物は、帯電手段25によって、一次転写部N1
で中間転写ベルト10に転写されるトナーと逆極性に帯
電される。
【0049】帯電手段25によって帯電された転写残ト
ナー及び紙粉などの汚染物は、感光ドラムの表面電位と
同じ極性のDCバイアスが印加された汚染物回収ドラム
24に静電的に回収され、さらにはクリーニングブレー
ド22によって汚染物回収ドラム24表面からクリーニ
ング容器23に掻き落とされる。そして、廃トナー搬送
手段(不図示)を通って、汚染物回収ボックス(不図
示)に回収される。
【0050】以上述べてきたように、本実施の形態1で
は、感光ドラム上の転写残トナーを、例えば現像器で回
収するクリーナレスシステムを用いた画像形成ユニット
を複数有し、かつ中間転写体方式を採用した画像形成装
置において、中間転写ベルト(中間転写体)10上に中
間転写ベルト10上の汚染物を一次転写部N1 で転写さ
れるトナーの極性と逆極性に帯電する帯電手段25と、
汚染物回収ドラム24及びクリーニングブレード22を
有するクリーニングユニット20とを設けることによ
り、中間転写ベルト10に対して過剰な負荷をかけるこ
となく、また定着器17からの輻射熱の影響を受けるこ
となく、良好に中間転写ベルト10上の転写残トナー等
の汚染物をクリーニングすることができる。
【0051】〈実施の形態2〉図2に、実施の形態2の
画像形成装置を示す。
【0052】同図に示す画像形成装置においても、前述
の実施の形態1と同様に、感光ドラムを中心とした帯
電、露光、現像、前露光を一体とした4色分の画像形成
ユニットUM、UC、UY、UBkを有する構成になっ
ている。また、トナーとしては、重合法にて形成された
球状トナーを用いており、感光ドラム用にクリーニング
装置は有さず、感光ドラム上の転写残トナーを現像器で
現像同時回収するプロセスによって画像形成するもので
ある。また中間転写ベルト10上に各色トナー像を多重
転写し、その合成トナー像を給紙ローラ16から供給さ
れた転写材Pに対して、バックアップローラ13及び二
次転写ローラ14において転写し、定着器17により定
着させる。
【0053】また、バックアップローラ13と二次転写
ローラ14とに挟まれた二次転写部N2 において中間転
写ベルト10から転写材Pに二次転写されずに中間転写
ベルト10上に残った転写残トナーや、転写材Pから中
間転写ベルト10に移着した紙粉などの汚染物は、帯電
手段25によって、一次転写部N1 で中間転写ベルト1
0に転写されるトナーと逆極性に帯電される。
【0054】以下、本実施の形態2において、前述の実
施の形態1と異なる点について説明する。
【0055】本実施の形態においては、帯電手段25に
よって帯電された転写残トナー及び紙粉等の汚染物が、
前述のようなクリーニングユニット20によって回収さ
れるのでなく、第1の画像形成ユニットUMによって回
収することを特徴とする。第1の画像形成ユニットUM
には、感光ドラム1Mの回転方向(矢印a方向)に沿っ
ての一次転写部N1 の下流側でかつ前露光ランプ6Mの
上流側に、クリーニング装置30を配設している。クリ
ーニング装置30は、感光ドラム1M表面から転写残ト
ナー等の汚染物を除去するクリーニングブレード32
と、除去された汚染物を回収するクリーニング容器33
とを備えている。すなわち、中間転写ベルト10上の転
写残トナー等を一旦、感光ドラム1M上に転移させ、転
移された転写残トナー等をクリーニング装置30によっ
て除去するものである。
【0056】上述の説明では、クリーニング装置30
を、第1の画像形成ユニットUMに設けているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、他の画像形成ユニ
ットUC、UY、UBkのいずれの設けてもよく、ま
た、4個の画像形成ユニットのうちのいずれか2個の画
像形成ユニット、さらにはいずれか3個の画像形成ユニ
ットに設けるようにしてもよい。
【0057】本実施の形態2においては、前述の実施の
形態1と同様な効果が得られ、さらに、実施の形態1で
は必要であった個別のクリーニングユニットやバイアス
電源を必要としないので、その分、省スペース化、低コ
スト化を図ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
二次転写部の下流側でかつ中間転写体の移動方向に沿っ
ての最上流側の第1の画像形成ユニットの上流側に配設
されて、中間転写体上の転写残トナーを一次転写部にて
一次転写されるトナー像の極性と逆極性に帯電させる帯
電手段と、帯電手段の下流側でかつ第1の画像形成ユニ
ットの上流側に配設され、帯電手段による帯電後の転写
残トナーを回収する汚染物回収部材及び汚染物回収部材
が回収した転写残トナーを掻き取るクリーニング部材を
有するクリーニングユニットと、を備えることにより、
中間転写体に対して過剰な負荷をかけることなく、また
定着器からの輻射熱の影響を受けることなく、良好に中
間転写体のクリーニングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図2】実施の形態2の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図3】従来の画像形成装置の概略構成を示す縦断面
図。
【符号の説明】
1C 像担持体(シアンの感光ドラム) 1M 像担持体(マゼンタの感光ドラム) 2C 一次帯電手段(一次帯電器) 10 中間転写体(中間転写ベルト) 17 定着手段(定着器) 20、30 クリーニングユニット 22、32 クリーニング部材(クリーニングブレー
ド) 24 汚染物回収部材(汚染物回収ドラム) 25 帯電手段(弾性ローラ) N1 一次転写部 N2 二次転写部 P 転写材 UBk ブラックの画像形成ユニット UC シアンの画像形成ユニット UM 第1の画像形成ユニット(マゼンタの画像
形成ユニット) UY イエローの画像形成ユニット

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成したトナー像を一次転
    写部にて中間転写体上に一次転写する画像形成ユニット
    を中間転写体の移動方向に沿って複数配設し、複数の画
    像形成ユニットのそれぞれの像担持体から前記中間転写
    体上に順次に一次転写された複数のトナー像を、二次転
    写部にて転写材上に一括して二次転写する画像形成装置
    において、 前記二次転写部の下流側でかつ前記中間転写体の移動方
    向に沿っての最上流側の第1の画像形成ユニットの上流
    側に配設されて、前記中間転写体上の転写残トナーを前
    記一次転写部にて一次転写されるトナー像の極性と逆極
    性に帯電させる帯電手段と、 該帯電手段の下流側でかつ前記第1の画像形成ユニット
    の上流側に配設され、前記帯電手段による帯電後の転写
    残トナーを回収する汚染物回収部材及び該汚染物回収部
    材が回収した転写残トナーをクリーニングするクリーニ
    ング部材を有するクリーニングユニットと、を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニングユニットが、前記帯電
    手段の下流側でかつ前記第1の画像形成ユニットの上流
    側における前記中間転写体上であって、前記トナー像を
    熱定着させる定着手段から直線距離で最も遠い位置に配
    設される、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記汚染物回収部材が、導電性材料で形
    成された回転部材である、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記汚染物回収部材の回転方向が、該汚
    染物回収部材と前記中間転写体との接触部におけるこれ
    らの表面の移動方向が同じとなるような方向である、 ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記汚染物回収部材が、前記像担持体と
    同じ素材で形成されている、 ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 像担持体上に形成したトナー像を一次転
    写部にて中間転写体上に一次転写する画像形成ユニット
    を中間転写体の移動方向に沿って複数配設し、複数の画
    像形成ユニットのそれぞれの像担持体から前記中間転写
    体上に順次に一次転写された複数のトナー像を、二次転
    写部にて転写材上に一括して二次転写する画像形成装置
    において、 前記二次転写部の下流側でかつ前記中間転写体の移動方
    向に沿っての最上流側の第1の画像形成ユニットの上流
    側に配設されて、前記中間転写体上の転写残トナーを前
    記一次転写部にて一次転写されるトナー像の極性と逆極
    性に帯電させる帯電手段と、 前記複数の像担持体のうちの、前記帯電手段によって逆
    極性に帯電された転写残トナーを前記一次転写部を介し
    て回収する像担持体について、該像担持体が回収した転
    写残トナーをクリーニングするクリーニング部材と、を
    備える、 ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写残トナーを回収する像担持体を
    有する画像形成ユニットが、前記第1の画像形成ユニッ
    トである、 ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記クリーニング部材が、ゴム弾性体に
    よって形成されたクリーニングブレードである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、又は
    7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記帯電手段は、体積抵抗値が105
    1013Ω・cmの弾性ローラである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    又は8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記帯電手段が、少なくとも抵抗層と
    表面離型層とを有する多層構造の弾性ローラである、 ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記帯電手段が前記中間転写体に対し
    て総圧100〜300gで当接される、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、又は10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記帯電手段が、前記中間転写体の回
    転方向に対してカウンター方向に回転する、 ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記トナーが重合によって形成された
    トナーである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、又は12に記載の画像形成装置。
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JP2014071365A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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