JP2000283734A - トラック積載土量の計測方法及び装置 - Google Patents
トラック積載土量の計測方法及び装置Info
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- JP2000283734A JP2000283734A JP8597199A JP8597199A JP2000283734A JP 2000283734 A JP2000283734 A JP 2000283734A JP 8597199 A JP8597199 A JP 8597199A JP 8597199 A JP8597199 A JP 8597199A JP 2000283734 A JP2000283734 A JP 2000283734A
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、トラックの積載土量は、各トラックの
積載容量を推定し、これにトラックの台数を乗じて積載
土量の総量を計測しているが、各トラックに対する積載
土量は一定でないため計測値に誤差が多く、また、帳票
作成作業を自動化できない欠点があった。 【解決手段】 本発明のトラック積載土量の計測方法及
び装置においては、土砂積載用トラックが通過するゲー
トを、通過するトラックの荷台表面を２台の荷台用カメ
ラによって撮影し、上記ゲートを通過するトラックの車
体ナンバー及び車形をその確認用カメラによって撮影
し、上記車体ナンバー及び車形確認用カメラによって確
認された、同一土砂積載用トラックの土砂積載前の荷台
と土砂積載後の荷台の画像及び車形から得た積載土砂表
面の三次元形状と、荷台の容積から積載土量を演算す
る。また、トラックナンバーと積載土量と積載時刻を記
入した帳票を作成し、モニタ上に表示せしめる。
積載容量を推定し、これにトラックの台数を乗じて積載
土量の総量を計測しているが、各トラックに対する積載
土量は一定でないため計測値に誤差が多く、また、帳票
作成作業を自動化できない欠点があった。 【解決手段】 本発明のトラック積載土量の計測方法及
び装置においては、土砂積載用トラックが通過するゲー
トを、通過するトラックの荷台表面を２台の荷台用カメ
ラによって撮影し、上記ゲートを通過するトラックの車
体ナンバー及び車形をその確認用カメラによって撮影
し、上記車体ナンバー及び車形確認用カメラによって確
認された、同一土砂積載用トラックの土砂積載前の荷台
と土砂積載後の荷台の画像及び車形から得た積載土砂表
面の三次元形状と、荷台の容積から積載土量を演算す
る。また、トラックナンバーと積載土量と積載時刻を記
入した帳票を作成し、モニタ上に表示せしめる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はトラック積載土量の
計測方法及び装置、特に、トラックに積載した土砂の体
積を、写真測量手法を用いて、自動的に計測するように
したトラック積載土量の計測方法及び装置に関するもの
である。
計測方法及び装置、特に、トラックに積載した土砂の体
積を、写真測量手法を用いて、自動的に計測するように
したトラック積載土量の計測方法及び装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、トラックの積載土量は、各トラッ
クの積載容量を推定し、これにトラックの台数を乗じて
積載土量の総量を計測している。
クの積載容量を推定し、これにトラックの台数を乗じて
積載土量の総量を計測している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
の方法では各トラックに対する積載土量の表面は滑らか
にならないため計測値に誤差が多く、また、帳票作成作
業を自動化できない欠点があった。
の方法では各トラックに対する積載土量の表面は滑らか
にならないため計測値に誤差が多く、また、帳票作成作
業を自動化できない欠点があった。
【０００４】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のトラック積載土
量の計測装置は、土砂積載用トラックが、通過するゲー
ト上に設けた上記通過トラックの荷台表面を撮影するた
めの２台の荷台計測用カメラと、上記ゲートを通過する
トラックの車体ナンバー及び車形確認用カメラと、上記
車体ナンバー及び車形確認用カメラによって確認された
同一土砂積載トラックの土砂積載前の荷台と、土砂積載
後の荷台の画像及び車形から得た荷台の容積から積載土
量を演算する手段と、より成ることを特徴とする。
量の計測装置は、土砂積載用トラックが、通過するゲー
ト上に設けた上記通過トラックの荷台表面を撮影するた
めの２台の荷台計測用カメラと、上記ゲートを通過する
トラックの車体ナンバー及び車形確認用カメラと、上記
車体ナンバー及び車形確認用カメラによって確認された
同一土砂積載トラックの土砂積載前の荷台と、土砂積載
後の荷台の画像及び車形から得た荷台の容積から積載土
量を演算する手段と、より成ることを特徴とする。
【０００６】本発明のトラック積載土量の計測方法は、
土砂積載前のトラックの荷台表面形状、ナンバープレー
ト及び車形を撮影する工程と、土砂積載後のトラックの
荷台表面形状、ナンバープレート及び車形を撮影する工
程と、同一ナンバープレートのトラックの上記土砂積載
前，後のトラックの荷台表面形状から得た積載土砂表面
の三次元形状と、上記車形に対応する荷台の容積から積
載土量を演算する工程と、より成ることを特徴とする。
土砂積載前のトラックの荷台表面形状、ナンバープレー
ト及び車形を撮影する工程と、土砂積載後のトラックの
荷台表面形状、ナンバープレート及び車形を撮影する工
程と、同一ナンバープレートのトラックの上記土砂積載
前，後のトラックの荷台表面形状から得た積載土砂表面
の三次元形状と、上記車形に対応する荷台の容積から積
載土量を演算する工程と、より成ることを特徴とする。
【０００７】上記方法は、トラックナンバーと積載土量
と積載時刻を記入した帳票を作成し、モニタ上に表示せ
しめる工程を更に有することを特徴とする。
と積載時刻を記入した帳票を作成し、モニタ上に表示せ
しめる工程を更に有することを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【０００９】図１は本発明のトラック積載土量の計測装
置を示し、１は、土砂積載用トラック、２はこのトラッ
ク１の荷台、３は上記トラック１が通過するゲート、４
ａ，４ｂは上記通過トラック１の荷台２の表面を撮影す
るため、互に水平方向に離間して上記ゲート３の上部に
配置した２台のデジタルカメラ、５ａ，５ｂは夫々スト
ロボ、６は土砂積載区域（図示せず）の側で上記ゲート
３の一側に配置した発光器、７は上記ゲート３の同じく
他側に配置した、上記発光器６からの光を受光する光セ
ンサ、８は上記ゲート３の上記土砂積載区域側に配置し
た通過トラック１の車体ナンバー及び車形確認用ビデオ
カメラ、９は観測小屋、１０はコンピュータ、１１はモ
ニタ、１２はトラック誘導用白線である。
置を示し、１は、土砂積載用トラック、２はこのトラッ
ク１の荷台、３は上記トラック１が通過するゲート、４
ａ，４ｂは上記通過トラック１の荷台２の表面を撮影す
るため、互に水平方向に離間して上記ゲート３の上部に
配置した２台のデジタルカメラ、５ａ，５ｂは夫々スト
ロボ、６は土砂積載区域（図示せず）の側で上記ゲート
３の一側に配置した発光器、７は上記ゲート３の同じく
他側に配置した、上記発光器６からの光を受光する光セ
ンサ、８は上記ゲート３の上記土砂積載区域側に配置し
た通過トラック１の車体ナンバー及び車形確認用ビデオ
カメラ、９は観測小屋、１０はコンピュータ、１１はモ
ニタ、１２はトラック誘導用白線である。
【００１０】図２は、本発明計測装置のブロック図を示
し、１３は操作器、１４は電源である。
し、１３は操作器、１４は電源である。
【００１１】また、図３はモニタ表示の説明図であっ
て、１５はトラックナンバー表示枠、１６は積載土量表
示枠、１７は積載時刻表示枠を示す。
て、１５はトラックナンバー表示枠、１６は積載土量表
示枠、１７は積載時刻表示枠を示す。
【００１２】本発明においては、
【００１３】１）土砂積載前のトラック１がゲート３を
通過したとき、光センサ７でこれを検知し、コンピュー
タ１０からの指令によって２台のデジタルカメラ４ａ，
４ｂのシャッターを同時に動作させトラック１の荷台２
の表面形状を撮影する。
通過したとき、光センサ７でこれを検知し、コンピュー
タ１０からの指令によって２台のデジタルカメラ４ａ，
４ｂのシャッターを同時に動作させトラック１の荷台２
の表面形状を撮影する。
【００１４】撮影終了後、コンピュータ１０によって画
像処理し、２台のデジタルカメラ４ａ，４ｂによって撮
影された画像をステレオ画像計測法により重ね合せるこ
とによってデジタルカメラ４ａ，４ｂの取り付け点を基
本とした座標系上での土砂積載前のトラック１の荷台２
の三次元座標を求め、同時にデータをコンピュータ１０
に収録する。
像処理し、２台のデジタルカメラ４ａ，４ｂによって撮
影された画像をステレオ画像計測法により重ね合せるこ
とによってデジタルカメラ４ａ，４ｂの取り付け点を基
本とした座標系上での土砂積載前のトラック１の荷台２
の三次元座標を求め、同時にデータをコンピュータ１０
に収録する。
【００１５】また、ゲート３の土砂積載施設側に設置し
たビデオカメラ８でトラック１のナンバープレート及び
車形を撮影し認識する。
たビデオカメラ８でトラック１のナンバープレート及び
車形を撮影し認識する。
【００１６】２）土砂積載施設で土砂を積載したトラッ
ク１がゲート３を通過するとき、光センサでこれを検知
し、コンピュータ１０からの指令によって２台のデジタ
ルカメラ４ａ，４ｂのシャッターを同時に動作させ土砂
の積載表面形状を撮影する。
ク１がゲート３を通過するとき、光センサでこれを検知
し、コンピュータ１０からの指令によって２台のデジタ
ルカメラ４ａ，４ｂのシャッターを同時に動作させ土砂
の積載表面形状を撮影する。
【００１７】撮影終了後、コンピュータ１０によって画
像処理し撮影された画像をステレオ画像計測法により重
ね合わせることによってデジタルカメラ４ａ，４ｂの取
り付け点を基本とした座標系上での積載土砂表面の三次
元座標を求め、同時にデータをコンピュータ１０に収録
する。
像処理し撮影された画像をステレオ画像計測法により重
ね合わせることによってデジタルカメラ４ａ，４ｂの取
り付け点を基本とした座標系上での積載土砂表面の三次
元座標を求め、同時にデータをコンピュータ１０に収録
する。
【００１８】また、ゲート３に設置してあるビデオカメ
ラ８でトラック１のナンバープレート及び車形を撮影
し、コンピュータ１０によって画像処理することによっ
てトラック１のナンバー及び車形を確認する。
ラ８でトラック１のナンバープレート及び車形を撮影
し、コンピュータ１０によって画像処理することによっ
てトラック１のナンバー及び車形を確認する。
【００１９】３）同一ナンバーのトラック１についての
土砂積載前と積載後の撮影画像形状の差及び車形に対応
するデータベースから得た荷台の容積から積載土量を算
出し、帳票を作成する。
土砂積載前と積載後の撮影画像形状の差及び車形に対応
するデータベースから得た荷台の容積から積載土量を算
出し、帳票を作成する。
【００２０】４）必要に応じて、図３に示すように帳票
上にトラックナンバー、積載土量及び積載時刻を記載
し、モニタ１１上に表示する。
上にトラックナンバー、積載土量及び積載時刻を記載
し、モニタ１１上に表示する。
【００２１】図４は、本発明のトラック積載土量の計測
方法におけるトラック１の動きを示すフローチャート、
図５は本発明のトラック積載土量の計測方法における計
測，処理のフローチャートを示す。
方法におけるトラック１の動きを示すフローチャート、
図５は本発明のトラック積載土量の計測方法における計
測，処理のフローチャートを示す。
【００２２】なお、上記発光器６と光センサ７に代えて
他の任意の検知手段を用い得ることは勿論である。
他の任意の検知手段を用い得ることは勿論である。
【００２３】
【発明の効果】本発明のトラック積載土量の計測方法及
び装置は上記の通りであるから、トラック積載土量の計
測、および帳票作成作業を自動化でき、現場作業の省力
化を図ることができ、また、トラックのナンバーと積載
状況を画像データとして残し、これらの画像を帳票に貼
り付ける、あるいは目視確認することによって、計測結
果の信頼性の向上を図れる等大きな利益がある。
び装置は上記の通りであるから、トラック積載土量の計
測、および帳票作成作業を自動化でき、現場作業の省力
化を図ることができ、また、トラックのナンバーと積載
状況を画像データとして残し、これらの画像を帳票に貼
り付ける、あるいは目視確認することによって、計測結
果の信頼性の向上を図れる等大きな利益がある。
【図１】本発明のトラック積載土量の計測装置の斜視図
である。
である。
【図２】本発明のトラック積載土量の計測装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】本発明のトラック積載土量の計測装置における
モニタ表示の説明図である。
モニタ表示の説明図である。
【図４】本発明のトラック積載土量の計測方法における
トラックの動きを示すフローチャートである。
トラックの動きを示すフローチャートである。
【図５】本発明のトラック積載土量の計測方法における
計測，処理のフローチャートである。
計測，処理のフローチャートである。
１ トラック ２ 荷台 ３ ゲート ４ａ デジタルカメラ ４ｂ デジタルカメラ ５ａ ストロボ ５ｂ ストロボ ６ 発光器 ７ 光センサ ８ ビデオカメラ ９ 観測小屋 １０ コンピュータ １１ モニタ １２ 誘導用白線 １３ 操作器 １４ 電源 １５ トラックナンバー表示枠 １６ 積載土量表示枠 １７ 積載時刻表示枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正志 栃木県那須郡西那須野町四区町1534−１ 五洋建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 武島 信人 兵庫県神戸市中央区脇浜町１丁目３番18号 株式会社神戸製鋼所内 (72)発明者 神田 守 新潟県新潟市西湊町通三ノ町3300−３ 株 式会社本間組内 Ｆターム(参考） 2F014 AC04 FA04 GA04 2F065 AA04 AA53 AA59 CC00 DD06 FF01 FF05 GG08 JJ03 JJ05 JJ26 MM28 QQ31
Claims (3)
- 【請求項１】 土砂積載用トラックが、通過するゲート
上に設けた上記通過トラックの荷台表面を撮影するため
の２台の荷台計測用カメラと、上記ゲートを通過するト
ラックの車体ナンバー及び車形確認用カメラと、上記車
体ナンバー及び車形確認用カメラによって確認された同
一土砂積載トラックの土砂積載前の荷台と、土砂積載後
の荷台の画像及び車形から得た荷台の容積から積載土量
を演算する手段と、 より成ることを特徴とするトラック積載土量の計測装
置。 - 【請求項２】 土砂積載前のトラックの荷台表面形状、
ナンバープレート及び車形を撮影する工程と、 土砂積載後のトラックの荷台表面形状、ナンバープレー
ト及び車形を撮影する工程と、 同一ナンバープレートのトラックの上記土砂積載前，後
のトラックの荷台表面形状から得た積載土砂表面の三次
元形状と、上記車形に対応する荷台の容積から積載土量
を演算する工程と、 より成ることを特徴とするトラック積載土量の計測方
法。 - 【請求項３】 トラックナンバーと積載土量と積載時刻
を記入した帳票を作成し、モニタ上に表示せしめる工程
を更に有することを特徴とする請求項２記載のトラック
積載土量の計測方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8597199A JP2000283734A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | トラック積載土量の計測方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8597199A JP2000283734A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | トラック積載土量の計測方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000283734A true JP2000283734A (ja) | 2000-10-13 |
| JP2000283734A5 JP2000283734A5 (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=13873623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8597199A Pending JP2000283734A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | トラック積載土量の計測方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000283734A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2006098256A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Ricoh Co Ltd | ３次元サーフェスモデル作成システム、画像処理システム、プログラム及び情報記録媒体 |
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-
1999
- 1999-03-29 JP JP8597199A patent/JP2000283734A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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