JP2000283272A - 変速機の軸受け潤滑構造 - Google Patents

変速機の軸受け潤滑構造

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JP2000283272A
JP2000283272A JP11089768A JP8976899A JP2000283272A JP 2000283272 A JP2000283272 A JP 2000283272A JP 11089768 A JP11089768 A JP 11089768A JP 8976899 A JP8976899 A JP 8976899A JP 2000283272 A JP2000283272 A JP 2000283272A
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shaft
transmission
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oil
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Hideo Toyoda
英夫 豊田
Takanori Tanaka
貴納 田中
Toshio Nakamura
寿夫 中村
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Mazda Motor Corp
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MATSUDA SEIKI KK
Mazda Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ベアリングと出力軸とのフレッティングを防止
する。 【解決手段】減速歯車4Goの出力側は、円筒ころ軸受
Bo2のインナレースBo2aに嵌合する突起部4Go
aが形成され、この突起部4Goaには出力軸Soに連
通するラジアル方向の油導入孔4Gobが形成されてい
る。減速歯車4Goと円筒ころ軸受Bo2のインナレー
スBo2aとの間であって、油導入孔4Gobに連通す
る出力軸Soの外周面には環状に溝状の第1油室31が
形成されている。出力軸Soの外周面には、第1油室3
1に連通して第1油室31内の潤滑油を斜め軸方向に移
動させる溝状の誘導路32が複数形成されると共に、誘
導路32を介して第1油室31に連通する第2油室33
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機の軸受け潤
滑構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平2−80816号公報には、自動
変速機の出力伝動軸に、車速検出用歯車と、この歯車に
隣接するボールベアリングと、ボールベアリングを歯車
との間に保持するナットとを配設し、ボールベアリング
のインナレースとの間の出力伝動軸の外周面にスラスト
方向に潤滑油を導入する油導入路を形成すると共に、ボ
ールベアリングのインナレースに油導入路に連通するラ
ジアル方向の油導入孔を形成し、潤滑油が油導入路から
油導入孔を通ってボールベアリングのボールに供給され
るものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、アウトプット
リダクション型の歯車式変速機においては、入力軸、カウ
ンタ軸のそれぞれに対して各変速段を達成するための歯
車を設け、これら歯車を適宜に組み合わせることによっ
て、各変速段を達成し、この出力をカウンタ軸と出力軸
の両方に設けた減速歯車対を介して出力軸に伝達するも
のになっている。
【0004】減速歯車対は、各変速段における出力を出
力軸へ伝達するものであり、非常にトルクの高い低速段
からトルクの小さい高速段の出力を出力軸に対して伝え
ることができるものである必要がある。
【0005】このために、この減速歯車が設けられる軸
の部分の前後はケースに対して十分な強度で支えられる
必要がある。そのため、減速歯車を設けた軸のその前後
においては、ベアリングなどの軸支持部材により支持さ
れるものである。
【0006】このように、壁を設けた場合には、一般に
ミッションケースが筒状のものとされることから、ケー
スの中に軸、歯車、同期装置などの部品を組み込んでい
くに際し、壁との関係において歯車、軸、同期装置の組み
込み方が決まるものである。
【0007】例えば、クラッチハウジング、ミッションケ
ース、エクステンションハウジングのように三分割構成
とした場合には、減速歯車対を除いたら、他の変速段を達
成するための歯車、入力軸、カウンタ軸、同期装置などは
クラッチハウジングに対して軸を立てた状態でこれに順
番に組み込まれてミッションケース内に封入される。
【0008】しかしながら、ミッション全体をコンパク
トに作るために、出力軸はその一端部に4速段を達成す
る同期装置などの構成を備えるものであるため、減速歯
車対を支持するベアリングを設けた壁よりも入力軸側、
即ちミッションケース内にこれが配置される必要があ
る。
【0009】従って、このような構造のものをクラッチ
ハウジングを基準にして組み立てる場合には、ミッショ
ンケースがクラッチハウジングに固定された後は出力軸
が入力軸に対して、両軸間に配置されるパイロットベア
リングとスラストベアリングにより支持されてミッショ
ンケースから突出した状態となる。このために、この後
減速歯車対を組み付け、更に出力軸をケースに支持させ
る軸支持用のベアリングをアウトプット軸に取り付ける
には上記パイロットベアリングとスラストベアリングが
傷つく可能性のある軸支持用のベアリングを圧入するな
どの組み付け方法は採用できないという問題がある。
【0010】この問題に対しては、軸支持用のベアリン
グを軸に対してルーズフィットとしたベアリングを用い
ることができる。
【0011】しかしながら、このようにルーズフィット
のベアリングをこのように大きな荷重のかかる部位に用
いた場合にはフレッチングと呼ばれる現象が生じる問題
がある。
【0012】ところで、上記従来技術はボールベアリン
グのインナレースが出力伝動軸に圧入されているから出
力伝動軸の外周面に油導入路を形成する必要があったと
考えられ、このようにボールベアリングの潤滑性を高め
るだけでは、ベアリングのインナレースが出力伝動軸に
ルーズフィットされている(圧入していない)場合に、
変速機の振動により出力伝動軸とインナレースとの間に
発生するフレッチングと呼ばれる摩耗現象を低減するこ
とはできない。フレッチングとは、軸受等が回転しない
状態で振動を受けたときに生じる摩耗現象である。
【0013】また、フレッチングの原因としては、カウ
ンタシャフトアウトプットシャフト及びカウンタシャフ
トが平行に配列された歯車式変速機では、カウンタシャ
フトとアウトプットシャフトの減速ギヤの噛み合いによ
り、カウンタシャフトからアウトプットシャフトにたわ
みを発生させる力が作用し、このたわみが生じた状態で
高速で回転して振動するからである。
【0014】本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その
目的は、ベアリングのインナレースと出力伝動軸との潤
滑性を高めて、ベアリングを軸支する出力伝動軸のフレ
ッチングを抑え、耐久性を向上できる変速機の軸受け潤
滑構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するために、本発明の変速機の軸受け潤滑構造
は、以下の構成を備える。即ち、歯車と、該歯車に隣接
するルーズフィットのベアリングと、該ベアリングを該
歯車との間に保持するナットとを出力伝動軸に対して配
設した変速機の軸受け潤滑構造において、前記ベアリン
グのインナレースと前記出力伝動軸との間に潤滑油の供
給路を形成した。
【0016】また、好ましくは、前記出力伝動軸は変速
機のアウトプットシャフト、前記歯車はアウトプットギ
ヤである。
【0017】また、好ましくは、前記歯車には前記出力
伝動軸に連通するラジアル方向の油導入孔が形成され、
該歯車と前記ベアリングのインナレースとの間であっ
て、該油導入孔に連通する前記出力伝動軸の外周面には
環状に第1油室が形成されている。
【0018】また、好ましくは、前記出力伝動軸の外周
面には、前記第1油室に連通して該第1油室内の潤滑油
を軸方向に移動させる誘導路が形成されている。
【0019】また、好ましくは、前記出力伝動軸の外周
面には、前記誘導路を介して第1油室に連通する第2油
室が形成されている。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ベアリングのインナレースと出力伝動軸との間に潤
滑油の供給路を形成したことにより、ベアリングのイン
ナレースと出力伝動軸との潤滑性を高めて、ベアリング
を軸支する出力伝動軸のフレッチングを抑え、耐久性を
向上できる。
【0021】請求項2の発明によれば、出力伝動軸は変
速機のアウトプットシャフト、歯車はアウトプットギヤ
であることにより、アウトプットシャフトの耐久性を向
上できる。
【0022】請求項3の発明によれば、歯車には出力伝
動軸に連通するラジアル方向の油導入孔が形成され、歯
車とベアリングのインナレースとの間であって、該油導
入孔に連通する出力伝動軸の外周面には環状に第1油室
が形成されていることにより、簡単な構造にて歯車とベ
アリングのインナレースとの間の潤滑性を向上できる。
【0023】請求項4の発明によれば、出力伝動軸の外
周面には、第1油室に連通して第1油室内の潤滑油を軸
方向に移動させる誘導路が形成されていることにより、
アウトプットシャフトとベアリングのインナレースとの
間に充分に潤滑油を供給できる。
【0024】請求項5の発明によれば、出力伝動軸の外
周面には、誘導路を介して第1油室に連通する第2油室
が形成されていることにより、誘導路内の潤滑油を流れ
易くできる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態に係る歯車式
変速機TMの全体構成を概略的に示す縦断面図である。
図2は、トランスミッションケース内の減速歯車周辺の
詳細構造を示す断面図である。
【0027】図1及び図2に示すように、上記変速機T
Mは、入力軸Siと出力軸Soとが同一軸線上に隣り合
うようにして配置されると共に、その下方に、これら軸
Si、Soと平行にカウンタ軸Scが配置されている。
そして、各変速段位にそれぞれ対応して相互に噛合する
複数の歯車対1G〜6Gが、上記入力軸Siおよび出力
軸Soとカウンタ軸Scとに対をなして設けられてい
る。
【0028】上記変速機TMは、後で詳しく説明するよ
うに、カウンタ軸Scの回転を出力軸Soへ減速して伝
達し得る減速歯車対4Gの各歯車4Gc、4Goが共に
カウンタ軸Scと出力軸Soとの間で軸と一体回転する
ように構成された、所謂、アウトプット・リダクション
・ギヤ・タイプのもので、上記減速歯車対4Gは、好ま
しくは、カウンタ軸Scの後端部(出力側端部)に配置
されている。また、上記変速機TMは、例えば、エンジ
ン縦置きの所謂FR型の自動車に搭載されるもので、前
進5段、後退1段の変速段を有し、例えばその第4速
が、入力軸Siと出力軸Soとを直結させる直結投を構
成するようになっている。
【0029】上記歯車式変速機TMの入力軸Siは、そ
の入力側(前端側:図1における左端側)がクラッチ1
を介してエンジン出力軸(不図示)に連結される一方、
出力側(後端側:図1における右端側)は出力軸Soの
入力側端部(前端部)と組み合わされている。また、こ
の出力軸Soの出力側(後端側:図1における右端側)
は、後輪側へ駆勤力を伝えるプロペラシャフト(不図
示)に最終的に連結されるようになっている。また、ク
ラッチハウジング4とミッションケース5とエクステン
ションハウジング6とを前後方向に結合して変速機TM
のケース体が形成され、このケース体には、その内壁か
ら内側へ張り出す複数の軸支部11〜13が設けられて
いる。そして、これら軸支部11〜13に、入力軸S
i、出力軸Soおよびカウンタ軸Scを各々回転自在に
支承する軸受がそれぞれ配設されている。尚、最も入力
側の軸支部11は、フロントカバー15によってその入
力側が覆われている。また、最も出力側の軸支部13の
後側には、シフトレバー2と3本のシフトロッド17と
の連結部を収納するシフトゲート室19が設けられてお
り、該シフトゲート室19は、シフトコントロールカバ
ー16によってその上方が覆われている。
【0030】上記変速機TMは、上述のように、前進5
段、後退1段の変速段を有するもので、これらの各変速
段位に対応して6組の変速歯車対1G〜6Gが設けられ
ている。本実施形態では、これら6組の歯車対1G〜6
Gについて、例えば、5速用歯車対5Gと後退用歯車対
6Gとが組み合わされて5−R変速ユニットが、1速用
歯車対1Gと2速用歯車対2Gとが組み合わされて1−
2変速ユニットが、また、3速用歯車対3Gとシンクロ
Ybとが組み合わされて3−4変速ユニットが、それぞ
れ構成されている。
【0031】そして、これら変速ユニットは、上記歯車
列において入力側(前側)から、例えば、5−R変速ユ
ニット、1−2変速ユニットおよび3−4変速ユニット
の順に配置されている。また、上記5−R変速ユニット
では後退用変速歯車対6Gが、1-2変速ユニットでは
2速用変速歯車対2Gが、3-4変速ユニットでは4速
用シンクロYbが、それぞれ当該変速ユニットにおける
出力側(後側)に配置されている。すなわち、上記6組
の歯車対1G〜3G、5G、6G、Ybは、入力側(前
側)から、5速用歯車対5G、後退用歯車対6G、1速
用歯車対1G、2速用歯車対2G、3速用歯車対3Gお
よびシンクロYbの順番で配列されている。
【0032】また、本実施形態では、上記各歯車対1G
〜3G、5G、6G、Ybについて、カウンタ軸Sc側
に設けられた歯車(カウンタ歯車1Gc〜3Gc、5G
c、6Gc)は、例えば、3速用のもの3Gcが、軸
(カウンタ軸Sc)と共に一体的に回転する固定歯車と
して形成される一方、他の全てのカウンタ歯車1Gc、
2Gc、5Gc及び6Gcは軸(カウンタ軸Sc)に対
して相対的に回転自在な遊転歯車として形成されてい
る。更に、後退用(リバース用)歯車対6Gの壕合は、
従来、良く知られているように、その固定歯車6Giと
遊転歯車6Gcとはアイドル歯車(リバース・アイドル
歯車:不図示)を介して噛み合っており、このリバース
・アイドル歯車の作用によって、被駆動歯車が前進用の
歯車対の場合と反対方向に回転するようになっている。
【0033】減速歯車対4Gについては、片方(カウン
タ歯車4Gc)がカウンタ軸Scの後端部(出力側端
部)に該軸Scと共に一体的に回転する固定歯車として
設けられる一方、他方(出力歯車4Go)は出力軸So
の前端部(入力側端部)の近傍に該軸Soと一体的に回
転する固定歯車として設けられている。尚、この出力歯
車4Goは、例えば、出力軸Soの前端部(入力側端
部)に装着されたニードル軸受を介して入力軸Siの後
端部(出力側端部)に回転自在に組み付けられており、
入力軸Siに対しては相対的に回転自在である。そし
て、上記4速用のカウンタ歯車4Gcと出力歯車4Go
とで所定のギヤ比の減速歯車対4Gが形成されている。
【0034】すなわち、カウンタ軸Scの回転を出力軸
Soへ減速して伝達し得る減速歯車対4Gの各歯車4G
c、4Goが共にカウンタ軸Scと出力軸Soとの間で
軸と一体回転するようになっており、減速歯車対4Gを
このようにレイアウトすることにより、上述のように、
所謂アウトプット・リダクション・ギヤ・タイプの歯車
式変速機TMが構成されている。このアウトプット・リ
ダクション・ギヤ・タイプの変速機TMでは、アイドリ
ング時など、ニュートラル状態でカウンタ軸Scが空転
することはない。
【0035】本実施の形態に係る歯車式変速機TMで
は、アウトプット・リダクション・ギヤ・タイプとされ
たことにより、カウンタ軸Scには入力軸Siの回転ト
ルクが増幅されることなく伝達されるので、減速歯車4
Gcを除く他の各変速歯車への入力負荷が小さくなって
いる。そこで、これらの歯車については、その径方向寸
法や歯幅を小さくするなどのサイズダウンを図るように
した。一方、歯車列の最も出力側に設けられた上記減速
歯車対4Gについては、カウンタ軸Scの回転がこの歯
車対4Gで減速されて(回転トルクが増幅されて)出力
軸Soに伝達される関係上、従来のインプット・リダク
ション・ギヤ・タイプに比べて、より高い強度および剛
性が求められ、その歯幅はより大きく設定されている。
【0036】上記各遊転歯車の間には、前後の遊転歯車
のいずれか一方を選択的に軸に対して一体回転するよう
に連結させ得るシンクロメッシュ装置Ya〜Ycが配設
されている。この場合、1−2変速ユニットおよび5−
R変速ユニットについては、そのカウンタ歯車が全て遊
転歯車とされている関係上、1速と2速とを切り換える
1−2速切換用シンクロYaおよび5速と後退段(リバ
ース)とを切り換える5−R切換用シンクロYcはカウ
ンタ軸Sc上に設けられる。一方、3−4変速ユニット
については、その入力歯車が遊転歯車とされている関係
上、3速と4速とを切り換える3−4速切換用シンクロ
Ybは入力軸Si上に設けられることになる。尚、上記
各シンクロメッシュ装置Ya〜Ycは、従来から良く知
られているものと同様の構成及び作用を有するものであ
るので、その構造についての詳細な図示および説明は省
略する。
【0037】以上の構成において、シフトレバー2の切
換操作で4速以外の他の変速段のいずれかが選択される
と、当該変速段の遊転歯車が軸と一体的に回転するよう
に当該軸に対して連結され、この遊転歯車が対をなす固
定歯車と噛み合った状態で回転するすることによりカウ
ンタ軸Scが駆動される。そして、このカウンタ軸Sc
の回転が上記減速歯車対4Gで減速されながら出力軸S
oに伝達される。一方、シフトレバー2が他の変速段か
ら4速に切り換えられた場合には、出力軸Soが入力軸
Siに対して連結されることにより、入力側と出力側と
が直結されるようになっている。
【0038】本実施形態に係る歯車式変速機TMでは、
通常の歯車式変速機の場合と同様に、上記変速機TMの
ケース体の内部(具体的には、ミッションケース5とエ
クステンションハウジング6の内部)における下部に潤
滑油が一定レベル(図1における2点鎖線の直線参照)
まで蓄えられており、各変速歯車対1G〜6Gの噛み合
い部分や遊転歯車1Gi〜3Gi、5Gi及び6Giの
軸受部、あるいはその他の潤滑を要する部分への潤滑油
の供給は、上記ケース体の内部における下部に蓄えられ
た潤滑油を、下方側の軸であるカウンタ軸Scに設けら
れた歯車の回転力で掻き上げて行われる。そして、この
とき、掻き上げられた潤滑油は、その大部分がケース体
の内壁に衝突し、この内壁にある程度沿って落下するこ
とにより、熱を奪われてある程度冷却された上で必要箇
所に供給されるようになっている。なお、本実施の形態
に係る変速機TMの場合、車体に対して前後方向につい
て若干傾斜した状態で取り付けられており、潤滑油の油
面もこれに応じて静止状悲で傾斜している。
【0039】ところで、本実施の形態に係る変速機TM
では、上記のように入力軸Siと出力軸Soとが同一軸
線上に隣り合うようにして配置されており、図2に詳し
く示すように、入力軸Siの出力側端部は、変速機TM
のケース体に対して軸受Bo1を介して支承されるとと
もに減速歯車4Goが設けられた出力軸Soの入力側端
部と組み合わされ、両者間に配置された例えばニードル
軸受Bi2により、上記出力軸Soの入力側端部に対し
相互に回転自在に支持されている。そして、このように
出力軸Soの入力側端部に内包された上記ニードル軸受
Bi2に対しては、出力軸Soに設けたオイル孔49か
ら強制的に潤滑油を供給するようにしている。
【0040】また、出力軸Soには、該出力軸Soにス
プライン噛合された減速歯車4Goの出力側に、該減速
歯車4Goに隣接するようにルーズフィット(圧入でな
い)に嵌め込まれた円筒ころ軸受Bo2と、該円筒ころ
軸受Bo2を減速歯車4Goとの間に保持するナット3
0とが配設されている。円筒ころ軸受Bo2のアウタレ
ースBo2bはクリップ35により軸方向へ移動しない
ようにエクステンションハウジング6に保持され、イン
ナレースBo2aはナット30により減速歯車4Go側
に保持されている。エクステンションハウジング6と出
力軸Soとはシール部材36により密閉されている。
【0041】カウンタ軸Scには、該カウンタ軸Scに
スプライン噛合されたカウンタ歯車4Gcの出力側に、
該カウンタ歯車4Gcに隣接するようにルーズフィット
(圧入でない)に嵌め込まれた円筒ころ軸受Bc3と、
該円筒ころ軸受Bc3をカウンタ歯車4Gcとの間に保
持するナット37とが配設されている。円筒ころ軸受B
c3のアウタレースBc3bはクリップ38により軸方
向へ移動しないようにエクステンションハウジング6に
保持され、インナレースBc3aはナット37によりカ
ウンタ歯車4Gc側に保持されている。
【0042】減速歯車4Goの出力側は、円筒ころ軸受
Bo2のインナレースBo2aに嵌合する突起部4Go
aが形成され、この突起部4Goaには出力軸Soに連
通するラジアル方向の油導入孔4Gobが形成されてい
る。また、減速歯車4Goと円筒ころ軸受Bo2のイン
ナレースBo2aとの間であって、油導入孔4Gobに
連通する出力軸Soの外周面には環状に溝状の第1油室
31が形成されている。更に、出力軸Soの外周面に
は、第1油室31に連通して第1油室31内の潤滑油を
斜め軸方向に移動させるらせん状の溝状誘導路32が複
数形成されると共に、誘導路32を介して第1油室31
に連通する第2油室33が形成されている。
【0043】第1油室31は、減速歯車4Goの油導入
孔4Gobの略内径側の開口であって、インナレースB
o2aに嵌合する突起部4Goaの先端部の近傍に形成
されている。第2油室33は、インナレースBo2aの
出力側の先端部の下部に形成されている。誘導路32
は、第1油室31と第2油室33の間であってインナレ
ースBo2aの内径側に形成されている。
【0044】図3及び図4に示すように、円筒ころ軸受
Bo2はインナレースBo2aと、このインナレースB
o2aの外周に配設されるアウタレースBo2bと、こ
れらインナレースBo2aとアウタレースBo2bとの
間に配設されるころがり部Bo2cとからなり、インナ
レースBo2aの減速歯車4Go側の軸端部の外周面に
平面部Bo2dが形成されている。平面部Bo2dは直
径方向の対向する外周面に形成されている。
【0045】一方、図5及び図6に示すように、減速歯
車4GoのインナレースBo2a側の軸端部の突起部4
Goaの内周面に平面部4Gocが形成されている。平
面部4Gocは直径方向の対向する内周面に形成されて
いる。また、突起部4Goa以外の軸端部には外周面か
ら内周面に連通する凹部4Godが形成されている。凹
部4Godは直径方向の対向する軸端部に形成されてい
る。
【0046】そして、出力軸So上に減速歯車4Goと
円筒ころ軸受Bo2とを組み込むことによって、減速歯
車4Goの突起部4Goaと円筒ころ軸受Bo2の減速
歯車4Go側の軸端部とが嵌合し、インナレースBo2
aに形成された平面部Bo2dと減速歯車4Goに形成
された平面部4Gocとが当接する。従って、円筒ころ
軸受Bo2のインナレースBo2aは、減速歯車4Go
及び出力軸Soと略一体に回転する。また、出力軸So
に設けられるスプラインに減速歯車4Goは固定される
ため、インナレースBo2aも出力軸Soに対し回転し
ないようにされる。
【0047】次に、変速機TMの歯車列の出力側におけ
る潤滑構造について説明する。
【0048】車両走行中に減速歯車4Goにより掻き上
げられたオイルが、車両停止時にミッションケース5、
シフトコントロールカバー16或いはエクステンション
ハウジング6から減速歯車4Goの突起部4Goaに滴
下され、このオイルは油導入孔4Gobから第1油室3
1に流入する。更に、第1油室31内のオイルは、出力
軸Soの回転により誘導路32を通って第2油室33に
供給される。即ち、第2油室33は、第1油室31に溜
まったオイルの誘導路32への流れを生成する出口とし
ての役割を有している。更に、第1油室31から第2油
室33にオイルが流れることで押し出される空気は、ナ
ット30のネジ溝から抜けることでオイルの流れがより
スムーズになる。誘導路32は、出力軸Soの前進方向
の回転により第1油室31内のオイルが第2油室33に
流れ易くなるように軸方向にらせん状に傾斜されてい
る。一方、第2油室33内に溜まったオイルは、出力軸
Soの後退方向の回転により第1油室31に流入する。
【0049】以上の構成により、減速歯車4Goと円筒
ころ軸受Bo2とナット30により閉じた空間が形成さ
れてオイルが供給しにくい出力軸Soに対して、円筒こ
ろ軸受Bo2が出力軸Soに対してルーズフィットで嵌
入されていても、インナレースBo2aと出力軸Soと
の間に充分にオイルが供給でき、インナレースBo2a
と出力軸Soとの潤滑性を高めて、出力軸Soのフレッ
チングを抑え、耐久性を向上できる。また、減速歯車4
Goの出力側端部とインナレースBo2aとの間の潤滑
性を向上できる。
【0050】また、アウトプット・リダクション・ギヤ
・タイプとされた上記歯車式変速機TMでは、カウンタ
軸Scの回転速度が高く、従って上記減速歯車対4Gは
かなりの高速で回転することになる。これにより、上記
減速歯車室25の内部にはある程度の負圧が生じるの
で、外部からの潤滑油を減速歯車室25内に引き込み易
くなっている。つまり、上記減速歯車対4Gは、減速歯
車室25内でポンプ作用を行うことができる。
【0051】また、入力側から5個並べられたカウンタ
歯車群5Gc、6Gc、1Gc、2Gc及び3Gcに対
応するオイル貯留部10と、カウンタ側減速歯車4Gc
に対応するオイル貯留部(つまり減速歯車室25の下
部)との間には、両者間をより円滑に連通させるため
に、ミッションケース5にオイルパス部5aが形成され
ている。これにより、上記カウンタ歯車群5Gc、6G
c、1Gc、2Gc及び3Gcに対応するオイル貯留部
10に貯えられた潤滑油が、減速歯車室25内の下部側
へ容易に引き込まれる。
【0052】本実施の形態では、出力軸Soに設けられ
た減速歯車4Goの入力側に、出力軸Soに設けたオイ
ル孔49に向かってオイルを掻き込むスクープリング4
0が配置されている。具体的には、図7に示すように、
歯幅が大きく設定されている上記減速歯車4Goの入力
側の側面にフィン41が形成されている。これらフィン
41は、例えば円周4等配状に設けられ、上記フィン4
1の内周側には、円錐ころ軸受Bo1の端面に当接する
リング状のリブ42が形成され、該リブ42には、掻き
込まれたオイルを確実にオイル孔49に導くための導入
溝43が形成されている。
【0053】スクープリング40は、ミッションケース
5に組み付けられた出力軸Soの出力側入力側にリブ4
2を嵌合させ、次にリブ42の外周にフィン42を嵌合
させ、その後減速歯車4Goを嵌合することによって組
み付けられる。
【0054】かかるフィン41を設けたことにより、潤
滑油量をある程度低減させた下でも、出力軸Soに設け
た上記オイル孔49に対して、確実にかつ効率良く潤滑
油を供給し、入力軸Siの出力側端部を回転自在に支承
するニードル軸受Bi2の焼き付き等の防止を図ること
ができる。換言すれば、必要箇所(上記オイル孔)への
潤滑油の供給を確実に行った上で、カウンタ軸Scおよ
びカウンタ歯車1Gc〜6Gcの回転に伴って生じるオ
イル撹拌抵抗を小さくでき、油温の上昇を抑制するとと
もに、動力伝達効率の低下も抑制することができる。
【0055】上記掻き込み部材40の側方には、円錐こ
ろ軸受Bo1が配置されているので、入力軸Siの回転
(つまり軸受内輪および転動体の回転)に伴う遠心力の
作用により、入力側の歯車で掻き上げられた潤滑油を上
記フィン41側に引き込むことができ、出力軸Soに設
けた上記オイル孔49に対して、より確実に、かつより
効率良く潤滑油を供給することができる。
【0056】本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、
上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のトランスミッションの
全体構造を示す側断面図である。
【図2】トランスミッションケース内の減速歯車周辺の
詳細構造を示す断面図である。
【図3】出力軸に軸支される円筒ころ軸受の側断面図で
ある。
【図4】出力軸に軸支される円筒ころ軸受の正面図であ
る。
【図5】出力軸に軸支される減速歯車の側断面図であ
る。
【図6】出力軸に軸支される減速歯車の正面図である。
【図7】スクープリングの正面図である。
【符号の説明】
1G…1速用変速歯車対 2G…2速用変速歯車対 3G…3速用変速歯車対 4G…4速用変速歯車対 4Gc…カウンタ側減速歯車 4Go…出力側減速歯車 5G…5速用変速歯車対 6G…後退用変速歯車対 30…ナット 31…第1油室 32…誘導路 33…第2油室 40…スクープリング 49…オイル孔 Bo2…円筒ころ軸受 Si…入力軸 So…出力軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 貴納 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 中村 寿夫 島根県平田市西郷町小池718 マツダ精機 株式会社内 Fターム(参考) 3J063 AB02 AC06 BA11 CB57 CD03 XD44 XD46 XE15 3J101 AA13 AA24 AA32 AA42 AA52 AA62 BA77 CA08 CA14 FA32 FA35 GA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車と、該歯車に隣接するルーズフィッ
    トのベアリングと、該ベアリングを該歯車との間に保持
    するナットとを出力伝動軸に対して配設した変速機の軸
    受け潤滑構造において、 前記ベアリングのインナレースと前記出力伝動軸との間
    に潤滑油の供給路を形成したことを特徴とする変速機の
    軸受け潤滑構造。
  2. 【請求項2】 前記出力伝動軸は変速機のアウトプット
    シャフト、前記歯車はアウトプットギヤであることを特
    徴とする請求項1に記載の変速機の軸受け潤滑構造。
  3. 【請求項3】 前記歯車には前記出力伝動軸に連通する
    ラジアル方向の油導入孔が形成され、該歯車と前記ベア
    リングのインナレースとの間であって、該油導入孔に連
    通する前記出力伝動軸の外周面には環状に第1油室が形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    変速機の軸受け潤滑構造。
  4. 【請求項4】 前記出力伝動軸の外周面には、前記第1
    油室に連通して該第1油室内の潤滑油を軸方向に移動さ
    せる誘導路が形成されていることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載の変速機の軸受け潤滑構
    造。
  5. 【請求項5】 前記出力伝動軸の外周面には、前記誘導
    路を介して第1油室に連通する第2油室が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記
    載の変速機の軸受け潤滑構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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