JP2000282638A - 軒樋の連結構造 - Google Patents

軒樋の連結構造

Info

Publication number
JP2000282638A
JP2000282638A JP8471199A JP8471199A JP2000282638A JP 2000282638 A JP2000282638 A JP 2000282638A JP 8471199 A JP8471199 A JP 8471199A JP 8471199 A JP8471199 A JP 8471199A JP 2000282638 A JP2000282638 A JP 2000282638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves gutter
plate
front plate
fitted
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8471199A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Tamura
隆博 田村
Hiroyuki Tsukimori
博幸 月森
Yoshiaki Tanaka
良明 田中
Masahiko Kurita
真彦 栗田
Kunihiro Takeda
國浩 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8471199A priority Critical patent/JP2000282638A/ja
Publication of JP2000282638A publication Critical patent/JP2000282638A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内押さえ部材のみを用いて接続部分からの水
漏れを無くすことができて、複雑な外面形状の軒樋同士
の連結部分の段差を無くすことの可能な軒樋の連結構造
を提供すること。 【解決手段】 底板2、前面板3及び後面板4を備えた
軒樋の連結構造である。その前板5b、底板5a及び後
板5cの外面が軒樋本体1の内面に当接するとともに同
外面に被嵌合部7を設けた内押さえ部材5を、底板2、
前面板3又は後面板4の何れかに同被嵌合部7が嵌合さ
れる嵌合部6を設けた軒樋本体1の内側に挿入し連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底板、前面板及び
後面板を備えた軒樋の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、底板、前面板及び後面板を備
えて、図5に示す如く、その前面板が略前方、上方に屈
曲する屈曲部Bを有する、建築物の屋根と一体感があっ
て外観の美しい軒樋Aが提案されている。すなわち、こ
の軒樋Aは、例えば鋼板のような金属板の両面に合成樹
脂材料を被覆して形成されて、前面板3が上方へいくに
つれて、屋根面と連続するよう後方に傾斜しており、ま
た、前耳Dが、前面板上部Cの上端から、その上面開口
の巾寸法が内部の巾寸法より小さくなるように、斜め下
方に向け長手方向にわたって設けられている。
【0003】この場合、軒樋Aを長手方向に接続すると
きには、対となる一方の軒樋へ他方の軒樋端部を差し込
んで接着するか、あるいは、対となる軒樋Aの端部同士
を突き合わせ、図4に示すような、その軒樋Aの内面に
略当接するよう例えば当接片Gを有する、合成樹脂材料
製で所定長さの継手の内押さえ部材Fを上面開口から装
着し、軒樋Aの内面と内押さえ部材Fの外面との間に接
着剤を介装するとともに、軒樋Aの外面に略当接すると
ともに、軒樋Aの前耳D及び後耳Eに係合する前耳係合
部及び後耳係合部を有する外継手Hを、上記後面板4上
端の後耳E及び前面板上部上端の前耳Dを把持するよう
にして接着し、接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、軒樋の前面板の屈曲部が、例えば
複数あってその形状が複雑な場合、継手の内押さえ部材
を、その外形形状を軒樋の複雑な内面形状に合致するよ
う金型を製作しても、軒樋を製造する際の成型収縮量の
バラツキ等によって、その軒樋の内面形状が内押さえ部
材に沿わないことがあった。そのため、軒樋内側と内押
さえ部材の外面と密着させることができず、上記接着剤
が十分行きわたらない場合には軒樋同士の接続部分に隙
間が生ずることがあった。したがって、その接続部分か
ら雨水が漏れることを防止するために上記のような外継
手が欠くことのできないものとなって、接続部分の段差
が美観上問題となる場合には、複雑な外面形状の前面板
を有する軒樋を設置できないことがあった。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、内押さえ部材のみを用い
て接続部分からの水漏れを無くすことができて、複雑な
外面形状の軒樋同士の連結部分の段差を無くすことの可
能な軒樋の連結構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の軒樋の連結構造にあっては、底板、前面板
及び後面板を備えた軒樋の連結構造であって、その前
板、底板及び後板の外面が軒樋本体の内面に当接すると
ともに同外面に被嵌合部を設けた内押さえ部材を、底
板、前面板又は後面板の何れかに同被嵌合部が嵌合され
る嵌合部を設けた軒樋本体の内側に挿入し連結してなる
ことを特徴としている。
【0007】この場合、底板、前面板及び後面板を備え
た軒樋本体が、その前板、底板及び後板の外面が軒樋本
体の内面に当接するとともに同外面に被嵌合部を設けた
内押さえ部材の被嵌合部を、その底板、前面板又は後面
板の何れかに設けられた軒樋本体の内側の嵌合部に嵌合
させて挿入され連結される。
【0008】そして、上記前面板及び後面板は、上部に
それぞれ軒樋本体の内方へ向け突出する前耳及び後耳
と、同前耳及び後耳に並設された溝とを有してなり、内
押さえ部材の前板及び後板の上端を同溝にそれぞれ係合
させてなることが好ましい。
【0009】この場合、内押さえ部材は、その前板及び
後板の上端を、軒樋本体の前面板及び後面板の各上部に
内方へ向け突出する前耳及び後耳に並設された溝に係合
させて、その被嵌合部を軒樋本体の嵌合部に嵌合させて
内側に挿入され連結される。
【0010】また、前面板は、その略前方上方に屈曲す
る複数の屈曲部を有するとともに、嵌合部を同屈曲部の
基端から軒樋本体の内側へ向け突出する凸条としてその
内面に連設し、被嵌合部を該凸条に対応する内押さえ部
材の前板の、前方側方に開口する凹所とするのが好まし
い。
【0011】この場合、内押さえ部材は、その前板及び
後板の上端を、軒樋本体の前面板及び後面板の各上部に
内方へ向け突出する前耳及び後耳に並設された溝に係合
させて、その前板の前方側方に開口する凹所を、軒樋本
体の内面に連設された同凹所に対応する、複数の屈曲部
の基端から軒樋本体の内側へ向け突出する凸条に嵌合さ
せて内側に挿入され連結される。
【0012】また、上記前面板は、その略前方上方に屈
曲する複数の屈曲部を有するとともに、嵌合部を同屈曲
部の略前方へ向けた前面板内面の凹溝として軒樋本体に
連設し、被嵌合部を該凹溝に対応する内押さえ部材のそ
の略前方へ向けた前板外面の凸条とするのが好ましい。
【0013】この場合、内押さえ部材は、その前板及び
後板の上端を、軒樋本体の前面板及び後面板の各上部に
内方へ向け突出する前耳及び後耳に並設された溝に係合
させて、その略前方へ向けた前板外面の凸条を、軒樋本
体の内面に連設された、同凸条に対応する複数の屈曲部
の略前方へ向けた前面板内面の凹溝に嵌合させて内側に
挿入され連結される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の請求項1乃至3
全てに対応する第1の実施の形態を示し、図2、3は、
本発明の請求項4に対応する第2の実施の形態を示して
いる。
【0015】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態の軒樋の連結構造の概略構成を示す斜視
図である。
【0016】この実施の形態の軒樋の連結構造は、底板
2、前面板3及び後面板4を備えた軒樋の連結構造であ
って、その前板5b、底板5a及び後板5cの外面が軒
樋本体1の内面に当接するとともに同外面に被嵌合部7
を設けた内押さえ部材5を、底板2、前面板3又は後面
板4の何れかに同被嵌合部7が嵌合される嵌合部6を設
けた軒樋本体1の内側に挿入し連結してなる。
【0017】又、該実施の形態の軒樋の連結構造におい
ては、前面板3及び後面板4は、上部にそれぞれ軒樋本
体1の内方へ向け突出する前耳3c及び後耳4aと、同
前耳3c及び後耳4aに並設された溝3d、4bとを有
してなり、内押さえ部材5の前板5b及び後板5cの上
端を同溝3d、4bにそれぞれ係合させてもいる。又、
該実施の形態の軒樋の連結構造においては、前面板3
は、その略前方上方に屈曲する複数の屈曲部3bを有す
るとともに、嵌合部6を同屈曲部3bの基端から軒樋本
体1の内側へ向け突出する凸条61としてその内面に連
設し、被嵌合部7を該凸条61に対応する内押さえ部材
5前板5bの、前方側方に開口する凹所71としてもい
る。
【0018】詳しくは、軒樋本体1は、例えば図1に示
すような、上方に上面開口1aを有する断面大略コ字状
であって、この場合、所定長さの継手である被嵌合部7
を有する内押さえ部材5に、対となる軒樋本体1の端部
同士を突き合わせるように嵌合させて連結し、その内面
と内押さえ部材5の外面との間に接着剤を介装して接着
し接続される。
【0019】この軒樋本体1は、鋼板のような金属板の
両面に合成樹脂材料を被覆して押し出し成形にて形成さ
れ、前面板3が、底板2前端のその前面板下部から前方
へいくように傾斜して略階段状に立ち上がり、前面板上
部3aが後方に傾斜するように途中で屈曲しており、ま
た、この前面板上部3a上端には前耳3cが斜め後方に
垂下し形成されている。また、後面板4は、底板2後端
から上方へ向けて立ち上がり、この後面板4上端には、
後耳4aが後面板4前方へ向け突出して形成されてい
る。
【0020】前面板3には、この場合、前面板3を流下
する雨水の水切りを行うための、意匠を兼ねた、略前
方、上方に階段状に屈曲する屈曲部3bが複数設けられ
ている。なお、この屈曲部3bの角部には、水切りを確
実に行うための垂下片を設けても良い。また、最下部の
屈曲部3bの基部内面側には、嵌合部6である、軒樋本
体1の内側に向けてその先端を膨大させた凸条61が設
けられている。
【0021】内押さえ部材5は、合成樹脂材料製で、上
記軒樋本体1の底板2、前面板3及び後面板4の内面に
それぞれ沿うように、底板5a、前板5b及び後板5c
を有しており、前板5bは傾斜して略階段状に立ち上が
った複数の屈曲部を有している。この屈曲部の最下部の
基部内面側には、被嵌合部7である、上記軒樋本体1の
凸条61に対応してその底部が拡大した、内押さえ部材
5の前方側方に開口する凹所71が設けられている。
【0022】また、前板5bの上端と後板5cの上端と
は、この場合、軒樋本体1の前耳3c及び後耳4aに並
設されている、溝3d、4bに係合するようになってお
り、対となる軒樋本体1の端部同士を突き合わせるよう
に嵌合させ装着することでその端部の僅かな変形を修正
させ接続することができる。この内押さえ部材5は、押
し出し成形後、所定長さに切断され形成されているが、
射出成型にても形成することができる。
【0023】上記の軒樋の連結構造においては、底板
2、前面板3及び後面板4を備えた軒樋本体1が、その
前板5b、底板5a及び後板5cの外面が軒樋本体1の
内面に当接するとともに同外面に被嵌合部7を設けた内
押さえ部材5の被嵌合部7を、その底板2、前面板3又
は後面板4の何れかに設けられた軒樋本体1の内側の嵌
合部6に嵌合させて挿入され連結される。すなわち、上
記内押さえ部材5に、対となる軒樋本体1の端部同士を
突き合わせるように嵌合させ、軒樋本体1の内面と内押
さえ部材5の外面との間に接着剤を介装させ連結して接
続する。このとき、内押さえ部材5は、その前板5b及
び後板5cの上端を、軒樋本体1の前面板3及び後面板
4の各上部に内方へ向け突出する前耳3c及び後耳4a
に並設された溝3d、4bに係合させて、その被嵌合部
7を軒樋本体1の嵌合部6に嵌合させて内側に挿入さ
れ、連結される軒樋本体1同士を3点によって確実に位
置決めさせて連結することができる。そのため、外継手
を使用しなくてもその接続部分から雨水が漏れることを
防止できるのである。
【0024】また、内押さえ部材5は、その前板5b及
び後板5cの上端を、軒樋本体1の前面板3及び後面板
4の各上部に内方へ向け突出する前耳3c及び後耳4a
に並設された溝3d、4bに係合させて、その前板5b
の前方側方に開口する凹所71を、軒樋本体1の内面に
連設された同凹所71に対応する、複数の屈曲部3bの
基端から軒樋本体1の内側へ向け突出する凸条61に嵌
合させて、前面板3の屈曲部3bを引っ張るようにして
内側に挿入され、確実に密着させて連結することができ
る。
【0025】したがって、以上説明した軒樋の連結構造
によると、底板2、前面板3及び後面板4を備えた軒樋
本体1が、その前板5b、底板5a及び後板5cの外面
が軒樋本体1の内面に当接するとともに同外面に被嵌合
部7を設けた内押さえ部材5の被嵌合部7を、その底板
2、前面板3又は後面板4の何れかに設けられた軒樋本
体1の内側の嵌合部6に嵌合させて挿入され連結される
ので、内押さえ部材5のみを用いて接続部分からの水漏
れを無くすことができ、以て、複雑な外面形状の軒樋本
体同士の連結部分の段差を無くすことができる。
【0026】そして、内押さえ部材5は、その前板5b
及び後板5cの上端を、軒樋本体1の前面板3及び後面
板4の各上部に内方へ向け突出する前耳3c及び後耳4
aに並設された溝3d、4bに係合させて、その被嵌合
部7を軒樋本体1の嵌合部6に嵌合させて内側に挿入さ
れ連結されるので、3点によって確実に位置決めさせて
連結することができる。また、内押さえ部材5は、その
前板5b及び後板5cの上端を、軒樋本体1の前面板3
及び後面板4の各上部に内方へ向け突出する前耳3c及
び後耳4aに並設された溝3d、4bに係合させて、そ
の前板5bの前方側方に開口する凹所71を、軒樋本体
1の内面に連設された同凹所71に対応する、複数の屈
曲部3bの基端から軒樋本体1の内側へ向け突出する凸
条61に嵌合させて内側に挿入され連結されるので、前
面板3の屈曲部3bが内側に引っ張られるようにして挿
入され、確実に密着させて連結することができる。
【0027】[第2の実施の形態]図2は、第2の実施
の形態の軒樋の連結構造の概略構成を示す斜視図であ
る。図3は、同実施の形態の軒樋の連結構造の、嵌合部
の説明図である。
【0028】この実施の形態の軒樋の連結構造は、嵌合
部の構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の
構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の
形態の軒樋の連結構造は、前面板3は、その略前方上方
に屈曲する複数の屈曲部3bを有するとともに、嵌合部
6を同屈曲部3bの略前方へ向けた前面板3内面の凹溝
62として軒樋本体1に連設し、被嵌合部7を該凹溝6
2に対応する内押さえ部材5のその略前方へ向けた前板
5b外面の凸条72としてなる。
【0029】このものの軒樋本体1は、その前面板3に
は、前面板3を流下する雨水の水切りを行うための、意
匠を兼ねた、略前方、上方に階段状に屈曲する屈曲部3
bが複数設けられており、最下部の屈曲部3bの略前方
へ向けた前面板3内面に、詳しくは図3(b)に示すよ
うな、嵌合部6である湾曲状の凹溝62が軒樋本体1の
長手方向にわたって設けられている。
【0030】また、内押さえ部材5は、上記軒樋本体1
の底板2、前面板3及び後面板4の内面にそれぞれ沿う
ように、底板5a、前板5b及び後板5cを有してお
り、その前板5bの略階段状に立ち上がった複数の屈曲
部の最下部の略前方へ向け傾斜した傾斜片外面に、上記
軒樋本体1の凹溝62に対応した、詳しくは図3(a)
に示すような下向きの凸条72を有している。
【0031】したがって、この場合、内押さえ部材5
は、その前板5b及び後板5cの上端を、軒樋本体1の
前面板3及び後面板4の各上部に内方へ向け突出する前
耳3c及び後耳4aに並設された溝3d、4bに係合さ
せて、その略前方へ向けた前板5b外面の凸条72を、
軒樋本体1の内面に連設された、同凸条72に対応する
複数の屈曲部3bの略前方へ向けた前面板3内面の凹溝
62に嵌合させて内側に挿入されるので、前面板3の屈
曲部3bを位置決めするようにして内側に挿入させて、
確実に密着させて連結することができる。
【0032】なお、本発明は、上記に示されたもの以外
に、各種形態の軒樋本体及び内押さえ部材にて構成され
るものを含むことは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明の軒樋の連結構造は、上述の実施
態様の如く実施されて、底板、前面板及び後面板を備え
た軒樋本体が、その前板、底板及び後板の外面が軒樋本
体の内面に当接するとともに同外面に被嵌合部を設けた
内押さえ部材の被嵌合部を、その底板、前面板又は後面
板の何れかに設けられた軒樋本体の内側の嵌合部に嵌合
させて挿入され連結されるので、内押さえ部材のみを用
いて接続部分からの水漏れを無くすことができ、以て、
複雑な外面形状の軒樋本体同士の連結部分の段差を無く
すことができる。
【0034】そして、内押さえ部材は、その前板及び後
板の上端を、軒樋本体の前面板及び後面板の各上部に内
方へ向け突出する前耳及び後耳に並設された溝に係合さ
せて、その被嵌合部を軒樋本体の嵌合部に嵌合させて内
側に挿入され連結されるので、3点によって確実に位置
決めさせて連結することができる。
【0035】また、内押さえ部材は、その前板及び後板
の上端を、軒樋本体の前面板及び後面板の各上部に内方
へ向け突出する前耳及び後耳に並設された溝に係合させ
て、その前板の前方側方に開口する凹所を、軒樋本体の
内面に連設された同凹所に対応する、複数の屈曲部の基
端から軒樋本体の内側へ向け突出する凸条に嵌合させて
内側に挿入され連結されるので、前面板の屈曲部が内側
に引っ張られるようにして挿入され、確実に密着させて
連結することができる。
【0036】また、内押さえ部材は、その前板及び後板
の上端を、軒樋本体の前面板及び後面板の各上部に内方
へ向け突出する前耳及び後耳に並設された溝に係合させ
て、その略前方へ向けた前板外面の凸条を、軒樋本体の
内面に連設された、同凸条に対応する複数の屈曲部の略
前方へ向けた前面板内面の凹溝に嵌合させて内側に挿入
され連結されるので、前面板の屈曲部を位置決めするよ
うにして内側に挿入させて、確実に密着させて連結する
ことができる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の軒樋の連結構造の
概略構成を示す斜視図である。
【図2】第2の実施の形態の軒樋の連結構造の概略構成
を示す斜視図である。
【図3】同実施の形態の軒樋の連結構造の、嵌合部の説
明図である。
【図4】本発明の従来例である軒樋の連結構造を示す断
面図である。
【図5】同軒樋の連結構造の軒樋を示す断面図である。
【符号の説明】
1 軒樋本体 2 底板 3 前面板 3b 屈曲部 3c 前耳 3d 溝 4 後面板 4a 後耳 4b 溝 5 内押さえ部材 5a 底板 5b 前板 5c 後板 6 嵌合部 61 凸条 7 被嵌合部 71 凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 良明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 栗田 真彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 竹田 國浩 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板、前面板及び後面板を備えた軒樋の
    連結構造であって、 その前板、底板及び後板の外面が軒樋本体の内面に当接
    するとともに同外面に被嵌合部を設けた内押さえ部材
    を、底板、前面板又は後面板の何れかに同被嵌合部が嵌
    合される嵌合部を設けた軒樋本体の内側に挿入し連結し
    てなる軒樋の連結構造。
  2. 【請求項2】 前面板及び後面板は、上部にそれぞれ軒
    樋本体の内方へ向け突出する前耳及び後耳と、同前耳及
    び後耳に並設された溝とを有してなり、内押さえ部材の
    前板及び後板の上端を同溝にそれぞれ係合させてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の軒樋の連結構造。
  3. 【請求項3】 前面板は、その略前方上方に屈曲する複
    数の屈曲部を有するとともに、嵌合部を同屈曲部の基端
    から軒樋本体の内側へ向け突出する凸条としてその内面
    に連設し、被嵌合部を該凸条に対応する内押さえ部材の
    前板の、前方側方に開口する凹所としてなることを特徴
    とする請求項2記載の軒樋の連結構造。
  4. 【請求項4】 前面板は、その略前方上方に屈曲する複
    数の屈曲部を有するとともに、嵌合部を同屈曲部の略前
    方へ向けた前面板内面の凹溝として軒樋本体に連設し、
    被嵌合部を該凹溝に対応する内押さえ部材のその略前方
    へ向けた前板外面の凸条としてなることを特徴とする請
    求項2記載の軒樋の連結構造。
JP8471199A 1999-03-26 1999-03-26 軒樋の連結構造 Pending JP2000282638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8471199A JP2000282638A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 軒樋の連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8471199A JP2000282638A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 軒樋の連結構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000282638A true JP2000282638A (ja) 2000-10-10

Family

ID=13838259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8471199A Pending JP2000282638A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 軒樋の連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000282638A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001012031A (ja) 軒樋の連結構造
JP2002167916A (ja) 軒樋継手
JP2000282638A (ja) 軒樋の連結構造
JP2000282639A (ja) 軒樋の連結構造
JP4721265B2 (ja) 軒樋用内継手
JP2001032466A (ja) 軒樋の連結構造
JP2001012030A (ja) 軒樋の連結構造
JP3298316B2 (ja) 外壁材、その施工方法およびその目地構造
JP4807295B2 (ja) 軒樋外曲がり継手
JP3562347B2 (ja) 軒樋
JP2002167917A (ja) 軒樋の接続構造
JP2990648B2 (ja) 建築用出隅セット
JP2002129713A (ja) 軒樋継手と軒樋接続構造
JP2003064833A (ja) 軒樋内継手
JP2000064529A (ja) 軒樋の継手構造
JP5214900B2 (ja) 軒樋外曲がり継手
JP2531166Y2 (ja) 軒樋の内面接続構造
JPH02161056A (ja) 軒樋の接続構造
JP2606451Y2 (ja) 軒樋曲がり継手
JP4807294B2 (ja) 軒樋外曲がり継手
JP2587458B2 (ja) 樋継手
JP5001044B2 (ja) 軒樋外曲がり継手
JP3897307B2 (ja) 上下接合部用幕板の施工構造
JPH0557155U (ja) 軒樋接続部の流路構造
JP2589558Y2 (ja) 軒樋の接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511